2022(令和4).6.18日 茨城県23歳不明女性遺棄事件考

 更新日/2022(平成31.5.1栄和元/栄和4).6.20日

 (れんだいこのショートメッセージ)
 ここで、「茨城県23歳不明女性遺棄事件考」をものしておく。怪しげな臭いがするからである。

 2022(平成31.5.1栄和元/栄和4).6.20日 れんだいこ拝


 東京の23歳の女性が今月上旬から行方不明になり、茨城県の林道脇で遺体で見つかった事件で、自分の別荘に女性を監禁したとして逮捕された会社員のスマートフォンに、女性と一緒に写った映像が保存されていたことが分かりました。警視庁は、動画を撮影する目的でSNSで知り合った女性と会い、別荘に連れて行った疑いがあるとして調べています。東京 文京区の23歳の女性の行方が今月5日から分からなくなり、その後18日に茨城県常陸太田市の林道脇で遺体で見つかりました。女性は衣服を身につけておらず、警視庁は20日も周辺を捜索して遺留品などを探しています。警視庁は女性を自分の別荘に監禁したとして、神奈川県南足柄市の会社員三瓶博幸容疑者(33)を監禁の疑いで逮捕しましたが、容疑者のスマートフォンを調べたところ、女性と一緒に写った映像が保存されていたことが捜査関係者への取材で分かりました。女性が手錠をかけられている映像もあり、別荘の地下室で撮影されたとみられています。警視庁は、動画を撮影する目的でSNSで知り合った女性と会い、別荘に連れて行った疑いがあるとして、女性の死因の特定を進めるとともに、遺体が遺棄されたいきさつを調べています。警視庁によりますと、調べに対して「遺体については知らない。女性と一緒にいたが不当な拘束ではない」などと供述し、容疑を否認しているということです。

 逮捕された会社員の三瓶博幸容疑者(33)は、神奈川県南足柄市のアパートに住んでいました。最近の暮らしぶりは分かっていませんが、同じアパートに住む30代の男性は「向こうからあいさつをしてくれたり、私の子どもに声をかけたりしてくれていて、ごく普通の人という印象でした。ただ、最近は少し元気がないようにも見えました」と話しています。関係者によりますと、容疑者は幼い頃、両親とともにアメリカで暮らしていて、帰国してからは福島県郡山市の小中学校に通っていたということです。小中学校の同級生だった男性は「英語がペラペラでスポーツも万能だったし、明るい性格でクラスの人気者でした。誰かを傷つけたりするようなタイプではないと思っていたので、ニュースを見て何かの間違いかと思いました」と話していました。今回、事件の現場となったのは茨城県常陸太田市の別荘で、登記簿によりますと、6年前の2016年から容疑者が所有しています。近くの住民によりますと、これまでもたびたび別荘を訪れていて、5月の大型連休中にも目撃されていました。住民とはあいさつを交わす程度で、交流はなかったということです。

 被害者の23歳の女性は、今月5日の朝に都内の自宅を出た後、行方が分からなくなりました。3日後の今月8日になって、家族から「娘が帰らず、連絡も取れない」と警察署に相談があったということです。
警視庁は事件に巻き込まれた可能性があるとして捜査を開始。接点があった人物の特定などを進めた結果、三瓶容疑者が今月5日に茨城県常陸太田市の別荘で女性と一緒にいたことが分かり、監禁の疑いで逮捕しました。また、警視庁が別荘の周辺を捜索したところ18日、1キロ余り離れた林道の脇で遺体が見つかり、この女性と確認されました。死後、数日がたっていたということです。捜査関係者によりますと、2人はSNSを通じて知り合い、ことしの2月か3月に初めて会ったとみられています。今月5日に会った時の状況について、容疑者は調べに対し「前日にSNSで連絡を取り、5日の午前10時ごろ、JR水戸駅で待ち合わせて別荘に移動した」と供述しているということです。実際、午前10時前にJR水戸駅で2人がSNSでやり取りした記録が残っていたほか、駅のロータリーで女性が車に乗り込む姿が防犯カメラに写っていました。その後、女性は別荘でおよそ2時間にわたって監禁されたとみられています。その後の詳しい状況は分かっていませんが、容疑者の車のドライブレコーダーには、遺体が発見された場所に向かう様子が記録されていたということで、警視庁は容疑者が遺体を遺棄したとみて調べています。
 被害者の女性は、東京 文京区で家族と暮らしていました。捜査関係者などによりますと、現在の職業は分かっていませんが、インターネットの動画サイトに出演した経験があるということです。被害者を知る70代の女性は「おしゃれでかわいらしく、おとなしい印象の女の子でした。幼い頃から知っているので、事件に巻き込まれたと聞いて悲しいし、うそであってほしいです」と話していました。

