2003.02 |
(最新見直し2011.02.17日)
(れんだいこのショートメッセージ) |
ここで、太田龍・氏の時事寸評の2003.2月分を確認しておく。れんだいこ文法、作法に基づき編集替えしております。ワード検索 2011.02.17日 れんだいこ拝 |
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474回 2003(平成15)年2月1日 |
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475回 2003(平成15)年2月2日 |
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476回 2003(平成15)年2月3日 苗代清太郎(明治三十七年~昭和五十八年)。殆ど、完全に日本民族に忘れられようとして居る、この日本国学史上、最高の巨人的学者。その苗代国学の精神を復活させようとする気運が今、生まれつつある。苗代説によれば、日本の学問を神道に導き、国学を壊滅させたのは、三悪人。三人の大悪人の名は、(1)菅原道真 (平安時代) (2)僧 仙覚(せんがく)(鎌倉時代) (3)本居宣長 (江戸時代)。菅原道真は、天満宮に祭られ、「学問の神様」などとたてまつられて居り、日本人で知らぬ者は、まず、居ない。仙覚。この人は、道真に比べれば知名度は低いが、万葉集の学者として、その後の日本の万葉集の土台、のみならず、その根幹をも構築した、とされて居る。押しも押されもしない、「万葉学」の大立者である。本居宣長は、「古事記伝」と言う大著を完成させ、その業績の上に立って、漢字で書かれた原文古事記に校注を加えた。そしてそのあと、今日に至るまで、宣長古事記が、日本の古事記学の絶対的基準、権威となってしまった。とりわけ、明治以降、日本の神社界、神道界、濃く文学界、日本古代史学界に於いて、宣長式古事記学は、批判を許さない、金科玉条である。 しかし、苗代国学によれば、道真 - 仙覚 - 宣長、この三大悪人によって、古事記と万葉集の真髄は完全に抹殺された、そしてそれと同時に、超太古以来のやまとことば、純粋日本語、言霊(ことたま)も、これらの三大悪人によって殺戮されつくした、と成る。苗代清太郎先生は、生涯をかけて、これら三人の極悪売国奴国賊学者を批判超克して、本物のやまとことばを復活させるために戦い続けられたが、孤軍奮闘、刀折れ、矢尽き、後継者も現れず、昭和五十八年、逝去された。 ユダヤイルミナティ世界権力の日本民族抹殺作戦最終段階に入りつつある平成十五年、皇紀二千六百六十三年。この年を必ずや、苗代国学精神復活の年としたい。今現在、確認し得た、敗戦後、苗代清太郎先生の全著作目録は次の通り。 (1)「万象の根源」(昭和三十一年) 以上十一冊は、既に我々は揃えることが出来た。 その他に、 (12)「古事記大鏡巻の三」。これは、昭和五十二年刊、とされるが、未確認である。(13)「純正万葉集、第二巻、幻の万葉集」。これは、既に原稿が完成してある、とのことだが、その行方、消息は分からない。以上が、平成十四年八月以降、現時点までの苗代国学の書誌学的調査の結末である。(了) |
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477回 2003(平成15)年2月4日 |
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478回 2003(平成15)年2月5日 「EIR」二〇〇三年一月十七日、四頁。ここに、リンドン・ラルーシュの一月四日付けの談話が収録されて居る。ラルーシュはそこで、世界経済は、Fibrillation状態にある心臓病患者のようなもの、と述べて居る。Fibrillationと言う英語は、辞書を引くと、医学用語で細動化と、ある。この専門用語は良く分からないが、多分、脈が速く、そして細く(弱く)なって行く、と言った意味であろう。つまりは、放置すれば心臓がそのうち、停止する、その前兆か。世界経済が、そしてその中心の米国経済もまた、今にも機能を停止しようとして居る、と。 ラルーシュのこの見立ては現象論的にはもちろん正しい。しかしそれでは、こんな重病人の米国が、イラクに対する戦争を皮切りに、全世界武力征服に乗り出すとは、正気の沙汰か。もちろん正気ではあり得ない。正気でなければ狂気か。しかり、或る種の「狂気」である。