2003.08

 (最新見直し2011.02.17日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、太田龍・氏の時事寸評の2003.8月分を確認しておく。れんだいこ文法、作法に基づき編集替えしております。

 2011.02.17日 れんだいこ拝


【近刊予告、八月二十日刊行へ。ジョン・コールマン博士の新著「9.11、陰謀は魔法のように世界を変えた」(成申書房)】

 656回 2003(平成15)年8月1日

 ジョン・コールマン博士の新著、「9.11、陰謀は魔法のように世界を変えた」(成申書房、太田龍監訳解説、定価千七百円+税)、この著作は、間もなく、上梓される。八月二十日、全国書店店頭へ。本書の英文原著の表題は、TOTAL TRUTH:The World Trade Center Conspiracy and Beyond:America's blueprint for the New World Order,One World Government.

 コールマン博士は、今のアメリカは、公式の、表の、合法的な政府ではなくて、「新世界権力小委員会」によって、統治されて居る、とする。そして、この「新世界権力小委員会」が、「新しいアメリカ政府」を組織して居ると言う。この「新しいアメリカ政府」なるものの、初期メンバーの一部が提示されて居るので、以下にその名前を引用し、若手の注釈を加えて置く。

 (1)スチーブン・ブリエン
 (2)ジェームズ・ウールジー
 (3)リチャード・パール(ネオコン)
 (4)リチャード・アーミテージ
 (5)アービング・クリストル(ネオコン)
 (6)ポール・ウォルフォビッツ(ネオコン)
 (7)ロバート・ケイガン(ネオコン)
 (8)マイケル・レディーン(ネオコン)
 (9)ユージン・ロストウ
 (10)ジョセフ・チュルバ
 (11)ヨセフ・ボダンスキー
 (12)マックス・カンペルマン
 (13)アーマード・ハマー(故人)
 (14)リチャード・シフター
 (15)ドナルド・ラムズフェルド(国防長官)
 (16)ヘンリー・キッシンジャー
 (17)アレクサンダー・ヘイグ
 (18)ジョン・レーマン
 (19)エリオット・アブラムズ
 (20)ジョン・リース
 (21)ノーマン・ポトレッツ(ネオコン)
 (22)ジョン・ネグロポンテ

 以上、ここには、二十二名の名前が挙げられて居るが、ユダヤ人の存在が目立つ。いわゆるネオコン派首脳も、著しく目立って居る。しかし、「ネオコン」は、孤立した存在、「過激派」と言ったものではなくて、れっきとした、アメリカを起点として新世界権力を構築して行くことを任務とする、新しいアメリカ政府、その有力な一部、とされる。スチーブン・ブリエン、と言う人物は、日本では、殆んど知られて居ない。しかし、コールマン博士の新著によれば、リチャード・パール(この人物の名は、日本マスコミ上にも、しばしば、登場する)とスチーブン・ブリエンは、イスラエル秘密諜報機関の工作員(エージェント)として、米国の首都ワシントン・DCの舞台に現われた、と言う。つまり、「新しいアメリカ政府」なるものには、濃厚な、シオニスト・ユダヤ、シオニスト・イスラエルの人脈を見ることが出来ると。

 コールマン博士は、二〇〇一年九・十一日の事件は、二十世紀初頭のウイルソン大統領時代から、約九十年かかって準備された、米国の国家に対する、静かなるクーデターであったのではないか、との説を提示する。少なくとも、このくらいの歴史の幅と深さを以て、「九・一一」を読むこと、これは、まず、第一の必須前提条件であろう。(了)


【米国に荒れ狂う、白人種絶滅のためのユダヤの武器としてのホモセクシャリティ(男性同性愛)】

 657回 2003(平成15)年8月2日

 「ナショナル・バンガード」、二〇〇三年五、六月号、二十〜二十一頁。ここに、レビロ・P・オリバーの「武器としてのホモセクシャリティー」(一九七九年十二月)、と言う論文が収録されて居る。「ホモセクシャリティー」を、「同性愛」とするのは、誤訳であろう。これは、男性と男性の同性愛のみを意味する。二十四年前に書かれた、故R・P・オリバー教授の警告は、現代の日本民族にとって、切実に受け止められるべきものであろう。別の場所で、その全文を翻訳紹介するように、努力したい。しかし、ここでは、左にその要点を記して置く。

 (1)ホモセクシャリティー(男性同性愛)は、我々の人種(白人種のこと)を絶滅させることを目標として、ユダヤによって推進されて居る作戦の一つである。

 (2)ユダヤは我々(白人種)を、信頼出来ない家畜(リブストック)、と見なして居る。

 (3)米国では、ポルノグラフィーは、もっとも利益の多いビジネスであると共に、ユダヤの破壊活動の主たる武器の一つでもある。

 (4)米国では、ホモセクシャリティー(男性同性愛)問題は、米国女性の全般的な売春婦化問題と結び付き、融合して居る。

 (5)米国の公立学校では、子供たちを出来るだけ早い時期に、低年令で、性交を始めさせるべく、努力中である。これは、米国人を、子供のうちから或る種の、動物の水準に退化させる意図を以て実施されて居る。以下略

 三十年以上前から米国で一般化し始めたこうした風潮が、まさに今、我々の祖国日本を猛襲しつつある。「ザ・トゥルース・アト・ラスト」紙、四四二号(二〇〇三年七月)は、米国で今、裁判所が、男性と男性の結婚の合法化に道を開いて居る、(米国連邦最高裁は、六月二十六日、六票対三票で、同性男同士の結婚を合法化した)と、糾弾して居る。これは一体何なのか。売国奴エリート権力者、売国奴学者インテリ、売国奴マスコミ、売国奴宗教界などは、ユダヤフリーメーソンイルミナティの陰謀、と言うことばを聞いただけで嘲けり笑う。イルミナティ世界権力の日本民族皆殺し侵略戦争に加担する極悪売国奴日本エリート権力者ども。一七七六年五月一日に設立された、ヴァイスハウプトのイルミナティは、その行動綱領の一つに、結婚と家族制度の廃止、を掲げて居るではないか。このイルミナティの綱領が、実行に移されて居るが故に、前出の如き、アメリカの惨状が演出されるのである。(了)


【ユダヤ批判原典、ルターとプラナイティスの日本語訳出版を祝し、更にユダヤ批判を深めるべく前進しよう】

 658回 2003(平成15)年8月3日

 ユダヤ批判の原典 マルチン・ルター著「ユダヤ人と彼らの嘘」 I・B・プラナイティス著「仮面を剥がされたタルムード」 歴史修正研究所監訳 解説太田龍 雷韻出版刊 千八百円+税 二〇〇三年六月。

 この二冊の本は、現代世界に於ける、まともなユダヤ批判の原典であって、今日以降、この二冊をまじめに研究することなくして、ユダヤ問題を云々(うんぬん)すべきではないだろう。筆者は、平成四年(一九九二年)春、米英に於ける反ユダヤ反イルミナティ反フリーメーソンNWO陣営の英語文献の蒐集調査研究を始めると、ただちに、そのことを悟った。そして、その二冊を熟読すると共に、何とかして、その内容を、日本語に翻訳し、広く、日本民族有志に周知せしめなければならない、と念願した。そして、今、雷韻出版によって、その願いが現実のものと成る。

 マルチン・ルターの小著(ドイツ語)は、十六世紀、プラナイティス師の著作は、十九世紀末から二十世紀初頭にかけて、ロシアのカトリック教会により、ラテン語及びヘブライ語で出版された。かってのロシア帝国の国教は、ギリシャ正教、ないし東ローマ帝国のキリスト教会の系統のロシア正教であるが、ロシア帝国の領土には、ポーランドのように、カトリック教会も存在した。プラナイティス師は、ロシア帝国内のカトリック教会の神父であり、また、ヘブライ語とユダヤ教文書の専門学者でもあった。

 さて、以上二冊の、古典中の古典の日本語訳本が日の目を見るに至った今、次の目標が提示されなければならないであろう。次に、日本民族有志に紹介さるべき文献は、マイケル・A・ホフマン二世著 ユダヤ主義の奇妙な神々(二〇〇〇年) JUDAISM'S STRANGE GODS By Michael A. Hoffman II である。この本は、百四十四頁の小著であるが、その中味は濃い。内容は、三部より成る。即ち、(1)タルムード。(2)カバラ。(3)キリスト教への挑戦。M・ホフマンは、ユダヤ主義は、自己崇拝である(三十六頁)、と定義する。つまり、ユダヤ人(ユダヤ教徒)にとって、自分自身が、崇拝の対象である、と。この件について、注釈説明すべきことは多いが、ここでは省略する。

 更にM・ホフマンは、現在のローマ法王、ヨハネ・パウロ二世が、キリスト教(カトリック)を裏切り、キリスト教(カトリック)をユダヤ主義(タルムード主義、カバラ主義)に売り渡して居ると糾弾する。この評価は正しい。以下略

 一九九五年、米国シカゴのカトリック教会枢機卿、ジョセフ・ベルナルディンはヘブライ大学での講演に於て、ヨハネ福音書を、アンチ・セミティズム(日本流には、反ユダヤ主義)を煽動するものとして弾劾した(百五頁)、だと。(了)


【】

 659回 2003(平成15)年8月4日


【正統派ユダヤ教徒はシオニスト・イスラエルとシオニズムそのものをユダヤ民族の敵として弾劾する】

 660回 2003(平成15)年8月5日

 「アメリカン・フリープレス」、二〇〇三年八月十一日号、十一頁。M・ラファエル・ジョンソン(Dr.)。 この記事は、七月二十九日、ユダヤ教正統派ラビのグループ、ネトウレイ・カルタの人々が米国ワシントン・DCホワイトハウス米大統領官邸の前で、シオニストイスラエル政府に対する抗議の集会を開いたことを報じて居る。 「ネトウレイ・カルタ」については、 (1)M・ホフマン他著「パレスチナ大虐殺」(成甲書房) (2)J・コールマン博士著「石油の戦争とパレスチナの闇」(成甲書房)、以上、二冊を参照のこと。 「ラビ」とはユダヤ教の宗教指導者のこと。

