森永卓郎氏の事件考

 更新日/2024(平成31. 5.1栄和元/栄和5).5.22日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「識者の1985日航ジャンボ機の御巣鷹山墜落事故事件考」を開陳しておく。

 2010.8.16日 れんだいこ拝


【森永卓郎氏の事件考】
 森永卓郎の履歴は次の通リ。
 経済アナリスト/1957年生まれ。東京都出身。東京大学経済学部卒業。日本専売公社、経済企画庁などを経て、現在、独協大学経済学部教授。著書に『年収300万円時代を生き抜く経済学』(光文社)、『年収120万円時代』(あ・うん)、『年収崩壊』(角川SSC新書)など多数。最新刊『こんなニッポンに誰がした』(大月書店)では、金融資本主義の終焉を予測し新しい社会のグランドデザインを提案している。テレビ番組のコメンテーターとしても活躍中。
 2017.8.25日、「日航機墜落事故の真相について森永卓郎が語った陰謀説とは」。
 1985年8月12日に起こった日本航空123便の墜落事故に関してはさまざまなジャーナリストが検証や持論を述べているが真相究明には程遠いのが実情。公式的には圧力隔壁の破損が事故原因であり、ボーイング社の修理ミスということになっている。しかし、多くの専門家が異議を唱えている。森永卓郎氏も「釈然としない感覚」を出発点に、ラジオ番組で陰謀説を交えて日航機墜落事故についての自説を述べている。 
 森永卓郎はラジオで何を語ったのか

 森永卓郎氏が、2017年8月21日放送の「大竹まことx森永卓郎 ゴールデンラジオ!/大竹紳士交遊録」(文化放送)という14分ほどの番組で次のように語っている。

 公式には尻もち事故でボーイング社による圧力隔壁の修理ミス。圧力隔壁に亀裂が入って急減圧が起こり空気がドーンと外に出て尾翼を吹き飛ばし迷走し、墜落したということになっている。急減圧が起こると濃い霧が発生するが、そんなに強い霧は発生していない。
 墜落した直後、横田基地から米軍の輸送機が飛んでいき、場所を特定し救援のヘリを飛ばしている。しかし米軍の救援のヘリは日本政府からの救援拒否の申し出により基地に帰ってきている。その夜のテレビ番組では場所すら特定できていない。当時からレーダーはあった。場所がわからないのはおかしい。米軍は場所を特定していたのに日本政府はなぜ知らなかったのか。なぜ翌朝、地元の消防隊員が発見するまで墜落場所はわからないと言い張っていたのか。
 青山透子氏が「日航123便墜落の新事実」という本を出版した。青山氏は1985年当時、日航の客室乗務員。同僚が亡くなったので彼女は人生をかけて日航機墜落事故を調べた。青山氏は日本航空を辞めた後、東大の大学院へ行き博士号まで取っている。本によると墜落直前の日航機を2機の自衛隊ファントム機が追尾していた。つまり自衛隊は墜落するまで追いかけていた。その証言者は現地で働いていた女性、自衛隊員、当時の地元小学生など多岐にわたる。日航機の後ろを赤い物体が飛んでいたという証言が複数あった。機内から撮った写真を解析するとオレンジ色で飛行機の方に向かって飛んできている。そのオレンジ色の物体は自衛隊の訓練用のミサイル、または無人機ではないか。
 本の中では遺体が燃え尽きるほど炭化していてガソリンとタールを混ぜたような異臭がしたという証言もあった。ジェット燃料には匂いはあるがガソリンやタールとは違うのでありえない。青山氏は自衛隊が証拠隠滅をはかるために現場を焼き尽くした可能性があると指摘している。なんの証拠を隠滅しようとしたのか?
 4人の生存者は墜落した場所から滑り落ちて離れた場所にいた。生存者を見つけたのは自衛隊ではなく地元の消防隊員である。
 垂直尾翼は実はまだ海にあってまだ見つかっていないということになっている。2年前、「相模湾で日航機の部品の一部とみられるものが発見された」という報道がテレビ朝日であった。深い場所ではなかったので引き上げる気になれば簡単である。しかし、その後の続報はない。他のメディアも追いかけないし政府に引き上げようという気もない。
 この事故は後の日米関係に決定的な影響を与えた。ボーイング社は泥をかぶった形だが、その後の日系エアラインはボーイング一色。なぜそうなったのか。世界ではエアバスが主流のエアラインもあるのに日系だけ不自然にボーイング一色。
 特定秘密保護法はこの秘密を守るために作られたのでは? 事故調査に当たったのは当時の運輸省、アメリカのNTSB(国家運輸安全委員会)なので真相が明かされることはない。
 書籍「日航123便墜落の新事実」(青山透子著)の衝撃

