第10章「病気の本質と原因」 |
更新日/2022(平成31.5.1栄和改元/栄和4).1.31日
(れんだいこのショートメッセージ) |
ここで、「」をものしておく。 2011.03.21日 れんだいこ拝 |
今回は、最終章である第10章「病気の本質と原因」の内容を要約して紹介します。 病気に対しての正しい認識と誤った認識、健康を維持するためには具体的にどうしたらいいのかについて説明しています。 後半の「結論」は、第10章に対してではなく、本全体に対して書かれています。
病気の本質と原因現代医療の基本的な主張は、病気を治す薬と病気を防ぐワクチンを使用することで、健康の問題を改善できるということです。 さらに、科学と証拠に基づいている唯一の医療が現代医療であるとも主張されています。 この本、特にこの章では、それが真実から遠く離れていることを主張しています。 現代医療は、17世紀〜18世紀の科学の進歩によって誕生し、19世紀後半に医学的に重要な発見がたくさんあったとされています。 特に重要とされている発見は、 ●さまざまな細菌の発見 です。 この中には、1930年代の電子顕微鏡の発明で、科学者は以前よりもさらに小さな構造を見ることができるようになったことから、「ウイルス」として知られるようになった粒子を発見したことも含まれます。 その後も医学は進歩し、21世紀の現在、診断、治療、実験室ベースの研究などの目的のために、ますます進んだテクノロジーの医療機器の開発がされています。 にもかかわらず、現代医療により根絶された(と言われている)疾患は、天然痘のみです。 第4章「感染症神話」で説明したように、天然痘の原因は虐殺、貧困、飢餓、暴力、過酷な労働環境、毒物への曝露であり、ウイルスではありません。 したがって、天然痘の根絶は現代医療の功績とは言えません。 現代医療の基盤になっている考えは「病原菌理論」であり、現代医療はこの誤った理論に固執しているために、病気の根絶に失敗してきています。 ※この本で言及されている現代医療の失敗は病気についてであり、緊急処置や身体的損傷のための外科手術には適用されません。 ![]() 医薬品とワクチンの化学成分のほとんどは、本質的に人体に毒性があります。 特に意図的に毒性を持たせている医薬品は、抗生物質、抗ウイルス剤、抗がん剤です。 その毒性により、細菌とウイルス、がん細胞を殺すように作られているためです。 毒が健康を維持、または回復させることができるという考えは、全く根拠がありません。 体を毒して健康に戻すことは不可能です。 医薬品の使用やワクチン接種ですぐに副作用が確認できなかったとしても、それは体内に蓄積することで中毒や損傷を引き起こす可能性があります。 体の自然な状態である健康を回復し維持することができるのは体だけです。 現代医療が病気の原因について誤った認識を持っている以上、人々の健康は改善していくどころか悪化されていきます。
病気の性質について、現代医療の認識、代替医療の認識、その他の認識について見ていきます。 現代医療の認識 ![]() 現代医療は、病気を「特定の原因と、認識可能な徴候や症状を伴う障害」と定義しています。 ここで言う「特定の原因」とは、知られているものと知られていないもの両方を含みます。 病気の性質に対する現代医療の理解のレベルが低いというのが、この本の核となる主張です。 この主張は間違いなく物議を醸すと思われますが、これは多くの医療機関の声明によっても裏付けられています。 例えば、第7章「非感染症」では、主要な非感染性疾患の正確な原因が不明であるだけでなく、これらの疾患の多くの側面が十分に理解されていないことを、現代医療自身も認めていることを明らかにしています。 さらに、感染症についても「ちゃんと理解している」と主張されていますが、第3章「病原菌理論の虚偽」では、この主張の多くの異常と矛盾の存在を明らかにし、これらの病気の多くの側面も十分に理解されていないことを説明しました。 先ほど示した現代医療の重要な発見の3つ、 ●さまざまな細菌の発見 に加え、 ●人体は機械のようなもので、自己治癒力はそこまで持ち合わせていない という大まかに5つの理念が、現代医療の基盤となっています。 「医学は時とともに、また、行われる実験の数とともに進歩している。」と一般的には考えられているかもしれませんが、これは誤りです。 現代医療の根本にある理念が正されない限り、その中でいくら実験を行っても、不十分な理解を埋めることはできません。 病気の診断 病気はその兆候と症状によって診断可能であると主張されていますが、多くの病気、特に感染性と呼ばれる病気は、別の病名でも同じような症状を示すことがよくあります。 ●発熱 など。 現代医療では「症状がなくなった=病気に勝った」を意味し、症状を緩和する医薬品の投与が治療のメインとなっています。 投与した医薬品が効果を示さなかった場合、症状のみから出した診断が間違っている可能性があるため、より適切な診断をするために検査をすることがあります。 この検査は、血液、尿、糞便、病変部位サンプルを使用することが一般的ですが、検査のやり方は以下のようなパターンがあります。 ●電子顕微鏡での観察 染色剤や固定剤として使用される化学物質は、組織サンプルの構造を変えてしまうものもあります。 その時点で、その組織は明らかに生きてはいません。 さらに人体から取り出された病変組織は、人体のように細菌がたくさん存在する環境とは全く異なる無菌環境に置かれます。 第3章「病原菌理論の虚偽」でも説明したように、ほとんどの研究者は、このような実験手順が研究対象のサンプルにどの程度影響するかについてほとんど気に留めていません。 これは現代医療が人体を「機械のようなもの」と捉える考え方に起因しています。 各疾患は、その症状が起こる部位により特定でき、同じ病名を診断されている患者は同じ症状を示す、医薬品の効き方も同じ、という考え方になります。 しかし、現実はこうではありません。 病気の重症度や、医薬品やワクチンに対する反応も個人差があります。 ブルース・リプトン博士の著書「生物学の信念」では、生細胞が、置かれている環境に反応する事について触れています。
病気と環境の関連性については、現代医療でも認識していますが、それは外部環境に焦点が当てられています。 ブルース・リプトン博士の実験での観察は、内部環境も考慮されています。 多形性として知られる現象で、細菌は環境の変化に応じてそれらの形を変える能力を持ちます。 現代医療の病気の認識の矛盾 「オッカムの剃刀(かみそり)」とは、
