統一教会 |
【統一協会ー勝共連合の歴史】 |
「統一協会について」、「
統一教会の現状」その他を参照する。 1920年、現在の北朝鮮にあたる平安北道定州郡でで文鮮明が出生。 1935.4.17日、文鮮明15歳の復活祭の時にイエス・キリストが現れ、神のみ旨を完成しなければならない使命があるとの啓示を受ける。 文鮮明は日本の高等学校で学んだ後、今の北朝鮮に帰省し、社会秩序を乱した罪で北朝鮮で1948年に実刑判決を受け、韓国に逃走する。 1954年5.1日、文鮮明が韓国ソウルで「世界基督教統一神霊協会」を創立。統一協会は、キリスト原理主義と云われる宗教活動と反共活動の2足のわらじをはく事で時の政権、CIAと密接な関係を保つようになる。 1954年、韓国の李承晩と台湾の蒋介石らの提唱によってAPACL(アジア諸国人民反共違盟)なる反共運動組織が結成される。第三代CIA長官、アレン・ウェルシュ・ダレスがこれを根まわしした。 1955年、文鮮明がソウルで逮捕される。多くの女性と性関係を持ったことが理由と言われている。 1960..3.16日、文鮮明が現在の妻韓鶴子(1944年生れ)と三度目 の結婚をする。韓鶴子との間には12人の子をもうける。その 長男が文孝進です。彼は信者の娘である洪蘭淑(ホンナンスク)と結婚しましたが、洪は孝進の虐待に耐えかねて逃げ離婚しました。1998年秋洪は In the Shadow of the Moons (日本では「わが父文鮮明」)という手記を書いています。 1958年、韓国で始まった統一協会が日本で布教を始める。 1961年、朴政権が統一協会を反共活動の面で利用するようになる。 1963年、統一協会が韓国で財団として認可される。 1963年、ソウル統一協会の宣教師崔翅翼が、文鮮明の指示で日本に密入国し、西川勝という日本名で統一協会を発足させ原理運動の「布教」を始めた。 1963年、呼応するように笹川良一は、密入国で逮捕された崔翔翼の身元引受人となり、統一協会顧問に就任、財界、政界、警察にわたりをつけて大々的なテコ入れをした。 、 1964年、統一協会が日本で宗教法人として認証される。以来、統一協会は、勝共連合の実質的母体として韓国や日本の反共政治組織に利用されるようになる。 1967.7月、笹川良一の肝入りで、韓国側文鮮明(統一協会教祖)、劉孝之、日本側笹川良一、児玉誉士夫代理の白井為雄、市倉徳三郎らが山梨県本栖湖畔にある全日本モーターボート競走連合会の施設に集まり、「第一回アジア反共連盟結成準備会」が開催された。ここで韓国流の反共運動を日本で受け入れることが決められた。日本の右翼暴力団の「二人の首領(ドン)」が、そのシマ(縄張り)の中で、韓国系ヤクザの活動を承認した手打式と言うことができる。 会合の目的とされた日本における「アジア反共連盟」という名の団体の結成は、日本の旧右翼の中につよい反発があって実現しなかったが、その後の話し合いで、日韓両国の統一協会が、「国際勝共違合」という看板を掲げ、宗教と反共団体の二足のわらじをはくことが合意された。 日本の反共団体として活動をはじめた国際勝共違合は、APACL(アジア諸国人民反共違盟)に参加する。東京でAPACL第八回大会がひらかれ、大会議長として岸信介、事務局長加瀬俊一(外務官僚)、以下谷正之(同東条内閣閣僚)、石井光次郎〈自民党顧問)中曽根康弘(自民党議員)、御手洗辰堆(評論家)、矢次一夫(国際研究会理事)、商杉普一(三菱電機会長)、堀越禎一(経団連事務局長)、椎名悦三郎(自民党議員)、松下正寿(立大教授) 、細川隆元(評論家)、小林中(経団連理事)ら三十五名が出席、アメリカ・マーフィ元駐日大使ら外国代表八十六名が集まった。 またこの準備委員会には、岸元首相のほか、吉田茂元首相、石坂泰三経団連会長、植村甲午郎経団連副会長、足立正日商会頭など日本の国家権力の最高首脳が名をつらねている。以上が結成までの背景だ。笹川や児玉そして岸元首相が船舶振興会(日本財団)や各総会屋からの資金を使ってまで、CIAのために働かなければならないのかという疑問が残る。しかし、答えを出すには東京裁判の真実まで言及しなければならないため割愛する。 1968.4月、統一協会を母体として国際勝共連合を設立し反共活動に乗り出し。 1974年、文鮮明がニクソン大統領と会見。以来、米国でも様々な政治工作を展開し始める。 1975年、日本で「世界日報」を発刊する。 