2006.11 |
(最新見直し2011.02.18日)
(れんだいこのショートメッセージ) |
ここで、太田龍・氏の時事寸評の2005.11月分.を確認しておく。れんだいこ文法、作法に基づき編集替えしております。 2011.02.17日 れんだいこ拝 |
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1851回 2006(平成18)年11月1日 |
【「ニクソン-岸信介に纏わるM資金」考】 |
1852回 2006(平成18)年11月2日 これは、現在の安倍政権を直撃する内容を含んで居る。一九六〇年、アイゼンハワー政権の副大統領ニクソンは、目前に迫った米大統領選挙に出て、大統領に是非とも当選したいと言う欲望に取り付かれて居た。ニクソンは、「M資金」からのキックバックと引き替えにその管理権を岸信介に引き渡す取り引きをした、と記されてある。一九六〇年、M資金の資産価値は、十二兆三千億円、と見られて居た。岸は、ニクソンからM資金の管理権を得たとき、まず、その中から、一兆円を自分のポケットに入れた、と。(シーグレーブ著、百二十三頁) こう言う種類の事実は、戦後日本のエリート権力階級の立場からすれば、 日本人、日本国民、日本民族に対し、金輪際、秘密にして置かなければならないであろう。ところで、M資金からまっ先に、一兆円(一九六〇年時点)を自分のフトコロに入れた岸信介の、その娘は未だ、生きて居るのか。そう。その娘は生きて居る。生きて居るどころか、岸信介のその娘は、今の日本国首相の母親である。 ところで、「M資金」とは何か。その正体は何か。シーグレーブによれば、M資金とは、満州事変、日支事変、大東亜戦争を通じて、日本陸軍が占領したアジア諸国の人民から掠奪した、金銀宝石などの、天文学的額の資産。その資産のほとんどを日本の敗戦後、米国=米軍が回収した。その大部分は、イルミナティサタニスト世界権力のニューワールドオーダー構築のための秘密資金とした。そしてそのごく一部を、日本の支配階級をイルミナティの忠実なイヌ、番犬、傀儡として飼育し、調教し、育成するための資金とした。それが「M資金」であると言う。こう言う、二重、三重、四重、五重……に、汚れた、国賊売国奴の一味に、「愛国心」とか「美しい国」とかお説教されるいはれは、 我々日本民族には、毛頭、ないのである。 (了) |
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1853回 2006(平成18)年11月3日 シーグレーブの「黄金の戦士たち」(未邦訳)には、A級戦犯容疑者として巣鴨拘置所に収監中の児玉誉士夫の、米国占領軍に対するこ口供書(一九四八年)が、単行本「われ敗れたり」、として出版されたのは、一九五一年、としてある。しかし、この「一九五一年」は、「われ敗れたり」の英語版が出版された年である。その日本語版は、一九四九年=昭和二十四年に出版されて居る。一九四九年=昭和二十四年とは、れっきとした、米軍占領期であり、日本人のすべての言論は、米国(イルミナティサタニスト世界権力)の、世界史上もっとも残酷、残虐、狡猾、犯罪的な検閲、そして洗脳、心理戦争下、に置かれて居た。従って、この児玉誉士夫の著作「われ敗れたり」、が 米国(イルミナティ)占領軍の、日本民族皆殺し侵略戦争の、その戦争=占領目的に合致し、それを推進するものとして、敵国占領軍によって認可された、売国奴的性格の著作であることは、多言を要しない。従って、今、我々日本民族有志は、改めてこの問題の児玉誉士夫著「われ敗れたり」を、入念に検討検証する必要に迫られて居るのである。 児玉誉士夫は、そこで、第二次世界大戦後、日本の主敵は共産主義である。この共産主義と戦い抜くことこそ、日本の右翼、日本の民族派の神聖な任務である。と言った風に論旨を展開する。この児玉の論理の根本的前提を俎上に乗せなければならない。そのためにも、ここで、太田龍著「ユダヤの謀略―世界革命運動の秘密」(一九九五年刊、絶版、日本義塾出版部に若干在庫あり)を、熟読しなければならない。(了) 【参考文献】 (1)児玉誉士夫著「われ敗れたり」(昭和二十四年、六月刊)(この本は、古本も殆んどないが、運が良ければ、まれに見付かることもある) (2)太田龍著「ユダヤの謀略―世界革命運動の秘密」 (3)鬼塚英昭著「二十世紀のファウスト」(私家版、平成十七年十二月刊) |
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1854回 2006(平成18)年11月4日 |
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1855回 2006(平成18)年11月5日 |
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1856回 2006(平成18)年11月6日 |
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1857回 2006(平成18)年11月7日 |
