2004.07

 (最新見直し2011.02.19日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、太田龍・氏の時事寸評2004.7月分を確認しておく。

login or you'd like one of the following pages instead:

Want to find it the old fashioned way? Use the site search at the top of this site to find what you seek.

 2011.2.17日 れんだいこ拝


【】

 992回 2004(平成16)年7月1日


【】

 993回 2004(平成16)年7月2日


【】

 994回 2004(平成16)年7月3日


【】

 995回 2004(平成16)年7月4日


【】

 996回 2004(平成16)年7月5日


【】

 997回 2004(平成16)年7月6日


【】

 998回 2004(平成16)年7月7日


【】

 999回 2004(平成16)年7月8日


【リチャード・ハインバーグ著「石油、戦争、そしてアメリカの衰退」考】
 1000回 2004(平成16)年7月9日

 NEW DAWN(オーストラリア) 二〇〇四年七、八月号 十九~二十三頁。「石油、戦争、そしてアメリカの衰退」(リチャード・ハインバーグ)。

 この記事の筆者は、米国在住の石油問題専門家。この論文は非常に重要だ。筆者の知る限り、日本では、世界石油産業の危機的状況について、まともな情報は、何一つ、国民に知らされて居ない。ARCOの議長、マイク・ボーリン(Mike Bowlin)は、一九九九年、「我々は、石油の時代の最後の日々の始まりに入りつつある」、と述べたと言う。「過去数年間、世界の石油生産は、その歴史的ピークに近付きつつある、と言うことを示す証拠が、山のように集積されて居る」と。このこと自体については、既に筆者は別のところでも述べた。米国の石油生産のピークは、一九七〇~一九七一年、と。そして、まさにこの一九七〇~七一年は、米国経済力のピークでもあったと。つまり、そのあと、米国の経済力そのものが、下降へ。世界の石油生産は、二〇〇七年以降、増大する需要を充たすことが困難と成るであろうと。二〇〇〇年に、五億バーレル以上の新油田発見数は、十三件。二〇〇一年には、六件。二〇〇二年には、二件。二〇〇三年には、五億バーレル以上の油田はただの一件も、発見されなかった。

 かくして、世界石油生産に於けるサウジアラビアの重要性は、二〇〇七年以降、圧倒的なものと成ろうと。世界石油についてのこの状況は、世界産業社会を根本から変革するであろうと。 「経済的地政学的結果は、恐るべきものと成ろう。そして世界は来るべき変化に対応する準備が全く出来て居ない」と。日本の政府、政界、官僚、財界、学界、マスコミ、宗教界、その他。これらの白痴的国賊売国奴エリート権力者どもにとっては、しかしながら どうやら、この世界石油事情の超重大な変化についての情報は、馬耳東風、馬の耳に念仏、と言ったところらしい。(了)

渡部昇一論文「ダーウィン進化論と昭和天皇」考】

 1001回 2004(平成16)年7月10日

 当「時事寸評」(九九二回、16・7・1)に、「正論」平成十六年八月号、渡部昇一論文(ダーウィン進化論と昭和天皇)について、論評した。本編では、この問題についての論評を続ける。前記の問題を評論する場合の必読文献は、 The Ascendancy of The Scientific Dictatorship: An Examination of  Epistemic Autocracy, From The 19th to The 21st Century. By P.D. Collins 二〇〇四年。この著作はダーウィンとその「進化論」について、次のように述べて居る。

 (1)ダーウィン進化論は、ルシファー主義そのものである。ルシファー主義とは、言わずと知れた、極悪サタニズムであり、イルミナティフリーメーソンの教義である。
 (2)ダーウィン進化論の母体は、英国王立協会であるが、この英国王立協会は完璧なフリーメーソン組織である。
 (3)進化論の最初の提唱者、ダーウィンではなくて、ダーウィンの祖父エラスムス・ダーウィン(一七三一 − 一八〇二年)である。そしてこのエラスムス・ダーウィンは、フリーメーソン的組織 「月の協会」の創立者である。
 (4)ダーウィン進化論は、フリーメーソンの仕事である。
 (5)ダーウィン進化論は弱肉強食優勝劣敗、勝者がすべてを取る、とのイルミナティイデオロギーそのものである。

