福島原発事故後遺症/水質汚染考

 更新日/2022(平成31.5.1栄和改元/栄和4).3.11日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「福島原発事故後遺症/水質汚染考」をものしておく。

 更新日/2018(平成30).9.21日


【福島原発事故後遺症/水質汚染考】
 福島第一原発1-3号機で、デブリを水で冷却する作業が続いている。この為、デブリに触れた汚染水が日々発生する。東電は、汚染水を多核種除去設備(ALPS)で処理した後に残る放射性物質トリチウムを含む汚染水をタンクに保管している。その限界容量約105万トンに達しつつある。東電と政府は、大気放出、地下埋設、海洋放出など五つの処分方法を検討している。

【福島原発事故後遺症/水質汚染考】
 「★阿修羅♪ > 原発・フッ素50」の魑魅魍魎男氏の2018 年 9 月 20日付投稿「緊急報告、葛飾区の水道水セシウム汚染は前回の倍以上に推移 (CDクリエーション)」。
 「緊急報告、葛飾区の水道水セシウム汚染は前回の倍以上に推移」 (CDクリエーション 2019/9/18)
 http://cdcreation.grupo.jp/blog/2300835

 CDクリエーションさんの測定結果です。

 東京・葛飾区でゼオライトを使用した浄水器に水を40000リットルを通した後、カートリッジの汚染を測定したところ、セシウム134/137合算で739.52Bq/kgを検出したとのこと。前回、2018年5月に同様の測定を行なったときは367.68Bq/kgで、2倍以上も汚染がひどくなっているそうです。この理由は、おそらくダム水源の底に沈殿していたセシウムがこのところの豪雨でひっかき回されたか、水源地周辺の土壌の汚染が貯水池に流れ込んだかではないかと思われます。1リットル当たりに換算すると0.0184Bqになりますが、毎日飲んだり浴びたりする水道水ですから、健康に影響がないとは決して言えません。そもそも原発では100Bq/kg以上の放射性廃棄物は危険なので、黄色いドラム缶に入れて厳重に保管する決まりになっています。浄水フィルターが使用わずか1ヶ月で放射性廃棄物並みに汚染されてしまうことは、本来なら絶対にあってはならないことなのです。われわれのからだの3分の2は水分です。野菜などの食べ物も8-9割は水分です。水が汚染されてしまったら、もう終わりです。防ぐ手立てはありません。水の汚染から逃れるには東日本から避難・移住するしかありません。

(関連情報)

「CDクリエーションの鈴木さんから緊急通報!」 
(東海アマブログ 2018/9/18)
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-482.html

「千葉県船橋市水道水のゼオライト・フィルター 半年使用でセシウム汚染が1000ベクレル/kg超」
(拙稿 2017/9/10)
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/651.html

「ゼオライトを通過させた水道水のセシウム値 (シーディークリエーション)」
(拙稿 2016/6/17)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/852.html

「東京の水は安全なのか? ND(不検出)のうそ (とある原発の溶融貫通(メルトスルー))」
(阿修羅・赤かぶ 2014/1/5)
http://www.asyura2.com/13/genpatu35/msg/621.html

「東京・関東の水道水、 311前の2000倍の検出限界値 &安全基準値はアメリカの約2700倍!」
(阿修羅・taked4700 2013/8/24)
http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/224.html

「首都圏「水がめ」 驚愕のセシウム汚染レベル <首都圏河川(川底)放射性物質ワースト20>
(日刊ゲンダイ)」 (阿修羅・赤かぶ 2013/4/4)
http://www.asyura2.com/13/genpatu31/msg/165.html

コメント
 東京都: 平成30年9月の主要浄水場の水道水の放射能測定結果について
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/suigen/shinsai/pdf/sokutei/1jyousui_1809.pdf
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/suigen/shinsai/sokutei.html

【福島原発事故後遺症/水質汚染考】
 ★阿修羅♪ > 原発・フッ素50」の赤かぶ氏の2018 年 9 月 29 日付投稿「汚染水、浄化後も基準2万倍の放射性物質 福島第一原発」その他参照。
 汚染水、浄化後も基準2万倍の放射性物質 福島第一原発
 https://www.asahi.com/articles/ASL9X6HQ3L9XULBJ014.html
 2018年9月28日22時51分 朝日新聞

 福島第一原発の敷地内のタンクにたまる汚染水について、東京電力は28日、一部のタンクから放出基準値の最大約2万倍にあたる放射性物質が検出されていたことを明らかにした。今回分析した浄化されたはずの汚染水約89万トンのうち、8割超にあたる約75万トンが基準を上回っていたという。東電や経済産業省によると、多核種除去設備(ALPS)で処理した汚染水を分析したところ、一部のタンクの汚染水から、ストロンチウム90などが基準値の約2万倍にあたる1リットルあたり約60万ベクレルの濃度で検出された。東電はこれまで、ALPSで処理すれば、トリチウム以外の62種類の放射性物質を除去できると説明していた。東電は今後、汚染水の海洋放出などの処分法を決めた場合は、再びALPSに通して処理する方針も示した。タンクに保管されている処理済みの汚染水は現在94万トン。現状の処理能力は1日最大1500トンにとどまっており、再び処理することになれば、追加の費用や年単位の時間がかかるのは必至だ。基準値を超えた原因について、東電は、2013年度に起きたALPSの不具合で、処理しきれなかった高濃度の汚染水がそのまま保管されていることや、処理量を優先し、放射性物質を取り除く吸着材の交換が遅れたことなどを挙げている。今後、吸着材の交換時期を見直すなど対応を検討するという。ただ、今後も基準値超えの放射性物質が検出される可能性は否定できないと認めた。

 東電は、こうした測定値をホームページで公表していたが、積極的には説明してこなかった。「掲載しただけで満足していたのは大きな反省点」としている。今年8月に福島県などで開かれた経産省の公聴会では、汚染水の中にトリチウム以外の放射性物質があることに批判が集まっていた。(小川裕介、石塚広志)
 福島第一原発で出る汚染水を処理したあとの水には、取り除くのが難しい「トリチウム」という放射性物質が含まれ、原発の敷地にあるタンクでおよそ94万トンが保管され、増え続けています。この水の中には、トリチウム以外にもルテニウムやヨウ素などの放射性物質が一部、環境中に放出する際の濃度の基準を上回っていることが確認されていましたが、東京電力は、データをまとめたところ、満水となったタンクの水あわせて89万トンのうち、およそ84%にあたる75万トンでこうした放射性物質の濃度が基準を上回っていたという推定結果を明らかにしました。このうち複数のタンクでは、放射性物質を処理する設備の不具合で基準の2万倍近くに達しているとみられる放射性物質もあるということです。

