2004.04

 (最新見直し2011.02.19日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、太田龍・氏の時事寸評2004.4月分を確認しておく。れんだいこ文法、作法に基づき編集替えしております。

 2011.02.17日 れんだいこ拝


関連サイト パレスチナ問題考 「ユダヤ人問題」考
「シオンの議定書」考 「ネオ・シオニズム考」

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 901回 2004(平成16)年4月1日

 ケネディ米大統領暗殺事件(一九六三年十一月二十二日)についての、もっとも決定的包括的な著作は、マイケル・コリンズ・パイパーの「最終審判」(一九九四年)である。Final Judgement By Michael Collins Piper この本の著者M・C・パイパーは、もと週刊「スポットライト」紙記者、今は週刊「アメリカン・フリープレス」紙記者。本書は、一九九四年以後、版を重ね、ごく最近、増補第六版(七百六十八頁)が出版されたと言う。ヴィクター・ソーン(Victor Thorn)著「ザ・ニュー・ワールド・オーダー・エクスポーズド(暴露された新世界権力)」(二〇〇三年、五百六十五頁)、第五十章(三百八十七頁以下)に、M・C・パイパーの「最終審判」についての紹介あり。M・C・パイパーは、多年に亘る調査を積み重ねた結果、ケネディ暗殺の主導的役割を果したのは、まさしく、他でもない、当時の、イスラエル国政治首脳である、との説を提示した。なお、イスラエル政府と、全世界、とりわけ米国内のシオニストユダヤ陣営は、M・C・パイパーのこの著作を放って置くのか、と成るのであろう。M・C・パイパーの著作が一九九四年に出たあと、一九九七年十月九日付、ワシントン・ジューイッシュ・ウィーク(ワシントン・ユダヤ週報)は、「イスラエルは、イスラエルの破壊を企図する者たちの暗殺又は抹殺(デストラクション)について、弁解する必要はない。いかなる国でもその優先順位第一位の仕事は、自国人民の保護である」、と述べたと言う。これは、イスラエル政府がケネディ暗殺に関与したとしても、それがどうした、イスラエルは弁解しない、と言うのであろう。つまり、ケネディ大統領は、イスラエルの核武装を妨害したので、イスラエルの敵、と見なされたと言う。しかし、ケネディの「罪」は、その件だけでない。ケネディは、米国通貨発行権を、米FRBの手から、米国政府の手に取り戻す計画を実行せんとした、これこそ、ケネディの、死刑に相当する「罪」である、と言う。ケネディ暗殺に関与した「フレンチ・コネクション」、と俗称されるものも、実は、イスラエル・コネクションの一部にすぐ内と。或るイスラエルの指導的ジャーナリストが、M・C・パイパーの著作「最終審判」は正しい、と評価したと言う。イルミナティ世界権力NWOの家畜人ヤプーと化した現代日本人羊人間とは、こんな「危険」な本(M・C・パイパー)は、文字通り、恐ろしくて、ちょっと見ただけで、目がつぶれる、と言うことであろう。この臆病者腰抜け、阿呆白痴の売国奴どもよ。(了)


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 902回 2004(平成16)年4月2日


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 903回 2004(平成16)年4月3日


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 904回 2004(平成16)年4月4日


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 905回 2004(平成16)年4月5日


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 906回 2004(平成16)年4月6日


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 907回 2004(平成16)年4月7日


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 908回 2004(平成16)年4月8日


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 909回 2004(平成16)年4月9日


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 910回 2004(平成16)年4月10日


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 911回 2004(平成16)年4月11日

 
四月十一日未明のヤフージャパンニュースによれば、「サラヤ・ムジャヒディン」は、イスラム法学者団体の要請に応じて、日本人人質三人を、二十四時間以内に解放することを決めた、と、アラビア語テレビ局アルジャジーラは、四月十日夜、報道したと言う。この声明の通りとすれば、日本時間四月十二日未明までに、日本人三人の人質は解放されることに成る。この件については、四月十二日以降、続報する。

 東京新聞四月十一日付の記事の、共同通信全国世論調査結果によれば、イラクからの陸上自衛隊撤退拒否との日本政府決定を、非とするもの、四十五%、それを是とするもの、四十三%、とある。これはもちろん、「サラヤ・ムジャヒディン」の日本人人質解放決定前の調査である。「サラヤ・ムジャヒディン」は、日本の陸軍(陸上自衛隊)のイラクからの撤退要求が実現されることなしに、人質を解放したことに成る。それでは、これはイラク「サラヤ・ムジャヒディン」側の敗北なのか。米英シオニストイスラエルとそのドレイ、その手先、そのエージェントたる国賊売国奴小泉政権にとっては、これは、「大勝利」と成るのか。