 森永氏が番組内で言及していた書籍「日航123便墜落の新事実」(青山透子著)ですが、これは河出書房新社という出版社からリリースされています。

 「墜落直前の日航機を2機の自衛隊ファントム機が追尾していた」という証言を実名で複数集めている点が決定的に重要。自衛隊は翌日まで救助を開始しなかったことについて納得できる説明をする必要がある。

 日航機墜落の真相と特定秘密保護法の関係について

 日航ことJALは2009年から民主党政権のもと再建がはかられた。その際、2010年からCEOとして再建のリーダーとなったのが京セラの稲盛和夫氏。彼は日航機墜落事故の再検証を指示する。当時の国土交通大臣は前原誠司。しかし、2011年7月に出てきた結論は「圧力隔壁の損傷」というこれまでの公式発表となんら変わりないものだった。青山氏の書籍にある通り多くの反証があるにも関わらず。その後、2011年8月には、有識者会議を経て民主党政権が、特定秘密保護法の前身である秘密保全法の国会提出を目指し始めている。特定秘密保護法は、尖閣諸島における中国漁船衝突事故を受けて、策定された法律というのが一般的な認識であるが、時系列を追ってみると、民主党政権が日航機墜落事故の真相を知った直後に特定秘密保護法への動きが始まっている。民主党は日航機墜落事故に首を突っ込んだが、そこで知り得た真相はとても表に出せるものではなかった。よって表には出さないことにした。これが法案の真意であるのではないかと森永氏は憶測する。

 当時の中曽根首相が米政府に「ボーイングに泥をかぶっていただきたい」と申し出て、さまざまな条件を引き換えにアメリカ政府がそれを引き受けたのではなかろうか。その「さまざまな条件」とは、具体的には「アメリカの言うことをなんでも聞く」ことだったのではないかと考えられる。故に、本事件は「後の日米関係に決定的な影響を与えた」。たとえば日航機墜落事故の直後、1985年9月には、プラザ合意が結ばれている。これは先進5カ国の間で、アメリカ有利の円高ドル安に為替レートを誘導するもので、このプラザ合意は後のバブル→バブル崩壊などにもおおいに影響のあるものだった。正真正銘の国家犯罪。それを実行した自衛隊員はおそらく口封じのために殺されている。日航機墜落事故の後に不審な理由で死亡している自衛隊員を詳細に調べれば、なんらかの新事実が浮かび上がってくるのではないだろうか。


 大竹まこと ゴールデンラジオ「拡散希望 真のジャーナリスト森永卓郎氏、日本最大の国家機密 #日航123便墜落事件の新事実 に言及」参照。
 更新日: 2017年08月24日

 で、実はですね、先月、青山透子さんという人が、『日航123便墜落の新事実』という本を出して、これをずっと読んでたんです。青山透子さんっていうのは、実はその当時日本航空のスチュワーデスだったんですけど、客室乗務員をしていて、自分と一緒に働いていた同僚が亡くなった、で、彼女は人生を賭けて、この原因っていうのを、ずーっと、調べ続けてきたんです。で、彼女は辞めた後だと思うんですけど、東大の大学院を出て、博士号まで取っている。で、今まで、いろいろな陰謀説が出てきたんですけれども、この本は明らかにそれとは違っていて、全部学者が論文を書くようなスタイルで、全部根拠を明らかにして、証言を集めて、実名で証拠を積み重ねていくんですね。で、その中で私が、全く知らなかったんですけど、この本の中で一番驚いたのは、墜落する直前の日本航空機を、二基の自衛隊のファントム機が追尾していたと、つまり自衛隊はおいかけていたんです。墜落するまで。