とする指針のことで、14世紀の哲学者・神学者のオッカムが多用した哲学です。 病気についての様々な原因について考える際もこの哲学を適用することができます。 「仮定の数が最も少ない最も単純なものが、正しい可能性が最も高い」ということになります。 現代医学を例にすると、 「病気」は、体の異常、または体が適切に機能しないことを指しています。 この説明は単純に見えますが、現代医学は病気を感染症と非感染症の2つに分類し、感染症は、 ●病原体が体に侵入し起こる と、矛盾の多い説明がされています。 さらに、現代医学は以下のことも説明ができていません。 ●微生物が病気を引き起こすことができるメカニズム ![]() 現代医学は、非感染症については理解が乏しいことは認めていますが、そこには多くの仮定が存在します。 そのうちの一つは、遺伝的要因が、非感染症の発症、死亡リスクを高める上で重要な要因であるということです。 例えば、「がん家系」や「がんに罹りやすい遺伝子を持っている」という考えです。 しかし、これは事実ではありません。 遺伝子が決定因子であるという考えは、ヒトゲノムプロジェクトによって根拠がないことが証明されています。 遺伝的要因が人の健康状態を決定するという考えは、エピジェネティクスの分野での研究によっても反証されています。 過去10年間の研究で、遺伝子を介して受け継がれるDNAの塩基配列は、誕生時に具体的に設定されていないことがわかっています。 したがって、遺伝子は運命ではありません。 非感染性疾患の原因は、複数に渡ります。詳しくは、第7章「非感染症」で説明しています。 にもかかわらず、WHOは現在も「遺伝的要因が非感染症疾患の発症リスクに起因する」という姿勢を貫いています。 多発性疾患・合併症の治療 ![]() 患者が複数の疾患を併発している状態、合併症や多発性疾患と言われる状態は、世界中で劇的に増加しています。 現代医療では、多発性疾患の患者に複数の疾患に対する複数の医薬品を処方します。 多剤併用と呼ばれるこの治療法は、それぞれの薬にそれぞれの副作用があることから、副作用の発生率が高くなっていることが報告されています。 認可を受けている医薬品は、有効性、安全性、副作用についてのテストを受けていますが、これは多発性疾患のケースを想定しては行われていません。 つまり、処方された複数の薬が、同時の服用でどういう作用を示すのかはわからない状態です。 代替治療では 現代医療、西洋医療以外の医療である代替医療は、現代医療支持者に「邪道」「偽医療」と呼ばれ、見下されている風潮があります。 多くの代替医療では、天然の物質を薬とし治療します。 これは毒性化学物質を薬とする現代医療よりも好ましく見えるかもしれませんが、実は代替医療の基盤も現代医療と同じく「病原菌理論」(第3章参照)です。 欠陥のある理論に基づく治療法には限界があります。 しかしながら、代替医療の中には、現在主流になっている理論と異なる理論に基づき、異なるアプローチをするものがいくつかあります。 現代医療と正反対の立場をとる医療 ![]() その中で一番注目したいのは、19世紀に開発された「ナチュラルハイジーン」です。 数人の医師によって提唱された代替治療であるナチュラルハイジーンは、現代医学の「毒を薬にする」という治療法と反対の立場を取りました。 ●病気は、体を攻撃する現象ではなく、毒と戦っている現象である。 この新しい理論の信憑性は、嘔吐と下痢という2つの症状を参照することで証明できます。 現代医療の観点では、嘔吐と下痢は病原菌に起因していると捉えます。 しかし、病原菌がこれらの症状を引き起こすメカニズムは説明されておらず、嘔吐と下痢に軽症〜重症まで度合いの差があることも説明できません。 「ナチュラルハイジーン」という本の著者ハーバート・シェルトンは、嘔吐・下痢を、
と説明します。 有毒物質が体に侵入する経路は、経口摂取に加え、 ●吸入 もあります。 毒素が体内に入る経路によって、影響を受ける組織や臓器が異なり、体がそれを排出するための反応も異なります。 例えば、吸入された毒素を排出するために体は、喘息などの呼吸器の疾患に典型的な症状である、くしゃみや咳などの反応を示します。 人々が日常的にさらされている複数種類の有害物質とその組み合わせ、その影響は非常にたくさんあり多種多様な反応で現れます。 例えば、ダイオキシンなどの有毒物質は生体内蓄積するため、排出がより困難です。 しかし、これは体がこの毒素を排出する力がないことを意味するものではありません。 それどころか、体は多くの自己防衛機構を持っています。 有毒物質の蓄積が生命の脅威になるくらいのレベルに達すると、体はそれ排出するために激しい努力をし、発熱、くしゃみ、咳、嘔吐、下痢など、急性症状として現れます。 これは、有害な物質や影響に抵抗、排出、損傷の修復、生体組織や臓器の大変重要な作用であると言えます。 体が有害物質を排出すると、症状は和らぎ、その後なくなります。 しかし、症状がなくなったからといって、すべての有毒物質が体から排除されたとは言えません。 蓄積された毒素を排出するための体の努力は、生物が生きている限り続きます。 したがって、体内に蓄積された毒素の量が多いほど、それを排出するために必要な労力が大きくなることは明らかです。 残念ながら、現代医療はこの重要な反応を、薬を使用して治癒する必要があると解釈します。 しかし、ほとんどすべての医薬品は必然的に毒性を持つため体はそれも排出しようとし、現代医療はそれを「新しい症状」として認識、さらなる医薬品での治療が必要と捉えます。 これは、発熱、くしゃみ、咳、嘔吐、下痢など、急性症状から慢性疾患に移行するという悪循環を生むだけです。 慢性疾患の症状は、体が「損傷からの保護」「損傷の修復」「健康な状態への回復」に向けて努力している表れです。 慢性疾患の症状が悪化していくということは、体が適切に機能する能力の崩壊を示しています。 例えば、心血管疾患は、心血管系の機能障害を表す慢性疾患です。 慢性疾患に関連する症状に、「炎症」があります。 炎症は、損傷に対する体の反応であると認められていますが、現代医療によって多くの慢性疾患の主な原因であると誤って認識されています。 そのため現代医療では、「抗炎症薬で抑制する必要がある深刻な症状」と主張されています。 炎症は、怪我や傷に対する体の反応であることに加えて、体が損傷を修復するメカニズムの1つでもあります。 ハーバート・シェルトンは「炎症=是正措置」と表現しています。 怪我と病気の両方における炎症の目的は、血液の供給の増加を通じて、患部に修復材料を提供することです。 損傷が修復されると、血液供給は正常に戻り、炎症は止まります。 炎症の継続的な存在は、損傷が完全に修復されていないことを示します。 医薬品の主な目的は、 ●病変組織を殺す です。 「殺す」という目的のために、故意に毒性を持たせてあります。 この毒性にもかかわらず、「医薬品は健康を回復させる能力がある」と信じられています。 これは化学物質が主成分の医薬品だけでなく、天然の薬にも同じことが言えるということに注意が必要です。 体の不調を治癒するのは、薬ではなく、体の自然治癒力です。 ナチュラルハイジーンの理念をまとめると、
現代医療の病気の説明に比べ、非常にシンプルです。(オッカムの剃刀の基準に当てはまります。) 現代医療がラベル付けする病名で、同じ病名なのに症状が異なったり重症度が異なるという現象は、「人々が同じ病気を患っていない」という説明ができます。 体内の内部環境の違いが、この差につながります。 酸化ストレスとフリーラジカル ナチュラルハイジーンという新しい考え方では、個々の病気の実態は存在しません。 様々な症状として現れる不調は、体の正常な機能の混乱です。 すべての病気に共通している原因、それは「酸化ストレス」です。 フリーラジカルは、細胞代謝を含む体の通常のプロセスによって生成されます。 しかし、これらの分子は不対電子を持っているため、抗酸化物質によって還元されない場合、反応性が高く、周囲の細胞に深刻な損傷を与える可能性があるため潜在的に危険です。 体内に酸化ストレスが見られるということは、フリーラジカルの生成が過剰になっているということです。 過剰なフリーラジカルにより引き起こされる酸化ストレスは、非感染性疾患の発症に関わっています。 フリーラジカル損傷の結果として発生する可能性がある現象は、 酸化ストレス➡︎炎症➡︎ミトコンドリアの変化・ミトコンドリアの機能障害 です。 