2005.05

 (最新見直し2011.02.17日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、太田龍・氏の時事寸評の2005.5月分を確認しておく。れんだいこ文法、作法に基づき編集替えしております。

 2011.02.17日 れんだいこ拝


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 第1296回 2005(平成17)年5月1日

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 第1297回 2005(平成17)年5月2日

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 第1298回 2005(平成17)年5月3日

【「ビルダーバーグ年次総会」考】
 第1299回 2005(平成17)年5月4日

 「アメリカン・フリープレス」二〇〇五年五月九日号、一、三頁。ジェームス・P・タッカーJr。ここに、ビルダーバーグの二〇〇五年年次総会が、五月五〜八日、ドイツ、ミュンヘン近郊四十マイルのリゾートホテル(客室は百八十八)で開催される。との第一報あり。Dorint Sofitel Seehotel Ueberfahrt. 出席者。デーヴィッド・ロックフェラー ヘンリー・キッシンジャー ドナルド・グラハム(ワシントン・ポスト)  ニューヨークタイムス、ロスアンジェルスタイムス ABC、CBS、NBCテレビの首脳。その他。

 今回は、ビルダーバーグは、更に秘密裡に彼等の年次総会を開くようである。例年は、六月初旬。参加者は、百数十名。ホテルの従業員は、秘密を厳守するよう、警告されて居ると。J・P・タッカーは、続報を、アメリカンフリープレス紙に書くであろう。

 米国政府高官若干名と、数名の米国議会議員、ヨーロッパとブリテン(英国)の政府首脳、高官も参加するであろうと。それから、世界金融界首脳。日本人はこれまで通り、誰一人、招待されない、か。どころか、日本人には、この会議の存在そのものが知らされない。ここで何が討論され、決定されるのか。それは、「グローバル・アジェンダ」であると言う。「グローバル・アジェンダ」とはなんのことか。それは、NWOニューワールドオーダー新世界権力体制つまるところ、世界人間牧場の完成、に向けての日程である。

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 第1300回 2005(平成17)年5月5日

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 第1301回 2005(平成17)年5月6日

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 第1302回 2005(平成17)年5月7日

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 第1303回 2005(平成17)年5月8日

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 第1304回 2005(平成17)年5月9日

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 第1305回 2005(平成17)年5月10日

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 第1306回 2005(平成17)年5月11日

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 第1307回 2005(平成17)年5月12日

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 第1308回 2005(平成17)年5月13日

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 第1309回 2005(平成17)年5月14日

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 第1310回 2005(平成17)年5月15日

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 第1311回 2005(平成17)年5月16日

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 第1312回 2005(平成17)年5月17日

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 1313回 2005(平成17)年5月18日

 アメリカン・フリー・プレス。二〇〇五年五月二十三日。J・P・タッカーJr。ここに、二〇〇五年五月五〜八日、ドイツ、ミュンヘン近郊のホテルで極秘裡に開催された、ビルダーバーグ年次大会についての記事。以下に、その要点を列記する。

(1)キッシンジャーは、二年以内に、石油の価格が、一バレル百五十ドルに達するであろう、と予告したと。
(2)ジェームス・ベーカーも、同じ予告をした。
(3)米国ヴァージニア州知事、マーク・ワーナー(Mark Warner)(民主党)が、始めてビルダーバーグに出席した(招待された)。これは、ビルダーバーグが彼を、米国の大統領候補の一人として考慮中であることを示すと。
(4)国連税問題がまた議論されたと。これは、一バレル十セントの石油取引税。

 五月五〜八日のビルダバーグ年次総会に出席した(参加を許可された)ジャーナリストの一部。

(1)フィガロ
(2)デル・スタンダード
(3)ワシントン・ポスト
(4)ディー・ツァイト
(5)タイム
(6)インターナショナル・ヘラルド・トリビューン
(7)フィナンシャル・タイムズ
(8)ニューズ・ウィーク
(9)エコノミスト(ロンドン)

○参加メンバーは、約百二十名。この中には、

(1)ナタン・シャランスキー(イスラエル)
(2)ウオルフォヴィッツ(世界銀行総裁)
(3)マイケル・レディーン(ネオコン、米国、AEI)
(4)キッシンジャー
(5)デーヴィッド・ロックフェラー

などが含まれる。

 キッシンジャーが、二年後に、石油一バレル百五十ドル、と予測(予告)した。との報道は、重要であろう。二年後とは、二〇〇七年のこと。FTW誌は、世界の石油ピーク点は、二〇〇七、八年と警告した。しかし、日本の、白痴化痴呆化しつつあるエリート権力階級は、同じく白痴化しつつある、マスコミ、学者、「エコノミスト」評論家などを含めて、誰ひとり、そんな事態を予測して居ない。

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 1314回 2005(平成17)年5月19日

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 1315回 2005(平成17)年5月20日

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 1316回 2005(平成17)年5月21日

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 1317回 2005(平成17)年5月22日

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 1318回 2005(平成17)年5月23日

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 1319回 2005(平成17)年5月24日

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 1320回 2005(平成17)年5月25日

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 1321回 2005(平成17)年5月26日

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 1322回 2005(平成17)年5月27日

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 1323回 2005(平成17)年5月28日

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 1324回 2005(平成17)年5月29日

 
ジョン・ダニエル著「スカーレット・アンド・ザ・ビースト」(全三巻。未邦訳)。フリーメーソンについてのこの古典的著作については、筆者は、これまで何十回となく紹介し、論評した。ダニエルのこの著作は、キリスト教徒の立場から、サタンがその計画を、二本立てで推し進めること、そしてその二本立てとは、ヨハネ黙示録にあるようにスカーレット(淫婦)と、ビースト(野獣)と、この二つ。そしてこの一千年来については、この二本立ては、シオン修道院と、神殿騎士団と。更にそれは、近代に於ては、英国フリーメーソンと、フランスフリーメーソンと、この両立て、と言う。

 英国フリーメーソンとフランスフリーメーソンは、表面的には激しく戦う。しかし、奥の院ではこの両者は、イルミナティによって統合されて居ると言う。ここでの問題は、ジョン・ダニエルによれば、米国のリンドン・ラルーシュ(EIR誌)が、実は、フランスフリーメーソンである、(『スカーレット・アンド・ザ・ビースト』第一巻付録)、と言う。そこのところである。ラルーシュ一派は、たしかに英国フリーメーソンに対しては、批判し攻撃する。しかし、彼(彼ら)は、決してフランスフリーメーソンを攻撃しない、と言う事実にダニエルは着目した。

 筆者は、昨二〇〇四年八月、米国の大統領候補が、共和党 ブッシュ 民主党 ケリーと決定されたとき。ラルーシュ(EIR)一派が、ケリーの当選に全力を挙げよ。などと呼号し始めた。その時点で、ラルーシュ(EIR)の一派と、もはや友好的な関係を維持することは出来ない、と決断した。ケリーもブッシュも、両方ともスカルアンドボーンズである。ラルーシュ(EIR)一派は、このスカルアンドボーンズ問題を一貫して黙殺した。スカルアンドボーンズは、米国に於けるイルミナティの有力な機関である。ラルーシュがフランスフリーメーソン員であるとしたら、スカルアンドボーンズ問題についての、ラルーシュ派のこの奇怪な態度は、十分説明がつくであろう。この問題は、今後も必要に応じて、検証を続けて行く。(了)

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 1325回 2005(平成17)年5月30日

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 1326回 2005(平成17)年5月31日





(私論.私見)