 七月二十九日、ブッシュ(息子)米大統領は、シャロンイスラエル首相と会談した。 この七月二十九日のホワイトハウス前での抗議集会で、ネトウレイ・カルタ派のユダヤ教正統派のラビたちは、JUDAISM REJECTS ZIONISM  Netureikarta.org と言う、大きなプラカードを立てた。 ユダヤ主義は、シオニズムを拒否する、と言う。 ユダヤイルミナティ世界権力の手先、売国奴国賊によって完璧に占領されて居る日本のマスコミは、絶対にこの事実を、日本民族に伝えない。

 売国奴マスコミのみでない。 国賊外務省官僚を始めとする、売国奴日本政府官僚もしかり。 今や、日本の国家権力と、社会のすべての領域の指導層は一〇〇パーセント、ユダヤイルミナティ世界権力に日本を売り渡す売国奴によって占拠されて居る。 この国賊どもにとって、シオニストユダヤのみが、ユダヤであり、ユダヤの代表である。 しかし、ネトウレイ・カルタのラビ(ユダヤ教指導者)たちが告発して居るように、シオニズムは、ユダヤ人、ユダヤ民族、ユダヤ教徒の外から、持ち込まれたものなのだ。 とりわけ悪質なのは、日本の国賊学界であり、日本の売国奴宗教界である。 ネトウレイ・カルタのような正統派ユダヤ教徒にとって、シオニスト・ユダヤ、シオニスト・イスラエルは、ユダヤ民族の最悪の敵である。 この明々白々たる事実を、日本民族に対して隠蔽し続ける、売国奴マスコミ売国奴学問奴隷集団を弾劾せよ。 (了)


【パトリック・ブキャナンが、米国政府の自由貿易政策を痛撃する】

 661回 2003(平成15)年8月6日

 パトリック・ブキャナンの主宰する、隔週刊の「アメリカン・コンサバティズム」誌二〇〇三年八月十一日号、七〜十二頁。ここに、パトリック・ブキャナンが、「(アメリカの)製造業の死 − 自由貿易の台頭は、アメリカ工業基盤、及びそれに伴う、我が国(米国)の主権の溶解」、と言う論文を書いて居る。これは、全文を日本民族に紹介する価値ありと認めるが、ここでは、とりあえず、その要点を列挙するに留める。

 (1)過去三十年来の自由貿易政策によって、米国の製造業は死に向って螺旋状に墜落しつつある。(2)自由貿易は、アルコールがひとりの人間に対して与える影響とほぼ同じ効果を、ひとつの国家に対して与える。まず、その活力を衰えさせる。それからその精力を、次に独立性を、最後にその生命を喪わせる、と。(3)私(ブキャナン)は、このことについて、「大いなる裏切り」、と言う著作で、詳細に論じた。(4)米国建国の父祖の一人、アレクサンダー・ハミルトンは、米国産業を保護する経済政策を立てた。(5)今や、米国の工業は、自由貿易政策の下で、壊滅しつつある。(6)自由貿易の時代は、巨大企業の制圧する時代である。(7)自由貿易は、世界政府のトロイの木馬である。(8)自由貿易は製造業の殺害と、独立国としての我が米国の死を意味する。(9)米国の企業が地球化するとき、彼等の米国への忠誠心は弱化する。以下略

 ここで、ブキャナンが述べて居ることは、まことにあたり前、当然至極のことばかり。「自由貿易は、世界政府のトロイの木馬である」、と言う。その通り。そこに、問題の核心がある。「自由貿易」と言う、このことば自体が、魔語である。ジョン・コールマン博士は、あのアダム・スミスは、英国東インド会社の工作員であった、と言う。英国東インド会社は、インドが正式に大英帝国の領土とされたのち、その役割を終えて、表舞台を退いた。しかし、英国東インド会社三百人評議会は、そのあと、表面的には解散して、そして、「三百人委員会」と言う、完全に闇の中の、極秘の秘密結社、イルミナティ世界権力の本体として、再構築された、と言う。「世界政府」と言うとき、それを、実体のない、空想の産物と錯覚してはならない。「世界政府」は既に、「三百人委員会」として、百年以上、この地球上で、機能し、活動して居るのである。「自由貿易」を推進するその本体は、この「三百人委員会」である。ブキャナンはそのことに気付いては居ないが。にも拘わらず、米国の現役政治家の一人としてのブキャナンの公的発言の水準は、完璧な欲呆け白痴人間と化した日本の「政治家」の水準に比べれば、比較にならないほど、まともだ。日本の売国奴国賊マスコミが、ブキャナンの発言著作を徹底的に黙殺するのも、また、当然か。(了)


【フォレスタル問題の真相を今こそ日本人は突き止めなければならない】

 662回 2003(平成15)年8月7日

 「ザ・バーンズ・レヴュー」二〇〇三年七、八月号、五十五頁−五十九頁。Dr.エドムンド・マルナシ教授。「三人の大統領 − ウィルソン、F.D.ルーズベルト、アイゼンハワー」。この論文は重要だ。いずれ、全文翻訳して、小紙、週刊日本新聞に紹介したい。ここでは、二、三の点について論評する。筆者のDr.E・マルナシ教授は、ハンガリー人。ハンガリーの共産政権下の政治的囚人。このマルナシ論文で、とりわけ興味を引かれるのは、フォレスタルの件である。フォレスタルは、第二次世界大戦前、ウォール街に居た。F.D.ルーズベルトのコントローラー(ルーズベルトと言う人形を操作する、人形使い)、バルーク(ユダヤ人)に誘われて、一九四〇年、ルーズベルト政権に参画した。一九四一年十二月、海軍次官であったフォレスタルは、日本海軍がハワイの米艦隊を奇襲するとの秘密情報を知り、その情報を、ハワイの米海軍司令官キンメル提督に伝えようとした。すると、ルーズベルト大統領の命令によって、フォレスタルは、部屋の中に監禁された、と言う。この件は、デービット・メイヤーさんの「ラスト・トランペット」によって既に小紙に紹介した。フォレスタルは、一九四四年から一九四七年まで、米国戦争長官(ウォー・セクレタリー)の任にあった、と言う。米国は戦時下にのみ、最高司令官としての大統領を補佐する、ウォー・セクレタリー(戦争長官)が任命された。第二次大戦に米国が参戦すると、陸軍長官のスティムソン(スカル・アンド・ボーンズ)が、戦争長官に任命された。スティムソンが引退すると、その後任に、フォレスタルが、一九四四年、米戦争長官に就任した、と言うこと。しかし、フォレスタルは、たびたび、ユダヤイルミナティ本流の方針に異議を申し立てて居る。フォレスタルは、日本に対する戦争に、ソ連軍を利用することに反対した、と。フォレスタルは、ソ連軍の一週間の対日参戦の代償は、中国の共産化となろう、と警告したと言う。一九四八年二月三日、バルークはフォレスタルに対して、シオニズム 問題に口を出すな、と警告した。フォレスタルは、バルークに答えた。ユダヤは米国の安全を危機に陥し入れて居ると。すると、ただちに、フォレスタルは狂った、と言うキャンペーンが開始され、そして、フォレスタルは、ベセスタ海軍病院に幽閉された。それから間もなく、気が狂ったフォレスタルは、一六階の病室から、ソ連軍が攻めて来る、と口走って、転落して死んだ、などと、米政府によって発表された(日本人は、今の今まで、このデマ宣伝を、あわれにも、鵜呑みにして居る)。これは、米政府(トルーマン政権)によるフォレスタル虐殺である、との説が出されて居る。なお、フォレスタルは、初代の米国防長官でもある。この「フォレスタル問題」は、日本人に全く知らされて居ない重要事件の一つである。この一九四八年は、日本は米英イルミナティ世界権力の軍事的占領下にあり、海外情報から、完全に切断されて居た時期に当たる。(了)


【胡蘭成先生】
 663回 2003(平成15)年8月8日

 八月十三日午前十一時。胡蘭成思想の復活再生を祈念して筆者は胡先生のお墓にお参りをする。胡蘭成先生のお墓は、東京都福生市福生(ふっさ)、 清岩院(せいがんいん)道順 JR、立川駅より青梅線に乗り換え、福生駅西口下車、徒歩6分 。八月十三日、午前十一時、清岩院(せいがんいん)集合。

 「文明の本質は無である」(胡蘭成講義録第三巻「太和」、五十九頁、 昭和四十七年、梅田開拓筵発行)。これでは、多分、今の日本人には取り付く島がないであろう。 文明の本質は無である、だって? 適切な指導と精進がなければ、この一句を、いくら眺めて居ても、皆目、 意味が分らない。 しかし、この一句の意味が十分に了解出来ないと、 西洋は文明の成りそこないである、 西洋は無明(むみょう)である、と言う、胡先生のことばも馬の耳に念仏、となってしまう。

 西郷隆盛の「南洲遺訓(第十一項)」(岩波文庫)の中の、あの有名な、 西洋は野蛮ぢゃ(西郷) 西洋は文明ぢゃ(或る人。これは、大久保利通、以外にあり得ない) と言う文明野蛮論争。この論争は、胡蘭成先生の、 「文明の本質は無である」とのお説と直結するであろう。 ちなみに、胡蘭成説によれば、 近現代、東洋に出現した人物、と言い得る「士」は三人。(1)西郷隆盛、(2)孫文(そんぶん)、(3)頭山満(とうやまみつる)と言う。

 筆者は、あとの二人については異議あり。 今のアメリカ(米国)は、 文明か、野蛮か。 この問題は省略する。 しかし、アメリカは文明でも野蛮でもない。 アメリカは無明地獄をのた打ちまわり、全世界全地球全人類を無明の中に引きずり込みつつある。そして敗戦後の日本の国家権力エリート階級と、社会のすべての領域の指導層は、ひとり残らず、アメリカと共に無明地獄に在り、そして人類文明の正統としての神国日本の完全な解体殺害のために、狂奔して居る、 売国奴国賊である と言う事実は言って置かなければならない。(了)