悪性の腫瘍細胞は通常、不均衡な酸化還元状態を持っています。 酸化ストレスが非感染性疾患に関連していることはわかっていますが、感染症にも関連しているという認識があります。 現代医療の説明する、「フリーラジカルの機能の1つは、病原性微生物による攻撃から体を守ることである」という主張は、明らかに誤りです。 仮にこの主張が正しいとすれば、侵入した病原性微生物はフリーラジカルにより殺されるため、酸化ストレスも感染も起こらないはずです。 その前に微生物が感染症の原因という前提からして誤っています。 「生体異物」とは、生体に通常存在しない化学物質で、生体に障害を与える可能性のある物質のことを言います。 医薬品も生体異物に含まれ、この分類は現代医療によっても認められています。 これは、医薬品に毒性があり、体から排出する必要がある「外来化合物」として認識するという主張をさらに裏付けるものです。 医薬品が有害であるという主張は、すべての毒素が損傷を引き起こすのと同じメカニズムを生み出すという認識によっても裏付けられています。 言い換えれば、医薬品はフリーラジカルの生成を促進します。 人体には、抗酸化物質を生成することによって酸化ストレスに対抗する、いくつかのメカニズムがあります。 このメカニズムが適切に機能するためには、抗酸化作用のある食事を摂る、EMF(電磁波)や化学物質、重金属など有害物質を避けるなどの対策が必要になります。
2018年2月のWHOのファクトシートには、次のように記載されています。
世界の大多数の人口の健康データ収集システムが不十分であると認められている国が存在する事実を考慮すると、これは非常に大胆な主張です。 WHOの懸念は、ファクトシートに記載されているように、運動不足が非感染性疾患の発症と死亡リスク要因になるという考えに基づいています。 酸化ストレスがあらゆる病気の根底にあるということは、前述しました。 運動不足が酸化ストレスや非感染性疾患を引き起こすということは、証明されていません。 にもかかわらず、現代医療は運動量の増加による健康上の利益を強調します。 もちろん適度な運動、フィットネスは健康に有益です。 現代医療の主張は、誤解を招く可能性があるということを指摘する必要があります。 最も一般的な非感染性疾患である「心血管疾患」により、死亡するアスリートの症例数が実証しています。 これらの疾患で亡くなったアスリートの多くは、20〜30代と若く、「スポーツ関連の突然死」として扱われています。 スポーツ関連の突然死率は、エリートアスリートの方がより高くなっています。 ここで重要なのは、「心臓は電気的に機能する」ということです。 心臓には、心拍の速度とリズムを制御する電気システムがあります。 心臓の電気系統に問題があると、不整脈と呼ばれる不規則な心拍が発生する可能性があります。 心臓に異常があったわけでもなく、しかも若くて健康で活発なアスリートが突然死してしまう現象は、現代医療と反対の立場をとる医療によって説明することができます。 激しい運動は、フリーラジカルの生成と脂質過酸化を劇的に増加させます。 これにより酸化ストレスと損傷が生じます。 これを防ぐために、抗酸化作用のある食事を摂ることが重要ですが、エリートアスリートを含め、これを認識している人は多くありません。 重要なのは抗酸化物質の摂取だけではありません。 もう1つの非常に重要な栄養素はマグネシウムであり、その欠乏は心臓の問題にも関連しています。 マグネシウム欠乏症は、健康な成人に心臓突然死を引き起こす可能性があります。
現代医療では、「病気などの体調不良を引き起こす原因はたくさんある」と主張しています。 現代医療の主張する病気の原因と危険因子は、以下の通りです。
●生物学的要因(細菌、ウイルス、寄生虫など) 非感染性疾患と呼ばれる病気の危険因子 ●遺伝的要因 「原因」と「危険因子」で分けられているのは、現代医療の認識の低さを表しています。 危険因子はリスクファクターとも呼ばれ、「原因になる可能性」を示唆している単語です。 結局、原因になるかはわからないということです。 しかし、この「かもしれない」という可能性のため、マラリアの原因になる蚊を殺すための殺虫剤の散布など、不適切な対策が行われています。 ナチュラルハイジーンによると、体が適切に機能する能力の崩壊は有害物質への曝露によって引き起こされますが、体にはそれ自体を保護できる固有のメカニズムもあると主張されます。 しかし、有害物質への曝露レベルが許容量を超えると、このメカニズムが適切に機能して体を保護する能力が損なわれる可能性があります。 これはまさに、世界人口の大多数が現在直面している苦境です。 ただし、この状況を改善することは可能です。 改善するためには、正しい情報を持つ必要があります。 改善するための対策として、有害物質を避けることは基本です。 さらに、有益であるか害であるかに関係なく、人の健康に影響を与える要因について知っておく必要があります。 この要因を大きく4つに分類すると、 1、栄養 となります。 1、栄養 現代医学は、栄養が重要であることを認めていますが、栄養に対するその重要性についての理解が不十分です。 オックスフォード医学辞典には、栄養素を以下のように説明しています。
この定義は、栄養について現代医療の誤った考えの1つを浮き彫りにしています。 それは、食物の主な目的が体に「エネルギー」を提供することであるということです。 エネルギー摂取量、つまりカロリーに焦点を当てた食事は、「健康的な食事」というわけではなく、「良い栄養」を表すものでもありません。 肥満の原因が摂取カロリーと消費カロリーの不均衡から来ているという考えから、バランスの取れたカロリー摂取を推奨していると思われます。 肥満は体脂肪の蓄積の結果とされていますが、体脂肪はカロリーの過剰摂取の結果としてのみ蓄積するわけではありません。 それは、消費される食品の品質と密接に因果関係があります。 WHOファクトシートでは、
と述べていますが、これらの疾患はカロリーの過剰摂取によって引き起こされるものではありません。 ナチュラルハイジーンでは、これらが、
と主張しています。 現代医療がカロリーに注目する理由は、「人体は機械のようなもの」「人の食事は車のガソリンのようなもの」という考え方に由来します。 ![]() これは誤りであり、人体は機械とはまったく類似していない生物です。 食べることの目的は、エネルギーの生成だけでなく、すべてのプロセスをサポートするために必要な材料を体に提供することです。 したがって、食品には栄養素という体に必要な物質が含まれている必要があります。 「ナチュラルハイジーン」のハーバート・シェルトンは以下のように説明しています。
