中盤の打ち回し攻防編/当り当りは如何なものか

 (最新見直し2014.12.27日)

 (囲碁吉のショートメッセージ) 
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 2014.12.27日 囲碁吉拝


【中盤の打ち回し攻防編/当り当りは如何なものか】
 「佃亜紀子の序盤で勝つ5子局/(3)手を抜きつつ大場に先行
 (読売新聞 2013/07/09掲載)。
問題図
 白7から9の挟み、黒10詰め、白11、13ツケ切り。黒先如何。
正解図
 黒1当り。黒3上伸び。白4はこの一手。黒5当て、黒7ハネ。黒9までは一本道。次に白Aなら、黒B、白C、黒Dと当てて踏ん張っている。白は分断されて苦しい。
失敗図
 黒1、3と続けて当て、5とつぐのは最も俗な打ち方でよくない。黒7、9と厚く塗りつけても、白は10まで先手で少なからぬ地を稼ぎ12と大場に先着する。黒9の強大な壁もぼかされて働きにくくなっている。一本取られたと言わざるを得ない。
参考図
 黒1下がり。これが厳しくて良い手である。6子の置き碁ならAのコスミが分かりやすい。





(私論.私見)