2004.05

 (最新見直し2011.02.19日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、太田龍・氏の時事寸評2004.5月分を確認しておく。れんだいこ文法、作法に基づき編集替えしております。

 2011.02.17日 れんだいこ拝


【「アメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)」考】

 931回 2004(平成16)年5月1日

 リンドン・ラルーシュ、EIR誌著、太田龍監訳「獣人ネオコン徹底批判」(成甲書房、三百八十一頁、二千八百円プラス税)は、四月三十日発売。しかし、連休のため、書店に出るのは、五月六日以降。四月二十八日(水曜)夜の、キャシー・ウォルフェ女史を講師に迎えての、同書の出版を祝う会は、盛況裡に終了した。

 「日刊スポーツ」平成十六年五月一日号、第二十九面。自民党の安倍晋三幹事長が、四月二十九日、米国ワシントンDC.アメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)で講演した、とある。
「講演はネオコンの牙城とされる保守系シンクタンク、アメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)の主催」「安倍氏はネオコンの始祖と呼ばれるアービン・クリストル氏の言葉『現実に覚醒させられた』を挙げ、日本も米中枢同時多発テロ以降の『新たな現実』に覚醒された、と指摘」とある。安倍晋三は、ポスト小泉(つまり小泉のあとの日本首相)を米国筋にアピールと。安倍晋三の四月二十九日AEI講演では、日本の現行憲法改正の必要論をブチ上げたとも言う。
 
 「AEI」が、アメリカネオコン一派の中心的研究所の一つであることはその通り。
しかし、「ネオコンの始祖と呼ばれるアービン・クリストル」とあるのは、単なる無知から来る誤謬、であるのみでない。こうした言い方は、「ネオコン」の正体、その源泉、その本質、その背景を、日本国民に対して隠蔽せんとする、惡質な謀略の露呈である。ネオコンの正体に対する隠蔽とは、何よりもまず第一に、レオ・シュトラウスこそ、現代米国ネオコン一味の始祖であり、グル(導師)であり、ゴッドファーザー(名付け親)である。と言う、この明々白々たる歴史的事実の隠蔽であるだろう。

 日本のマスコミ界では或る種の、「レオ・シュトラウス」を、ネオコンとの関連に於て記述論評報道することについての、暗黙の禁止令(タブー)、のようなものが存在する、との仮説を提示して置く。「獣人ネオコン徹底批判」、二百六十三頁以下、第十二篇。レオ・シュトラウスの履歴書、ファシスト、ゴッドファーザージェフリー・スタインバーグこの論説をまず参照のこと。(了)


【「ユダヤ対イスラムの全面対決」考】

 932回 2004(平成16)年5月2日

 イラクを占領して居る米英軍による、イラク人に対する虐待暴行のビデオ、写真が、内部告発によって明るみに出された、四月三十日以降、全アラブイスラム世界の反米英感情はまさに沸騰し始めた、と報道する。これは、何を意味するのか。これこそ、アルバート・パイクが、一八七一年八月十五日付のマッチーニあての書簡の中で予告した、ユダヤ対イスラムの全面対決を導火線とする、第三次世界大戦へ、と言う、そのシナリオが、着々と演出進行中、以外の何者でもないだろう。

 しかし、昭和二十年八月十五日敗戦以降、大悪魔アメリカ、そして同じく大悪魔米英イスラエルを、全知全能の唯一の神として熱烈に崇拝する日本人一億二千万頭の羊人間家畜人ヤプーの群れにとっては、こんな話は、馬の耳に念仏以下。極悪 売国奴 国賊小泉とその一味の政権によって、日本人一億二千万頭の家畜人ヤプーは、全知全能の神たるご主人さま(マイ・ロード!)に奉仕出来る日が来た!と思い込み、嬉しくて仕方がない。米英イスラエルと共に、全世界イスラム十三億人を相手とする、第三次世界大戦の第一局面へと、狩り立てられて行く。

 しかし、ユダヤ対イスラムの対決は、イルミナティ世界権力が準備演出しつつある複雑に入り組んだ脚本(台本)の、ごく一部でしかない。もちろん、明治以降のエリート氣取り、実は立身出世欲 色欲 金権欲 貧欲強欲なだけの白痴に過ぎない日本の権力エリートインテリ統治者階級には、そんな高級な話は、全く、チンプンカンプン。幼稚園児が大学院クラスの問題を与えられるようなものであろう。
 
 米国は、キリスト教国であると言う。
しかし、デービット・メイヤーさんのような米国人キリスト教伝道者から見れば、今日の米国のキリスト教会はすべて、完璧に、サタンの陣営にあり、イルミナティの手先である、と言う。けれども、米国のキリスト教、と言う問題ひとつだけでも、日本人は、この百数十年、何一つ、その本当の姿を教えられては居ない。ダービー主義、ダービー派、この件はここでは省略する。無神論、唯物論、これもきわめて大きな問題である。「無神論は、ルシファー主義の哲学的セグエ Segue である」(フィリップ・D・コリンズ、ポール・D・コリンズ共著『科学的独裁 体制の登場』、十五頁)ここでのセグエ Segue は、切れ目なく次の部分に移ること、とある。つまり、無神論はルシファー主義の延長である、と。「Materialism: A veil for the Cryptocracy」(唯物主義――暗号支配権力体制を蔽い隠すヴェイル)(『科学的独裁体制の登場』、十七頁)

