志村けんの死の経緯考

 更新日/2024(平成31→5.1栄和改元/栄和6).9.21

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「志村けん(本名・志村康徳、享年70)の死の経緯考」をものしておく。「ウィキペディア志村けん」その他を参照する。

 2011.03.21日 れんだいこ拝


【志村けんの死亡経緯検証その1】
 志村けんの死亡経緯を確認する。

 2023.3.9日、日刊ゲンダイDIGITALの芸能ジャーナリストの本多圭/氏記事「志村と公私に渡り20年来の付き合いがあり、志村が亡くなる直前まで一緒に酒を飲み連絡を取り合っていたテレビ番組制作会社プロデューサーのS氏証言」(「
志村けんさん「亡くなるまでの1カ月間」飲み仲間のテレビマン明かす」が出ている。捏造と思われる箇所が目につくが貴重証言もあり参照する。
 2016.8.19日、肺炎で緊急入院。これに伴い、8.20日および21日に予定されていた公演『志村魂』の大阪・新歌舞伎座公演は中止することになった。その後、8.31日に退院。それまで「1日60本」(1日に2~3箱ぐらい)吸うヘビースモーカーだったが、この件にショックを受け以降タバコを止めている。
 「(最初は)肺炎をそんな大きな病気だと思ってなかった。でも良く考えると65歳を過ぎると肺炎は死因の4位だとか大きな病気なんですね。ちょっと甘く見てました」。

 肺気腫を患っていたこともあると云う。「肺気腫とは本来の肺構造が破壊されて空気がたまってしまい、うまく息を吐けなくなってしまう病気を指す。原因の多くは喫煙であり、たばこに含まれる成分によって正常な肺組織が破壊されることによって発症する。現在の医療をもってしても一度壊れた肺組織をもとに戻すことは困難」とのこと(医療関係者) 
 2018.10月、肝硬変と診断。
 2019.9月、体調不良を訴えて緊急入院。病状説明を事務所はせず。
 2020.1.15日、志村の胃にポリープが見つかり、内視鏡による除去手術を受けた。「肝臓を含めた臓器の検査もするため1週間ほど入院した。「内視鏡で切ったので、それ自体はすぐに終わりました。ただ万全を期していろいろなところも診てもらったので、4日ほどは入院していました。術後は患部の炎症を避けるため、数日間は食事制限や禁酒をするよう言われていました。その“制限”もすでに解かれていて、普通に飲み食いもしています。体重も落ちていないようですし、仕事に影響はないと思いますよ」(前出・所属事務所担当者)。ただ、持病があるとはいえ元気だった。
 2.20日、70歳の誕生日を迎えて古希パーティが都内の店で行われた。出席したはるなは「中山ひでさんが全部皆さん集めてくれて」とタレント・中山秀征が音頭をとって、恒例の誕生会が盛大に行われた。誕生会には、マツコ・デラックス、モト冬樹、DAIGO、ミッツ・マングローブ、島崎和歌子、MAX・LINA、佐々木健介、多岐川華子に加えて、はるな愛や懇意にしているグラビアアイドルなどかなりのタレントが参加した。仕事終わりに顔を出す業界関係者も多く100人以上が出席した。「(志村さんは)お酒もすごい召し上がるし、すごい(元気な)70歳でした」と証言されている。SNS上には、赤ら顔をした志村の楽しそうな写真がアップされた。ヨネスケも出席しており、「お元気なんてもんじゃないですよ。スナック、バーみたいなところでやったんですけど、(志村さんは)お酒も飲んで。『古希おめでとう!』、『病気だけは気をつけて』と(お祝いした)。だから、まさか、こういう形で、ね…」と驚きを隠せない様子で語った。2006、2007年の誕生パーティーには飯島愛(2008.12月逝去)が参加している。
 「誕生日パーティで『お酒飲んでもいいんですか?』と聞いたら、『禁止されていたのが1カ月間だったから、もう大丈夫。まあ、その前から飲んでいたけどね!』と言って笑っていた。
 2.25日、兄の知之、その息子の長男・憲之(44)らが麻布十番の店で古希を祝う会を催した。志村はお酒をたしなみ、「本人も喜んでました」。知之さんは報道陣に、その時の写真も提供している。プレゼントした紫のちゃんちゃんこに大黒帽を着用し、白い歯を見せて笑う志村。もう1枚は「古稀 70 志村けん様」とボトルに書かれたお酒と、陶器のお酒用のグラスを手に笑顔を見せる写真。楽しい宴だったという。これが親族との最後の顔見せとなった。入院後は、感染の恐れなどから一度も面会することができなかった。
 2.28日、志村は元気に“活動”を再開していた。誕生日パーティ翌週のこの日、お昼過ぎに志村はロールス・ロイスで麻布十番へと向かう。携帯電話ショップに立ち寄った後に入っていったのは、行きつけの“高級スパ”だった。事務所関係者によると、「毎晩のように飲んでいたが、基本的に通院するような持病もなく体調は良かった」と話している。
 3.5日、日本テレビで「天才!志村どうぶつ園」収録。3.26日、共演したお笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜が、その際の志村の様子について、「本当にいつも通り、元気な感じ。これを朝知って、本当にびっくりして心配」、「日ごろのお疲れを取るという意味で、ゆっくりお大事にされて、早く戻ってきてほしいなと思う」とコメントしている。
 3.6日、NHKの連続テレビ小説「エール」収録。
 3.6日、麻布十番にある行きつけの飲食店で、若い女性と一緒の二人きりで焼酎を飲む姿が目撃されている。「3月6日、志村さんはアダルトビデオ制作会社の社長の接待で、銀座8丁目の高級クラブ『B』に飲みに行っています。志村さんはもともと六本木のクラブやキャバクラに通っていたが、六本木のクラブで親しくなったホステスのAさんが、前年(2019年)に銀座8丁目のクラブに移籍したことから銀座のクラブにも顔を出すようになったという」、「3月6日の当日、志村さんはAさんが勤務していた『L』には来ませんでしたが、Aさんがたまたま志村さんの車を見かけ、志村さんにメールしたところ、『Bにいる』という返信が来たそうです」(Sさん)。
 3.9日、「9日は六本木のバカラバーで朝方4時まで千鳥の大悟(42)と渡辺直美(35)、それにハライチの澤部佑(36)の3人と飲んでいたといいます。2月20日が志村さんの70歳の誕生日でしたが、当日お祝いできなかったので、その日、大悟らと一緒に飲んでいたようです」。
 3.10日、テレビ朝日のバラエティ番組「あいつ今何してる?」の25日放送分に志村が出演し、豪快な笑いを見せるなど元気な様子を見せ、かつて結婚を前提に交際していた13歳年下の元アイドル歌手の存在を初告白した。これが最後の番組収録となった(放送は3.25日)。お相手はザ・ドリフターズ時代に出会った13歳年下のアイドル歌手・大滝裕子さん。久保田早紀や松田聖子も出場した大会でミス・セブンティーンに選ばれる美貌と、持ち前の明るさでザ・ドリフターズの前座を務めるなど活躍していた。「相手の親にもあいさつした方がいいって(話になった)」などと語った。結婚前提に付き合っていたが、いつしか破局。志村は当時のことを「何が原因で別れたか定かではない」と話した。
 志村が亡くなる10日ほど前、東京・入谷のちゃんこ鍋店「玉勝」(たまかつ、店長/高橋正一79歳)に、「入院中の志村さんから『玉勝の主人が元気か確かめてきてくれ』と言われて来たんです」と告げた二人組が来店している。