【ラルーシュの警告。朝鮮半島をきっかけに、ロシアと米国の全面核対決の脅威増大と】
 664回 2003(平成15)年8月9日

 「EIR」誌の速報によれば、八月六日、リンドン・ラルーシュは、米国副大統領ディック・チェイニー、及び、彼のネオコン参謀団に対して、彼らの北朝鮮との対決路線が、核戦争の危険を作り出して居る、と警告したと。 朝鮮半島に於ける核戦争の危機、とは、どう言うことか。 ラルーシュは、ロシアの介入、を問題として居る。 既に、四月十一日、ロシューコフロシア外務次官は、北朝鮮の核兵器所有について警告を発した。

 この記事は、日本のマスコミにも、紹介されたが、欧米の消息筋は、これについて、ロシア政府の北朝鮮に対する警告である、と解釈した。 ラルーシュによれば、この解釈は正しくない。 ロシア政府は、今、米国とロシアの全面的核対決を想定しつつある、とする。 ロシアのロシューコフ外務次官は、八月六日、ドイツの新聞フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトウングに対して語った。ロシアは、北朝鮮に対する米国の核攻撃を容認しない、と(実際にはもっと曖昧な表現だが、その趣旨はこの通り)。

 ラルーシュは言う。これは既に、朝鮮半島と言う、局地的問題ではないと。 これは、全世界的全地球的規模の軍事的対決への序曲と成り得ると。 ロシア政府は、米国との核対決に備えて、中国及びインドとの友好関係を強化しつつあると。中国、インドはいずれも、核保有国である。 ロシアは更に、ドイツ、フランスとの軍事的友好関係の強化に努力しつつあると。ラルーシュは、いわゆるネオコンが、世界的地政学的状況について、あまりにも無知である、と警告する。 この件については、我々は、ジョン・コールマン博士の何冊かの著作(「迫る破局」、「石油の戦争とパレスチナの闇」、八月二十日刊予定「9.11、陰謀は魔法のように世界を変えた」)を、ここで改めて、参照すべきであろう。

 ロシアはもう死んだ犬だ。または、死にかかって居る犬だ。と、米英イルミナティ世界権力のプロパガンダ機関は何十万回となく、世界中の人々に刷り込んで居る。 この評価は全く誤りだ、と、コールマン博士は、強調して来た。 「EIR」誌速報は言う。七月三十一日、プーチンロシア大統領は、ロシア連邦核センター(RENC)を訪問した。この件は、重要な意味を持つと。この件については、続報する。 (了)


【韓国ソウルに於て十月二十七日から十一月五日までラルーシュが韓国招待講演旅行との知らせあり】
 665回 2003(平成15)年8月10日

 「EIR」誌の情報によれば、リンドン・ラルーシュは、十月二十七日から十一月五日までの十日間、招待されて、韓国、ソウルに於て、「ユーラシア大陸陸橋と新ブレトンウッズ金融体制」について、二つの大会(コンファレンス)で講演する、とのことである。 この韓国での講演旅行の前後に、日本でも、是非、ラルーシュの講演会を組織してほしい、と、筆者に対して「EIR」誌は強く要請して居る。 しかし、現状では、当方には、その力はないので、この要請を受けることは不可能である。なんらかのかたちで、この十月末から十一月上旬、韓国講演の前後に、日本でラルーシュの講演が実現するかどうかは、不明である。

 ラルーシュは、過去十六ヵ月間だけでも、ロスアンゼルス、トルコ、インド(二回)、ボン(ドイツ)、ローマ、パリ、ブダベスト、サン・パウロ、メキシコシティー、モスクワ、アブダビと、十二回、招待講演旅行をして居る。 ラルーシュは、一九八五年、レーガン政権時代に、SDI(ストラテジック・ディフェンス・イニシアチブ)についての会議での講演に、東京に来たことがある。しかし、そのあと間もなく、キッシンジャーと組んだブッシュ(父)副大統領の勢力は、ラルーシュをたたき潰すために、猛烈な攻撃をラルーシュ陣営に加えて来た。 そして、一九八六年十月六日、数百名の完全武装隊が、バージニア州のラルーシュの自宅を包囲し、一挙に突入して、ラルーシュ及びラルーシュ派の幹部たちを射殺するつもりであった。 このときの状況はここでは省略する。

 ブッシュ(父)が大統領に当選すると、すぐに、ラルーシュとラルーシュ派の幹部数名は、捏っち上げ裁判で投獄された。ラルーシュは十五年の刑。M・ビリントンは、七十七年の刑。 その後、クリントン政権時代に、ラルーシュ以下、逐次、保釈された。 いずれにしても、ラルーシュ派に対する米国政府とくにブッシュ政権下の弾圧で、日本のエリート層は、クモの子を散らすようにラルーシュから逃げ出し、今に至って居る。 ラルーシュ派は、二十年以上に亘って、日本の権力エリート層(マスコミ、学者を含む)に働きかけを続けて居るが、筆者はそんなことは徒労、不毛であろう、と見て来た 。ラルーシュ派の政治的影響は、日本の権力エリート層には皆無である。 そして、全世界で、ラルーシュ派の影響皆無の国は、現状では、唯一つ、日本のみ。 これは、実に良く、納得出来る成り行き、であろう。 この件は、続報する。 (了)

 [注] ラルーシュ派に対する米国政府官憲の弾圧については、ラルーシュの自伝以外に、とりあえず、次の二冊を参考文献として挙げて置く。

 (1)The Rape of Justice - America's Tribunals Exposed. By Eustace Mullins 1989 二六八 − 二七一頁

 (2)Reflections of An American Political Prisoner By Michael O.Billington 2000

 ラルーシュの自伝については、十年ほど前の月刊「宇宙の真理」誌に、詳細な解説と紹介を書いて置いた。


【ドイツ(ゲルマン)はアングロサクソンとユダヤとの三度目の世界大戦を覚悟して居るのか】
 666回 2003(平成15)年8月11日

 ドイツの歴史修正派(レビジョニスト)、ゲルマール・ルドルフが主宰するThe Revisionist ;Journal for Critical Historical Inquiry (歴史修正主義者―批判的歴史研究ジャーナル) 二〇〇三年五月号(第一巻、第二号)、が到着した。レビジョニスト(レビジョニズム)と言う英語は、この四、五十年来なんと言うことのない普通名詞でなくて、シオニストユダヤイルミナティ世界権力が第二次世界大戦後、全人類に強要した、ナチス・ドイツを、ユダヤ人絶滅作戦の故に断罪する公式歴史観を批判し、否定する人々、つまり、極悪の悪魔にひとしい犯罪人、一切の人権を認められない現代世界のアウトロー、の如き存在を示す固有名詞、である。このあたりの語感は、今の日本人には、全く分らないであろう。

 ともかく、一九六三年、西ドイツに生まれて、西ドイツ・ボン大学の化学科を卒業し、学位論文を書くために、マックス・プランク研究所に入所した、このゲルマール・ルドルフは、化学者のタマゴの一人として、果して、あの有名なナチス・ドイツのアウシュビッツ収容所に於て、毒ガスで何百万人ものユダヤ人囚人を殺した、との公式歴史観は絶対無謬の真実なのかどうか。自分の頭で、考え調べることにした。そしてその結果、レビジョニストと成ったルドルフは、ドイツに於ける「思想犯罪人」として逮捕、起訴される。ルドルフは、投獄の直前に祖国ドイツを亡命して、外国で、レビジョニストとしての活動を続けることにした。すでに過去十年、ドイツ語の機関誌、文書類を発行して来たルドルフは、二〇〇二年から、英語版の文書の発行に乗り出す。さて、今日到着した、「ザ・レビジョニスト」の二〇〇三年五月号(第二号)には、ゲルマール・ルドルフの 「第三次世界大戦の瀬戸際に立って」と言う論文(七頁)が、掲載されて居る。この論文は、とてもをもしろい。著者ルドルフの許可を得て、緊急に、その全容を日本民族有志に紹介しなければならないが、ここではとりあえず、要点を記して置く。

 (1)二〇〇三年三月二十日(十八日)の、イラクに対する米英の戦争は、第三次世界大戦の始まりである。

 (2)しかしこの第三次世界大戦を開始した、「米英オーストラリア(アングロサクソン)とイスラエル」陣営の、本当の敵、本当の戦争目的は何か。

 (3)第三次世界大戦を仕掛ける、米英オーストラリア(アングロサクソン)とイスラエルの、本当の敵は、実は、ヨーロッパ、EUである。

 (4)しかし、EUの中核はドイツである。つまり、米英オーストラリアとイスラエル陣営の本当の敵は、またしてもドイツである。

 (5)そして、彼等のこの第三次世界大戦の目的は、米国の経済的世界支配のライバルとしてのヨーロッパ(ドイツ)を、たたき潰すことである、と。
   
 ルドルフさんの見方はなかなかに鋭い。ドイツは、二十世紀、アングロサクソン(ユダヤ)と、二度戦い、二度敗れた。三度目の今度はどうか。今度は、ドイツはもっとうまくやるぞ。今度は、フランスが一しょだ。それに、ロシアと中国も、ドイツの側に付くだろう、と。うーむ。ゲルマン民族はしぶとい。それに引きかえ、わが祖国日本の、今のみじめなていたらくはどうだ。(了)


【ユダヤの日本占領作戦が着々と進行中である。その事実に全日本民族は気付いてほしい】
 667回 2003(平成15)年8月12日

 八月十七日(日曜)午後一時〜四時。
 鉄砲洲稲荷神社自由宗教文化講座。
 講師 太田龍
 演題 ユダヤの日本占領計画

 「ユダヤの日本占領計画」(太田龍著、荒地出版刊、絶版)