 「阿修羅♪ > 原発・フッ素53」の「赤かぶ 日時 2021 年 6 月 04 日」投稿「竹野内真理の戦い<本澤二郎の「日本の風景」(4104)<科学者も嘘をつく=原発汚染水・トリチウムも内部被ばくの危険>」。
 竹野内真理の戦い<本澤二郎の「日本の風景」(4104)
 http://jlj0011.livedoor.blog/archives/29345701.html
 2021年06月04日 jlj0011のblog
 <科学者も嘘をつく=原発汚染水・トリチウムも内部被ばくの危険>

 「核の平和利用」というまやかしの宣伝武器を押し付けることで、日本もいち早く原発建設に取り組んできた。そうして自然エネルギーの有効活用を封じ込めてきたのだが、原発から大量に放出されるトリチウムについて、原発研究ジャーナリストの竹野内真理は、自身のブログなどでまともな科学者の資料などを使って「危ない」と警鐘を鳴らし続けている。
 https://takenouchimari.blogspot.com/2013/04/blog-post_500.html
 <東京五輪は原子力ムラのフクシマ隠しの陰謀か>

 トリチウム一つ取り上げても、原発が生き物と地球の大敵であることが理解できる。国民は無知の恐怖を、繰り返し体験させられてきているようだ。

 東京五輪強行が、フクシマの放射能を封じ込めるための、いうところの原子力ムラの陰謀だということ、それを利権へと格上げした電通の正体が見えてくるのである。日本人は、彼らの奴隷レベルに貶められてきている。その点でいうと、気付くのが遅かった小泉純一郎元首相の原発ゼロは、相応の思惑もあろうが、その認識は正しい。
 <小泉・小池の「五輪中止宣言」が爆発するか?>

 ならば安倍と菅と自民・公明・維新の右翼政党を打倒するための、原発全廃の国民政党を立ち上げるべきだろう。彼の盟友・都知事の小池百合子が「五輪中止」を宣言することは、原発派撃墜の隠し玉ともなろう。

 竹野内ファイルによると、トリチウムの半減期は12年から13年である。「飲料水や食べ物から、さらに膚からも取り込まれる」というから、これが無害だと宣伝する御用学者の嘘に、国民は騙されてはならない。
 <弱い放射線ほど怖い!奇形児・ガン化を促進する>

 「体内被曝の危険性は、既に80年代から指摘されている」「弱い放射線は安全と吹聴されているが、さにあらず弱い放射線ほど体内被曝で、突然変異の子供が生まれたりする、ガン化を促進する」のである。
 <カナダ「トリチウム放出量と新生児死亡率が比例」>

 「重水炉型原発ほどトリチウムは大量に放出される」、カナダではトリチウム放出量と新生児死亡率が比例して、高くなっている、との衝撃的な事実が判明されている。
 <イギリス「原発労働者の外部被ばく量と小児白血病」>

 イギリスでは、プルトニウム再処理工場労働者の外部被ばく量と、彼らの子供たちの小児白血病の因果が明らかとなっている。かの国の物理学者・スティーブン・ホーキング博士の「あと100年以内に人類は滅びる」は、的を突いた予言と認識すべきだろう。彼は具体的に、犯人を「人工ウイルス・軍拡競争・核戦争・地球温暖化」などと鋭く指摘して、この世を去った。
 <インド・アメリカ「先天性奇形児や細胞致死」>

 インドでは、重水炉型原発の風下や下流村落で「先天性奇形児がうまれた」と報告されているし、アメリカでも「神経系統の異常出産の増加や大人の白血病の増加」が、さらにトリチウムによる「細胞致死効果が高い」ことも分かっている。アメリカでの原発建設は、もはや過去のこと、それゆえに不要となったWHを東芝に売りつけ、東芝は311の東電3号機の核爆発で、あえなく沈没したものである。

 反省も謝罪も出来ないおろかな東芝の再生は、ほぼ不可能といっていい。
 <玄海原発「高い白血病死亡率を地元紙報道」>

 日本でも玄海原発の周辺住民から、高い白血病死亡率を地元紙(2019年3月1日付)が報道している。ということは、54基の原発の周辺住民の健康調査をすれば、トリチウムよる深刻すぎる健康被害が判明するだろう。

 トリチウム被害だけでも、特に幼児・子供・妊婦が内部被ばくによって、深刻な事態を招来させる。原発を全廃しないと、日本列島の住民は、フクシマだけに限らいことが分かるだろう。
 <隠ぺいされているフクシマの健康被害と御用学者暗躍>

 311以後のフクシマには、原子力ムラ派遣の御用学者や医師らによって、子供たちの甲状腺被害などが隠ぺいされている、と強く指摘できるだろう。まやかしの東北復興と東電福島の放射能被害の継続に対して、徹底して封じ込めを図って、そのうえで安倍と菅の原発再稼働と東京五輪だった。
 <真実を報道しないNHKは公共放送にあらず>

 この辺の事情を小泉は掴んでいるはずである。勇気を出して公表してもらいたい。もんじゅ西村謀殺事件の真相を暴いた、女性ジャーナリストの叫びを握りつぶしたNHKは、断じて公共放送ではない。筆者は、息子が届けてくれた大型テレビを、廃品業者に持って行ってもらって、NHKに対して小さな抵抗を試みている。むろん、東芝製テレビは不買運動の対象であって、断固として反対である。
 <地球の温暖化は原発が引き起こしている!>

 地球温暖化の元凶は原発である、これもはっきりしている。もう「核の平和利用」の大嘘は通用しない。人類は目を覚ます必要がある。原発全廃が地球と人類が、100年以上生きる唯一の道である。

 不思議な夢を見た。ある集会でのことである。それは泉下の宇都宮徳馬さんを偲ぶ会合だった。前にいた人たちに勧められて、立ち上がって話始めた。それは繰り返し筆者に対して「権力に屈するな、屈すればジャーナリストではない」と口を酸っぱくして語っていた故人の思い出を、会場の宇都宮ファンに披露し始めた。そして結末は「先生!権力に屈しないジャーナリストを見つけました」と報告した場面で、夢から覚めた。権力に屈しなかった、竹野内真理のファイルを、今日も披露する所以である。それにしても不思議な夢であろうか。

 余談だが、市民運動家の仲村さんは、選挙ともなると、千葉県館山市の姉から、よく電話がきた。決まって「公明党たのむ」と。彼女は昨今、池田思想をドブに捨てた公明党創価学会に見切りをつけた。信仰を止めてしまった。最近の電話は「もう生きていても仕方ない。早く両親のもとに行きたい」と言いだし始めた。因果応報は、どこにでも起きてきている!

