2005.04 |
(最新見直し2011.02.17日)
(れんだいこのショートメッセージ) |
ここで、太田龍・氏の時事寸評の2005.4月分を確認しておく。れんだいこ文法、作法に基づき編集替えしております。 2011.02.17日 れんだいこ拝 |
【】 |
1266回 2005(平成17)年04月1日 |
【】 |
1267回 2005(平成17)年04月2日 |
【ユダヤの支配するUPI通信が次期ローマ法王として、ユダヤ人の枢機卿ジャン・マリー・ラスティガーを売り込むと。(M・C・パイパー)】 |
第1268回 2005(平成17)年4月3日 マイケル・コリンズ・パイパーのニューズレター、二〇〇五年四月三日。「ユダヤの支配するUPI通信が、ユダヤ人を次の法王として売り込む」と。ヨハネ・パウロ二世は死んだ。すると、ユダヤの支配するUPI通信は、ヨハネ・パウロの次のローマ法王の候補として、もとパリ大司教、ジャン・マリー・ラスティガーを売り込んだ。ジャン・マリー・ラスティガーは、今、七十七才。両親はユダヤ人。十四歳のときにキリスト教に改宗したとは言え、彼は、ユダヤ人であり続けて居る。 「私はユダヤ人として生れた。そして私は今もユダヤ人である。私にとって、イスラエルの役割は、ゴイム(非ユダヤ人)に光をもたらすことである。それは私の希望でもあり、そして私は、キリスト教はそれを達成するための手段であると信じる」。これは、「ジャン・マリー・ラスティガーは、二番目のユダヤ人法王となるか?」と言うUPIの記事であると。二番目のユダヤ人法王とは何のこと。つまり、最初のカトリック法王は、ペトロ(英語ではピーター)、つまり、キリストの十二人の使徒の筆頭。ペトロはユダヤ人であると。 かくして、もとパリ大司教ジャン・マリー・ラスティガーは、目出度く、次の法王に選ばれて、「ぺトロ二世」、二人目のユダヤ人法王へ、と。ちなみに、M・C・パイパーによれば、UPI通信は、親イスラエル的な文鮮明の統一協会によって所有されて居ると。なお、この文鮮明統一協会の中枢メンバーの一人は、ロスチャイルドの系列の、アルノー・デ・ボーチグラーベ(Arnaud De Borchgrave)であると。 ユダヤ人であり続けることを公言する、このカトリック教僧侶は、一九八一年、パリ大司教に任命され、一九八三年、枢機卿に。最近、彼は、パリ大司教を辞任したが、枢機卿であることは変らない。ユダヤ人であり続けながらカトリック枢機卿でもあるとはどう言うことか。この奇々怪々なしろもの。一九六〇年代初頭のあの悪名高き、カトリック教会第二バチカン公会議。このバチカン公会議のあと、カトリックは全面的にそして、公然と「ユダヤ化」しつつある。そしてこの過程は、どこへ行き着くのか。これはNWOニューワールドオーダーの計画する、単一世界宗教完成のための布石の一つ、ではないのか。(了) |
【】 |
第1269回 2005(平成17)年4月4日 |
【】 |
第1270回 2005(平成17)年4月5日 |
【】 |
第1271回 2005(平成17)年4月6日 |
【】 |
第1272回 2005(平成17)年4月7日 |
【】 |
第1273回 2005(平成17)年4月8日 |
【】 |
第1274回 2005(平成17)年4月9日 |
【】 |
第1275回 2005(平成17)年4月10日 FTW(荒野から)誌、ニューズレター、二〇〇五年四月七日。ジャメイ・ヘクト(Jamey Hecht)「日本と中国――次の二分間のための米国の戦略的展望」。これは非常に重要な記事である。次の「二分間」とは、比喩的な表現。ごく近い未来のこと。 ヘクト曰く。(1)石油ピークの到来は日本を壊滅させるであろう。(2)日本は、三つの相互に結び付いた勢力によって支配されて居る。1.ペンタゴン(米国防省)。2.右翼ヤクザ。3.国際資本。(3)米軍統合参謀本部は、中国が日本との闘争で勢力を消耗することを望んで居る。(4)ペンタゴン、ラングレイ(米CIA)そして米大統領官邸は、イラクを支持煽動して、十年間、イランに対する戦争をやらせた。そして、それからご用ズミに成ったイラク(フセイン体制)をゴミ箱に投げ入れた。(5)ペンタゴンとホワイトハウスは日本を、今、中国との戦争にけしかける。(6)それから…… このヘクトの観測は、まことにそのものズバリ。その通り、と言うしかない。