大ケイマハサミ定石

 大ゲイマハサミ
(1−4−5)
 星&二間高ガカリに対する大ゲイマハサミの形。これを「元図」とする。
 応じ手として、A(小ゲイマ両がかり)、B(1間高がかりの両がかり)、C(2間高がかりの両がかり)が考えられる。
A(小ゲイマ両がかり) B(1間高がかりの両がかり) C(2間高がかりの両がかり)
(1−4−51) (1−4−52) (1−4−53)

元図のA(小ゲイマ両がかり)選択
(1−4−51)
 小ゲイマ両がかり。小ゲイマに両ガカリするのが最も多い。

(次の着手) ツケノビ定石
(1−4−511)
 ツケノビ定石。この後は特に定型はなく,局面に応じた戦いである。

元図のB(1間高がかりの両がかり)選択
(1−4−52)
 1間高がかりの両がかり。応じ手として、A(コスミ)、B(小ゲイマ)、C()が考えられる。
A(コスミ) B(小ゲイマ)
(1−4−521) (1−4−522)

 上図のA(コスミ)選択
 コスミ。黒はコスミから進出するのが自然である。
(1−4−521)

(次の着手) ノビ&1間トビ
(1−4−5211)
 ノビ&1間トビ。

(次の着手) ノビ
(1−4−52111)
 ノビ。

(次の着手) 
(1−4−521111)
 白4と大きく包囲する。

 指了図
(1−4−5211111)
 黒は5と分断して進出する。

元図のC(2間高がかりの両がかり)選択
(1−4−53)
 2間高がかりの両がかり。応じ手として、A(小ケイマ)、B()、C()が考えられる。
A(小ケイマ)
(1−4−531)

上図のA(小ケイマ)選択
(1−4−531)
 小ケイマ。黒は分断して進出する。

(次の着手) 
(1−4−5311)
 

指了図
(1−4−53111)
 白は両方をサバくのに忙しい。黒は裂いていけば互角以上の戦いとなる。





(私論.私見)