2004.11 |
(最新見直し2011.02.19日)
(れんだいこのショートメッセージ) |
ここで、太田龍・氏の時事寸評2004.11月分を確認しておく。れんだいこ文法、作法に基づき編集替えしております。 2011.02.19日 れんだいこ拝 |
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1118回 2004(平成16)年11月1日 |
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1119回 2004(平成16)年11月2日 |
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1117回 2004(平成16)年11月3日 |
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1118回 2004(平成16)年11月4日 ライファトによれば、ロスチャイルドと言うよりも、「ザ・シティ(ロンドン)」(これを、コールマンは、「三百人委員会」の中核、とする)は、二〇一二年に、第三次世界大戦開幕、その前に、エルサレムに、第三ソロモン神殿建設、そしてこの新しいソロモン神殿に、第三次世界大戦による莫大な数の生けにえを、犠牲として奉献するつもり、と言う。そのために、ブッシュを下ろし、クリントン風のムードで、次の四年間、ケリーにやらせる。と言うのが、「ザ・シティー」の目論見だったと。ところが、イルミナティのアメリカ分派が、ロンドン本部の言うことを聞かない、と。このライファトの分析(又は情報)はどうか。メイコウの立場は、このライファト情報については、一応、参考として聞いて置こう、ということであろう。ここには、「スカルアンドボーンズ」の問題は出て来ない。「スカルアンドボーンズ」。これは、たしかに、良く考えると、イルミナティのアメリカ分派の一部、であろう。そのようなものとしての、「スカルアンドボーンズ」は、イルミナティロンドン本部の指揮下から、今のところ、逸脱して居る、と解釈することも出来るかも。ケリーは、いち早く敗北宣言をした。これなど、見え見えの、「スカルアンドボーンズ」同士の「談合」でしかない。(了) |
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1119回 2004(平成16)年11月5日 |
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1120回 2004(平成16)年11月6日 |
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1121回 2004(平成16)年11月7日 |
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1122回 2004(平成16)年11月8日 |
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1123回 2004(平成16)年11月9日 |
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1124回 2004(平成16)年11月10日 |
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1125回 2004(平成16)年11月11日 |
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1126回 2004(平成16)年11月12日 |
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1127回 2004(平成16)年11月13日 ゲルマール・ルドルフの「ザ・レビジョニスト・ニュース」、二〇〇四年十一月十二日。ここには、ベルギー最高裁判所が、ベルギーのフラマン語系政党Vlaamse Blokの解散を命令したこと、そして、この決定に対する同党代表者抗議声明(二〇〇四年十一月九日)。以上が収められてある。ベルギーと言う国家は、ナポレオン戦争終結後、一八三〇年、人工的に捏っち上げられたものである。即ち、オランダ語(フラマン語)を話す多数派(六〇%)と、フランス語(ワロン語)を話す少数派の合成。しかし、建国当初から現在まで、フランス語系の勢力が主導権を取って居る。フリッツ・スプリングマイヤー、その他の陰謀研究者は、ベルギー(王国)は、イルミナティによって、人工的に、彼らの基地として作られた、と述べて居る。Vlaamse Blokは、二〇〇四年六月の総選挙で、約百万票を獲得した。これは、ベルギー人との六〇%を占めるフランダース(オランダ語系フラマン語)地域の二十四.一%を占める。この党は、一九七七年に創立されて以来、一貫して政治的影響力を拡大して来た。この党の主要な政策は、(1)非ヨーロッパ系の大量移民に反対。(2)フラマン民族の独立国家。