 それは、この本の中で、例えばですね、地元の実名で出てるんですけど、働いていた女性だとか、あるいは元自衛隊(当時現役)員、あるいは現地の小学校が小学生が見たものを当時の校長先生なんかが全部集めてる、小学生達もそこに書いているんですよ。私は子供たちが文集に嘘を書くっていうのはあり得ないと思います。となると、最初から墜落地点は解っていたいたと考えざるを得ない。では、なぜ、翌日の朝、地元の消防団員が発見するまで、解らないって言っていたのか。これ、地元が、県とか国に通報しているんです。うちんとこに墜ちたと。でも、一切無視されているんですよ。じゃ、何をしてたのかっていこうなんですけれども。

 もう一つこの本の中に書いてある、これは恐ろしい、本当かどうか分からないというか、でも本当なんだと思うんですが、本の中では証言を集めて書いているんですけど、遺体があり得ないほど、炭化するほど完全に燃え尽きていたと。しかも、そこにガソリンとタールを混ぜたような異臭がしたっていう証言が出てるんです。ジェット燃料というのは、灯油の一種なんで、独特の匂いはあるんですけれども、飛行場で嗅ぐような匂いでなくって、ガソリンとタールっていうのは実はあり得ないんですよ。タールなんて使ってないから。この本の中で一つの可能性として指摘しているのは、ガソリンとタールを混ぜた燃料を、軍隊が現場(戦場)を焼き尽くすために使っている、それで証拠隠滅を図った。その何の証拠かというと、これもいくつもの目撃証言があるんですけれども、日本航空機の後ろを、赤い物体が飛んでいた。一つは、機体のお腹の部分に張り付いていたという証言もあるし、もう一つ、機内から外を撮った写真を解析するとですね、黒い点に見えるんですけど、画像解析をするとオレンジ色の物体で、しかも飛行機の方に飛んできている。画像を解析して分かったということなんです。

 このオレンジだとか赤い物体が何かっていうと、当時、今でもそうかもしんないですけど、自衛隊が使っている訓練用のミサイルや無人機っていうのはオレンジ色に塗られているんですよ。それが、この事故だと思うんですけど、たまたま尾翼に当たっちゃったんじゃないかなっていう可能性が高いんじゃないかなっていう指摘なんです。

 これね、この日航機墜落のときに、私、経済企画庁っていう役所で働いていたんですけれども、当時の状況を申し上げると、国会では防衛費GNP1%問題っていうので、まあ、中曽根首相がが、どんどん防衛費を増やす中で、1%の歯止めをかけたんですけど、それを突破するんじゃないのか、してもしょうがないんじゃないかとか、やっぱり収めるべきだと、毎日防衛問題で国会がヒートアップしている時期だったんですね。そういう時期に、もし自衛隊が不祥事を起こしたとすると、大変な国家的な問題になってしまうので、私は事実を隠蔽した可能性はかなり高いんじゃないかなっていう気がするんです。

 (生存者がいますよね?)
 生存者は飛行機の後ろの方に乗っていて、飛行機が落ちた現場からずっと滑り墜ちて、別のところにいたんです。だから、自衛隊が捜索に入って、でも、生存者を見つけたのは、実は自衛隊ではなくて、全部、地元の消防隊なんです。だから、自衛隊は見つけてないんです。救援にはあたりましたけど。 そこのところっていうのを、私はね、もう30年以上経つんだから、そろそろ本当のことっていうのを明らかにした方がいんじゃないかなって思うんですけれども、これ、事実を明らかにする方法っていうのは、確実にあってですね。それは、垂直尾翼の一部は見つかっているんですけど、その7割位が海上を飛んでいるときに墜ちて、まだ見つかっていないということになっているんですよ。

 ところがですね、今から丁度2年前なんですけど、TV朝日でニュースが流れたんです。それは、相模湾で、そんなに深くないところに、日航機の部品の一部と見られるものが発見されたっていうニュースで、これは大深度の水中じゃなくて、普通にダイバーが潜って見つけたので、引き上げる気があれば簡単にできるにも関わらず、なぜかずっーと、このニュースの続報を注目してきたんですけど、一つもない。これだけ大きなニュースであるのに関わらず、他のメディアも取り上げないし、勿論、政府も引き揚げようという動きも全くないんですね。