 原子力ムラの幕引きも、そう遠い話ではなくなるだろう。

 2021年6月4日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 トリチウムについてのメモ書き What is tritium?
 https://takenouchimari.blogspot.com/2013/04/blog-post_500.html
 2013年4月14日日曜日 Takenouchi Mari Files~竹野内真理ファイル~Bilingual journalist


 ※拡大→http://img.asyura2.com/up/d13/1997.jpg

 2013年4月にはIAEAがトリチウム放出への意見を出していた!!(New Scientist誌)

Originally an idea from IAEA in April 2013.
"This idea was put forward in April by a delegation from the International Atomic Energy Agency (IAEA) after a visit to the site.
Read more: https://www.newscientist.com/article/dn24100-should-fukushimas
-radioactive-water-be-dumped-at-sea/#ixzz6SXC5LJ00
"
 IAEAが日本政府のトリチウム水放出をサポートすると声明!
  IAEA supports discharge of tritium water!
 https://world-nuclear-news.org/Articles/IAEA-supports-discharge-
of-Fukushima-Daiichi-water

 Tritium is very toxic to human bodies!
 トリチウム(水素の同位体で放射性元素。原発を稼働させると放出される。半減期は12.3年)について、2009年ころに書いたメモが残っていましたので掲載します。
 I wrote the following note about tritium (radioactive hydrogen with a half-life of 12.3 years) in 2009.
 日本政府が現在、トリチウムの海洋放出を考えている現在、非常に大事な問題と考えます。
 Since the government of Japan has been considering the release of tritium water into the Pacific Ocean, I believe this is one of the gravest environment issues which needs urgent attention.

 トリチウムとは
 What is tritium?
 さて、トリチウムとはいったいなんだろう。トリチウムとは放射化した水素のことで、3重水素とも呼ばれ、弱いベータ線を発生し、半減期は12.3年である。環境中には多くの場合、トリチウム水(HTO)として存在し、飲料水や食物から体内へ取り込まれると、ほとんどが血管に入り、24時間以内に体液中にほぼ均等に分布する。皮膚からも吸収されるので、サーファーの団体が危惧するのも納得である。トリチウムのベータ線は紙切れ一枚で防げるものであるが、逆に体内に取り込まれてしまった場合は、人体は被曝により多くさらされることになる。
 What is tritium? Tritium is radioactive hydrogen, which generates beta rays with a half-life of 12.3 years. In the environment, it often exists as tritium water (HTO), and when taken into the body from drinking water or food, most HTO enters the blood vessels being distributed evenly in almost the entire body within 24 hours. Since it can be also absorbed from the skin, it is understandable that surfers’ groups in Tohoku areas are very concerned. Tritium beta rays can be blocked by a piece of paper, but that means, if HTO is taken into one’s body, the body will keep being exposed by internal radiation.
 人の身体は60%は水分であるから、もちろんトリチウムは体内に水の形で滞留するが、その生物学的半減期は10日である。しかも、最近問題になっているのは、水素と同じ性質を持つトリチウムが、生物体内で蛋白質、糖、脂肪などの有機物と結合した、有機結合型トリチウム(OBT:Organically Bound Tritium)である。その場合、人体に滞留する日数はトリチウム水の3倍以上で約30日~45日滞留するとされる。よって体内摂取し、OBTとなると、その分長く被曝の影響を受け、トリチウムの危険性はいっそう増すことになる。
 Since 60% of human body is water, of course, tritium stays in the body in the form of water, and its biological half-life is 10 days. However, what has recently become regarded as an issue is organically bound tritium (OBT) with the same properties as hydrogen bound to organic substances such as proteins, sugars, and fats in living organisms. In case of OBT, the biological half-life is more than three times that of HTO, which is about 30 to 45 days. Therefore, when HTO is incorporated into the body and becomes OBT, the risk of tritium increases even more due to the longer exposure time.
 トリチウムは実は80年代ごろから徐々に危険性が指摘されてきた物質である。1981年、科技庁法医研セミナーで、茨城大の秋田康一氏が、「ヒトの場合、許容濃度のトリチウム化したチミジンで白血球の10個に1個が染色体切断される。」という研究発表を行なった。つまり、許容濃度であったとしても、一割の細胞の染色体が切断されるのである。秋田氏はICRP勧告の水中許容濃度(全身)0.05μCi/mlについて、再検討の必要を述べたが、現在も無視されたままだと言う。
 As a matter of fact, tritium is a substance regarded as toxic since the 1980s. In 1981, at the Japanese Science and Technology Agency Forensic Medical Seminar, Mr. Koichi Akita from Ibaraki University made a research presentation saying, “In case of human-beings, one in 10 leukocytes breaks at an allowable concentration of tritiated thymidine. “ This means, even if the tritium concentration is at the allowable level, as high as10% of the cells' chromosomes breaks. Mr. Akita stated that the ICRP recommended that the permissible concentration (whole body) level of l0.05μCi / ml should be reviewed, but his recommendation has been ignored.
 ちなみにトリチウムの許容濃度は、基準が甘く作られており、コバルトの400倍となっている。トリチウムのベータ線のエネルギーが弱くて400倍も安全だといっているが、そうとはいえない。放射線は弱いエネルギーであるほうが、逆に細胞の突然変異や癌化を促進することがあるのである。これはこの基準にしないと核融合関連労働者が働けなくなってしまうという政治的意図も関与していたと思われる。
 The allowable concentration of tritium is made with a low standard, which is 400 times lower than that of cobalt. Tritium's beta energy is said to be weak and 400 times safer, but that is not true. When radiation has weaker energy, it may promote cell mutation and cancer. The lax standard of tritium seems to have relation with the political intention with which H-bomb or nuclear fission development workers would not be able to work with a strict standard.

