福島原発再爆発考その1

 更新日/2019(平成31).2.4日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「福島原発再爆発考その1」をものしておく。

  2019(平成31).2.4日 れんだいこ拝


 「★阿修羅♪ > 原発・フッ素50」のお天道様はお見通し氏の2019 年 2 月 03 日付投稿「《極めて重大な情報につき、阿修羅の魑魅魍魎氏の情報を転載す》を受けて懸念される《フクイチ3号炉で懸念される不完全核爆発》」。
魑魅魍魎男さんの[緊急・注意喚起] 関東以西の線量が急上昇 鼻血続出 大量の放射能漏れか 汚染源は東海村か(の投稿は上記リンク先を見て下さい。)を受けて東海アマさんが、極めて重大な情報につき、阿修羅の魑魅魍魎氏の情報を転載する  東海アマブログを本人ブログでアップされていますが、転載以外の部分をまずコピペします。 以下抜粋
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 魑魅魍魎氏は、東海原発のプルトニウム取扱事故に関連づけているようだが、実は、私のところに、1月上旬から、フクイチの様相がおかしいとの連絡が何回か届いた。半月程前だが、JNN(TBS)のライブカメラに奇妙な映像、まるで空中にオーブが無数に漂っているような映像が確認できたこと、同時に東電動画を確認したところ、4号機側の映像が見えないように細工されていたこと。今も、東電ライブカメラ映像は視聴することができない。

 http://www.tepco.co.jp/decommission/progress/about/livecamera/index-j.html

 https://news.tbs.co.jp/newsi_sp/Fukushima_Daiichi_NPP/

 JNNカメラの映像を見た限りでは(一ヶ月前だが)、地下深くに沈んだ核燃料が再臨界しているとしか思えない、地表から水蒸気が噴き出すシーンが映っていた。JNNライブカメラの無数のオーブのような発光体といい、水蒸気噴出といい、これは地下核燃料に深刻な核臨界が起きている疑いをもった。また、4号機の映像を見ていた方から、「火花が吹き出している」との報告もあった。 なかなか全体的な状況が掴めず、モニタリングデータの異変も確認できなかったので、取り上げることができなかったのだが、今日、魑魅魍魎氏の線量異常報告があり、もしかしたら、フクイチで大変な事態が起き始めているかもしれないと考え、私も転載して注意喚起することにした。今後、新たな情報が入り次第、報告したい。

********** 引用ここまで **********

 で、それを受けて以下に続きます。

********** 引用ここから **********

 フクイチ3号炉で懸念される不完全核爆発 東海アマブログ

 昨日、一ヶ月ほど前から、フクイチで異常が続いていて、東日本で、鼻血のツイートが拡大していることを報告した。私は、東京電力が行っている3号炉の核燃料撤去作業なるものが、技術的にありえない妄想であり、現代技術のレベルでは、どうすることもできない能力外の超常的事態を、あたかも制御可能であるように見せかける目的で行われている国民洗脳目的のホラ話であると指摘してきた。そもそも、原子力発電は、「トイレなきマンション」といわれるように、開発後70年を経ても、未だに、使用済み核燃料の処理技術さえ確立していないものを、「未来がなんとかするだろう」と希望的妄想だけに頼って、技術的解決の見込みもないままに強引に推進されたものである。なぜ、これほど日本人の未来にとって愚かな行為を行ったのか? といえば、それは、日本国家が自前核兵器を保有したかったからという、自民党員の共有する軍備妄想の一語に尽きるものであり、原発第一号の正力松太郎による東海村1号原子炉が、そもそも時代遅れの黒鉛炉を採用したことの意味は、核兵器用プルトニウム生産に都合が良いと考えられたからにすぎない。日本は、自民党によって、フクイチ巨大事故にせよ、もんじゅ廃炉にせよ、ただ核武装への妄想のためだけに、あらゆる科学的知見、未来の安全を犠牲にしてまで突っ走ったのである。もし、日本政府に、ものごとを正しく判断できる常識と知恵があったなら、フクイチ事故も起きなかったし、究極の無駄設備、もんじゅを作ることもなかった。やがて青森県民を廃人にしてしまう、六ヶ所村再処理工場も建設されることはなかった。

  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-342.html

 フクイチ三号炉は、メルトダウンし、不完全核爆発を起こした。

 https://www.youtube.com/watch?v=OiZmLqWnjgc

 なぜ、三号炉だけ核爆発を起こしたかというと、三号炉では「プルサーマル運転」が行われていたからである。核燃料の半分近くに、イギリスの再処理施設から送り返されたプルトニウムが使われており、この核燃料には、プルトニウム240という、極めて不安定で、核分裂を起こしやすい性質のある地球上最悪の危険物質が混入していたのである。

 不完全核爆発とは?
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E5%AE%8C%E5%85%A8%E6%A0%B8%E7%88%86%
E7%99%BA

 プルトニウム240とは?
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%A6%
E3%83%A0240

 原子炉は1年間も運転すれば、プルトニウム240がプルトニウム239とともに20%ほど生成してくるが、これを使用済み核燃料から、うまく分離して純化する安定した方法が、まだ確立していないのである。兵器用核原料として利用するプルトニウム239の場合、240が7%以上混入していると、不完全核爆発を起こすリスクが成立するため、通常の民生用原子炉の使用済み核燃料を、そのまま核兵器用に転用することは不可能である。どうするかというと、「プルトニウム富化」という行程で、239の純度を上げる方法がある。これは使用済みプルサーマル核燃料に、原子炉の中性子を当てて、ウラン238からプルトニウム239を増殖させて、割合を富化する方法である。核兵器用原料のなかのプルトニウム239の割合が94%を超えると、240による不完全核爆発のリスクは消失するといわれている。