1979年、米国議会でコリアゲート事件が発生し、統一協会幹部の朴晋煕が議会で証言を求められる。 1981.12.18日、国際平和財団創立。 1982年、アメリカで、文鮮明が提唱して設立したWashingtonTimes 紙を中心に言論界や政界に一定の影響力をもつ。 1984.7月、アメリカで、文鮮明とその手下の神山威(元日本統一協会会長)の2人が脱税で実刑判決を受け、1984年7月から1年余り刑務所に入る。 1984.9.23日、 国際安保会議開催。 1985.1月、国際平和高速道路構想及び推進。 1985.8.18日、共産主義終焉宣布。 1990.4.11日、ロシア(当時ソビエト連邦)モスクワで開催された「第11回世界言論人会議」に参加し、この時、クレムリン宮殿でミハイル・ゴルバチョフ大統領と公式会談する。 1991.8.22日、世界平和頂上会議開催。 1991.8.28日、世界平和連合創設。 1991.12月、北朝鮮を訪問し金日成主席と会談。 1996.6.16日、世界平和大陸国家・半島国家・島嶼国家連合創設。 199.2.6日、世界平和超宗教超国家連合(IIFWP)創設。 2000.8.18日、全世界国境線撤廃宣布式。 2000年、統一教会系企業が経営危機となったアメリカのUPI通信社を買収。 2003.10.3日、超宗教超国家平和議会(IIPC) 創設。 2004.9.23日、蒙古斑同族世界平和連合創設。 2005.9.12日、天宙平和連合創設、ベーリング海峡プロジェクト発表。 2006.6.13日、世界185カ国平和使節団から「天宙平和の王」として推戴。 2007.9.23日、アベルUN創設。 2012.7.16日、アベル女性UN創設。 2012.9.3日、入院先の韓国・京畿道加平郡の清心(チョンシム)国際病院で肺炎などの症状によって死去(亨年92歳)]。 統一教会では、聖書に預言された再臨のイエス・キリスト(メシア)とされ、全人類の父母の立場にあるということから「天地人真の父母様」等と呼ばせている。 |
【統一協会ー勝共連合の人脈】 |
笹川の親友で同じA級戦犯に正力松太郎がいる。正力松太郎は、読売新聞社の社主であった。そして国際勝共連合に参加した実業家の中には、のちに代議士となる渡辺元東宝映画社長がいた。彼らの働きかけにより、反共の思想を流す事は容易にできる。要は、若い世代を政治無関心にしてしまえば良いのだ。 国家権力と財界そして右翼系ヤクザが手を結び、結成された統一協会と国際勝共連合を妨害する組織は存在しなかった。最新の活動としては、統一協会のインターネットプロバイダ事業および銀行を始めとした金融への参入が挙げられるだろう。 献身的な活動。戸別訪問。街頭での署名集め活動を全国各地で行う。霊感商法。合同結婚式。統一協会は名前を変えて布教を開始する。「真(まこと)の家庭運動推進委員会」や「世界平和家庭連合」「世界平和女性連合」「世界平和統一家庭連合」「喜びの家庭再建委員会」がそれだ。で |
【統一協会ー勝共連合の信者数】 |
日本の統一協会では信者が40万人いると云われている。実態は数万人。 勧誘活動の最大の問題は、統一協会いや宗教であることさえかくしてビデオセンターに通わせ、先祖の因縁や将来の不幸、霊界で永遠に地獄で苦しむなどの不安をあおってやめられなくしていく手口です。統一協会に反対する家族をサタンと決めつけて家庭を崩壊させ、24時間文鮮明のために働くロボットにしていくのです。 勧誘の窓口は自己啓発センターだと嘘をついて市民を誘い込むビデオセンターが中心です。これが全国に数百ケ所あります。また、世界平和女性連合や世界平和統一家庭連合の外、天地正教という別の宗教法人、韓日人協会、野の花会、カトレア会など偽装の団体名での勧誘もします。PLA(Pure Love Alliance)の名で新純潔キャンペーンをして若者や主婦を引き付けようともしています。 Bのように違法な資金集めをしても、地上天国実現のために正しいと思い込むようになってしまいます。ストイックなホームでの共同生活では、情報も感情も思考もコントロールされているので、文鮮明や先輩を疑うこと自体が罪だと考えるようになります。統一協会をやめると永遠に地獄で苦しむことになるし、先祖や子孫を不幸にすると思い込んでいるので統一協会をやめられません。 こんな信者たちのために、毎年多数の霊感商法の被害者が出ています。全国弁連の集計では、1987年から1998年までの12年間で、合計19,689件、被害合計額74,676,016,952円の被害相談がありました。この金額でもまだ全体の被害の氷山の一角でしかないと思われます。 統一協会は万物復帰という、世の中の全ての財産は本来メシアである文鮮明に使ってもらうためにあるという教義があるので、どんなに社会的に批判されても霊感商法の手口による資金集めを止めません。しかも、日本はエバ国家として世界の統一協会組織を資金 的、人的に支える義務があると言われています。文鮮明は日本の市民を不幸にしても、自分の欲のためなら平気なのです。 |