(3)歴史修正主義の立場を支持する。ビッグブラザーのニュースピークに翻訳すると、この党は、(1)人種差別主義的であり、(2)国家反逆罪であり、(3)反セム的(反ユダヤ的)である、となる。かくして彼らは、この党を非合法化したと。これは、ベルギーデモクラシーの死である。「我々は新しい党を作るであろう」。「我々の党を、ベルギーは葬り去ることは出来ない」と。このニューズレターでは言及されて居ないが、ベルギーの人工的国家(王室、王国)を背後で支えて居るのは、れっきとしたイルミナティ世界権力である。ベルギー王室は、イルミナティ直系のサタニストとして、はなはだ悪名高い。そしてこの極悪サタニストベルギー王室と、日本の皇室きわめて緊密な友好関係にあると伝えられて居ることを、一言して置く。(了) |
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1056回 2004(平成16)年11月14日 |
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1129回 2004(平成16)年11月15日 この女性スヴァリは、イルミナティの「マインドプログラマー」をして居た、として、一九九六年に、イルミナティから脱出した、と。この女性は、イルミナティのマインドプログラマーであって、キャシー・オブラエンのような、イルミナティのセックス奴隷とは違う経歴、とされる。このような立場の女性がイルミナティの内情を公然曝露することは、もちろん、イルミナティによって、生命を狙われることを覚悟しなければ、決して、出来ないことであろう。この「スヴァリ」女史の証言については、これから、本格的に、真剣に、検証して行きたい。 スヴァリ女史がイルミナティを離れた、約五年前(これは、二〇〇一年の時点か)、米国人その約一パーセントは、イルミナティのメンバー、イルミナティの同調者、及びイルミナティのマインドコントロールの犠牲者(従って、イルミナティにとって利用可能)、であった、と。現在、米国の総人口は、約二億八千万人。その(成人の)一パーセントは、二百万人ないし、二百五十万人か。この数字は、スプリングマイヤーの出して居た数字と、ほぼ、一致するであろう。 スヴァリ女史は、イルミナティの弱点について、述べて居る。全知全能とも見えるイルミナティに、弱点はあるのか。スヴァリ女史曰く。それは、彼らのArroganceであると。つまり、傲慢。「アロガンス」は、ギリシャ語では、ヒュブリス(傲慢)。そして、古代ギリシャ以来、西洋では、「ヒュブリス」は、傲慢と言う「罪」、とされて来た。このスヴァリ女史の指摘は、中々、含蓄の深い説明である。(了) |
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1058回 2004(平成16)年11月16日 |
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1059回 2004(平成16)年11月17日 |
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1060回 2004(平成16)年11月18日 平成十六年(二〇〇四年)十一月十八日(木)(第一千百三十二回) マイケル・ショア(Michael Shore) 。このひとは、イスラエル、エルサレム在住、とあるので、ユダヤ人であろう。二〇〇四年十月八日。レンズコム。イルミナティによって演出された、米国大統領選挙。The illuminati ― Staged US Presidential Election 「イルミナティがアメリカを支配して居る」、と、マイケル・ショアは言う。 このひとは全くまともなことを述べる。 しかも、このひとは、デーヴィット・アイクの「大いなる秘密」(日本語訳は、三交社刊、上下二巻)を非常に高く評価する。 「ブッシュとケリーは、イルミナティの“傀儡(Puppets)”であり、イルミナティの理想的な候補者である」と。 これは全くその通り。 ユダヤ人の中からも、このような、しっかりした反イルミナティの意見を公然と宣明するひとが出てきたのだ。 「ブッシュもケリーも、どちらも、スカルアンドボーンズの仲間である。」と。 「このスカルアンドボーンズは、エール大学のネオナチ的超秘密結社であり、第二次世界大戦期には、ひそかにヒットラーとナチスを支持した。多数のアメリカの大統領や政府、企業の指導者たちが、アメリカの一般大衆の気付かないうちに、スカルアンドボーンズから供給されて居る」 。こう言う意見を、エルサレムに住む一ユダヤ人(多分)が、公然と全世界的に向って発信するのを知ることは、大いに、元気付けられる。 マイケル・ショアは、とりわけ、ケリー米民主党大統領候補が、ブッシュと争うフリをしているにも拘わらず、それはペテンである。ケリーもまた、ブッシュと全く同じイルミナティのご主人さまに使われる候補に過ぎない、と鋭く告発する。 まったく当然のことだ。 ケリーは、ウソつきであり、ペテン師であり、人々をだます、イルミナティのパペット(操り人形)である、と。 まことにその通り。 それにしても、一体、九月、十月と、ケリーを圧倒的多数で大統領に、などと呼号して、大運動を展開して居たリンドン・ラルーシュとそのグループ。 これは何なのだ。 なお、マイケル・ショアは、二〇〇四年八月二十九日付、レンズコム。 ここで、デーヴィット・アイクの「大いなる秘密」について、詳しく紹介し、非常に高い肯定的評価を与えて居る。 (了) |