けれども、「気違いに刃物」、と言うことわざもある。イルミナティ三百人委員会世界権力、グローバルエリート、この人々は、まともな正気の地球原住民から見ると狂気だが、しかし「彼等」は、我々地球原住民とは、全く別の世界に居る。「彼等」は、地球人類の八割を殺処分するつもりなのだ。アイン・ランドの「肩をすくめたアトラス」。これは、単なる小説ではない。アイン・ランドは、ロシアから米国に亡命帰化したユダヤ人作家にして哲学者。フィリップ・ロスチャイルドのミストレス(愛人、情婦)の一人とされる。イルミナティの指示と委託によって、イルミナティの行動計画(アジェンダ)を、コード(符号)化した作品が「....アトラス」だと聞く。 無慮一千余頁のこの「小説」の末尾、ニューヨークの灯火が消える、世界経済は完全に瓦解する、そしてそれから、....ここのところは、拙著「ユダヤ世界権力が崩壊する日」(日本文芸社、絶版)及び拙著「沈黙の兵器」(データハウス)の中で、少々説明して置いた。猛スピードでイルミナティによって白痴化されつつある一億二千万日本人、よ。正気を取り戻せ。 (了) |
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479回 2003(平成15)年2月6日 「アメリカン・フリープレス」二〇〇三年二月十日号、十一頁。米陸軍退役准将ジェームス・J・デーヴィッド。この記事で、J・J・デーヴィッド准将(退役)は、 問題はイスラエルだ。イラクが問題でもなく、敵でもない、と述べて居る。 (1)中東で、唯一、核兵器を所有して居る国家はどこか。 >イスラエル。 以下延々と続くが、省略。 以上の如く、J・デーヴィッド陸軍退役准将(退役)は、何十項目事実を提示して、イラクが敵ではない。米国にとっての本当の問題はイスラエルだ、と述べる。そして、日本政府、日本外務省はどうか。売国奴日本政府、売国奴日本外務省そして日本の防衛庁は、一から十まで、米国とシオニストユダヤの命令通り。つまり、売国奴日本政府は、デーヴィッド准将の示す、イスラエルの無数の戦争犯罪を無条件で支持する。そして、日本の一億二千万国民もまた、米国とシオニストユダヤの共犯者。 日本民族は、今こそ、西洋史及び世界史の勉強を、一からやりなおさなければならない時だ。現在のパレスチナ、イスラエル問題は少なくとも、十一世紀、いわゆる十字軍戦争に遡らなければならない。いわゆる十字軍戦争の本当の演出者は、カトリックキリスト教会、東ローマ帝国の東方正教キリスト教会、そしてイスラム世界の奥深く浸透して居た「ベネチアの黒い貴族」である。このベネチアの黒い貴族の系統は、今はなお、「三百人委員会」世界権力の中枢に存在する。彼等「三百人委員会」の戦略目標は、ユダヤキリスト教とイスラムの前面対決を導火線として、第三次世界大戦へと、地球人類を誘導することだ。そしてこの第三次世界大戦をきっかけとして、地球人口の八割五十億人を、最低限のコストで殺処分する計画(アジェンダ)であると言う。日本民族は、何も知らずに、屠所に引かれて行く一億二千万頭の羊人間、に成ってはならない。(了) |
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480回 2003(平成15)年2月7日 九州大学の数学者、高瀬正仁さんから岡潔先生の遺著「春雨の曲」第八次草稿(未完)のコピー本も頂く。第七次草稿と同じく、第八次草稿も岡先生の逝去後(一九七八年三月)五十冊印刷されて、関係者に配布された(一九七八年)、とのこと。一九七七年三月 第七次草稿「春雨の曲・巻の一」脱稿、毎日新聞社に出版依頼。同年十月、これを取り下げる。一九七八年一月 第八次草稿を書き始めるが、まもなく病気。同年三月一日、死去。と言ふわけで、未完のままに終わった第八次草稿。ここでは、仏教の唯識論を踏み台にして、更にそれを超えた境地が展開される。第七次・第八次草稿は、「第一巻」とされて居り、あと七・八年はかけて数巻の大著の完成を構想されたやうだ。しかし、その第一歩のところで岡先生の寿命は尽きた。 それでは、その「西洋型根本無明」とは何者か。ここでは、説明は省略する。しかし「西洋型根本無明は空気伝染します。」(第八次草稿、三十八頁)。と言はれる。「空気伝染」とは大変だ。蒸気船、鉄道、そして今や自動車、航空機、電波に乗って「西洋型根本無明」は、全地球にはびこり、根を張ってしまった。遺憾ながら、苗代国学と同じく岡潔先生の思想もまた、継承されることなく今まさに、死に絶えようとして居る。と言ふ、この危機一髪のところで我々は、しっかりと岡潔先生の遺志を受け止めたい。(了) |
