例題図 |
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上図の黒a白bのハネは何目の大きさか? |
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黒の ~ ハネツギ。1線のaとbはどちらも後手なので白a黒bとなるものとして計算すると、白から逆にハネツギされた場合と比べ×の3目が増えている。これには白の減った分が計算に入ってない。白が ~ とハネツギすれば白a黒bとなるものとして×の3目が増えるわけだから3目+3目で、このハネツギの大きさは6目になる。このようにハネツギ後、白bのハネツギが後手になるタイプは6目と覚えておこう。「2線のハネツギ最低6目」なんだな。 |
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この形での黒a白bのハネは何目? |
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同じように見えるけど実はちょっと違う。今度は ~ とハネツギ後に ~ のハネツギが先手になっている。 |
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黒が増えたのは3目。けれど白が ~ とハネツギをすれば(白bのハネは後手なので白a黒bとなるものとして)×の5目が増えるので、このハネツギは8目。どちらがハネツギしてもその後、1線のハネツギが先手で打てるタイプは更に出入りがある。 |
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この形だと ~ のハネツギは10目。逆にハネツギされた形と比べてみよう。 |
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この形の ~ のハネツギは14目。後の黒aに白はbとヒク必要があるため、互いの地の増減は7目となり7目+7目で14目になる。ようするに2線のハネツギはベースが6目で後に1線のハネツギが先手の場合は1ヶ所につき2目ずつ大きくなると覚えておけば良い。 |