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1133回 2004(平成16)年11月19日 ここで、重要なことは、イルミナティが、世界金融の大崩壊を計画して居る、と言うことであろう。一九九八年(平成十年)来の日本の、いはゆる「金融ビッグバン」は、単に、米国政府が日本に押し付けた、と言う次元の問題ではない。日本問題は、イルミナティ世界権力の全体的アジェンダ(計画)の一部として、イルミナティによって設定されて居る、ことを知らなければならない。つまり、イルミナティが計画中の全世界的金融崩壊は、必らず、日本をも完璧に捲き込まなければならない。従って、日本の安定した金融システムの存在そのものが、イルミナティにとっては許せない。日本の金融システムを、最短期間のうちに壊滅させよ。これが、米国政府を通してイルミナティが日本政府に命令したことの本質である。にも拘はらず、明治初年以降、西洋社会の本体としての秘密結社について、何ひとつ教えられることなく一生を過ごして白痴化痴呆化させられた日本の自称エリート権力者は、イルミナティはおろか、フリーメーソンについてすら、なんにも知らない。と言うわけで、イルミナティは、赤子の手をねじるよりもやすやすと、日本の自称エリートを料理出来る。(了) |
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1134回 2004(平成16)年11月20日 |
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1135回 2004(平成16)年11月21日 |
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1136回 2004(平成16)年11月22日 |
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1137回 2004(平成16)年11月23日 |
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1138回 2004(平成16)年11月24日 |
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1139回 2004(平成16)年11月25日 |
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1140回 2004(平成16)年11月26日 マイケル・コリンズ・パイパー(アメリカン・フリープレス紙記者)は、十一月二十一日東京着、十一月二十三日の講演、十一月二十五日の日本義塾ゲスト、「ファイナル・ジャジメント、ケネディ大統領暗殺事件の真相最終判決」要約本の日本語版権契約などの予定された事項をすべて終えて、本日十一月二十六日午後、成田から米国に向けて出発した。パイパー記者から、筆者はラルフ・タウンゼントの著作の日本語訳「暗黒大陸中国の真実」(芙蓉書房出版)を寄贈された。本書の広告は、このところ、しばしば、目にして居るが、未だ入手はして居なかった。何故、この日本語の本をパイパー記者が筆者に寄贈したかと言うと、実は、この本の著者タウンゼントは、ウィリス・カートの友人で、バーンズ・レヴューが、一九三三年初版のこの本を、一九九七年に復刻した、と言う。更に本書を読むと、巻頭に、ウィリス・カートが序文を書いて居た。ウィリス・カートについては、筆者は、「週刊日本新聞」、その他に、折に触れて論及して居るが。十月二十八日の日本義塾の講義では、かなり詳しく、この件について述べた。なお、この講義要旨は、「週刊日本新聞」の三六一号、三六三号に収録した。 (1)「シオン長老の議定書」偽書説の立場。 (2)ナチス・ドイツの悪魔化。アウシュビッツでのユダヤ人六百万人ホロコーストのユダヤのデマ立場を支持する。 (3)イルミナティによる陰謀論否定。 (4)ケネディ米大統領暗殺について、公式説の支持。又は、それに関するデマ宣伝支持。 (5)二〇〇一年九月十一日事件。 公式説支持。 (6)イルミナティの謀略としてのフェミニズムの支持。 (7)米ソ冷戦はイルミナティのペテンとの説の否定。 (8)F・D・ルーズベルトはイルミナティのエージェントとの説の否定。 ウィリス・カート(「スポットライト」、「アメリカン・フリープレス」)の陣営は、(1)~(8)のすべてについて、イルミナティ世界権力に対する明確な反対、戦いの姿勢。つまり、ウィリス・カートとその陣営は、(1)~(8)すべての規準に於て、イルミナティのエージェント(代理人)ではない、イルミナティと敵対し、戦う姿勢で一貫して居る、と判定出来る。