 トルコのエルドアン首相は、四月八日、イラクは内戦状態にある、との認識を示した(讀賣、四月十日、朝刊)、と言う。米軍は、今や、自分たちを、「占領軍」、と、呼んで居る。そしてこの「占領軍」は、イラク国内で、戦闘中である。「イスラム教徒の日本観に変化」(毎日新聞、四月十日、朝刊)と言う。つまり、日本も、米英イスラエルと同じ、イスラムの敵。この見方は正しい。売国奴国賊小泉とその一味は、決定的に、米英イスラエルの、イスラム皆殺し世界戦争に参戦した。しかし、日本人の大多数は、そんな風には態度を決めて居ない。それではどうするのか。

 売国奴小泉とその一味は、日本を、ファシスト的全体主義的刑務所監獄、収容所国家に、非常な速度で変造するよう、米英イルミナティ世界権力のご主人さまから命令されて居る。つまり、売国奴小泉とその軍隊は、日本民族の皆殺しをも辞せず、と、既に、国策を決定して居るのだ。これは無責任な放言でもないし、誇張でもない。イスラム皆殺しを企図する世界戦争は、必然的に、第三次世界大戦へと移行する。小泉は、今日も、三人の人質の家族との会見を冷然と拒否した。この態度は、きわめて重大な意味を表現して居る。当「時事寸評」前号(16.4.10)で、日本政府が、昭和三十九年十二月八日、ルメイ米空軍大将に対し、勲一等旭日大綬章を与えたことについて触れた。ルメイは、大東亜戦争中、広島、長崎への原爆投下作戦の現地指揮官であった。そして、このときの日本の首相は、池田から交代したばかりの佐藤栄作であり、そして、防衛庁長官は「小泉」。この「小泉」は、小泉現首相の父親。つまり、この頃既に、日本の政府と国家は、明白に、日本民族の最悪の敵、としての正体を、全世界に、さらけ出して居たのである。(了)


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 912回 2004(平成16)年4月12日


【デーヴィット・アイクの物の見方の四つの段階説と、イラク日本人人質問題】

 913回 2004(平成16)年4月13日

 
デーヴィット・アイクは「究極の大陰謀」(三交社、上下。英文原題は、不思議の国のアリス)と、「時間の輪の物語」(未邦訳)の中で、人間の物の見方の四つの段階について述べて居る。即ち、

 (1)体制側の公式見解を鵜呑み丸呑みし、体制側のマインドコントロールの通りに考え、行動する、普通の人々。もちろん、これが殆んどである。

 (2)公式見解に対して、個々断片的に反対し、批判する人々。これを、アイクは、各種のラジカル派、と呼ぶ。もちろん、「ラジカル」にも、程度の差が色々ある。

 (3)更に進んで、体制側が目に見えないかたちで、中期的、長期的及び超長期的なアジェンダ(行動計画)を立てて、そのアジェンダ実現のための陰謀を推進して居る、と考え、そしてこの陰謀を暴露し、そしてこの陰謀と戦おうとする人々。

 (4)更にその先へ進む人々。この人々は、無限を求める。そして、この無限の次元に接近することによって人間の究極の解放と 自由を達成しようとする人々。

 前記の四つの区分けは、まあ、妥当なところであろう。しかし、アイク自身は、(1)→(2)→(3)と進み、→(4)の段階に進もうとするけれども、今のところ、彼のその試みは全く失敗して居る。イラクに於ける日本人三人の人質事件の発生(2)の段階がやや増殖して、(1)の陣営の人々との若干の亀裂が少々顕著に成りつつある。○けれども、日本には、厳密な意味での(3)の段階は、一つの陣営として、つまり、イルミナティ世界権力の陰謀と対決し、これを戦わんとする陣営として、明確には成立して居ない。しかし、それは何故なのか。それは、日本民族が、今に至るまで、「西洋」と言うものの正体を明らかにし得て居ないからである。今の時点に於て、「西洋の正体」に迫る上で、日本民族が到達し得た最新最高の水準は、

 (1)太田龍著「聖書の神は宇宙人である」(平成十一年)

 (2)太田龍著「監獄宗教の完成態としての一神教の正体全的暴露」(平成十二年)

  この二冊。更に、翻訳書としては、

 (1)フリッツ・スプリングマイヤー著、太田龍監訳 「イルミナティ悪魔の十三血流」(KKベストセラーズ)

 (2)ジョン・コールマン著、太田龍監訳「三〇〇人委員会」」(KKベストセラーズ)

 (3)デーヴィット・アイク著、太田龍監訳「大いなる秘密」(上下二巻、三交社)

 (4)ユースタス・マリンズ著、太田龍監訳「カナンの呪い」(成甲書房)

  以上四冊。

 欧米には、(2)の段階に含まれる、無数に多くのグループ、個人とその網の目が存在する。これは、日本には殆んど全く存在しない。そのことを示す、ごく最近の実例の一つとして、シェリダン・ランプトン、ジョン・ストーバー共著、Weapons of Mass Deception(二〇〇三年九月)を挙げることが出来るだろう。この本は最近、邦訳本が出版されて居る。(『粉飾戦争 − ブッシュ政権と幻の大量破壊兵器』、神保哲生監訳、「インフォバーン」刊、二〇〇四年三月)前記の二人の共著者の著作のうち、二冊は邦訳あり。

