2003.03

 (最新見直し2011.02.17日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、太田龍・氏の時事寸評の2003.3月分を確認しておく。れんだいこ文法、作法に基づき編集替えしております。「白金掲示板ワード検索」その他を参照する。

 2012.02.17日 れんだいこ拝


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 503回 2003(平成15)年3月1日

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 504回 2003(平成15)年3月2日

 ジョン・コールマン博士著「三〇〇人委員会」(KKベストセラーズ刊、平成十一年五月)。この「三〇〇人委員会」の英語原著は、一九九一年初版。一九九七年に、増補第四版。平成十一年(一九九九年)のKKベストセラーズ刊は、この増補第四版による。右のKKベストセラーズ刊邦訳本には、著者コールマン博士の日本語版序文(一九九九年四月付け)が収録されて居る。そこに、次のようにある。

 「三〇〇人委員会」第四版の日本語訳が世に出る今、重大な金融危機が日本で進行しつつある。日本が長年にわたって三〇〇人委員会からの攻撃を受け続けているのには、いくつかの理由がある。第一は日本民族の天性の「安定性」だ。これは日本人が依然として従来の「共同体」を温存してきた、その国民性によるものである。しかし、これは三〇〇人委員会側から見れば不愉快きわまりない積年の「棘」であった。したがって、なんとしてでもこれを破壊するために、あらゆる手段が講じられるだろう。それは特に、「女性の権利」運動が「起爆剤」となるはずだ。「日本民族不安定化計画の第二の「起爆剤」は、もちろん日本の通貨とその健全な経済計画に関するものであり、三〇〇人委員会によって現在そのどちらも衰弱させられつつある」 (ジョン・コールマン博士著「三〇〇人委員会」、KKベストセラーズ刊、一頁)

 これは、今から四年前の日本民族に対するコールマン博士の警告である。「日本破壊の第一の起爆剤としての女性の権利運動」と言う。今、「男女共同参画法」をテコとする、イルミナティ三〇〇人委員会の手先、極悪売国奴フェミニスト犯罪者米英の、やりたい放題の破壊工作の惨状を見よ。クリントン米大統領が来日したのは何時のことであったか。ともかく、このとき、ヒラリーも、同行した。ヒラリーはイルミナティ秘密結社の中では、きわめて有力な、高級幹部団の一員、と伝えられる。「イルミナティ」の序列では、ヒラリーは、クリントンより上位にある、とも聞く。ヒラリーが「フェミニズム」の権化のような存在であること知られて居る。そのヒラリーが、クリントンを共に来日したとき、日本の状況を観察して、日本に於ける「フェミニズム」の力が未だ、きわめて微弱であることを知って、ショックを受けた、と、当時どこかに報道されて居たことを記憶して居る。

 筆者は、そのとき、非常に不吉な予感を覚えた。イルミナティ世界権力は、日本を破壊する武器としての日本に於ける「フェミニズム」の飛躍的な強化のための策を講じるであろう、と。実際、この七、八年の事態の推移は、筆者の予感の正しさを実証した。にも拘わらず、日本民族は、その脅威のやって来る源泉が全く見えない。E・マイケル・ジョーンズ(PH.D)の大著 「Libido Dominandi - Sexual Liberation and Political Control - 」(二〇〇〇年)。これをなんとかしなければ。(了)


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 505回 2003(平成15)3月3日

 「スペクトラム」、二〇〇三年三月号。(1)三頁。E・M・ヤング(Dr)(2)三十八頁から七十頁まで。リック・マーチンとアル・ビーレク、P・ニコラス、ウイリアム・ヘンリーとの対談。ここに、米英(イルミナティ世界権力)が、イラクに対する戦争とイラク占領を、何がなんでも強行しようとして居る、または、強行しなければならない、隠された本当の理由、なるものについて、詳しく、語られて居る。この件については、「スペクトラム」、二〇〇三年二月号所収の、ジム・マーチンとの対談でも、ほんの少々、触れられて居た。三月号の前出対談で述べられて居ることの要点は、

 (1)イラクのサダム・フセイン政府は、考古学的調査によって、超古代シュメールの秘密を、かなりの程度、掌握した。
 (2)フセイン政権は、その全貌を全世界に向けて公開する計画を立てて居る。
 (3)もし、そんなことが現実化したなら、そのことは、イルミナティの「親世界権力(ニューワールドオーダー)」 にとって破滅的な打撃となる。
 (4)そこで、彼等(イルミナティ)は、なりふり構って居れない。とにかく、今すぐ、イラクを武力占領して、イラク全土を、彼等の軍事支配下に置く必要があるのだ。と言う。

 この問題は、ある程度、真剣な検討に値するであろう。引き続き、報道したい。(了)


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 506回 2003(平成15)年3月4日

 中西輝政著 日本の「死」 文芸春秋、平成十五年二月刊。「日本は死ぬだろう。いや、すでに死んでいると言ってよい」(まえがき、一頁)この命題はどうか。この場合の主たる問題は、この論者にとっての「日本」なるものの定義、であろう。しかし、どのように定義するにしても、「日本」には、(1)天照大神を祭神とする伊勢神宮(内宮、とも言い、単に「神宮」とも言う)の祭祀。(2)天照大神から続く歴代天皇。(3)日本語。この三者が必須の要因として前提されることは自明であろう。前出、中西著は、日本は死ぬだろう。いや、すでに死んでいると言ってよい。と述べる。すると、ただちに、当然のことながら、それでは、天皇はどうなのか。と成るであろう。本当に、「日本は死んだ」とするなら、それでは、「皇室も死んでいる」、と言うことになるのだろうか。