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481回 2003(平成15)年2月8日 |
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482回 2003(平成15)年2月9日 産経新聞、平成十五年二月九日。ドイツ・ミュンヘンで開催中の第三十九回安全保障会議(二月八日)で、イラク問題をめぐり米独の亀裂が決定的となった、と言う。それで日本の売国奴政財官界マスコミ外務省防衛庁自衛隊権力エリートはどうするか。この売国奴たちは、ますます米英イスラエルにしがみつく。毎日新聞二月九日、読者投書。会社員 53才(愛媛県)「最も危険な国は米国だ」 「米英このが悪の枢軸だ」と。今、イルミナティ世界権力にとって、もっとも役に立つ日本の売国奴は、日本のプロ野球から米国のプロ野球に移った、何人かのスター選手であろう。史上最悪極悪のこの売国奴たち。そして、イルミナティの対日本心理戦争の道具として使役されて居る、無数の芸能風俗タレントたち。今までに、日本の全金融系が、イルミナティ米英金融オリガルキー(寡頭権力体制)によって没収収奪されつつある。そして、日本の全金融資産をそっくり、「のし」をつけて、イルミナティ世界権力にうやうやしく献呈するためのエージェント(工作員、代理人)が、日本の政府中枢にすわって居るのだ。 「のし」とは、古いやまとことば。これは、返してもらう必要はありませんよ、永久にもう、あなたのものである、との意味をこめたしるしであると言う。今や、日本民族は、売国奴と、そして、この売国奴によって居る世界権力にドレイとして売り渡せよ、その精神的物質的資産を没収される、みじめであわれな家畜人化して行く一般日本国民大衆とに、まっぷたつに、分解させられつつある。それでは、一見、反体制、反政府、反権力、らしく見える、「左翼」はどうなのか。「左翼」もまた「反日本」であり、別のかたちで日本民族をイルミナティ世界権力に売り渡すことを使命とする、売国奴。ドイツは、何故、今、米英と手を切ることが出来たのか。ドイツが、米英と手を切る、と言うことは、ただちにシオニストユダヤ、イスラエルと手を切ることを意味する。週刊日本新聞紙上に翻訳連載中の、ドイツの愛国派歴史学者ウド・ワレンディの論文を熟読して欲しい。(了) |
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483回 2003(平成15)年2月10日 或るお方から、「岡潔先生二十年祭記念・聴雨録ー師弟談話集」(「真情会」発行、平成十年、二百十八頁)と言ふ文集を頂く(15.02.08)。これは昭和四十六年から昭和五十二年までの六年間、岡潔先生の講義と座談の記録集(八篇)、と言ふ。この時期は、幻の遺著の「春雨の曲」執筆と重なる。 中国(漢文、漢学、漢籍)はダメ。佛教はダメ。西洋は救いやうがないほどダメ。かくして人類は滅びる寸前。日本民族が一致団結して努力する他に、人類が救われる道はない。しかし、日本も、中国(漢学)、佛教、西洋の毒にやられて、このままでは日本人が真っ先に滅びるだらう。と言ふ論旨ですね。 「明治以後なんて信用できん・・・」 、 「よいも悪いも云えたもんじゃない。」、 「およそ斯くの如しだ」(百四十二頁) つまり、最晩年の岡潔先生の評価では、明治以後の日本は、全否定。 これでは、昭和四十五年以後(一九七〇年代)の最晩年の岡先生の説に、全面的に共鳴し、同意し、積極的に支持、推進、継承、発展させられる日本人は、殆ど存在し得ない。岡潔先生は、苗代清太郎先生と同じく、晩年になるにつれてラジカルに成る。「西洋のものはみな間違っている」(前出六十四頁)と言はれたのでは、岡先生ご出身の日本の(西洋式)数学者でさえ、立つ瀬がない。敬遠。封印。無視。忘れ去る。ないことにしてしまふ。・・・より他ないであらう。 これでは、昭和五十三年逝去と同時に急速に、全日本社会が、岡潔を忘却することに成るのも当然だ。しかし、これからが本番だ。岡潔先生は西暦二〇一〇年(平成二十二年)頃、高天原神国日本の第二次国産みが完了する(「春雨の曲」第七次草稿)、と予告された。当寸評子は、岡潔説を一から十まで鵜呑みはにしないが、それにしても、ここに現代日本の最高の思想が表現されて居ることは明らかだ。(了) |
