2006.09

 (最新見直し2011.02.17日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、太田龍・氏の時事寸評2006.9月分を確認しておく。れんだいこ文法、作法に基づき編集替えしております。

 2011.02.17日 れんだいこ拝


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 1790回 2006(平成18)年9月1日

【「ブッシュ米大統領暗殺」考】
 1791回 2006(平成18)年9月2日

 平成十八年九月二日の一部夕刊(東京、讀賣夕刊、日刊ゲンダイ、日刊スポーツ)によれば、英国のテレビ局は、十月九日、「大統領の死」と言うドラマを放送する。そしてこのフィルムは、今月トロントで開催される国際映画祭にも出品されると。このドラマの主題はブッシュ米大統領暗殺、であり、米政府はこの英国映画に激怒して居ると。こんなことは、英国の諜報機関の関与なしに出現することはあり得ない。そして英国諜報機関は、「三百人委員会」に直結し、その指揮下にある。

 「九・一一」事件の直後、デービッド・アイクは、これはイルミナティの捏っち上げた事件であるとの説を述べると共に、イルミナティは、いずれ適当な時期に、ブッシュ米大統領暗殺事件を演出する可能性がある。と予想した。(三交社版、週刊日本新聞編著、「米国同時多発テロの『謀略史観』解析―真犯人は国際イルミナティ三百人委員会だ!」、九十五頁)。

 このような事態は、欧米西側とイスラム世界の衝突を更に決定的な局面へと煮詰めて行くために、彼ら、イルミナティサタニスト世界権力にとっては、大いに役立つであろう。まり「九・一一」と同じく、イルミナティが演出しながら、ブッシュ大統領暗殺犯人は、イスラムの一派である。と宣伝するわけである。前出の英国のフィルムによると、ブッシュ暗殺の犯人は、シリア人、として設定されると。

 この筋書き通り、ブッシュがイスラム教徒によって暗殺されると仮定すれば、ただちにチェイニー副大統領が昇格する段取りである。このチェイニー政権は、シオニスト・イスラエル=ネオコン一味と、殆んど全く一体と成るであろう。かくして、ブッシュ後の米国は、イランに対する核ミサイル攻撃を開始出来る態勢と成るわけである。しかし、ここでの本当の問題はそうした次元には存在しない。アルバート・パイク(一八七一年八月十五日)が予告した第三次世界大戦の、その第一幕(シオニストとイスラム世界の全面対決)が、全面展開される。そのことが問題である。

 日本はどうするのか。日本は、自民党政権の下で、問答無用で、この第三次世界大戦のドマン中に引きずり込まれて行く。米国(イルミナティサタニスト世界権力)の完全な走狗と化した、現自民党政権に、ノー、を突きつけなければ成らない時である。(了)

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 1792回 2006(平成18)年9月3日

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 1793回 2006(平成18)年9月4日

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 1794回 2006(平成18)年9月5日

【広島に原爆を投下した米軍機の愛称「エノラ・ゲイ」の意味】
 1795回 2006(平成18)年9月6日

 
二、三年前、ある本の中に、広島に原爆を投下した米軍機の爆撃機に、その乗組員たちは、「エノラ・ゲイ」と言う愛称を付けた。その「エノラ・ゲイ」の意味は、ユダヤ人のことばで、「天皇を屠れ」の意味である、と述べた。すると、ある読者が、その出典を教えてほしい、と言って来た。ところが、そのときは、その出典を思い出すことが出来ない。それからずっと気にかけて居たところ、今日、その出典を発見した。それは、「あるユダヤ人の懺悔―日本人に謝りたい」(モルデカイ・モーゼ著、久保田政男訳、日新報道刊、一九七九年、一九九九年)。この本の二百三十一頁、原爆搭載機「エノーラ・ゲイ」は、天皇を抹殺せよ