ウィリス・カートの陣営の他に、米国には、リンドン・ラルーシュ(EIR)の陣営が存在する。筆者は、ラルーシュ派についても、過去十年近く、綿密に検証して来た。「ラルーシュ問題」については、筆者は今、「週刊日本新聞」紙上で、ごく初歩的な論証検証を開始して居るが。ラルーシュは、前出、八項目のうち、 (1)については、沈黙して居る。 しかし、少なくとも、シオン長老の議定書を積極的に、肯定してユダヤ又はイルミナティの陰謀の危険を宣伝することはして居ない。 (2)については、ラルーシュ派は、「ナチス・ドイツ悪魔化」のユダヤの宣伝と同調する。 (8)については、彼らは、F・D・ルーズベルトを、イルミナティのエージェントとして告発し、批判するどころか、逆に、二言目には、F・D・ルーズベルトを賞賛する。これは一体何か。 筆者はこの十年来、しばしば、ウィリス・カートの陣営の主張を、好意的に日本民族有志に紹介して来たが、今回のマイケル・コリンズ・パイパー記者の来日東京講演を契機として、更に一層相互協力関係を構築して行きたい。(了) |
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1141回 2004(平成16)年11月27日 Architects of Deception: The Concealed History of Freemasonry By JÜRI LINA 二〇〇四年十一月、スエーデン、五百九十頁。 ジューリ・リナ著 欺瞞の建築者たち――フリーメーソンの秘密にされた歴史――。リナは、高級フリーメーソン結社員の実例として左記の七人を挙げる。ナポレオン レーニン トロッキー ヒットラー 毛沢東 F・D・ルーズベルト(米国大統領) トルーマン(米国大統領)。この顔触れがすべてフリーメーソンである、という説には、殆んどすべての日本人は、ただちに拒絶反應を起こすであろう。それは、日本人にこれまで与えられて来たフリーメーソンに関する情報が、フリーメーソンの二つの柱、(1)金権資本主義の英国フリーメーソン、(2)共産革命、プロレタリア革命、社会主義革命、共和主義反王制のフランスフリーメーソン、この二本柱のうち、(1)項のみ。(1)項だけがフリーメーソンであって、(2)項は、フリーメーソンとは無縁である、との、誤まれる先入見を植え付けられて来た。その結果である。 フランスフリーメーソンには、ナポレオン レーニン トロッキー 毛沢東が含まれる。のみならず、マルクス エンゲルス この二人も、フランスフリーメーソンである。ジューリ・リナの前出新刊大著の価値は、この二本柱の両方について詳細に論述して居るところにある。「ヒットラー=フリーメーソン」説についての叙述は、非常に複雑に入り組んで居るので、ここでは省略する。ジューリ・リナは、スターリンはフリーメーソン勢力と戦った、とする。しかし、この問題も、ナチス=ヒットラーとフリーメーソンの関係以上難しいので、ここでは省略する。H・G・ウェルズの「公然たる陰謀」についても論じられて居る。(三百四十頁~三百四十一頁)。「今日、フェビアン派の公然たる陰謀作戦は、フェビアン協会の会員であり、英国の首相でもあるトニー・ブレアによって、実行に移されつつある」(三百四十一頁)と。六百頁近い本書は、ジューリ・リナが、長い時間をかけて、ヨーロッパ各地を取材した上で書かれたもので、今日以降、フリーメーソンを語る上で、必読の基準の書と成るべきものと成るであろうことは疑いない。(了) 【注】 アナーキスト、アナーキズムについては、それは、フランス・フリーメーソン(グラントリアン)が、政治的愚者を利用するために、でっち上げられた運動である(百三十六頁)、としてある。 |
【「フリーメーソン」考。日本には、フランス・フリーメーソン(グラントリアン)系の組織が定着しなかった、と言う重要なそして今まで見えなかった事実】 |
1142回 2004(平成16)年11月28日 日本に於るフリーメーソン組織。この問題を論じる場合、もっとも重要な問題は、私見によれば、日本には、フランス・フリーメーソン(グラントリアン)系統の組織は、全く定着しなかった、と言うことである。かって筆者は、フリーメーソン系の日本語出版物の中で、敗戦後、二十年くらいして、フリーメーソンの日本工作責任者に対する批判的総括が行われた、と読んだことがある。その批判の要点は、日本工作が、保守陣営に片寄ったこと。保守対策はうまく行った。しかし、左翼陣営の中に強固なフリーメーソンの人脈と基盤を作ることに失敗した、とするのである。今、その著作が手元にないが、以上の如き内容と記憶する。その「批判」は、一応事実に符合する。 しかし、それは何故なのか。そう成ってしまった根本的理由、それは、開国、明治以来、日本に、フリーメーソンの双頭戦略のうちの一方の柱、フランス・フリーメーソン(グラントリアン)が十分に浸透し得なかった、そのためである。日英同盟締結以来、日本の支配階級の中に、有力な親英分派が成立した。そして、この親英米分派の中に、英国系及び英米系フリーメーソン組織が形成された。 