逆に言うと、体が利用できない物質は、栄養素ではないということです。 体が利用できない物質は「毒」と見なされます。 WHOは、優れた栄養を「健康の基礎」と呼んでいますが、この理念を政策に生かすことはできていません。 その理由の一つは、化学、製薬、食品業界の既得権益の影響によるものであり、栄養の真の意味に対する国民の意識の高まりによって収益性が脅かされることになるためです。 さらに、一般的な医療従事者は、「栄養を重視する=非科学的、医師ではなく栄養士の領域」と見なす傾向があり、栄養についての理解を深めることに消極的です。 医学部のカリキュラムに栄養コースが事実上ないことも、拍車をかけています。 しかし、栄養を理解することは、人間の健康を理解するための基本であります。 体が比較的大量に必要とする栄養素は、以下の3つに分けられます。 ●炭水化物 比較的少量で必要とされる栄養素は、以下の2つです。 ●ビタミン 炭水化物 炭水化物には、でんぷん、砂糖、繊維などがあり、さまざまな食品に含まれています。 ほとんどの炭水化物は消化過程で分解されて糖に変換され、体の主なエネルギー源となります。 この糖の主な種類はブドウ糖で、体に応じて使用、または保存されます。 糖質は炭水化物の一種ですが、すべてが同じではなく、体によって同じように処理されるわけでもありません。 ただし、炭水化物をブドウ糖に変換し血流に放出するプロセスは、体の自己調節メカニズムによって厳密に制御されていることを強調することが重要です。 しかし、これらのメカニズムは、特定の炭水化物、特に精製された炭水化物と糖の消費によって乱される可能性があります。 ショ糖や精製糖は、加工食品の一般的な成分であり、糖尿病を含む多くの病気に関連付けられている製造された物質です。 ショ糖の消費は、体の通常の制御メカニズムを混乱させ、血流に放出される糖のレベルを急上昇させます。 この糖レベルの急増は、酸化ストレスや損傷につながる可能性のあるフリーラジカルの生成を増加させることが広く認識されています。 これは、糖尿病を含むほとんどの慢性的な健康問題に共通する根本的なメカニズムです。 ここではショ糖と精製糖について述べており、野菜や果物、穀物に含まれる糖には適応されないということをご理解ください。 カロリー摂取量を減らし体重増加を防ぐというのは、栄養価ではなく食品の発熱量に誤って焦点を当てているもう1つの例です。 でんぷんベースの食品が有益か害かという問題は、それらが精製されているかどうかで決まります。 穀物の精製は、ほとんどの場合、栄養価がほとんど残っていない状態まで精製します。 小麦などの多くの精製穀物やパンなどは、製造処理中に失われた栄養素を置き換えるために特定の栄養素を添加します。 しかし、個々の栄養素を添加し強化しても栄養価は改善されません。 ほとんどの精製プロセスでは、繊維も取り除かれます。 適切な消化に重要な繊維が消失することも、精製の弊害です。 タンパク質 タンパク質はアミノ酸で構成されており、その一部は体内で合成されますが、必須アミノ酸と呼ばれるものは体内で合成されないため、食事から摂取する必要があります。 肉や乳製品などの動物性食品は豊富なタンパク質源であり、体の主要なタンパク質源であると考えられています。 動物性食品を避ける食生活ではタンパク質が不足すると主張されていますが、これは誤った主張です。 アメリカの生化学者トーマス・コリン・キャンベルの「チャイナ・スタディー」という本では、
と述べています。 脂肪 脂肪はカロリーが高いことで有名ですが、食事の重要な要素です。 しかし、他の主要栄養素と同様に、脂肪も誤解を招く情報の対象となっており、その中で最も重要なものは、脂肪の摂取、コレステロール値の上昇、健康へのリスクの増加に関連しています。 「善玉」と「悪玉」コレステロールについての誤った考えは第1章「病気の処方薬」でも説明しましたが、コレステロールは体の機能の多くに不可欠であり、体のコレステロールのほとんどは肝臓によって生成されることを繰り返し述べなければなりません。 高コレステロール値に関連すると主張されている健康上の問題は、「悪玉」コレステロールではなく、酸化コレステロールが原因であることを繰り返すことも重要です。 ラッセル・ブレイロック博士の2006年の著書「健康と栄養の秘密」で、
と記述されています。 LDLコレステロールが「悪玉コレステロール」と呼ばれるようになった理由は、HDLコレステロールよりも酸化しやすいからです。 最も不健康な種類の脂肪は、水素化脂肪と工業的に生産されたトランス脂肪酸です。 これらの脂肪は、WHOのファクトシートにも「健康的な食事の一部ではないため、避ける必要がある」と示されています。 トランス脂肪酸は、工業的に生産された加工食品にのみ含まれています。 したがって、トランス脂肪酸を避けることは簡単です。 WHOファクトシートはまた、動物性食品に見られる飽和脂肪の摂取を減らすことも推奨しています。 飽和脂肪の削減のために提案された方法には、全脂肪乳製品を低脂肪乳に置き換えることが含まれます。 しかし、脂肪含有量の除去には追加の処理が必要であり、全体的な栄養含有量がさらに減少するため、これは必ずしも健康的な対処ではありません。 飽和脂肪の摂取量を減らすことができる別の提案された方法は、バター、ラード、ギーなどの飽和脂肪を、大豆、菜種、ベニバナ、ひまわり油などの多価不飽和脂肪に置き換えることです。 しかし、これも必ずしも健康的ではありません。 これらの植物油のいくつかは遺伝子組換え作物から生産されています。(特に大豆) さらにこれらの油は、しばしば、油の抽出時に作物を有害な化学物質にさらす工業プロセスによって生産されます。 食用油の製造は、必ずしも遺伝子組み換え作物や有害な化学物質を使用しなければいけないわけではありません。 コールドプレスは、オリーブオイルやココナッツオイルなどの油を製造するために一般的に使用される方法で、より健康的です。 ビタミン・ミネラル ビタミンやミネラルといった微量栄養素の重要な役割の1つは、病気の状態において抗酸化物質として作用し、酸化ストレスとそれにより生じるフリーラジカルの損傷から体を保護することです。 ●ビタミンA などが抗酸化物質として知られていますが、あまり知られていない抗酸化物質として、 ●ビタミンD などもあります。 それ以外にも5000種類を超える植物由来のフラボノイドなど、各抗酸化物質は細胞や組織の異なる場所で作用し、すべての抗酸化物質が体にとって重要であります。 ![]() 現代医療の重大な間違いは、単一の栄養素の欠乏が特定の健康問題につながる可能性があるという考えです。 例を挙げると、WHOのウェブサイトには、以下のような主張があります。
この他にも、壊血病は重度のビタミンC欠乏症が原因と言われていますが、壊血病は重度の抗酸化物質の欠乏で、酸化ストレスとフリーラジカルによる損傷から生じる状態です。 食品には栄養素の複雑な混合物が含まれています。 つまり、欠乏症は、単一の栄養素の欠乏だけが原因ということはあり得ないことになります。 現代の食生活で増えている加工食品には、微量栄養素が不足していることは指摘されています。 そしてこの問題は、その不足している微量栄養素を栄養補助食品で解決できるという考えにつながっています。 特定の栄養素の不足が確認できたとしても、実験室で合成された化合物では問題を解決することはできません。 栄養補助食品業界は、合成化学物質が食品に自然に存在する栄養素と「化学的組成は同一」であるという理由で合成化学物質の使用を正当化していますが、これはひどく誤解を招く恐れがあります。 ビタミンサプリメントがいい例です。 サプリメントに含まれるほとんどのビタミンは、石油誘導体、または硬化糖から製造・加工されています。 化学組成的に類似していても、製造されたサプリメントのビタミンは食品に含まれるものと構造的に異なります。 さらに重要な事実は、食品中のビタミンには、栄養素を体の細胞に吸収するために必要な「他の要素」が常に付随していますが、サプリメントにはまったく含まれていないということです。 したがって、サプリメントに含まれるビタミンは、不完全な栄養素です。 分離されていて、食品に由来しないビタミンは、たとえ構造的に酷似していても天然のビタミンとは別物になります。 ![]()
