2005.03

 (最新見直し2011.02.17日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、太田龍・氏の時事寸評の2005.3月分を確認しておく。れんだいこ文法、作法に基づき編集替えしております。

 2011.02.17日 れんだいこ拝


キリスト教内宗教改革の裏事情考

 1235回 2005(平成17)年03月1日 

 太田龍・氏の「時事寸評」の2005.3.1日付論考シオニスト・キリスト教と言うこの現代の化け物が、宗教改革以来の、イルミナティの人工的産出物であると言う秘密で次のような興味深い指摘が為されている。これを紹介しておく。趣旨不明であるが「無断転載厳禁」とあるので、れんだいこが意訳要約する。

 1986年、グレース・ハルセル著「PROPHECY AND POLITICS(預言と政治)」が出版され、1989年、越智道雄訳で「核戦争を待望する人びと――聖書根本主義派潜入記」(朝日新聞社)として紹介された。グレース・ハルセルは、現代アメリカのプロテスタントキリスト教徒の女性であるが、彼女は、本書で、ハルマゲドン主義キリスト教徒、親シオニズム系キリスト教徒の言動に対して、鋭い批判を加えて居る。従って、当然のことながら、彼女は、今や米国国家社会の主流と成ったシオニストキリスト教陣営によって敵視されている。

 同書は、202〜3Pで、いわゆる宗教改革によって登場したプロテスタントキリスト教徒がユダヤ教化して行く、その過程を指摘して居る。近年の米国の反ユダヤ反イルミナティ反NWO陣営の研究は、16世紀のカトリックキリスト教会の分裂は、イルミナティによって人工的に演出されたことを明らかにしているので、彼女の言説の正しさが裏付けられている。

 プロテスタント運動には、二人の主要な指導者が生れた。一人は、ドイツのルターである。ルターは、最初、ユダヤ人勢力によって操作されて居たが、晩年、ユダヤの危険な正体に気付いて、激しくユダヤを批判するように成った。この問題については、ルターの「ユダヤ人と彼らの嘘」(雷韻出版)がある。

 二人目は、スイス=フランスのカルヴィンである。カルヴィンは、れっきとしたユダヤ人であり、カルヴィン派キリスト教は、限りなくユダヤ化されたものである。このユダヤ的キリスト教としてのカルヴィン派は、オランダに入り、それから、英国に浸透して、クロムウェルのいわゆるピューリタン革命を起した。グレース・ハルセルは、同書204Pで、クロムウェルが、パレスチナにユダヤ人が帰還すればキリスト再臨の序曲になると明言している。この指摘は正しく、クロムウェルの時に、今日の米国のハルマゲドン主義者、シオニストキリスト教につながる起点を見出すことが出来る。カルヴィン派のユダヤ化されたキリスト教は、英国からアメリカに渡った。従って、アメリカのキリスト教の中には、当初からカルヴィン派即ちユダヤ化されたキリスト教の勢力が存在する。

 プロテスタント派キリスト教の大きな特徴は、ドイツ語、英語、フランス語など、各国ごとの国語に翻訳された聖書によって、新約のみならず旧約聖書を含む聖書が信徒の中に強力に注入されたことである。グレース・ハルセルは、そのことによって、プロテスタントキリスト教徒が急速にユダヤ化して行ったことを指摘している。

 太田氏は次のように結ぶ。
 「日本民族有志は、あの宗教改革がヴェネチアの黒い貴族、イルミナティ秘密結社によって、彼らの長期的作戦計画を一歩前進させるための一段階として設定されたことを、はっきりと、認識しなければならないのである」。

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 1236回 2005(平成17)年03月2日 


【「アイン・ランドの主著「肩をすくめるアトラス」の日本語譯本についての批判と檢證

 1237回 2005(平成17)年03月03日
 
 アイン・ランドの主著「肩をすくめるアトラス」(日本語版(譯者、脇坂あゆみ。ビジネス社)。この日本語譯本についての批判と檢證に取りかかる。まづ第一。冒頭に、「登場人物」が二十三人、舉げてある。これが抑も、まるでダメ。ここにはなんと本作品の主人公たるジョン・ゴールト(John Galt)の名前がない。Galt は、ここではゴールトと記されて居るが、これで良いのかどうか分らない。一應、ゴールトに從つて置く。更に、英文原著(一〇七九頁)では卷頭に WHAT MOVES THE WORLD?(世界を動かして居るのは何者か?)と言ふ短い文章あり。そしてその卷頭にWho is John Galt? Is he a destroyer or a liberator? (ジョン・ゴールトとは何者か?  彼は破壞者なのか、其れとも解放者なのか?)と記されて居る。