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484回 2003(平成15)年2月11日 |
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485回 2003(平成15)年2月12日 二月十二日の東京の各新聞(朝日、毎日、その他)朝夕刊は、米国土安全保障省が、二月十日、イスラムの「テロ組織・アルカイダ」が、米国を標的とするテロを実行する可能性について警告、「臨戦」の空気全米に(朝日、二月十二日夕刊)、などと報道されて居る。見えすいた、イルミナティ三百人委員会世界権力の「演出」であろう。二〇〇一年九月十一日の例の事件の直後、デービット・アイクは、イルミナティが第二、第三のそして更に次々と、いわゆるテロを演出して、人工的人為的に、世界戦争を演出して行く可能性を警告した。マイケル・ホフマンは、十八ヶ月以内に、イルミナティが、第二のテロを仕掛けるであろうと、予測した。十八ヶ月、とは二〇〇一年九月十一日を起点とすれば、二〇〇三年三月までに、と成る。「陰謀理論」をせせら笑い、嘲笑し、抹殺しようとするすべてのマスコミ、そしてマスコミによって踊らされるすべての作家、ジャーナリスト、学者、評論家、タレントたち。この人々は、イルミナティ世界権力の手先であり、日本民族をイルミナティに売り渡す、もっとも危険な売国奴、である。イルミナティが仕掛ける、第二、第三のいわゆるテロのペテンと煽動に、断じて、乗せられてはならない。(了) |
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486回 2003(平成15)年2月13日 |
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487回 2003(平成15)年2月14日 岡潔先生が、しばしば、胡蘭成著「建国新書」を引用し、是非、読むようにと推称される。この本は、三十数年前のものでとっくに絶版。このたび、古本で入手し、これを読む。胡蘭成氏は、一九〇六年生まれ。汪兆銘の中華民国政府の閣僚。日本の敗戦後、日本に政治亡命。岡潔、保田与重郎、などの日本の知識人と親交あり。「建国新書」は、昭和四十三年刊。ここに、「ウォルター・リップマンが言う、『われわれ米国人は古生物時代の恐竜のように、核兵器の牙(キバ)と鋼鉄の厚皮を着ているが、哀れなのは脳味噌が少ない』と(百三十八頁)」、とある。ウォルター・リップマンとは、一九二〇年代から約半世紀に亘って、米国マスコミ界の中枢にすわりつづけた、米国ジャーナリズムの超大物。J・コールマン博士によれば、ウォルター・リップマンは、れっきとした、「三百人委員会」直系の主席米国宣伝家。又は、オピニオンリーダー。そのような人物が、「米国人は、かっての恐竜の如し、図体は大きいが、脳味噌は少ない」、と評したと言う。あいにく、出典が示されていないので、確認することが出来ない。しかし、一応、この通りと前提して置こう。もしその通りとすれば、恐竜なみの、小さな小さな脳しか持って居ない、その米国のドレイ、家畜人間(ヒューマン・キャトル)であることに、心底満足し切って居る、今日の我々日本民族は、一体、何者、なのか。我々は、同じ爬虫類でも、体長一〇センチくらいのとかげ、ていど、と言うことか。敗戦後僅かに五十数年、幕末の安政不平等条約から、起算しても、百五十年こんなに短期間のうちに、かくも急速に退化縮小(退縮)した民族は、今日の我々日本民族以外に、史上、例がないのではなかろうか。一体、これは、何故なのだ。その根本原因は何なのだ。(了) |
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489回 2003(平成15)年2月15日 |
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490回 2003(平成15)年2月16日 |
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491回 2003(平成15)年2月17日 「EIR」二〇〇三年一月三十一日号、三十一頁以下。マーク・バードマン「アングロ・アメリカンが『新しい帝国』の展開について大言壮語する」(Anglo ― American Boast of “New