 昭和二十年八月。日本政府は、国体を護持し得るとの絶対条件を付けて、いわゆる連合国のポツダム宣言を受諾した。このことは、よく知られて居る。いや、今日ではそのことすら、今の日本人には知られて居ないのかも知れない。いずれにしても、国体を護持し得なければ、一億玉砕を覚悟して本土決戦、と成る筈であった。しかし、この「国体」とは何のことか。それは、明治二十三年に制定された「大日本帝国憲法」では、「大日本帝国は、万世一系の天皇、これを統治す」、と、定義されて居た。つまり、万世一系の天皇の統治。これが、国体である、と言う。それでは、いわゆるポツダム宣言受諾後、どう成ったか。天皇は、戦勝連合国の日本占領軍総司令官の支配下に置かれる、とされた。これで、日本の国体は「護持」されたのか、それとも「護持」されなかったのか。そのことこそが、主たる問題ではないのか。故小笠原孝次のような神道家は、昭和二十年敗戦と、二十一年元旦の、いわゆる人間天皇宣言によって、神武天皇以来百二十四代つづいた皇統は、昭和天皇の代で終焉した、と明言して居る。そのあとのいわゆる皇室とはそれでは何者か。この問題については、小笠原孝次著参照のこと。(了)


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 507回 2003(平成15)年3月5日

 岡潔先生は、胡蘭成と言う中国人の「建国新書」(昭和四十三年、東京新聞出版局刊)を、しばしば、引用され、非常に高く、評価された。胡蘭成(一九〇六年、中国淅江省生まれ。) この人は、汪兆銘政権の閣僚。戦後、日本に政治亡命。数冊の著作(日本文)あり、と。いずれも、一冊を除き、今は絶版、古本でしか、入手出来ない。その一冊とは、「心径随喜」(昭和四十三年)「心径」は「般若心径」のこと。「心径随喜」は、著者胡蘭成先生によるこの「般若心径」の解釈であると言う。西洋は、東洋の「無」を知らず、「空」を知らない。故に西洋は、断じて、文明に非ず、西洋人は野蛮人なり、と言う。西洋近代の発明した、いわゆる、「福祉国家」は、文明に非ず、と。般若心径に、「摩訶(マカ、マハ)」と言う(インドの)古語があるが、この「摩訶」は「大」とは訳せない。 「摩訶」は物差しでは計れない「大」である」(「心径随喜」二十三頁)、と。胡蘭成と言う中国人は、ごく最近、岡潔著を通じて始めて知るが、この人は改めて、今の日本民族が注目すべき人物と見た。

 「この十余年来(これは、一九六八年の文章)、米国の世界に於ける地位の下落は、誰の目にも明白な事実であり、史上最大の富と最強の兵力を持っていても何にもならない....「金は有難いものだが、今日の事情では金が米国人をますます無知にさせるのみである。また兵は昔から露払い役として天下開創し得るが、兵力で世界の現状を維持すると言うことは有り得ないのである。」(「建国新書」、八十八頁)

 三十数年前に書かれたこのようなまともな文章に接すると、改めて、今日の日本の権力エリート上層支配階級、金持ち階級名誉と権威なるものを独占して居る階級の救いようのない退廃と腐敗、白痴化と発狂ぶりに、思いを致せざるを得ない。(了)


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 508回 2003(平成15)3月6日

 米国キリスト教右派」とは、キリスト教的シオニスト、即ち、「核戦争(ハルマゲドン)を待望する人々」 

 米国の政治の中で、「米国キリスト教右派」の影響力が増大して居る(読売、平成十五年三月五日)、などと、近頃、日本のマスコミは報道するように成って居る。この「米国キリスト教右派」とは、「米国キリスト教原理主義」とひとしい、と言う。

 ブッシュ(息子)米大統領は、一九八五年、米国南部のキリスト教原理主義的宗派の著名伝道師グラハムと出会って信仰に目覚め(同上)、などと言う。 ここに出て来る「グラハム」は、フリーメーソン第三十三階級と、伝えられる、ビリー・グラハムのこと。 キリスト教原理主義(ファンダメンタリズム)、と言う名称はペテンのたぐいであろう。 それを、端的に表現すれば、キリスト教シオニスト、シオニストキリスト教徒、と言うことになる。

 「核戦争を待望する人々」、と言う米国の本の日本語訳が出たのは、二十年ほど前のことか。 「核戦争を待望する人々」とは、キリスト教原理主義派、又は、シオニスト的キリスト教徒、にひとしい。 しかし、現代米国、ひいては現代世界の最重要問題の一つ、と言うべき、この問題について、 一億二千万人日本人の知的水準は、完璧な白痴、以外の何者でもない。

 ジョン・コールマン博士の「三〇〇人委員会、凶事の予兆」(成申書房)の中の、キリスト教原理主義の章。これを、全日本国民の必読文献とせよ。 日本の売国奴国賊マスコミ、国賊日本外務省、国賊学問奴隷集団、国賊日本政府、国賊政治家、国賊宗教界、芸能界などなど。こうした国賊集団は、今、イルミナティ世界権力が米国を使って引き起こそうとして居る、第三次世界大戦の真実を、日本国民が知ることを、総力を挙げて妨害阻止しつつある。

 「米国キリスト教右派」とは何のことだ。 このような、ペテン的宣伝文句を、日本国民になすり込むことによって、国賊マスコミ国賊学界は、問題の核心の一つとしての「シオニズム」の正体を隠蔽するのである。(了)