 トリチウムによる被害
 Damage caused by tritium
 ちなみにカナダ・オンタリオ州トロント近くのピッカリング原発はトリチウムを大量放出する重水炉型原発であり、年間2500TBq(セラフィールド再処理工場と同程度)のトリチウムを放出している。そこから放出されたトリチウム放出量と新生児死亡率が高い相関関係を示している。(図表を入れる)
 Pickering nuclear power plant in Ontario, Canada has heavy water reactors that emit a large amount of tritium with annual release of 2500 TBq (similar to the one in Sellafield reprocessing plant). There is a high correlation between the amount of tritium released and the neonatal mortality rate. (Chart to be inserted)
 周辺の都市では80%増ものダウン症候群の赤ん坊の出産がある。また中枢神経系統に異状のある赤ん坊の出産も明らかにされています。(カナダ原子力委員会報告)
The surrounding cities have 85% increased birth rate of down syndromes. Increased birth rates with abnormalities in the central nervous system has also been revealed. (Canada Atomic Energy Commission Report)
 イギリス/セラフィールド再処理工場で原子力量労働者が受けた外部被曝線量と、その子供たちの小児白血病との関連を見出した。小児白血病は増加しており、被曝をもたらす可能性の核種としてトリチウムとプルトニウムがあげられた。(ガードナー報告)
Correlation between external radiation dose of nuclear workers at the UK / Sellafield reprocessing plant and their children's leukemia rate was also found. In the surrounding area of the Sellafield, childhood leukemia was on the rise, and tritium and plutonium were cited as potential nuclides that could cause exposure. (Gardner Report)
 インド/ラジャスタン重水炉の風下や下流の村落で、赤ん坊たちの間で先天性の奇形が高レベルで生じています。(イギリス4チャンネルテレビ)
Congenital malformations are occurring at high levels among babies in the downwind and downstream with villages with Rajasthan heavy water reactors in India. (UK 4-channel TV)
 アメリカ/ハンフォード軍事施設周辺で神経系統異常出産(無脳症など)が増加している。(父親がハンフォード軍事施設で働いている息子であるSever報告)
Birth rates with abnormal nervous system (such as anencephalopathy) are on the increase in the US surrounding the Hanford military facility. (Sever Report written by a son of a worker at Hanford Military Facility)
 アメリカ/サウスカロライナ州サバンナリバー工場周辺では大人の白血病が増加している。また同州バーンウエル地区の周生期(出世期~早期新生児期)の死亡率が高いことも非公式に伝えられている。(アメリカガン研究所NCI報告)
Adult leukemia has been increasing around the Savannah River plant in the US South Carolina. It is also informally reported that the death rate in the perinatal period (from birth to early neonatal period) is high in the Barnwell area of ​​the US. (National Cancer Institute NCI report)
 ヒトの末梢血液をin vitro(生体外)で照射してTリンパの急性障害をしらべた結果、トリチウムの細胞致死効果はγ線より高く、また放射線感受性はいずれの血液細胞もマウスよりヒトの方が高いことが明らかにされている。
As a result of examining human peripheral blood in vitro (in vitro) for its acute damage on T-lymph cell, it has been found that tritium has a higher cell lethal effect than γ-rays, and its radio sensitivity is higher in humans than in mice.
 トリチウム被ばくの場合、幹細胞レベルでは変化があっても通常の血液像の変化は小さい。したがって急性障害のモニタリングには幹細胞チェックが重要である。
In the case of tritium exposure, changes in the normal blood image are small even if there are obvious changes at the stem cell level. Therefore, stem cell check is important for monitoring acute effect.
 トリチウム水を一時に多量摂取することは現実的にはあり得ないが、低濃度のトリチウム水による長期間被ばくの場合を考えねばならない。
It is not likely for people to take a large amount of tritium water at a time, but cases of long-term exposure to low-concentration tritium water must be considered.
 実際に、トリチウムをヒトが長期間摂取した被ばく事故例が1960年代にヨーロッパで起きている。トリチウムは夜光剤として夜光時計の文字盤に使用されているが、これを製造する二つの施設で事故が発生している。一つは、トリチウムを7.4年にわたって被ばくした例で280テラベクレル(TBq)のトリチウムと接触し、相当量のトリチウムを体内に取り込んだ事例である。尿中のトリチウム量から被ばく線量は3~6Svと推定されている。症状としては全身倦怠、悪心、その後白血球減少、血小板減少が起こり、汎血球減少症が原因で死亡している( 表3 )。
As a matter of fact, there were accidents in Europe in the 1960s when people ingested tritium for a long duration of time. Tritium was used as a luminous agent on the dial of luminescent clocks, and these accidents have occurred at the two facilities manufacturing the clocks. One is a case where the person was exposed to tritium for 7.4 years, and the person was contacted with 280 terabecquerel (TBq) tritium, and a considerable amount of tritium was taken into the body. From the amount of tritium in urine, the exposure dose is estimated to be 3-6Sv. Symptoms included general malaise, nausea, then developed to leucopenia and thrombocytopenia, finally leading to the death due to pancytopenia (Table 3).
 もう一つの例も似たような症状の経過をたどり汎血球減少症が原因で死亡している。臓器中のトリチウム量が体液中よりも6~12倍も高く、体内でトリチウムが有機結合型として存在しているものと推定されている。
Another accident example followed a similar series of symptoms and the person died due to pancytopenia. The amount of tritium in the organ was 6 to 12 times higher than that in body fluid, which suggested that the victim’s tritium existed in the body as OBT (organic bound tritium).
 発電所および核燃料再処理施設の稼働によりトリチウムも放出されるが、ブルックヘブン・トリチウム毒性プログラムは低濃度トリチウム水に長期間被ばくする場合の健康影響について示唆を与えてくれる( 表4 )。
Tritium is also released by the operation of nuclear power plants and nuclear fuel reprocessing facilities, and the Brookhaven Tritium Toxicity Program provides suggestions for the health effects of prolonged exposure to low-concentration tritium water (Table 4).
国際放射線防護委員会(ICRP)が提示しているトリチウムの化学形別の線量係数(Sv/Bq)、すなわち単位摂取放射能当たりの実効線量では、吸入および経口摂取のいずれの場合もトリチウム水(HTO)の線量係数は、トリチウムガス(HT)の10000倍となっている。
The tritium chemical dose coefficient (Sv / Bq) by the International Commission on Radiological Protection (ICRP), shows that the dose coefficient of HTO is 10,000 times that of tritium gas (HT) effective dose per unit ingested radioactivity for both inhalation and oral ingestion.
植物等の組織と結合した有機結合型トリチウム(OBT)の線量係数はトリチウム水(HTO)のさらに約2.3倍である。環境中でトリチウム移行に関与するさまざまなプロセスには、拡散、沈着、再放出、HTのHTOへの変換、HTOの有機形トリチウム(OBT)への変換などがある。
The dose coefficient of organically bound tritium (OBT) combined with tissues such as plants is about 2.3 times that of tritium water (HTO). Various processes involved in tritium migration in the environment include diffusion, deposition, rerelease, conversion of HT to HTO, and conversion of HTO to organic tritium (OBT).