 この主要人物が、卷頭の「日本語版登場人物」から削除されて居るのは、どう云ふ理由か? 筆者の所持する英語原著は、「第三十五周年記念版への序文」(八頁)が記されてある。一九九一年、レオナード・ペイコフの署名あり。これは日本語譯本では削除されて居る。これは何故だ。ペイコフは、この序文の中で、本書の主要な登場人物を十人ほど舉げて、その性格を描冩する。勿論、ジョン・ゴールトも含まれる。「Withchcraft and the Illuminati」(一九八一年)、十六頁には、本書「肩をすくめるアトラス」の登場人物の暗號を解説してある。即ち、

 (1)ジョン・ゴールト     フィリップ・ロスチャイルド
 (2)ダグニー・タッガート   アイン・ランド
 (3)ダグニーのブラザー    鐵道體系
 (4)ジョン・ワイアット    デーヴィッド・ロックフェラー
    John Wyatt

 (5)ハンク・リアーデン    米國USスチール ベスレヘムスチール  其の他
 (6)フランシスコ・ダントニオ 製銅銅鑛山業界
 (7)ゴールド・ダントニオ・  ロスチャイルド法廷  アンド・パイレート   

 これを、日本語譯本の登場人物と比較して見る事は必要であらう。すると、そこにはジョン・ゴールト(フィリップ・ロスチャイルド)が出て來ないのみでない。ジョン・ワイアット(デーヴィット・ロックフェラー)も削除されて居るのである。なんだらう、この間拔けぶりは?(つづく)


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 1238回 2005(平成17)年03月4日 


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 1239回 2005(平成17)年03月5日 


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 1240回 2005(平成17)年03月6日 


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 1241回 2005(平成17)年03月7日 


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 1242回 2005(平成17)年03月8日 


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 1243回 2005(平成17)年03月9日 


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 1244回 2005(平成17)年03月10日 


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 1245回 2005(平成17)年03月11日 


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 1246回 2005(平成17)年03月12日 


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 1247回 2005(平成17)年03月13日 


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 1248回 2005(平成17)年03月14日 


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 1249回 2005(平成17)年03月15日 


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 1250回 2005(平成17)年03月16日

 「トゥルース・アト・ラスト」(究極の真実) 二〇〇五年三月号(450号)。ここに、ブッシュ米大統領によって、米国国土安全省の新しい長官に任命された、マイケル・チャートフについての記事あり。マイケル・チャートフ(五十一歳)。彼の父親は、ユダヤ教ラビ。彼の妻は、ニュージャージー州北部のADL(ユダヤ人のみのフリーメーソン、ブナイブリスの諜報機関、ユダヤ名誉棄損防止連盟)の共同議長。チャートフ自身も、公然たる活動的シオニスト。米国のユダヤ人組織は、チャートフのこの任命を、大歓迎して居ると。

 チャートフは、米司法省の犯罪捜査局長として、デーヴィッド・デュークの投獄、及び、反イスラエル的政治家オハイオ州選出米下院議員ジム・トラフィカントの投獄、を指揮した。十八万人の要員を配下に持つ、米国国土安全省の長官に、隠れもなき、れっきとしたシオニストユダヤ活動家が任命されたことは、米国民にとって、きわめて重要であるが、にも拘わらず、米国のマスコミは、チャートフのこの背景について、一行も報道しない、と。チャートフは、「ブッシュのベリア」、と呼ばれて居ると。

 ベリアは、言うまでもなく、スターリン時代のKGB国家秘密政治警察の長官であり、そしてベリアもユダヤ人。なお、ブッシュ政権のユダヤ人閣僚は、もう一人、予算管理局長、ジョーシ・ボルテン。チャートフ米国土安全省長官は、悪名高き、あの「愛国者法」を武器とするのである。(了)