 しかし、欧米のこれらの(2)の陣営の背後には、日本人には、夢想も 出来ないような、(3)の陣営、つまりイルミナティNWO世界権力の陰謀と戦う人々の、厚い陣営が存在する。何故、こう成ってしまうのか。一九九一年の第一次湾岸戦争から、二〇〇一年九月十一日の例の事件、そして二〇〇一年十月以降の米国の対アフガニスタン戦争、二〇〇三年三月以降の米英の対イラク戦争、これらの一連の戦争は、既に、一七九七年の第一回シオニスト世界大会、そしてその前、一八七一年八月十五日付、アルバート・パイクのマッツィーニあての書簡、そしてその前の.....と言う風に、数百年前からのイルミナティの超長期的アジェンダ(作戦計画)によって、設定されて居るのである。(了)


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 914回 2004(平成16)年4月14日


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 915回 2004(平成16)年4月15日


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 916回 2004(平成16)年4月16日


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 917回 2004(平成16)年4月17日


【「イスラエルのハマスの精神的指導者ヤシン師の後継者にしてハマスの最高指導者の一人、ランティシ氏暗殺」】

 918回 2004(平成16)年4月18日

 アラブ語テレビ局アルジャジーラの速報は四月十七日付ロイター電を報じて居る。このロイター電によれば、四月十七日(土曜)、イスラエル軍のヘリコプターは、ミサイルを発射して、イスラエルに殺害されたハマスの精神的指導者ヤシン師の後継者、ハマスの最高指導者の一人、ランティシ氏をガザ市内で殺害した、と言う。ヤシン師の殺害(三月二十二日)の直後に、イスラエル政府の国防相モファズは、イスラエル軍はハマスの指導部全員の殺害を目標として居る、と言明した。この記事は、日本の一部のマスコミも、報道したであろう。

 ランティシ氏は、しかし、他の同僚たちのように地下に潜行せず、公然と行動し続けた。彼は、パレスチナの殉教者と成る道を選んだのであろう。更に、イスラエル軍参謀総長、モシエ・ヤーロン中将は、パレスチナのアラファト議長、及び、レバノンのヘズボラの最高指導者ハッサン・ナスララ師の殺害も近日中に実行する、と言明したと言う。

 このような、米国ブッシュ政権に全面的に支持されたイスラエル、シャロン政権の暴挙が、全イスラム世界に、どれほど強力な戦いのエネルギーを生み出して居るか、そして全ヨーロッパ諸国民の圧倒的多数が、パレスチナの戦いに同情的に成っているか。こうした動きは、一億二千万頭の日本人家畜人ヤプーには、無縁である。そんなことは、私(私たち)には関係ない。それで終り。しかし、日本に関係ない、と言うことはあり得ない。

 売国奴国賊軍団によって占領されたニセモノ日本国家は、もっとも強固な、そして頼り甲斐のあるシオニスト米イスラエルの同盟国に成ってしまって居る、のである。全アラブ世界で、イスラエルと講和条約を結び、合法的にイスラエルとの国交を有する国は、二ヶ国のみ。即ち、エジプトとヨルダン。この親米親イスラエルのエジプト、ヨルダンに於て、その政権は、非常に危い。しかし、アメリカ(イルミナティ)を神として崇拝する日本人にとって、パレスチナ人が米国イスラエルによって皆殺しにされようと、「そんなことは私には関係ない」「オレサマの知ったことか」とホザクであろう。しかし本当に日本に関係はないのか。これは、「第三次世界大戦」の始まりなのではないのか。(了)


【「イスラム勢力の抵抗」考。米英イタリア日本その他の対イラク帝国主義侵略戦争の今後の展望】

 919回 2004(平成16)年4月19日

 極悪国賊小泉とその政権一味も、そしてこの売国奴政府を支持して居る、圧倒的大多数の日本人羊人間家畜人ヤプーの群れも、今に至るまで、アメリカは、全知全能の唯一絶対神である、との妄想に取り憑かれたまま。イラクの今の現実が、この一億二千万頭の羊人間日本人には全く見えない。この羊人間家畜人ヤプーには、我らが主たる全知全能の神たる米国の軍隊が出動すれば、忽ちイラク国民は平伏土下座して、昭和二十年八月十五日以降の日本人のように、米英イスラエルの家畜人と化する。そこに何の問題も、困難も、生じない筈であった。

 しかし、米英の対イラク帝国主義侵略戦争開始から一年を過ぎ、ブッシュ米大統領が、戦闘終結と勝利の宣言をイラクで華々しく、ブチ上げてから間もなく一年に成ろうとする今の状況はどうか。米軍と米軍自身が、イラク全土が戦闘地域である、ことを公認して居るではないか。イラク南部のシーア派イスラム教徒が反米反占領闘争に決起し始めて居る、と伝えられる。数百万人のシーア派イスラム教徒が一斉に反占領軍闘争に立ち上っても、米軍は僅か十三万人。米軍は、南部はシーア派の協力もあり、問題ない、と計算して居たと言う。そして、米軍以外の諸国の軍隊を、シーア派の南部に配置した。しかし、これらの米国以外の諸国の軍隊を数十万人、数百万人のシーア派イスラム教徒が包囲したら、どう成るのか。既に、重大な危険を察知した、スペインの新政権は、千五百人のスペイン軍を早期にイラク南部から撤退させると言う。これからイラク南部の外国軍部隊はどうなるか。彼らの運命は左の如し。