 「この意味はほとんど日本では知られていないようである。それはイディッシュ語である。イデッシュ語とは中東欧のユダヤ人が使っている言葉で、現在はニューヨークのユダヤ人の間で多少使はれている程度であるが、第二次大戦前までは中東欧で非常によく使われている言葉で、ヘブライ語、ロシア語、ドイツ語の混血語といえよう。さて Enola Gay の意味であるが、『天皇を屠れ』がそれである」。

 筆者は、この本を二十数年前に読んで居る。その後の筆者の研究では、この本の本当の著者は、訳者とされている久保田政男氏であって、「モルデカイ・モーゼ」の一件は、山本七平氏が「イザヤ・ベンダサン」のペンネームで本を出したのと同じケースであろう。筆者の久保田政男氏は、昭和七年(一九三二年)生まれ、とあるが、没年が分らない。筆者はかなり以前、久保田政男氏が反ユダヤ反フリーメーソン的著作を日本で出版し始めたので、暗殺された、と言う話を聞いた記憶があるが、これは確認出来ない。敗戦前、反ユダヤ反フリーメーソンの有力な研究者の一人に、久保田栄吉(一八八七年生まれ)、と言う人物が居た。久保田政男氏は、この久保田栄吉氏の子息である、と聞いたが、これも確認は得られて居ない。しかし、本書にある、「エノラ・ゲイ」は、イディッシュ語で「天皇を屠れ」の意味である。とは、久保田政男氏の調査した裏付けのある説である、と、思はれる。(了)

【イルミナティの演出する第三次世界大戦の地獄へと、売国奴自民党政権は日本人一億二千万人を狩り立てて行く今】
 1796回 2006(平成18)年9月7日

 ブッシュ米大統領は、最近、連続的にイスラム原理主義的陣営こそ、ナチス、ソ連共産主義に匹敵する新しい米国の主敵である、と言ふ趣旨の発言をして居る。このブッシュ大統領の発言を起草するスピーチライター、そして、これらのスピーチライターに何を書くべきかを指示するホワイトハウス内外の黒幕は誰か。それは、米国を完全に占領して居るユダヤである、とテックス・マーズは言う(『パワー・オブ・プロフェシー』、二〇〇六年九月号、バビロン二十一世紀―ユダヤ地球帝国の出現)。

 ごく最近の発言の中でブッシュは、イスラム原理派国際組織の、あの有名なビン・ラディンについて、ビン・ラディンは、超A級の人物であると、米国人に印象付けようとした。ジョン・コールマン博士は、二〇〇二年、二〇〇三年の著述の中で、ビン・ラディンは、三百人委員会のヒモ付きの工作員であり、そのようなものとして、彼は、レーニンにも匹敵する大物である。と言う風に述べて居た。ビン・ラディンは、三百人委員会が彼に与えた任務、役割を果し終えるまでは、消えることはないであろう、とも。三百人委員会が、ビン・ラディンに与えた役割とは、イスラエル及びイスラエル化した米国と、全イスラム世界との、全面的戦争へと事態を発展させること、である。これは、イルミナティサタニスト世界権力が設定して居る、第三次世界大戦の第一局面の実現を意味する。この場合の鍵は、「米国のイスラエル化」である。つまり、米国がシオニスト化すること、米国がシオニストキリスト教を奉ずる「神権国家」として完成すること。を前提とする。