 志村の下積み時代、約40年前にドリフターズで初めてもらった給料袋を握りしめてのれんをくぐったのがこの店だった。以来、月2回のペースで通い、昨年TBS系「人生最高レストラン」でも同店を紹介。「うちは野菜が多いですが、志村さんは別注でニラを山盛りにして食べて『体調がよくなった気がする』と言って帰っていました」。食べる時はいつも無言。ドリフのメンバーに教えることなく、誰にも気を使わずいられる場所。志村は「ほっとする。落ち着いて食事できるよ」と話していた。5年ほど前、高橋さんが「いつも(仕事)楽しいでしょう」と声をかけると「全然そんなことないですよ。収録が終わって家に帰ると『大丈夫だろうか、ミスしていないだろうか』と心配で眠れないくらいです」と普段語らない胸の内を吐露したこともあった。志村の代表的なネタの一つ「ひとみばあさん」は先代おかみである高橋さんの母がモデルだったという。「ある番組で明かしていたみたいで私も聞いて驚きました。無言で食べながらも他人の髪形など周囲を観察していたんですね」と懐かしんでいた云々(浦本将樹)。
 12日か13日、綺麗な女性と二人で談笑しながら、ほろ酔い加減で寄り添いながら六本木方向に歩いて行く姿が目撃されている。
 志村のガールズバー通いが有名。不摂生と多忙な日々が続いていた。志村の感染経路について所属事務所は「現在も不明のまま」と説明しており、全容は分かっていない。志村は夜遊び好きとしても知られるが、そこから感染を引き起こした可能性もある。ドリフターズ時代から住んでいる東京・麻布十番をホームグラウンドに、後輩芸人らと西麻布や銀座ではしご酒を楽しみ、飲み会の最後にはクラブやガールズバーなど女性が接待する飲食店に繰り出すのが定番だ。関係者は「どこで感染したのか分からないのは本当に怖い。もし夜の街なら、至る所に危険がある」と話している。
 3.15日、「めまいにより自宅の階段から転倒。志村さんの主治医がいるクリニックで検査したが、その時は脳にも肺にも異常はなかったという」。
(私論.私見)
 「めまいにより自宅の階段から転倒」は捏造証言の可能性がある。
 3.16日、発症前日のこの日、志村は冠番組「志村でナイト」をリニューアルする新番組の収録で東京・台場のフジテレビを訪れている。しかし、到着直後から明らかに体調不良の様子で、正面玄関の車寄せから地22階のタレントクロークに直行し、彼の楽屋にすぐ入つたものの、“気持ちが悪い”と言い出した。「自宅で足をくじき、痛みが引かなかったため」との伝もある。志村の楽屋は広い和室で、普段はそこでディレクターらと打ち合わせなどを行う。しかしこの日、スタッフは中に入れず、廊下に立って所属事務所のマネージャーと話し合いを続けた。異様な光景だった。収録は急きょ中止になった。志村は控室で30分ほど過ごし、局側のスタッフとは会わずに引き揚げた。同局関係者は「付き人のような男性に肩を借りて歩いていた」と明かしている。フジのスタジオスタッフが次のように証言している。
 「スタジオでは照明から何から全てセットが済んでいたのですが、収録は中止に。結局、志村さんは車イスで社を出て行きました」。
 3.17日、けん怠感などの症状が出て自宅で静養を続けた(発症日)。
 「17日には行きつけの麻布十番のバーで飲んでいましたが、『調子が悪い』と言って焼酎のソーダ割を2杯だけ飲んで帰りました」。
(私論.私見)
 これが本当とすれば貴重証言である。逆に捏造証言の可能性もある。
 3.18日、自宅療養中に連絡を取り合った知人が次のように証言している。
 「「18日、志村さんにLINEを送りました。すると、『もうすぐ映画の撮影が始まるんです』という返事が返ってきたんです。発熱する前日のことです。2月に会ったときも志村さんは『今年は役者をやるんだ。映画も決まった』と照れくさそうに笑顔で話していたので、すごく映画の撮影を楽しみにしていたのだと思います」。
 「翌19日にもLINEを送ったのですが、珍しく返事がありませんでした。集中して台本を読んでいるのかなと思っていたのですが、新型コロナウイルスに感染していたなんて……」。

【志村けんの死亡経緯検証その2】
 3.19日、発熱や呼吸困難の症状が現れた。家政婦が志村邸に赴く。次のように証言している。
 「私が志村さんの家に行ったのは19日、病院に行く前日のことでした。すでに体調は思わしくなく、(発熱や呼吸困難の)症状があって、事務所の方や主治医の先生に電話しました」云々(週刊文春2020.4.9日号128p)。
 3.19日、志村は入院する前日まで モデルの奥村美香(32)とLINEをしている。いつもはLINEをするとすぐ返事がきているのに3.19日のLINEは既読になっているが返事はなかった。
 3.20日、30年近く志村の主治医を務めた医師が、事務所や家政婦から連絡を受け、訪問診療で自宅に駆けつけ、訪問診察した主治医の判断により東京・港区内の東京済生会中央病院に搬送が決まった。次のように証言している。
 「二十日の午後2時頃、私がご自宅に到着すると、サチュレーション(酸素飽和度)がかなり下がっていて、すぐに救急車を呼ばなければならない状態でした。上限の毎分10リットルの酸素を吸入しながら病院に直行しましたが、それほど体内の酸素が足りていなかったのです」、「今回はかなり下がっていた。意識はありましたが、ほぼ喋れず、かなり危険な状態でした」(週刊文春2020.4.9日号128p)。
(私論.私見)
 所属事務所によると、志村は、「20日に主治医の診断を受けた結果、医師の判断で港区の病院に搬送され、緊急入院した」ことになる。この文中の「医師の判断で」の下りに私のアンテナが作動する。敢えてこう記しているところが臭い。この主治医が何者なのか明かされていない。取材を受けているが氏名も映像も伏せられている。画面登場して不利益を蒙るように思えないので解せない。そういう主治医証言は志村の容態が本当に証言通りだったのかどうか訝しい。案外それほど深刻ではなかったと考えられる余地が残されている、と私は思っている。
 3.20日、病院に重度の肺炎と診断されそのまま緊急入院。ICU(集中治療室)に入れられた。
 3.21日、人工呼吸器をつける際、麻酔で眠った。事務所関係者によると、「それから意識はなかった」と明かしている。
(私論.私見)
 この時の麻酔注射した医師の弁明を聞きたいが一切出てこない。
 3.23日、入院の3日後、新型コロナウイルス検査で陽性反応が出た。関係者によると「その時点でかなり危険な状態だった」という。「陽性反応の出た23日時点から危篤状態と囁かれ非常に厳しい状態だった」。人工呼吸器による治療を行ったが「人工呼吸器の出力に志村さんの肺が耐えられなかった」。
(私論.私見)
 この時点での重篤証言は捏造の可能性がある。