 (1)包囲殲滅され、生き残った者は、シーア派イスラム教徒陣営に降伏し、 捕虜と成る。
 (2)いのちからがら逃亡する。
 (3)シーア派イスラム教徒と交渉していのちだけは助けて脱出させてもらう。

 と言ったことに成るのではないか。それでは、こうした危機に対して、米軍は強力な援軍を出すことは出来るのか。米軍は、小型ないし超小型核兵器を、イスラム陣営に対して発射することは可能であろう。売国奴小泉とその一味、そして絶対多数の家畜人ヤプー日本人は、平然としてこの米軍の対イスラム核攻撃を支持することは自明だ。それを実施するかどうかは、彼ら次第。

 小型、超小型核兵器以外の爆弾によって、イスラム勢力を攻撃するためには、在イラク米空軍の兵力は不足して居る。米軍は空母なくとも五隻の大艦隊をペルシャ湾岸に集結することは、やってやれないこともなかろう。イラク南部サマワに対イラク帝国主義侵略軍の一味として派兵された、日本の陸軍(陸自)の運命はどう成るのか。そんなことは今は分らない。しかし、ネオコン一味がやりそうなことは、更に侵略戦争の戦線を拡大することであろう。即ち、(1)イランへの侵略戦争開始 (2)シリアへの侵略戦争開始 (3)レバノンの武力占領へこうした情勢では当然、日本は更により強力な陸海空軍少なくとも三万人を、中近東に派兵するよう、巨大な圧力を、米国によって加えられることに成ろう。(了)


【「スペイン軍のイラクからの撤退」考】

 920回 2004(平成16)年4月20日

 平成十六年四月二十日付夕刊各紙は、スペイン新政府が、四月十九日、イラクからのスペイン軍撤退作業を開始した、と報じた。これは、予想されて居たよりもずっと早い速度である。スペイン軍が撤退すれば中米三ヶ国(ホンジュラス、エルサルバドル、ドミニカ)もそれに追随すると見られて居ると。イタリアは有力野党が、イラクからのイタリア軍撤退を要求して居る。オーストラリアは、有力野党の労働党がイラクからの撤退を要求して居る。この状況では、主要駐留国のうち、あくまで米軍と共に、イラクに対する帝国主義的侵略戦争を貫徹するぞ、とわめいている極悪の国は、(1)英国 (2)日本 (3)オランダ (4)韓国以上の四ヵ国。

 今や、極悪売国奴小泉とその政権の一味は、日英米三国同盟時代が来た、と大はしゃぎ。日英米の三ヶ国が二十一世紀世界帝国を仕切るぞ、と言うこの妄想。妄想に取り憑かれるのは自由だが、そこで、具体的に問題は、イラク南部の油田を武力占領中の英国軍の兵力が、僅か九千人と、非常に弱体である、と言うことではないのか。スペインを始めとして、主たる占領軍部隊がイラク南部から撤退すると、この南部に英国軍と、日本軍とが、孤立して浮き上って来る。

 サマワの日本陸軍部隊(陸自)。これは、シーア派によって包囲殲滅させられるか、或いは全員生きて捕虜と成るか。なにしろ、売国奴小泉は、「テロに屈するな」と、バカの一つ覚えのようにわめきつづけて居るのだから、今更おめおめと撤退も出来ないであろう。しかし、サマワ日本陸自部隊の運命など、大局には何のかかわりもない。問題は、イラク南部油田の運命だろう。更に、北部クルド族と北部油田である。クルド問題は、トルコ軍とクルド人、米国軍の武力衝突に発展する可能性を内包して居る。

 ジョン・コールマン博士の予測によれば、第三次世界大戦は、米英連合と、ドイツフランスロシア連合との間で戦われる、中国は日和見、しかし、最後に、米英の側に付くと。日本はドイツ、フランス、ロシア連合に付く、とあるが、これは、今のところ、問題外の空論だ。イスラムはどう成るのだ。イスラムは核戦力を持たないので、計算外、と言うことか。第三次世界大戦の屠殺場へ、おとなしく、喜び勇んで、スリーエス政策によって骨のズイまで腐敗させられた、一億二千万頭の日本人羊人間家畜人ヤプーの群れは、イルミナティ米英世界権力の手先、極悪売国奴自民党の政権によって、着々と、引きずられ、おびき寄せられて行く。(了)


【「イラク南部の中心都市バスラの三つの警察署で連続大爆発が生じ死傷者多数との報道」考。イラク南部油田英占領軍九千人は今や風前のともし火。英国はイラクの大規模増兵するしかないが】

