その量は毎年約11万kℓ。この11万kℓという数字は羽田発大阪行きの消費燃料約1年分に相当する。
その分の費用は最終的には利用者負担となる。飛行時間が余計に多くかかることも然りである。利用者にとっては運賃高としてデメリットを被り続けている。戦後レジームからの脱却を掲げる政府は、この問題には深く切り込んでいない。
横田基地&横田空域考
|
更新日/2017(平成29).9.1日
(れんだいこのショートメッセージ) |
2015年08月12日、「『横田空域』…未だに続く米軍の日本支配」、「「首都圏の空のタブー『横田空域』…未だに続く米軍の日本支配」。 参考文献 「日本の空なのに航空機が飛べない「横田空域」はなぜ存在しているのか - エキサイトニュース(1/2)」 「(解説)横田空域」 「米軍管轄する「横田空域」 返還されれば羽田-伊丹が30分に│NEWSポストセブン」 「横田空域を返せ!東京の空を取り戻せ!横田基地前抗議|徹通塾のブログ」 「首都圏の空域について」 「【在日米軍不要】首都圏の空域は未だに米軍の管理下!民間機は入ることすら出来ない横田空域の危険性!|真実を探すブログ」 「日本の空なのに航空機が飛べない「横田空域」はなぜ存在しているのか/シェアしたくなる法律相談所」 「都心上空の新飛行ルート確立のためにも『横田空域』の返還を要求すべきだ - AUT DISCE AUT DISCEDE」 「在日米軍が管制する「横田空域」…米軍が首都上空を「占領」他の先進国に例なし! : 軍事・ミリタリー速報☆彡」 「NHK|ニッポンのポ >> 特集 >> ④福生の今 そして未来」 「なぜ日本を守るはずの在日米軍がいわゆる横田空域によって首都圏上空の制... - Yahoo!知恵袋」 「 米軍管轄する「横田空域」 返還されれば羽田-伊丹が30分に/NEWSポストセブン」 「「横田ラプコン(空域)」と日米安保60年を考える ( 軍事 ) - TABIBITO - Yahoo!ブログ」。 |
関東〜中部上空に広大なアメリカ領が存在する。通称「横田空域」と云われる。日本の首都上空であるにもかかわらず、日本の航空機が自由に飛べず、羽田空港は余計な迂回を強いられている。その費用や時間で大きな負担を強いられている。
その量は毎年約11万kℓ。この11万kℓという数字は羽田発大阪行きの消費燃料約1年分に相当する。 その分の費用は最終的には利用者負担となる。飛行時間が余計に多くかかることも然りである。利用者にとっては運賃高としてデメリットを被り続けている。戦後レジームからの脱却を掲げる政府は、この問題には深く切り込んでいない。
なぜ「横田空域」が存在しているのか 戦後、戦勝国であるアメリカ合衆国と、敗戦国である日本の間には日本国内での米軍の特権を認める「日米地位協定」という不平等な協定が締結された。 横田空域 返還の可能性はあるの? 横田基地全景。(東京都福生市) 横田基地日本, 〒197-0001 東京都福生市横田基地内
横田空域については、日米合同委員会の下の枠組みにより日米両国政府が協議を行い、これまで7回の一部返還が実現しているが、 日本政府が求めてきた横田空域における進入管制業務の米軍から日本政府への移管(横田空域の全面返還)については、米軍は運用上の理由により応じられないとの立場をとっている。今のところ、全域返還の見込みはまったく立っていない。 もし全域返還されれば、大阪国際空港(伊丹)までなら現状50分程度のところ30分近くで着くようになる。福岡や沖縄も今より20分は短縮される。燃料費も浮き年間で数百億円規模のコストが削減できると考えられる。今年で戦後70年。米軍による日本支配はいつまで続くのか? |
「横田ラプコン(RAPCON: Radar Approach Control の略)」とも呼ばれるこの空域はアメリカ空軍の管制下にあり、民間航空機であっても当該空域を飛行する場合は米軍による航空管制を受けなければならない。しかし、事前協議によって飛行経路を設定する必要があり手続きが煩雑である。 許可を受ければ、米空軍の管制の元で横田空域内を飛行することが可能だが、許可が下りるかどうかは無保証であり、一便ごとに毎日許可を申請することは非現実的であるため、ほぼ全便が迂回する経路を取っている。横田空域を通過するためにはその都度申請が必要なため、定期便の航路としては柔軟性がなく、そのため迂回されることが普通になっている。
|
(私論.私見)