尾身発言考その2

 更新日/2020(平成31→5.1栄和改元/栄和2).3.3日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「尾身発言考」をものしておく。

 2011.03.21日 れんだいこ拝


2020(令和2)年



 2021.4.30日、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は、国会で、緊急事態宣言が出されるなど国内で新型コロナウイルス感染症が急激に広がった場合における東京五輪・パラリンピックの開催について、「前もって議論すべき時期にきている」との認識を示し、政府や五輪組織委員会に対して早急に議論するよう要求した。これまで五輪開催に関しては「政府寄り」と見られるコメントを続けてきた尾身会長でしたが、国内で猛威を振るう変異株の拡大と医療のひっ迫状況を背景に、めずらしく強い危機感を示した。国内では、「やっと尾身会長が動いた!」と発言を歓迎する声が広がるなか、海外メディアも「日本のコロナ専門家トップが五輪開催に強い警告を促した!」と速報で報じている。

Japan's top covid adviser urges caution about proceeding with Tokyo Games
 日本のコロナ対策の責任者が東京五輪の開催について強い警告を促した。(米紙ウオール ストリートジャーナル
urge caution:強い警告を促す、注意を迫る
The government's top medical adviser warned that discussions should start soon on how the Games could be held
 政府の医療対策のトップが、五輪開催についての議論を直ちに開始すべきだと警告した。(インドメディア
I think it is time to discuss the Olympics
(五輪について議論すべき時がきた:AFP通信)

 バッハIOC会長も意味深発言?「フレキシブル」の真意は......

 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が、ある「意味深な発言」をしていました。

Thomas Bach said that organisers of the Tokyo 2020 Games postponed by a year due to the coronavirus pandemic have remained flexible
(トーマス・バッハ氏は、1年延期された東京五輪の関係者たちは、今でも「フレキシブル」だと語った:ロイター通信)

 すでに「It is time to discuss」(議論をする時期)を超えて、「It is time to decide」(決断をする時期)にきている?

It is time to discuss about Tokyo 2020(東京五輪について議論をする時期だ)

It is time for us to discuss about Tokyo 2020(我々が東京五輪について議論をする時期だ)

It is time to give up(そろそろあきらめる時だよ)





(私論.私見)