 「ユダヤの日本占領計画」と言う表題は、それだけでは完結しない。ユダヤの日本占領の目的は何か。ユダヤは日本を占領して、日本をどうするつもりか。 そのことが、この表題だけでは表現されて居ない。しかし、もちろん、今の日本人は、「ユダヤが日本を占領しようとして居る。そして、そのために占領計画を作り、着々と実行しつつある」、などと言うお話を、ただの一度も聞いたこともないであろう。従って、出発点としては、「ユダヤの日本占領の計画」、そのものについて、論証することは、必要な前提なのである。もちろん、ユダヤは、日本のみを占領したいわけではない。

 ルイ・F・セリーヌの、いわゆる、反ユダヤのパンフレット(パンフレ、時事評論)は、第二次世界大戦直前、三冊、出版された。即ち、(1)「虫けらどもをひねりつぶせ」 (2)「死体派」 (3)「苦境」(いずれも、邦訳は、国書刊行会)この三冊は、いずれも、戦後、フランスでは、発行禁止である。これらの本の中で、セリーヌは、「ユダヤによるフランス占領」の現実を、なまなましく、描き出した。いや、フランス占領の前に、ルイ・F・セリーヌは、西暦八四三年のヴェルダン条約に於けるユダヤの陰謀を問題にする。ユダヤは、フランク王国を三分割させ、とりわけ、フランス・アーリア人と、ドイツ・アーリア人の間の永遠の衝突、永遠の殺し合いの歴史過程を仕掛けた、と、セリーヌは言う。つまり、このようにして、ユダヤは、ヨーロッパのアーリア人を占領下に置き、アーリア人を奴隷とし、アーリア人を家畜化する作戦を、この一千百年に亘って、実施して来た、と言う。

 ユダヤは、日本占領を視野に入れる前に、東アジア全体の占領を、作戦目的として設定した。かくして例によって、分割して支配せよ。東アジアの三つの国、日本と中国と韓国を分裂させ、互いに殺し合いさせるように、シナリオを書くのである。今、日本人が、ルイ・F・セリーヌの三冊の反ユダヤパンフレット(と言っても、小さな本ではない、時評集の意味)を、日本語で読める のは幸運である。しかし、セリーヌを読んで、日本人にとって他人事、と錯覚してはならない。(了)


【米FRBについてのユダヤイルミナティのデマ宣伝にだまされるな】
 668回 2003(平成15)年8月13日

 ゲーリー・アレン著 Federal Reserve; The trillion-Dollar Conspiracy By Gary Allen(米国)連邦準備制度―数兆ドルの陰謀。これは、十七頁の小冊子。一九七五年頃の著述であろう。「毎年、何百万人もの(米国の)高校生、大学生が、経済学の講義を受けて、(米国)連邦準備制度の創設は、『強欲な私的利益に対する民主主義の勝利である』、と聞かされて居る。しかし本当は、その逆、その正反対が正しい。連邦準備制度は、トロイの木馬である。それを使って、米国の大銀行家たちは、我が米国の金融制度に対する独占を、達成したのである」(前出、一頁)。毎年、何百万人もの米国の高校生、大学生たちは、FRBについて、その真実の反対のことを、教えられると言う。日本ではどうなのか。日本の大学、高校はどうなのか。FRB(米連邦準備制度)の創設は、民主主義に対する、強欲な私的利益の勝利である。と言う説が正しい。このことをはっきりと教えない、日本のすべての学者、教師、マスコミ、官僚、政治家、彼らこそ日本民族に対する、もっとも危険な極悪の裏切り者、売国奴、国賊として、断乎として断罪されなければならない。今、米国でもっとも権威のある、米FRBに関する反NWO陣営の著述は、The Creature from Jekyll Island By G.Edward Griffin 六〇八頁 第一版、一九九四年 第四版、二〇〇二年 第一刷、 一九九四年七月 第十四刷、二〇〇三年二月

 米FRBについての真実を教えず、米FRBについての、ユダヤイルミナティ世界権力のデマ宣伝をそっくりそのまま丸暗記して、日本国民に刷り込みを続けて居る、すべての日本の経済学者、エコノミストマスコミ人、官僚、教育者を、日本民族皆殺しを戦略目標とする、イルミナティの日本侵略戦争の手先、国賊として、一人残らず公職から追放せよ。(了)

【川八洋氏の保田與重郎への悪罵、そのよって来る理由は何か】
 669回 2003(平成15)年8月14日

 中川八洋筑波大学教授。このひとが、「正論」誌上で、二度に亘って、保田與重郎(やすだよじゅうろう)に、感情的ヒステリックな悪罵を投げ付けた件については、小紙(週刊日本新聞)紙上で既に批評した。中川八洋と言うひとは、反共右翼保守派、と言う称号がぴったり、似合う。しかし、この場合の「保守」とは、何を「保守」するのかが問題である。中川八洋氏は、保田與重郎を全面否定しないで居れない。その心理的背景は、保田與重郎の「西洋近代全否定論」が、そもそも、根本的に、中川氏の気に入らない。何故なら、中川氏の思想は、西洋近代の無条件的肯定の上に成り立って居るからである。しかし、この「西洋近代全面肯定論」は、中川八洋氏だけのものではない。西尾幹二、と言う人も、中川八洋氏と同じく、反共右翼保守派である。このひとも、明治以降の日本のインテリの一人として、西洋近代肯定派である。しかし、今のところ、西尾幹二氏にとって保田與重郎問題は、視野の外にある。

 「西洋近代」とはそもそも何者か。明治以降、西洋式高等教育を受けた日本のインテリ層は、自分は大したインテリと思って居るかも知れないが、それは妄想、錯覚に過ぎない。彼等は、西洋の本体が、オカルト的秘密結社であることを、生まれてから死ぬまで、ただの一度も、聞いたことがない。この状況は、昭和初年から戦時中、「近代の超克」、を云々した日本のインテリにとっても全く同じ。そして、その定義は保田與重郎についても、適用される。そもそも、西洋に於て、「西洋近代」、と称されるものの本体は、フランセス・イエーツが、「エリザベス(一世)時代のオカルト哲学」の中で、詳細に展開した如く、キリスト教のカバラ主義的ユダヤ教化、に他ならない。なお、フランセス・イエーツ女史がこの古典的名著を完成させることが出来たのは、ナチス・ドイツ政権樹立後、そっくり、ドイツからロンドンに避難して来た、ワールブルグ研究所に入り得たためである。ワールブルグとは、言うまでもなく、れっきとした、ユダヤ人の財閥の名前。幕末明治以降の日本の西洋かぶれインテリは、西洋の本体、本質、実体について、何一つ、知らない。

 つまり、この日本インテリエリート階級は、単なる白痴、日本をイルミナティ世界権力に売り渡すことを業とする売国奴階級である。昭和前期、日本のインテリの一部が、西洋近代化の超克を志した。そのこと自体は、間違っては居ないだろう。しかし彼等は、同時代的に進行した、国際政経学会を中心とした、ユダヤフリーメーソン世界権力に対する心理思想戦とは無縁であった。 保田與重郎についても事情は同じである。従って、彼等の行動全体は、ユダヤイルミナティ世界権力の手のひらの上で躍らされるだけのこと。にも拘わらず、保田與重郎については、晩年の十数年間、胡蘭成との深い交流をなし得たことは、高く、評価しなければならないだろう。以上の立場から、保田與重郎をめぐる、中川八洋氏の批判論、について、後日、更に詳しく、検討したい。(了)


【平成十五年八月十五日、靖国神社に参拝し、大東亜戦争の継続と最終的勝利のために戦うことを誓った】
 670回 2003(平成15)年8月15日
 
 平成十五年八月十五日、日本武道館で行われた、日本政府主催の「全国戦没者追悼式」なるしろものは、もう一度、日本の国家権力全体と、そして、日本の社会各界の指導層、その主流派体制が、そっくりまるごと、イルミナティシオニストユダヤ米英の代理人、工作機関、エージェントと化して居ることを、全世界、満天下にさらけ出した。売国奴小泉。この国賊がなんと、日本国内閣総理大臣、日本国首相、と称して居る。売国奴小泉は、右の「式典」に於て、「不戦の誓い」なるものを述べたと言う。しかしそれでは、売国奴小泉がブッシュ米大統領に約束して、その約束通り、イラクに日本の陸上自衛隊を派遣する法律を国会で強行通過させたのは、どう言うことか。イルミナティ米英シオニストユダヤ世界権力のためには、喜び勇んで戦争すると。この「戦争」は、「不戦の誓い」なるものと、どう辻褄が合うのであろうか。この戦争は、明々白々たる、イルミナティ世界権力の、帝国主義的侵略戦争である。つまり、売国奴極悪国賊小泉は、(1)イルミナティ世界権力のご主人さまに逆らった過去の日本の戦争は悪であった。(2)しかし、イルミナティ世界権力のご主人さまの命令に従って、イルミナティ米英イスラエルの侵略的帝国主義戦争は絶対無条件にこれを支持し、日本は、全力を挙げて、この帝国主義侵略戦争に参戦しなければならない。とするのであろう。このように設定すれば、国賊小泉の言動は、首尾一貫したものと成るであろう。するとそこで、次の問題が生じる。このように明白な小泉の売国奴的政策を公然と支持する日本国民、これは一体何者なのだ。まさしく、この日本人たちは、イルミナティ米英イスラエルの帝国主義的侵略戦争のれっきとした共犯者と、呼ばれるべきではないのか。