 あの~、私はこれ、何が起こったのかっていうのは、日米関係がその後どうだったのかっていうのに、致命的に大きな影響を与えたんじゃないかなって。もしこれが自衛隊が起こした事故だとすると、ボーイング社は泥をかぶったわけですよ。うちの修理ミスだってことになった訳ですから。でも、その後で、例えば日本の航空会社が買っている飛行機っていうのは、どんどんどんどんボーイング一色になっていくんですよ。これはもう間違いない事実なんですね。これは何でそうなってたのかっていうと、ボーイング社の製品が優秀だからなんだって言われちゃったらそれまでなんですけど、世界では、例えばエアバスとか買われているわけです、なぜ、日本だかけがそうなっているのがなぜなんでしょうか不思議ですし、なぜ、メディアが動かないのか。私は、加計学園の問題とか、森友学園の問題よりも、もっと、こっちの方が深いんだと思います。

 もっと言うと、特定秘密法案っていうのが、永遠に秘密を守るっていう法律を作ったんですけど、この秘密を守るために作ったんじゃないかと、これは私の完全な憶測ですけど、そんな気さえしてしまうんです。国会議員の皆さん、ぜひですね、この本を読んで、本当のことをもう一度調べて欲しいと私は思います。(航空機事故って、専門家がしっかり調べるじゃないですか?) この事故は運輸省の事故調査委員会が調べます。役所が政府が調べます。(外国からは入ってないんですか?)アメリカのNTSBも来てますが、それは、アメリカですので・・・。

 やっぱりこの本の青山透子(元日航乗務員)の当時の記録にも、事故当日、NHKのニューステロップで「現地救助に向かった自衛隊数名が何者かに銃撃され、死者負傷者が多数出た模様」と本当に出ていたと書いてある。当日は123便墜落前にF4戦闘機2機が同機を追尾している目撃情報が多数あった。

 遺族の吉備素子氏が日航の社長と面談した時の話も収録されており、吉備氏が「中曽根首相に直訴しましょう」といった途端、高木社長が震えだし、「そうしたら私は殺される」と言われたと衝撃の事実が書かれている。これを見ればわかるように中曽根が真相を隠蔽した日本側の主犯であることは明白だ。

  第76回:日航123便はなぜ墜落したのか(森永卓郎)」。 
 ニュース番組にかかわるようになって20年以上、私の心のなかには、もやもやした疑問がずっとつきまとってきた。それは日本航空123便の墜落原因だ。1985年8月12日18時12分に、大阪に向けて羽田空港を飛び立った日航123便は、同日18時56分に御巣鷹の尾根に墜落した。乗客乗員524人中、520人が死亡するという、一機では、世界最大の航空機事故となった。

 事故の原因は、その後の運輸省の調査で、機体後部の圧力隔壁が破損し、そのときの圧力で尾翼の一部が吹き飛んで、油圧装置も破壊され、そのことで機体のコントロールが不可能になったことだとされた。機体は、過去に伊丹空港で尻もち事故を起こしており、そのときに破損した圧力隔壁をボーイング社が修理した際、十分な強度を持たない方法で行ったため、それが破損につながったとされたのだ。いまでも、この公式見解は一切変更されていない。

 しかし、この事故原因に関しては、当初から様々な疑念が呈されてきた。例えば、圧力隔壁が破損すれば、急減圧で機内に濃い霧が発生する。それは、過去の機体破損の事故で共通して起きている。しかし、123便では、薄い霧は発生しているものの、機内が見通せなくなるほどの霧は、発生していないのだ。そしてこの事故で最大の疑問は、墜落現場の特定が大幅に遅れたことだ。墜落時間は、8月12日の18時56分だが、地元の消防団員が生存者の落合由美さんを発見したのは、翌日午前10時54分だった。自衛隊が現場を特定したのも、公式には翌朝になってからということになっている。すぐに救出に向かえば、多くの人命が救えたにもかかわらず、現場の特定が大幅に遅れたのだ。

 しかし、内陸部に墜落したのだから、機体は直前まで、確実にレーダーで捉えられていたはずだし、近隣住民も火の手が上がるのを目撃している。当時、地元の自治体からは県や国に通報もなされているのだが、なぜか墜落現場は、現場とは無関係の長野県とされるなど、翌朝まで報道が二転三転し、特定されなかったのだ。もっと不思議なことは、米軍が墜落直後に横田基地から輸送機を現場に飛ばし、上空から山が炎上するのを確認し、自衛隊に通報するとともに、米軍輸送機の誘導で厚木基地を飛び立った米軍の救難ヘリが現場に到着しているのだ。だが、救援ヘリは、救助開始寸前に作戦中止を命じられ、何もせずに引き返している。つまり米軍は最初から墜落現場を完全に特定していたにもかかわらず、何故か日本政府には伝わっていないことになっているのだ。