Empire”Drive) この小論は、きわめて重要な情報を与えてくれる。今年の一月五日、「グレード・ブリテン」(この英語を、今の日本式に、イギリスと訳してしまう、そのこと自体が日本民族を心理的武装解除することに通じる)で、オックスフォード大学歴史学教授ナイアル・ファーガソンの新しい著作 「帝国 ― ブリテンは、どのように近代世界を作り出したか」が出版された、と言う。Empire:How
Britain Made the Modern World By Niall Fergason N・ファーガソン教授は、一月七日付のロンドン・タイムズに、彼の新著を要約する記事を書いた。更に、一月九日から、ブリテンのテレビ局「チャンネル4」で、ファーガソンが出演する、六日連続の番組「帝国」が開始された、と言う。 ウィリアム・リース・モッグ卿は、一月十三日のロンドンタイムズ紙上で、このファーガソン教授の新著を、絶賛した、とある。「今、出現しつつあるアメリカ帝国は、アテネ、ベネチア、グレート・ブリテンと言う、歴史的貿易国家の継承である」、(リース・モッグ卿)と… (了) |
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492回 2003(平成15)年2月18日 |
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493回 2003(平成15)年2月19日 リンドン・ラルーシュ(「EIR」誌)は、今、米英グローバル権力エリートによって宣伝されて居る、二十一世紀の新しい大米英世界帝国なるものについて、それは、空想(ユートピア)に過ぎない、と批評する。米英グローバルエリート権力階級は、二十一世紀の大米英世界帝国を、古代ローマ帝国の再来、ないしその完成、と宣伝したい。しかし、その類推には、根拠がない。ローマが世界帝国を建設したとき、ローマの経済力は絶頂期にあった。しかし、英国については問題外、米国経済も既に破産して居る。破産した経済の上に、大世界帝国を建設することは出来ない。と言う風に、ラルーシュ(EIR)は言う。もちろん、このラルーシュ説は正しい。しかし、それでは、これから、「大米英世界帝国」を構築しようとする米英エリート階級は、どのように計算して居るのか.... 彼等の主たる戦略、ないし計算は、ただひたすら、略奪、あるのみ。そしてその略奪行為のための担保、その手段は、彼等の「力」である。そしてその「力」の主たる部分の一つが、武力、軍事力である。彼等は、その武力を以って、まず、世界中のエネルギー資源を略奪する計画だ。エネルギー資源の主たるものは、とりあえず、石油と天然ガス。米国の石油資源は枯渇しつつある。「彼等」は、イラク、サウジアラビア、イラン、そして、中央アジアの石油資源を武力で略奪する。これが、「彼等」の新しい世界帝国建設のための第一歩、であろう。しかし、それは、「第一歩」に過ぎない。日本は、どうされるのか....「彼等」は、日本の金融資産、日本の経済力、「人的資源」をも、略奪の標的、として居る。つまり、日本には、「彼等」によって、スッテンテンにむしり取られ、丸裸にされる運命が待って居る。こんな程度のことは、普通の判断力があれば、自明だ。しかし、文字通りの白痴、ゾンビ、と化しつつある日本の白痴エリートには、何も見えない。二月十八日、米国ニューヨーク、国連安全保障理事会で、日本政府(外務省)代表は、米英の対イラク武力攻撃支持を、全世界の目の前で公言した。日本外務省は、この「晴れの舞台」で、ご主人さまたる米英シオニストユダヤに忠誠を誓うことが出来て、天にも登るほど、 有頂天の、良い気持ち、であろう。沼昭三の「家畜人ヤプー」を、想起して、日本人の一人である当寸評子としては、ただただ、切ない心境だ。(了) |
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494回 2003(平成15)年2月20日 |
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495回 2003(平成15)年2月21日 |
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496回 2003(平成15)年2月22日 |