 高い白血病死亡率、玄海原発の影響か

 本市は県内で男性3位、女性1位。県北に集中する高い白血病死亡率

 壱岐新報 2019・3・1

 県福祉保健部によると、玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)周辺に位置する県北地域を中心に、玄海原発稼働後から成人T細胞白血病(以下ATL)による死亡率が高いことがわかった。資料は、平成17年から平成26年にかけて人口10万人(公平な基準値)に対する死亡率を割り出したもの。県内17市町を対象とした調査で、本市は男性の県内死亡率3位、罹患率4位。女性は死亡率1位、罹患率2位。県はATL発症対策を以前から進めているが、一向に変化がないことに疑問が残る。さらに調査データから、罹患率と死亡率の高さが県北に集中しているため、玄海原発との関連が疑われる。

 県の資料「郡市別罹患率および死亡率」には、平成17年から10年間分が記載される。割合を出すための人口10万人に対するATL死亡率では、長崎市男性5・4人、女性4・7人。島原市男性1・8人、女性3・1人になるが、県北では平戸市男性20・2㌫、女性10・6人、松浦市男性10・9人、女性9・8人と、県南と比べ3倍から4倍の比率になる。本市の場合はさらに高く、男性20・2人、女性20・6人と県内で比較しても異常な高さになる。

 また玄海原発立地の「玄海町の白血病死亡率の変遷」(10万人対)の資料によれば、昭和44年から昭和57年にかけては、この間に数年の死亡率増加はあるが全体を通してほぼ0人。しかし昭和58年は26・7人と急激に増加し、その後は平成24年まで毎年の調査でほぼ13人以上から最大で88・3人(平成16年時)と高止まりしている。

 データを目にした市民は「ATLは、ウイルス性の風土病と県は説明した。以前から対策はしているが、改善の変化はない。またATLと通常の白血病の区別にも違和感がある」と話し、「昭和60年から県北の比率が上がった。玄海原発1号機の稼働が昭和50年なので、関連があるのではないか」とし、「原発の安全神話はすでに崩れている。多少でも疑問があるのならば、原発周辺住民が安心できる生活のため、綿密な調査をすべき」と語った。

 県が説明する県北に発症が多い理由の一つ、ATLのウイルスによる風土病の根源は縄文時代まで遡るものだ。しかし昭和50年10月の玄海原発1号機稼働後からの白血病死亡率の変遷を見れば、全ての説明はつかない。原発に関係するトリチウム(放射性水素)被曝と白血病発症までには、約3年のタイムラグがあり、動物実験からトリチウムは白血病を誘発するとも言われている。

 玄海町と唐津市のデータでは、原発稼働前と後との比較では、約4倍以上の増加率を示し、特に昭和58年から増加傾向にあった。玄海原発のトリチウム放出量は全国で最も多い。

 玄海原発と白血病に関して研究している、元純真短期大学講師で医学博士の森永徹氏が、平成27年に長崎大学や九州大学でシンポジウムを開いている。

 森永氏は「玄海原発周辺や隣接の市町で、白血病による死亡率増加が指摘されている。九電によれば、増加は地域の高齢化のよるものと説明するが、玄海町では高齢化上昇率の傾向は全国と変わらない」と説明した。また「白血病死亡率の上昇は、ATLの影響だけでは説明がつかない。トリチウムの大量放出が原発周辺の海水や大気で水産物を汚染している。トリチウムは白血病を誘発することから、原発との関与が示唆される」とした。

 原発周辺住民の安心できる生活のため、今後の正確な調査が必要だ。

 「阿修羅♪ > 原発・フッ素53」の「赤かぶ 日時 2021 年 11 月 12 日」投稿「原子力ムラに殺されてなるものか<本澤二郎の「日本の風景」(4261)<さあ大変!房総半島水源地にフクシマ汚染残土が不法投棄!>」。
 原子力ムラに殺されてなるものか<本澤二郎の「日本の風景」(4261)
 http://jlj0011.livedoor.blog/archives/31107019.html
 2021年11月11日 jlj0011のblog
 2021年11月11日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
 <さあ大変!房総半島水源地にフクシマ汚染残土が不法投棄!>

 文字を書くと、それが消えるという不思議なパソコンで、記事を書いている。ぶれない、ひるまないの実践である。もろん、こんな経験は初めて。電通から全ての言論を支配している原子力ムラの威力は、凡人ジャーナリストにとって想定外のことだ。これも試練に違いない。いつか自由の言論を勝ち取りたい反骨の思いは、屈しない。岸田文雄は知ってのことか。311の放射能被害は、何も変わっていない。先に猛毒の放射能汚染残土が列島にまき散らされている真実を指摘した。これはスクープ・第二弾である。風光明媚な房総半島の水源地の山間部に不法投棄されている!東電フクシマの廃炉に100年はかかる。恐ろしい時代の始まりといえる。
 <千葉県袖ケ浦市の吉村区長・御園同代理らが汚染物資投棄に反旗>

 11月10日に第二次岸田文雄内閣が発足、直前に衆院議長に原子力ムラの代表格・清和会会長だった経産省OBの細田博之が就任、この国の前途に赤ランプが灯った。311フクシマは10年前とほとんど変わっていないが、一部の放射能汚染物資(除染残土)が、あろうことか列島の、風光明媚な水源地に投棄されている。その一角がいま不法投棄された山林に、放射能線量測定器を持ち込んで測定した地元住民によって発覚した。いうところの房総半島のフクシマ化だ。現場は千葉県袖ケ浦市の水源地。放射能が河川や水田に流れ込む危険性を専門家は指摘する。房総半島のど真ん中・チベット地帯だ。同市の林地区の吉村区長や御園区長代理など、周辺の住民が驚愕、震え上がって真相究明を千葉県、袖ヶ浦市、千葉県警に迫っているのだが。
 <「健康被害も出ている。怖い!」と住人が青くなって当局に>

