イベルメクチン考

 更新日/2022(平成31.5.1栄和改元/栄和4).7.3日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「イベルメクチン考」をものしておく。

 2011.03.21日 れんだいこ拝


【イベルメクチン考!】
 「★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK279 」の「赤かぶ 日時 2021 年 3 月 03 日」投稿ブログ「人命より利権か。イベルメクチンが厚労省に承認されると困る人々  大村大次郎(まぐまぐニュース)」。
 人命より利権か。イベルメクチンが厚労省に承認されると困る人々
 https://www.mag2.com/p/news/488437
 2021.03.03 大村大次郎『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』 まぐまぐニュース
 以前掲載の「権力誇示のため『イベルメクチン』をコロナ薬として承認せぬ厚労省のカン違い」では、厚生労働省の人命軽視とも言うべき許しがたい所業を暴いた、元国税調査官で作家の大村大次郎さん。大村さんは今回のメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』で、同省がイベルメクチンをコロナ薬として承認しないさらに闇の深い理由を明らかにするとともに、そんな厚労省を擁護する「御用医師」の実名を記しています。

 【関連】権力誇示のため「イベルメクチン」をコロナ薬として承認せぬ厚労省のカン違い

※本記事は有料メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』2021年3月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。
 大村大次郎 この著者の記事一覧

 プロフィール:大村大次郎(おおむら・おおじろう)
 大阪府出身。10年間の国税局勤務の後、経理事務所などを経て経営コンサルタント、フリーライターに。主な著書に「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)がある。
 なぜ新型コロナの特効薬「イベルメクチン」は緊急承認されないのか2? 前回号でご紹介した新型コロナの特効薬「イベルメクチン」の件の続きです。前回号では、「日本発のイベルメクチンという薬が、世界中で新型コロナの治療に効果を発揮しているという報告がある」、「しかも予防にもかなりの効果が認められている」、「しかし厚生労働省はなかなか新型コロナの治療薬として承認しないので、日本の医療現場ではなかなか使えない状況になっている」、「そして厚生労働省がなかなか承認しないのは巨大な利権が絡んでいる」ということをお伝えしました。

 このイベルメクチンは、昨今、報道番組で相次いで取り上げられています。特に2月25日のBS-TBSの『報道1930』では、イベルメクチンが特集的な扱いをされていました。この『報道1930』では、ノーベル賞医学生理学賞を受賞した京都大学の本庶佑教授や、イベルメクチン研究の第一線におられる北里大学の花木秀明教授も出られていました。

 「厚生労働省は試験で効果が確認できなかったとしているが、厚生労働省が行った試験は現実とかけはなれた条件で行っている」、「なぜ普通の条件で試験をしないのか?」、「厚生労働省は平時での対応をしている」、「しかし今は世界的なパンデミックのさなかであり、人がどんどん死んでいる」、「なぜ有事の対応をしないのか」と述べた花木教授の発言には心打たれるものがありました。また本庶佑教授も「厚生労働省に近い研究者だけの判断で行っている」として厚生労働省の閉鎖性を強く批判され、有効な薬品がなかなか使えない状況を嘆いておられました。

 厚生労働省というのは、医療界の総元締め的な存在です。医療に関するあらゆる許認可を握っています。研究者や医者にとって、厚生労働省を批判することは、非常に恐ろしいことのはずです。実際、医者や研究者の側から、あからさまに厚生労働省を批判するようなことはそうあるものではありません。だから花木教授や本庶教授の発言というのは、かなり腹をくくった上での、いわば「命がけの発言」だったといえるでしょう。

 その一方で、感染症の専門家としてよくテレビなどにも出演している国立国際医療センターの忽那賢志医師は、イベルメクチンの報道を抑えるようにして「イベルメクチンはエビデンスが不足しているから承認されていないだけ」という、厚生労働省の従来の見解通りのことをSNSで発信しています。しかし、この忽那医師の発言は、花木教授が述べた「厚生労働省は試験で効果が確認できなかったとしているが、厚生労働省が行った試験は現実とかけはなれた条件で行っている」、「なぜ普通の条件で試験をしないのか?」、「厚生労働省は平時での対応をしている」という発言の回答にはまったくなっていません。

 忽那賢志医師の所属する国立国際医療センターというのは、厚生労働省のおひざ元であり、忽那医師は、完全に厚生労働省側の医師といえます。実際に、忽那医師のこれまでの発言を見ても厚生労働省を擁護するようなものばかりでした。「厚生労働省のやることはすべて正しい」、「厚生労働省の意にそわない情報はすべてフェイクニュース」というスタンスを取り続けています。

 しかし、多くの国民がもう気づいているように、厚生労働省は日本人の健康や命を守る組織として、到底、褒められたものではありません。それは新型コロナ禍で、十二分に露呈されてきました。人口あたりのPCR検査は途上国よりも遅れをとっています。にもかかわらず、厚生労働省は御用役人や御用研究者を使って、「PCR検査は不確実だから増やしても意味はない」というようなことを喧伝し続けてきました。しかも、前回号でご説明したように、厚生労働省は世界中で使われている日本メーカーの最新鋭のPCR検査機器をなかなか承認せず、これを日本の病院が使えるようになったのは、コロナ第二波の始まった去年の8月以降のことだったのです。

 感染症対策というのは、まず感染者を把握することのはずです。不確実であろうと、PCR検査が今のところ感染者を見つける最善の方法なのだから、PCR検査を増やすことがまず第一なはずです。もしPCR検査が本当に役に立たないというのであれば、去年の4月以降、なぜ急拡大させたのでしょうか?去年の3月までの、症状が相当悪化してもなかなかPCR検査を受けさせないという方針を貫けばよかったはずです。あの方針を貫ぬかずPCR検査を増加させたのは、やはりPCR検査をしなければ始まらないというのがあったからでしょう。

 日本はたまたまファクターXというよくわからない要因により、欧米よりも感染者や死者が桁違いに少なくて済んでいます。しかし、もしファクターXがなく、欧米と同じように感染者や死者が出ていれば、厚生労働省は形がなくなるくらいボコボコに叩かれているはずです。ちなみに、忽那医師もマスコミなどで「PCR検査はあまり増やしても意味がない」と発言していた方です。