【志村けんの死亡経緯検証その3】
 3.23日夜、新宿・国立国際医療研究センターに移り集中治療室に入る。事務所関係者が次のように証言している。
  「それでも病状は悪化する一方で、23日夜に新宿・国立国際医療研究センターに移りました。この段階でコロナ陽性が判明。そこから逆算し、17日には既に新型コロナによる肺炎を発症していたと診断されました」。

 事務所が次のようにとコメントした。
 「医療関係者の皆様、番組スタッフ並びに共演者の皆様、いつも応援して下さっているファンの皆様に、多大なる感謝と、ご心配をお掛けしてしまっていることをお詫(わ)びを申し上げると共に、本人も病状の回復に全力で努めておりますので、どうか静かに見守って頂けますと幸いです」。

 志村は現在、日本テレビ系「天才!志村どうぶつ園」、フジテレビ系「志村でナイト」にレギュラー出演中。日本テレビによると、「天才!志村どうぶつ園」は、次回4月4日は予定通り放送するが、収録はこれからで、志村さんの出演については未定だという。フジテレビも、次回3月31日の「志村でナイト」放送回は収録済みのもので放送するが、その後は未定としている。
 この頃のことと思われるが、おいの2人が入院中の志村けんを見舞っている。3.31日のフジテレビ系「とくダネ!」で、志村さんを見舞った時の様子などを明かした。将之さんは、タブレット越しに志村さんの様子を見たという。「見た目はホントに意識ないんですけど、今にも目開きそうな感じで、顔色もよかったですし、口に管は入ってましたけど、お医者さんが言うようにちょっと危ないっていう感じはしなかった」と話した。防護服を着用すれば面会できると言われたが、人数も制限されているので遠慮したという。「これが最後じゃなくて、また来れるだろうというのがあったので」と今でも信じられない表情を見せた。また、1カ月ほど前にいっしょに酒を飲んだという憲之さんは、「映画の話ですとか(NHKの)朝ドラの話ですとか、すごい楽しそうに話してて、この前顔合わせしたばっかりだとか、そういったお話も聞けて、本人もすごい楽しみにしてたんだと思うんですけど」と声を詰まらせた。
 3.24日、保健所による調査が行われ、発症日と濃厚接触者の特定が完了。感染経路については不明とした。対象者は自宅待機云々。
 3.24日、人工心肺が必要と診断を受けて、新宿区内の病院(国立国際医療研究センター)に転院した。新型コロナウイルス重症者の治療として自己肺を休める効果が期待される体外式膜型人工心肺(ECMO=エクモ)治療を施された。肺に影も見られ、一時は気道を確保する気管挿管の処置も取られた。事務所関係者が次のように証言している。
 「医療研究センターでは、最初から意識がほぼなくICU(集中治療室)に入って面会謝絶に。すでに人工呼吸器を使える状態ではなく、最終兵器のエクモを使う状態でした。入院中に一度、手が動いたことがあって、もしかしたら快方に向かっているのでは……と思わせた瞬間もあったのですが、結局、意識は戻りませんでした」。

 ICUのベッドに横たわる志村の太ももの付け根の血管から腹部の下大静脈には、カテーテルが挿入されていた。そこから取り出した血液はポンプに続く人工肺で酸素を取り入れた後、今度は志村の首の付け根の血管から戻されていく。太い血管に管を刺し込むわけで、それが抜けたりすれば一大事。同病院の感染症の専門医チームが24時間体制で治療に当たったが次のように証言している。
 「劇的に回復することはなかった。言い方は悪いが、手遅れだった」。

【志村けん 死因はレムデシビル投与か】
 「★阿修羅♪ > 医療崩壊9 」「魑魅魍魎男 日時 2022 年 5 月 02 日」「志村けん 死因はレムデシビル投与か」。
 2020年3月に新型コロナで亡くなった志村けんさんだが、ここにきて、
死因はレムデシビル投与だったのではないかという疑いが持ち上がっている。これは亡くなる2日前の記事である。
 「志村けんに未承認薬投与も!?初主演映画辞退し闘病専念」
 (東
スポ 2020/3/27) https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/1792854/

 新型コロナウイルスに感染したタレント・志村けん(70)の闘病が続いている。今月23日に陽性と診断された志村は重度の肺炎を発症し、24日に東京・新宿区の病院に転院。人工心肺装置を使い、24時間態勢で治療が続けられている。「人工心肺装置は誰でも扱えるわけではない。いまは専門医がチームを組み、心拍数や血圧などをチェックしながら、細心の注意を払って治療に当たっている」(関係者)。容体が予想以上に深刻であることは本紙昨報通り。幸いにも転院先とみられる病院は日本有数の大病院で、最先端の医療が受けられる。新型コロナに対する抗ウイルス薬は今のところ存在しないが、同病院では医師主導で未承認薬の治験を開始している。なかでも、コロナ治療の光明となりそうなのが、米ギリアド・サイエンシズ社の抗ウイルス薬「レムデシビル」だ。もともとはエボラ出血熱の治療薬として開発されたものだが、新型コロナウイルスでも抗ウイルス活性が示されているという。

「人工心肺装置はあくまで肺の代わりを担うだけにすぎない。コロナウイルスに勝つには、本人の免疫力や回復力が鍵になる。志村さんにレムデシビルが投与されるかは分からないが、治験という形でも未承認の薬を使える環境にあることは、何もないよりはマシだと思う」

 とは医療関係者。

 志村は26日、初主演映画「キネマの神様」(山田洋次監督)の出演辞退を発表。今月クランクインし、志村は4月上旬から撮影を開始する予定だったが、闘病に専念するため降板を決断した。所属事務所「イザワオフィス」の井澤健社長は文書で「今年70歳を迎えた志村にとって、本作品は人生で初の主演映画ということもあり、大きな勇気と強い意気込みで臨んでいました。(中略)志村が病に勝ち、いつかまた山田組の皆様と一緒に撮影をさせていただくことを願っております」とコメント。日本中が志村の帰りを待ち望んでいる。
 当時はまだレムデシビルは未承認でその危険性も不明だった。治療方法がまだ暗中模索の状況下、レムデシビルに期待して投与された可能性は 十分にあるだろう。それが裏目に出て亡くなったのかも知れない。
 当時はまだイベルメクチンの効果も広く知られてなかった。 発病してすぐにイベルメクチンを服用すれば、助かったのではないか。 残念である。
(関連情報)
 「志村けん、岡江久美子は本当に新型コロナで亡くなったのか?」 (拙稿 2022/3/29)

http://www.asyura2.com/21/iryo8/msg/787.html

 「志村けんさん逝く 70歳 無能な政府に殺されたようなものだ」 (拙稿 2020/3/31)

