更新日／２０２４（平成３１．５．１栄和改元／栄和６）．２．１７日

【定石の欲張り応用の落とし穴】

「小目と星の定石に互換性はないものと思え！」。 問題図 　～の定石に白/カカリ。黒の次の手如何。 拙図 　黒/ハサミ。白なら～で黒が良さそう。 　白/ボウシ。黒不利の図。どうしてこうなったのか。 　それは、定石の組合わせが良くなかったからである。組合わせ方が悪いと不利になる。右上の定石は模様を張るのが目的なのでの低いヒラキとは相性が悪い。もし右上の定石を打ちたけれぱはaと高くヒラクベきだった。 推奨図 　原図の白/カカリには、上辺のヒラキに呼応させてと一間に受けるのがベストマッチ！～にで黒は不満なし。

【定石の欲張り応用の落とし穴】

問題図 　黒１から白６まで。右上隅の白カカリに黒どう打つべきか。 　上辺は影響カと発展桂がないので価値は殆どないのだよ。だから黒aとハサムのは最悪。もし黒aにハサミたけれぱでbと打てば良かったんだ。そこで、価値の低い上辺へ白に打ってもらうようにすれぱ良い。のケイマ受け。以下、～が絶対で上辺を白に打たせる黒の思惑にピッタリの定石。 　定石の組合わせ方を間違えずにすむ方法は、定石の目的を一致させるようにすること。例えぱ左上の定石が上辺重視なら右上も上辺重視の定石を選ぶようにするとか。

(私論．私見)