 また欧米の何十分の一、何百分の一という感染レベルでありながら、日本は医療崩壊の危機に瀕してしまいました。昨年の12月から1月にかけては、症状が出ているのに入院できない、ホテル療養さえできず、自宅待機を余儀なくされ、なんの治療も施されずに亡くなってしまうという方が非常に多くおられました。

 それだけ日本の医療システムが脆弱で、欠陥だらけだったということです。そして、今の日本の医療システムを構築し、コントロールしているのは厚生労働省です。つまり、厚生労働省は欠陥だらけの医療システムをつくってきた、最大の戦犯のはずです。にもかかわらず、厚生労働省はそのことについてなんら反省せず、自分たちのやっていることはすべて正しいという姿勢を取り続けているのです。

 先日、東京医師会の尾崎会長が「自宅療養している患者にイベルメクチンなどを処方できるようにしてほしい」と発言しました。しかし、厚生労働省はこの問いかけを黙殺しているのです。

 筆者は忽那医師に聞いてみたいものです。あなたは今の厚生労働省に非はまったくないと思いますか?厚生労働省のつくった医療システムは最善のものですか?と。
 厚生労働省と製薬業界の危ない関係

 ところで厚生労働省には、製薬利権というものがあります。製薬業界は、古くから厚生労働省の官僚たちの主要な天下り先となってきました。製薬メーカーだけでなく、製薬業界全体で官僚の天下りを受け入れてきたのです。たとえば、製薬メーカーの業界団体である「日本製薬工業協会」は理事長として元厚生労働省官僚の白石順一氏を受け入れています。また大阪医薬品協会でも元厚生労働省官僚の今別府敏雄氏を受け入れています。それぞれ数千万円の報酬が払われているものとみられています。製薬業界全体で、数百人規模(もしくは1,000人以上)の天下りを受け入れていると見られています。

 そして現在、新型コロナ対策として厚生労働省と日本の製薬メーカーが共同して、大きなプロジェクトを行っています。武田薬品工業が、アメリカのモデルナ社が開発したワクチンと、同じくアメリカのノババックス社が開発したワクチン、計2種類のワクチンを日本に輸入販売するというプロジェクトです。ノババックス社のワクチンは、武田薬品が原液から製造することになり、「国産ワクチン」という位置づけになっています。武田薬品は、山口県にある厚生労働省のパンデミック・ワクチン用の製造設備を使用し、厚労省の助成金約300億円を活用する予定になっています。もちろん武田薬品にとっては、莫大な利益が転がり込んでくるわけです。

 もし、イベルメクチンが日本で普及し、国民が新型コロナの予防できるようになれば、この武田薬品のプロジェクトは大きなダメージを受けるわけです。武田薬品と蜜月の関係にある厚生労働省としても、大きな打撃になることは間違いありません。

 イベルメクチンは特許も切れていて非常に安価なのです。だから製薬会社にはあまり旨みはありません。ワクチンを製造したほうが、全然儲かるのです。製薬業界を主要な天下り先としている厚生労働省としても、好ましいことではないのです。もしそういう理由でイベルメクチンの承認を遅らせているとすれば…厚生労働省の官僚のみなさん、国民からそういう疑いをかけられる前にいい加減、行動してください!
 編集後記

 話の続きになりますが、北里大学の花木教授によると、世界からのデータでイベルメクチンの予防効果は80%以上ということが出ているそうです。つまりイベルメクチンをあらかじめ飲んでいれば、新型コロナに感染する可能性が80%も減少してしまうのです。そもそも、日本では新型コロナに感染する可能性は非常に低いので、それをさらに80%減免することになれば、新型コロナは終息ということになるでしょう。早くイベルメクチンが予防で処方されるようになって、コロナ禍から解放されたいものです。

 ★阿修羅♪ > 医療崩壊6 」の「AN 日時 2021 年 2 月 24 日 」投稿「大村博士発見のイベルメクチンにコロナパンデミックを終息させる可能性(朝日論座/黒川清)」。
 大村博士発見のイベルメクチンにコロナパンデミックを終息させる可能性世界各地から「効果あり」の報告、日本はもっと積極的に取り組むべき
 黒川清 政策研究大学院大学名誉教授
 朝日新聞・論座
 https://webronza.asahi.com/science/articles/2021020700003.html

 大村智・北里大学特別栄誉教授が発見した寄生虫病の特効薬イベルメクチンが、新型コロナウイルスの治療と予防に効いているという医学報告が世界各地から多数あがっている。コロナパンデミックを終息させる切り札になるかもしれないという見方さえ出てきた。イベルメクチンの「発見国」の日本は、もっと積極的にこの薬の効能判定に関わり、世界に先駆けて処方(薬の使用法)を確定し、コロナ治療・予防薬としてイベルメクチン使用を進めるべきだと考える。

 米国の医師グループの驚くべき報告

 2020年12月8日、米上院国土安全保障と政府問題に関する委員会で証言に立った「新型コロナ救命治療最前線同盟」(FLCCC=Front Line COVID-19 Critical Care Alliance)代表のピエール・コリー会長は、「政府機関は早急にイベルメクチンの効果を評価し、処方を示すべきだ」と迫った。アメリカを中心としたこの医師団は、昨年春から世界中で使用されているイベルメクチンの臨床試験の情報を集めて分析し、Web上(https://covid19criticalcare.com/)で公表してきた。委員会でのコリー会長の発言は衝撃的だった。イベルメクチンを投与した臨床試験の成果の部分だけをあげてみる。

① 患者の回復を早め軽症から中等症の患者の悪化を防ぐ
② 入院患者の回復を早め、集中治療室(ICU)入室と死亡を回避させる
③ 重症患者の死亡率を低下させる
④ イベルメクチンが広く使用されている地域では、コロナ感染者の致死率が著しく低い

などだ。

 さらに会長は、過去40年間にわたって抗寄生虫病として処方されたイベルメクチンの副作用はきわめてまれであり、あっても軽度であったこと、さらに世界保健機関(WHO)は「必須医薬品リスト」にイベルメクチンを入れてきたことなどを強調した。そのうえで、国立保健研究所(NIH)、米国疾病予防管理センター(CDC)、食品医薬品局(FDA)などは早急にイベルメクチン臨床試験を確認し、医師と医療機関に処方ガイドラインを発行するように求めた。