 もちろん、この枠組は既に完成されて居る。しかし、これらのことすべては、日本にとって対岸の火事、他人事か。否、敗戦後の売国奴政権六十年の間に、とりわけ日本史上極悪の売国奴小泉政権五年の間に、米国=イルミナティサタニスト世界権力の日本占領は完成された。米国がシオニストキリスト教神権国家として登場した、と言うことは、日本もまた、このシオニスト神権国家の歯車の一コとして組み込まれることを意味する。このアジェンダに抵抗する者は、小泉が郵政民営化政策強行時に示した如く、容赦なく、抹殺されるであろう。日本人が、全イスラム世界を敵とする米国シオニストユダヤの戦争を、どう判断するか。「彼ら」は、日本人に、それについての判断の自由、選択の自由、を与える気は毛頭ないであろう。オベイ、オア、ダイ。命令に服従せよ。さもなくは死。このように、彼ら米国=イルミナティサタニスト世界権力とその日本の手先たちは、日本人に対して突き付けるのである。極悪売国奴国賊自民党政権は長きに亘って、「日本は米国と価値観を共有する」、などと、ヌケヌケと放言して来た。かくして一億二千万人の日本人は、羊の群れのごとく、売国奴自民党政権によって、第三次世界大戦の地獄へと、突き落されつつある。了)

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 1797回 2006(平成18)年9月8日

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 1798回 2006(平成18)年9月9日

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 1799回 2006(平成18)年9月10日

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 1800回 2006(平成18)年9月11日

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 1801回 2006(平成18)年9月12日

 
ヘンリー・メイコウ、二〇〇六年九月八日付けニューズレター。メイコウはここで、 「ワシントン・ポスト」紙と、「タイム」誌の最新号が、 9/11についての米国政府の陰謀を追及する米国の有志 グループの説を、詳細に紹介した、そのことを問題として居る。ワシントン・ポストと、タイム。 この二つのメディアは、イルミナティサタニスト世界権力に直結 する米国内マスコミのいはゆるフラッグシップ「旗艦」である。このような「主流派」マスコミが、9/11陰謀論を取り上げて 報道するとは、どう言うことか。メイコウは、イルミナティ奥の院の戦略を、次のように推理する。

 (1)ベトナム戦争時のダニエル・エルスバーグの「ペンタゴンペーパース」の手口をもう一度。

 (2)つまり、ブッシュを攻撃し、ブッシュを悪者にして、

 (3)民主党政権を作らせる。

 (4)民主党のよりやさし気なファシズムへ移行し、

 (5)そして次の段階のための計画を準備する。

 (6)と言う。

 (7)この場合には、次の大規模な事件の演出は、今すぐには、生じないであろう。

 (8)ブッシュは、非常に役に立った。しかし、彼の役割はもう終った、と。

 メイコウのこの推理が、当たっているかどうかは分らない。ちなみに、メイコウが想起するベトナム戦争時のお話し。これは、もう三十七、八年前のことであるから、多くの日本人は知らないし、また忘れて居る。イルミナティの奥の院が再編しつつある新しい戦略戦術を、メイコウのこの論説は、 白日の下にさらけ出したのではなかろうか。(了)


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 1802回 2006(平成18)年9月13日

【林秀彦著「この国の終わり」考】

 1803回 2006(平成18)年9月14日

 新刊、平成十八年九月二十日刊 林秀彦著「この国の終わり」(成甲書房)。この新著で、林秀彦氏は、有史以前から日本列島のくらしで平和呆けした日本人は、 考えることが出来ない、ことを強調して居る。考えるのでなく、感じる。直感する。理よりも情。(しかし今や日本人には情も理も失はれた、と) この見方は一応、正しい。現代日本で言えば、例外的に考えることをなし得た日本人も、 ごくまれに存在する。ごく少数のその例外の一人は、 坂元邁(ツトム)氏(一九二六〜一九八四年)である。筆者は、坂元邁氏の最晩年(一九七九年〜一九八四年)、 志と行動を共にした。坂元さんの「マイナスの科学」理論は、 実はよく考え抜かれて居り、西洋式唯物主義、自然科学を 根底的に批判、超克し得て居た。筆者は、坂元さんとの出会いのそもそもの最初から、 一読してその真価を理解した。しかし、一般世間には、なんとしても、この坂元科学論が 理解されないままである。