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 509回 2003(平成15)3月7日

 「ザ・レビジョニスト、批判的歴史研究ジャーナル」、創刊号。二〇〇三年二月.発行者は、Castle Hill Publisher(米国、英国) 編集長は、ゲイマール・ルドルフ。ゲイマール・ルドルフ。この人については、小紙(週刊日本新聞)でたびたび取り上げた。二〇〇三年現在、四十歳そこそこ。ドイツ人。ボン大学化学科を卒業して、学位論文を書くためにマックス・プランク研究所に入る。ところが、やがて、アウシュビッツ収容所のガス室で、何百万人ものヤダヤ人が殺された、と言う、例の件に興味を抱き、その調査を開始。そして、いわゆるレビジョニスト(歴史修正主義学派)の立場を探るようになり、アウシュビッツ、その他の収容所でのナチス、ドイツのユダヤ人ホロコースト、なるもののペテン性と全国的に対決する文書、著作を発効する。忽ち、ルドルフは、ドイツ官憲に逮捕され、著作一万数千部は全部没収されて償却処分。更に、裁判所で、懲役十八ヶ月の求刑。そこで、ルドルフは、一九九六年にドイツを脱出して、某国に亡命。ドイツ語で、歴史修正主義の立場から出版物を出しつづける。そして、二〇〇三年の二月、英語版の機関誌(年四回)の創刊、と言う。小紙(週刊日本新聞)は、ドイツの愛国者ゲルマール・ルドルフとの全面的連帯の意志を、ここに、明確に公表する。前出の「ザ・レビジョニスト」の内容については、逐次、日本民族の有志に紹介する。
 
 前出誌、七十一頁居以下に、一九四二年〜一九四五年、ブリテンのインド植民地に於ける、居られざる、飢えによるホロコースト(ウォルフガング・プフィツナー)、と言う小論文あり。(了)


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 510回 2003(平成15)年3月8日

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 511回 2003(平成15)3月9日

 二〇〇一年九月十一日の例の事件は第三次世界大戦への導火線に点火するものとして認識する。その導火線を設計し、それに点火すべく、演出したのは誰か。それこそ、今、日本民族が解くべき、要点である。イスラエルは、既に、二百ないし三百発の核兵器、そしてそれを敵目標に打ち込むミサイル、更には発射能力を持つ潜水艦をも所有して居る。米英は、イラクの大量破壊兵器を、あげつらう。米英自身の核兵器はともかくとして、中近東で、唯一つの核保有国、イスラエルの「大量破壊兵器」はどうするのか。米国の愛国派ジャーナリスト、M・C・パイパー(かっての「スポットライト」、今は、その後継紙の「アメリカン・フリープレス」記者)は、ケネディ大統領暗殺の陰謀を全面的に暴露した大著(未邦訳)の中で、

 (1)イスラエル政府は、ケネディ米大統領に対して、イスラエル軍に核兵器を供与するよう要求した。

 (2)ケネディ米大統領は、断然、その要求を拒絶した。

 (3)そこで、当時のイスラエル政府は、ケネディ米大統領暗殺すべし、との決定を下し、その決定を実行せよとの、イスラエル諜報機関に対する命令を発した。

 (4)イスラエル諜報機関は、米英などの、諜報機関と連携して、一九六三年十一月二十二日、米国テキサス州ダラスで、ケネディ米大統領に対する公開死刑を執行した、との趣旨の説を記述して居る。

 ジョン・コールマン博士は、「三〇〇人委員会」(一九九七年刊、増補第四版)の中で、ケネディ暗殺に関する別の説明を与えて居るが、ここでは省略する。いずれにしても、ケネディ米大統領暗殺後、イスラエルの核武装が「順調」(と言うのもおかしいが)、そして急速に進行したことは事実である。いわゆる「九・一一」で、第三次世界大戦への導火線に点火され、火はどんどん、刻々、走って居る。この「第三次世界大戦」では、イルミナティ三〇〇人委員会世界権力は、核兵器を使用することを確定ズミ、と伝えられる。どのようなかたちで核兵器が使用されるか、それは分からない。しかし、イスラエルの所有する、二、三百発の核兵器とミサイルの標的は、疑いもなく、イスラム世界(その主要都市と、イスラムの軍事施設)であろう。

 イスラム諸国の政府、軍、諜報機関は、そのことを熟知して居る。にも拘わらず、売国奴国賊日本外務省、売国奴小泉、売国奴日本防衛庁自衛隊、売国奴マスコミ、売国奴学界、売国奴宗教界などの工作によって、日本国民は、この肝心かなめの事実を、何一つ、知らされて居ないのだ。日本民族の敵、米英イスラエルイルミナティ世界権力に日本民族を売り渡す小泉売国奴政権を弾劾せよ。(了) 


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 512回 2003(平成15)3月10日

 フランスとドイツ。この二つの国が、イラク戦争の是非をめぐって、米英と正面衝突。しかし、百パーセント売国奴化した、日本の権力階級と、そして売国奴財界、売国奴マスコミ、売国奴学界、売国奴芸能界、売国奴宗教界は、フランスとドイツをせせら笑う。「彼等」は、フランス、ドイツの政府と国民は気が狂った、と、内心では思って居る。そのうち(間もなく)、目が覚めるだろう、と言うわけだ。何故か。何故なら、「彼等」の考えるところでは、唯一つの超大国、大米(大米英)世界帝国正面切ってタテ突くとは、正気の沙汰ではないからだ。しかし、正気を失って居るのは、誰なのか....本当に、今の米国は、向かうところ敵なし、唯一の超大国大米世界帝国、なのか。経済的には、今や、米国は張り子の虎。否、爆発消滅寸前のバブル。ではないのか....その単純明白な事実さえ、「彼等」には見えないのか。表面に出て居る米国の借金(負債)など、無慮、数百兆ドルのデリバティブ残高に比べれば、何ほどのものでもない。しかし、今の状況は、正気の人間には全く理解出来ない。米国では、いわゆる「ハルマゲドン」を煽動するシオニストキリスト教の言動が満開だ。アリゾナ・ワイルダー曰く。イルミナティは、二十一世紀に、全地球的な荒廃をもたらすべく、準備中である、と(スペクトラム、二〇〇三年二月号)。アイン・ランドの「肩をすくめたアトラス」の、その最終部分を想起せよ。売国奴日本の権力エリート階級は、スリーエス政策によって腑抜けにされた一億二千万頭のおとなしい羊人間の群れ(白痴化された日本人)を、このハルマゲドンの大殺戮へと、導いて行く。(了)