 クリプトクラシー Cryptocracy とは何のことか。これは、普通の辞書には出て居ない。マイケル・ホフマンは、この用語を重視する。これもここでは省略する。何故ここで、無神論、唯物論を問題としなければならないのか。アルバート・パイクの例の書簡では、新世界権力(NWO、世界人間牧場)完成のため第三次世界大戦は、第一局面の、ユダヤ対イスラムの対決、第二局面では、無神論、唯物論とニヒリズムが前面に出て来る、とされる。今、日本民族再生再建蘇生のために必須な第一前提は、西洋についての完璧な無知を自覚すること。(了)

 【参考文献】THE ASCENDANCY OF THE SCIENTIFIC DICTATORSHIP: An Examination of Epistemic Autocracy, from the 19th to the 21st Century By P.D.Collins 2004


【「ラールーシュ声明」考】

 933回 2004(平成16)年5月3日

 二〇〇四年四月三十日付、「EIR」誌ニューズレターによると、米国民主党大統領候補リンドン・ラルーシュは、四月三十日、重要な声明を発表したと。このラールーシュ声明(4/30)は、(1)米国大統領選挙運動についての緊急評価と、(2)「イラク問題を解決するための中東についての新しいラルーシュドクトリン」と、これら二つの部分から成って居ると。このニューズレターは、八頁からなるが、これを全訳紹介する余裕はない。ここでは、簡単にそれを要約して置く。まず、米国大統領選挙運動の現況について。

 (1)米民主党は、ケリー上院議員を大統領候補とする。
 (2)しかし、ケリーの様子を見て居ると、彼は、ひたすら、ブッシュを勝たせるための算段をして居るようだ。
 (3)従って、ブッシュが再選される可能性が今や濃厚である。
 (4)ブッシュが再選されるようなことがあれば、事態は米国及び全世界にとって、きはめて危険となるであろう。

 次に、中東についての新ラルーシュドクトリン。これは、十項目から成る。以下にその要旨を記述する。

 1)米国と世界の経済体制の大崩壊は、きはめて切迫して居る。
 2)米軍はすみやかにイラクから撤退しなければならない。
 3)イラク単独でなく、南西アジアをまとめて問題としなければならない。
 4)南西アジアとは、ここでは、主として、トルコ、シリア、イラン、エジプト。
 5)パレスチナ、イスラエル問題の解決。
 6)米軍は全中東から撤退すべし。
 7)南西アジアの経済発展。

 「EIR」ニューズレター(4/30)によれば、イラクのスンニ派指導者、シェイク・アーメド・アルクバシは、ラルーシュドクトリンを、イラク、中東問題解決のための枠組みとして承認したと。米軍のもと海兵隊司令官ジンニ将軍(退役)は、ラルーシュドクトリンを承認したと。このニューズレターと、ラルーシュ声明(4/30)は、その全容を緊急に紹介すべきものと考えるが、今のところそれは出来ない。(了)


【「スカルアンドボーンズ」考】

 934回 2004(平成16)年5月4日

 当「時事寸評」前号(933回)に、四月三十日付、EIRニューズレターと、リンドン・ラルーシュ声明について紹介した。そこで、ラルーシュは、要するにブッシュとケリーの大統領選挙戦は、ブッシュ再選のための八百長である、として居る。ラルーシュは「スカルアンドボーンズ」については触れて居ない。しかし今や、米国民の殆んどは、程度の差はあるにしても、ブッシュもケリーも、いずれもエール大学、スカルアンドボーンズ会員であることを知って居る。米国民の数十万人か、数百万人かは、スカルアンドボーンズについて、かなり立ち入った知識を有して居るであろう。

 ケリーも、スカルアンドボーンズであるが故に、単にどちらが当選してもイルミナティにとっては同じこと、と言うのみでない。ケリーは、イルミナティ奥の院の指示通り、上手に演出して、ブッシュを勝たせるように行動する。そして、ブッシュ勝利との投票集計上のペテンを奥の院が仕掛ける場合も、ケリーはスンナリ、それを承認する。かくして、ブッシュが、二〇〇四年十一月に、米大統領に再選され、二〇〇五年一月、次期大統領に就任するとせよ。

 その場合、どのような情勢が展開されるのか。ネオコン一味の米国国家中枢に於ける権勢は、更に強化されるであろう。ラルーシュは、そう成れば、ブッシュの二期目(二〇〇五年一月~二〇〇九年一月)の間に米国憲法体制は、完全に廃棄される、と警告する。これは全くその通り。しかし、それは何を意味するのか。そのことについては、筆者はこの十二年間、全身全霊、精魂を傾注して日本民族有志に警告して来た。にも拘わらず、家畜人ヤプーと化した日本人一億二千万頭羊人間の群れは、馬耳東風。既に、二〇〇五年春、米国政府と議会は、新徴兵制を実施する準備を完了して居ると、筆者は報じた。

 ブッシュ再選の場合も、ケリー当選の場合も、この既定方針は動かない。テックス・マーズは、この数年来、米国は間もなくグラーグ(ソ連式強制集中収容所)国家に変身させられる、と警告して来た。グラーグとは、旧ソ連、国家政治秘密警察が直接管理する、強制集中収容所の、ロシア語スペルの略称である。その絶頂期に、約一千万人の囚人が、その中に収容監禁されて居た。しかし、米国にこれから展開される新式グラーグは、かってのソ連式よりも、はるかに効率的で、絶対的な、抑圧装置と成るであろう。オーウェルの「一九八四年」と言うよりもハクスレイの「すばらしき新世界」へ。そしてその先には、沼正三の「家畜人ヤプー」の領域が待って居る。 (了)