ミネラルが効果的に機能するためには、他の要素の存在も必要です。 例えば、カルシウムとマグネシウムのバランスの関係です。 カルシウムは健康な骨に不可欠であることが知られていますが、NHS(イギリス健康保険サービス)のウェブページ「強い骨のための食品」に示されているように、その有効性にはビタミンDの存在も必要です。
しかし、十分なカルシウムとビタミンDを摂取していても、骨がカルシウムを吸収するには適切な量のマグネシウムも必要です。 現代の食事は加工食品の普及でマグネシウムが欠乏しやすい状況にあり、カルシウムは十分に摂取できているのにもかかわらず骨に吸収されにくく、血中にカルシウムが蓄積し腎臓結石を引き起こしやすくなっています。 ![]()
という記載がありますが、これは緊急に改訂する必要があります。 フッ化物、鉛、カドミウム、水銀が単なる「潜在的な」毒素ではなく、すべて明確な毒素であることを示す証拠がたくさん存在します。 これらはどんな用量であれ「有益な作用を持っている可能性」はありません。 現代医学が人体だけでなく、栄養素も断片的に捉える考え方は、様々な栄養素がその種類と量と組み合わせにより相乗効果を持ち、人の健康に有益な作用を働くという事実を理解していません。
ヒポクラテスによる「食べ物を薬とせよ。」という勧めに基づくもう1つの誤解を招く考えは、特定の食品には「薬効がある」という考えです。 例えば、一部の食品は「天然抗生物質」であると主張されています。 しかし、これは誤った主張です。 人体には何兆もの細菌が自然に住み着いており、そのほとんどは消化器系に存在し、そこで消化プロセスを助けます。 これは、本物の食品が細菌を殺さないことを意味するだけでなく、細菌を殺す物質を「食品」と呼ぶことができないことを意味します。 健康に特に有益であると主張されている食品もありますが、食品は「薬」としては機能しません。 ハーバート・シェルトンが述べているように、
治癒は、体によってのみ実行される生物学的プロセスであり、その生来の自己治癒メカニズムは、食品から得られる栄養素によってサポートされています。 通常は食品として消費されない、または栄養価のない物質は、「食品」とは言えません。それらは、正確には「毒」と見なされます。 本物の食品は本質的に安全ですが、有毒物質によって汚染されている場合は有毒です。 汚染がなかったとしても、食べ過ぎ、過剰摂取で問題を引き起こすことがあります。 この問題には、痛みや不快感が含まれる場合があります。 これらは、過度に拡張された消化器系がすでに消費された食物を処理できるように、「食べることをやめなさい。」という体の信号です。 これらの症状を、大量の摂取により食品が「毒」になったことを意味すると解釈するのは不適切です。
以上のことと、ナチュラルハイジーンの考え方から提唱したいことは、以下の通りです。
この記事は、毒素が一部の細菌によってのみ生成されることを認めていますが、この後の記述で認識の低さを明らかにしています。
現代医学では、特に人体の中で病気を引き起こすことを唯一の目的として、どんな細菌も「毒」を生み出すという誤った考えをベースにしているため、この考えに固執し続けている限りこの謎は解けません。 「ウイルス」という単語は、もともとラテン語で「毒」を意味する単語でした。 しかし現在は「病原体であるウイルス」という解釈に変わっています。 ウイルスと呼ばれる粒子は、タンパク質コーティング内の遺伝物質の断片であり、「生きている」または「感染性」としての説明を正当化するために必要な特性を備えていません。 細菌、ウイルス、またはその他の病原体が病気の原因であると主張する理論には、多くの認識の低さ、多くの異常や矛盾が含まれていることが示されています。 にもかかわらず、医療機関が「病原菌理論」を順守し続ける理由の1つは、既得権益、特に「有毒物質」を生産、使用、排出する業界を支配する利害関係者の影響と関係しています。 多数の病気の責任をいわゆる「病原性微生物」になすりつけることは、危険な製造活動や製品から注意をそらすため、これらの産業にとって明らかに大きな利益になります。 しかし実際は、有毒物質の危険に継続的にさらされることが、人間の健康に本当の脅威をもたらすだけでなく、すべての生物の生命を危険にさらします。 有毒物質の有害性についても認識はしている現代医療ですが、その認識はパラケルススの誤謬、
という理念に基づいているため、問題を悪化させています。 ハーバート・シェルトンの1968年の記事「毒とは何か」で、
と示しているように、物質の投与量ではその基本的な性質を決定することはできません。 しかし、毒の投与量は、それが引き起こす害の程度を決定します。 低用量の有毒物質は害を及ぼすようには見えないかもしれませんが、これは害が発生していないことを意味するものではありません。 低用量で害が見られない理由の1つは、毒素を排出して損傷を修復する体の能力によるものです。 しかしこれは、その物質が「低用量なら安全である」と見なすことができるという意味ではありません。 有毒物質によって引き起こされる害の程度は、その物質にさらされた個々の人の健康状態にも依存します。 これは、人体を機械的なものとして見る現代医学に無視されている事実です。 しかし、この現代医学の見方には致命的な欠陥があります。 それは、体の本来の「自己保護」「自己治癒」の機能の存在を認めることができないためです。 それはまた、健康状態、および毒素の既存の身体的負担に関して、個人差があるということを無視します。 さらに、「ほとんどすべての物質」が毒として作用する可能性があるという考えは、本質的に毒性があり、したがってすべての生物にとって有害な物質と、本質的に毒性ではないが、それでも一部の生物に悪影響を与える可能性がある物質を区別できません。 ヒ素と柑橘系の果物の比較を例として説明できます。 天然に存在する物質であるヒ素は本質的に毒性があるため、猫、犬、ウサギ、人間を含むすべての生物に害を及ぼします。 ヒ素が生物の種類ごとに引き起こす害の程度は、猫、犬、ウサギ、人間のいずれであっても、曝露レベルと、この特定の毒素を排出し、どれだけ損傷を修復できるかの個体差の能力、個々の健康状態により決まります。 柑橘系の果物は本質的に有毒ではありません。 それらは人間にとって非常に適した食品ですが、猫、犬、ウサギは忍容性が低く、「有毒」とさえ見なされています。 これは、それぞれの動物の種により消化器系内の解剖学的、および生理学的に違いがあるためです。 食品の過剰摂取による体調不良は、その食品に毒性があるという意味ではありません。 単に消化能力以上の食物が体内に入ってきた際の反応です。 さらに、先ほど説明したカルシウムとマグネシウムの例では、マグネシウムが不足しやすいことがわかりました。 マグネシウム欠乏という体内に存在するべき物質が適量ではないという状態において、「マグネシウムに毒性がある」ということにはなりません。 本当に問題にすべき有毒物質は、第6章「地球の汚染・科学の失敗」で説明したように、化学工業で合成された化学物質や化合物の大部分、地下深くから地表に運ばれた多くの天然に存在する物質が含まれます。 これらの物質は、生命を維持する人体の生化学的プロセスと両立しません。 これは、それらがいかなる用量、または曝露レベルでも摂取、吸入、注射、またはその他の方法で体内に吸収されるべきではないことを意味します。 有毒物質により害の程度は様々ですが、ほとんどの有毒物質が害を引き起こすメカニズムは、酸化ストレスを誘発して損傷を引き起こすフリーラジカルの生成によるため、それらは細胞レベルで損傷を引き起こし、ひいては組織や臓器に損傷を与えます。 人体は、定期的にさらされる大量の有毒物質に対して無防備ではありません。 それどころか、体は解毒という毒素の除去のための器官とシステムを持っています。 解毒に重要な役割を果たす最も重要な器官は、肝臓です。 有毒物質の解毒に重要な役割を果たすと同時に、その性質から、病気にかかりやすい部位でもあります。 ●肝炎 など。 これらの疾患の一般的な症状、特に嘔吐や下痢によって示されるように、これらは「有毒物質」を排出するための体の努力を表しています。 有毒物質は肝臓に損傷を与える可能性がありますが、「肝臓の再生」というタイトルの2007年の記事で示されているように、体はこの重要な臓器を再生する能力も持っています。