 これは、坂元さんが、良く考えて居るのに、一般日本人は、 考えることが出来ない、考えない、考えることをしない。その結果であろう。明治以降、日本の学界からも、きはめてまれに何人かの 良く考えるすぐれた学者は、出現する。しかし、そうした例外的に自分で考えることをした すぐれた学者は、学界からも世間からも見捨てられる。その実例の一人は、小田切瑞穂である。一九六〇年代後半以降の岡潔も。つまり、日本人一般は、 考えない、考えることが出来ない、従って、考えることを 要求されると、すぐに去ってしまうのである。林秀彦氏の新著が論証して居るように、イルミナティの「陰謀(コンスピラシー)」は、 この西洋人の考える能力をトコトンまで突き詰めたその究極 のところで成立する。従って、考えることをしないで来た日本人が、 このようなものとしてのイルミナティの陰謀を、やすやすと理解出来る道理がない。

 そこで、日本人はあっさり、陰謀の存在そのものを否定する。あるいは、せいぜい、それをおチャラかし、冗談のタネにし、 嘲笑する。しかし、林秀彦著が警告する通り、このまま、考えることをせずに事態が推移すれば、日本は、イルミナティ、三百人委員会の陰謀によって、全滅させられ、日本は、永久にこの地上から消えてしまう。日本民族有志のなすべきことは、 イルミナティの謀略、陰謀の解明と曝露に全力を集中すること、 以外にないのである。(了)

 【参考文献】

○坂元邁著「UFOは第二の黒船だ」
○坂元邁著「マイナスの科学」
○坂元邁著「自然科学上の世界観を変えろ」
○坂元邁著「地球維新」
○坂元邁著「世界維新」
 (すべて絶版)


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 1804回 2006(平成18)年9月15日

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 1805回 2006(平成18)年9月16日

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 1806回 2006(平成18)年9月17日

 「太田龍の時事寸評2006.9.21日付bP810」の「ブッシュ米大統領はサタン=悪魔であると、きわめて正当なチャべス・ベネズエラ大統領の国連総会演説」は次のように記している。日本義塾に関係するくだりを抜書きする。(れんだいこ責編集)
 以下に、日本義塾、平成十七年一月から平成十八年八月までの講義の演題目録を掲示する。なお、これらの講義は録音されて居り、希望者は購入可能である。一回二千円(送料含む)。送金は下記の日本義塾出版部の専用郵便振替口座へ。00160−6−594323 日本義塾出版部

 【事務局注】

  (不馴れのため、一部のテープに録音状態不十分なものがあることをあらかじめご承知下さい。とくに録音状態がひどい場合は、希望すれば録音状態のひどくない他の回のものに変更することも可能です。その場合はお手数ですが、ご返送下さい。)(了)

 【平成十五年度日本義塾開講(月一回)】

○ 平成十五年一月二十三日(木)………注:この回の録音テープ無。苗代国学精神の継承。

◯ 平成十五年二月二十七日(木)
  ウォルマートの日本侵入。日本の小売業者と地域住民の生活に、空襲警報。

◯ 平成十五年三月二十七日(木)
  岡潔、その正当且つ全体的な批評と評価。―明治十年、西郷隆盛没後、唯一人の代表的縄文日本人としての岡潔――

◯ 平成十五年四月二十四日
  胡 蘭成の思想に学ぶ

◯ 平成十五年五月二十二日(木)
  苗代国学の復活を、日本民族蘇生の第一歩に。とりわけ、「純正古事記」第五巻、「日本民族の結婚觀」を中心として。

◯ 平成十五年六月二十六日(木)
  米国のいはゆる「ネオコン」派の正体についての、日本で始めての、全面的、総体的曝露と批判。

◯ 平成十五年七月二十四日(木)
  「天皇破壊史」 「縄文日本文明一万五千年史序論」その読み方。イエズス会なるしろもの、及び、イルミナティ世界権力の対日侵略戦争、日本民族を一人残らず皆殺しにすることを目標とする侵略戦争の主たる工作機関について。その他。