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1858回 2006(平成18)年11月8日 |
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1859回 2006(平成18)年11月9日 |
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1860回 2006(平成18)年11月10日 |
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1869回 2006(平成18)年11月19日 |
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1870回 2006(平成18)年11月20日 |
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1872回 2006(平成18)年11月22日 |
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1873回 2006(平成18)年11月23日 |
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1876回 2006(平成18)年11月26日 |
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1877回 2006(平成18)年11月27日 |
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1878回 2006(平成18)年11月28日 ヴィクター・ソーンは、ロスチャイルドとロックフェラーの関係について、どう見るか。彼は「9・11の悪魔―二〇〇一年九月十一日のテロリスト攻撃に於けるイスラエルの中心的役割」の中で、「アメリカに於けるロスチャイルドの主席代理人(プライマリー・エージェント)としてのロックフェラー家」(前出、七十四頁)言う。ヴィクター・ソーンのこの見方は全く正しい。このことは、既にユースタス・マリンズ著「世界権力構造の秘密」(日本文芸社、絶版)の中で明記されて居る。米国の有志が、この認識に到達したのは、比較的新しい。ヘンリー・フォードの「国際ユダヤ人」(全四巻)は、一九二〇年代初頭、フォードが出資して刊行した新聞、「ディアボーン」に連載された論説を集大成したものである。この時点の米国では、未だ、ロスチャイルド家についての全面的研究調査は進んで居ない。ユダヤ人ないし、国際ユダヤ人、国際ユダヤ金融資本、が問題とされた。この頃、フォードその他によって普及された「シオン長老の議定書」の本当の著者が、ロスチャイルド家の中心人物の一人、と言う風には看破されて居ない。一九一三年十二月に成立した米国FRB(連邦準備銀行)の株式の過半数が、ロスチャイルド財閥の手中にある、と言うことは、まだ米国一般市民に広く知られて居ない。FRBを通じてのロスチャイルドのアメリカ支配に最初に光をあてたのは、詩人、エズラ・パウンドである。ユースタス・マリンズは、一九五〇年前後から米国政府によって精神病院に幽閉されて居たエズラ・パウンドを師として学び、パウンドの指示によって、米FRBの隠蔽された真相を調査して、「FRBの秘密」の最初の版を出版した。これは、事実上は、パウンドの著作であったが、彼は精神病院に監禁されて居るので、自分の名前を出すことが出来ない。そのために、ユースタス・マリンズの名前で出たのである。この「パウンド=マリンズ」の業績を出発点として研究をすすめれば、必然的に、二十世紀、米国の主人はロスチャイルドである。ことが見えて来る。それ以前、米国の有志は、ロックフェラーを米国の悪の元凶、として弾劾した。ゲーリー・アレンの「ロックフェラー帝国の陰謀」(自由国民社、高橋良典訳、全二巻、絶版)は、この水準である。ヴィクター・ソーンは、ロスチャイルドとロックフェラーの関係を正確に、明確に、定義する。いはゆる(9・11)についてもNWO新世界権力完成への一歩をすすめるべく、このアジェンダを設定したのは、イルミナティのピラミッドの頂点に立つ、ロスチャイルドであると、V・ソーンは言う。しかし、米国内で、そのアジェンダ具体化のために仕切ったのは、ロックフェラーである、とV・ソーンは述べる。それでは、イスラエルはどうなるのか。「イスラエル国家」の創設は、まさしく、ロスチャイルド家の事業の一つである。ヴィクター・ソーンは、今のところ順調に正しい方向へと成長しているようだ。(了) |
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1879回 2006(平成18)年11月29日 |
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1880回 2006(平成18)年11月30日 |
(私論.私見)