 ここに述べられて居ることはすべて正しい。正しいと言うよりも、むしろ、これは自明のこと。イロハのイ。とすると、昭和天皇は、(1)明々白々たるルシファー主義者、サタニスト、悪魔主義、イルミナティ の一味、と言うことに成る。(2)昭和天皇は、断乎たる、確信的な、弱肉強食主義者、優勝劣敗主義者、要するに西洋欧米帝国主義イデオロギーの断乎たる支持者であった。と成るであろう。

 渡部昇一は、公々然々と、日本はユダヤ化すべし、と煽動するような人物である。要するに極悪国賊売国奴学問ドレイの一人。日本民族の最悪の敵である。このような人物がダーウィン主義を宣伝することには、何の不思議もない。しかし、昭和天皇がダーウィン主義者であった、と言うことはどうか。孝明天皇までの歴代日本の天皇は、ダーウィン進化論イデオロギーなどと、宣伝し、無縁、であったのではないか。要するに、昭和天皇の思想は、孝明天皇までの日本の皇室の道統と、完全に縁が切れて居る、ということではないのか。(了)

 【注】昭和初期、西郷隆盛の影響が、未だ或る程度残って居た日本の陸軍の一部が、幾度も昭和天皇と激しく衝突したことは、きわめて重要な史実として、再評価されなければならない。


【「石油生産のピーク」考】

 1002回 2004(平成16)年7月11日

 当「時事寸評」(1000回、16・7・9)に、世界石油生産の危機についての、リチャード・ハインバーグの記事(ニュー・ドーン、二〇〇四年七、八月号)を紹介論評した。日本では、世界石油産業の危機的状況について、まともな情報は何一つ、国民に知らされて居ない、と筆者は述べた。その後調査すると、石井吉徳(東大名誉教授、工学博士、富山国際大学教授)、と言う現況問題、石油問題の専門家が、インターネットホームページを通じて、「石油ピーク」の危機を日本国民に警告して居られることに気付いた。平成十五年六月二十七日に付けて、「全世界石油生産はピークを超えた」と題する科学技術連合フォーラム名の文書を、小泉首相あてに提出して居ると言う。その責任者は、石井吉徳、内田盛也と。もちろん、こうした動きは、ないよりはましであろう。しかし、この警告を、日本の政府、官僚、マスコミ、学界、財界、政党、宗教界その他が、まともに受け取ったようには全く見えない。

 リチャード・ハインバーグ。この人物について調べると、この人の著作は、一冊、日本語に翻訳されて居た。即ち、神を忘れたクローン技術 橋本須美子訳、原書房(二〇〇一年十二月)。本書の英文原著は、 Cloning the Buddaha: The Moral Impact of Biotechnology(一九九九年)。この十数年来、この人は、多くの英文著作を出版して居るらしい。これは引き続き調査しよう。

 石油生産のピークは、二〇〇五年から二〇〇七年にかけて到来すると言う。これは丁度、米国次期大統領の四年間の任期を(二〇〇五〜二〇〇八年)と重なる。白痴的日本の詐称国家権力エリート(マスコミ、学界、財界、宗教界を含む)には、この件について、何の考えもないであろうが、欧米のエリートも同じようなものだろう、などと妄想してはならない。イルミナティ世界権力には、この問題を含む確固たるアジェンダ(行動計画)が存在すると見なければならない。そして、ここで、我々は、ジョン・コールマン博士の、「三百人委員会」(KKベストセラーズ)「凶事の予兆」(成甲書房)。この二冊を、改めて、想起する必要あり。イルミナティは、地球環境の危機と、資源の危機を、地球規模の大量殺処分(全人口の八〇%)によって、切り抜けるつもりなのだ。「過剰」に成った家畜を何百万、何千万頭と、「殺処分」するのと全く同じ論理によって。この件については更に続報する。(了)