 フリーメーソンの米国にある世界本部に保管されて居る記録によれば、日本の日清戦争。日本の日露戦争。 この二つの日本の戦争は、フリーメーソンによって承認され、容認された戦争である、とされて居るのだそうだ。日本の西洋かぶれ売国奴エリートインテリ権力者たちは、このことを、日清、日露の日本の戦争は、「国際社会」によって承認されたものであった、と言う風に表現する。この「国際社会」、と言う用語が、なんとも言えず、イヤらしい。この「国際社会」とは、実は、イルミナティフリーメーソン世界権力を指して居る。しかし、それでは、第一次世界大戦への日本の参戦はどうなのか。これはここでは、省略して置く。当「寸評」子は、平成十五年八月十五日、朝、九時すぎ、靖国神社に 参拝し、陸軍大将、日本政府首相東條英機命の英霊に、玉串料を奉納した。しかし、当「寸評」子は吉田松陰、橋本左内から始まる護国の英霊に対して、米英オランダユダヤイルミナティ世界権力打倒のための大東亜戦争の継続とその最終的勝利を誓い、祈念したのである。(了)


【】
 671回 2003(平成15)年8月16日

 「大東亜戦争を継続継承する」、とは、何を意味するのか。そのために第一になすべきことは、どう言うことなのか。それは、「国際政経学会(昭和十一〜二十年)」の精神と、業績の継承である。昭和前期、ユダヤフリーメーソン国際秘密力に対する心理思想世界観戦争を推進した国際政経学会の中心人物のうち、白鳥敏夫(枢軸派外交官) 四王天延孝陸軍中将 この二名は、敗戦後、米英ユダヤイルミナティ占領軍によっていわゆる戦犯として逮捕された。そのうち、白鳥敏夫は、A級戦犯として起訴され、東京裁判法廷によって、終身禁錮の判決、獄中病死である。靖国神社に祀られて居る。四王天延孝陸軍中将については、不起訴、昭和二十三年十二月二十三日、いわゆるA級戦犯の死刑判決が執行されたあと、釈放された。四王天中将は、昭和初年、上原元帥を首とする陸軍内の売国奴フリーメーソン一味によって、陸軍を追放されて居り、その後、日本の国家公職に無縁である。ユダヤイルミナティ米英占領軍も、四王天中将をA級戦犯として起訴する証拠がない、証拠を捏っち上げることも出来ない。「国際政経学会」は、昭和二十年八月十五日の敗戦と、そして米英オランダカナダソ連など、連合国の占領と同時に、イルミナティ悪魔主義占領軍によって、跡形もないまでに破壊解体抹殺された。しかし、その生き残りの僅かな人々は、細々と、その道統を維持して来た。

 平成三年。この年は、「国際政経学会」の伝統復活が、公然と提唱された、記念すべき、歴史的節目(ふしめ)である。大東亜戦争の精神の継承は、まず、思想戦、心理戦、世界観戦争として、設定されねければならない。そして、この思想戦継承の中核は、「国際政経学会」の精神の継承、発展、として規定されなければならない。「国際政経学会」は、戦時中といえども、その言論は、日本国政府官憲の厳重な監視下に置かれて居た。これは奇妙に聞えるか。そのことに疑問を抱くひとは、渡部悌治著「ユダヤは日本に何をしたか」(成甲書房、平成十五年一月刊。原本私家版「攘夷の流れ」は、平成四年刊)を、熟読してほしい。前記、渡部悌治著には、大東亜戦争中も、財閥は、ユダヤの出店。日本国中ユダヤのスパイだらけ。と述べられて居る。そもそも、日本の「財閥」の正体は、何なのか。ここでは以下、省略するが。「国際政経学会」の精神を、真剣に継承する作業なくして、大東亜戦争の継承を云々することは、大言壮語、空念仏、空威張り、虚勢を張る、ことにしかならない。(了)


【シオニストユダヤイルミナティ世界権力の占領が五十八年間、続いて居る国、ドイツ】
 672回 2003(平成15)年8月17日

 
ゲルマール・ルドルフは、「ザ・レビジョニスト(歴史修正主義者)」、第二号(二〇〇三年五月号)、二百三頁以下に、ドイツの現状を描いて居る。
○Discovering Absurdistan 「アブサード」は、不条理さ、奇怪なこと、道理に合わない目茶苦茶なこと。「アブサーディスタン」は、アブサードをもじって、不条理な国、不法無法な国。と言うわけで、とてつもなく不法無法がまかり通って居る国を発見した、それは、何と言う国か、それは、「ドイツ」であった、と言う。これは、紹介したいが、十七頁の大論文。注だけで七十一件。ドイツでは、過去八年間、合計すると、八万三千六十一人が、「思想犯罪」によって、犯罪者とされたと。この「思想犯罪者」は、右翼、左翼、外国人、と三種に分けられる。二〇〇一年度。右翼の思想犯罪人。八,八七四人 左翼の思想犯罪人。四二九人 外国人の思想犯罪人。三五三人 合計 九,六五六人。 統計の出所は、ドイツ国政府憲法擁護庁。

 その思想犯罪とはどう言うことか。ルドルフは、冒頭に、三十五項目の質問を提起して居る。

 (1)自分たちの国歌を歌うことが禁止されても良いと、その国の国民のかなりの部分が考えて居る、とは、どんな種類の国家なのか?

 (2)平和的な歌を歌うフォークシンガーたちが投獄されることもあり得るとは、どんな国なのか?

 (3)平和的な音楽を収録した一枚のCDを販売したと言う理由で、五人の子持ちの母親が投獄されるとは、どんな国なのか?

 (4)自分の教会に、自国の国旗を揚げたために、過激派として、キリスト教の牧師が彼の教区から追放されるとは、どんな国なのか?

 (5)学校の教師が、学級の生徒に対して、毎朝、彼らの国の国家を歌うよう、すすめたと言う理由で、教職をクビにされる、とは、どんな国なのか?........
    以下省略

 (6)中国の次に、もっとも過酷な検閲制度が実施されて居るのは、どの国か?

 これら三十五項目の質問に対する、正しい回答、それは、ドイツ。日本人は、ドイツのこのような状況について、何一つ、知らない。ドイツは、一九四五年五月以降五十八年に亘って、米英イスラエルシオニストユダヤの占領下にある。この事実を、日本のマスコミは、唯の一言も報道せず、日本のドイツ問題専門学者は、ただの一行も、そのことを日本国民に対して、知らせない。日本には、ドイツに於けるような「思想犯罪」の刑法上の制度は、今までのところ、存在しない。しかし、この違いを、表層的に理解してはならないだろう。ドイツ民族には、五十八年のシオニスト・ユダヤの占領に抵抗する確固たる愛国はの中核部隊が存在する。だからこそ、シオニストユダヤ占領軍は、ドイツ人の手先(ドイツ政府、を詐称して居る)に命令して、刑法を改悪させたのである。にも拘わらず、毎年、ドイツで、八千人前後の「右翼思想犯罪人」が起訴されると言う。ドイツは、一九四五年四月末、ヒットラー総統がベルリンで自決し、ヒットラーによって後継者に指名されたデーニッツ提督が米英ソ連連合軍に降伏したあと、その直後から現在に至るまで、民族としての抵抗は、一瞬も中断して居ない。だからこそ、シオニストユダヤイルミナティは、まさしく、アブサートな、無法の限りを尽したドイツ民族に対する弾圧を続けないで居れないのである。(了)


【山本尚利(ひさとし)著「日米技術覇権戦争−狙われた日本の最先端技術」を読む】
 673回 2003(平成15)年8月18日

 山本尚利(ひさとし)著「日米技術覇権戦争 − 狙われた日本の最先端技術」(光文社、平成十五年七月刊)。これは、読みごたえのある本だ。しかし、ここでは、とりあえず、敗戦後、現在の日本一流企業経営者の多くが、自己否定型でなく、自己保身型であった(前出、百七十三頁)。そこにこそ、日本が、一九六〇年代以降、米国の仕掛けた技術覇権戦争に完敗した、主たる原因なり、とする。この指摘は、本筋を突いて居る。自己否定型とは、言い換えれば、自己犠牲型、献身型、とも成るであろう。敗戦後の日本のエリート権力者階級から、自己否定型、自己犠牲型が、きれいさっぱり、姿を消した。自己保身型が、権力階級、指導者階級の中に充満してしまって居る。これは、その通り。しかし、それは、敗戦後だけのことか。「米国退役軍人の日本軍に対する認識は、太平洋戦争時代の日本軍人は階級が上に行くほど無能であった、というものだ。」(前出、百七十三頁) この評価も、その通りであろう。しかしこれは何故なのだ。敗戦前の日本では、陸軍士官学校、海軍兵学校の入学者は、同世代の少年の中の、身心ともに、もっともすぐれたエリートとされた。更に、参謀、司令官に昇任するための登竜門たるべき、陸軍大学、海軍大学は、陸士、海兵の卒業時の成績がトップクラスでなければ入学出来ない。そして、陸大、海大の卒業時成績の優秀なものが、将官と成り、陸海軍の本流中枢に出世して行く。ところが、実際に戦争をやって見ると、階級が上に行くほど、無能であった、と言う。何だ、これは。これは、些々たる、無視し得る、小さな問題なのか。そんなことはあり得ない。つまり、敗戦前でさえ、日本の権力エリート階級の基調は、「自己保身」、だった、と見る他ないだろう。実戦で、日本軍の下士官、兵の勇猛なること、世界最強。日本軍は頂点に行くほど、(1)無能。(2)臆病。(3)卑劣。 (4)大言壮語、空威張り。(5)無責任。(6)自己保身。と言うことに成る。何だ、一体、このていたらくは。前出の著作は、たしかに、日本の国家体制の欠点と欠陥を、かなりの程度、えぐり出して居る。さらにこの本については、論評を続けたい。(了)