http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/610.html  


【志村けんの死亡経緯検証その4】
 3.24日、所属事務所は、サンケイスポーツの取材に「詳しいことは何も言えません。25日昼頃、何らかの形で発表します」とだけ話した。新型コロナウイルスの陽性と診断された経緯や、どのような経路で感染したかなど詳細には一切触れなかった。
 3.25日、スポニチアネックス「志村けんの入院を家政婦を名乗る女性が認める「犬の面倒を見て」と」。24日夜、都内にある志村の自宅で、家政婦を名乗る女性が取材に対応。志村の入院を認め、現在の容態については聞かされていないといい、「志村さんから“犬の面倒を見てやってほしい”と急に連絡がきたんです。私も今どうなっているのか知りたいです」と急に連絡がきたことを明かした。
(私論.私見)
 この証言は貴重である。志村は自宅でゴールデンレトリバーやミニチュアダックスフントなど4匹の犬を飼っていた。その「犬の面倒を見てほしい」が入院する際に家政婦の女性に頼んだのではなく、入院後に病床からの電話で依頼されたと証言している。ということは、それまでの志村は退院を前提にしていたことが分かる。その家政婦の「志村の入院前の様子」証言があれば貴重だが出てこない。家政婦その者が不自然にシャットアウトされている。主治医による重篤説明だけを鵜呑みにする訳にはいかない。
 3.25日、スポーツ紙3紙が志村けん)が都内の病院に入院しており、新型コロナウイルスに感染した可能性があると報じた。サンスポは1面トップで、「志村けん コロナ陽性 一時は重症 都内病院に入院中」の見出しで報道。複数の関係者の話として「志村は数日前から発熱など体調悪化を訴えたため都内の病院に入院。どの時点で保健所の検査を受けたのかは定かではないが、23日の時点で新型コロナウイルスの陽性と判明した」と伝えている。スポニチも同じく1面トップで「志村けん 緊急入院 コロナ疑い せきと発熱」の見出しで報じた。「せきと発熱に加え、肺に影があるなど新型コロナ感染者と同様の症状があった。現在は実兄とマネジャーの付き添いのもと、人工呼吸器をつけて治療を行っている」としている。スポーツ報知は最終面で大きく報道。「コロナ陽性疑い 志村けん 肺炎入院」の見出しで、「23日に陽性反応が出たとみられる」と書いている。同日に東京都が発表した16人の新感染者のうち1人が志村さんだったとみられるとして「現在は入院中だが、容体は安定している」とした。
 3.25日、所属事務所のイザワオフィスが、志村けん新型コロナウイルスへの感染を公表するFAXを報道各社に送った。イザワオフィスが発表したコメント全文は次の通り。
 弊社所属タレント 志村けんの健康状態について

 一部マスコミより報道されておりますが、弊社所属タレント 志村けんの健康状態につきまして、皆様には、ご心配をお掛けしてしまっていることと存じます。病状の公表については、本来、個人のプライバシーに関わることであると弊社は考えておりますが、本報道によって与える不安や影響が大きいと判断し、ご家族のご理解と許可を得て、弊社よりご報告をさせて頂きます。

 志村けんは、3月20日に体調不良のため都内病院に搬送され、重度の肺炎との診断を受けたため、同日、入院を致しました。また、診察の際に、新型コロナウイルス感染症への感染が疑われたため、検査を実施。3月23日夜、新型コロナウイルス検査の陽性が確認されたと報告を受けました。そして、本日3月25日現在に至るまで、入院・闘病を続けております。

 次に、新型コロナウイルスの発症から発覚までの経緯について、時系列でご報告します。

3月17日  倦怠感の症状があったため、自宅静養。(発症日)
3月19日  発熱・呼吸困難の症状が出現。
3月20日  訪問診察をした医師の判断により、都内病院に搬送。重度の肺炎との診察を受け、入院。
3月23日  新型コロナウイルス検査陽性が判明。
3月24日  保健所による調査が行われ、発症日と濃厚接触者の特定が完了。

 なお、発症日の3月17日から、入院した3月20日までの間、本人は自宅で静養をしており、接触のあった人物も限られておりましたので、濃厚接触者の特定も既に完了し、対象者は自宅待機をしております。感染経路については、現在のところ不明です。

 医療関係者の皆様、番組スタッフ並びに共演者の皆様、いつも応援して下さっているファンの皆様に、多大なる感謝と、ご心配をお掛けしてしまっていることをお詫びを申し上げると共に、本人も病状の回復に全力で努めておりますので、どうか静かに見守って頂けますと幸いです。以上
 3.25日、テレビ朝日が、バラエティー番組「あいつ今何してる?」で、志村さんがゲストとして出演する回を放送した。収録は3.10日に行われており、番組では「この収録は3月10日に行われたものです」というテロップを流した。同社広報部は「保健所に確認しましたが、志村さんの発症は当社での収録日の後であり、収録に関わった方々が濃厚接触者にはあたらないとのことでした」としている。
 3.26日、所属事務所が、志村のレギュラー番組「天才!志村どうぶつ園」(日本テレビ系)、「志村でナイト」(フジテレビ系)に加え、3.30日から始まるNHK連続テレビ小説「エール」には音楽家役で出演予定。初の主演映画「キネマの神様」の撮影も4月上旬に控えていたが、志村の降板を発表した。
 3.27日、「週刊文春デジタル」の取材に志村けんの実兄・志村知之氏(73)は次のように語っている。
 ——志村さんの容態は?
 「報道では、私が病院で付き添っていると報じられていましたが、私は行っていません。(新型コロナに)感染してしまうのでいけない。私だって行けるものなら看病に行ってやりたいです。全然、何も出来ません。こういう状況だから、病院の方や井澤さん(『イザワオフィス』代表取締役社長の井澤健氏)からの連絡を待つしかない。井澤さんも病院に行けていなくて、医者の説明を聞いては、毎日連絡をくれています」。
 ——入院の一報はどのように?
 「井澤さんだったかな……。もう、動揺してしまって覚えてない」。
 ——病状について事務所からはどう聞いていますか?
 「報道の通りです。集中治療室に入ったというのも、井澤さんからの連絡で知りました」。
 ——志村さんはお話できる状態でしょうか?
 「……わからない。でも会話は出来ていないんじゃないかなぁ。井澤さんからも意識のことは聞けていない」。
 ——病院への搬送前に体調が悪いという連絡や相談はありましたか?
 「けんがいつもお世話になっている病院の主治医が家に診にきてくれて、そこで体調がよくないから入院しようとなったと聞きました。私はその主治医に会ったことがないからわからないけど、だいぶ前から色んな薬をもらっていたみたい。肺か肝臓かな? けんは持病があるから。肝臓が弱っていたからそれかとも思うけど、詳しくはわからない」。
 ——志村さんと最後にあったのはいつですか?    
 「年に1回か2回くらいしか会わないんだけど、けんは毎年大晦日に来て正月を実家で過ごすんです。今年の正月に会ったのが最後で、そのときには『今度、NHKの朝ドラに出るんだ』とか、『映画の話があるんだよ』と、嬉しそうに話していた。酒はだいぶ減ったみたいだった。何年か前に肺炎やってから、気をつけていたように思います。日本中が知っている人間ですからね。いつもがんばっているなと。早く回復して元気になってほしい。すぐにでも会いに行きたいよ……」。
 「陽性だと聞いて、心配でしょうがない……。映画(『キネマの神様』)を降板したというのも知り、けんは出演を楽しみにしていたから」。
 「日本中が知っている人間ですからね。いつもがんばっているなと。早く回復して元気になってほしい。すぐにでも会いに行きたいよ……」。
 3.28日、タレントのビートたけしがTBS系「新・情報7days ニュースキャスター」(土曜・後10時)に生出演し、志村けんが新型コロナウイルスに感染し陽性と診断され入院していることについて聞かれ次のようにコメントした。
 「う~ん…相変わらず酒飲んでるんだろうなって思ってさ」、「でもなあ、これなんかロシアンルーレットみたいな感じがするね。本当に運悪いヤツがかかっちゃうみたいな…。だから、できるだけ家から本当に出ないことだと思うけど、院内感染と同じで家は家族みんななるからね。どうなんだろうね」。
 3.29日、危篤情報が流れていた。