【「米英イスラエルによる中東中央アジア油田武力占領」考】

 1003回 2004(平成16)年7月12日

 七月十二日付、朝日新聞夕刊。文化面。ここに、七月十一日、参院選挙結果についての学者(大沢真幸京大助教授)の批評が掲載されて居る。曰く。今日の選挙で、日本人、日本国民は、何の選択もして居ないと。この批評は、ちょっと、尤もらしくは見えるが、中味はなにもない。

 マイケル・ルパートと、ウエイン・マドセン。「来るべき生物兵器的経済的戦争」。ここで、石油のピークは近い。そして、イルミナティ世界エリートは、この石油危機に対して、四十億人を生物兵器戦争によって殺処分し、地球人口を二十億人の水準に減らすべく、準備中である、との趣旨のことが述べられて居る。もちろん、こんなことを日本の国政レベルの選挙で、政治家が、日本の国民に警告しても、そんな政党、政治家に、一票を投じる選挙民は、唯の一人も、存在しないであろう。

 昭和二十年八月十五日以後、日本人は、天皇、皇室を先頭にして、まるごと、イルミナティ世界権力の監獄に収監される囚人である。しかも、敗戦以後の日本の全体制は、このイルミナティの監獄の看守、囚人、監視人、番人、以外の何者でもない。この体制は、日本全土を占領する米軍。日本国憲法とその系列の法律。天皇と皇室。日本政府、国会。 全政党。全官僚、役所。全マスコミ。財界。学界。宗教界。などを、含む。

 これらの日本の「体制」もどきは、イルミナティ世界権力の手先、代理人として、日本人を檻の中に収監し、監獄の中で監視することをビジネスとする、番人である。いわゆる民主的選挙なるものは、このイルミナティの監獄の中での選挙ごっこ、笑う他ない茶番に過ぎない。

 石油危機は、とりわけ、米国(そして英国)に、もっとも深刻な打撃を与える。従って、米国(英国とイスラエル)は、戦略的に、サウジアラビア、クエート、イラク、ペルシャ湾岸に集中する世界石油産業の心臓部を、武力で占領しないわけには行かない。更に、旧ソ連領中央アジアの油田地帯とも。日本のご主人さまは、彼らのドレイないし家畜人たる日本人に対し、何十万人もの軍隊を、この中東石油危武力占領のために、出兵せよ、と厳命する。これが、事態の真相である。この命令通りに行動する。

 これが、天皇を頂点とする日本人家畜人ヤプーの群れ一億二千万頭の羊人間に対して、突きつけられて居る、イルミナティ世界権力の要求である。だが、この米英イスラエルによる中東中央アジア油田武力占領が、第三次世界大戦への導火線となるであることは、あまりにも自明である。(了)


【カルヴィン・ホフマン著「シェークスピアであった男の殺害」考】

 1004回 2004(平成16)年7月13日

 THE MURDER of the war who was 'SHAKESPEARE' by Calvin Holfman. 1955,1960. 二六四頁。「シェークスピア」であった男の殺害。カルヴィン・ホフマン著、一九五五年、一九六〇年。

 「本書は、クリストファー・マーロウこそ、役者であり、ビジネスマンであったウィリアム・シェークスピアの著作とされた脚本と詩の作者であると言うことを、五問の余地なく、証明する事である」、とされる。カルヴィン・ホフマンは、米国、フィラデルフィアに生まれ、コロンビア大学に学んだ。彼の母親は、シェークスピアが大好きで、彼が小さいときから彼を連れて、シェークスピアの芝居を見に行った。彼が十八才のとき、彼は、古典文学を研究すると共に、シェークスピアを熱心に呼んだ。それからクリストファー・マーロウを読み始めると、彼は、マーロウとシェークスピアに共通性があることに気付いた。かくして、マーロウとシェークスピアの関係は、彼のライフ・ワークと成った。十九年の集中的調査研究によって、一九五五年に、彼ホフマンは本書を出版した、と言う。1960年出版の版には、末尾に補章あり。