 921回 2004(平成16)年4月21日

 四月二十一日付各紙夕刊によれば、イラク南部の中心都市バスラの三つの警察署で連続大爆発が生じ、死傷者多数、との報道である。イラク南部の油田地帯には、英軍九千人が主力占領部隊として配置されて来た。しかし、イラク住民多数派たるシーア派の主導権が反米強硬派に移行しつつある今、イラク南部油田を武力占領する英軍部隊九千人の存在は、まさしく、風前のともし火。そのことはもちろん当のブレア政権が、一番良く承知して居るであろう。ブレアの採るべき道は唯一つ、イラク占領英軍を増強すること。少なくとも、五万人の英軍をイラクに増派しなければ、反乱し始めたイラク南部シーア派を鎮圧することは出来ない。しかし、五万人はおろか、あと五千人の増派でさえ、きわめて強烈な英国民の反対運動を生み出すであろう。ブレアは、この英国内の反対運動を武力で、つまり軍隊の火力で粉砕するか。しかし、英国軍の兵士が、その政府命令を拒否して、反乱を起こすことも又あり得る。

 それでは、米軍がイラク南部に入るか。そのためには、米軍は、少なくとも、イラクになほ、三十万人は必要だ。米国は世界帝国主義侵略戦争完遂のために、今や、徴兵制を復活するしかないだろう。そんなことが米国の今の政治情勢下で可能か。然り。それは本当の問題だ。米国のFEMA体制、大統領行政命令体制に移行して、事実上の戒厳令に持って行く他ないだろう。まさしく、我々は、「ウエイト・アンド・シー」だ。

 それで日本は。
米英イルミナティ世界権力は、日本に対して、少なくとも十万の兵力を、イラクにそして中東、中央アジアに出兵せよ、と要求しなければなるまい。その十万人は、(1)陸軍(陸自)五個師団。(2)海軍(海自)主力のすべて。(3)空軍(空自)主力のすべて。日本もまた、徴兵制を採れ、そして大々的な軍備拡大へと、イルミナティ世界権力は要求するか。要するに、「何でもあり」だ。今や「自由世界」は非常時、戦時下に在り、と言うわけだ。(了)


【「愛国者法TT」考。徴兵制復活についての米国政府と米国議会の動き。テッド・トウィートメイヤーの警告】

 922回 2004(平成16)年4月22日

 レンズコム(Rense.com)二〇〇四年四月二十日。ここに、テッド・トウィートメイヤー(Ted Twietmeyer)と言う米国人の記事あり。The Coming Draft, Gulf War Illness, Death For Your Kids (あなた方の子供たちに対する来るべき徴兵制、湾岸戦争病、そして死)。徴兵制復活についての法案は、既に、米国議会に提出されて居ると。その要点は以下の如し。

 (1)徴兵年令は、十八歳から二十六歳まで。
 (2)実施は、二〇〇五年春。
 (3)カナダに逃げることは出来ない。
 (4)これは、二〇〇一年九月十一日の事件のあと、米国政府と米軍首脳によって公言された、「百年戦争」のためのものである。
 (5)この新徴兵制法案は、ブッシュ共和党だけの法律ではない。ケリーが大統領に選出されても、ケリーは、この法案に署名するであろう。
 (6)この法律の阻止のために立ち上がれ。

 このひとには、孫が居る、とあるから、多分、七十歳前後であろう。

 このひとは、しばらく前に、インターネット上で、米国政府と議会による徴兵制復活を警告した。この記事は、米国内で、一連の他のホームページ上にリンクされた。すると、やがて、「ブラックヘリコプターが、私の家の上を飛び回り始めた」とある。この「ブラックヘリコプター」については、ジム・キース(一九四九 − 一九九九年)の著作参照。このひとは、「愛国者法TT」についても、警告して居る。「愛国者法TT」が発効すれば、そのときは、米国憲法修正第一条から第十条までのいわゆる権利章典(ビル・オブ・ライツ)は、完全に消滅する。この件は、もちろん、きわめて重要であるので、続報したい。「百年戦争」とは何のことか。筆者は既に、二〇〇一年九月十一日事件の直後から、既に、何十回となく、この件について日本民族有志に警告して居るが、ここでは省略する。(了)


【リンドン・ラルーシュ、「EIR」誌著、太田龍監訳「獣人ネオコン徹底批判」紹介】

 923回 2004(平成16)年4月23日

 リンドン・ラルーシュ、「EIR」誌著、太田龍監訳「獣人ネオコン徹底批判」(成甲書房、三百八十一頁、二千八百円+税)。本書の見本刷が、四月二十二日に出来上がった。東京神田神保町の書店書泉グランデの店頭には既に出て居るが、配本は四月三十日。しかしそのあと連休に入るので、全国書店に出まわるのは、連休明けの五月六日以降。四月二十八日(水曜)、午後六時〜九時。文京シビックセンター、四階、シルバーホール隣、B会議室に於て、ラルーシュ他著「獣人ネオコン徹底批判」の出版を祝う会開催。この会場で、本書を購入することが出来ます。講師 キャシー・ウォルフェ女史(EIR誌、東アジア担当記者) 通訳付き 会費千円