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 1251回 2005(平成17)年03月17日 


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 1252回 2005(平成17)年03月18日 


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 1253回 2005(平成17)年03月19日 


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 1254回 2005(平成17)年03月20日 


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 1255回 2005(平成17)年03月21日 


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 1256回 2005(平成17)年03月22日 


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 1257回 2005(平成17)年03月23日 


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 1258回 2005(平成17)年03月24日 


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 1259回 2005(平成17)年03月25日 


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 1260回 2005(平成17)年03月26日 


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 1261回 2005(平成17)年03月27日 


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 1262回 2005(平成17)年03月28日

 何年か以前、英国の或るジャーナリズムが、将来の日本の国際的地位は、「キリバス共和国」程度と成る、と公言して居る。この件については、筆者は、二、三度論評したことがある。「キリバス共和国」とは何のことか。これは、南太平洋のいくつかの小さな島のことである。「首都」は、タラワ。人口は、九・五万人。(二〇〇二年調べ) 領土は、七百二十平方キロ。(対馬とほぼ同じ) 一九九九年九月十四日、国連加盟を承認され、一八六番目の加盟国となった。前出の英国ジャーナリズムの記事は、別に、無意味な悪ふざけをして居るわけではない。これは、英国、と言うよりも、コールマン博士言うところの「三百人委員会」の意向を表現するものであろう。

 「日刊ゲンダイ」平成十七年三月二十九日号(三月二十八日夕刊)の一面は、事態は来るところまで来た。日本国民の要求は全く無視してアメリカのために働いている売国政権のなりふりかまわぬ暴走とむき出した正体。小泉首相と竹中大臣が血道を上げている郵政民営化はアメリカの要求に従っているだけだということがハッキリしてきた。日本は、米国の51番目の州どころか、それ以下、プエルトリコと似たりよったりの状態。とする。

 「プエルトリコ」は、独立国ではない。プエルトリコは、要するに米国の植民地である。日本が、プエルトリコなみ、とは、米国の植民地、と言うことを意味する。日本のマスコミの一角を占める「日刊ゲンダイ」の主張が、ようやく、ここまで来たか。とも言える。しかし、今の日本は、「プエルトリコ」よりも、更にひどい、劣悪な地位にある。「三百人委員会」は、日本の将来のあるべきかたち、あるべき姿、あるべき地位は、南太平洋、人口九・五万人の、「キリバス共和国」程度とする。と、既に決定して居る。

 沼正三の「家畜人ヤプー」は、既に、四十年も前に、SF小説のかたちで、三百人委員会の設定する日本の将来像を、なまなましく描き切った。三島由紀夫が、この「家畜人ヤプー」を、SM雑誌連載中から非常に高く評価し、愛読、熟読した事実は、或る程度知られては居るであろう。しかしその深い意味を知るものは依然としてきわめて少ない。(了)
 


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 1263回 2005(平成17)年3月29日

 バーンズ・レビュー、二〇〇五年三月、四月号 THE BARNES REVIEW  A JOURNAL OF NATIONALIST THOUGHT AND HISTORY その二十六頁〜三十二頁に、M・ラファエル・ジョンソン博士。 新しいミャンマー The New Burma ――プロパガンダ対ミャンマーの事実 Dr.M.Raphael Johnson Ph.D.と言う、日本民族有志には、きわめて重要で、有益な論文が掲載されて居る。この論文は、同誌の許可を得て、後日、週刊日本新聞紙上に全文邦訳掲載したい。

 ここでは、ごく簡単に、その要点を記述する。

 (1)米英シオニストユダヤ勢力によってしきりに持ち上げられて居る、アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)、と言う女性。この人物は、CIA=モサド(イスラエル秘密警察)徒党の一味   である。

 (2)米英シオニストユダヤ一味は、アウン・サン・スー・チー一味を使役して、ミャンマー政府をひっくり返し、

 (3)以て、ミャンマーを、彼ら米英シオニストユダヤ一味支配下の一大麻薬供給地帯とする計画である。

 (4)この彼らの計画には、現在のミャンマー政府は邪魔である。

 (5)よって、この邪魔者ミャンマー政府を排除したい、のである。

 バーンズレビュー誌のこのミャンマー情勢観は、全く妥当である。日本の極悪国賊売国奴マスコミが、ミャンマー情勢についても、米英シオニストユダヤ一味のデマプロパガンダを、長年に亘ってたれ流し、日本人をイルミナティ米英シオニストユダヤの猛毒イデオロギーに洗脳しつつあること。これは自明だ。改めて、当時事寸評は、日本の売国奴マスコミの極悪犯罪を、告発する。 (了)

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 1264回 2005(平成17)年03月30日 


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 1265回 2005(平成17)年03月31日






(私論.私見)