 筆者らは、このカルヴィン・ホフマンの古典的名著を出発点として、これから、本格的に、「シェークスピア問題」の研究に着手する。なお、「週刊日本新聞」(345号16.7.12)、二、三頁に 「シェークスピア問題の全体構造」と言う小論あり。一六〇九年に、ウィリアム・シェークスピアの名著で、詩集が出版されたと言うが、これが謎だらけ。今に至るまで世界の「英文学界」では、おない、こでもないと、論議を、つづけて居ると。とりわけ、この詩集は、W・Hにささげる、とある。

 この「W・H」とは誰なのか。カルヴィン・ホフマンは、この「W・H」は、マーロウのパトロン(保護者)のトーマス・ウォルシンガム(英国諜報機関の創立者の従弟フランシス・ウォルシンガム卿)である(百十五〜百十七頁)、とする。マーロウ、シェークスピア問題は、つまり、英国をして大英世界帝国たらしめたその中枢部分、英国諜報機関と、緊密に結び付いて居た、と成るであろう。この件は続報する。(了)


ポール・L・ウィリアムズ著「オサマの復讐−第二の9.11」考】

 1005回 2004(平成16)年7月14日

 ポール・L・ウィリアムズ著「オサマの復讐 − 第二の9.11」。OSAMA'S REVENGE: THE NEXT 9/11 By PAUL L.WILLIAMS(二〇〇四年)。

 最新刊の前記著作によれば、オサマ・ビン・ラディンの率いるイスラム原理派、アルカイダは、既に、旧ソ連製のスーツケース型核爆弾、少なくとも二発を、米国内に持ち込んで居る、と言う。オサマらは、それを、米国内どこで、何時、爆発させるのか、それは、分からないと。しかし、イスラムは、アメリカに対して、アメリカがイスラムを殺した数と同量の復讐をしなければならないと。

 従って、ごく近い将来、アルカイダ、又は、イスラム原理派の何らかの勢力は、米国の国家中枢部に対し、スーツケース型核爆弾を、恐らくは二ヵ所以上で、爆発させることが考えられると。旧ソ連製スーツケース型の爆発力は、二キロトンと。つまり、通常火薬二〇〇〇トン。米国内に、アルカイダの数千人のスリーパー戦士が既に、潜伏中と。前出著作は、この予想されるイスラム原理派の米本土核攻撃で、百万人以上の死者と百万人以上の負傷者が出る可能性ありと警告する。

 米大統領選挙の直前、即ち、この十月。今の日本人は、この種のシリアスな警告は、聞きたくない。聞く耳を持たない。たとえ、見聞きしても、見なかったこと、聞かなかったことにしてしまう。そして、そんなアブナイ話はこの世界に、もとから存在しなかったことに成る。しかし、もしも、この警告が現実化されたら、その損害の規模は、二〇〇一年九月十一日と、比較にならないものと成るであろう。考えられる米国の対応はどうか。この件は続報する。(了)