 放射能による健康被害は、外部被ばくと内部被ばくに分かれる。双方とも猛毒だが、それを口から吸い込むと、肺をやられる。甲状腺がんになる。これはチェルノブイリで判明している。科学者は皆知っているが、誰も真実を語らない日本である。まず科学者に倫理観がない。中国侵略軍・関東軍の731部隊の軍医もそうだったが、今もその本質は変わっていない。「フクシマに問題はない」というだけである。200万福島県民は、21世紀の人体実験にさらされている。悲しいかなこれは真実なのだ。731も、311も忘れ去ろうとしている政府と議会、そして司法に驚愕するばかりである。

 311の時点で抵抗力のない子供たち30万人のその後を、心配する反骨のジャーナリストを知ることが出来た。自らも都心で被ばく(315)した翻訳家・通訳でもある竹野内真理氏。彼女は、学会・議会・政府のほか国際原子力機構(IAEA)など国際社会に向けて、単身怒りの子供を守る活動を展開した。これに対して、原子力ムラは「侮辱罪」という法律を悪用して、活動を封じ込めてしまった。日本の司法を悪用する原子力ムラの言論封じに対して、国際的な言論の自由を守ろうとする「国境なき記者団」が2回も「止めよ」と異例の声明を出して、検察は起訴猶予で矛を収めた。

 フクシマ30万人の子供たちの健康に蓋する、日本の医学界に驚愕するばかりだが、こうした悪魔の渦が列島に及んでいる。その先頭に選ばれたのが、房総半島である。フクシマ化による残土には、莫大な復興予算がある。国民の血税である。国交省と環境省も、列島のフクシマ化を支援していると専門家は指摘する。清和会OBは「莫大な復興予算が、ゼネコンから下請け、産廃業者へと流れている。ゼネコン関係者らの銀座遊びは有名だ」と指摘する。731の「悪魔の飽食」の列島化が、房総半島から開始された、といえるかもしれない。IAEA幹部は、竹野内氏に対して「住民がこぞって反対に立ち上がらない限り、人類は放射能の危機から逃げられない」と打ち明けている。詳細は不明だが、住民からは心配された「健康被害」の報告も出てきている。
 <拙著「腐臭列島 房総半島の闇」はさらに深く、深く!>

 筆者はかつて「腐臭列島 房総半島の闇」を執筆した。財閥・三井が清和会をバックに千葉県の埋め立て・ゴルフ場乱開発などの空前の利権ビジネスについて書いた。これには東京新聞・千葉日報・千葉テレビで活躍した野村泰氏の遺言も踏まえて記述したものだが、この腐臭に満ちた千葉県政財界の闇は、今も続く。タレントまがいの森田健作の腐敗知事が12年も継続したあと、立憲民主党が擁立した熊谷俊人が県政を担当したが、彼には自民党の土建族がぶら下がっていて、政策がはっきりしない。森田の時に君津市の産廃場(水源地)に放射能残土1万トンが投棄され、君津市が法廷闘争に持ち込んでいる。
 <「千葉県庁の熊谷俊人知事もいい加減人物」と怒り爆発>

 今回の放射能汚染残土不法投棄問題で、林地区の住民代表が、知事室に厳しく解決を要望したことに対して、住民代表は「申し入れして1か月も放置しても返事をくれない。催促したら中村という小役人が、それぞれの担当課に任せている、といってまともに取り合おうとしない。怪しからん知事だ」とカンカン。そういえば筆者にも知事選の際に、立民の海江田万里と森裕子から投票依頼の選挙用はがきが舞い込んでいた。熊谷は第二の森健か。
 <不法投棄業者はワコーエコテック!市の対応もお粗末>

 問題の産廃業者は、木更津市笹子の有限会社「ワコーエコテック」。南房総市出身の市民運動家・仲村正昭氏に声をかけると、彼は「わがふるさとも君津・木更津・袖ヶ浦の水源地の恩恵を受けている。近く時間を作って現場を視察したい。君津の仲間にも声をかけたい」と応じてくれた。御園らの活動は、袖ヶ浦市にも事態の深刻さを伝え、調査を依頼したものの、小役人の腰は重い。一度、共産党市議に質問してもらったが、これまた腰が引ける答弁で拉致が開かない。なんと問題の不法投棄業者は、10年前にも現行犯逮捕されていたことも分かってきた。無法無天の房総半島の選挙区は、過去にやくざがバッジをつけた土地柄の千葉12区。「千葉県警にも要請、やらなければ関東管区にも申し入れをする」と県警にも圧力をかけたという。袖ヶ浦市林地区の住民の運動は、ことが放射能問題だけに、動きが速い。
 <文化財の無許可違法行為を放置する御園・袖ヶ浦市教育長>

 山林を伐採して、勝手気ままに残土で埋めるという重大事故は、熱海市でも起きている。違法を平然と強行する産廃業者は、今や安倍時代の首相官邸の犯罪に比例している。永田町では、安倍が犯罪防御に派閥復帰、原発派のボスが衆院議長という異様な体制が敷かれたが、これを突き崩すには住民の決起である。なんと放射能汚染土埋め立ての近くでは、文化財の山林も「無許可で伐採・伐根が行われている」と林区の住民の怒りは増大している。文化財地区には規制が少なくない。地方自治体の責任で管理・監視することになっている。だが、袖ヶ浦市の教育委員会は、事態を平然と放置していることも判明した。放射能汚染残土問題で住民がみつけたものだ。「御園教育長の腐敗も許してはならない」と吉村勇二区長らは声を荒げている。無法無天とは、中国語だが、どうして日本社会にぴったりと当てはまろう。
 <反骨の反原発ジャーナリスト・竹野内女史も吠えた!>

 https://takenouchimari.blogspot.com/2013/04/blog-post_1741.html

 「311の4日後の315に、福島でもバラツキがありますが、このフクシマ放射能が、茨城・千葉県柏・松戸にすごい汚染を、東京には午前10時から11時にかけて、ついで山梨―神奈川―静岡へと流れていくんです。政府のデータですが、私は東京・港区で汚染、甲状腺をやられました。幼い息子も高熱が。その時点で、特に福島県の30万人の子供たちのことが気になり、安全な県外に逃がすよう、しかしながら政府・福島県、無論東電も動きませんでした。世界にも英語で発信しましたが、背後の原子力ムラの存在に全く手が出ません」