毒素を排出し、肝臓を再生する能力は、人体が有毒物質への特定のレベルの曝露に耐えることができる理由の2つです。 しかし、体の「自己保護」「自己治癒」のメカニズムは、生命を脅かす可能性のあるシアン化物などの非常に有毒な物質の単回投与、曝露によって損なわれる可能性があります。 これらのメカニズムは、有毒物質への継続的な曝露によっても損なわれる可能性があります。 これは生命を脅かすものではありませんが、単回投与、または曝露で脅威になり、細胞レベルで損傷を引き起こし続け、身体の適切な機能を低下させます。 これらの持続的な曝露はまた、肝臓が適切に機能する能力を損ない、損傷を与える可能性さえあります。 残念ながら、肝臓に損傷を与えることが知られている「有毒物質」の1つは、肝臓に影響を与える病気を治療するための薬として使用される医薬品です。 一般的に使用される薬物が肝臓に害を及ぼす能力については、1986年の「薬物による肝毒性のスペクトル」というタイトルの記事で説明されています。
2010年の「薬物誘発性肝障害」というタイトルの記事では、
と認識されています。 パラセタモール(アセトアミノフェン)は肝臓の損傷に最も関連する薬です。 この記事では、肝臓に損傷を与えることが知られている他の薬のいくつかに言及しています。 ●麻酔薬 など。 特定の器官の機能を阻害したり、病原体や病変部位を殺す目的の医薬品を摂取した際、症状が改善したように見えることがありますが、これは体の自己治癒の機能が作用したためであり医薬品の作用ではありません。 また、抗結核薬や抗生物質の使用にもかかわらず効果が見られなかった場合、「細菌が耐性を持ったことを意味する」と解釈されることがよくありますが、これは誤りです。 これは、投薬により損傷を受けた肝臓がその機能を阻害されるという、酸化ストレスの状態を表していると取れます。 薬物誘発性肝毒性は、アメリカにおける急性肝不全の最も頻繁な原因です。 第1章「病気の処方薬」で説明したように、アメリカ人は、「先進国で最も不健康な国民」という報告があります。 ![]() 医薬品の他に注意すべき有毒物質は、農薬です。 農薬は、害虫駆除、除草目的で使用されるため、必然的に毒性があります。 一般的な農薬は、殺虫剤、除草剤、殺鼠剤、殺菌剤などですが、中にはウイルスを殺す目的の農薬もあります。 ウイルスは生物ではないので、殺すことはできませんが… また、サンドフライ、ブユ、マダニ、ツェツェバエ、ダニ、カタツムリ、シラミ、蚊などを介して感染されるとする疾患を「ベクター媒介性疾患」と呼びます。 ベクター媒介性疾患には、マラリア、住血吸虫症、ヒトアフリカトリパノソーマ症、リーシュマニア症、シャーガス病などが含まれます。 これらの疾患に対するWHOの対応は、治療とワクチン接種の実施が含まれますが、それとは別に殺虫剤で処理されたネットや屋内残留噴霧技術などの媒介生物を削減する戦略も含まれます。 その中の一つである「航空機の消毒」は、航空機に侵入してしまった可能性のある昆虫に対し、他国への侵入を防ぐために殺虫剤を使用することを伴います。 しかし、CDC(アメリカ疾病予防センター)によると、航空機の客室内で殺虫剤を使用して蚊を殺すことが蚊媒介性疾患の導入と蔓延を防ぐのに効果的であることを示す証拠はありません。 さらにこの航空機の消毒は、ペルメトリンとフェノトリンという消毒薬を使用しており、これをキャビンに適用すると、人の健康に害を及ぼす可能性があると指摘されています。 第8章「地球の問題」では、ベクター媒介性疾患は、蚊やその他の媒介動物によって伝染する寄生虫によって引き起こされたものではないことを示しています。 本当の原因は有毒物質への曝露です。 家庭や職場で一般的に使用される多種多様な製品の化学成分の危険性については、第6章「地球の汚染・科学の失敗」で説明しました。 化学物質の一部は個別にテストされ、安全と見なされていますが、大部分はテストされていないままであることが明らかになりました。 環境汚染による健康被害は非常に大きいため、誰もが健康を維持することは事実上不可能であると思われるかもしれませんが、これは必ずしもそうではありません。 説明したように、体は毒素を排出し、損傷を修復し、健康を回復するための本来のメカニズムを持っています。 毒性物質への継続的な曝露によって損傷を受けることで、体の自然治癒力は弱まりますが、この損傷は軽減できます。 それには、毒性物質への曝露を最小限に抑えるための継続的な努力が必要です。 また、栄養素、特にフリーラジカルを中和し体内での損傷を防ぐための抗酸化物質の摂取を最大化するための継続的な努力も必要です。 さらに、食事からの栄養素の摂取量を増やすことで、デトックス機能が促進されます。 毒素が時間の経過とともに体内に蓄積するのと同じように、体からの毒素の除去にも時間がかかるため、解毒は継続的なプロセスになります。 毒素を体から排出する際には、一時的に病気のような症状を発症することが多いことを強調する必要があります。 ナチュラルハイジーンで推奨するデトックス方法は、体が解毒プロセスを自然に実行できるようにするために、毒素の摂取を最小限に抑え、栄養素の摂取を最大化することによって、体本来の自己治癒メカニズムをサポートすることです。 これは、急激に解毒するデトックス方法よりも安全です。 化粧品を購入する際は、成分表をよく読み、フタル酸エステル類、パラベン、トリクロサンなどの有毒化学物質を避ける努力をしてください。 「ナチュラル」や「グリーン」という表記があったとしても、有毒化学物質を含んでいる場合もあります。 ベンゼンやホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物(VOC)も避けてください。 塗料、溶剤、クレンザー、消毒剤、建築材料、工芸品などに含まれていることがあります。 掃除には、石鹸、水、重曹、酢、レモン汁、ホウ砂など、安全で自然なものを使ってください。 衣服を選ぶ際は、オーガニックコットンなどの無毒な素材を使用して衣料品を製造し、アゾフリー染料を使用しているブランドの服を選ぶようにしてください。
と説明しています。 残念ながら、医療機関は「病気の原因となる実体」を破壊しなければならないという考えに基づいて運営されています。 病気の実体を打ち負かすため、特にがんを治療するために特定の形態の電離放射線が使用されます。 電離放射線は患者を殺さずにがんを破壊できるため、有益であると見られていますが、WHOファクトシートでは、
と、がん治療ががんを引き起こすということを認めています。 カール・Z・モーガン博士は、