【】

 1006回 2004(平成16)年7月15日


【】

 1007回 2004(平成16)年7月16日


【】

 1008回 2004(平成16)年7月17日


【】

 1009回 2004(平成16)年7月18日


【】

 1010回 2004(平成16)年7月19日


【】

 1011回 2004(平成16)年7月20日


【】

 1012回 2004(平成16)年7月21日


【】

 1013回 2004(平成16)年7月22日


【】

 1014回 2004(平成16)年7月23日


【】

 1015回 2004(平成16)年7月24日


【】

 1016回 2004(平成16)年7月25日


【】

 1017回 2004(平成16)年7月26日

 
マイケル・コリンズ・パイパー著。「戦争の高級神官たち」 The High Priests of War By Michael Collins Piper 二〇〇四年三月 一二八頁。この本の六十頁以下に、M・C・パイパーは、米国ネオコン派の指導的理論家の一人、マイケル・レディーン(Michael Ledean)の著作「テロの親分たち対する戦争(The War Against the Terror Masters)」(二〇〇二年)を引用して居る。「レディーンは、アラブ世界に対する全面戦争に反対して、我々の邪魔をする者は、何人であろうと、政権内の責任ある地位から除去される必要がある、と示唆するに至って居る」と。これはもちろん、コケおどしでもなければ、無責任な放言、その場限りの冗談、などではない。一九九一年、イスラエル政府の諜報機関モサドは、当時の米国大統領G・H・W・ブッシュ(父親の方)の暗殺を計画したが、未遂に終った(前出、六十一頁)、と、M・C・パイパーは述べて居る。モサドがブッシュ大統領(父)の暗殺を企図した、と言う一件は、欧米では、かなり広く、知られて居る。しかし、売国奴極悪国賊日本のマスコミが、一切、それを報道しないので、ごく僅かな例外を除き、日本人は誰も知らない。イスラエル政府が一九九一年、ブッシュ大統領(父)を抹殺しなければならない。それは、ブッシュ(父)大統領の存在そのものが、イスラエルにとって脅威と成ったからである、ことを意味すると。殆んどの日本人には、こんな話を聞かされても、全く理解出来ない。しかしここでは、モサドによるブッシュ(父)暗殺未遂事件については省略する。イスラエル政府が、ケネディ米大統領の存在を彼らにとっての脅威である、と判断して一九六三年十一月二十二日、J・F・ケネディ暗殺作戦を主導した、と言うシナリオは、既に、M・C・パイパーの「ファイナル・ジャジメント」(一九九四年初版、二〇〇四年増補第六版)によって、詳細に論述されて居る。前述の如き視点から、我々は、今進行中の米国民主党全国大会と、そこでの次期大統領候補選出の全過程を見なければならないのである。(了)

 我々は、十一月二十三日に予定されて居る、M・C・パイパーの東京講演会までに、前出、パイパーの新著「戦争の高級神官たち(The High Priests of War By Michael Collins Piper)」の内容を詳しく紹介する小冊子を製作頒布したい。更に、七百頁余のM・C・パイパーの大著「ファイナル・ジャジメント」を、著者自身がロシア語版のために二〇〇頁に圧縮したものの、全部とは言えないまでも、その一部を翻訳したものの参考資料用コピー本を、十一月二十三日の講演会までに製作頒布に持って行く計画である。


【】

 1018回 2004(平成16)年7月27日


【】

 1019回 2004(平成16)年7月28日


【】

 1020回 2004(平成16)年7月29日


【】

 1021回 2004(平成16)年7月30日


【】

 1022回 2004(平成16)年7月31日

 ネクサス(Nexus)二〇〇四年、八、九月号十一頁以下。ここに、マイケル・C・ルパートの「石油ピーク」についての論文あり。二〇〇四年五月下旬。ドイツベルリンに於て、ASPO(Association for the Studey of Peak Oil and Gas)第三回大会が開催されたと。石油、ガスピーク研究協会(ASPO)。この第三回大会での、イラク国営石油会社副総裁、アリ・サムサム・パクティアリの発言。 「危機はきわめて切迫して居る。The Crisis is very,very near. 第三次世界大戦は始まって居る。それは、既に中東のすべての個人個人の生活に影響を与えて居る。 間もなくそれ(第三次世界大戦)は、全世界のすべての個人の生活に影響を与えることに成るだろう」と。「(石油)市場は、もはや、(石油ピーク問題)を隠蔽して置くことは出来ない」と。「石油価格は、一バレル百ドル(それ以上)にも上昇するだろう」と。筆者は、既にリチャード・ハインバーグの著作「祭りは終った」、について紹介した。このマイケル・C・ルパートの論文は、緊急に翻訳して、日本民族有志に紹介する必要あり。それにしても、日本のマスコミ、日本の政界、官僚、財界、その他が、この石油ピーク問題を、完全に無視しているのは何故だ。ナショナル・ジオグラフィック National Geographic 二〇〇四年六月号。 It's Peak Oil! インターナショナル・ヘラルド・トリュビューン紙。CNN、BBC、ニューヨーク・タイムズ、エコノミスト(ロンドン)。一ダース以上の世界の主要のマスコミが、この二〇〇四年五、六月、石油ピーク問題を取り上げ始めて居る。しかし、日本はどうなのか。この件は更に続報する。





(私論.私見)