そして、ペンタゴンとCIAは、この線に沿って、今、日本の防衛庁自衛隊内の手先、工作員を通して、中国との戦争に向けて、煽動しつつあるように見える。この米国(イルミナティ)の見えすいた謀略のお先棒をかついで居るのが、「正論」「諸君」「ヴォイス」などの、いわゆる「親米保守」派の月刊誌上の、親米保守派の評論家たち。 イルミナティの東アジア戦略は、(1)中共中国と日本の武力衝突。(2)朝鮮半島は、全体として中共中国の支配下に。(3)そして、日本はかくして、中共中国及び、その支配下に入って朝鮮半島(北朝鮮と韓国)と激突させられる。(4)両方共倒れ。と言うこと。しかしこんなシナリオは、少しでも知恵のある者には、あまりにも見えすいて居る。けれども、加速度的に痴呆化がすすむ日本の白痴エリート権力者階級にはそれが全く見えない。 |
【】 |
第1276回 2005(平成17)年4月11日 |
【】 |
第1277回 2005(平成17)年4月12日 |
【】 |
第1278回 2005(平成17)年4月13日 |
【】 |
第1279回 2005(平成17)年4月14日 |
【】 |
第1280回 2005(平成17)年4月15日 |
【】 |
第1281回 2005(平成17)年4月16日 |
【】 |
第1282回 2005(平成17)年4月17日 |
【】 |
第1283回 2005(平成17)年4月18日 |
【】 |
第1284回 2005(平成17)年4月19日 |
【】 |
第1285回 2005(平成17)年4月20日 |
【】 |
第1286回 2005(平成17)年4月21日 |
【】 |
第1287回 2005(平成17)年4月22日 |
【】 |
第1288回 2005(平成17)年4月23日 |
【】 |
第1289回 2005(平成17)年4月24日 |
【】 |
第1290回 2005(平成17)年4月25日 |
【】 |
第1291回 2005(平成17)年4月26日 |
【】 |
第1292回 2005(平成17)年4月27日 |
【】 |
第1293回 2005(平成17)年4月28 アメリカン・フリープレス。二〇〇五年五月二日号。ここで、ジェームス・P・タッカーJrが、日米欧三極委員会の極秘年次総会について報じて居る。AFP誌によれば、三極委員会の二〇〇五年度年次総会は、四月十五日〜十八日、米国ワシントンDCのマンダリン・オリエンタル・ホテルで、極秘のうちに開かれたと。参会者は約三百人。「ワシントン・タイムズ」など、ごく一部の西側のマスコミに、この三極委年次総会についての記事が掲載された、とあるが、筆者の知る限り、日本のマスコミは、三極委のこの年次総会について、ただの一行も報道して居ない。 三百人の参加者のうち、日本側の出席者が何人なのか、それは分らない。しかし、AFPの記事には、二人の日本人の名前が出て来る。即ち、 (1)Yotaro Kobayashi, TC's Pacific Asian Chairman.(小林陽太郎。三極委員会太平洋アジア議長) (2)Akira Kojima, a TC member and Chaierman of the Japan Center for Economic Research in Tokyo.(小島明。三極委会員。日本経済調査センター所長) この他に、二人の中国人の名前もある。即ち、 (1)Ren Xaio. Director of the Department of Asian-Pacific Studies at the Shanghai Institute for International Studies. (2)Yuan Ming. Director of the Institute for International Relations at Peking University. 日米欧三極委員会は、一九七二年に、ロックフェラーとキッシンジャーを中心として、秘密の裡に活動を開始してから三十三年。その活動は、日本人には、完全に、隠蔽されて居る。この件は、なお、調査したい。前出記事によれば、三極委では、世界国家の三構成要素のひとつとしての「アジア=太平洋連合」の展望についても討論された、とある。(了) |
【】 |
第1294回 2005(平成17)年4月29 |
【】 |
第1295回 2005(平成17)年4月30 |
(私論.私見)