【統一協会ー勝共連合の信者の活動の実態】 |
【統一協会ー勝共連合の企業の活動の実態】 |
韓国では、日本から送られる資金をもとに統一重工業や一信石
材、一和、世界日報などの企業を有し、財閥のひとつと言われていました。文鮮明は経済的な成功者と見なされていました。しかし、1997年からの韓国経済の破綻と日本の統一協会組織からの送金が減少したため、統一協会系の企業のほとんどが倒産してしまいました。統一協会の企業で生活していた韓国人たち(信者も多い)は文鮮明にとって今では邪魔者のようです。 日本では、1970年頃から目立った存在になり、1975年頃から大理石壺や人参液を霊感商法の手口で高額価格で売って潤沢な資金を手にするようになりました。1975年から約10年間余りにわたって、日本の統一協会は、文鮮明のもとに、毎月50ないし100億円の資金を送りつづけたと言われています。今でも、日本人信者は毎年100億円以上の資金を文鮮明に送りつづけています。 この資金を使って文鮮明やその手下は、ソ連のゴルバチョフや北朝鮮の金日成、更には中国の要人と会っています。文は朝鮮半島の南北統一に寄与したいと述べていますが、本音は金日成のように国の支配者帝王になりたかったのではないでしょうか。今では南米のブラジルに広大な土地を買って、そこに地上の楽園を造ると言っています。しかし、これも実現するはずがありません。 |
【統一協会ー勝共連合の合同結婚式】 |
4.合同結婚式や海外宣教の問題 統一協会は、92年8月、95年8月、97年11月、98年6月、99年2月と頻繁に合同結婚式をしています。日本人の参加者は参加する度に1人140万円の献金と30万円の経費を出すように指示されます。99年2月には36000万組の男女が参加したと宣伝していますが誰も信じていません。むしろ実際の参加者は減っているようです。しかし、参加者の献金は貴重な収入源ですし、合同結婚式の派手なイベントは勢力誇示の機会です。 信者たちは、原罪をかかえた自分が唯一救われる方法がメシアである文鮮明の祝福を受けて、メシアが選んだ異性と家庭を持って子をつくることと信じ込まされています。その参加のために伝道や資金集めに努力し、参加後も統一協会の指示通り活動します。 合同結婚式に参加しても、統一協会が認めるまで入籍させませんし、SEXもさせません。勿論家庭ももたせません。 しかし、これは本当に自分の意思で相手を選び本当に結婚をしたとは言えません。 最高裁判所は1996年4月25日、合同結婚式に参加して入籍した後脱会した日本人女性と日本人男性信者の結婚は有効な結婚だとは認められないと判決しました。入籍した後脱会した元信者による婚姻無効の確認を求める裁判は、これまで約50件程がその主張通り認められています。 日本人女性信者約3000人が今でも世界各国に派遣されて伝道活動をしています。世界平和女性連合のボランティアだと正体を偽って市民に近づき、合同結婚式への参加者を募っているのです。日本の女性の家庭では、幼い子が老祖父母や夫の手に委ねられ、寂しい思いをしています。 |
【統一協会ー勝共連合を廻る訴訟】 |
6.統一協会問題に取り組む団体 全国霊感商法対策弁護士連絡会は、1987年5月に全国約300名の弁護士で結成されました。霊感商法の被害者救済と根絶のために活動しています。現在でも全国で約300名の被害者のために合計約70億円の損害賠償請求をしています。当然信者たちの家族とも協力しています。統一協会がキリスト教の一派と名乗っていることもあって、全国約200名の牧師などの宗教家やボランティアも、信者の家族や信者の脱会カウンセリングを担当しています。全国にいる信者の家族たちも全国的な統一組織ではありません が、各地にミニ集団を作っています。元信者の集まりもありますが全国的な組織にはなっていません。しかし、これらの団体が協力しあってマインドコントロールの問題や破壊的カルトの危険性を日本社会に訴えてきました。