福島原発事故調査考

 (最新見直し2012.08.05日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、福島原発事故調査書のそれぞれを確認する。

 2012.08.05日 れんだいこ拝


 我が国最初の本格的な原発被災として2011.3.11日、福島原発事故が記録された。その各種調査報告書に対して、れんだいこならではの気づきとして興味深いことがあるので確認しておく。

 福島原発事故調査報告書には次のものがある。一つは

【民間事故調】
 2012(平成24)年7月23日、東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会の畑村委員長が、大手町合同庁舎3号館で、野田首相に「福島原発事故独立検証委員会 調査・検証報告書」を提出した。

【国会事故調
 2012年7月5日、国会事故調(東京電力福島原子力発電所事故調査委員会)が国会事故調査委員会報告書を公表した。福島原発事故は人災によって発生したとしている。

 2011年9月30日、第178回国会で「東京電力福島原子力発電所事故調査委員会」を設ける「東京電力福島原子力発電所事故調査委員会法」が成立し、10月より施行された。国会に設置された機関であり、内閣が設けた「東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会」とは別のものである。2011年12月8日、委員任命式。2011年12月19日、福島市で初会合。

 委員長は黒川清(医学博士、東京大学名誉教授、元日本学術会議会長)、委員は9人。石橋克彦(地震学者、神戸大学名誉教授)、大島賢三(独立行政法人国際協力機構顧問、元国際連合大使)、崎山比早子(医学博士、元放射線医学総合研究所主任研究官)、櫻井正史(弁護士、元名古屋高等検察庁検事長、元防衛省防衛監察監)、田中耕一(化学者、株式会社島津製作所フェロー)、田中三彦(科学ジャーナリスト)、野村修也(中央大学大学院法務研究科教授、弁護士)、蜂須賀禮子(福島県大熊町商工会会長)、横山禎徳(社会システム・デザイナー、東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム企画・推進責任者)。参与(2012年2月9日任命)は、木村逸郎(京都大学名誉教授、財団法人大阪科学技術センター顧問)、児玉龍彦(東京大学アイソトープ総合センター長)、八田達夫(大阪大学名誉教授、政策研究大学院大学名誉教授。

【内閣事故調
 2011年(平成23年)5月24日、閣議決定により政府の内閣官房に内閣事故調「東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会」が設置された。畑村洋太郎を委員長、柳田邦男を委員長代理、尾池和夫、吉岡斉などを委員として任命した。

【東京電力事故調
 東京電力の東京電力福島原子力発電所事故調査委員会が最終報告書を提出。

【省、委員会の事故調
 省、委員会の事故調





(私論.私見)