 本書には、二〇〇一年から二〇〇三年にかけて、週刊「EIR」誌に掲載された、ネオコン批判についての二十三篇の論文が精選されてある。その内訳は、リンドン・ラルーシュの大論文三篇、小論文二篇、そしてやや長い、日本版への序文。ラルーシュの前記六篇の文章だけで、百六十頁余を占める。ラルーシュは、「EIR」誌(年五十回発行、日本の週刊誌大で七十二頁前後、有料広告はゼロ。小さな字一杯詰まって居る)に、年間十篇ないし二十篇、長大論文(二十〜三十頁)を発表し、その他に、講演、インタビューなどの記録、多数の小論文を発表して居るが、日本語でその一部が出版されるのは、今回が始めてのことである。次に、ラルーシュの右腕、とも見える、ジェフリー・スタインバーグの、ネオコン批判についての論文八篇。これで約百頁。最後に、その他の筆者による論文十篇。これが約九十頁。そして巻末に、監訳者の解説あり。

 初心の読者は、百六十九頁以下、第五篇 レオ・シュトラウスの本質的欺瞞 リンドン・ラルーシュと言う、九頁ほどの小論から読むのも良いであろう。この小論の中で、ラルーシュは、プラトンの読み方を論じて居る。これを良く考えながら熟読することは役に立つであろう。二千三百年の西洋哲学史全体は、本質的には、プラトン哲学への脚注である、と言った言い方もされる。ラルーシュは、現代アメリカのアカデミズム、知識人の世界では、「プラトン憎悪派」が制圧して居る、とする。そしてその一つが、レオ・シュトラウスと、その高弟アラン・ブルームの一派。この件はここでは省略する。更に近代西洋思想史では、ラルーシュは、ガウスとその弟子リーマンを是、とする。 二人とも、西洋数学史の巨人である。更に、ラルーシュは、ロシアの偉大な天才的科学者、ウラジミール・I・ヴェルナッキー(一八六三〜一九四五年)を非常に高く評価する。○ヴェルナッキーについてもここでは省略する。(了)


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 924回 2004(平成16)年4月24日


【鈴木啓功著「反逆者の時代」論評】

 925回 2004(平成16)年4月25日

 鈴木啓功著「反逆者の時代」(三五館、平成十六年四月刊)。この人は、昭和三十一年生まれとある。この人の文章は始めて読む。反逆者は善であり、反逆者は正義である、と言う。この人は注目に値いする。「右」か「左」かは、もう終った(二百三十二頁)、と言う。二十一世紀は、「下から上への時代である」。つまり、一揆と下克上の時代(第三章)である、と言う。日本では、下克上の時代の典型は、室町時代後期、應仁の乱から始まる戦国時代。しかし、これからは、全世界的な規模での下克上戦国時代。そして、世界的に通用する、正義の柱を打ち立てると言う。

 この人と、同時代の、漫画家の小林よしのり。小林よしのりと、この鈴木啓功と言う人には、幾つかの共通点あり、同じ傾向に、くくることは出来るであろう。しかし、「反逆者の時代」、と言う著作を読む限りでは、鈴木啓功は、小林よしのりよりも、かなり先へ進んで居るように見える。「反逆者の時代」は、『三〇〇人委員会』、『クラブ・オブ・アイルズ』などの秘密結社問題を視野に入れて居る(百三十二頁以下)。未だ、ほんの表面をかすった程度ではあるとしても、その程度でも小林よしのりは、触れては居ない。この人については更に検証をして行く。(了)

 [注]ここでの必読参考文献。日本に君臨するもの ―フリーメーソン日本ロッジ幹部の証言―高崎廣、島田四郎、高山和雄編メディアワークス発行 一九九八年十二月刊


【フィリップ・D・コリンズ、ポール・D・コリンズ共著「科学的独裁体制の登場」論評】

 926回 2004(平成16)年4月26日

 「反逆者の時代」(平成十六年四月)に続き、「2005年、オレがつぶされない生き方」(平成十五年七月)、と言う、鈴木啓功著作を読む。「2005年・・・・・・・」によると、この人は(1)一九九五年一月の神戸大地震と、(2)二〇〇一年九月十一日の例の事件と、この二つの事件が、開眼の契機と成ったと言う。「反逆者」としての志は大いに結構だが、百八十年の歴史サイクル理論なるもので、自縄自縛、と成る可能性も見える。

 「科学的独裁体制の登場」(フィリップ・D・コリンズ、ポール・D・コリンズ共著、二〇〇四年)。The Ascendancy of the Scientific Dictatorship;An Examination of Epistemic Autocracy, From the 19th to the 21st Century, By Phillip D.Collins and Paul David Collins(Dr)