と述べています。 しかし、低線量、または低被ばくが必然的にがんにつながるわけではありません。 これは遺伝子の問題でもなく、各個人の固有の健康状態に完全に依存します。 この章で説明している4つの要因が関わってきます。 電磁放射線は、電気的に動作する臓器や器官に特に有害です。 電気的に機能する人体の主要な器官は、心臓と脳です。 体の必要とする電気はごくわずかです。 これは逆に言うと、有害な電磁放射線がわずかの量であっても体に影響してしまうということになります。 体の繊細な電気システムは、不自然な電磁界によって破壊される可能性があります。 低レベルの非電離電磁放射線への曝露から生じる可能性のある害の程度は、毒素の固有の身体的負担を含む、各人の健康状態によって異なります。 興味深いことに、有毒化学物質と非電離電磁放射線の間に、相乗的な関係が存在するという証拠があります。 「ワイヤレス放射/電磁界は有毒な身体負荷を増加させる」というタイトルの記事では、
と述べています。 毒素と電磁放射線が相乗的に相互作用するメカニズムはあまり知られていませんが、それらが両方ともフリーラジカルの生成を通じて効果を発揮するという事実に関連している可能性があります。 ただし、特に懸念されるのは、電磁放射線が血液に影響を与えることが示されていることです。 これは、記事にも記載されているように、脳関門です。
しかし、体は有害物質や電磁放射線の影響に対して無防備ではないことを強調することが重要です。体はそれらの存在に対処する多くのメカニズムを持っています。 このメカニズムの1つに、「細胞ストレス応答」があります。 細胞ストレス応答は、環境内の潜在的に有害な刺激に対する個々の細胞の保護反応です。 それは、ストレスタンパク質と呼ばれるタンパク質の合成によって特徴付けられます。 細胞ストレス応答を誘発することが発見された最初の刺激は加熱であり、これがこのタンパク質が当初、熱ショックタンパク質と呼ばれていた理由です。 熱刺激以外に、電磁放射も細胞ストレス応答を引き起こします。 実際、細胞は熱刺激よりも電磁放射に対してはるかに敏感であり、電磁放射刺激の閾値エネルギーは有効な熱刺激よりも10億倍以上弱かったことがわかっています。 ICNIRPガイドラインは、電磁放射線による組織の加熱を防ぐレベルに、これが唯一の関連する悪影響であることに基づいて、閾値を設定しています。 WHOは、この閾値を上回らなければ安全という見解ですが、これはWHOの電磁放射線に対しての認識の低さを表しています。 無線周波数(RF)と超低周波数(ELF)は、どちらもIARC(国際がん研究機関)によってグループ2B発がん性物質(「可能性のある」ヒト発がん性物質)として分類されています。 この分類は、組織の加熱が唯一の関連する健康への悪影響であるという主張に異議を唱えています。 WHOやICNIRPなどといった既得権益の機関は、電気通信産業の影響もあり、電磁放射線が細胞への熱刺激を与えなかったとしても人体に悪影響を及ぼすという事実を認めたがりません。 ![]() 残念ながら、5Gと5G関連のインフラ、テクノロジーについては多くの懸念があり、その1つは、環境内の既存の電磁放射の濃度を許容できないレベルまで上昇させることです。 5Gに使用される周波数は、スペクトルの無線周波数セクションの上限にあります。 これらの高周波電波は、その波長からミリ波(MMW)としても知られています。 MMWは現在、多くの国、特にアメリカで使用されている空港のボディスキャナーに使われているため、5Gはこの範囲の周波数の初めてのテクノロジーではありません。 このスキャナーは「エネルギーが低いため安全である」と主張されていますが、これは健康への悪影響をもたらさないということではありません。 MMWは、皮膚内で非常に不快な感覚を生み出すことが知られているため、軍により群集制御のツールとして使用されています。 MMWは、ほとんどの場合、人間の皮膚から1〜2ミリメートル以内に吸収され、毛細血管と神経系を介して体の他の部位に伝達される恐れがあります。 5Gの実装も、不自然な電磁放射の放出を強化すると思われますが、5Gは人間の健康への潜在的な影響を完全に調査することなく実装されます。 原子力発電所やウラン鉱山など電離放射線への被ばく源は、特にこれらの産業で働いている人や近くに住んでいる人にとっては、簡単に回避できない場合があります。 無線周波数範囲で電磁放射を使用する技術の驚異的な拡大は、世界中の電磁環境の性質を大きく変えました。 携帯電話やその他のデバイスが依存する無線通信システムは至る所に存在しますが、それらは都市部でより高くなっています。 体の電気システムは、一方向にのみ流れる電流を使用して動作することを強調することが重要です。これは、直流(DC)と呼ばれます。 対照的に、主電源は交流(AC)電気で動作します。 つまり、電流は方向を変えて流れます。 すべての電気機器および電気器具は、超低周波数(ELF)範囲の電磁界を生成します。 これは、体の繊細な電気システムを妨害し、白血病や脳腫瘍などの多くの健康への悪影響に関連しています。 体は恒常性の状態を維持する必要がある電気システムであり、地球と直接接触する「アーシング」によって機能をサポートすることができます。 アーシングの提唱者は、地球と直接接触すると電磁放射の影響が減少するとは主張していませんが、アーシングは電気的恒常性の回復に役立つと主張しています。 ![]()
です。 この章で言う「ストレス」は、「効果」のことになります。 現代医学ではストレスを、「怪我、病気、心配など、体の健康を脅かしたり、その機能に悪影響を及ぼしたりする要因」と、否定的な意味合いを説明していますが、ストレスにはポジティブな意味合いもあります。 ストレスを研究するこの分野の先駆者的存在であるハンス・セリエ医学博士は、ストレスを次のように説明しています。
セリエ博士は、原因と結果を区別するために、原因となる要因を指す「ストレッサー(stressor)」という用語を作り、「ストレス」という用語は「影響」という意味で使うようになりました。 また、正と負の意味合いを区別するために、「良いストレス」に「ユーストレス(eustress)」、「悪いストレス」に「ディストレス(distress)」という用語を使用しました。 ユーストレスの例
無症状毒性とは、例えると、吐き気、嘔吐、腹痛などの明らかな兆候ではなく、漠然とした倦怠感、思考の曇り、記憶の喪失、神経過敏、うつ病、、軽度の痛みなどの、医療機関では無視されることがある症状です。 一般的な医師は吐き気や嘔吐を毒素摂取に起因しているとは捉えず、代わりに細菌などの病原体への感染を疑います。 同じように、無症状毒性を毒素や電磁放射の影響と考える医師は、ほとんどいません。 代わりに、精神障害を疑うことが多くなっています。 そしてこの対処法として、向精神薬を処方します。 向精神薬は、存在が証明されたことのない問題を修正できないだけでなく、脳に深刻な害を及ぼすことが知られているため、治療としてはまったく不適切です。 すべての向精神薬が、脳と精神の機能障害を引き起こすことによって機能するようにできています。 向精神薬が「精神障害」の不適切な治療法であるもう1つの理由は、ディストレスを引き起こした根本的な感情的問題に完全に対処できないためです。 前に述べたように、問題はその原因に対処することによってのみ解決できます。 しかし、多くの一般の人々は、精神科の薬が倦怠感や失恋、家族間の葛藤などの日常の問題への答えであることを認めてしまっています。 