2009.5.16鳩山民主党時代を迎えて、たすけあい党の展望

 (最新見直し2009.5.16日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 我が党は、「2009.5.16鳩山民主党誕生」に際し、以下声明しておく。

 2009.5.16日 れんだいこ拝


Re::れんだいこのカンテラ時評571 れんだいこ 2009/05/16
 【鳩山民主党時代を迎えて、たすけあい党の展望】

 2009.5.16日、民主党は、小沢一郎前代表の辞任に伴う党代表選を東京都内のホテルで行い、党所属国会議員(221人、欠席1人)による投票の結果、前幹事長の鳩山由紀夫氏(62)が124票、副代表の岡田克也氏(55)95票となり、鳩山氏が29票差で新代表に選出された。鳩山氏の代表就任は旧民主党時代も含め3度目。任期は小沢氏の任期が切れる10年9月までとなる。

 鳩山氏は記者会見で、小沢、岡田両氏の処遇について「できるだけしっかりしたポストに就いてもらい、執行部の一員として入っていただきたい」と述べた。人事は、国会や衆院選への対応を理由に小規模にとどめ、週明けの18日までに決める考えを示した。

 以上は史実確認である。以下、この間の経緯について覚えたれんだいこの不快をコメントしておく。れんだいこはさほどテレビを見ない。時に見た時のマスコミの論調に妙な癖があることに気づいている。それは、各党及びマスコミの論調が、かってのほどには露骨には云えなくなっているが、小沢批判を角栄批判のセンテンスで執拗に繰り返していることである。やれ金権だの古い自民党の象徴だのと頻りに説教している。共産党の物言いが典型的である。各党も大同小異で、それを自民党がやるとさまにならないのに、あたかも他党のことだったかのように真似て物言いしている。

 れんだいこには非常に不快である。云うように角栄批判をして角栄的なるものを一掃した結果の日本はどうなったんだ。代わりに中曽根的なるもの、小泉的なるものをのさばらせたが、その結果日本はどうなったんだ。人民大衆は今やはっきりと実感しつつある。かっての角栄的なるものの時代が恋しいと。中曽根的なるもの、小泉的なるものをこれ以上進めると日本はどうなるのだと不安を増幅しつつある。手前達こそが既に古い話法と体質を恥ずかしげもなく晒しているのではないのか。と云っても聞く気のない者には通じまい。

 このご時勢で、共産党が相変わらずの角栄批判を踏襲した小沢批判をするものだから、共産党の人気はさっぱり振るわず、ますます用済みにされつつある。今や、角栄的なるものの真実はどうだったのだと再検証せねばならない時代である。れんだいこ的には、金権も含めて角栄政治には近現代的合理性が備わっており、称揚されることはあっても批判される覚えはないと確信している。

 この観点の共認に向かうことが今や切に望まれている。既成党派は過去の言説の手前、軌道修正できない。彼らには自己批判と云う作法がない。如何に言いつくろい責任逃れするかの詭弁マルチ舌しかない。そうである以上、角栄的なるものの再評価に向かう党派の登場こそが時代の要請であり理に適っている。れんだいこの見るところ、国民新党が一番近い位置にいるように見える。よって、この党は伸び続けることになるだろう。目下頼もしい一番政党である。小沢を代表の地位から降ろした民主党の活力は恐らくこれから落ちる。政権交代一直線に進む限りに於いて伸び、妥協を繰り返すに応じて幻滅されることになるだろう。

 これから鳩山のヌエ政治を見せ付けられることになる。そうさせない為に左バネからの圧力をかけ続ける必要がある。しかし恐らく次第に右旋回の本性を表わして行くことになるだろう。この推理を踏まえて、何を為すべきかが問われていると思う。社共は全く当てにならない。既に脳死状態であり、他党の批判はできても、自党の自浄ができない。期待するだけ野暮であり既に犯罪的と云うべきだろう。新新左翼の登場こそが望まれていると確信する。これを、鳩山民主党の餞(はなむけ)にしておく。

 2009.5.16日 たすけあい党党首れんだいこ拝





(私論.私見)