 コリー会長らがまとめたイベルメクチンの医学報告は、
 論文サイト(
https://osf.io/wx3zn/)
から閲覧できる。ここではその中からいくつかの報告をかいつまんで紹介する。

 エジプト、イラクなどから続々と「効果あり」

 表1に、入院患者に対するイベルメクチンの有効性を評価した臨床試験の概要を示した。

 例えば最初のエジプトの研究グループによる報告では、中等症と重症の患者200人ずつのうち、100人にイベルメクチンを投与し、残る100人は投与せずに比較したところ、イベルメクチン投与群は非投与群(コントロール)に比べて高率で悪化を防ぎ、死亡率も2%と20%というように大きな違いが出ている。
 (表1 イベルメクチンの有効性を調べた臨床試験)
 https://image.chess443.net/S2010/upload/2021020700003_8.jpg

 2番目のイラクの例では70人にイベルメクチンとドキシサイクリンという抗菌薬を投与し、投与しなかった70人の患者と比べたところ、投与群の重度患者の死亡率はゼロだったのに対し、非投与群は27.3%だった。3番目以降のインド、バングラディシュ、米国などの報告をみても、入院日数の短縮や死亡率の軽減に効果をあげている。(中略)

 大村博士が発見してノーベル賞を受賞

 イベルメクチンは主として中低所得国で広く使用されている抗寄生虫薬であり、すでに数十年にわたって延べ37億人以上の人々に投与されてきた安全で効果的な薬剤である。もとは北里大学特別栄誉教授の大村智博士が伊東市のゴルフ場周辺の土壌中の微生物が産生している化合物として抽出したもので、米国メルク社のウイリアム・キャンベル博士と研究して特効薬を開発した。二人はこの業績で2015年にノーベル生理学医学賞を受けている。寄生虫病予防のためのイベルメクチンの服用は、年に一回、錠剤を水で飲みこむだけであり、極めて容易でしかも安価である。

 さらに多くの試験管レベル(インビトロ)実験と動物実験でも抗ウイルス作用や抗炎症作用があることが報告されている。北里大学の調べによると、現在、新型コロナ感染症でのイベルメクチン臨床試験は、世界27か国、91件が登録されている(表2)。その多くがイベルメクチンは改善効果をあげていると報告しており、今後さらに検証していく価値がある。

 (表2 公的に登録された、新型コロナへのイベルメクチンの効果を調べる臨床試験)
 https://image.chess443.net/S2010/upload/2021020700003_3.jpg

 北里大学は昨年秋から臨床試験に取り組んでいるが、人手不足と資金不足に苦しんでいる。臨床試験は、厳密な医学的な規定による効果測定であり、客観的な結論を得る研究現場である。しかし、いま重要なことは新型コロナとの闘いであり、時間との闘いであることを忘れてはならない。

 緊急対応という取り組みが必要

 イベルメクチンは、特許権利も消滅しており、製造は自由である。抗寄生虫病の治療・予防の薬剤としてはその処方は確立され、安全性も問題ない。しかし、新型コロナに対して使うには、改めて新型コロナに対する効果を判定しなければならない。いま医学界が直面している課題は、世界の医療チームが取り組んできた新型コロナ感染症に対するイベルメクチンの臨床試験の評価である。医学的に本当に妥当な結果なのかどうかである。

 前述の如くこれまで出ている臨床試験データをメタ分析した英国のローリー博士は高く評価しており、パンデミック防御の薬剤は「目と鼻の先にあった」とまで表明している。

 だが、新型コロナ感染症患者にイベルメクチンをどのように処方するのがいいのかはまだ確立されていない。薬価はどうするのか、使用するにあたって誰がどのように供給できるのか、といった問題もある。これらには製薬会社の枠を超えた取り組みが求められる。いま世界が新型コロナパンデミックで困難な状況にあるとき、「イベルメクチン発見国」の日本が率先してその効能を見極め、効果があると判断したら即座に処方を示すくらいの意気込みが期待される。外国がやった成果を待ってから動き出すのではなく、日本は世界に先駆けて処方を確定し、コロナ治療・予防薬としてイベルメクチン使用を進めるべきである。


 日本にはあらゆるウイルスに効くアビガンがある。アビガンは東欧ではハンガリーが国民に無料配布したりしている。日本政府が故意に流通を止めているが、実は取り寄せして簡単に手に入る。人間の遺伝子を変えてしまう異質な今回のワクチンなどうたずに薬で対処すべきだし、PCR検査はやめにしたほうがいい。

 「★阿修羅♪ > 医療崩壊6 」の「魑魅魍魎男 日時 2021 年 5 月 01 日」投稿「「イベルメクチン」は新型コロナウイルスの治療薬になり得るか?--大村 智(致知出版社)」。
 「『イベルメクチン』は新型コロナウイルスの治療薬になり得るか?--大村 智」(致知出版社 2020/12/3)
 https://www.chichi.co.jp/web/20201202_omura_satoshi/
 いまなお世界を席巻し続ける新型コロナウイルス。日本でも「第三波」の拡大が深刻に進み、1月7日には1都3県を対象に再びとなる緊急事態宣言が発令されました。世界が直面するこの苦難に差し込む一筋の希望の光が、ノーベル生理学・医学賞受賞者である大村智博士が中心になって開発したイベルメクチンです。現在、イベルメクチンは世界の臨床実験によって、新型ウイルスに対する効果が確認されつつあるといいます。これまでも寄生虫病などに罹った数億人の命を救ってきたイベルメクチンは、果たしてコロナ禍を脱するための治療薬となるのか――大村博士への特別インタビューから抜粋してお届けいたします。
※インタビューの内容は2020年10月当時のものです
■ 新型コロナウイルスは人工的につくられた?
 全世界で全人類が同時に、同じウイルスの感染拡大という苦難に直面する。こういうことは人類始まって以来でしょうね。
大村  おっしゃる通りですね。人類はこれまで幾度も大きな感染症を乗り越えてきましたが、全人類が同時に、ということはなかったと思います。今回の新型コロナウイルスは、感染症状から見れば、インフルエンザによく似ているんです。ところが、インフルエンザとはまた違うんですね。私はその特徴をいくつかに纏めてみたのですが、一つには潜伏期間が長くて、感染したとしてもすぐには発症しないことが多い。そして無症状の人が多い。問題なのはこの無症状の人からも人に感染することで、ここが他のウイルスと違うところです。