 本来、定期点検中で停止していたはずの、フクイチ4号機は、米軍による赤外線写真で、実は原子炉が稼働していた疑いが極めて強まった。なぜ、検査しているはずの原子炉が稼働していたかといえば、プルトニウムの富化作業を行って、核兵器用核原料を生成していた疑いが槌田敦教授によって指摘されている。


 http://www.asyura2.com/14/genpatu40/msg/681.html

 三号炉の核爆発を指摘したのは、アーニー・ガンダーセンである。
 https://www.youtube.com/watch?v=LPiyVSdQnRE

 ガンダーセンは「即発核臨界」という言葉を使っているが、これがプルトニウム240による不完全核爆発を意味する言葉である。三号炉の使用中プルサーマル核燃料には、20%近いプルトニウム240が混入していて、極めて核爆発を起こしやすい不安定な物質になっていた。これに、2011年3月11日の東日本大震災が引き越した大津波と地震動により、フクイチが全電源喪失を起こし、3月11日、11時半、冷却不能の事態に陥ってから、3月14日11時に、大爆発を起こしたが、これは、他の、1号炉・2号炉の爆発とは本質的に異なるもので、水素・水蒸気爆発のような白煙ではなく、黒煙を上げて凄まじい破壊力の爆発であった。これは、プルトニウム240が反応した核爆発である可能性が極めて強く、東電や日本政府が説明している「水素爆発・水蒸気爆発」とは、まるで違うもので、おそらく全国の原子力工学関係者全員が、それを知っていながら政府に忖度して口をつぐんでいるものである。

 なぜ、不完全核爆発が起きたのか? 理由は、最初に、核燃料収納容器であるジルカロイが高熱で溶融し、水蒸気と反応して水素を大量放出したことで、引火による水素爆発が起きた。これにより、核燃料が沈んでいる炉心に強烈な圧力を加えたことで、核燃料が圧縮され、同時に水の中性子反射能力が増して、最初にプルトニウム240が核反応を起こしたと考えられる。
もちろん、通常のプルトニウム239やウラン235のような、猛烈な連鎖反応はなくて、核燃料本体のプルトニウム239を核爆発させる能力はなかったが、付近を吹っ飛ばすくらいの大爆発を起こす力はあった。これが、ガンダーセンの説明した三号炉即発核臨界の意味である。

 問題は今なのである。プルトニウム239の半減期は24000年、事故時から、ほとんど減っていない。プルトニウム240の半減期は6500年、これも減衰していない。あとは、両者を含むプルサーマル核燃料が、地下に沈降し、ブスブスと地下で散発的に臨界を繰り返すことで、反応のたびに、プルトニウム240の比率が高まってゆくのである。もちろん、こんな事故は人類開闢以来初めてのことなので、誰もパラメータを理解していないし、プルトニウム240が、どのような現状にあるのか知るよしもないが、少なくとも、ガンダーセンのいう即発臨界=不完全核爆発のリスクは、臨界が続けば続くほどに高まってゆくのは確実である。

 表題のフクイチ三号炉における不完全核爆発のリスクとは、このように臨界のたびに増えてゆくプルトニウム240が、何らかの刺激、例えば、核燃料に近い位置で水素爆発が起きるような圧力が発生しただけで、不完全核爆発を引き起こし莫大なアクチノイド系危険核種が大気放出される可能性があることである。
これで何が起きるのかというと、三号機の地下が爆発源になるのだから、フクイチのすべての原子炉を吹っ飛ばす程度の爆発が起きる可能性がある。なぜ、同じように爆発した1・2号炉に比べて3号炉が危険なのかというと、使われていた燃料がプルサーマルだからで、これは固有の崩壊熱特性が、ウラン235燃料に比べて数桁も高いのである。つまり、冷却するのに時間がかかる。通常のプルサーマル使用済み核燃料が、再処理可能な常温=100度以下になるには500年かかるといわれている。

 http://www.asyura2.com/09/genpatu6/msg/717.html

 私が、東電の三号炉核燃料回収が不可能であると断言してきた理由は、この温度特性にあって、核燃料被覆管や収納容器の耐熱性は、1000度程度しかなく、事故から8年目の今年であっても、常時冷却しなければ、どんどん温度が上がって、収納容器を熱損傷するリスクが生じる。仮に取り出したとしても、ただちに冷却システムに移行しなければならないし、今は位置や形状さえ不明な段階で、「取り出せる」なんて自信は、妄想かホラ話以外のものではない。取り出すどころか、いつ不完全核爆発を起こすかわからないというのが真実である。何度も書いているように、核燃料の周辺で、不完全臨界がブスブスと続く状態で、中性子が照射される環境があるとすれば、時間が経てば経つほどに、プルトニウム240が増えて危険性が高まってゆくのである。

 もしフクイチの地下核燃料が不完全爆発を起こしたらどうなるのか? 上に書いたように、最悪の場合、フクイチの敷地ごと爆発飛散してしまう可能性がある。そして、日本列島全土に、大量のプルトニウム使用済み核燃料=アクチノイド核種およびマイナーアクチノイドという猛毒核種がばらまかれることになる。(マイナーアクチノイドは、アクチノイド核種からウランXとプルトニウム239を除いたもの)おそらく、半径数百キロ、東京あたりまで、永久に居住不能になるだろう。すでに起きているフクイチ放射能による障害に加えて、桁違いの猛毒が地表を覆うのである。

********** 引用ここまで **********

 惑星全ての終わりの顕在化の始まりなのかもね








(私論.私見)