 なぜこんな話を書いているのかというと、今年7月に青山透子氏が『日本航空123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る』(河出書房新社)という本を出版したからだ。青山氏は当時日本航空で働いていた客室乗務員で、事故機には彼女が一緒に仕事をしていた同僚たちが乗り込んでいたこともあって、事故の真相を探ろうと、あらゆる文献を収集整理し、目撃者証言を集めて、いわば人生をかけた調査に取り組んできた。そして、書籍のなかで、重大な事実を指摘したのだ。

 予め断っておくと、123便の墜落事故に関しては、これまでもあらゆる陰謀説が唱えられてきた。しかし、青山氏の今回の指摘は、そうした根拠不明の陰謀説とは一線を画すものだ。青山氏は、東京大学の大学院を出て、博士の学位も取っている。東大を出ているから正しいというのではない。博士論文は厳密な審査が行われる。そのため論文には明確な根拠が求められる。憶測で書くことは許されないのだ。その論文作成の姿勢は、この本でも貫徹されている。証拠となる文献、そして実名での証言を集めて、青山氏は厳密な論証を行っているのだ。

 この本のなかでまず注目すべきことは、墜落直前の123便を2機の自衛隊のファントム機が追尾していたという複数の目撃証言だ。この証言のなかには、当時の小学生が事故の状況を綴った文集のなかでの証言も含まれている。子どもたちがうそをつくはずがない。しかし、この証言を前提にすれば、日本政府は、当初から墜落現場を完全に把握していたことになる。

 それでは、公式に機体を発見したとされる翌朝まで、自衛隊は一体何をしていたのだろうか。本書に掲載された証言によると、現場にはガソリンとタールをまぜたような強い異臭がしていたそうだ。また、現場の遺体は、通常の事故では、あり得ないほど完全に炭化していたという。自衛隊を含む軍隊が使う火炎発射機は、ガソリンとタールを混合したゲル状燃料を使用している。つまり、墜落から翌朝までの間に、何者が証拠隠滅のために強力な燃料で焼き尽くしたのではないかということだ。

 消すべき証拠とは何か。青山氏の著書によると、123便から窓の外を撮った写真を解析すると、オレンジ色の物体が飛行機に向かって飛んできているという。それは地上からも目撃されている。青山氏は、次のような可能性を提示している。自衛隊の訓練用ミサイルなどの飛行体は、オレンジ色で塗られていた。何らかの理由で、その飛行体が123便の尾翼を破壊したため、123便は制御不能に陥ったのだ。

 もしこの推測が正しいとすると、日本政府としては、とても受け入れられる事故原因ではなかっただろう。というのも、事故当時、私は経済企画庁総合計画局で働いていたのだが、国会では、防衛費がGNP比1%以内に収まるのかどうかが、連日、議論の的となっていたからだ。総合計画局の産業班は、「防衛班」と呼ばれるほど、1%問題の国会答弁作成に追われていた。当時は、野党が防衛費の膨張を強く非難し、国民の自衛隊に対する感情も、いまほど理解あるものではなかったのだ。そうした環境のなかで、自衛隊の不祥事は許されない状況だった。

 しかし事件から30年以上経過したのだから、政府は国民に真相を明かすべきだ。それは、森友学園や加計学園よりも、はるかに重要な問題だと私は思う。なぜなら、この事件のあと、日本は以前にもまして対米全面服従になったからだ。事故の翌月には、ニューヨークのプラザホテルで「プラザ合意」が結ばれ、協調介入によって極端な円高がもたらされ、日本は円高不況に突入した。日本の安定成長が失われた大きなきっかけとなったのだ。それだけではない。1993年には宮澤総理とクリントン大統領の間で年次改革要望書の枠組みが決められ、それ以降、日本の経済政策はすべてアメリカの思惑通りに行われるようになった。事故の原因を作ったとされるボーイング社は、もしこれが事件だとすると、罪をかぶった形になったのだが、その後、着々と日本でのシェアを高め、いまや中型機以上では、ほぼ独占状態といってもよい状況を作り上げている。
 123便の事故に関しては、これまで、何度も事故原因の再調査が政府に申し入れられたが、日本政府や日本航空はまったく動く気配がない。しかし、2年前、私の心に希望の光が差し込んできた。あるニュースが飛び込んできたからだ。そのときに保存していたニュースを再掲する。