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497回 2003(平成15)年2月23日 二月十二日、フリッツ・スプリングマイヤーに有罪の判決と。二月二十二日、米国からの連絡によれば、フリッツ・スプリングマイヤーに対して、二月十二日、米国オレゴン州の裁判所は、銀行強盗の件につき、有罪、の判決を下したと。そして、スプリングマイヤーはただちに収監された、とのことである。つまり、二月十二日以降、スプリングマイヤーは刑務所に監禁されて一切の自由を失ったことになる。爆弾事件については無罪。なお、麻薬事件については、三月四日に判決とのこと。 |
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498回 2003(平成15)年2月24日 フリッツ・スプリングマイヤーの件、続報。米国からの連絡によれば、 (1)スプリングマイヤーを銀行強盗の共犯として証言した人物は、色々な事件で、二回の終身刑(終身刑プラス終身刑)の判決を受けて刑務所に居る囚人。この囚人の証言によって、スプリングマイヤーは有罪、そして仮釈放なしの禁錮三十年の刑。 米国では、この種の「司法取引」は、日常茶飯事としてまかり通って居る、と言う。更に、問題は、弁護士である。スプリングマイヤーの弁護士は、スプリングマイヤーが要求した、彼の無罪を証言する筈の、二十人の証言(この中に、小石泉牧師も含まれる)を、ことごとく退けたと言う。当寸評子は、この「弁護士」の挙動について、深い疑惑を抱いて居る。いずれにしても、今や、イルミナティ世界権力のエージェントとしての米国政府は、スプリングマイヤーを沈黙させることに成功した。しかし、三月四日に予定されて居る、麻薬事件の裁判の成り行きも、きわめて深刻だ....この件は、引き続き、報道したい。(了) [注] 売国奴極悪国賊日本マスコミ、国賊日本政府、日本の国賊学界などによって、日本国民は、米国の本当のありさまを、何一つ、教えられて居ない。 |
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498回 2003(平成15)年2月24日 フリッツ・スプリングマイヤーの件、続報。米国からの連絡によれば、 (1)スプリングマイヤーを銀行強盗の共犯として証言した人物は、色々な事件で、二回の終身刑(終身刑プラス終身刑)の判決を受けて刑務所に居る囚人。この囚人の証言によって、スプリングマイヤーは有罪、そして仮釈放なしの禁錮三十年の刑。 米国では、この種の「司法取引」は、日常茶飯事としてまかり通って居る、と言う。更に、問題は、弁護士である。スプリングマイヤーの弁護士は、スプリングマイヤーが要求した、彼の無罪を証言する筈の、二十人の証言(この中に、小石泉牧師も含まれる)を、ことごとく退けたと言う。当寸評子は、この「弁護士」の挙動について、深い疑惑を抱いて居る。いずれにしても、今や、イルミナティ世界権力のエージェントとしての米国政府は、スプリングマイヤーを沈黙させることに成功した。しかし、三月四日に予定されて居る、麻薬事件の裁判の成り行きも、きわめて深刻だ....この件は、引き続き、報道したい。(了) [注] 売国奴極悪国賊日本マスコミ、国賊日本政府、日本の国賊学界などによって、日本国民は、米国の本当のありさまを、何一つ、教えられて居ない。 |
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499回 2003(平成15)年2月25日 マレーシア、クアランプールで開催中の、非同盟諸国百十四ヵ国の首脳会議で、マハティール首相は、米国同時多発テロ事件以降、先進国は抑制をなくした。これは、もはやテロに対する戦いでなく、世界を支配する動きだ、と演説したと言う(朝日、二月二十四日夕刊)。マハティール首相の見解はまともだ。ここで、「先進国は抑制をなくした」、と言われる場合の「先進国」とは、 (1)米国政府 (2)英国政府 (3)日本政府 (4)イタリー政府 (5)スペイン政府 (6)オーストラリア政府 (7)カナダ政府 以上、七ヵ国を意味する。しかし、いわゆるG7、または西側先進国首脳会議の権威国としては、米、英、日本、イタリー、カナダ、以上五ヵ国。 しかし、政府と国民世論の間には、大きな亀裂が存在する。二月十一日の東京新聞によれば、共同通信の世論調査(二月八、九日)では、米国のイラク戦争反対 七八.七% 同上 賛成 十五.五% 二月二十五日の朝日新聞。朝日新聞の世論調査(二月二十三、四日)。米国のイラク戦争反対 七八% 同上 賛成 十七%。