【「イルミナティ世界権力が売国奴小泉に対して下す命令」考】

 935回 2004(平成16)年5月5日

 米国、ロサンゼルス・タイムス紙が、五月三日、米軍のイラク人虐待内部報告書を詳細に報じたと言う。しかし、日本のマスコミは、この件について、きわめてひかえ目に、及び腰でしか伝えない。今日までのところ、「日刊スポーツ」、平成十六年五月五日号(第二十一面)の記事がもっとも目立つかたちで取り上げたに過ぎない。極悪売国奴国賊小泉とその一味政権の、この件に関する基本姿勢は、徹底的な無視。そんな問題はこの世に存在しないと、シラを切ること。それしかない。

 そして小泉売国奴政権を支持する日本人一億二千万頭の羊人間家畜人ヤプーの群れは、ユダヤイルミナティ世界権力の、スリーエス(スポーツ、スクリーン、セックス)そしてパンとサーカス政策によって、骨のズイまで腐敗させられて居り、イラクの囚人がどう成ろうと、そんなことは、オレさまの知ったことか。ウルサイ!これでおわり。しかし、あいにく、売国奴小泉政権によって日本の陸軍(陸自)は、イラク南部サマワに米英占領軍の一味として既にイラクの地に在る。このサマワに対する対イラク日本侵略軍の運命。それは次の通り。

 (1)シーア派によって対イラク帝国主義侵略軍としての日本の陸軍(陸自)部隊は一人残らず包囲殲滅させられる。
 (2)全部又は一部は生きてシーア派の捕虜と成る。
 (3)危険が切迫する中で、いち早く、サマワから退却する。しかし、その退却作戦がうまく行くとは限らない。

 イルミナティ世界権力が売国奴小泉に対して下す命令は、(1)イラク国民に対して発砲せよ。イラク国民を敵として徹底的に戦え。(2)この件を契機に、一挙に、日本は大々的な軍備拡張、徴兵制を布き、以て、イルミナティ世界軍の一部として、全世界で作戦すべく行動せよ。この方向に反対する日本人は、容赦なく「反日分子」として弾圧粉砕せよ。売国奴小泉は、二言目には、日米同盟堅持、と言う。しかし、その肝腎の「米国」の中味が問題であろう。テックス・マーズさんは、「アメリカの終焉(エンディング・アメリカ)」、と言う。アメリカが終焉して、そのあとどう成るのか。テックス・マーズさんは、イルミナティは、グローバリストの計画に対するアメリカ人の抵抗を粉砕するための、二十一の作戦を立てて居るとする。これを、「パラダイム・シフト(枠組みの転換)」などと言う魔語で表現する。米国に於けるこの事態の成り行きは、日本にとって対岸の火事に過ぎないのか。とんでもない。日本人は、家畜人ヤプーと化して居るが故に、アメリカよりも、もっと早い速度で、殆んど言うに足りる抵抗も戦いもなしに、その「パラダイム・シフト」に押し流されつつあるのではないか。(了)


【「ユダヤ問題とネオコンとの関係」考】

 936回 2004(平成16)年5月6日

 リンドン・ラルーシュ、「EIR」誌著、太田龍監訳「獣人ネオコン徹底批判」(成甲書房、三百八十頁、二千八百円プラス税)。本書は、連休明け五月七日以降、全国書店店頭に出る。

 日本のマスコミは、文句なしに世界最悪。いかなる基準から見ても、日本のマスコミは、全世界ワースト・ワン。これは折紙を付けて良い。この世界最悪のマスコミが、米国ネオコン問題についても、世界最悪の報道論評しかしないであろうことは、自明のところである。日本のマスコミがネオコン問題に、あまり近寄らない、深入りしたくないその理由の一つは、もちろんシオニスト・ユダヤとネオコンの緊密な関係である。より包括的に言えば、ユダヤ問題とネオコンとの関係、と言えるであろう。しかし、この「ユダヤ」問題がそもそも、孝明天皇弑逆犯の極悪国賊どもが捏っち上げたニセモノ「日本国家」の権力エリート階級にとって、明治以降ずっと、絶対的禁忌(タブー)事項であり続けて居る。孝明天皇弑逆作戦の指揮系統は以下の通り。

 (1)ロスチャイルド財閥(イルミナティ世界権力の頂点13血流の中核、ユダヤ)
     ↓
 (2)サッスーン(ロスチャイルドの極東総支配人、ユダヤ)
     ↓
 (3)グラバー(フリーメーソン駐日代表、サッスーンの在日代理人)
     ↓
 (4)薩長首脳と岩倉ら公卿の中の極悪売国奴化した一味
     ↓
 (5)孝明天皇弑逆実行隊長としての長州、伊藤博文(かつてのグラバー邸での下男)