【今のままでは、第三次世界大戦の進行と共に日本民族、日本国は完璧に抹殺させられる】
 674回 2003(平成15)年8月19日

 リンドン・ラルーシュは、第三次世界大戦は既に始められた、人類は既に、第三次世界大戦へのルビコン河を渡った(渡らせられた)、と明言して居る。とは言っても、日本人の殆んどすべて、はそんな話は、まるで聞こえない。今の日本の若者たちには、日清戦争も、日露戦争も、第一次世界大戦も、第二次世界大戦も、何が何やらまるで何にも分からない。日本の若者の殆んどは、かって、日本がアメリカと戦争したことすら、知らない、のかも知れない。この状況は、偶然ではない。日本は、天皇以下一億二千万人が、そっくりまるごと、米英ユダヤイスラエルシオニスト世界権力の囚人として、厳重な檻の中に監禁されて居る。しかも、自分たちが、イルミナティ世界権力の囚人であると言う、れっきとした、現実も分らない。この意味では、今の日本人は、まぎれもない、白痴人間、なのである。とりわけ、エリート権力階級の白痴度がひどい。第三次世界大戦が始まってしまった(始められてしまった)、と言う現実を認識するためには、世界史と日本史の大筋、そしてその本筋を理解して居なければならない。その前提条件が存在しなければ、第三次世界大戦は開幕した、そして、日本民族も、その中に引きずり込まれてしまった、と聞いたとしても、まるきり、上の空。日本人の白痴化の度合いは、この三十年来、年ごとに加速される。と言うわけで、日本人にとって、すべては、他人事(ひとごと)なのだ。痴呆状態。このことばが、本当に、今の日本には、ぴったりとあてはまる。

 ラルーシュ(EIR誌)によれば、米国ネオコン派は、イラクでの泥沼状態にもかかわらず、ごく近い将来、イランに対する、体制変革の戦争を仕掛け、同時に、北朝鮮に対しては、雪の降る前に、核兵器の使用を含む戦争を開始する計画だと言う。しかし、日本人にとってはすべてが他人事(ひとごと)。ジョン・コールマン博士著の近著「9・11、陰謀は魔法のように世界を変えた」(成甲書房、八月二十日刊)は、(1)米国は既に米国でない、米国は、三百人委員会世界権力の工作機関と化した。(2)そして、このようなものとしての米国をつかって、世界権力は、二〇二五年までに、全ユーラシア大陸の占領と支配を完成させるつもりだ、と、述べて居る。と言っても、殆んどの日本人にとっては、それがどうした? と言うことでしかない。しかし、第三次世界大戦とは、日本にとって、何を意味するのか。それは、現状では、日本の消滅、日本の抹殺、以外の、何者をも意味しない。前野徹著「新・歴史の真実」は、今の日本は、三度目のローマとの戦いで死滅する、直前のカルタゴに、酷似して居る、と警告する。この評価は、当たらずといえども遠からず。カルタゴと日本の条件は、もちろん、まるで違う。にも拘わらず、滅亡直前のカルタゴと、今の日本には、或る面で、酷似する。孝明天皇弑逆事件の禁忌(タブー)を、断乎として断ち切れ。そこから、日本民族の道は開かれるのだ。(了)


【「二〇〇一年九月十一日」はきわめて高度軍事作戦であったとのコールマン博士の説。そしてそこから何が導き出されるか】
 675回 2003(平成15)年8月20日

 ジョン・コールマン博士の新著「9・11、陰謀は魔法のように世界を変えた」(成甲書房)は、八月二十日、刊行された。このあと、十月十一日には、デービット・アイクの大著「不思議の国のアリス−世界貿易センターの大惨事」(三交社、上下二巻、約一千頁)が出版される。 この二冊及び、それ以前の二点の著作によって、二〇〇一年九月十一日事件の真相は、あますところなく、日本民族有志に開示される。

 コールマン博士は、新著の中で、二〇〇一年九月十一日のニューヨーク、世界貿易センタービル事件は、きわめて高度な軍事技術を必要とするものであり、これに相当する能力を持つ国家は、全世界に三つのみ、(1)米国 (2)イスラエル (3)ロシアであると述べる。 この説を採るとすれば、あの事件、と言うよりも、正確に言えば、あの軍事作戦を実施したのも、米国、イスラエル、ロシア、この三ヶ月のいずれか一ヵ国、又は、その組み合わせ、以外にあり得ない、と推論されるであろう。

 つまり、ここには、(1)米国単独 (2)イスラエル単独 (3)ロシア単独 (4)米国とイスラエル二ヵ国連合 (5)米国とロシア二ヵ国連合 (6)イスラエルとロシア二ヵ国連合。以上、六つの組合せが可能であろう。(3)(5)(6)の組合せは考えられない。 (2)項もないだろう。 とすると、(1)の米国単独と、(4)の米国とイスラエル二ヵ国連合と、この二通りの可能性が残る。 そのどちらか、は、分からない。 もちろん、この分析は、表面的なものであって、その背後、その奥には、イルミナティ三百人委員会世界権力がひそんで居るであろう。 日本民族有志は、平成十五年八月からこの秋にかけて、二〇〇一年九月十一日事件に関する認識を、決定的に、より高度な水準へと、引き上げる契機をつかまなければならない。これは、「現代史」的問題であり、刻々と変遷する同時代史的問題であるけれども、近視眼的では困る。 我々は、有効に、論争を挑むことを知るべきである。 (了)


【アメリカはこの先二〇年はイラクに居座る(J・コールマン)とは本当か】
 676回 2003(平成15)年8月21日

 「どれほど抵抗の遭おうとも、アメリカ軍と支配者たちはこの先二〇年はイラクに居座ることだろう。」(「9・11、陰謀は魔法のように世界を変えた」、二百六十頁)、とコールマン博士は述べる。 「この先二〇年」と。 今のアメリカの戦争を、一九六〇年代のベトナム戦争と類似なるものとして見る、安易な情勢観にとらわれてはならない。 ベトナム戦争に於ける米国側の真相は、今に至るまで、何一つ、日本人に、知らされて居ないが、しかしここでは省略する。 米国エリート層は、一九八九 − 一九九一年に、ソ連東欧共産陣営いわゆる、ワルシャワ条約体制、が崩壊したあと、唯一つの世界的超大国と成った、と自慢して居る。 そしてそれからただちに、イルミナティ世界権力は、NWO、新世界権力の実現、ないし、完成を、行動日程に上せた。 そのための推進力、突撃隊、尖兵の役割を振られたのが、いわゆる、ネオコン派である。

 新世界権力(NWO)、ないし、単一世界政府、世界国家の実現とは、実体的には、英米を主体とする海洋勢力が、ユーラシア大陸を完全に占領することである。「占領」とは何のことか。 それは、まず第一に、そして決定的には、武力による占領である。もちろん武力戦がすべてではないが、しかし、敵(ユーラシア大陸)の武装を解除することは、占領の第一歩、であることは多言を要しない。 米英支配層が、二〇〇三年三月二十日、イラクに対する武力戦を開始する前の数年間、幾百千回も、フセインイラク政権の「武装解除」を呼号したことは、以上のように解しなければならない。 二〇〇二年十月のアフガニスタンに対する戦争、二〇〇三年三月のイラクに対する戦争、これらは、このあと二十五年間かけて、ユーラシア大陸をそっくり制圧支配せんとする、米英の背後にひそむ、イルミナティ世界権力の計画(アジェンダ)の、ほんの序の口に過ぎない。 もちろん、白痴化された日本の自称エリート階級には、そんな「高級」な、「難しい」話しは、まるで分からない。無理に聞かされると、忽ち、大きないびきをかいて、居眠りを始める。 「すでに開始されているアメリカ強奪クーデター」(前出、百五十七頁)、と、コールマン博士は述べる。

 日本はどうなのか。 日本はこの、二〇〇一年九月十一日以降実施されつつあるアメリカでのクーデターと、無関係で居られるのか。 無関係で居られると妄想する、一億二千万人の白痴化日本人。 しかし、もちろん、何十人か、何百人かは分からないが、「有能」な売国奴日本エリートたちは、米国のクーデターと呼応して、日本で、全く同じ質のクーデターを仕掛けつつある。 まさしく、それこそ、日本史上未曾有の売国奴、小泉の内閣の役割である。 (了)


【】
 第677回 2003(平成15)年8月22日

 ビル・クイン著、大田直子訳「ウォルマートがアメリカを、そして世界を破壊する」(英文原著二〇〇〇年、邦訳、成甲書房、平成十五年八月)。定価千六百円+税 「ウォルマート」。この名前は、日本人の間では、まだ、知って居る人の方が少ないかも知れない。しかし、米国内では、知らない人はまず、居ないだろう。世界最大の小売チェーン店。と言う表現では、実態と大きくズレるであろう。「ウォルマート」は、単なるビジネス、単なる一つの企業、と言ったものではあるまい。ウォルマートの従業員は、全世界で百三十万人。米国内で百八万人、米国外で二十二万人以上。二〇〇二年の売上高は、二四六五億ドル、全世界の企業売上で、一、二位を争う。創業者のサム・ウォルトンはしばらく前に病死したが、その資産は、ウォルトン一家にそっくり継承された。近年の世界資産家リスト、上位十位のうちに、ウォルトン家が、三人、と聞いて居る。米国の小売業を制覇したのち、その同じシステムを、中国、韓国を含む全世界に展開しつつある。昨年から今年にかけて、このウォルマートが、経営不振の西友を買収して、本格的に日本に上陸する。本書の巻末に、米国の反NWO陣営の月刊誌、「スペクトラム」、二〇〇二年五月号に掲載された、ウォルマートについての、スコールニク論文が収録されて居る。

 ここで、「スペクトラム」論文は、ウォルマートは、ロックフェラーのダミー(身代わり)、又はフロント会社(看板はウォルトンの店だが、実体はロックフェラー)である、との説を論証して居る。この「ウォルマート」と言う企業は、

 (1)今、完成に向いつつある、世界人間牧場、世界国家、単一世界政府、新世界権力に於て機能する、世界企業(グローバル・カンパニー)の見本、雛型(ひながた)、その先駆者、の役割を果して居る。

 (2)そのようなものとして、ウォルトンは、イルミナティ(ロックフェラー)によって、育成された。

 (3)従って、この「ウォルマート」と言う企業は、過去百年以上、石油産業がそうであったように、小売業に於て、政治経済文化労働の権力が一体化した存在である、と、見なければならない。