 感染経路についても飛沫であったり空気感染であったり食べ物であったり非常に多彩で、一旦感染するとウイルスはすべての臓器に入り込むことができる。しかも、RNAウイルスなので、ウイルスの顔つきが次々に変わり、ワクチンができても使えなくなる可能性があるんです。

 それに、普通はウイルスに感染すると、体内に抗体ができて感染しなくなるのですが、新型コロナウイルスの場合は約3か月で抗体の量が急激に減少するという報告もある。もう一つ恐ろしいのは、新型コロナウイルスの遺伝子は遺伝子配列の4か所がエイズウイルスと同じだという点です。エイズウイルスはいまなおワクチンができていませんが、それと類似の性質を新型コロナウイルスも持っているわけです。

 ああ、新型コロナウイルスはエイズウイルスと同じ性質を持っている、と。
大村  ええ。こういう特徴を見る限り、このウイルスが自然にできたとはなかなか考えにくいんですね。人工的につくられたのではないかと思われるフシがいっぱいあります。実際、エイズウイルスの発見者リュック・モンタニエ博士は「遺伝子配列の4か所がエイズウイルスと同じというのはどう考えても不自然だ」とはっきり指摘しています。

 だけど、それを証明するのは困難ですね。発生源とされる武漢のウイルス研究所に軍隊が乗り込んで証拠になりそうなものをすべて破壊し、関係者の口封じをしたとされているからです。新型コロナウイルスが蝙蝠などの動物によるものなのか、あるいは人工的につくられたものなのか、いまとなってはそれを掴むことが困難になっているのが残念と言う他ありません。

■ データが証明した新型コロナウイルスへの効果
 イベルメクチンの新型コロナウイルスに対する効果は、どのようにして分かったのですか。
大村  私はノーベル賞を受賞した際のレクチャー論文の中に「ウイルスに効く」ということを紹介しました。多くの研究者はそれを知っていたと思います。

 イベルメクチンが新型コロナウイルス感染症の治療に使われ始めるきっかけとなったのが、3月29日にウイルス学の専門誌で発表されたオーストラリア・モナシュ大学のキリ・M・グスタフ教授による「イベルメクチンが新型コロナウイルスの細胞レベルでの増殖を阻害する」という内容の論文でした。以来、各国で臨床実験が開始され、治験の成果を待たずに医師による使用が認められる観察研究が加速するようになりました。四月にはアメリカのハーバード大学医学部のマンディブ・R・メヘラ教授などによるイベルメクチンの有用性に関する論文が発表され、イベルメクチンによって著しく感染者の致死率が下がったとするデータが示されたんです。

 その研究発表に、たちまち世界が反応した。
大村  私たちの北里研究所でも2月上旬に新型コロナウイルスに関する研究チームを立ち上げていました。実は私は最初、ハーバード大学のメヘラ教授らの論文の存在を知りませんでした。論文の中身を娘がツイッターで見つけて私に知らせてくれたんです。私はその内容に驚いて、早速、北里大学で花木秀明教授、山岡邦宏教授を中心に医師主導による治験を開始すべく準備に取り掛かりました。と同時に治験薬開発の基礎研究や臨床研究の助成金の確保のために行政に働きかけました。このことはテレビなど多くのメディアでも紹介され、この頃から日本でもイベルメクチンへの期待が大きく高まり始めました。

 6月には、アメリカ・フロリダ州のブロワード・ヘルス病院で入院患者の致死率を40%カットしたとするデータが発表されました。現在ではアメリカ合衆国、アルゼンチン、イスラエル、イラク、インド、エジプト、バングラデシュ、フランス、ブラジル、メキシコなどの国々の、30か所以上の医療機関で、正式に医師主導の治験・臨床研究が行われているんです。

 世界的な広がりを見せていますね。
大村  興味深いデータを紹介しておきましょうか。それは8月28日に発表されたエジプトのザガジグ大学が行った臨床研究の結果です。新型コロナウイルス患者と密接な接触があった304人のうち、イベルメクチンを投与したのが203人で、発症者は15人(7.4%)でした。一方、投与しなかった101人では59人(58.4%)が発症しています(共に14日以内)。
 それは素晴らしい実証結果ですね。
大村  これだけの差が出ているということは、やはりイベルメクチンの効果と考えるべきでしょう。

 もう一例、先に疥癬の話をしましたが、カナダのある特別養護老人ホームの一つのフロアで疥癬が広まった時、そのフロアの全員にイベルメクチンを投与しました。すると、そのフロアのお年寄りだけ新型コロナウイルスの感染者がいなかったというんです。他のフロアではたくさんの感染者が出ているにも拘らず、です。医師主導による治験は私どもの北里研究所でもやっていて、いまデータを集めているところです。

 イベルメクチンの持つ大きな可能性を感じます。
大村  イベルメクチンの特徴は、とにかく値段が安いことです。1錠700円程度です。だから、毎年何億人という人が飲むことができるんです。しかも、この薬は副作用もなく、医師や看護師の手を要しません。アフリカなどの国々では講習を受けた人がその人の身長を見て「あなたは何錠」と言いながら村人たちに配っている。副作用がほとんどないからこそ、そういうこともできるんです。
(本記事は『致知』2020年12月号 特集「苦難にまさる教師なし」より一部を抜粋・編集したものです)
◇大村 智(おおむら・さとし)
昭和10年山梨県生まれ。33年山梨大学学芸学部卒業。38年東京理科大学大学院理学研究科修士課程修了。40年北里研究所入所。米国ウエスレーヤン大学客員教授を経て、50年北里大学薬学部教授。北里研究所監事、同副所長等を経て、平成2年北里研究所理事・所長。19年北里大学名誉教授。20年北里研究所と北里学園との統合により北里研究所名誉理事長(現在は北里大学特別栄誉教授)。27年ノーベル生理学・医学賞受賞。著書に『人をつくる言葉』『人間の旬』(共に毎日新聞出版)『自然が答えを持っている』(潮出版社)『ストックホルムへの廻り道 私の履歴書』(日本経済新聞出版社)など。