◯ 平成十五年八月二十八日(木)
  苗代国学入門。そして、苗代国学の精髄を学ぶ。

◯ 平成十五年九月二十五日(木)
  孝明天皇の御代と、明治以降の、明確な断絶。評傅西郷隆盛のための序論。

◯ 平成十五年十月二十三日(木)
  天寿學文明の入り口としての、「たべのも學」及び「家畜制度全廢論」。

◯ 平成十五年十一月二十七日(木)
  デーヴィッド・アイクの英文新著『時間の輪の物語』を批評する。アイク思想展開の今後の問題點。

  及び、邦譯『不思議の国のアリス』(『究極の大陰謀――九・
  一一テロの最終審判』三交社、上下二巻、十一月二十日公刊予定)について。

◯ 平成十五年十二月十八日(木)
  幕末明治以降、売国奴福沢諭吉を尖兵とする極悪国賊売国奴学問奴隷、日本「経済学者、エコノミスト、経済評論家、経済官僚」などの売国奴性を徹底的に粉砕する。アダム・スミスを中核とするイルミナティ世界権力の悪魔主義イデオロギーの一掃。米FRB、イングランド銀行、BIS、IMF、世界銀行などの即刻廃棄。

【日本義塾平成十七年一月〜十二月講義の目録】

○ 平成十七年一月二十八日
  フリーメーソンとイルミナティ問題

○ 平成十七年二月二十五日
  西洋言語学の批判。西洋悪魔主義言語学とその手先=東大言語学科を中核とする日本の国賊言語学アカデミズムによる、日本言霊破壊百三十年侵略戦争。いかにしてこれに反撃すべきか。

○ 平成十七年三月二十五日
  日本が、昭和二十年八月十五日敗戦から形式的独立回復(昭和二十七年四月二十八日)まで、米(イルミナティ)占領軍のきわめて厳重な情報封鎖によって、世界情勢の推移から、完全に切断された。その空白が、その後も埋められることなく、ますます悪化して居る、その認識が必要。マッカーシー問題についての検証は、その最も重要なものの一つ。

○ 平成十七年四月二十二日
  坂元邁(ツトム)科学理論の解説と批評、その現代的発展。

○ 平成十七年五月二十七日  
  最近出現した重要なユダヤ人思想家 ヘンリー・メイコウについての研究

○ 平成十七年六月二十四日
  「九評共産党(中国共産党についての九つの論評)」(大紀元社説シリーズ)中共政権崩壊と、その後の展望。そしてそれが世界情勢に与える影響。そして更に日本への衝撃。

○ 平成十七年七月十五日
  櫻澤如一批評。その歴史的限界。そしてそれを乗り越える。

○ 平成十七年八月十九日
  スクーセン著「世界歴史をカネで動かす男たち」(裸にされた資本家)解説。陰謀論に対するイルミナティの手先たち、極悪売国奴學問奴隷たち、売国奴マスコミ人の誹謗中傷のその正體。