【志村けんの死亡経緯検証その5】
 同夜11時10分頃、24時間の看護態勢の入院治療を受けていたコメディアンの志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎のため東京都内の病院で亡くなった(享年70歳)。発症から2週間ほどで亡くなりました。病院から所属事務所に連絡があった。
 所属事務所「イザワオフィス」によると、葬儀・告別式は近親者のみで執り行うという。だが、“コロナ死”ほど遺族にとって残酷なものはない。前出の医療関係者の話。
 「亡骸になってもコロナウイルスは体内に残っているので、安易に近付くことはできません。厚生労働省の通達にも、遺体について全体を覆う非透過性納体袋に収容・密封することが望ましいとされています。遺体袋に入っているために棺の窓は堅く閉ざされており、お顔を見ての最期のお別れができません。感染爆発しているイタリアでは、臨終の際に立ち会った聖職者が次々とコロナに感染し、亡くなっている。葬儀が断られるケースも出てきているようです。新型コロナが残酷なのは、死後も行動を制限されること。お世話になった人々が、故人に感謝の気持ちを伝えることもままならないのです」。
 台湾地元紙「自由時報」電子版が速報し、「志村けんが昨夜肺炎で死去。70歳」と伝え、「日本のお笑い天王、志村けんは最近、武漢肺炎に感染していた」と報じ、コメディアンとしての絶大な手腕をたたえた。
 3.30日早朝、東京都東村山市にある志村さんの実家に報道陣が集まった。午後2時前、実家に居住する実兄・知之(73)と妻・サヨ子さん(69)が集まった報道陣に対応した。 知之氏によると、29日の午後11時半過ぎ、志村さんの所属事務所の関係者から訃報を知らされたという。知之さんはその時の心境を「ただボーっとした」と振り返り、この日の午前2時に就寝したものの、ほとんんど寝られなかったという。
 3.30日、ザ・ドリフターズのメンバー、加藤茶(77)、仲本工事(78)、高木ブー(87)が、志村けん訃報を受けて、追悼コメントを寄せた。
加藤  「ドリフの宝、日本の宝を奪ったコロナが憎いです。皆さんも身近に感じて、気を付けてくださるようお願い致します」。
仲本  「ドリフも順番に逝く歳になったとは思ったけど、一番若い志村が長さんの次になるとは、、、。非常に悔しいです」。
高木ブー  「志村早すぎるよ、俺より先に逝くなんて。3年前に、久しぶりにドリフでコントやった時、『高木さんも80歳過ぎて、頑張ってるんだから、自分も頑張らなきゃなぁ』って言ってたよね。また一緒にコントやりたかったのに。心よりご冥福をお祈り申し上げます」。
 3.30日、日本テレビ系「スッキリ」のクイズッス途中で速報が流れ、志村の逝去を知った近藤春菜が生放送中に号泣した。志村と番組共演をしており「すみません、なんとか戻ってきてくれると思って居たのに…まだお礼も何もできていないのに…受け止められなくて。すみません」と泣きじゃくった。CMが明けても涙は止まらず、「自分たちが気をつけることで自分を守るんじゃなくて、ほかの方を守る意識を持たないと、終息しない。本当に志村さんは人に与えたことがたくさんあって、最後の最後までいろんなことを与えてくれて。心にとめて無駄にしてはいけません。今は信じられなくて…」と言葉を絞り出した。
 3.30日夜、30年近く志村の主治医を務めた医師が、「週刊文春」の取材に応じ、志村への思いを語った。志村の主治医が事務所や家政婦から連絡を受け、自宅に駆けつけたのは搬送当日の20日のことだった。
 「午後2時頃、私がご自宅に到着すると、サチュレーション(酸素飽和度)がかなり下がっていて、すぐに救急車を呼ばなければならない状態でした。毎分10リットルの酸素を吸入しながら病院に直行しましたが、それほど体内の酸素が足りていなかったのです」。

 志村は今年1月に胃にポリープが見つかり、内視鏡による除去手術を受けたばかりだった。
 「肝臓を含めた臓器の検査もするため1週間ほど入院していたはず。ただ、持病があるとはいえ元気でしたから、回復を信じていた。今回僕は役に立てなかったし、もう少し早く診ていればという後悔もある」。

 主治医は悲しげな表情を浮かべながら志村との付き合いを振り返った。
 「飲み友達というわけじゃないけど、一緒に食事をしたときにはみんなを楽しませてくれてね。あの人を嫌う人は誰もいないでしょう。回復を待っていたんですけど、もうショックで。今日は外来をやりながらも悔しくてしょうがないです」。

 4.2日発売の「週刊文春」2020.4.9日号では、主治医へのインタビューの他、自宅につめていた家政婦、兄、いとこ、知人などへの取材をもとに4ページにわたって追悼記事を掲載している。
 3.31日午後2時頃、和之さんらは志村さんが入院していた東京・新宿区の病院を訪問。病院関係者が見守る重々しい雰囲気の中、親族6人、所属事務所の関係者3人の計9人とともに、密閉された棺と対面した。棺を運ぶことも、中に思い出の品を入れることもできなかった。志村の兄の知之氏は取材陣に対し、感染を防ぐためという理由で、3.20日に志村が入院してからは「面会謝絶」となり一度も面会することはできず、亡くなってからの死に顔にも会えなかった。「弟にひと目会いたかった。顔を見られずに別れなくてはならなくて、つらい」と涙ながらに語っていた。「死後に遺体が近親者が触れることもできないまま袋づめされて荼毘に付された」の記述もある。
 3.31日、志村けんの遺骨が小さな紫色の箱に入って東京・東村山市の実家に無言の帰宅を果たした。兄・知之さん(73)ら親族がこの日、都内の病院を訪れたが、感染防止のため最後の対面は叶わず、その後、斎場で荼毘に付され、そこにも親族は立ち会えなかった。その日の午後7時過ぎ、葬儀関係者の車が実家に到着し、志村けんさんの遺骨の入った骨壺が遺族に手渡された。兄の知之さんが志村さんの遺骨を抱え、取材に応じ、「骨も拾うことができないし、顔も見られない」、「本当は盛大に送ってあげたかったのに、こんなことになって悔しいです。コロナがこんなにはびこるとは思わなかったので、本人も悔しいと思う」と語った。
 4.1日、「志村けんさん追悼特別番組 46年間笑いをありがとう」(フジテレビ、後7・00)が放送され、加藤茶(77)をはじめ、「ザ・ドリフターズ」の仲本工事(78)、高木ブー(87)、さらに、コントを繰り広げた研ナオコ(66)らが志村さんを追悼した。「ドリフ大爆笑」「志村けんのバカ殿様」、「志村けんのだいじょうぶだぁ」の名場面が放送され、ドリフターズの3人とゲストの研ナオコ(66)、いしのようこ(52)はVTRを見て笑い、志村との思い出を振り返った。