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 513回 2003(平成15)3月11日

 リンドン・ラルーシュと「EIR」誌は、二〇〇三年三月六日までに、次のように警告して居る。

 (1)米国がイラクに対して戦争を開始するとき、

 (2)朝鮮半島もまた、戦争状態になるであろう。

 (3)米国はその場合、北朝鮮に対して、核攻撃を加えるであろう。

 (4)北朝鮮はそのことを承知しており、日本に対して、及び在日米軍基地に対して、核兵器を含む、攻撃を加える可能性がある。

 (5)日本政府と韓国政府は、フランス、ドイツ、ロシアと共に、米国の対イラク攻撃に反対するよう、呼びかける、と。

 「中東戦争は、日本と、韓国を破産させるであろう」とも。もちろん、「EIR」の警告は正しい。しかし、日本政府と、そして、日本の財界、そして、日本のマスコミは、殆ど、満場一致で、米英の対イラク攻撃支持、なのだ。これは驚くべきことだろうか....世論調査では、八割以上の日本国民は、米国のイラク攻撃に反対だ。とりわけ、日本の女性で、米国のイラク攻撃を支持する比率は、たったの五パーセントに前後に過ぎない。しかし、売国奴小泉にとって、日本国民の世話など、眼中にない。小泉の正体は、日本を占領して居るイルミナティ世界権力のエージェント、下士官程度の、工作員、手先、に過ぎない。現在の日本の国家権力そしてマスコミ、学界、財界の本質は、あらゆる意味で日本民族の敵、である。しかし、それは今になって始まったことではないだろう。(了)


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 514回 2003(平成15)年3月12日

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 515回 2003(平成15)年3月13日

 http://www.rense.com/general35/buch.htm  

 レンズコムのホームページ上に、パトリック・ブキャナンの記事、 (「アメリカン・コンサバティブ」、二〇〇三年三月二十四日号) の紹介あり。 「アメリカン・コンサバティブ」は、パトリック・ブキャナンが、 発行して居る米国保守派の隔週誌のこと。 この隔週誌は、全米の書店と、新聞売場で売られて居ると。 そして、明日(三月十二日)発行の三月二十四日号には、ブキャナンの、シオニスト・ユダヤを告発し、批判する記事が 掲載されるとの予告。 新保守派(ネオコンサバティブ)と自称するシオニスト・ユダヤ は、「戦争党(ウォー・パーティ)」、「戦争屋」であると。
その代表格として、 ベネット、クリストル、ポドレッツ、リチャード・パール、 以上、四人。 このブキャナン論文については、ここでは、これ以上の説明は 省略する....

 長年、米国共和党保守派の中核として活動して来たパトリック・ ブキャナンについては、小紙(週刊日本新聞)は、二〇〇二年 一月、ブキャナンの新著「西洋の死」が出版されるとすぐに、 紹介し、この著作が日本語に翻訳刊行されるよう、期待して来た。 幸い、このブキャナンの新著「西洋の死」は、成申書房から上梓 (「病むアメリカ、滅び行く西洋」)。 より多くの日本民族有志が、ブキャナン、及びその他、一連の 米国保守派の論調に注目するように成ることを期待する。 (了)

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 516回 2003(平成15)年3月14日

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 517回 2003(平成15)年3月15日

 小石泉牧師のニューズレター「カウントダウン」、二〇〇三年三月九日号(第六〇号)に書かれて居るように、小石さんは、三月三日から六日にかけて、米国オレゴン州に滞在し、フリッツ・スプリングマイヤー裁判救援のために、パトリシア・スプリングマイヤー婦人、及び、シスコ・ウィーラーさんと、度々打ち合わせた。三月四日に予定されて居た、スプリングマイヤーの麻薬に関する法廷は、また延期された、と言うが、次の期日は分からない....小紙(週刊日本新聞)は、小石泉牧師と共同して、スプリングマイヤー救援の活動を強化したい。シスコ・ウィーラーさんは、日本を再訪(平成十年五月に、我々は、スプリングマイヤーとシスコ・ウィーラーさんを日本講演旅行に招待して居る)して、スプリングマイヤーの事件についての説明と、救援の訴えをしたい、との希望である。今のところ、日本義塾と小石泉牧師共催で、五月二十二日(木曜)午後六時から九時の予定で、東京で、シスコ・ウィーラーさんを招いて、スプリングマイヤー救援のための会を開く計画を立てて居る。会場、その他の具体的要項が決定され次第、お知らせする。なお、この日(五月二十二日夜)は、日本義塾の定例の講義の日であるが、五月の日本義塾は、特別に、スプリングマイヤーとシスコ・ウィーラーさんのためのものとする。

 小石さんの「カウントダウン」(三月九日)にもあるように、スプリングマイヤーを、土壇場で裏切った弁護士は、実は、オレゴン州ポートランドで有力なフリーメーソンであることが判明した、と言う。なお、シスコ・ウィーラーさんの情報によれば、テスラ・ドーム(ニコラ・テスラの発想による、電磁場バリアー兵器)を、ロシアは完成して居り、米国は未完成である。ロシアと米国の全面核戦争となって場合、米国は壊滅するが、ロシアは生き残る、と。この件については、ジョン・コールマン博士も、十年以上前から、幾つかのモノグラフで警告して居り、「迫る破局 生き残る道」(成申書房)、などの中でも、かなり詳しく、説明されて居る。(了)

 (注) 米国からの連絡(3・15)によると、スプリングマイヤーさんの弁護士(フリーメーソンであると判明したと)は、(1)スプリングマイヤーさんに側に、裁判の記録を一貫して渡そうとしない、(2)その弁護士は、スプリングマイヤーさんに、司法取引(英語で、プリー・バーゲン。つまり、起訴されたことについて、有罪を認めて、減刑を求めること)に応じるように、執拗に迫って来たと。(3)やっていないことを認められるわけがない、と、スプリングマイヤーさんは拒否したと。