 本書は、 How WAL・MART is Destroying American and the World. と、題されて居る。ウォルマートは、アメリカを破壊しつつある、と言う。アメリカを破壊する、とは、どう言うことか。それは、ビル・クインの著作に詳しく述べられて居る。西友を買収して日本に乗り込んで来た、ウォルマートの幹部は、これからウォルマートは、日本の文化を変えるつもりだ、などと、ご託宣をたれた。しかしこれは単なる空虚な大言壮語ではないだろう。更に、この件は続報する。(了)


【ゲルマンはしぶとく生きて居た。日本はしかし今のままでは死に体、ゾンビ人間】
 678回 2003(平成15)年8月23日

 当「時事寸評」八月十一日号(666回)で、ゲルマール・ルドルフの「第三次世界大戦の瀬戸際に立って」(「ザ・レビジョニスト」、二〇〇三年五月号)について、簡単に論評した。更に、この問題について続けたい。一見すると、今の日本人には、ドイツの現状は、まるでこんがらがって居て、理解出来ないであろう。現在のドイツ首相は社会民主党のシュレーダーである。日本にも、「社会民主党」と言う同じ名の党は存在して居るが、こちらの方は、まさしく、断末魔。シュレーダー社民党政権(みどりの党の連立)は、米英の対イラク戦争に参加しないのみならず、それを、或る種の帝国主義的侵略戦争であるとして、批判して居る。ドイツは、未だ、シオニストユダヤ米英イルミナティ世界権力の占領下にあるのではなかったか。だからこそ、今でも、毎年、約八千人の「右翼」(と言う名の、ごくあたり前のドイツ人)が、「思想犯罪」によって、起訴されるのではないか。ところが、ドイツは既に、米英シオニストイスラエルの発動する第三次世界大戦の標的とされて居ると言う。これこそ、問題である。

 敗戦後ずっと、ドイツの首相は、バイロイトのワーグナー音楽祭には近付かなかった。その理由は、言うだけ野暮であろう。ところが、今年の夏、シュレーダー首相は、折から訪独中の日本の小泉首相と共に、バイロイトに現われて、敢えて、敗戦後のドイツの禁忌(タブー)を破って見せたと言う。日本民族は、敗戦後、神国日本の神話を否定することによって、自殺を遂げた。しかし、ドイツは違う。ヒットラー総統は、ソ連軍のベルリン侵攻時まで、官邸にとどまって指揮を取り、最後に自決した。自決する前に、ヒットラーは、側近のボルマンに対して、ドイツ民族への政治的遺言を口授した。ボルマンは、スイスに逃れ、そこでヒットラー総統のこのドイツ国民への政治的遺言をまとめ、そしてそれは、のちに、出版され、何かしらのかたちで、ドイツ民族有志に流布されて居る(邦訳も存在する)。更に、シオニストユダヤ米英イルミナティは、ワーグナー音楽をも抹殺せんとしたが、ドイツ民族はワーグナーを守り切った。ゲルマンの神話は死守されたのである。民族の神話と民族の言霊(ことたま)が健在である限り、民族は幾たびでもよみがえる。

 日本はどうなのだ。それこそ問題ではないか。濱田政彦(一九六九年生まれ)著「神々の軍隊 − 三島由紀夫、あるいは国際金融資本の闇」(二〇〇〇年十二月、三五館) 若い世代の手になるこの著作は、幼稚で見当はまるで狂って居る(この本の水準では、どこまで行っても、行きどまり、迷宮入り)ものの、その志は多としよう。(了)


【日本民族が、今、米国憲法体制問題を真剣に研究しなければならない理由】
 679回 2003(平成15)年8月24日

 何故、今、日本民族有志は、米国憲法を研究しなければならないか。筆者は、幕末明治初年以来そして敗戦後、恐るべき程度に日本人がアメリカかぶれして居る現在も、「米国憲法問題」について、驚くべき程度に無関心のままで居る事実を、良く、承知して居る。 無知、と言うのとは違う。およそ、関心、興味がないのである。関心がないから、その当然の結果として、無知である。 しかし、無知で居ることに、何らの疑問も、不満も、まして、恥も感じない。 ここに、日本民族の対米観、対米認識の致命的欠陥、子供じみたその低水準が、露出して居る。

 ジョン・コールマン博士は、かって、英国のフェビアン協会の代表が米国を調査旅行に来て、その結論として、米国憲法体制を破壊し、破棄しない限り、米国をNWO(ニューワールドオーダー)の中に組み込むことは出来ない、との見解を得た、と述べて居る。 これは十九世紀の末から二十世紀初頭のことであろう。 NWO(新世界権力)を実現しようとする陣営にとって、米国憲法は、目の上のタンコブ、以上のものであり続けて居る。 ここのところが、何としても、日本人には分からない。 それは、一体何故なのか。 日本人全体が白痴だからだ。 これは、敗戦後に限らない。 敗戦前、戦時中、戦前も事情は同じ。

 「米国憲法と権利章典(ビル・オブ・ライツ、人権憲章)の研究の無視(ネグレクト)は、過去百年間の米国教育界に於ける、もっとも恐るべき展開の一つである。これが、周到な計画による結果であることは、疑問の余地がない」(What You Should know About the UNITED STATES CONSTITUTION and the BILL OF RIGHTS By Dr,John Coleman − 序文、一頁) 。ここに、コールマン博士が述べて居ることを、銘記して置いてほしい。 「今日、米国憲法は、学校(小学校、中学校、高校)で教えられず、大学(カレッジとユニバーシティ)でも適切な方法では教えられず、法律学校(ロー・スクール)でも教えられない」(同上) 。

 こんなことが偶然に生じるか。 それはあり得ない。 この百年来の過程を、イルミナティ三百人委員会世界権力の、米国憲法体制破壊戦争の一環、そして、しっかりと、認識しなければならない。 この項はなお、続報する。 (了)


【米国建国の精神は、デモクラシー(民主主義)では決してない(ジョン・コールマン)との説。民主主義はベスチアルであり人民に対するペテンである】
 680回 2003(平成15)年8月25日

 「民主主義(デモクラシー)は、キリスト教的社会思考から生まれたものではなかった。民主主義(デモクラシー)は、フランス革命から生まれたものである。」「民主主義(デモクラシー)の性格は、本質的に、全体主義的(トータリテリアン)であり、ベスチアル的(動物的)であり、人民に対するペテンである.....」 What You Should know About the UNITED STATES CONSTITUTION and the BILL OF RIGHTS By Dr,John Coleman − 序文、二頁 ジョン・コールマン博士のこの文章は、白痴化された今の日本人には、まるで通じないであろう。

 「ベスチアル(bestial)」とは、獣類の、獣のような、残忍な、肉欲的な、淫猥な、と辞書には出て居る。このことばは、とりわけ、濃厚に西洋的であって、日本語に、その語感をそのまま移すことは出来ない。しかし、今の日本の社会の或る面は、まさに、「ベスチアル」、と言う英語に、ぴったり、であろう。デモクラシー(民主主義)と言うことばは、今の日本人にとっては、アメリカと、一体である。アメリカ即デモクラシー。デモクラシー即アメリカ。かくして、米国は、全世界を民主化する永久革命戦争を開始した、などと言う。そして、今の日本人の頭の中では、フランス革命(一七八九年)と、アメリカ革命(一七七六年)とは、デモクラシー(民主主義)の名の下で、緊密に結び付いて居る。明治初年来、売国奴国賊明治国家権力エリートインテリ階級によって日本国民に刷り込まれた、疑問の余地なき、自明の公理、の如きものである。

 民主主義とは、(1)フランス革命の産物であり、(2)全体主義的であり、(3)ベスチアルであり、(4)人民をペテンにかけるものであり、(5)そして、そのようなものとして、米国独立革命、米国憲法国家体制とは本質的に対立するものである、と、ジョン・コールマン博士は述べる。このコールマン説は、今の日本人にとって、決して、安易に、消化出来るものではない。今まで日本人に刷り込まれ植え付けられて来た、近代西洋史の定説を、すべて、ことごとく、ひっくり返さなければならないのである。日本民族が絶体絶命の今の死地から脱出するためには、このような準備作業を、一つ一つ、根気強く、積み重ねて行かなければならないのだ。(了) 


【】

 第681回 2003(平成15)年8月26日


【昭和二十年八月十五日の日本の降伏のあと、日本の国体が護持されたのが、それともそうでないのか】
 第682回 2003(平成15)年8月27日

 月刊「猶太(ユダヤ)研究」(国際政経学会、昭和一六年 − 十九年)を読んで行くと、実に、的確に、国際政経学会の先輩たちは大局の情勢を把握して居られたことが分る。そこでは、大東亜戦争は、神国日本と、悪魔的ユダヤとの戦いである、ユダヤ米英の日本に対する戦争の目的は、神国日本の国体の破壊である、と、明言されて居る。にも拘わらず、国際政経学会のこの正しい路線と思想は、当時の日本政府、陸海軍には、全く、受け入れられて居ない。財界に至っては、言うだけ野暮、と言うものであろう。だからこそ、昭和二十年に入ると、日本政府は、ソ連共産政権に対して、対米英講和の口を利いてもらうように、大まじめで、奔走するなどと言う、阿呆らしいていたらくをさらしたのである。

 昭和二十年八月十五日(十四日)、日本政府は、「国体護持の条件付き」で、ポツダム宣言を受諾し、米英に対して降伏する旨、敵国に通告した。この「国体護持の条件」については、陸軍が強硬に主張したことは、良く知られて居る。つまり、当時の日本政府は、日本が戦争して居る、当の相手、米英両国の対日戦争の主要目的(日本の国体の破壊)を、この期に及んでも、理解して居ないのである。それだけではない。「日本の国体」なるものの内容が問題である。「国体明徴運動」は、一見、昭和初年、「五.十五事件」以来、日本全国を制圧したかに見える。しかし、そこでの「国体」の内容は何だったのか。