 つまり、ユダヤ・イルミナティ世界権力と言う、ご主人さまの意向に沿って、孝明天皇弑逆を首尾よく実行したことによって、イルミナティの傀儡としてのニセモノ日本国家の権力者の地位を保証された、伊藤博文を代表とするエリート権力階級にとって、ユダヤ問題の真相を追究することは、絶対的な禁止事項でなければならない。かくして、明治以降百三十年、日本国民はユダヤ問題について、人工的に徹底的に無知にさせられて居る。○ロスチャイルドは「ユダヤ」であると言う。

 しかし、それは、いかなる意味での「ユダヤ」なのか。この問題を知るためには、ラビ、M・S・アンテルマン著「阿片を根絶するために」(第一巻、第二巻、未邦訳)の研究を必須とする。ここでは、この件は省略する。「ユダヤ問題」の内情は、一見、実に複雑怪奇に入り組んで居るが、本筋を突いて研究しさえすれば、その真相は白日の下にさらけ出されて来る。ネオコンとユダヤの関係。それを解明するためには、少なくとも、以上の前提が要求されるであろう。ネオコンの教祖ないし導師(グル)は、ユダヤ人のレオ・シュトラウスであると言う。しかし、このレオ・シュトラウスが、ナチス・ドイツの最高位法学者カール・シュミットと、終生緊密な関係にあった、とはどう言うわけか。更に、その先へすすむと、レオ・シュトラウスの一派は、フランス大革命期に由来する シナルキスト・インターナショナルともつながると言う。ラルーシュ他の「獣人ネオコン徹底批判」は、在来型の日本の自称「インテリ」、自称「学者」、自称「評論家」などの知識と教養の枠組みをブチこわしてしまう。この本を読み切ることは大仕事だ。しかし、本当に真剣に読み、考えることの出来る読者にとっては、得るものは、はなはだ、大、であろう。

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THE PLAN IS TO USE AMERICA TO BREAK AMERICA
Why the exposure of US torture and abuse serves the Illuminati agenda so well.


更新 平成16年05月07日23時33分

By David Icke

We are watching the daily unfolding of Alice in Wonderland. Hold that thought when you watch the TV news. What is, isn't and what isn't, is.

The violence in Iraq may be bad for America, but it serves the Illuminati perfectly by justifying the continued, and indeed expanded, presence of US troops in the Middle East in line with their long-planned agenda for global control.

In the same way, the global condemnation of the torture and abuse of Iraqi prisoners is bad for America, but perfect for the Illuminati that controls the U.S. administrations.

But why?

The United States may be the world superpower today and that's precisely what the Illuminati planned for it to be in the agenda for the centralisation of global control - the planetary Orwellian state of world government, world army, world central bank and a microchipped population under constant survellience.

But while America is being used now as the vehicle to impose this current stage of the fascist agenda it is not meant to continue as the superpower.

In fact, destroying that status and breaking the spirit of America is fundamental in the installation of the Illuminati global dictatorship.

The reason is this: a world government (dictatorship) and a superpower do not go together. The Illuminati dictatorship is meant to be the only superpower and for that to happen the United States must be brought into line.

The greatest block to the world government is national identity and whether we may not agree with America's sense of itself there is no question that it has a deep rooted, almost genetic, sense of indentity and national pride. While that continues there is no way the nation will allow itself to be openly dictated to and controlled by a world central government.

Americans and their country are being used to advance the agenda now, but the plan is, not least through a manipulated conflict with China, to destroy the might of both these 'superpowers' so they come under the authority of the Illuminati world government that would be installed to 'clear up the mess' left by the consequences of the conflicts and conquests now underway.

In other words: Problem-Reaction-Solution.

The plan is to use America and in doing so to break America, economically, politically and militarily. Most importantly it wants to break the American spirit and its sense of identity and self.

So the exposure of the US torture and abuse of Iraqi prisoners serves the Illuminati in many ways, two in particular:

(a) It further stimulates outrage in the Arab world about the United States and, as I wrote years ago, the plan is to engineer a Muslim 'Holy War' against the US to 'justify' the use of their fire power to set the Middle East ablaze and take over the region.

(b) It eats away at America's, albiet false, sense of idenity as the John Wayne good guys who sacrifice themselves for freedom and justice across the world. Americans torture people? That can't be right, it's those evil foreigners that do that, isn't it? The 'revelation' that the United States 'support our troops with pride' military could commit such abominations is a massive blow to America's self confidence and sense of national idenity - exactly as planned.

Nothing is what it seems and while we may appear to be seeing the expansion and grotesque expression of American might and power we are actually watching that power and sense of nationhood being systematically destroyed.

Posted by Pamela at 09:12 AM
http://www.icke-media.com/
(Media information about David Icke)


【「イルミナティの計画(アジェンダ)」考】

 937回 2004(平成16)年5月7日

 デーヴィッド・アイクのホームページ。二〇〇四年五月七日付。○ここに、「アメリカを使ってアメリカを破壊する計画――米国の(イラク囚人に対する)拷問と虐待の暴露が、イルミナティの計画(アジェンダ)に、かくもうまく合致する理由」、と言う短い記事あり。その要旨は以下の通り。