 昨年末の記事ですが、重要なので引用します。

 ノーベル生理学・医学賞受賞を受賞された大村先生が、新型コロナの遺伝子配列の4か所がエイズウイルスと同じであり人工的につくられたのではないかと指摘されています。他のトップレベルの専門家も同じような主張をしています。やはり武漢の研究所から意図せず漏れてしまった可能性が高いようです。エイズウイルス自体が人工的に操作されてできたものという説もあり、新型コロナウイルスの祖先をたどればやはり米国に行き着くのでしょう。人工ウイルスだとわかれば当然賠償問題が生じますから、中国も米国もその否定に必死です。

 昨年末の記事ですが、重要なので引用します。
 (関連情報)

「中国の科学者が暴露「新型コロナ、武漢ウイルス研究所で作られたという科学的な証拠を発表する」 (WoW! Korea)」 (拙稿 2020/9/15)
http://www.asyura2.com/20/iryo6/msg/349.html

「映画『プランデミック』我々の命、自由、健康を支配する計画 ジュディ・マイコヴィッツ 
(BITCHUTE)」 (拙稿 2020/5/10)
http://www.asyura2.com/20/iryo6/msg/167.html

「新型コロナウイルスに『HIV (エイズウイルス)』のタンパク質が挿入されていることをインド工科大学の科学者たちが発見。さらに『感染しても免疫を獲得できない示唆』を中国当局が示し、事態は新たな局面に」(In Deep 2020/8/15)
https://indeep.jp/found-hiv-in-wuhan-coronavirus/

「人工的ウイルスか…分子にある4つの違いは自然に起きるものではない」
(zakzak 2020/3/10)
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/200310/dom2003100002-n1.html


 「★阿修羅♪ > 医療崩壊6 」の「魑魅魍魎男 日時 2021 年 7 月 02 日」投稿「イベルメクチンで感染者数・死亡者数を劇的に減らせる 米国の医師団体が提言 未だに流通しない裏事情とは (デイリー新潮)」。
 「『イベルメクチンで感染者数・死亡者数を劇的に減らせる』米国の医師団体が提言 未だに流通しない裏事情とは」(デイリー新潮 2021/7/1号)
 https://www.dailyshincho.jp/article/2021/07020557/
 米国の一流救急救命医から提言があった。「日本発のイベルメクチンを配布すれば、感染者数も死亡者数も劇的に減らせる」。国内でも使用を求める動きは活発化している。 6月5日、全米で新型コロナの救急救命の最前線に立ってきた医師団体、FLCCCアライアンスと、その会長のピエール・コリー博士が、日本オリンピック委員会(JOC)宛てに、五輪の安全な開催への希望として、こんな文書を送っていた。 「多くの世界的な医療当局や主要メディアは、メキシコ、インド、そのほか多くの国の医師が新型コロナの流行を迅速に抑え込み、旅行、社交や娯楽の集いの場としての都市や町を安全にしてきた、研究と実世界での成果を、共有または報告していません」 。その「成果」を生み出したとされるのは、ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智博士が発見した、抗寄生虫病薬「イベルメクチン」だったのである。提言では、日本での感染者数の増加を「数日以内に抑え込める可能性がきわめて高い」という方法を、こう説明している。
 「イベルメクチンを中心としたプロトコル(手順)にビタミンを加えたものによって、この病気のすべての段階を予防、治療できることが、何十もの査読ずみの研究成果として明らかになっています。この非常に安全、効果的、かつ安価で広く入手可能な薬剤は、ノーベル賞を受賞した優秀な日本人研究者によって、約50年前に世界に与えられたもので、今回のパンデミックにおいて、何十万人もの新型コロナ患者とその家族に救命効果をもたらしたことは、世界的に評価されるべきです。イベルメクチンが広く配られると、プログラム開始後、10日以内に感染者数と死亡者数が劇的に減少します。これはメキシコ、インド、ペルー、ブラジルなどの国々で実際に起きた成果です。(中略)世界の目が東京に向けられているいま、日本のリーダーたるあなた方にとっては、パンデミックから抜け出し、当初意図されたように開催することで五輪の栄光を世界に示すチャンスです」。

 開発者の大村博士は、「米国の救急救命医有志の集まりで、新型コロナの流行が始まった昨年3月ごろから、どの薬が有効か使命感をもって調べ、統計をとってきたFLCCCが、JOCに手紙を送ったとは聞いています」と言い、こう続ける。「FLCCCは昨年夏ごろから、イベルメクチンとビタミンを使用した治療が有効だとして、世界中の国々に推奨しています。たとえばメキシコやペルー、パナマやポルトガルは、FLCCCの提言を受けてイベルメクチンを使用し、感染を鎮静化させました。インドでもイベルメクチンを配布したいくつかの州で、感染者数や死亡者数が急激に減りました。こうした実績をもとに、安心、安全な五輪のためにと推奨したのではないでしょうか」。

 ところが、COVID-19対策北里プロジェクト代表で、北里大学教授兼大村智記念研究所感染制御研究センター長の花木秀明氏は、呆れてこう話すのだ。「FLCCCの提言について、立憲民主党の中島克仁議員が6月11日、衆院厚労委員会でオリパラ事務局に対し、“どのように対応しているのか”と質問しましたが、事務局は文書が届いたことも把握しておらず、放置していたそうです」。ワクチン接種と並行して、イベルメクチンもまた使用すべき理由を、「6月21日までに、計1万8千人を対象に世界中で行われた60の研究解析から、新型コロナの患者に幅広い段階で効果があるとわかっているからです」と語る花木氏に、あらためて、その「効果」を説明してもらおう。