 「ネットその他で各方面に子供を助けて、と叫び続けましたが、そのよりどころはチェルノブイリです。バンダジェスキーという解剖学者は、拘束されながら研究データを発信しました。日本には彼のような不屈の科学者は一人も現れませんでした」

 「一人テレビ朝日の岩路真樹ディレクターが古舘・報道特集で、今回の袖ヶ浦のような除染土壌に、土をかぶせて、蓋をした悪徳業者の恐ろしい事件などを暴いたものの、間もなく殺害されたといいます。この命がけの勇気ある報道(URL参照)を忘れてはなりません。他にも犠牲者が出てます。もんじゅ西村謀殺事件や他にも。原子力ムラに国土省や環境省も毒されています。住民の正義の戦いでしか、この放射能問題は解決できないでしょう」

 「結局のところ、私は侮辱罪で刑事告訴、動きを止められてしまいましたが、国境なき記者団が声明を二度も出してくれて、原子力ムラの言論封じを止めてくれました。私への不当な刑事告訴事件を誰一人支援してくれませんでした。ただ一人大沼さん、しかし、間もなく電磁波攻撃に倒れてしまいました。多くの市民の決起が不可欠です。袖ヶ浦の戦いを注目したいです」
 廃棄処理のサッカーゴールから放射線を検出 宮崎県 (宮崎ニュース UMK)
  魑魅魍魎男 (asyura2.com)
 ★阿修羅♪ > 原発・フッ素53」の「赤かぶ 日時 2022 年 4 月 10 日 」投稿「金魚が死んだ!<本澤二郎
の「日本の風景」(4410)<房総半島の水源地が放射能などで汚染されている!!>
」。
 金魚が死んだ!<本澤二郎の「日本の風景」(4410)
 http://jlj0011.livedoor.blog/archives/32531596.html
 2022年04月10日 jlj0011のblog 
 2022年4月10日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
 <房総半島の水源地が放射能などで汚染されている!!>
 近くに、地下水を汲み上げている水場がある。そこへと近隣やはるか遠方、さらには東京湾の橋を渡ってくる東京・横浜・川崎の人たちもくる。この辺の人たちも、水道水(上水)に汚染した小櫃川の水も汲み上げていることが分かってから、房総の山から浸み込んで地下水となった浄水に目を向けて久しい。しかし、この水に入れた金魚が死んだ!このことがいま小さな話題となって、春爛漫の房総半島を走っている。

 いずれにしても生水は要注意か。筆者もゴミため化した、房総半島の水に関心を持つようになった。今日では、11年前の311フクシマ東電原発の放射能汚染物質が、水源地に埋設されているという、途方もない事実にたじろいでいる。それを許す千葉県や関係する自治体を、中央の環境省が見逃していることにも、この国の前途に暗い影を落としている。清浄な水と空気は、生き物が健康に生きるための必須要件である。それが破壊されている。千葉県と各自治体は、総力を挙げて地下水と水道水の総点検をして、汚染水を排除することが何よりも優先課題であろう。
 <放射能残土がれき類が君津市水源地に1万トン以上も投棄>
 もう3年も経とうか。北京から戻ると、昔ダンプ街道の過積載・騒音・速度違反などで「甘い取り締まりの警察」と戦っていた森美秀派大工の、今回はその子供からの留守電に飛び上がってしまった。君津市の産廃場にフクシマの放射能汚染物質が投棄されている!腰を抜かすような事態である。小櫃川の放射能汚染が、いずれ水道や水田を汚染、人間の命を奪っていく。警察官の息子というタレント・森田健作知事の大暴走を裏付けていた。千葉県の民度の低さは、やくざが国会議員になるところであるが、それにしても知事に対する非難が聞こえてこない。

 森田が、県内に高級別荘を建てたことも分かってきたが、12年もの利権行政の不始末が表面化しないまま、県政を去った。言論不在・県議会不在を物語っている。「腐臭列島 房総半島の闇」(データハウス)の執筆者もお手上げである。やくざが跋扈する千葉県・房総半島に屈するだけの千葉県警・公安委員会とはどういう組織か。 気が付いてみると、フクシマの放射能汚染物質の投棄場所になっていた!ため息が出るなどというレベルではない。「房総半島のフクシマ化」を阻止した沖縄県の話も聞いた。この調子では、フクシマ化が全国に拡大するのかもしれない。そしていま第二の君津市が、袖ヶ浦市で起きている!放射能まみれの房総半島は、他にもあるはずである。
 <袖ヶ浦市林地区水源地埋め立て現場から噴き上がる放射能!>
 木更津市にワコーという目下、巨大な廃棄物処理工場を建設した会社に関心が集まっている。袖ヶ浦市林地区の水源地に不法投棄した疑惑だ。森林法に違反して、こっそりと森林を伐採、そこに危険なものを埋設、その上に土や廃材をかぶせ、高く盛り固めた場所から、恐ろしい放射能が噴き上がっている! 近くに13軒の住宅があるが、うち7軒からがん患者が発生して、そのうち一人が亡くなった。「おかしい」と判断した地元の区長らが、放射能測定器を市から借りて、見事な盛土の上で測定すると、驚くべき数値がでた。測定器の針が大きく触れたのだ。それは人の命に影響する値であった(本ブログ既報)。  

 出光興産に勤務していた区長は、万万が一のことを考えて、出光所有の放射能測定器で試してみた。なんともっと高い数値が出て仰天、以来この半年の間、袖ヶ浦市や千葉県に掛け合って、徹底した測定と対策を求めている。 驚いた袖ヶ浦市議会議員も現場を視察した。もっと驚いたことは、自民公明は全く動こうとしない。原子力ムラに抑え込まれているのである。さらに仰天したことは、共産党市議まで二の足を踏んでいる。まともな質疑を行おうとしていないのだ。腐った市議会と市の行政当局である。 