 番組の最後に加藤が弔辞を読んだ。
 「まだね、志村が死んだって信じられないですね。今でもふっと出てきそうな気がして。あまりにも早かったですね。多分、本人も分かってないでしょうね、死んだことを」。「そう遠くないうちに俺たちもそっちに行くと思うから、長さん(いかりや長介さん)と酒でも酌み交わしながら、ドリフの新しいネタでも考えててくれよ。5人がそっちに全員集合したら、そっちのお客さんを大爆笑させようぜ。約束だぞ」。「大好きな志村よ」。

 番組中は懐かしのコント映像に大爆笑する場面もあったが、放送後は憔悴しきった様子だったという。綾菜によると、加藤は「がっくりきていた」ようで、「こんなに志村が一生懸命何十年間やってきたのに、この2時間で終わっちゃうのは苦しい。舞台でコントをやってくれてるからこそ、ドリフは生き続けているっていうのもあるし、70歳になって名人の域に達した。なのに、こんなに早く亡くなったのは残念でならない」と語っていたという。

 仲本は「全く同じですね、はい」と述べるた後、次のように語った。

 「一番若いの志村が先に逝くとは、思ってもいなかった。志村のために番組をつくってくれてありがたいけど、でも、(スタジオに掛かっているクラシックに)曲が暗いね。もっと明るくね」。

 高木は、番組の最後で加藤茶(77)が弔辞を読み上げるのを静かに聞いていた。仲本工事の後、しばし沈黙。加藤に促されても、しばし言葉を出せなかった。そして、声を絞り出した。

 「もう、決めたの。決めました。46年…ドリフターズとして志村と僕らは一緒にやってきた人間。普通の、一般の方と違うの、僕らは…ね。だから、志村は死なないの。ずっと生きている」。
 4.3日、夜10時台のテレビ番組で珍しい「時間被り」があった。この日、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系列) は21時から23時まで番組内容を変更して志村けんの特別企画を放送していた。感動的なVTRの数々にドリフファン、志村ファンは今一度涙した。その一方で、『金スマ』が放送されていた同じ夜10時台、裏番組である『ダウンタウンなう』(フジテレビ系列)でも同じく志村追悼企画を放送していた。期せずしてここに「志村けん被り」が発生している。

【志村けん死亡に関する各界の反応】
 官房長官「大変残念に思う」

 菅官房長官は午前の記者会見で、「大変残念に思う。心よりご冥福をお祈り申し上げる」と述べました。そのうえで、「今がまさに国内の急速な感染拡大を回避するために極めて重要な時期であるとの認識のもとに、おととい策定した基本的対処方針に基づき、感染拡大の防止に全力で取り組む」と述べました。
 3.30日、放送の『ミヤネ屋』(日本テレビ系)では、志村さんが亡くなったことを報じたあと、小池都知事が都庁にてインタビューを受ける姿を放送。小池都知事は「謹んでお悔やみを申し上げたいと思います。志村さんといえば本当にエンターテイナーとして、みんなに楽しみであったり笑いを届けてくださったと感謝したい。最後に悲しみとコロナウイルスの危険性についてしっかりメッセージを皆さんに届けてくださったという、最後の功績も大変大きいものがあると思っています」。
 3.31日、脚本家の宮藤官九郎さん(49)の新型コロナウイルス感染が報告された。また、プロ野球楽天などで監督を務めた野球評論家の梨田昌孝さん(66)は、重度の肺炎と診断されて入院、4月1日に陽性が判明した。次々と有名人の感染が報告されるようになってしまった。国内では4月1日時点で、新たに265人の新型コロナウイルス感染が確認され、感染者数は3204人、死者数は80人となった。何とかこれ以上広がらないことを祈るばかりだ。

【志村けん不審死考】
 「★阿修羅♪ > 原発・フッ素52」の魑魅魍魎男氏の2020 年 4 月 01 日付投稿「これはコワい 新型肺炎を利用して政府は"邪魔者"を簡単に殺し始めるのではないか 」。
 新型肺炎で亡くなった志村けんさんの家族は、感染防止を理由に、お見舞いも遺体との面会も、火葬の立会いもできなかったという。これは非常にコワいことである。政府にとって邪魔な人間に新型コロナウイルスの検査をする。たとえ陰性でも陽性と偽って強制的に隔離する。そして薬殺するか、あるいは新型肺炎に感染させ殺してしまう。感染防止のため、家族や弁護士は面会もできないし、死んでも遺体の確認もできない。誰のものかもわからない遺骨が戻ってくるだけである。これだけ流行していれば、誰が亡くなっても「お気の毒に」としか思われない。見事な完全犯罪である。

 反・脱原発関係者だけでもすでに何人も不審死しているのである。政府・原子力ムラは原子力推進のためには何でもする。人殺しなど朝飯前である。緊急事態宣言の発令されたら、感染防止を理由に、政府は"邪魔者"を次々と隔離して殺していくのではないか。そういった謀殺行為に対し何の歯止めもないのは大問題である。ガラス越しに面会する、家族が選んだ医師が診察できるなどの権利を保証すべきではないか。少なくともこういった歯止めを盛り込まなければ、緊急事態宣言は危険極まりないものとなるだろう。一度発令されてしまったら、檻から放たれた猛獣同様、誰にも政府の暴走を止めることはできなくなる。感染防止を理由にやりたい放題になるだろう。

コメント
9. 2020年4月01日 18:35:00 : Pt70nBFTJw : NmJjaTNzQmExOXM=[2] 報告
 メディアは、ECMOを、重篤な、新型コロナウイルスによる肺炎を治療する最終手段のように喧伝しているけれど、(この喧伝には、やはり金が絡んでいると見るべきだ。)、中国の医療関係者が、大量のビタミンCを静注して効果を上げていることは無視している。

> Dr. Mao stated that his group treated ~50 cases of moderate to severe cases of Covid-19 infection with high dose IVC. The IVC dosing was in the range of 10,000 mg – 20,000 mg a day for 7-10 days, with 10,000 mg for moderate cases and 20,000 for more severe cases, determined by pulmonary status (mostly the oxygenation index) and coagulation status. All patients who received IVC improved and there was no mortality.・・・・・

Dr. Mao discussed one severe case in particular who was deteriorating rapidly. He gave a bolus of 50,000 mg IVC over a period of 4 hours. The patient’s pulmonary (oxygenation index) status stabilized and improved as the critical care team watched in real time. There were no side effects reported from any of the cases treated with high dose IVC.

https://www.globalresearch.ca/western-media-talks-big-pharma-search-coronavirus
-vaccine-ignoring-use-high-dose-vitamin-c-save-lives-china/

 新型コロナウイルスは、心筋にダメージを与えることが、明らかにされている。さらに、脳神経もやられる。味覚、嗅覚異常は、序の口で、最悪の場合、脳炎を引き起こす。

17. 2020年4月02日 02:12:19 : qW5770aSac : ZHBpTDdEcXlON1U=[2608] 報告

 入院患者を殺すのは簡単だよ。横浜で看護師が点滴剤に消毒薬を混入させて何人も殺したでしょ。(大口病院連続点滴中毒死事件)