 「FLCCCの発表では、感染後1週間以内の軽症時に服用すれば76%、中等症以降の後期治療でも、46%の有効性が確認され、70%で死亡率も改善しています。さらに85%の予防効果も確認され、実際、インドやペルーでは予防のために服用した州とそうでない州で、感染者数に大きな違いが見られます。インドでは同国出身のWHO女性主任研究者が、SNSでイベルメクチンを使うなと発信し、それを受けて使用を禁じた州がありましたが、結果的に感染者数と死者数が増加し、インド弁護士会が彼女に警告を出す事態になったそうです。FLCCCの提言に“10日以内に感染者数と死亡者数が劇的に減少”とありますが、85%の予防効果を考えれば、非現実的な話ではありません」。その作用機序だが、「大きく分けて三つあります。一つに、ウイルス表面のSタンパクや細胞の受容体ACE2に結合し、ウイルスの細胞内侵入を妨げます。二つ目は、ウイルスタンパクを核内に運ぶ移送物質インポーチン等にも結合し、ウイルスの複製(増殖)を阻害します。最後に、イムノモデュレイターとして免疫を調整することで、炎症や免疫の暴走であるサイトカインストームを抑制し、重症化を防ぎます」。LCCCは、予防には体重60キロなら1回4錠を2~3週間に1回、感染拡大地域では1週間に1回程度の服用を推奨しているという。手軽なのである。「ワクチンは変異ウイルスに対しては効果が低下する可能性もありますが、イベルメクチンは効いています。このような薬を使用することは、感染を抑えて五輪を成功させるためにも、重要ではないでしょうか」(同)。

 ■ 実は保険適用も可能

 現在、イベルメクチンは、日本では抗寄生虫病薬としてしか認可されていないが、医師でもある日本維新の会の梅村聡参院議員が言う。「実は、厚労省もイベルメクチンを、新型コロナ治療薬の一つとして『診療の手引き』に載せており、一般的な認識として、まったく効かない、意味がない、とは考えられないと思います。ただ、安心して使うためにも早く薬事承認してほしい。また昨年4月、厚労省は国民健康保険中央会に、“コロナの治療でイベルメクチンを使用した場合は保険適用してよい”という旨の事務連絡をしています。そのことを、全国の医療機関や医師に早く伝えてほしい。そういう考えから、参院予算委員会で質問しました」。要は、イベルメクチンを厚労省は認めており、保険適用の対象なのだ。ちなみに3月8日、梅村議員の質疑に菅総理は「海外を見てその(イベルメクチンの)選択肢を与えることも、私は大事だと思っています。内部でしっかり検討します」と、前向きに答えたのだが――。梅村議員が続ける。「新型コロナ患者に処方しても保険請求できるという事実を、国保中央会にしたのと同様、全国の自治体や医療機関に周知すべきです。過去に数々の薬害が問題になったこともあり、厚労省が慎重なのはわかりますが、厚労省は監督官庁であると同時に、困っている人に手を差し伸べるという重要な役割も担っています」。すでにイベルメクチンを新型コロナ治療に使っている医師もいる。兵庫県尼崎市の長尾クリニックの長尾和宏院長は、酸素飽和度が低下した患者が自宅療養中に重症化するのを防ぐために飲ませている。「私にとっては、普段から疥癬の治療薬として使っている汎用薬なので、使用に抵抗はありません。疥癬の治療時と同様、成人は1回4錠、高齢者には3錠と年齢を考慮して処方しており、疥癬の治療と同量の処方であれば、副作用の心配もないと思う。効果については、たしかなエビデンスはまだ出ていませんが、私個人としては効くと思っています。田村憲久厚労相も“コロナ患者に処方していい”“その場合、保険適用する”という趣旨の答弁をしている。裁量や責任は医師である私が負い、保険適用で堂々と使っています」。ただし、「使える事実を知らない医師もいる」と長尾院長。福岡記念病院の向野賢治感染制御部長は、「当院ではイベルメクチンを、院内倫理委員会での承認後、今年4月から入院患者に投与しはじめ、自宅療養患者の治療や、濃厚接触者の感染予防のための外来処方もしています」と言って、続ける。「高熱、肺炎で入院した患者十数例に単剤投与を行い、高齢患者を含めて半数はよくなっています。単剤で十分な効果が得られなければ、炎症を抑えるステロイドとアクテムラを併用投与しています。抗ウイルス薬は早期投与が原則ですが、イベルメクチンは感染から少し日が経ってからでも、一定の効果が期待できます。抗ウイルス作用と抗サイトカイン作用という、二つの作用があるためで、肺の炎症が進んでいても、これらの作用で抑えられる可能性がある。海外の多くの研究で効果が示されており、緊急使用を検討してもよいのでは、と考えます」。大阪市のオノダクリニックのおの田徹院長の場合は、「大阪が第4波に見舞われた3月から、PCR検査で陽性と診断された方に対し、既往歴や症状を確認して処方しています。これまで処方したのは19歳から79歳までの方で、自宅療養や宿泊療養の方が中心。多くの患者さんは服用して症状が改善しています。たとえば、38度以上の発熱とのどの痛みがあり、自宅療養していた40代の男性は、炎症反応が高かったのに、服用後2日後には熱も下がり、快方に向かいました」。

 ■ 緊急使用を許可してほしい
 FLCCCの提言以前から、イベルメクチン使用に向けた動きは、国会でも活発化していた。立憲民主党の松原仁衆院議員が言う。

「厚労省が新型コロナ『診療の手引き』で適応外使用を認める、イベルメクチンなど10種の薬剤の緊急使用に関する法案を、6月8日に議員立法で提出しました。私が加わったのは、コロナの診療経験が少ない大島など島嶼(とうしょ)部の有権者から、服用が簡単で常温保存できるイベルメクチンを望む、多くの声が寄せられたから。16日に閉会した通常国会の会期中には成立させられませんでしたが、時間がかかっても可決させる意義は大きいと思います」

 この法案を主導したのは、先に花木氏の談話に登場した中島克仁議員で、医師としてイベルメクチンを処方した経験もあると話す。

 「40年前から世界各国で年間3億人に服用され、副作用がほとんどなく安全性が確立されている。感染初期に自宅待機する人も安心して飲めます。投与してみて、経過がよくなったこと以上に、自宅で医師に相談できず薬は解熱剤程度というなかで、患者さんの不安を取り除く効果も感じました」

