2016. 3.11日、三陸巨大震災5周年れんだいこコメント |
更新日/2016.03.11日
(れんだいこのショートメッセージ) |
ここで、三陸巨大震災5周年に当たり、思うことを書き綴っておく。 2012.03.11日 れんだいこ拝 |
【三陸巨大震災5周年れんだいこコメント】 |
早いもので2011.3.11日の三陸巨大震災から5年が経過し6年目を迎えた。この間で一番嫌なことは、全てがワザと空回りさせられているように見えることである。普通の知性でできること、知性が良ければもっとできることが逆走させられており、天文学的な予算が投入された割には目ぼしい成果がない。 中でも、通常の3倍以上の造成費を掛けて分譲し、海の者を山につれて行こうとする開発行政が臭い。そのうち山崩れしたら今度はどこへ連れて行くと云うのだろう。海の者は海で暮らせ、災害時には的確且つ迅速な避難で大過なきを得られるような対策が普通だろうに。現に鹿児島の桜島住民はそうしているのではないのか。 津波対策として防波堤の高さを富士山並みの高さにすれば大丈夫だとする建設行政が臭い。中国式万里の長城の日本版としての海沿い建設と云うことになるが、費用対効果が合わなさ過ぎよう。真の防潮対策は防波堤建設にあるのではない。むしろ天候の正確な読み、災害発生時の情報伝達、緊急避難路の整備の方が肝要で、究極はこれにつきよう。古い建物を補強して且つ耐震化構造にさせるだのは無茶である。いっそのこと建て替えた方が話しが早いし却って経済的だろう。この3点は飛びつけの愚弄施策だろう。 以上のことは岩手、宮城、福島に共通して当てはまることである。以下、特に福島に当てはまる原発事故について記しておく。安倍首相が「アンダーコントロール宣言」しているが実際はどうなのだろう。漏れ伝わるところによると本当は何も解決していないどころかお手上げのその時が刻一刻と近づいている。安倍も又民主党政権の菅首相、枝野官房長官並に官僚に騙された論で口拭いするつもりかもしれないが、それはできない相談である。なぜなら、安倍政権時に原発再稼動、原発輸出に精出しており、これよりする責任を被るからである。 **** 問題は、何故にこれほどお粗末、不まじめ、愚かな政治が続くのだろう。何かよそ事なんだな。課題に真剣に挑み解決する意思も能力もない。これらの遠因は去る日の敗戦後遺症なのではなかろうか。 |
(私論.私見)