 この新刊著作は実は良く出来て居る。「科学的独裁体制」とは、オルダス・ハックスレイの、「すばらしき新世界再論」(一九五八年) Brave New World Revisited.に出て来ることばである。即ち、オルダス・ハックスレイ曰く。 「旧来の独裁者たちは、彼らが、彼らのサブジェクツに対して、十分なパン、十分なサーカス、十分な奇跡と神秘とを提供出来なかったが故に崩壊した。 科学的独裁体制にあっては、教育は、十二分に機能するであろう。 その結果、殆んどの男も女も彼らのドレイ的身分とドレイ状況を愛するように教育され、成長する。彼らは、革命など夢にも見ない。」(Brave New World Revisited  一九五八年、一一六頁)

 右の引用文で、ハックスレイは、「サブジェクツ」と言う。この英語は英語の中に存在する奇怪な魔語の一つである。「科学的独裁体制の登場」を良く読みこなすならば、鈴木啓功著「反逆者の時代」、この程度の水準では西洋の背後にひそむサタニズムの陰謀に対して手も足も出ない、と言うことが理解されるであろう。今のこの日本で、本モノの「反逆者」的志士が出現することは歓迎さるべきことだが、その足もと未だ著しく危い。(了)


【「米国で徴兵制を復活する準備が進行中」考。二〇〇五年春、米国の新徴兵制起動、との報道】

 927回 2004(平成16)年4月27日

 当「時事寸評」既報のように、米国では、二〇〇五年六月以降、徴兵制を復活する準備が着々と進行中、と言う。米国議会の公式インターネット情報には、二〇〇三年七月一日付、エルネスト・ホリングス(民主党、サウスカロライナ)議員による Universal National Service Act of 2003(全般的徴兵法二〇〇三年)の提案が提示されて居る。この提案の要旨は、(1)米国のすべての市民、及び米国に居住するすべての住民は、十八歳から二六歳まで徴兵される。(2)徴兵の義務は、女性に対しても課される。この動きは、今、米国議会の多数派と成りつつあるとも伝えられる。

 四月二十日、米国上院議員C・ハーゲル(共和党、ネブラスカ)は、徴兵制の必要を言明したと言う。ブッシュが再選されようと、ケリーが当選しようと、NWO奥の院で決定されたこの一件は、既定方針通り、二〇〇五年春以降、米国に於て作動し始めるであろう。一体、米国は、この徴兵制度によって作られる軍隊を、何のために、どこの国で、使用せんとするのか。それは、文字通り、NWOの「世界軍」として、以外の何者でもない。最初の一、二年は、徴兵は、十万、二十万、三十万人、の単位であろう。しかし、勢いがついて来ると、忽ちその規模は、百万、二百万、三百万、五百万人、と増殖するであろうことは疑いない。

 ベトナム戦争当時の「教訓」に学んで、「彼等」は、今回は、「徴兵逃れが殆んど不可能」に成るように、制度を仕組むつもりらしい。テッド・トゥイートメイヤー(Ted Twietmeyer)の、二〇〇四年一月二十五日付けの論説には、「約三億人のアメリカ人が居る。そして、NWO(新世界権力)タイプと、 その手先たちの数は多くても百万人。」 三億人のアメリカ人は百万人のグローバリスト、グローバルエリートに よって完全な羊人間とされることを、阻止することは出来ないのか? とある。まさしく、今、アメリカでは、この種のことが、同時代的に進行中なのだ。日本がこの動きと無縁であるわけがないだろう。(了)


【「惡魔学(デモノロジー)」考】

 928回 2004(平成16)年4月28日

 日本民族は、ザビエルの日本侵略(西暦一五四九年、天文十八年)以来、四百五十余年、情けないことに、未だに西洋の本体が秘密結社であり、そしてその秘密結社のイデオロギーは、惡魔学(デモノロジー)であることを知らない。筆者は、リンドン・ラルーシュ、EIR著「獣人ネオコン徹底批判」(成甲書房、平成十六年四月三十日刊)への解説、三百七十五頁以下に、その惡魔学(デモノロジー)の本質的特徴、六項目を挙げて置いた。

 明治以降の日本人、とくに、知識人は、西洋の正体が惡魔である、などと言った言説は、一笑に付して来た。にも拘わらず、西洋六千年の歴史は、一貫して神と惡魔の二本立てである。そして、神と惡魔は表裏一体である。

 神学と惡魔学(デモノロジー)の二本立。明治以降現在まで、惡魔学(デモノロジー)を、正面から調査研究考察せんとした日本の知識人、思想家は、唯一人、しか居なかった。その思想家とは松居桃楼(まついとうる)、である。松居桃楼は、「惡魔学入門」を、昭和の末、柏樹社、と言う出版社の広報誌、月刊「柏樹」に連載したが、著者病気のため、ほんのはじめのところで中断し、未完に終った。胡蘭成先生は、西洋は無明(むみょう)である、と言われた。西洋の「無明(むみょう)」とは、西洋惡魔主義イデオロギーと、或る程度、重なるであろう。しかし、そのものズバリでもない。