 議員立法については、

 「これが求めるのは、薬の承認ではなく緊急使用許可。厚労省はコロナの『診療の手引き』で、事実上使っていいと言っています。つまり1年以上前から、レセプト(診療報酬の明細書)を詳記すれば保険適用の対象ですが、国の健康被害副作用救済制度の対象になっていません。また、一般の医師がガイドラインに沿って使いたくても、販売規制がかかっていて使えないのが現実です。厚労大臣が使用を事実上許可した以上、法的根拠をもって緊急使用を許可し、命を救うための選択肢を広げてほしい、国の救済制度の対象とし、供給確保に努めてほしい、というのが法案の内容です」

 やはり医師でもある、立憲民主党の吉田統彦(つねひこ)衆院議員によれば、

「欧米の多くの国にコンパッショネートユースという制度があります。生命に関わる疾患等を有する患者救済を目的に、代替療法がない場合など、限定的な状況下で未承認薬の使用を認める制度で、未承認の医薬品が、副作用被害救済制度の対象になるケースがほとんどです。米国ならFDA(食品医薬品局)などが判断すれば、未承認薬の使用が可能で、その際、製薬会社でなく医師の意向でも申請できる。日本に同様の制度があれば、イベルメクチンはメルク社が承認申請をしていなくても、承認された薬剤と同等に使えます」

「国民の命と健康を守る」といった言葉をお題目で終わらせないためにも、ここは欧米に倣(なら)うべきだろう。

 だが法案は審議すらされず、中島議員は「憤りを感じる」と語り、効果が確認されながら厚労省が動かない原因は「メルク社の圧力ではないか」と疑う。メルク社とは、イベルメクチンの製造および販売元、米国の大手製薬会社である。

「現在、メルク社は新薬開発に力を入れており、イベルメクチンのように特許が切れている薬は、効果が認められても投資するメリットがない。薬の承認システムは、平時は製薬会社主導でも、有事には既存薬に関しては、国の主導で使えるようにすべきです」(同)

 メルク社の日本法人MSDの広報の説明では、

「メリットがないから生産を増やさないのでなく、科学的に、有効性と安全性のエビデンスが不足し、確実なデータは存在しないと考えているのです」

 だが、同社が開発中の経口薬「モルヌピラビル」を米国政府が「12億ドルで購入」と報じられたばかりである。結果として、治験に協力している東京都医師会の、角田徹副会長によれば、

「もともと疥癬の薬なので、その対象分以上の数をメルク社が卸しておらず、使いたくて注文しても、品薄で手に入りません」

 長尾院長は、「不足したことはない」そうだが、「使っている医師が少ないからではないか」と加える。ともかく厚労省は、コロナへの使用と保険適用を認めるなら、流通量の確保にも努めるべきだ。そのうえで一刻も早く、緊急使用を認めてほしい。梅村議員が言う。

「イベルメクチンは歴史が古い薬で、使えることになればジェネリックのほうが売れると思う。すると先発メーカーは、治験への投資に見合う利益を得られません。ただ、これはどんな薬にも起きうること。緊急使用を認めた場合、国が製薬会社の利益もセットで保障することなども、必要ではないでしょうか」

 メルク社が動かないなら、ジェネリックを、日本でも開発し、海外から輸入する。そういう機動性が「安全、安心」の実現のために、いま求められるのではないか。

 ------(引用ここまで)--------------------------------------------------
 イベルメクチンによる治療が明らかに効果を上げているのに、なぜ正式に承認され、広く使われないのか。それはメルク社の都合というより、新型コロナワクチン・メーカーの利権を守るためでしょう。イベルメクチンで新型コロナが予防・治療できるとなると、重大な健康被害が生じる可能性のあるワクチンを接種する人がいなくなります。そうなるとファイザーやモデルナは困るのです。ちなみにメルク社はワクチン・メーカーでもあり、悪名高いHPVワクチン「ガーダシル」を生産しています。ワクチン・メーカー同士の配慮もあるのでしょう。いずれにせよ、政府も医療業界も製薬会社も、自分たちの利益を上げることが第一であり、患者の命などは二の次、三の次だということです。

 「★阿修羅♪ > 医療崩壊9」の「魑魅魍魎男 日時 2022 年 6 月 07 日」投稿「ミュージシャンASKAさんが、ワクチン被害に対するイベルメクチンの絶大な効果を報告 」。
 ミュージシャンASKAさんが、ワクチン被害に対するイベルメクチンの絶大な効果をツイッターで報告しています。

https://twitter.com/TigerGyroscope/status/1533454706252476416
(“Hope Is Good Medicine”)
ミュージシャンASKAさんの御父様は、イベルメクチンを2週間に1錠(12mg)服用した甲斐あって、壮絶な「ワクチン傷害」から回復を遂げ、2か月後には剣道界に復帰できたとのことです。
(21/12/29,30 22/1/11, 4/19, 5/2,4スレ参照)7:24 AM Jun 5, 2022

https://twitter.com/ASKA_Pop_ASKA/status/1533631760747343872
(ASKA)
イベルメクチンにしつこくて申し訳ない。ある医者の 「イベルメクチンなど効くわけない」に、「もっと勉強してください」 と書いた。失礼は重々承知だった。僕の周りでは偶然でもいい、ほぼ100%の効果を上げていた。知識だけでねじ伏せてくる医者の行為に反発した。知識には上書きが必要です。7:07 PM Jun 5, 2022

https://twitter.com/ASKA_Pop_ASKA/status/1533265992704401408
(同上)
ワクチン2回接種で身体が動かなくなった父は、イベルメクチンで2ヶ月後に回復した。2週間に1錠
(12mg) 先日、血液検査をした。「120歳まで生きますよ」 と、言われた。6:54 PM Jun 4, 2022


https://twitter.com/ASKA_Pop_ASKA/status/1532750121690992640
(同上)
昨日ウチに泊まった剣道の後輩も「ワクチン後遺症」を認めてる。まだまだ頭痛がなくならないとのこと。先日「アンコールツアー」のスタッフから感謝された。みんな飲み続けてくれてるようだ。
8:44 AM Jun 3, 2022
 (関連情報)

 「FLCCCからワクチン症候群の衝撃のデータが出ました (長尾和宏コロナチャンネル)」 
 (拙稿 2022/6/4)
 http://www.asyura2.com/22/iryo9/msg/311.html  