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 518回 2003(平成15)年3月16日

【マイケル・A・ホフマン、モーシェ・リーバーマン共著、太田龍監訳「パレスチナ大虐殺」(成申書房)、三月二十日出版へ】

 519回 2003(平成15)年3月17日

 マイケル・A・ホフマン、モーシェ・リーバーマン共著、太田龍監訳「パレスチナ大虐殺(英文原題、イスラエルのパレスチナ人に対するホロコースト)」(成申書房、千七百円、プラス税、二百四十九頁)が、三月二十日以降、書店へ。地方では、三月二十四日以降に、店頭に出回るであろう。英文原著(二〇〇二年九月)の全訳。更に、原著者、モーシェ・リーバーマンの日本語版への序文(「世界の仲裁者、日本人へ)、マイケル・A・ホフマンの日本語版への序文(「日本の読者に知らせたいこと」)、及び、マイケル・A・ホフマンの「日本語版へのあとがき」、が、付加されて居る。巻末に、かなり長い(十頁)「監訳者解説」あり。

 マイケル・A・ホフマン。この人は、米英レビジョニスト(歴史修正学派)の中核を担う、すぐれた著述家、ジャーナリストである。モーシェ・リーバーマン。この人は、米国生まれのユダヤ人、ユダヤ教徒。ヘブライ大学で、イスラエル・シャハク教授の助手を務めた。ユダヤ人哲学者スピノザの研究者で、スピノザの伝記を著述中と。この本は、イスラエル、又はシオニスト・ユダヤの悪事(パレスチナ人へのホロコースト)に対する痛烈な批判と告発の書、である。とくに、二〇〇二年三月二十九日から四月十八日まで、イスラエル軍によってなされたパレスチナにおける集団殺害の事実を、克明に記録して居る。イスラエル人は嘘をつく。しかし、それは宗教に起源がある。この重要問題については、とくに本書の八十八頁参照。

 「あとがき」の中で、マイケル・A・ホフマンは、アメリカのシオニスト・リーダーたちは「ウォールストリート・ジャーナル」の論説で明言している。イラクをねじ伏せたら、次はシリア、イラン、サウジアラビアを屈服させるのだと。(二百三十五頁)と述べて居る。この「シオニスト・リーダーたち」のことは、もちろん、単なる脅かし(ブラフ)、ではない。チョムスキーが、「次はイランだ」、と警告したこと、その件については、当時事寸評(五百十回、三月八日)参照。(了)


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 520回 2003(平成15)年3月18日

 パトリック・ブキャナンが、彼の主宰する隔週刊誌 「アメリカン・コンサバティブ」、二〇〇三年三月二十四日号で、シオニスト・ユダヤを批判したことは、当時事寸評三月十三日号 (515回)で触れた。 このブキャナン論文の全文を読む。
 
 シャロン・イスラエル首相は、二〇〇三年二月、米国議会の 議員団に対して、サダム・フセインのイラク政権が破壊され たあと、米国がイラン、シリア、リビアを武装解除することは、 死活的重要性を有する、と言明したと言う。 更に、イスラエルのモファズ国防相は、米国ユダヤ人組織の 大会に於いて、米軍がバクダットに入ったあと、米国はテヘ ラン(イランの首都)に対して、政治的経済的外交的圧力をか けるべきである、と語った、と。 二〇〇二年七月十日、パール(米国防評議会議長、シオニスト ユダヤ、いわゆるネオコンの中核分子の一人)は、ローレン ト・ムラヴィークを招いた。

 ムラヴィーク曰く。 サウジアラビアは悪の中枢部であり、米国のもっとも危険な敵 である。サウジアラビアの諜報機関を含む、テロリストと結びついた分子を処刑、もしくは隔離せよ。 さもなくば、米軍は貴国に侵攻し、貴国の油田を接収し、メッカ を占領する、と。 ムラヴィークは、更に曰く。 中東に対して取るべき大戦略は次の如し。 イラクは戦術的中心。 サウジアラビアは戦略的中心。エジプトは、ザ・プライズ(The Prize)である、と。 エジプトが「プライズ」であるとは、何のことか。 これは、「最後の仕上げ」、といった意味か。 米軍がメッカを占領した場合、イスラム世界がどのように反応するか、と言う質問が、その会議で出されたかどうかは分からない、と。

 これは狂人の妄想か、 と言うと、そんなことはない。
米国、イスラエルはアラブイスラム世界の抵抗を排除するために、 核兵器を使用する計画である、と伝えられる。 核兵器を大量に使用しなければ、米国とイスラエルは、人口十億、 ないし、十三億人、とも言われるイスラム世界を軍事的にたた き潰すことは出来ない。 このときのために、イスラエルは、自国は数百発の核ミサイル を保持しながら、イラク、イランの核武装計画に対し、先制空爆を敢えてしたのである。 イスラエルの核ミサイルは、アラブ、イスラムを標的として居るのみならず、ドイツを含む、ヨーロッパ諸国をも標的として居る、と言う。 ブッシュ米大統領は、国連安保理事会での決議なしに、イラク に対する戦争を間もなく開始すると言う。 売国奴極悪国賊小泉政権は、即刻、この米国の対イラク戦争を支持した。 しかし、イラクは、彼等(イルミナティ世界権力)にとって、 入り口でしかない。 彼等は、これから、「イスラム処分」作戦を開始する。 これが、第三次世界大戦への本格的突入を意味することは自明ではないのか。 (了) 

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 第521回 2003(平成15)年3月19日

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 第522回 2003(平成15)年3月20日

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 第523回 2003(平成15)年3月21日

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 第524回 2003(平成15)年3月22日

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 第525回 2003(平成15)年3月23日

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 第526回 2003(平成15)年3月24日

【スプリングマイヤーを裏切った弁護士は、実はフリーメーソンであったと。五月二十二日(木)夜、シスコ・ウィーラーさんを迎えて報告講演会の予定】
 第527回 2003(平成15)年3月25日