 (1)イラクに於ける米軍の暴行が、毎日毎日、テレビで暴露されて居る。
 (2)このことは、アメリカのためには不利ではあろう。しかし、そのことは、地球支配のための長期に計画された行動日程にもとづく米軍の中東に於ける存在の継続拡大を正当化することに    よって、イルミナティに完全に奉仕するものである。
 (3)アメリカが、イルミナティのファシスト的行動日程の現段階に於て、その乗り物として利用されて居るとしても、そのことは、アメリカが超大国としてこのままずっと続いていくことを意味しない。
 (4)アメリカの超大国としての地位を破壊し、アメリカ人の精神力をも壊滅させることは、イルミナティの世界的独裁体制確立のための、根本前提である。以下省略。

 アイクの論旨は、概ね、正確であろう。超大国アメリカは、やがて没落する。などと言う、幼稚な予言をして、悦に入って居る人々も、今、散見される。超大国アメリカは没落し、統一欧州が新しい勢力として伸長するなどと。こうした人々の精神的次元の低さ、その愚劣さはお話の外。こうした水準の人々は、数千年に亘って、首尾一貫したアジェンダ(行動日程)を追及しつつある イルミナティ世界権力の存在を、決して、見ようとしない。(了)

 【参考文献】
 1)デーヴィッド・アイク著、太田龍監訳「大いなる秘密」(上下、三交社)

 2)デーヴィッド・アイク著、本多繁邦訳「究極の大陰謀」(上下、三交社)
 3)フリッツ・スプリングマイヤー著、太田龍監訳「イルミナティ悪魔の13血流」(KKベストセラーズ)
 4)ジョン・コールマン博士著、太田龍監訳「300人委員会」(KKベストセラーズ)


【ダニエル・プーズナー(Daniel Pouzzner)「現代政治権力の構造――新封建主義」論評】

 938回 2004(平成16)年5月8日

 ダニエル・プーズナー(Daniel Pouzzner)「現代政治権力の構造――新封建主義」(The Architecture of Modern Political Power The New Feudalism  二〇〇一年)。これは、米国のインターネット上に掲示されて居る、二百六十頁の著作である。この著者の略歴は分らない。ここでは、一つの論点についてのみ、紹介し、論評する。

 D・プーズナー曰く。次の主要な攻撃は、中国との人工的な(ヘーゲル的な)紛争である。………中国は、過去十五年~二十年、系統的に、米国の軍事的警察的技術とコンピュータ技術を与えられて来た。その目標は、中国にとっての快適な未来を保証することなどでは、全くない。目標は、米国を(増強された中国の威力によって)脅かすことであり、そしてそれは、中国の破壊と革命を結集することに成ろう。もしも、今は、(米英西洋)体制が理解して居ないとしても、彼らはいずれ、中国が彼らの思い通りに調教されるような国家ではないことを、理解することに成ろう。(四十二頁)

 プーズナーは、米中の対決での敗者は、中国ではなくて、米国であろう、と見る。ここには、近未来の世界情勢の根本問題が論じられて居る。米国は、人工的に中国の経済的軍事的力を増強せしめる。それから、中国は米国にとっての脅威である、との宣伝を開始する。そして、米国と中国の軍事的政治的経済的対決を演出する。米国は、中国を武力攻撃し、中国を瓦解させ、中国に米国の傀儡政権を樹立する、とのシナリオか。しかし、このシナリオは失敗する、とプーズナーは言う。この問題は、更に引きつづき、検討する。(了)


【樋口恒晴(常磐大学助教授)「英国に学ぶスパイの文化」考】

 939回 2004(平成16)年5月09日

 「諸君」、平成十六年六月号、二百四十頁以下。樋口恒晴(常磐大学助教授)「英国に学ぶスパイの文化」。この好論文の中に、注目すべき一節あり。「不思議なことに、昭和二十年までを考えても、帝国陸海軍の将官で外国の間諜として摘発されたものが居ない。……」「当時の日本軍内部で摘発された事案が見当たらないという事実そのものが、実は、旧軍は相当ひどく、たぶん憲兵隊すら、外国諜報網に浸透されていた証左だろうと思える。」(二百四十六、七頁)これは全くその通り。

 多分、この学者は、渡部悌治著、「ユダヤは日本に何をしたか」(攘夷の流れ)(成甲書房、平成十五年一月。 初版私家版は平成四年)、と言う古典的著作は、知らないのであろう。旧帝国陸海軍将官で、外国(敵国)のスパイとして、外国(敵国)に寄与貢献したと推定される者の一人は、もちろん、山本五十六海軍元師連合艦隊司令長官。しかし、片片たる陸海軍人のスパイなど、実は、大したことでもない。幕末、薩長首脳と岩倉などは、ロスチャイルド(イルミナティ中枢)に、そっくり丸ごと、日本民族と日本国家、日本人を売り渡した、のである。これは、単なる(スパイ)の域を超えて居る。

 こんなことは、世界史上、他に例を見ない驚くべき祖国に対する裏切りである。しかもその裏切りの事実と真相は、そのあとの百三十余年、完璧に、日本人日本民族に対して隠蔽されて来た。西郷隆盛は、この事実を知り尽くして居た。かくして、明治十年西南の役、と成るのである。(了)

 【注】敗戦後の今、日本の権力エリートは、百パーセント外国(敵国)のスパイである。外国(敵国)のスパイでない日本の権力エリートが、もしも存在したとすれば、たちまち、アイツはいかがはしいヤツだ、として抹殺されるであろう。