オウム真理教による地下鉄サリン事件の時にも、これらの団体の活動があったので、不十分ですが一般社会の理解も深まりました。しかし、日本には多くの破壊的カルトや宗教の名をかたる悪質な金集め集団が次々と生まれています。日本社会特に政治や行政、マスコミの対応も遅れています。破壊的カルトの問題をより広く理解されるよう、また適切な対応がされるよう、世界各地の皆さんと協力していきたいと思っています。 2.日本での被害の実態 まず、1997年9月18日の最高裁判決で、統一協会の法的責任が確定した事例を紹介しましょう。これは全国で発生している極めて典型的事例であり、我々日本の弁護士は同種の被害相談を多数担当してきました。 1987年8月に夫が死去した46歳のA女は娘と2人で失意の生活をおくっていました。1988年2月、統一協会の信者Bは、戸別訪問をして知り合ったA女を、統一協会信者が運営している絵画展に誘い、担当信者らがしつこく勧めて22万円の絵画をA女に買わせました。BらはA女方に再三訪問してめったに会えないえらい先生に家系図を見てもらうよう勧め霊場に連れ出します。そこで先生(実は信者C)が、「あなたの夫が地獄で苦しんであなたの救いを求めている。すべてを投げうって天にささげる気持ちで献金しないと娘も不幸になる」などと脅して長時間説得し、結局500万円を献金させます。BらはA女をその後もビデオセンターに通わせて、統一協会の教義を教え込み、霊界の恐怖をうえつけて、A女に弥勒像の代金として700万円、印鑑3本セットの代金20万円を支払わせました。その上で別の先生役の信者がA女を説得して、A女の夫の生命保険3000万円も「今こそ天にささげなければならない。夫も霊界でそれを望んでいる」などと述べて、献金させたのです。 このような手口による資金集めは、日本では霊感商法と言われています。このように統一協会による金銭被害は一回で終わりません。まだ財産があるし、家族の悩みや将来の不安があると判ると(誰でもこのような悩みや不安は多少ともありますが)、しつこくつきまとってサロンのように作られているビデオセンターに通わせて、統一協会の教義と判らないように教義を教え込んでいくのです。こうして真理を学ぶことで初めて先祖の因縁から解放されると言われると、人の良いA女のような人は断われないのです。こんなA女の加害者側になったBもある意味では統一協会によるマインドコントロールの被害者です。典型例を紹介しましょう。 Bは25歳の看護婦でした。毎日が忙しく、心に満たされないものを感じていました。アパートに帰ってもテレビを相手に一人で寂しい夕食の毎日。駅頭で青年の意識アンケートに答えたのがきっかけでビデオセンターに通い始めたのです。聖書の話が出てきましたが、スタッフは「宗教とは関係ない」「人生について勉強するところ」と話していました。スタッフに励まされて通ううちにそこが悪名高い統一協会の勧誘施設と知った時には、「でも皆まじめで親切だし、うそを説明しているのでもないから、もうすこし通ってみよう」と考えるようになっていました。日本の若者は宗教についての教育をほとんど受けていませんし、ふだん触れる機会もないので、その教義の矛盾や聖書のごまかしに気付きにくいのです。Bは、毎日帰宅が遅くなり、職場を休むことも増え、献身を勧められて、当然のように退職し、信者が共に住むホームに転入しました。献身前には統一協会のためにサラリーローンから多額の借金をし、退職金も全て統一協会に献金しました。アパートの家財道具も全てホームに寄付しました。Bの両親が心配して連れ戻すのを防ぐため、Bはホームを移り住みつつ、毎日物品販売や伝道に睡眠時間をおしんで奔走しています。それが地獄に行って苦しまず、メシアによって救われる唯一の方法だと信じ込まされているのです。毎月15000円の小遣いをもらうだけですし、休日は月に1日だけ。Bは、合同結婚式に参加して真のメシア文鮮明(お父さまと呼んでいます)が選んでくれた男性と理想の家庭をつくること、そして地上天国をつくることを夢見ています。 |
「フリーメーソンとは何か その4」の下記の下りを転載しておく。
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参考にした文書
広瀬隆、太田龍著作、日本弁護士会のHP(霊感商法対策)
統一協会のHP 笹川良一著作 あとは自分の記憶
(私論.私見)