 ハンス・シュミット主宰のガンパック・ブリーフ(ドイツ系アメリカ人全国公共問題委員会短信)、二〇〇三年四、五月号」この号に、週刊ユダヤ(The Jewish Week)二〇〇二年十二月六日号の記事(J・D・B)が引用されて居る。この記事には、ユダヤの法律がD.C(米国の首都ワシントンDCのこと)に来た(Jewish Law comes to D.C.)、と言う見出しが付けられて居る。

 「ユダヤ法は我が米国の法律体系の基盤である」と。このことばは、米国のルバビッチ派ユダヤ教ラビ(律法師、ユダヤ教の宗教指導者)、ノーソン・ガレイの言だと言う。要するに、今や、米国の法体制は、ユダヤ法化して居る、と言う。「ルバビッチ派」については、ここでは説明を省略する。しかし、現在の米国大統領官邸の報道官(スポークスマン)、フライシャーが、ルバビッチ派ユダヤ教徒であると言われる(ホフマン、リーバマン共著「パレスチナ大虐殺」)。もちろん、こうした情報を知るものは、一億二千万人の日本人のうち、きわめて僅かな例外を除き、皆無。「ユダヤ法」と言う。しかし、この「ユダヤ」は、タルムード的カバラ的ユダヤ教を意味する。そしてそれはまた、フリーメーソン的ユダヤ、でもある。

 テックス・マーズの「パワー・オブ・プロフェシー(預言の力)」、二〇〇三年四月号は、「フリーメーソン的ユダヤの世界支配の陰謀」を論じて居る。テックス・マーズによれば、「フリーメーソンはユダヤ教の魔術である」、と言う。フリーメーソンからユダヤ教(タルムード的カバラ的)を引いたら、何も残らない、と言う。フリーメーソンが、即ち、タルムード的カバラ的ユダヤ教そのものであるとすれば、米国国内に数百万人、と言われるフリーメーソン会員は、タルムード、カバラ的ユダヤ別働隊である。

 米国の法体系がユダヤ化して居るのみならず、その法体系を動かす、いわゆる法曹人口(裁判官、検事、弁護士)が、圧倒的にフリーメーソン会員であるとすれば、米国法体制のユダヤ(タルムード、カバラ)化は既に完成されて居る。フリッツ・スプリングマイヤーをペテンにかけて、無実の罪で、有罪(仮釈放なしの禁錮三十年)に陥れたのも、オレゴン州で有力なフリーメーソンの弁護士であったと聞く。イスラエル国の首相は、初代ベン・グリオン以来ずっと、フリーメーソンであると、テックス・マーズは述べる。それだけでない。ヨルダンのアブドラ国王も、イスラム教徒であるけれども、れっきとしたフリーメーソン(テックス・マーズ)。イスラエルには、約四千人のフリーメーソン会員(七十六のロッジ)。エジプトのムバラク(イスラム)大統領もまた、フリーメーソンである、と言う。「フリーメーソン」は、西洋秘密結社のすべてではないが、いずれにしても、秘密結社を知らずして得々と西洋を語る、白痴的日本の自称エリートインテリ、官僚学者財界人マスコミ人の、その阿呆らしさよ。(了)


【】
 528回 2003(平成15)年3月26日

 「アメリカン・フリープレス」二〇〇三年三月三十一日号、十八頁。ここに、「平和活動家がイスラエルによって殺害された」、と言う見出しの記事あり。この事件は、日本の一部の新聞も、ごく短く報道したが、日本人の殆どは、気付いて居ない。三月十六日、パレスチナ、ガザ地区で、イスラエル軍のブルドーザーが、パレスチナ人の住居を破壊しようとするのを、素手で立ちはだかり、阻止しようとした、米国人女性、レイチェル・コリー(Rachel Corrie)、二十三才、を、イスラエル軍ブルドーザーは轢き殺した、と。「アメリカン・フリープレス」紙は、米国の国会議員、又は、米国のいわゆる指導者たちは、この米国の若い女性のイスラエル軍による殺害に、一言でも、怒りと、抗議の言を発したか? と問いかけて居る。レイチェル・コリーは、米国、ワシントン州(米国西北部)、オリンピアの出身。イスラエル軍が、米国産のブルドーザーで、パレスチナ人の住居を破壊してゆく。もちろん、米国の悪魔主義イデオロギーと悪魔主義スリーエス政策と悪魔主義弱肉強食主義にかぶれきった、売国奴権力エリ−トと、その売国奴に指揮される一億二千万人白痴日本人羊人間家畜人ヤプーには、そんな話は関係ない。「我れ関せず」。レイチェル・コリー、二十三才。コリーがイスラエル軍によって殺された、三月十六日、彼女の故郷、ワシントン州オリンピアでは、コリーを追悼する集会が開かれた、と聞く。米国では、彼女の死は、イラク反戦運動を、パレスチナ支援へパレスチナに対するイスラエルの無数の暴力と暴虐に反対する 方向に、転換させる、契機となるであろう。パレスチナ人の住宅を守るために、米国の若い女性レイチェル・コリーは身をささげた。コリーは永くパレスチナ民族に、記憶される女性と成るであろう。もちろん、シオニスト・ユダヤとイルミナティ米英世界権力の忠犬小泉とその一味売国奴日本のエリート権力にとっては、コリーの死は、ゴミ以下、虫ケラにもひとしいものか。(了)

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 第529回 2003(平成15)年3月27日

 「アメリカン・フリープレス」、二〇〇三年三月三十一日号、十五頁。ジェン・ティファニーの「(ユダヤ教の)ラビたちが、全世界でシオニズムに抗議する」と言う重要な記事。「ますます多くのユダヤ人たちが、イスラエルを、ユダヤ人民の敵、として見抜くように成って居る。そして、しばしば、ユダヤ人たちは、パレスチナの旗を掲げ、イスラエルの国旗を燃やして居る」、と。もちろん、イルミナティ米英悪魔主義世界権力のドレイ、家畜人に成り切った、一億二千万人のの日本人羊人間家畜人ヤプーの群れには、この情報は、何のことやら、まるきり、意味が通じない。

 毎年、「ネトウレイ・カルタ(Neturei Karta)インターナショナル」などの、反シオニストユダヤグループは、ユダヤ教の祭日、プリム(Purim)祭の日に、全世界で、反シオニズム、反イスラエルの集会を開く、とある。この「プリム祭」は、正確には知らないが、多分、三月、であろう。今年も、ニューヨーク、ロンドン、イスラエル、その他、世界中で、ネトウレイ・カルタの反イスラエル集会とデモが行われたと。今年の集会では、何千人ものネトウレイ・カルタの正統派ユダヤ教徒たちは、イスラエル国に抗議するために、イスラエルの国旗に火をつけて、燃やしたと。

 This year, thousands of Jew burned the Israeli  flag to protect against the Israeli State,....