【「極悪売国奴小泉以下の日本政府、日本の国賊マスコミ、国賊外務官僚、国賊防衛庁と国賊自衛隊の戦争犯罪」考】

 940回 2004(平成16)年5月10日

 悪魔的米英帝国主義対イラク侵略戦争のれっきとした共犯者、極悪売国奴小泉以下の日本政府、日本の国賊マスコミ、国賊外務官僚、国賊防衛庁と国賊自衛隊の戦争犯罪を告発せよ。二〇〇三年三月の米英の対イラク帝国主義侵略戦争開始以来、彼等米英軍のイラクに於ける戦争犯罪について、山のような告発が、アラブイスラム世界のマスコミ、そして米英ヨーロッパの一部の反NWO的報道、インターネット上で、なされて来た。米英軍のイラク人民に対するやりたい放題の暴行虐待拷問についても右に同じ。しかし、米英のマスコミがそれを一切ないことにして来たために、その事実を知るものは、欧米(日本)ではごく僅かであった。

 ところが、米軍内部から勇氣ある内部告発者が進み出て、証拠のビデオを公開し始めた。つまり、かくして二〇〇四年四月、米英イルミナティ世界権力は、その内部告発を闇に葬り去ることに失敗し、そのために、犯行ビデオの映像が、この四月以来、世界中に擴がることに成ったのである。これは、米英国家権力の戦争犯罪以外の何者でもない。しかし、それは米英権力エリートの戦争犯罪にとどまるのか。日本の国家権力エリート、政界 財界 官僚 マスコミ、学界 宗教界 評論家 作家、そして日本の防衛庁自衛隊。これらの極悪売国奴どもには、何の責任もないのか。否、千度も否だ。

 過去一年以上に亘って継続中の、イラク人民に対する、米英対イラク占領軍の暴行虐待拷問の主要な責任国の一つが、売国奴小泉以下の日本国家を詐称するニセモノ日本である。この日本を詐称するニセモノ日本の起上は、言うまでもなく、明治期、四度(1、5、7、10)に亘ってニセモノ日本の内閣総理大臣の地位に在った、伊藤博文を実行隊長とする、孝明天皇弑逆事件である。孝明天皇弑逆事件の真相について語ることのない、すべての日本歴史についての著者 著述 評論のたぐいを、売国奴の悪業として糾弾せよ。(了)

 【参考文献】

 (1)太田龍著「ユダヤの日本侵略450年の秘密」(絶版)
 (2)太田龍著「ユダヤの日本占領計画」(絶版)
 (3)太田龍著「大悪魔を撃て」(絶版)
 (4)太田龍著「天皇破壊史」(成甲書房)

 【注】当「時事寸評」(937回)で、デーヴィッド・アイクの論説(5/7)について紹介した。アイクは、今、世界中に暴露されて居る、イラクの囚人に対する米英占領軍の暴行虐待拷問の一件が、イルミナティの長期戦略に反するものではなくて、むしろ逆に、イルミナティの計画の一環である、と論じた。


【】

 943回 2004(平成16)年4月11日


【ダニエル・プーズナー(Daniel Pouzzner)とは何者か?」考】
 944回 2004(平成16)年5月12日 

 ダニエル・プーズナー(Daniel Pouzzner)とは何者か?」を参照する。
 ラルーシュ他著「獣人ネオコン徹底批判」(成甲書房)の表紙には、 四人の米国ネオコン首脳の顔写真ある。1・チェイニー米副大統領、2・ラムズフェルド米国防長官、3・ウォルフォヴィッツ米国防副長官、4・リチャード・パール(ネオコン中枢)。ラルーシュと「EIR」誌は、 チェイニーを中核とするネオコンの狂氣(インセイン)を過小評価するな、と警告する。
 ダニエル・プーズナー著「現代政治権力の構造」(2001年)の224頁に、初代ロスチャイルドの五人の息子の一人であるナタン・メイヤー・ド・ロスチャイルド(1777~1836年)の次の言葉が引用されている。
 「私は帝国を支配する。イングランドの王冠が、どの傀儡の頭の上に載せられて居るか、そんなことは氣にしない。ブリテンの貨幣供給を支配する人間が、ブリティッシュ帝国を支配するのである。そして、私がその貨幣供給を支配して居るのだ」。
 
 初代ロスチャイルドの五人の息子とは、1・本家のドイツ・フランクフルトにとどまる。2・パリ・ロスチャイルド家を創設する。3・ロンドン・ロスチャイルド家を創設する。4・ウィーン・ロスチャイルド家を創設する。5・ミラノ(イタリー)・ロスチャイルド家を創設する。

 ダニエル・プーズナーは、現代(近代)イルミナティ世界権力構造の頂点に、1・ロスチャイルド家、2・ロックフェラー家と、緊密にからみ合い、協力するこの二つの家系を見る。現在のところ、ロスチャイルド家の主任エージェントが、ジョージ・ソロス。 ロックフェラー家の主任エージェントが、キッシンジャー、と言う。

 ダニエル・プーズナーとはいかなる人物か。(1)一九七二年、米国コネチィカット州生まれ。現在三十二歳。 (2)MIT(マサチューセッツ工科大学)卒業。(3)或る種の菜食主義者。但し、魚は食べる。 (4)十八世紀風の理神論者である。 (5)自分は、erisian である。但し、この erisian は、何のことか。よくは分らない。(6)私は、Innovism の創設者である。これも分らない。しかし、恐らく Innovate(革新する)と関連するのであろう。