例えば、両親や他の大人に反抗する子どもは、「反抗挑戦性障害(ODD)」という診断が下され、行動障害と見なされます。 現代医療は反抗挑戦性障害の原因を認識していませんが、反抗挑戦性障害の診断は問題行動が6か月以上持続している必要があるため、一時的な癇癪は含まれません。 反抗挑戦性障害を引き起こす要因として考えられるのは、神経系に害を及ぼす物質への曝露です。 これには、食品着色料や防腐剤として使用される化学物質など、さまざまな食品添加物が含まれます。 さらに、ワクチンにも神経毒性成分が含まれています。 電磁放射線も神経学的な危害を引き起こす可能性があるため、携帯電話などのデバイスで遊ぶ機会が多い子どもは、有害な電磁波の影響にさらされます。 精神障害によって多数の影響を受けていると主張されている世代には、高齢者も含まれます。 65歳以上の人々が診断される最も一般的な状態は認知症です。 WHOは認知症の原因を特定していませんが、「認知症は、アルツハイマー病や脳卒中など、脳に影響を与えるさまざまな病気や怪我から生じる。」と説明しています。 にもかかわらず、ファクトシートには、「アルツハイマー病が認知症の最も一般的な形態である。」とも記載されています。 アルツハイマー病があるから認知症になるのか、認知症があるからアルツハイマー病になるのか、記述に矛盾が生じています。 さらに認知症のリスク要因を、 ●飲酒 から、 ●うつ病 までを挙げています。 ナチュラルハイジーンでは、認知症を含む精神障害を「有害物質への曝露に起因する、特に神経系および脳内の機能障害の症状」と認識しています。 場合によっては、これらの曝露は、第7章「非感染症」の内分泌系および先天性欠損症に関する議論で示されているように、出生前に発生した可能性があります。 ストレッサーが有害な影響を与えるメカニズムは、有害物質が組織に酸化ストレスを与えるメカニズムと同じです。 脳の酸化的損傷は神経系の機能障害を引き起こすため、酸化ストレスは、うつ病、不安障害、および高い不安レベルにも関係しています。 元脳神経外科医のラッセル・ブレイロック博士は、
と説明しています。 十分な抗酸化物質がない場合、フリーラジカルは酸化ストレスを誘発し、細胞の損傷を引き起こします。 したがって、長期にわたるディストレスは、フリーラジカルの生成と細胞の損傷を継続し、神経系や脳を含む組織や臓器の機能障害を引き起こします。 この問題を防ぐためには、良い栄養と抗酸化物質が豊富な食事を心がけ、有害化学物質、特に神経系に影響を与えるものを避け、感情的なストレッサーの影響を最小限に抑えることが必要です。 この方法として、食事療法、リラクゼーション、睡眠の工夫などがあり、それに加え「アーシング」もストレスを解消と神経系のバランスを取り戻すのに役立ちます。 アーシングは、生理学と体の器官を支配する生体電気回路を回復して安定させ、生体リズムを調和させ、自己治癒メカニズムを高めることができます。 ![]()
結論WHOの医療政策ガイドラインは、すべての加盟国による実施が推奨されています。 つまり、WHOは全世界の人口の健康に影響を与える力を持っています。 この責任の大きさから、WHOが病気の治療と予防のために推奨する対策は、適切であるだけでなく、安全で効果的であると想定することもできます。 ただし、これらは誤った仮定です。 この本で示しているように、「現代医療」は病気の性質を完全に理解しておらず、そのすべての原因を正しく特定することができていません。 現代医療による病気の治療と予防のための手段、すなわち薬やワクチンは不適切であるだけでなく、安全でも効果的でもないことを示しました。 現代医学は科学に基づいた証拠に基づいていると主張されていますが、病気の問題を解決できなかったことは十分に明らかです。 健康状態は改善せず、悪化し続けている問題であることを示す証拠がたくさんあります。 薬やワクチンが病気を治したり予防したりしないことは明らかです。 しかし、これらの対策の問題は、単にそれらの有効性の欠如ではありません。 医薬品が有毒であり、健康に不利益であるという証拠が増え続けています。 現代医学が病気の問題を解決できなかった主な理由は、それが根本的に欠陥のある理論に基づいて機能しているためです。 明らかな欠陥にもかかわらず、現代医療はこれらの理論を改訂することを拒否しています。 他のすべての問題と同様に、病気の問題は、その性質を理解し、その本当の原因を正しく特定することによってのみ解決できます。 人々は、病気の原因が取り除かれ、存在しなくなった場合にのみ、健康に回復することができます。それを説明するハーバート・シェルトンによって示されるように、
健康は人体の自然な状態ですが、健康を達成し維持するには、人々が特定の行動を取る必要があります。 具体的には、第一に、健康に悪影響を与える要因への曝露を回避または制限すること。 第二に、健康を改善する要因への曝露を増やすことを意識的に決定すること。 ほとんどの人は、特に病気の治療と予防において、病気に関する「権威」として現代医療の医療機関を信頼していますが、残念ながら、これは見当違いの信頼です。 権威=真実、ではありません。 ![]() この本の冒頭で「この本は物議をかもすかもしれない。」と述べました。 ここでアーサー・スコペンハウアーの残した言葉を復唱する必要があります。 ![]() この本を最後まで読んでくれた方々が、第三の段階に到達し、本当の病気の原因を新たに理解することで、「健康について正しい決定を下すために必要な真実の情報を手に入れた!」と思っていただければ幸いです。 まとめ第1章〜第9章では、健康や環境についての問題を挙げてきましたが、最終章の第10章では、病気に対しての「正しい認識」と「誤った認識」の説明とともに、私たちが取るべき具体的な行動についての提案が多くありました。 私が個人的に気になった点は、「食べ物を薬と見なすことはできない」という箇所と、「運動について」の箇所です。 「食べ物を薬と見なすことはできない」の部分は、このブログに天然の抗菌剤についていくつか記事を書いてきている私は、読んだ時に「間違った情報を記事にしてしまったか!?」と思いました。 天然の抗菌剤と呼ばれる食品には、食品以上の特別な効果はないものと早合点してしまいましたが、よく読むと、「食品の栄養素が重要」とあるので、天然の抗菌剤と呼ばれる食品に腸内環境を整えるために有益な栄養素が豊富に含まれているという解釈と理解しました。 決して、その食品が菌を殺すという意味ではないという理解です。 「運動について」は、激しい運動は酸化ストレスを引き起こす原因になる、激しい運動をするのならば電解質、特にマグネシウムが重要とわかりました。 決して運動不足が病気の原因になるというわけではないことを強調されていた印象でしたが、個人的には適度な運動により血流を良くしておくことでデトックスが促進されると思っているため、それに触れられていなかったところが少し物足りなさを感じました。 とはいえ、デトックス方法は「栄養を摂取する」「有毒物質を摂取しない」「電磁波を避ける」「悪いストレスを避ける」というシンプルな方法を推奨されていたことは、大変参考になりました。 キレーション点滴などの方法はオススメしないと解釈しました。 「あなたが病気になる本当の理由」はとても長い本なのですが、疑問に思った点、気になった点などをメモしながら読んでいたので、次回はその辺を含めた私の感想文を記事にしようと思います。
|
(私論.私見)