 西洋の惡魔は、旧約聖書創世記に由来する。日本の神典には、創世記神話の惡魔、のようなものはもちろん存在しない。中国の神話にもない。従って、日本民族、及びアジア諸民族の西洋研究は、今、一からやり直し、を迫られて居る。拙著「監獄宗教の完成体としての一神教の正体全的暴露」(学習資料用コピー本)。この著作は、そのための最初の布石である。(了)


【「米国及び西洋のエスタブリッシュメント(支配階級、支配体制)」考】

 929回 2004(平成16)年4月29日

 Daniel Pouzzner(ダニエル・プーズナー)。米国のインターネット上に掲示されて居るこの人の論説は注目に値する。この人は米国及び西洋の「エスタブリッシュメント(支配階級、支配体制)」の本質を問題として居る。この「エスタブリッシュメント」について、プーズナーは、キャロル・キグリーの千三百頁、古典的大著「悲劇と希望」、三百二十四頁、九百五十頁、から引用する。

 プーズナーは、エスタブリッシメントの政策決定者たちの下す決定は、彼らの下部潜在意識(サブコンシャス)の夢想的半論理の表現である、と言う。更に、非合理性が彼ら(エスタブリッシュメント)の政策決定の過程の根本であると。彼ら(エスタブリッシュメント)にとっての政治科学の大半は、社会的コントロールのための人間心理学的調査である、と。

 ここには、きわめて重要な論点が提示されてある。ここに示された領域を、より深く知るためには、 
 (1)デーヴィット・アイク著「大いなる秘密」(上下二巻、三交社)
 (2)デーヴィット・アイク著「マトリックスの子供たち」(Children of Matrix)(二〇〇一年、英文約五百頁、未邦訳、但し、二〇〇二年四月、アイク東京講演会の際、参加者に配布した、A4版約八十頁の詳細な日本語要約は存在する)
 (3)デーヴィット・アイク著「真実はあなたを自由にする」(一九九五年、英文、未邦訳)
 (4)「科学的独裁体制の登場」(英文、二〇〇四年、未邦訳、『時事寸評』926回参照)

 以上、四冊は、最低限、必読であろう。

 「非合理性が彼ら(エスタブリッシュメント)の政策決定過程の根本である」、と言う。D・プーズナーのこの命題は、一応、その通り。しかし、明治以降の、白痴化された西洋かぶれ売国奴国賊日本のインテリエリート権力者と、それによって教育された一億二千万頭家畜人ヤプーの群れには、この命題は、なんのことやら、何も分らない。ここで、「非合理性」と言われるものは、胡蘭成先生の、大自然の五つの基本法則の、すべてに反逆する、そのような精神的方向性である。そしてそれを西洋式に言い換えると、まさに、サタニズム、ルシファー主義、と成るのである。(了)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イルミナティは、二〇一〇年を、反キリストが


【「アメリカの終焉」考】

 930回 2004(平成16)年4月30日

 テックス・マーズさん主宰「預言の力(パワー・オブ・プロフェシー)」、二〇〇四年五月号。この号には、「アメリカの終焉(Ending America)」と言う論説あり。「エンディング」は、進行形なので、今まさに、「エンド(終り)」しつつある、アメリカが、と言うこと。The Elite Are Smashing American's Resistance to the Illuminati's Global Agenda with the Aim of Ending America. (グローバル・エリートは、アメリカの終焉を達成せんとするイルミナティのグローバル行動計画に対するアメリカ人民の抵抗を粉砕しつつある、と)

 イルミナティのエリートは二〇一〇年を、……旧式の秩序が粉砕さるべき決定的な年とする構想を立てて居る、と、テックス・マーズは警告する。今や二〇一〇年と言っても、あと六年。キリスト教伝道者としてのテックス・マーズさんお立場から言えば、二〇一〇年は、アンチ・キリストが権力の座に登場する事と成るであろう、と言う。

 テックス・マーズさんは、イルミナティがグローバリストの行動計画に対するアメリカ人の抵抗を粉砕するための二十一の方法(領域)を挙げて居る。その全文をここで、紹介する余裕はないが、そのうちの幾つかを紹介しておく、

 (1)無法な移民の米国への侵入と、非合法な外国人による犯罪率の上昇。
 (2)政府の破産。
 (5)アメリカの仕事を外国に移転させる。
 (8)米軍をグローバル世界権力のための傭兵と化して行く。
 (16)米国社会を、悪魔主義化する。そしてその悪魔主義化の過程を、マスコミ、音楽、娯楽、スポーツ業界が推進する。
 (18)「テロに対する戦争」を、米国の警察国家化のための口実とする。
 (19)死の文化が促進される。以下省略

 テックス・マーズさんは、また、この五月号に於て、イルミナティの有力な工作員としてのジョン・ケリーの正体を詳しく暴露する。ジョン・ケリーは、一九六六年、エール大学を卒業するとすぐに、米CIAのエージェントとして選抜されたと言う。この記事は、なんらかのかたちで日本民族有志に紹介したい。(了)






(私論.私見)