 その内容を規定した人物は、「皇国史観」の主役、平泉澄東京帝大教授(国史学)である。
「国際政経学会」の立場と、この平泉澄的皇国史観は氷泥、相容れない。しかし、この件は、ここでは省略する。また、「国際政経学会」とは、全く無関係ではあったものの、大正昭和前期、日本神道界の巨人と言われた、今泉定助先生、 この今泉神道学もまた、平泉澄の皇国史観とは全く別物である。平泉澄は、「天皇絶対」を呼号した。そしてこの平泉澄は、岩倉、木戸(桂)、伊藤以下の逆賊による、孝明天皇弑逆事件について は全くの知らぬ顔の半兵衛。要するに、孝明天皇弑逆を、事実上、容認するのである。孝明天皇弑逆を肯定して置きながら「天皇絶対」とは、よく、口が曲がらない。偽善とペテンのこりかたまり。それが、平泉以下の皇国史観の正体である。つまり、問題の本筋、根本に於て、すべてがおかしい、すべてが狂って居る、のである。平泉澄以下のペテン的皇国史観派を居る。今ここで、明確に弾劾せよ。(了)


【「三種の神器」についての北畠親房以来の致命的に危険な謬論を超克しなければならない】

 第683回(2003.8.28日)

 「文藝春秋」平成十五年九月号、四百六十六頁以下。立花隆「東條が心酔した平泉澄(さとし)の皇国史観 − 私の東大論(49)」。ここに、平泉澄(さとし)が、北畠親房の「神皇正統記」を国史の典拠とした経緯が書かれて居る。北畠親房は、南北朝時代、南朝こそ正統の皇室であることを論証するために、三種の神器(鏡、玉、剣)を持ち出した。つまり、三種の神器を保持して居る南朝天皇にこそ、正統の皇位あり、と言う。

 もう一つの論拠、天孫降臨の神勅については、ここでは省略する。三種の神器についての北畠親房の説は根本的におかしい。しかし、その誤謬である理由を完膚なきまでに論証した人は、苗代清太郎である。苗代著では、古事記神代巻、天孫降臨の段。かがみ つるぎ たま 。いずれも、もともと、漢字で表現された、モノの名として、出てくるのではない、と言う。この三つのことばは、家族共同体、民族共同体、国家共同体を作り上げて行くための、基礎となる思想と論理を表現したことたまである、とする。

 そして、その思想と論理をモノに託して、漢字の鏡、剣、玉、とする。古いやまとことばのことたまは、庶民の中では、ずっと後代になっても、大切に保存された。しかし、漢文にかぶれたインテリ権力者は、早くから、やまとことばを忘れた。従って、やまとことばで書いてある古事記の内容を、彼らは理解することが出来ない。

 南北朝時代の北畠親房には、やまとことばは皆目分らない。要するに、既に、日本人ではなくなって居る。北畠親房は、中国かぶれした、非日本人である。こう言う阿呆な人物の本を、国史の最大の典拠とは、笑止千万。更に、北畠親房の「神皇正統記」の精神を継承する、「大日本史」。これが、実は、中国の一番悪いところにかぶれたニセモノ日本史、以外の何物でもない。中国の一番悪いところとは何を意味するか。これはここでは省略する。(了)


【苗代清太郎編「苗代清七回想伝」(昭和五年刊)】
 第684回(2003.8.29日)

 苗代清太郎国学の調査研究を進めて行くと、その第一前提として、苗代清太郎(明治三十七年 − 昭和五十八年)の伝記的知識が必須となる。ところが、「萬象の根元」(昭和三十一年)以降の戦後の著作には、明治三十七年大阪府生れそれから茨木中学校卒業、國學院大学卒業(昭和二年)、とあるのみで、その中味は何も分らない。大阪府(今の)箕面(みのう)市に生まれて、國學院大学を卒業するまでのことを知りたい。と念じて居たところ、このほど、昭和五年、苗代清太郎編苗代清七回想伝と言う、ガリ版(謄写版)印刷の貴重な文書を閲覧する機会を得た。苗代清七、とは、苗代清太郎先生の父上。この清七回想録で興味深いところは、日露戦争当時の状況である。日本軍が満州の陸戦で勝ち、日本海海戦で大勝すると、新聞の論調にも煽り立てられて、日本国民は、ウラルまで取れ、少なくともバイカル湖以東のシベリアを日本が取ることは自明、そして、ロシアから数十億の賠償金を取れ、と言った気分であったと言う。

 従って、ロシアとの講和条約の条件が公表されたときに、日本国民は、ただただ、呆然とした、と、清七回想録には述べられて居る。この「条件」とは、(1)南樺太を日本領に。(2)賠償金はなし。(3)朝鮮独立の保障。(4)旅順大連港は日本管理。(5)満州についてはロシアが若干、後退する。と言ったものである。

 苗代清七の長男、清太郎が出生したのは、まさにこの日露戦争の時代である。それにしても、当時の日本の新聞、そして新聞の論調を形成する日本のインテリ階級の軽佻浮薄なること、お話しにならない。しかし、ここでは、この件は省略する。日本の西洋かぶれインテリは西洋帝国主義の毒に、骨の髄まで、犯されて居る。この時代に生まれた苗代清太郎が、どのように学び、生長して行くか、いかなる思いで、國學院大学に進学することにしたのか。興味のあるところである。更に、続報する。(了)


【9・11大陰謀の真相暴露のために全力で戦え】
 第685回 2003(平成15)年8月30日

 毎日新聞八月三十日付ニューヨーク発の記事によれば、事件のほぼ二年後、二〇〇一年九月十一日事件に於ける、世界貿易センタービル内から、ニューヨーク警察機関などとの電話交信記録の一部が公表されたと言う。その報道によれば、当日、世界貿易センタービルの外に居た警察官のメモには、一,〇〇〇台の貨車が衝突したかと思うくらいの、名状し難い騒音を聞いたとある。ジョン・コールマン博士の新著「9・11、陰謀は魔法のように世界を変えた」(成甲書房、平成十五年八月)は、この件について、詳しく分析して居る。あらかじめ、何者かによって設計された、二棟の世界貿易センタービル爆破解体を目的とした、恐るべき大規模な高性能爆薬の爆発。まさに、それだ。それ以外に、短時間のうちに、世界貿易センタービル二棟が崩壊したのみならず、コンクリートが膨大な粉塵となって飛び散る、などと言う結果は決して生じない。

 それでは、その「何者か」、とは、何者なのだ。それこそ、問題だ。その「何者か」、として、仮定想定され得る勢力は、

 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 | イルミナティ三百人委員会世界権力    |
 |__________________|
              |
              ↓
      | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
      ↓               ↓ 
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   
 |イスラエル内   |= |米国内の     |
 |の一部勢力   |  | 一部勢力    | 
 |_______|  |_______|
 
 である、との仮説が立てられるであろう。つまりこれは、世界史上にその名が残るであろう、一大謀略作戦、であるとの説である。この謀略に、うかうかと、乗せられ、踊らされるのか。この謀略を、おめおめと、だまって見過ごしておいて良いのか。手をこまねいて傍観して済む話なのか。全力を挙げて、この謀略を暴露するために戦うべきではないのか。(了)

 〜〜参考

 国際金融資本とどう向き合うか 〜まずは、現実的な意味において、国際金融資本を批評し、観察する(修正版)
 http://www.asyura.com/0306/dispute12/msg/595.html
 投稿者 乃依 日時 2003 年 9 月 01 日 00:04:08:YTmYN2QYOSlOI


【近刊(十月末刊予定)デービット・アイク著「不思議の国のアリス−世界貿易センターの大惨事」(三交社)】
 第686回 2003(平成15)年8月31日

 デービット・アイクの「不思議の国のアリス−世界貿易センターの大惨事」(英文原著は、二〇〇二年十月)の日本語版は、目下、鋭意、準備中であって、今年、十月末から十一月上旬には、三交社から出版予定である。上下二巻、約一千頁。アイクは、二〇〇一年九月十一日の例の事件について、過去十年、二十年、五十年、百年、と言った、小さな時間の尺度で見ることはしない。 彼の時間の尺度は、「大いなる秘密」(邦訳は三交社、上下二巻)で述べられて居る如き、イルミナティの超長期的人類奴隷化計画(アジェンダ)、として、設定される。

 地球人類を、超長期計画で、奴隷化せんとする、その本体は何者か。 それは、異星人であると言う。 そしてこの異星人は、爬虫類人(レプティリアン)的存在だと言う。 数千年前から、この爬虫類人的異星人は、イルミナティと言う秘密結社を通じて、地球人類に対する支配を実施して居ると言う。 今や、イルミナティを通じて、地球人類は、彼らの家畜人間と化していく。 イルミナティと、その背後の勢力の数はきわめて少ない。 その少数の支配者が、何十億人と言う地球人類を、意のままに操作出来るのは何故なのか。 その秘密に、アイクは肉迫しようとする。 更に、その理解の上に立って、地球人類が、イルミナティ及びその背後の勢力による奴隷化、家畜人化の状況から脱出する道をアイクは追求する。

 それでは何を以て、地球人類の奴隷化、家畜人化からの解放を実現しようとするのか。それは、五感の次元、その枠組からの脱出であると言う。五感では、目、耳、鼻、舌(味)、そして触覚のこと。イルミナティは、地球人類を、この五感の次元に閉じ込めることによって、人類の永久的奴隷化を確定しようとすると。 この五感を超えるとはどう言うことか。 西洋人は霊盲である(霊的に盲目であること)、と言われる。 果たして、アイクは、霊盲的状況下の西洋の環境下で、イルミナティの設定する、五感の枠組みと言う精神の牢獄から、人々を解放させることが出来るのであろうか。 この件については、更に続報する。 なお、この問題に挑戦する、デービット・アイクの新著「時間の輪についての物語」は、二〇〇三年十月刊の予定、とのことである。 (了)






(私論.私見)