 これとは別の不法投棄現場(日高金属)から流れ出ている汚濁水からは、高い有毒物質が見つかった。水源地が有毒・危険物質のゴミ捨て場と化しているのである。近くを国道が走っている。ダンプでの持ち込みが容易なのだ。 産廃業者にとって最適なゴミ捨て場なのだ。そこに放射能ゴミも、というのだ。
 <君津市山砂採取近くの地下水で金魚が死んだ!>
 「金魚が死んだので、もうあそこの水場の水汲みはやめた」と打ち明けた、その場所とは、君津市小櫃の山本地区にある。近くにはダンプ公害の原点ともなった山砂採取現場がある。聞くところによると、巨大な山を跡形もなく削り取り、そこを格好の産廃場として使用、その上に砂をかけて隠ぺいしている。そこを農場にしたりしているらしい。危うい。内部告発はまだである。

 房総半島は、数千万年前に海が隆起して形成された。昨日は70余年前に初めて登った貝殻坂に行ってみた。そこには現在も貝殻が散乱、子供たちの遊び場だった。雨水でえぐられた山道脇の土手には、まだ手を付けていない貝殻が砂利にこびりついている。それを土建業者が建設資材にと運び出した。真っ裸にされた房総の山肌は、今も痛々しい。自然と共にあるという観念が、現在の科学技術にはない。人間の命を奪い取っているおぞましい人間の本性を、露呈して余りあろう。雨水を浸み込んだ地下水が、生き物の命を奪っている。金魚の命を奪う地下水が、人間の命に襲い掛かっている!愕然とするばかりだ。
 <木更津市も狙われている!>
 産廃業者は大方のところ、やくざが関与している。住民の反発を力で威圧しておさえこむのである。「木更津レイプ殺人事件」は、偶然発覚したもので、実際は常態化している。女性の人権は危ういままだ。木更津市の我が地区でも産廃業者が暴れ、水利組合の人が犠牲になった。先日、近くを散歩していると、ないはずの道路が山裾に向かって伸びているではないか。ダンプ街道にするのだろうか。そばに高速道路が走っている。要注意だ。安心して農村にも住めない!
 <房総半島の水脈が有害物や放射能で汚染は確実か>
 近くの人の説明では、房総半島の水脈は半島全域につながっている。一か所が汚染すると、全体に影響を与える。友人は鴨川で長狭米をつくって高級米として販売して、生計を立てている。 このまま有害物質や放射能で汚染すると、房総半島では水も飲めない、農作物も作れなくなるだろう。
 <千葉県や袖ヶ浦市は火消しに躍起!>
 直ちに行動を起こさなければならない。ところが、袖ヶ浦放射能問題について、行政は動こうとしていない。新聞テレビも、行政の後ろから歩いて、まともな取材をしない。それどころか水をかけて、蓋しようとしているのである。
 <命と健康に蓋をする自治体に怒り狂う住民>
 房総半島の悲劇的な現状は、明日の日本列島そのものであろう。第二第三のフクシマは、最近の地震を知るだけでも想定できる。無論、戦争すれば真っ先に原発が狙われ、もうそれだけで相手の息のを止めることが出来る。林地区の住民は、がん患者となって怒り狂っている!棄民なのだ。

 ① 袖ヶ浦市林地区は、水源ではない。

 しかし、空中写真を見ると、廃棄物処分場とおぼしき施設が林立している。処分場から漏れ出た放射性物質が、周囲の田畑を汚染している可能性が高い。・・・小櫃川水系の亀山ダム及び片倉ダムを水源・・・

 https://www.kazusa-kouiki.jp/about-us/disclosure/suishitsu/

 ② 千葉県西部の水道水は、原発事故当初から、かなり汚染されていると推測されていたが、これに汚染土壌の搬入による二次的な汚染が加えられた。

 http://chibamirai.blog.fc2.com/blog-category-11.html

 ③ この問題は千葉県だけの問題ではなく、福島県の周辺地域(宮城県、山形県、茨城県、栃木県など)では、住民が知らないだけで、同様な搬入汚染土壌による水質汚染が発生していると推測される。
 ④熱海市で土石流被害を起した搬入土砂も、どこから運ばれたのか、はっきりしない。
 F1事故直後の震災廃棄物を、 列島全体にブチマケロの命令を出したのは、 事故当時、官房長官だった枝野のはず。 電磁推進機研究者談 PS.それとも”CSIS”の命令!?
 少し話は変わるけど、奴らは「3号機燃料プールからすべて取り出した」と口では言ってるけど、566体すべて揃ってるのがわかる写真を一度も見せてくれないままです。共産党辺りが「「すべて取り出した」のすべてとは、566体のことか? 本数で答えてほしい」と追及してくれないかなあ。奴らは「500体」と答えるかもしれないだろう。それで「爆発前には566体あった。66体は足りない」と追及したら、奴らは「爆発前にあった物すべてと言った覚えはない。残ってる物すべてという意味だ」と答えるかもしれないだろう。それで「66体はどこに消えた?」と追及したら、奴らは「知らん」と答えるかもしれないだろう。「66体はどこに消えた?」「知らん」のやり取りを国民に見せ付けるのです。

 「爆発前にあった物すべてと言った覚えはない。残ってる物すべてという意味だ」と答える可能性は、高いと思いますよ。だって、大手マスコミはどこも、566体とはひと言も書いてないから。「すべて」という言い方しかしてない。最初から、騙す気、満々の書き方をしてる可能性が高い。

 天井の鉄骨が内側に向かって潰れてるのだから、爆風ではなく軟化して潰れたとしか思えない。当時気温は10℃くらいだろうから、軟化する温度800度になるには、温度が800度くらい上昇する必要がある。建屋内の爆発で出来た高温ガスは一瞬で通り抜けるのだから、熱量は10分の1くらいしか移れない。鉄骨,数百トンを800度上昇させる熱量が出来ないと無理なんだよ。水素ガスは600kgだけであることは政府が認めている。爆発した(燃えた)のは塊の底面の空気に触れてる部分だけだから600kgの一部(大半は水素ガスのまま外に押し出され外で爆発したか、爆発せずに拡散した。600kgの一部が爆発した(燃えた)だけで、鉄骨,数百トンを800度上昇させる熱量が出るわけないじゃん。2桁くらい足りない。あの、天井の鉄骨が内側に向かって潰れてる画像を見ると、核燃料が1体も核分裂連鎖反応を起こしていないとする説明は、おかしいのです。まあ、奴らは「起こしていない」とは言っていないが... 「すべて取り出した」としか言っていない。「すべて」とは、爆発前にあった物すべてという意味か、はっきりさせないといけない。「残ってた物すべてという意味だ」とふざけたこと言うかもしれないからな。




(私論.私見)