○ 平成十七年九月十六日
  坐の文化の傳統を日本民族が取り戻すことの重要性

○ 平成十七年十月二十一日
  「長州の天皇征伐」、そしてその長州の背後にひそむ魔物は。

○ 平成十七年十一月十八日
  小栗上野介の名誉回復

○ 平成十七年十二月十六日
  ジョン・コールマン博士著The TAVISTOCK INSTITUTE OF HUMAN RELATIONS 二〇〇五年十一月

【日本義塾平成十八年二月〜八月 講義の目録】

○ 平成十八年二月 
  鬼塚英昭著(「天皇のロザリオ」「二十世紀のファウスト」)をたたき台として「昭和天皇」を検証し、批判し、評価し、総括する。

○ 平成十八年三月 
  西郷南洲精神の現代的継承発展のための、これまで欠けて居た決定的な「環」についての考察

○ 平成十八年四月 
  ヴィクター・ソーン著「ニューワールドオーダー・エクスポーズド」(曝露されたニューワールドオーダー)の英語本と邦訳本を比較検証する。

○ 平成十八年五月 
  ケネディ暗殺事件

○ 平成十八年六月 
  マティアス・チャン著「早送りの未来―シオニスト米英帝国主義のメルトダウン」

○ 平成十八年七月 
  宇宙文明の在るべき理想像。李洪志と松居桃樓の解釈する法華経。

○ 平成十八年八月 
  一九九八年(平成十年)に開始されたユダヤイルミナティの第五次対日侵略戦争。

○ 平成十八年九月
  ロスチャイルド家の正体全面開示


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 1812回 2006(平成18)年9月23日

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 1813回 2006(平成18)年9月24日

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 1814回 2006(平成18)年9月25日

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 1815回 2006(平成18)年9月26日

 今次世界大戦の性格は、ユダヤ問題を研究する者の立場より見るならば、ユダヤ人の人類殲滅戦である」(愛宕〈あたご〉北山著『猶太〈ユダヤ〉と世界戦争』、176頁。昭和18年8月刊)。これは、昭和17年11月5日の日付けのある「大東亜戦争勃発後の世界情勢」と言う論文から引用した。この中の今次世界大戦とは、第二次世界大戦のことである。「ユダヤ人の人類殲滅戦」とは、今の日本人には、チンプンカンプン。まるで、意味が通じないであろう。しかし、これは根拠なしの放言ではない。アメリカの有力ユダヤ新聞、「アメリカン、ヒブリュー(これは『ヘブライ』のこと)は、一昨年[昭和15年=1940年]12月4日に、「戰爭の意義が現在ほど明瞭であったことはない。今や全人類は、その戰爭觀念をめぐって二つの陣営に分けられてゐる。即ち、この戰爭は、ユダヤ人を敵視する者を相手取ったユダヤ人**の戰ひである。全世界は今やユダヤ的な生存形式が勝つか、ユダヤに敵對する者のそれが勝つのかの戰に鎬を削ってゐるのである」と書いたし、また某英国紙もその頃この戰は『ユダヤの聖戰』であることを主張した……」(前出、177頁)。

 第二次世界大戦は、1939年、ヨーロッパで開始された。ドイツ、イタリー陣営と、英国、フランス、ポーランド陣営の戦争である。しかし、米国が正式に参戦できない。1941年には、ドイツとソ連の戦争、そして日本が米英オランダに宣戦布告して、ここに名実共に世界大戦となった。これは、ユダヤの人類殲滅戦として計画された、と言う。前出著作の表紙に、旧約聖書(又はユダヤ教的には、モーゼ五書)の中の申命記(七ノ十六)からの引用が記されてある。曰く、汝は神エホバの汝に付したまはんところの民をことごとく滅しつくすべし。ここで、古い日本語表現で、付す、付したまはん、とある、「付す」とは、汝に所有せしめる、汝の所有物とする、の意味である。つまり、エホバ神がユダヤ人に与えて、ユダヤ人の所有物たらしめたところの民を、ことごとく滅しつくせ、と言う。

 キリスト教の言うところの旧約聖書は、ユダヤ教のトーラー又は、モーゼ五書と、同じものではない。モーゼ五書とは、創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記を言う。キリストヘの旧約聖書の最初の五篇は、ユダヤ教のトーラー、又は、モーゼ五書に相当する。しかし、軽率に、両者を同じものと妄信してはならない。ユダヤ教に於ては、(1)モーゼ五書=トーラー=律法、(2)それについての注釈書、タルムード、(3)それらについての生ける現存のラビの説ヘ、(4)更に最深部のカバラ学と、四つの段階が設定されて居る。明治以降、日本のいはゆるアカデミズム=大学の正教授の中で、ユダヤフリーメーソンを根底的に研究し、批判を加えた学者は、あとにも先にも東北帝大ドイツ文学教授愛宕北山(本名奥津彦重)先生、唯一人、である。愛宕北山著「猶太と世界戦争」(昭和十八年)は、今、日本人が第二次世界大戦を総括するに当って、研究の根本とすべき文献であることを知らなければならない。(了)