これを、男女別に見ると、男 反対 六九% 賛成 二六%。女 反対 八六% 賛成 七%。このように、日本の国民世論は、圧倒的に、米英の対イラク戦争に反対である。にも拘わらず、日本政府が、突出して、米英の対イラク戦争を支持するのは何故、なのか....そして、イラク反戦の大衆行動が微々たるものでしかないのは何故か....今や、日本の国家各界(政界、官僚、マスコミ、学界、宗教界、労働界、財界などの)の権力エリートは、事実上、日本民族の敵、と化して居るのだ。彼等エリート権力者のご主人さまは、イルミナティ世界権力である。彼等エリート階級の眼中に、日本国民、日本民族は、もはや存在しない。彼等日本各界の権力エリートに対して、イルミナティ世界権力が与えた使命は、一刻も早く、日本民族を抹殺せよ、日本的なるものの一切を、即刻、消滅させよ、と言うことでしかない。彼等、日本のエリート権力階級にとって、「国民世論」など、せせら笑うのみ。(了) |
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500回 2003(平成15)年2月26日 「ザ・バーンズ・レビュー」二〇〇二年十一月~十二月号、九頁以下。E・マイケル・ジョーンズ(PH.D)「性、革命、そして政治的管理統制」 Sex, Revolution and Political Control By E. Michael Jones, PH. D The Barnes Review P. O. Box 15877 Washington, D. C. 20003 USA この論文は、講演の記録であるが、読みごたえのある、とりわけ今日の日本民族にとって、きわめて重要な内容である。著者、E・マイケル・ジョーンズ(PH.D)は、「文化戦争」という雑誌の編集長、とのこと。 「セックスの解放」「フリーセックス」、これは、この二、三十年の出来事ではない。少なくとも十八世紀前半の、いわゆるヨーロッパ啓蒙主義運動に遡らなければならない、と。ところが、この「啓蒙主義」、という訳語のところで、日本民族は立ち往生してしまう....これは、Enlightenment という英語に対して作られた日本語の訳語である。この問題については、筆者は、数年前、「慈悲の心 - コンパッション」誌に、何回か、連載論文を書いた。Enlightenment運動について、明治以降、日本民族に注入されたペテン的ニセ情報の量は膨大だ。その毒は、日本民族の精神を殺害するために有効に作用した。このEnlightenment運動の背後には、イルミナティが存在することはもちろんだが、しかし、とりわけ、フランク主義(フランキスト)、が問題だ。 日本人は、筆者が、この数年来いくつかの論文で記述するまで、「フランク主義」など、聞いたこともない....この件については、(1)ダニエルの大著「スカーレット・アンド・ザ・ビースト」(全三巻、一千数百頁)(英文、未邦訳) (2)ジューリ・リナの大著「さそり座の星の下で」(英文、未邦訳)とりあえず、挙げて置く。E・マイケル・ジョーンズには、Libido Dominandi- Sexual Liberation and Political Contorol -という大著がある。 六百六十二頁、二〇〇〇年。この件もまた、日本民族にとって、一刻を争う緊急の調査研究の課題だが....(了) |
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501回 2003(平成15)年2月27日 |
二月十五日のイラク反戦集会に、ロンドンは、百万人、参加、いや、二百万人かも知れない、と言われる。この報道は、さすがの日本人にも、少々は、驚きを与えたようだ。しかし、この事実、ないし、現象は、英国賛美一色の白痴化痴呆化しつつある日本人には、到底、理解出来ない。「スペクトラム」二〇〇二年十二月号、七十八頁。アル・マーチンが、「先月(二〇〇二年九月)、ブリテンで行われた世論調査は、ブレア政権に対して、深刻な衝撃を与えた。この調査によれば、ブリテンの人々の五十四パーセントは、もし可能であれば、ブリテンから他の国逃げ出したい、と思って居ると。「ブリテン」は、日本人が言って居るような「イギリス」とは違う。従って、わざと「ブリテン」、とここでは、表記して置く。ブリテンの経済は衰退し続け、国民は高い税金にくたびれ切って居る、と。「ブリテンの自殺率は、第一世界、先進工業国の中で最高である」と。これらの事実と、二月十五日、ロンドンのイラク反戦集会とデモに、二百万人、と言う事実と、その二つは、底流で、結び付いて居るとも考えられる。