 東京都文京区の女性が5日から行方不明となり、警視庁捜査1課は18日までに、この女性を茨城県内の別荘に監禁したとして、逮捕監禁容疑で神奈川県南足柄市の会社員三瓶博幸容疑者(33)を逮捕した。同日、別荘近くの山林で遺体を発見し、行方不明となっていた職業不詳新野りなさん(23)と確認した。

木に引っ掛かる状態で発見 遺体を遺棄か、SNSで連絡も―23歳女性監禁事件・警視庁

 三瓶容疑者は「SNSで知り合った」と話しており、同課は遺体の遺棄に関わったほか、死亡の経緯も知っているとみて調べる。
 逮捕容疑は同県常陸太田市の別荘で5日昼ごろ、新野さんに手錠を掛けて監禁した疑い。逮捕は14日で、「不当な拘束ではない」などと容疑を否認しているという。
 同課などによると、新野さんは5日、三瓶容疑者と一緒に別荘を訪れたのを最後に行方が分からなくなった。
 防犯カメラの解析などから新野さんは同日、電車で都内から水戸市内の駅まで1人で移動。迎えに来た三瓶容疑者の車で一緒に別荘に向かったとみられる。
 新野さんは発見時、衣服を身に着けていない状態だった。死因は分かっていない。三瓶容疑者とはSNSで知り合い、2~3月ごろにも一度会っていたという。
 新野さんの家族から8日、富坂署に「5日から連絡が取れない」と相談があり、同庁が捜査していた。

23歳女性の遺体発見現場に向かう様子 容疑者の車のドラレコに

東京の23歳の女性が今月上旬から行方不明になり、18日に茨城県の林道脇で遺体で見つかった事件で、監禁の疑いで逮捕された会社員の車のドライブレコーダーに、遺体発見現場に向かう様子が記録されていたことが分かりました。警視庁は遺体を遺棄したとみて捜査しています。

東京 文京区の新野りなさん(23)の行方が今月5日から分からなくなり、18日、茨城県常陸太田市の林道脇で遺体で見つかりました。

警視庁は新野さんを自分の別荘で監禁したとして、神奈川県南足柄市の会社員 三瓶博幸容疑者(33)を監禁の疑いで逮捕しましたが、容疑者の車のドライブレコーダーを調べたところ、別荘から1キロ余り離れた遺体発見場所に向かう様子が記録されていたことが捜査関係者への取材で分かりました。

警視庁は三瓶容疑者が遺体を遺棄したとみて詳しいいきさつを調べるとともに、死因の特定を進めています。

警視庁によりますと、調べに対して、「SNSで知り合い、一緒にいた。不当な拘束ではない」などと供述し、容疑を否認しているということです。

新野さんを知る女性「うそであってほしい」

新野さんを知る70代の女性は「おしゃれでかわいらしく、おとなしい印象の女の子でした。幼い頃から知っているので事件に巻き込まれたと聞いて悲しいし、うそであってほしいです」と話していました。

行方不明だった東京都文京区の女性(23)が茨城県の山林で遺体で発見された事件で、会社員三瓶博幸容疑者(33)=逮捕監禁容疑で逮捕=は自治会などに参加せず、近所付き合いもあまりなかったとみられる。

遺体に目立った外傷なし 死因特定急ぐ、女性監禁

 神奈川県南足柄市の自宅アパート周辺では、近隣住民らが白い小型犬と散歩したり、女性と2人でキャンプに出掛けたりする三瓶容疑者を見掛けていた。40代の主婦は「仕事の際は白いワイシャツに紺色のスラックス姿で自転車通勤していた。爽やかな印象だった」と語った。
 「あいさつは笑って返してくれる人」と語るのは、同じアパートに住む男性(34)。ただ、自治会などの地域活動には参加せず、近隣住民との付き合いも少なかったという。
 三瓶容疑者が女性を監禁した疑いがある茨城県常陸太田市の別荘近くに住む男性(79)は、2~3年前、同容疑者が転勤のあいさつに来たと振り返った。「物静かな三瓶さんがそんなことするのかな。驚きです」と話した。








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