17. 日本人潰しの呼び水[1]
 日本人潰しの呼び水「バブル」真っ只中

 ノリノリで歌っていた歌がフジテレビの医療業界を舞台にしたドラマ「振り返れば奴がいる」の主題歌、、、、クリスマスには山下達郎、、、、ディズニーランドで「悪魔教」のハンドサイン、、、、クロネズミの正体知ってて敢えてやってる奴は同根のお仲間 医療関係従事者というのは立場上「悪魔教」に大変近いわけだいったん「悪魔教」関連業界に足を踏み入れたら足抜けは許されない裏切り者には「死」が待っているわけでジョン・レノンやマイケル・ジャクソンの「死」はその象徴だと認識している。

19. 2022年6月10日

【イベルメクチン】が、コロナ・ウイルスのスパイク・タンパクに働き掛けて、これの作用を停止させ、結果的にウイルスを人の細胞に取り付くのを疎外し、最終的にこれを殺すメカニズムであることは、明確になっている。私の近々にいる青年が、オミクロンに感染、発病し、【イベルメクチン】を自身で購入し服用。僅か2日で完治し、その後の後遺症に相当するものも皆無であると云ってきた。

【イベルメクチン】を服用し、完治するまでの効果について、その治癒までの時間経過を語ってくれた。まず、服用して一日目、漸次酷い咳が、時間と共に潮が引くように、軽減して行き楽になっていった。共に喉の痛みもそれを追うように軽減して行くと同時に、熱も下がって行くのが手に取るように分かったという。つまり、このように、短時間で劇的に症状が軽減していくのを実感したと語ってくれた。やはり二日で完治に至る劇的変化をもたらしてくれることは見事云うほかは無い。緊急薬事承認法が制定されても、塩野義の新薬に付いてのコメントばかりを載せるマスコミは、やはり悪事を働いている。政府は、興和に対しても塩野義と同様の開発補助金を拠出しているのにだ。未だに、これ程の効果のある安全な薬、【イベルメクチン】に触れようともしない。明らかに犯罪である。


 イベルメクチンは寄生虫の抗寄生虫薬。日本の大村智・北里大特別栄誉教授が1970年代、ゴルフ場近くの土壌で採取した菌がもとになり、米製薬企業とともに開発に成功した。当初は家畜の線虫駆除に使われていたが、人間の熱帯病「オンコセルカ症」に効果を発揮することが分かり、アフリカや中南米の多くの人たちを失明から救った。今も世界で年間4億人以上が飲み薬として使っている。大村氏はこうした功績が認められ、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。国内では現在、「ストロメクトール」の名前で、「腸管 糞(ふん) 線虫症」と「 疥(かい)癬(せん) 」という病気に保険適用されている。3割の自己負担なら1回の服用に1000円かからないし(体重70kgの人で計算)、副作用も少ない。このようにイベルメクチンは素晴らしい薬である。この薬が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療に効果があるのなら、とても素晴らしいことであり、同じ日本人としてどんなに誇らしいことか。
 「東京都医師会、イベルメクチン投与を提言 重症化予防で (日経新聞)」 (拙稿 2021/8/28)
 http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/291.html
 「63にのぼる論文のメタ分析で、イベルメクチンの驚異的な治療・予防効果が判明。インドの複数の州はすでにイベルメクチンでパンデミックは完全に終了済。しかし、どの国も一切報じず」
 (阿修羅・てんさい 2021/8/18)
 http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/238.html  

【】
 (「」)大村先生はこれでノーベル生理学・医学賞をもらったんだよ!イベルメクチンは馬と牛にしか効かないとメディアが笑っていたのを覚えていますか? イベルメクチンは1987年以来、人間用として製造されていることをご存知でしたか? 以下は、メディアが伝えていないことです。
 イベルメクチンは馬と牛にしか効かないとメディアが笑っていたのを覚えていますか? イベルメクチンは1987年以来、人間用として製造されていることをご存知でしたか? 以下は、メディアが伝えていないことです。 - mRNA技術によって作られた薬物による損傷を防ぎ、スパイク・プロテインが細胞に入るのを阻止します。もし人が予防接種を受けていれば、イベルメクチンによってすでに受けた損傷を自己治癒することができます。
 C型肝炎の治療においては、有益な効果のみを持ち、有害な影響はありません。実際、細胞に入る前に、すでに血液中のウイルスを破壊しています。
 非常に強い抗炎症作用があり、外傷や整形外科的損傷に強い影響を与え、筋肉を強化し、副腎皮質ステロイドのような副作用はありません。
 関節リウマチ、強直性脊椎炎、線維筋痛症、乾癬、クローン病、アレルギー性鼻炎などの自己免疫疾患を治療します。
 癌患者の免疫レベルを改善し、単純ヘルペスや帯状疱疹を治し、さらに副鼻腔炎や憩室炎の頻度を減らします。
 心臓がうっ血しているときに心臓を保護します。例えば、塞栓症では、組織の破壊が起こらないように必要なエネルギーの生産を刺激するため、心臓の低酸素症を防ぎ、心臓機能を改善します。
 抗寄生虫、抗悪性腫瘍(抗がん)作用があります。がん細胞の増殖や転移を抑制し、健康な細胞を保ち、化学療法の効果を高めると言われています。
 化学療法に耐性を持つがん細胞を死滅させ、腫瘍内で発生する多数の化学療法剤に対する耐性を打ち破り、化学療法および/または抗がん剤と併用することで、これらの治療効果を高める可能性があります。
 細菌とウイルスに対する)抗菌作用があり、免疫力を高めます。
10  中枢神経系に到達し、神経を再生します。
11  グルコース、インスリン代謝、コレステロール値を調整し、肝脂肪を脂肪症に抑えます。
12  予防薬として使用することができ、COVID-19による感染症、入院、死亡率の大幅な減少につながります。
 (via Rael Maitreya)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18037274/
https://x.com/babyd1111229/status/1879488417202913566...
https://x.com/rencahambalkova/status/1878110830408950253...
https://www.facebook.com/photo/?fbid=10225112818228313&set=a.1706717148487

【イベルメクチンが貰える病院の一覧】
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(私論.私見)