 【参考文献】
 太田龍著「ユダヤ問題入門」(平成五年刊、絶版。若干在庫あり、日本義塾出版部で取り扱い中)トップページに注文フォームがあります。

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 1816回 2006(平成18)年9月27日

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 1817回 2006(平成18)年9月28日

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 1818回 2006(平成18)年9月29日

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 1819回 2006(平成18)年9月30日

 「世論調査」なるものが、三百人委員會=イルミナティサタニスト世界權力の心理戰爭の司令部、タヴィストック研究所の發明品である事は、ジョン・コールマン博士によつて、明らかにされて居る。敗戰後、日本に導入された「世論調査」も、タヴィストック研究所を經由する、イルミナティサタニスト世界權力の、日本民族抹殺を目標とする侵掠戰爭の一環である、と見なければならない。

 敗戰後の歴代首相の人氣投票=世論調査の數字は何を意味するか。 それは、イルミナティサタニスト世界權力の日本の歴代首相に對する評價の點數を、ほぼ示して居る。その首相に對する世論調査支持率が高いほど、その首相は、イルミナティサタニスト世界權力によつて高く評價されて居る事を意味する。ある首相の支持率が低くなつて行くこと、それは、即ち、この首相の路線がご主人樣たるイルミナティサタニスト世界權力=三百人委員會の意に反し、その利益に反して居る事。 從つて、それは、ご主人さま=三百人委員會は、その首相をクビにすべきである、と判斷して居る事を示すのである。

 小泉首相は、五年間、いはゆる世論調査に於て異常な高支持率を得た。 これは、小泉の日本破壞戰爭路線が、ご主人さま=イルミナティ三百人委員會の意志に全く忠實であつた事實の反映である。さて、今、安倍政權が登場すると、 「世論調査」は、異常に高い支持率を與へた。 これは何を意味するか。 既に、安倍が米國ワシントンDCに於て、米國政府首腦と會談して居り、 そこで、米國(イルミナティ)政權中樞が、安倍にヒモを附けた、ことを意味する。 安倍政權は小泉につづき、米國=イルミナティサタニスト世界權力の忠實な走狗であると、信認されて居るのである。

 それでは、米國=イルミナティサタニスト世界權力は、安倍政權に如何なる任務を與へるのか。 それは以下の如きものであらうと、推理する。
 (1)小泉政權期につづき、 日本の資産すべてを米國(イルミナティ)に、二束三文で引き渡す作業を繼續する。これは、自明の前提である。
 (2)日本は、米國(イルミナティ)の主導する第三次世界大戰の戰場へと、決定的一歩を踏み出すべきである。
 (3)この行動に反對する日本人を潰滅させよ!!


 つまり、安倍政權は、小泉政權の單なる延長であつてはならない。 安倍政權は、(2)(3)項の實現に向かつて、強行突破せよ! と命令されて居る。イルミナティの第三次世界大戰のアジェンダは、全イスラム世界と、シオニストイスラエル、そしてシオニズム化された「キリスト教」の聯合體との、全面衝突を、第一幕とする、と言ふ。 日本もまた、米國の尖兵としてイスラム世界との全面戰爭に動員させられなければならない、と。今、日本人の中で、イスラムと本氣で戰爭すべし、などと本氣で考へる者は殆んど存在しないであらう。然し、米國=イルミナティのご主人さまは、安倍政權に對して、イスラムとの對決に反對する日本人を全滅させろ!! と命令するであらう。 安倍政權は、この方向に日本を引きずつて行くやう、ご主人樣によつて嚴命されて居る。これが、現時點の日本をめぐる政治情勢の要點である。(了) 





(私論.私見)