 「ネトウレイ・カルタ」は、シオニズムに反対する正統派ユダヤ教徒の運動体である、と言う。この件については、マイケル・ホフマン、M・リーバマン共著「パレスチナ大虐殺」(成申書房、英語原題は、イスラエルのパレスチナ人に対するホロコースト」)必読参照。

 それでは、一体、今、イスラエル国家を支配して居る、シオニスト・ユダヤとは何者なのか。この問題について、、白痴的売国奴的日本のエリート権力者、売国奴マスコミ売国奴学問奴隷たち、売国奴宗教界は何も知らない、この恐るべき痴呆。五月中旬刊予定の、ジョン・コールマン博士著「パレスチナ、殺戮の地の真実」(成申書房)は、この秘密を全面的に暴露する。「二十世紀、ユダヤ人が受けた災害と苦しみの大部分は、シオニストによって引き起こされたものである」、と、反イスラエル派ユダヤ人は述べたと。ここで言われる「シオニズム」は、十九世紀末、ロスチャイルド財閥の全面的な支援のもとに、大多数のユダヤ人の反対と抵抗を排除して、強行されたものなのだ。(了)


【第三次世界大戦。その戦略的展望】
 第530回 2003(平成15)年3月28日

 ジョン・コールマン博士は、一九八〇年代から一九九〇年代、そして現在に至るまで、

 (1)第三次世界大戦は、ソ連(現在のロシア)と米国の全面核戦争に発展する。

 (2)そしてこの米ソ(米露)の全面核戦争に於いて、勝者はソ連(ロシア)である。

 (3)ソ連共産陣営の崩壊と、ソ連の解体によって、米国に対抗する超大国としてのソ連(ロシア)も死滅した、と言う、米国の宣伝は正しくない。

 (4)プーチン大統領下のロシアは、米国との決戦、つまり、第三次世界大戦と、全面核戦争に備えて居る。

 (5)スカラー兵器に於いて、ロシアは、断然米国よりも、優位に立って居る。と強調して来た。

 とりあえず、この件については、同博士著「迫る破局 生き延びる道」(成申書房)を参照してほしい。

 さて、問題は、イラクをめぐる、現在の世界情勢である。
白痴痴呆的売国奴的日本国家権力エリート階級の世界「情勢観」は次の通り(「情勢観」)などと言う、ご立派なものは、この国賊白痴人「エリート」集団には本当は存在しないが)。

 (1)米ソ冷戦は、米国の一方的完勝のうちに終了した。

 (2)米国の武力は天下無敵。

 (3)米国こそ唯一の超大国。

 (4)次の一世紀は大米世界帝国の時代。

 (5)大米世界帝国に反抗する国、民族グループ、宗教、イデオロギーグループ、個人はあっと言う間もなく抹殺される。

 (6)大米世界帝国に逆らう者は救いようのないバカだ。

 (7)日本は、大米世界帝国に見も心も魂までも、ささげつくす他に、「選択肢」はない。日本の「国益」である。

 (8)大米世界帝国にタテ突く者は、イスラエルであろうと、共産中国であろうと、ロシアであろうと、ヨーロッパ人であろうと、一撃のもとに圧倒的な武力で粉砕される。

 (9)イラクが大米世界帝国に屈伏せず、反抗するとは狂気の沙汰である。忽ちのうちにイラクは崩壊し、米英軍は、「解放軍」としてイラクの民衆に大歓迎される。そして、大米世界帝国は短期間のうちにイラクを「民主化」し、「復興」させよ。

 (10)日本がそのお手伝いをさせて頂くことにが出来ることは、無上の光栄である。
     と言う具合だ。

 こう言う風に、売国奴国賊白痴的日本権力エリート階級(売国奴外務省、売国奴政界官僚財界マスコミ界学界国賊防衛庁極悪売国奴自衛隊、国賊宗教界、など)は、盲信して居る。

 さて、それでどう成るか。イルミナティ世界権力が三つの秘密科学を有することは、筆者は、何度も述べた。即ち、(1)地政学。(2)心理政治学。(3)オカルト政治学。そのいずれも、明治以来、大量生産されて来た日本の白痴エリート階級は全く知らない。「白痴エリート」とは、自己矛盾だが、これは事実だから仕方がない。「冷戦」で米国が完勝した、と言うこの大前提をまず疑え。マッキンダー(300人委員会のメンバー)地政学の目標は、イルミナティの基地としての海洋勢力(米英)が世界島(ユーラシアとアフリカ)を征服すること、と定義された。第一次、第二次世界大戦では、イルミナティ=海洋勢力米英は、世界島を分裂させ、主敵(第一次大戦ではドイツ、第二次大戦では、ドイツ、イタリア、日本)を最大限に孤立させることに成功した。しかし、今はどう成って居るのか。(了)


【】
 第531回 2003(平成15)年3月29日

【】
 第532回 2003(平成15)年3月30日

 
「EIR」二〇〇三年三月七日号、六十四〜六十九頁。ここに、ジェフリー・スタインバーグの二編の記事(米国政府と米軍が準備しつつある、先制核攻撃作戦計画に関する論文)が掲載されて居る。ここには、日本民族にとって、きわめて重要で、緊急を要する情報が提示されて居る。その要点を、以下に略記して置く。

