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黒先生き。八王走馬勢(はちおううまをはしらすのせい)(玄々碁経)
(「内田潤一、アマの知らない囲碁の常識(6)」より) |
問題図 |
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この黒をどうやって生きるのか。 |
進行1図 |
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左隅の2子を取られては活きないので黒1当り、白2ノビ、黒3ツギ、白4右白ハイ、黒5押え、白6左白ハイと進行する。白4、白6は最強の手で眼作りを狭めていることになる。 |
進行2図 |
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まだ生きが見えない。続いて黒7と2目を抜く。白8左白ハイ、黒9押え、白10当りとなる。ここで、左隅の黒に石の下を見抜き、黒11と1眼確保するのが好手となる。 |
進行3図 |
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白12で黒4子抜き。黒13で白5子を石の下当り。これで活きとなる。 |
失敗図 |
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黒11を白4子取りに向かうのは目12と置かれて死ぬ。 |