【「全世界を掠奪破壊して行く大米英シオニストイスラエル世界帝国、その行き着く先は、世界人間牧場」考】
 943回 2004(平成16)年5月13日 

 全世界を掠奪破壊して行く大米英シオニストイスラエル世界帝国、その行き着く先は、世界人間牧場」を参照する。リンドン・ラルーシュと「EIR」誌は、 チェイニー副大統領を中核とする米国ネオコン一味は、米軍をローマ帝国の軍団式の軍隊に完全に作り変える計画であると警告して来た。ローマ帝国軍の本質は、領土内外のローマに対して生じたすべての反乱を、迅速に徹底的に無慈悲に 容赦なく冷酷に、そして効率的に粉砕し、反乱者を殺しつくす、その過程に こそ表現される。ローマの平和〈パックス・ローマ)の「パックス」を「平和」、と訳すべき ではないだろう。これは「平定」「鎮圧」、とすべきである。ローマの本質は、永久の奴隷狩り戦争である。そしてこの奴隷狩りの主役は、ローマ帝国の軍団である。ローマ帝国の経済の基礎は、掠奪である。この意味では、かつての大英帝国と現在の大米世界帝国も同質である。

 日本は、今、この大米(又は大米英シオニストイスラエル)世界帝国によって 徹底的に合法的又は非合法的に掠奪されつつある。しかし、「大米世界帝国」は、実は、これは虚構である。この大米英世界帝国なるペテンから、NWO(新世界権力)という名の「世界人間牧場」、オルダス・ハックスレイの、 あの「すばらしき新世界」が出現する仕組みである。

【】

 944回 2004(平成16)年4月14日


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 945回 2004(平成16)年4月15日


【「ラルーシュの西洋史像」考】
 946回 2004(平成16)年5月16日 

 リンドン・ラルーシュ(「EIR」誌)の日本語訳本が、始めて本格的なかたちで、この五月連休明け、日本の読書界に登場した。ラルーシュは、これまでの敗戦後日本のアメリカ問題専門学者、アメリカ専門マスコミ人、アメリカ専門官僚、その他、ゴマンとうごめく「アメリカ通」の描くすべてのアメリカ像から、はみ出して居た。これらの極悪売国奴日本のアメリカ問題専門家のアメリカ観は、次の通り。

(1)ユダヤ問題。これは、触らぬ神にたたりなし。 

(2)アメリカ批判は、日本のエリート、日本の著述家、日本のマスコミ人、日本の学者官僚にとって身の破滅。

(3)アメリカが、日本のすべてを掠奪することは、完全に正統であり、正義であり、当然である。

(4)日本がアメリカの日本掠奪、日本侵略にいささかでも抵抗することは、絶対的な悪、である。

 これらの極悪売国奴日本のアメリカ問題専門家の白痴的アタマには、リンドン・ラルーシュ(EIR)の文章と言説は、全く、入って行かない。ラルーシュの西洋史像をごく単純化して表示すれば、次の通り。
○是とさるべき人々。

  1)プロメテウス
  2)ピタゴラス
  3)アルキメデス
  4)ソクラテス
  5)プラトン
  6)ジャンヌ・ダルク
  7)ルイ十一世
  8)ニコラス・クザーヌス枢機卿
  9)ケプラー
 10)ライプニッツ
 11)スイフト
 12)ガウス
 13)リーマン
 14)ベンジャミン・フランクリン
 15)シラー
 16)リンカーン
 17)F・D・ルーズベルト
 18)J・F・ケネディ

○非、悪とさるべき人々。
 
  1)ゼウスとその一味
  2)ソフィスト
  3)アリストテレス
  4)中世ヨーロッパのアリストテレス学派
  5)ローマ帝国のすべて
  6)ヴェネチアの金融オルガルキー
  7)ガリレイ
  8)ニュートン
  9)ロック
 10)マンデビル
 11)ホッブス
 12)マキアベリ
 13)ユークリッド幾何学
 14)英国東インド会社(BEIC)
 15)シェルバーン卿
 16)アダム・スミス
 17)ケネー
 18)マルサス
 19)H・G・ウェルズ
 20)バートランド・ラッセル
 21)チャーチル
 22)ノイマン
 23)ウィーナー
 24)レオ・シュトラウス
 25)アレクサンドル・コジェーブ

 以下略。 

 この問題については続報する。(了)


【「ロスチャイルドとロックフェラーの関係」考】
 947回 2004(平成16)年5月17日 

 ソロスとブッシュの見えすいた八百長に乗せられる愚かな人々」を参照する。ちなみに、太田氏はどういう訳か著作権にうるさいので、転載せずれんだいこ風に意訳する。

 ダニエル・プーズナーは、次のように述べている。
 「ロスチャイルド(ユダヤ人)の主任エージェントが、ジョージ・ソロス (ユダヤ人)であり、 ロックフェラーの主任エージェントが、キッシンジャー(ユダヤ人)である」。

 ユースタス・マリンズ著「世界権力構造の秘密」(日本文芸社、絶版)は、ロスチャイルドとロックフェラーの関係について論述している。

 フリッツ・スプリングマイヤーは、「イルミナティ惡魔の13血流」(KK ベストセラーズ)の中で次のように述べている。
 概要「イルミナティ世界権力の実体は、イルミナティの血流五百家族である。この五百家族の頂点に、十三血流が位置している。更にこの頂上十三血流の中核体として、五血流が存在する。