 葬儀関係者が続ける。「感染者の方が亡くなると、厚労省から遺体を包む非透過性納体袋が届きます。防護服に身を包んだ職員が、遺体をその袋に収容し、密閉するんです。それをさらにラップ状のフィルムで巻き、消毒して納棺します」。
 通常、病院で亡くなった遺体は、葬儀社の霊柩車で斎場に運ばれ、通夜・告別式まで保管される。遺族は、そこで故人の遺体に対面できる。そして、数日後に行われる通夜・告別式を待つ。しかし、感染症で亡くなった遺体は、霊柩車などではなく、専用の車に入れられ、病院から火葬される斎場にひっそりと運ばれる。火葬場の通常の操業時間の終了後、斎場の職員が帰宅した時間に、いくつかある焼き場の一つだけ温度が保たれ、そこで火葬が行われる。防護服姿の職員が3人で棺を入れ、約1時間かけて荼毘に伏す。

 本来ならば、お骨になった遺体を親族が「収骨」して骨壺に入れられる。しかし、感染症死の場合は収骨さえも禁止とされる。職員が収骨し、骨壺に入れて、その壺も厳重にラッピングされて、ようやく遺族へ手渡される。

 厚生労働省が発表した「新型コロナウイルスに関するQ&A」には、こんな記述がある。
 遺体の搬送や火葬場における火葬に際しては、遺体からの感染を防ぐため、遺体について全体を覆う非透過性納体袋に収容・密封することが望ましいです。遺体を非透過性納体袋に収容・密封後に、納体袋の表面を消毒してください。遺族等の意向にも配意しつつ、極力そのままの状態で火葬するよう努めてください。また、遺体の搬送に際し、遺体が非透過性納体袋に収容、密封されている限りにおいては、特別の感染防止策は不要であり、遺体の搬送を遺族等が行うことも差し支えありません。他方、継続的に遺体の搬送作業及び火葬作業に従事する者にあっては、必ず手袋を着用し、血液・体液・分泌物(汗を除く)・排泄物などが顔に飛散するおそれのある場合には、不織布製マスク、眼の防護(フェイスシールド又はゴーグル)を使用してください。衣服への汚染を避けるため、ディスポーザブルの長袖ガウンの着用が望ましいです。また、これらの器具が汚染された場合には、単回使用のものは適切に廃棄し、再利用するものは適切な消毒を行ってください。火葬に先立ち、遺族等が遺体に直接触れることを希望する場合には、遺族等に手袋等の着用をお願いしてください。

 万が一、遺体の体液等で汚染された場合など、消毒を行う必要が生じた場合には、消毒に用いる薬品は、0.05~0.5%(500~5,000 ppm)次亜塩素酸ナトリウムで清拭、または30分間浸漬、アルコール(消毒用エタノール,70v/v%イソプロパノール)で清拭、または30分間浸漬とし、消毒法は、消毒薬を十分に浸した布又はペーパータオル等で当該箇所を満遍なく拭く方法が望まれます。消毒剤の噴霧は不完全な消毒やウイルスの舞い上がりを招く可能性があり、推奨しません。また、可燃性のある消毒薬を使用する場合については火気のある場所で行わないようにしてください。

 手指衛生は、感染防止策の基本であり、遺体に接触、あるいは消毒措置を講じた際等には、手袋を外した後に流水・石鹸による手洗い又は速乾性擦式消毒用アルコール製剤による手指衛生を実施してください。

 志村の遺体は火葬場での最後の見送りもできなかった。すぐに燃やされて荼毘に付された。知人らは誰も遺体を確認していない。 

 4.8日、「志村けんさん「コロナ死」した後の残念すぎるプロセス」。

 ジャーナリストで僧侶の鵜飼秀徳は、「葬儀は遺族の後悔や悲しみを癒やす唯一の手段だ。コロナ禍が終息したときには、ぜひ盛大なお別れの会を開いてほしい」という――。故人と最後の対面ができなかった遺族は、なかなか心の整理がつけられるものではないだろう。ぜひとも、コロナの流行が収まったのちに盛大に志村さんのお別れの会を開いていただきたいと思う。葬儀こそが、遺族の後悔や悲しみを癒やしてくれる唯一の手段なのだから。

 
 半世紀以上前と現在とでは、多くの人の最期を迎える場所が逆転している。厚生労働省の調査によれば、1955年では自宅死が77%と大多数を占めていた。だが、2018年では病院・診療所で亡くなる割合は74%、高齢者施設内での死亡は11%。自宅死は14%にすぎない。自宅死の場合、すぐに菩提寺の僧侶が駆けつけて、枕経を唱えたものだ。そしてそのまま自宅か菩提寺で、通夜、葬儀が行われた。葬儀が終われば霊柩車に乗せられて出棺。火葬場でも簡単な炉前読経があり、そして荼毘に付された。骨壺に納められた遺骨は自宅に戻り、その後は初七日法要が営まれる。これが一般的な死後の手順であった。しかし、現在では多くが施設死になっている。施設死の場合、葬儀社が遺体を引き取り、葬儀会館や遺体安置施設に安置されることが多い。最近では葬式をしない直葬が急増しており、「すぐに火葬してほしい」と願う遺族も少なくないようだ。しかし、原則的には24時間以内の火葬はできないことになっている。これは「墓地、埋葬等に関する法律(通称:墓埋法)」の第3条に、「埋葬又は火葬は、他の法令に別段の定があるものを除く他、死亡又は死産後24時間を経過した後でなければ、これを行ってはならない」と規定されているからだ。なぜ、死後24時間経過しなければならないかといえば、いったん死の判定を受けた者が「蘇生するかもしれない可能性」を完全に排除するためである。その昔は、24時間以内に蘇生したこともあったようだ。実際には、通常の死後の手順を踏んでいれば必然的に24時間は経過する。枕経から通夜、葬式まで3、4日はかかるからだ。しかし、直葬や、一部地域での「骨葬」(後で詳述)の場合は火葬までの時間がぐっと短くなる。だから、「どこかに24時間」安置する必要がある。近年、都会では遺体安置施設が数多く建設されているのは、こうした直葬が増えているからだ。

 志村さんの場合は24時間以内に火葬された。志村けんさんが死後24時間以内に荼毘に付された事情は、墓埋法の条文にある「他の法令に別段の定があるもの」に該当するからである。「他の法令」とは「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」第30条の規定のことである。 同規定によれば、「感染症の病原体に汚染され、又は汚染された疑いがある死体の移動を制限し、または禁止することができる」と定め、「24時間以内に火葬し、又は埋葬することができる」としている。対象とする感染症は、エボラ出血熱(一類感染症)、コレラ・細菌性赤痢・ジフテリア・腸チフス(二類感染症)、腸管出血性大腸菌感染症(三類感染症)など。そして、新型コロナウイルス感染症も同規定に含まれることになった。だが、誤解を避けるために述べておくが、「24時間以内に火葬しなければならない」ということではない。例えば、遺体を透明の納体袋で包むなどして、感染拡大防止策が取られていれば、通常の葬式をやっても差し障りはない。実際に神戸市では、納体袋をすでに用意し、複数の病院に配布を始めているという。