米国フリーメーソンとはいかなるものか。米国には、英国系フリーメーソンと、フランス系フリーメーソンと、二つの系統が競合して居る。しかし、圧倒的主流は、英国系フリーメーソンであろう。敗戦と米軍占領下で、日本フリーメーソンの活動が再開された。しかし、米国占領軍当局は、日本人のフリーメーソン組織を、フィリピンフリーメーソンの下部組織とした。これでは、うまく行くはずがないか。 米占領軍当局のフリーメーソンは、米国本国のフリーメーソン組織の系統下にある。現在に至るまで、日本のフリーメーソン組織は、米軍占領継続、との実態が、もっとも純粋に、もっとも露骨なかたちで、むき出しになって存在して居るのではないか。つまり、敗戦後六十年近い間、日本の権力エリート階級は、実際には、きわめてみじめな、米英(イルミナティ)の最下等のドレイ、下男、召使、奉公人でしかない。 フリーメーソンのもう一方の柱たるべき、プロレタリア、共産革命、天皇制廃止共和革命をかかげるフランスフリーメーソン(グラントリアン)が日本に根付いて居ないので、フリーメーソンは、日本の左翼の中に、ツーカーとつながるエージェントを配置し得て居ないのである。旧ソ連の共産革命は、フランスフリーメーソン(グラントリアン)が演出した。しかし、日本の左翼はその事情を知らされて居ない。中国共産党も、フランスフリーメーソン(グラントリアン)が育成した。他方、中国国民党は、孫文以来、英米系フリーメーソンが介入指導した。と言うわけで、日本人のフリーメーソン研究、フリーメーソン認識は、未だに、少しも足が地に着いて居ないのである。(了) |
【鬼塚英昭著「天皇のロザリオ」考。別府市、鬼塚英昭氏の「天皇のロザリオ」を購読したい全国有志への案内】 |
1143回 2004(平成16)年11月29日 十一月二十七日、別府市の鬼塚英昭氏から、 (1)「海の門」 (平成十四年十月) (2)「石井一郎の生涯」 (平成十五年三月) (3)「豊の国の竹の文化」(平成十五年十二月)以上、三冊の自費出版の著作を送って頂く。四冊目の最近の著作、「天皇のロザリオ」(平成十六年十月、四百十五頁)についての問い合わせが来て居るので、以下に、鬼塚氏の連絡先をお知らせする。 〒874-0835 「天皇のロザリオ」は、一冊三千円、送料三四〇円。購読希望のお方は前出住所あてに、適当な方法でご送金下さい。 「天皇のロザリオ」。この本の価値は非常に高い。ここには、筆者も気付かなかった多くの事実が記述されて居るが、その中の、最大なるものの一つは、一九四九年(昭和二十四年)。フランシスコ・ザビエル来日四百年祭。なるものの意味である。たしかに、一九四九年は、極悪サタニストにして、イルミナティのもっとも危険な謀略組織の一つ、イエズス会ナンバー2たるザビエルが、日本民族皆殺し侵略戦争開始のために日本に侵襲した、一五四九年から、四百年目ではある。筆者は、この年(一五四九年)を、ユダヤの日本侵略四百五十年史、その第一歩とした。 筆者は一九四九年(昭和二十四年)に、カトリック教会(バチカン、ローマ法王庁)、そしてイエズス会、そして、GHQ=連合軍日本占領総司令部、更に米国政府が、総力を挙げて、大々的に、日本で、ザビエル来日四百年祭を実施したこと、そのことについて、当時全く印象に残って居ない。今回、鬼塚氏の著作によって、始めてそのことを認識した。鬼塚氏の説によれば、マッカーサー、GHQ、米国政府、ローマ法王庁、イエズス会は、一九四九年に、このザビエル来日四百年祭の中で、昭和天皇をカトリックに入信させ、そして それと同時に、日本国家を「キリスト教国」とすること、この計画を立てたと言う。米占領軍は、同時に、神道と佛教を非合法化する、神道と佛教を禁止する。計画であった、と言う。鬼塚氏の著作は、ごくごく少部数、全くの自費出版で、別府市内の知人に配布されて居るに過ぎない。このままでは、いけない。この本(「天皇のロザリオ」)は、広く全国の日本民族有志に読まれるべきものであろう。(了) |
【「皇室皇族宮内庁を中心とする日本の権力エリートの頂点と、キリスト教の関係」考。鬼塚著「天皇のロザリオ」は、敗戦後の皇室とキリスト教の関係を、どのように説明するか】 |
1144回 2004(平成16)年11月30日 鬼塚英昭著「天皇のロザリオ」。ここで、敗戦占領下そして現在までの、皇室皇族宮内庁を中心とする日本の権力エリートの頂点と、キリスト教の関係は、次のように説明されて居る。 (1)昭和天皇は、自己保身のために、米占領軍当局に対し、キリスト教に改宗する気がある意志をほのめかした。 それでは、平成天皇と、今の皇太子夫妻の関係はどう成るか。この問題は、鬼塚著では、殆んど述べられて居ない。なお、大東亜戦争前から大東亜戦争中にかけて、牧野伸顕(大久保利通の息子)と、吉田茂(牧野の娘と結婚した)と、この二人が、極秘のうちに、日本の国家機密のすべてを、刻々、米国政府に対して通報して居た、と、鬼塚氏は推定して居る。もちろん、警察も、憲兵隊も、彼ら二人のスパイ行為を疑って居たが、決定的な証拠を得られない。吉田茂も、カトリックである。(了) |
(私論.私見)