 太田氏は、中核五血流を次のように推定している。
 「1・ロスチャイルド家、2・ロックフェラー家、3・ラッセル家、4・コリンズ家、5・アスター家になる。つまり、ロックフェラーとロスチャイルドは、対立闘争する敵、ではなくて、イルミナティの世界人間牧場を建設管理するための、仲間なのである」。

【】

 948回 2004(平成16)年4月18日


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 第949回 2004(平成16)年5月19日

 「科学的独裁体制の登場(The Ascendancy of the Scientific Dictatorship)」 (P・D・コリンズ。二〇〇四年) 。この本の二百八頁に、 長期に亘って構築されて来た、世界的「科学的独裁体制」は、今、急速に 瓦解しつつある、と結論付けられて居る。 その瓦解は、次の三つの危機によって証明される。 即ち、 (1)世界的金融体制の崩壊。 (2)世界的石油生産がピークに達しようとして居る。 (3)グローバル・エリートたちの間で、意見が分裂して居る。 問題は、第2項、 世界石油生産が、間もなく頭打ちと成り、そのあとは下降に転ずると。 二〇一〇年には、石油生産の下降が始まる、との専門家の説。 今回の石油涸渇説は、どうやら本物らしい。 米国のマスコミは、この問題を封印して居るのかも知れない。 しかし、近年ヨーロッパのマスコミ上では、この石油ピーク問題が大々的に 報道されて居ると言う。 日本の売国奴国賊マスコミが、完璧にこの重大問題を日本民族に対して隠蔽 するであろうことはもちろん自明だ。

 二〇〇三年四月五日、英国BBCテレビは、 石油生産がピークに達しつつある、と報道したと。 一九六〇年代には、毎年、四百七十億バレルの石油資源が発見された。 一九七〇年代には、毎年、三百五十億バレル。 一九八〇年代には、毎年、二百四十億バレル。 一九九〇年代には、毎年、百四十億バレル、と。 しかし、この問題は、別の見方をすれば、 イルミナティ世界権力が、二〇五〇年までに、地球人口の八十%、五十億人を 殺処分する作戦を、二〇〇五~二〇一〇年頃には、本格的に開始せざるを得な い、と成るのではないか。 この件は続報する。 (了)

【「岡崎久彦」考】

 950回 2004(平成16)年5月20日

 岡崎久彦。このひとは、敗戦後日本外務官僚の主流、日米同盟至上主義イデオロギーの主たる宣伝員として、この二十年、活動をつづけて居る。このひとの父親も外務官僚。昭和二十年八月敗戦時、未だ少年であったこのひとは、父親らが、
 (1)アングロサクソン(米英連合)は天下無敵、不敗である。
 (2)元祖アングロサクソンとしての英国は、十七世紀以来無数の戦争をしたが、すべての戦争で、英国は勝者であった。
 (3)米国が独立したのち、二十世紀に入って、アングロサクソン米英連合は無敗である。
 (4)アングロサクソン米英連合に敵対した国々はすべて敗れた。
 (5)日本が、アングロサクソン米英連合と、二度と戦争してはならない。
 (6)今後、日本の国家は、アングロサクソン米英連合との同盟を、絶対の国策としなければならない。
 
 と言った趣旨のことを語って居るのを聞き、そのことが強く印象に残った、と、どこかで述べて居るのを記憶して居る。

 実際のところ、この二十年来のこの人の言説は、少年時代に、父親ら外務官僚から聞いた、アングロサクソン至上主義を、そのまま何千回でも繰り返して居るだけのことに過ぎない。アングロサクソン米英連合は、天下無敵無敗であった。↓故に、これからも事実上、永久に、アングロサクソン米英連合は無敵無敗であるだろう。↓故に、日本は事実上、永久に、勝ち組について行くべし、と。

 そして、明治以降、東京帝国大学を頂上とする大学で養成された日本の国家エリート権力階級には、この種のペテン的表面的イデオロギーを批評し、批判し、乗り越えて行く知識と教養、素養がそもそも存在しない。

 キャロル・キグリー教授の、千三百頁の古典的大著、「悲劇と希望」。この著作を、読んだことがないどころかその書名すら、一度も聞いたこともない、と言うのが、現代日本の自称エリート権力者たちの標準的状況であろう。ヘンリー・メイコウ(Henry.Makow)は、二〇〇四年五月九日付けの記事で、一九一九年六月十日付け、E・M・ハウス大佐「プログレス・レポート」、について論評した。このハウス大佐レポートは、米国議会記録、一九三九年十月十三日、五百九十八〜六百四頁、に収録されたとある。このハウス大佐の報告書は、英国がいかにして米国を、再度、英帝国の植民地たらしめるか、について述べてあると。このハウスレポート(約十頁)については、後日全文翻訳紹介したい。以下、続報する。(了)


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 951回 2004(平成16)年5月21日


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 952回 2004(平成16)年5月22日


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 953回 2004(平成16)年5月23日


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 954回 2004(平成16)年5月24日


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 955回 2004(平成16)年5月25日


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 956回 2004(平成16)年5月26日


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 957回 2004(平成16)年5月27日


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 958回 2004(平成16)年5月28日


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 959回 2004(平成16)年5月29日


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 960回 2004(平成16)年5月30日






(私論.私見)