 ■新型コロナで亡くなった人は「24時間以内火葬」が多い

 だが、現実的には新型コロナウイルス感染症で亡くなった方はすぐに火葬されることが多いことだろう。先に遺骨にしてから葬式をすることを、「骨葬」という。骨葬は孤独死などで遺体の状態が悪い場合、あるいは海外などで死亡した場合に実施されることがある。骨葬は一見、イレギュラーな対処法のように思えるが決してそうではない。実は北関東や長野などの一部地域では骨葬のスタイルを取っている。骨葬は、かつて養蚕が盛んだった地域の葬送文化の名残りである。地域の人が死んで、葬式の準備に駆り出されてしまえば蚕の面倒が見られなくなる。とはいえ、火葬を急がなければ遺体が痛む。そんな心配を回避するために先に骨にしておき、蚕の世話を済ませた上で、心を落ち着けて葬式をしたのだ。ほかに東北の豪雪地帯などでも骨葬をするところは多い。大雪では参列者が参集しにくいという理由である。各地の葬送は、非常に合理的に考えられているのだ。したがって、先に火葬することが仏教的におかしいなどということはないのだ。志村さんの場合、万が一、遺体からの感染を防ぐため、緊急避難的な措置として骨葬にせざるを得なかったが、戦前などでは天然痘などが流行した時に、骨葬が行われたケースもあったと聞く。

 鵜飼 秀徳(うかい・ひでのり)
 浄土宗僧侶/ジャーナリスト
 1974年生まれ。成城大学卒業。新聞記者、経済誌記者などを経て独立。「現代社会と宗教」をテーマに取材、発信を続ける。著書に『仏教抹殺』(文春新書)など多数。近著に『ビジネスに活かす教養としての仏教』(PHP研究所)。佛教大学・東京農業大学非常勤講師、(一社)良いお寺研究会代表理事。

 志村けんの追悼番組が軒並み高視聴率になった。いち早く特番を組んだのはフジテレビ。1日の「志村けんさん追悼特別番組 46年間笑いをありがとう」はドリフのメンバーの加藤茶、仲本工事、高木ブー、共演の多かった研ナオコやいしのようこが生出演。「ドリフ大爆笑」や「志村けんのだいじょうぶだぁ」の爆笑名作コントを見ながら在りし日の姿をしのび、思い出話に花を咲かせ、加藤の弔辞では涙するシーンも。視聴率21・9%。4日は志村がレギュラー出演していた日本テレビ系「天才!志村どうぶつ園」が「大好きな志村園長SP」を放送。保護犬ちびやチンパンジーのパンくんと笑顔で触れ合う園長の名シーンを振り返った。これが27・3%の高視聴率。他局は志村が過去に出演した番組を再放送。3日のTBS系「中居正広のキンスマスペシャル 特別放送…1年前に志村けんさんが語ってくれたこと」が20・1%、テレビ朝日は5日に「ありがとう志村けんさん 全国に笑顔を運んだ旅」10・7%。6日のNHK「鶴瓶の家族に乾杯~志村けんさんありがとう~2010年 福島県小野町の旅」19・6%。全局合計99・6%。「新型コロナの影響で在宅率が高いとしてもここまでなのは志村さんの人気の表れ。かつて萩本欽一が『視聴率100%男』と言われたけど、亡くなって100%は驚異的。志村さんは伝説の芸能人になりました」(テレビウオッチャー)。

【志村けんの通夜および葬儀】
 4.11-12日、新型コロナウイルスに感染して肺炎を発症し、3月29日に亡くなった志村けん(享年70)の通夜および葬儀が近親者のみにて執り行われた。所属事務所のサイトでは「志村けん 通夜及び葬儀についてのご報告」として「令和2年3月29日に逝去いたしました志村けんにつきまして、通夜及び葬儀が、令和2年4月11日、4月12日に、近親者のみにて執り行われました」と報告。続けて「既報の通り、ファンならびに関係者の皆様におかれましては、新型コロナウイルスに関連する一連の状況が収束したのち、『お別れ会』にて、故人を偲んでいただきたく存じます」と伝え「『お別れの会』の開催時期や、詳細な内容については、決定次第、弊社よりご報告をさせていただきます」とした。

【人工心肺装置のECMO(エクモ)考】
 最終的に肺がほとんど機能しなかった志村は、エクモと呼ばれる体外式膜型人工肺で生命を維持していた。エクモと聞いて思い出されるのが、2012年12月に逝去した中村勘三郎だ。勘三郎は患っていた食道がんの手術は成功したものの、誤嚥で重い肺炎にかかって肺のレントゲンは真っ白の状態。そればかりか、致死率の跳ね上がる重篤な「ARDS」(急性呼吸窮迫症候群)を発症した。がん手術を受けた病院では手に負えない領域の治療だったので転院を余儀なくされ、そこでエクモによって命を繋ぎとめながら懸命の闘病を続けた。

 二木芳人・昭和大学特任教授は志村けんも受けた人工心肺装置のECMO(エクモ)の治療について説明しつつ次のように解説した。「特に若い方はこれで頑張っている間にだんだんよくなるというケースはあるんですが、やはりお年を召した方は難しい部分がある。70歳というのはそれほど高齢でもないんですが、志村さんの場合、おそらくですね、さきほどもちょっと出てきました。 お兄さんもおっしゃっていましたが、 かなりヘビースモーカーで今はお止めになっていたようですが、少し肺にダメージがあったんじゃないかなと」。

 二木氏によると、エクモは一度装着すると1~2週間の管理が必要で扱える専門医が国内では限られているという。エクモは肺炎症が悪化した重篤患者は肺で酸素を取り込むことが困難となるため血液中に酸素を送り込み肺機能を一時的に代行するもので、国内台数は1412台。エクモの新型コロナウイルス治療状況は治療患者が23人で回復したのは12人となっている。 

 東京医科大の阿部信二呼吸器内科診療科長によると、「肺の一番大事な機能はガス交換。肺で血液に酸素を取り込み、その血液が全身に送り出されるわけです。しかし、広範囲で肺に障害が起きるとガス交換ができなくなる。通常なら人工呼吸器を使って肺に酸素を送り込みます。ただ、高濃度の酸素を投入すると活性酸素等がでてしまい、結果的に人工呼吸器関連の肺障害になり、かえって症状が悪くなる場合もあります。一般的には、人工呼吸器を使っても、体の酸素の状態が保てないほど呼吸障害が進んだ場合に、エクモへ切り替えることになります」。
 倉持仁医師(インターパーク倉持呼吸器内科院長)は新型コロナ肺炎について次のように解説した。 「”新型コロナ肺炎”の特徴は・・・新型コロナの患者さんの特徴は CTを見ると肺の外側に一気に炎症が広がっている。 本人に自覚がなくても急速に悪化する」 。肺は右肺が上葉・中葉・下葉、左肺が上葉・下葉の5つに分かれている。 倉持医師によると通常の肺炎は5つある中の1か所で炎症を起こすもので多くても2か所だという。ところが新型コロナ肺炎は5か所すべてで炎症を起こし、その外側が一気に炎症を起こすのだという。 一般的にはタバコをたくさん吸うと、肺気腫といってたくさん穴ボコが空いてしまうんです。タバコを止めることでそれ以上その穴ボコは増えなくなるんですが、今まで吸っていた分でできてしまった穴は空いているんです。(北村義浩医学博士) 「タバコを吸って肺胞が壊れてしまうと元には戻らない」。





(私論.私見)