例題№1()

 更新日/2022(平成31、5.1栄和改元/栄和4).2.11日

 (囲碁吉のショートメッセージ) 


 2005.6.4日 2013.5.22日再編集 囲碁吉拝


【八王走馬勢(はちおううまをはしらすのせい)(玄々碁経)】
 黒先生き。八王走馬勢(はちおううまをはしらすのせい)(玄々碁経)
 (「内田潤一、アマの知らない囲碁の常識(6)」より)
問題図
 この黒をどうやって生きるのか。
進行1図
 左隅の2子を取られては活きないので黒1当り、白2ノビ、黒3ツギ、白4右白ハイ、黒5押え、白6左白ハイと進行する。白4、白6は最強の手で眼作りを狭めていることになる。
進行2図
 まだ生きが見えない。続いて黒7と2目を抜く。白8左白ハイ、黒9押え、白10当りとなる。ここで、左隅の黒に石の下を見抜き、黒11と1眼確保するのが好手となる。
進行3図
 白12で黒4子抜き。黒13で白5子を石の下当り。これで活きとなる。
失敗図
 黒11を白4子取りに向かうのは目12と置かれて死ぬ。




(私論.私見)