それでは、「時事寸評」(491回)で、論評した、オックスフォード大学歴史学教授、ナイアル・ファーガソンの「エンパイア」、そして二〇〇三年一月早々に、ロンドン・タイムズ、その他のブリテンのマスコミが開始した、二十一世紀の新しい大米英世界帝国のプロパガンダ、これは、どう説明さるべきか。「三百人委員会」の主席宣伝家ウィリアム・リース・モッグ卿は、「主権者としての個人」(未邦訳)、その他の著作の中で、今、生じつつある技術革命によって、彼等(グローバル・エリート)が、再び、圧倒的に優勢な軍事的支配力を獲得するであろう、そしてその技術によって、新しい世界帝国を樹立する、などと論じて居る。この新しい世紀(二十一世紀)の世界帝国の雛形は、既に、米国に、生まれようとして居る。 アル・マーチンは、「人口の頂点一パーセントが、全米国の個人資産の三分の二を支配する、と言う、ブッシュ一味の第一目標は、既に、実現された」(「スペクトラム」二〇〇二年十二月号、七十六頁)、と述べて居る。ジョン・コールマン著「三百人委員会」(KKベストセラーズ刊)、四十八頁以下。(悪魔の地球支配網領二十一ヵ条)、参照のこと。二月十五日、ロンドンのイラク反戦集会に参加した二百万人は、米英のイラク戦争が、まさしく、この「世界人間牧場」へと自分たちが狩り立てられて行く、決定的な一歩となるであろうことを、たとえ、ぼんやりとでも感付いて居るのかもしれない。(了) |
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502回 2003(平成15)年2月28日 デービット・メイヤーさんの「ラスト・トランペットニューズレター」二〇〇三年三月号。この号には、「アメリカ・ナンバード・アンド・フィニッシュド(America, A Nation Numbered And Finished!)」、と言う表題が付けられて居る。ナンバード(Numbered)。これは、聖書に由来する言い方で、英語では良く使われる。つまり、GODによって定められた運命によって、或る個人、又は、王、王国などが滅亡する、その日はごく近い、あと何十日、とか、あと何百日、とか、そう言う意味。 従って、ここで、ラスト・トランペットが言わんとして居ることは、米国と言う国家の滅亡の日は近い、米国の滅亡は、秒読みの段階に入った、と言う。「疑いもなく、我々は、切迫しつつある、第三次世界大戦の恐るべき大惨害の事実に直面して居る。そしてその第三次世界大戦は、核戦争となるであろう」と。 デービット・メイヤーさんのこの見方はどうか。二〇〇一年九月十一日の例の事件の直後、既に、これは、第三次世界大戦の序曲である、と、何人かの人々によって警告されて居る(参照、三交社、週刊日本新聞編集「9.11同時多発テロの謀略史観解析」、二〇〇一年十一月刊)。その警告は正しい。しかし、問題は、我々の祖国日本の惨たるていたらくだ。 アルバート・パイクの一八七一年八月十五日付、マッチーニあての書簡は、三つの世界大戦によって、世界国家(世界人間牧場)を完成する、との、イルミナティの作戦計画を提示した。パイクによれば、第三次世界大戦は、ユダヤとイスラムの前面対決を導火線として開始される、と言う。 この文書が、約百三十二年前に書かれて居る(伝)こと、そのことに注目せよ。しかし、本当は白痴のくせに、エリート意識だけは極端に強い、我が日本各界の白痴エリート権力者たちは、こうした情報など、聞く耳もない。第一次世界大戦では、当時の日本の白痴そのものの国家権力エリートは、日英同盟と言う名のもとでの英帝国主義の囚人。第二次世界大戦では、日本のエリート階級の白痴ぶりは何百倍にも悪化した。 しかし、今、開幕しつつある、第三次世界大戦では、日本のエリートは、白痴以下。 白痴と言うよりも悪い。これは単なる日本の「敵」の手先、なのだ。「世論調査」では、日本国民の約八〇パーセントは、米英の対イラク戦争に反対。しかし、売国奴小泉は、そんな「世論」など、せせら笑って居る。現在の日本の国家政界官僚マスコミ学界宗教界芸能界作家労働組合女性運動など、各界のエリート権力階級は、文字通り、日本民族の敵である。これら、売国奴どもによって、一億二千万の日本国民は、屠場の羊の如く、第三次世界大戦の大殺戮の戦場へと、トボトボと、引かれて行く。(了) |
(私論.私見)