 (1)二〇〇三年八月、米国ネブラスカ州オマハの、米国戦略指令部に於いて、超小型核兵器の製造と使用を決定する、軍事専門家の会議が開かれる。

 (2)二〇〇三年一月十日付の、デール・クライン博士(Dr Dale Klein)の覚え書は、前出、八月のオマハ会議に提出される文書の概略である。

 (3)ブッシュ現米政権は、この超小型核兵器を、対イラク戦争に於いて使用するつもりである。

 (4)リンドン・ラルーシュは、米軍による、この対イラク核攻撃に公然、反対すると共に、それが、第三次世界大戦の引きがねに成るであろう、そしてそれは、核戦争に発展するであろう、と警告して居る、と。

 (5)現ブッシュ米政権は、かってのMAD(相互確証攻撃、ミニーチャリー・アシュアード・デストラクション)核戦略を破棄して、UAD(一方的確証攻撃、ユニラテルラル・アシュアード・デストラクション)核戦略を採用しようとして居る。

 (6)このUAD核戦略を以って、ブッシュ米政権は、文字通り、全世界にテロリズム(恐怖を与えて支配する)的に、パックス・アメリカーナを押し付ける方針である。以下略

 ジェフリー・スタインバーグのこの論文は、現下の世界情勢のまさしく、時節を突く。つまり、核のテロ(恐怖、脅迫)を以ってする、新世界秩序(ニュー・ワールドオーダー)と言うわけだ。核兵器を使用するぞ、との脅迫。この脅迫を実施に移すために、核の敷居を、極限まで、低くしなければならない。つまり、超小型核兵器の開発である。ブッシュ現米政権の方針によれば、この超小型核兵器は、イラクのような、第三世界のならず者国家に対してしようされる、と言う。

 しかし、四十数年前のキッシンジャーの「出世作」「核兵器と外交政策」(邦訳あり)が示して居るように、核戦争にも、小型戦術核兵器の限定的使用から、全面核戦争まで、何十もの段階が設計される。ひとたび、米軍がイラク、とりわけ、人口五百万人の首都バグダットに対して核攻撃に本当に踏み切るとしたら、イスラム世界の怒りは、米英イスラエル日本スペインイタリーオーストラ リアに対して爆発するであろう。そして、そのとき、待ってましたとばかりイスラエルは、その数百発の核ミサイルを発射して、イスラム世界を壊滅させようとする可能性あり。ジョン・コールマン博士は、そのような状況では、ロシアは、イスラエルを核兵器によって一掃するであろう、と予測する。そしてそのあとはどう成るのか。イルミナティ世界権力のエージェント、売国奴国賊日本国家権力エリート階級によって、屠所に引かれて行く一億二千万頭の日本人羊人間家畜人ヤプーの群れよ。間に合ううちに目を覚ませ。(了)


【】
 第533回 2003(平成15)年3月31日

 「ミッドナイト・メッセンジャー」二〇〇三年三、四月号、六頁.ここに、イスラエルのヘブライ大学教授にして、シャロンイスラエル首相にごく近い立場に居る、マーチン・ヴァン・クレヴェルト(Martin Van Creveld)の主張が引用されて居る。米国とイスラエルによる、パレスチナ、イラク、そして更にはイスラム世界全体に対する攻撃が強化されて行くとき、ヨーロッパのいくつかの反シオニスト的な国家は、イスラムを支持するかもしれない。もしも、本当にそんな状況が展開されるとしたら、どうなるか。「シオニストは、そうした事態に準備して居る。マーチン・ヴァン・クレヴェルト(エルサレムのヘブライ大学教授)は、ことしの一月、もしも、ヨーロッパ諸国がイスラエルの命令を素直に受け入れることを拒否した場合、イスラエル・シオニスト国家は、これらのヨーロッパ諸国に対して復讐するであろう、と宣言した」と。クレヴェルト曰く。「我々(シオニスト・イスラエル)は、数百発の核兵器(核弾頭)とロケットを所有して居る。我々(イスラエル)は、それらをあらゆる方向に発射することが出来る。....ヨーロッパの大部分の国々の首都は我が(イスラエル)空軍の攻撃の標的である。我々(イスラエル)の軍事力は、世界の第十三番目、などではない。我が軍は世界第二位、ないし、第三位、である。我が国(イスラエル)は、世界を我々に屈伏させることが出来る。...」(IAP News,Jerusalem,February 1,2003)。

 クレヴェルト教授とは、我々日本人は、まるで聞いたことのない人物だが、この「ミッドナイト・メッセンジャー」紙の記事によれば、この学者は、シャロンイスラエル首相と非常に近い人、と言う。

 さて、今年一月の、このクレヴェルトの公言を、その後の国際情勢の推移に照らして、検討するとどうなるか。ドイツとフランスの現在の立場は、イスラエルのものさしで測ると、これは、れっきとした「反シオニスト」国、とのレッテルを張られるであろう。従って、イスラエルは、いずれ、ベルリン、パリに対して、及びその他の相当数のドイツとフランスの都市と軍事施設に対しても、核ミサイルを発射する、と言うことに成るかも知れない。いな、ドイツとフランスのみでない。イスラエルは、モスクワとペテログラードに対しても、ミサイルを発射するか。これは狂気の沙汰か。クレヴェルト教授は、もとイス国防相、モーシェ・ダヤンの発言を引用した、と言う。そのダヤンの言とは、「イスラエルは、狂犬の如くに成らなければならない。妨害するにはあまりに危険な狂犬、の如き存在に」、と。さて、昭和二十八年八月十五日以来、五十七年間、シオニストユダヤ米英イルミナティ世界権力の監獄に収監されて居る、一億二千万人の日本人羊人間家畜人ヤプーの群れよ。これこそ、現下世界情勢の核心である、と言うことを知れ。(了)





(私論.私見)