 2023年の年末にすい臓がんのステージ4に罹ったことを公表した経済アナリストの森永卓郎氏。同氏が最近行った「衝撃告白」。森永氏は6月12日に更新されたYouTubeチャンネル「政経プラットフォーム」にゲスト出演し、1985年8月12日に発生した「日本航空123便墜落事故」の原因について次のように言及した。(「YouTubeライターケン高田」参照)

 「当初からおかしいなと思っていた」。
 「本来、日航機は横田基地に不時着するはずだった。しかし航路を外れて山中に激突した」。
 「現場にあった第4エンジンは粉々だった。攻撃されないとああはならない」。
 「政府はすべての証拠隠滅を図った」。
 「日航機は自衛隊のF4戦闘機に撃墜された」。
 「当時は世間の風当たりが強かった自衛隊のミスを隠すために、事故機の製造元であるボーイング社に『泥を被ってもらった』。その見返りが、『40日後のプラザ合意で、為替をいきなり2倍にする』という『対米全面服従路線』だった」。


 日航機墜落事故を巡っては、事故当時に日航のCAだった作家の青山透子氏が、事故調査委員会の調査結果に疑問を抱き、自ら各方面へ調査を行って、その結果を本にまとめている。森永氏はこのことにも触れ、著作の中で青山氏が、徹底した聞き取り調査と丹念な物証の再検証を重ねた結果、事故ではなく事件だったと断言している、と紹介した。青山氏と森永氏の主張を同列に論じることはできないが、森永氏は「いつ死んでもいいように生きる。言いたいことを言って死ぬ」とも語っている。捨て身になったとも言える同氏の今後の爆弾発言が注目される。


★阿修羅♪ > NWO7」「魑魅魍魎男 日時 2024 年 10 月 15 日」「もうす
ぐ死ぬから日本のタブーを全部言ってから死ぬ戦略 森永卓郎 戦後最大
のタブー (橋広バロン幸之助MJGA)
https://x.com/hasibiro_maga/status/1845544961800044801
(橋広バロン幸之助 MJGA) 動画 5分16秒
もうすぐ死ぬから日本のタブーを全部言ってから死ぬ戦略
森永卓郎 戦後最大のタブー
・123便の話を書いたら、テレビと大手新聞は完全に干された

123便の41日後にプラザ合意 翌年に日米半導体協定が結ばれて、世界トップだった半導体産業が今はシェア一割に転落年次改革要望書が毎年来ている。日米が相手の国に文句を言うという仕組みになっているが、アメリカが要望に応えたことは一度もない。 アメリカに全面服従構造。横田空域があり、日本は自由に空を飛べないが、米軍は自由に飛べて、日本に自由に出入りできる。航空管制は米軍が握ってる。外貨準備で金を持っているが、全てニューヨーク連銀に預けてあり、返してもらえない。返せというと殺される。アメリカ軍人が日本で何をやっても裁かれない。全て無罪で帰る。日米地位協定の事を総理が言えない。絶対服従。超不平等。

日本はこれだけアメリカに対して奴隷化しているが、一部の特権階級が売
国奴で利権で儲けているから超格差社会になっている。基本的に日本の庶民は、日本政府にジェノサイドされてる。 世界一の自殺大国を毎年キープしていて誰も助けない。奴隷同士でケンかをしていて、支配者達に誰も文句を言わない。 世界最狂の奴隷民族。日本人奴隷が文句を言うと、上級奴隷に怒られる。「奴隷としてなっとらん!」基本パワハラ社会。もしくは暗殺。結局死ぬし貧乏になるのに、死んだり貧乏になるのが怖くてみんな黙る。奴隷根性はあるのに根本的な根性無し。日本人としてのプライドや意地が無い。
12:19 PM Oct 13, 2024
 JAL123便墜落事故では、口封じのため、まだ生きていた乗客の大半が
刺客部隊に殺されましたからね。真相が知られたら、政府が転覆しかねな
い。
タブー中のタブーでしょう。
(関連情報)

「日航123便墜落事故・真相究明者に対する政府による執拗かつ違法な監
視、
妨害・加害行為の数々」 (拙稿 2017/6/15)
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/291.html 

 「#37 森永卓郎×深田萌絵 『言ってはいけない』日航機墜落事故の真相」。





(私論.私見)