ことわざ集8(ヤ〜ワ行)

 (最新見直し2007.10.21日)


ヤ行ヤ

【矢】
 「矢の催促
 (読解)

 「矢も楯(たて)もたまらず
 (読解) 思いつめて、自分を抑えきれないこと。

【焼(や)】
 焼きが回る
 (読解) 刃物を鍛えるとき、火が行き渡りすぎて、かえって切れ味が悪くなる。転じて、年をとるなどして、頭の働きがにぶくなったり、腕前が落ちたりすること。

 「やきもちを焼く」、「焼餅焼くとて手を焼くな
 (読解)

 「焼きを入れる
 (読解)

 焼け石に水
 (読解) 焼けた石に水を少々かけてもすぐ蒸発して冷やせないという意。努力や援助が少なくて効果があがらないことのたとえ。

 焼け木杭(ぼっくい)に火がつく
 (読解)燃えさしの杭は火がつきやすいことから、以前に恋愛関係のあった男女が、再び元の関係に戻ることのたとえ。

 「焼野の雉子夜の鶴
 (読解) きじは、巣のある野を焼かれると身の危険を忘れて子どもを救う。巣についている鶴は、霜の降るような寒い夜に、自分の翼で子どもを被ってやる。親の子に対する情けの深さをいう。

【やけ】
 「やけ酒は貧乏の花盛り
 (読解)

 「やけ(自棄)のやん八」、「やけのかんぱち日やけの茄子(なすび)」
 (読解)


【役】
 役者が一枚上
 (読解)人物、能力、駆け引きなどが、周りより抜きん出て優れていることのたとえ。

 「役者が揃う
 (読解)

 「役人風を吹かせる
 (読解)

【優(やさ)】
 「やさ男
 (読解)

 優しき心は宝冠にまさる」 (Kind hearts are more than coronets)
 (読解)

【安(やす)】
 安かろう悪かろう
 (読解) 値段が安い品物は、それだけ品質も悪いということ。

 安く見られる
 (読解)

 「安物買いの銭失い
 (読解) 安物を買うと、質が悪く長持ちがしないので、結局損をすることになる。
 (類似諺) (安物は高くつく、Ceap bargains are dear)安物買いの銭失い、(安物は高くつく)Ceap bargains are dear. Penny wise and pound foolish. Buy cheap goods and you throw your money away.

【痩せ】
 「やせ馬に重荷」
 (読解)

 「痩せても枯れても
 (読解)

 やせの大食い
 (読解)

【厄】
 「厄介になる
 (読解)

 「厄介払い
 (読解)

【宿】
 「宿取らば、一に方角二に雪隠三に戸締り四には火元」
 (読解)

【柳】
 「柳に風
 (読解) 風に柳がなびくように、少しも逆らわずに巧みに受け流すさま。窮屈な世の中で、物事にいちいち拘って生きているっときりがないし、逆らわないで生きていけば災いを受けることが少ない。

 「柳の枝に雪折れなし
 (読解)柳の枝はしなうので、雪の重みで枝が折れることはない。柔軟なもののほうが、剛直なものより、かえって持ちこたえるというたとえ。
 (類似諺) (葦が立つ時に樫は倒れる、Oaks fall when reeds stand)

 「柳の下の二匹目の泥鰌、柳の下に何時もどじょうは居らぬ
 (読解) 一度柳の下で泥鰌を捕まえたからといって、いつもそこに泥鰌がいるとは限らない。一度偶然によいことが起こったからといって、再度同じ方法で幸運が得られるものではないということ。
 (類似諺) (キツネは同じ罠では2回捕まらない、A fox is not caught twice in the same snare)

【やはり】
 「(やはり)水が一番の飲物
 (読解)
 (アダムのビールが一番良いビール、Adam's ale is the best brew)

 「やはり野におけ蓮華草
 (読解) 野の花蓮華草は野にあってこそ美しい。人もそれぞれに所を得て初めてその力を出すことができる。

【藪】
 藪から棒
 (読解) 藪の中から急に棒を突き出す意から、出し抜けにすること。突然に物事を行うさまのたとえ。薮から突然棒が出てきたら驚きますが、この語の通り「突然物事をする事」です。薮とは草木が密生している場所のこと。

 藪をつついてヘビを出す
 (読解) 余計なことをしたために、災いを受けるたとえ。
 (類似諺) (眠っているライオンを起こすのは良くない、It's not good to wake a sleeping lion.)藪をつついて蛇を出す(眠っている犬を起こすな)Don’t wake a sleeping dog.(眠っているライオンを起こすのは良くない)It's not good to wake a sleeping lion.

【破】
 「破れかぶれ
 (読解)

 「破れても小袖
 (読解)

 破鍋に蓋
 (読解) 割れた鍋にもそれに似合う蓋があるという意。それぞれの分に応じたものがあるというたとえ。

【病】
 「病、膏肓に入る
 (読解) もはや名医でも治せない状態のことを云う。中国の古代医学では、心臓の下の部分を「膏(こう)」、横隔膜を「肓(こう)」と呼んだ。病気が膏と肓の間(心臓と肺の間)に入り込んでしまうと、もはや治療の手立てもなく、あらゆる妙薬も効果が無いとされている。病気がひどくなり、治る見込みがないこと。物事に熱中して抜け出せなくなるたとえ。

 「病上手に死に下手
 (読解) よく病気に罹る人は、かえって容易に死なないこと。

 「病は気から
 (読解) 病気は気の持ちようで、重くもなれば軽くもなるという意味と、病の原因は全て気の間違いから生ずるとする諭しの意味がある。

 病は口より入り 禍は口より出る

 (読解) 病気は食べ物が原因で起こることが多い。食べ物に問題がある食中毒をはじめ、食生活の乱れによってこる病気が多いという意味。それだけ日頃の食生活が重要ということだ。

 (類似諺) (肉を多く食べれば、病気になりやすい、Much meet, much maladies)病は口より入る(肉を多く食べれば、病気になりやすい)Much meet, much maladies.

 「病は治りぎわ
 (読解) 病気にかかった時は、おとなしく医者の指示に従って治そうと努力するが、少しよくなるとすぐに油断してぶり返すことが多いということのたとえ。病気になったら完全に治るまで養生することだ。

 「病みつきになる
 (読解)

【山】
 「山高きが故に貴からず樹有るを以て貴しとなす」
 (読解) 外見がどんなに立派でも、内容が伴わなければ本当に値打ちがあるとは言えない。物事は見かけだけで判断してはならないということのたとえ。

 「山師の玄関」
 (読解)

 「山より大きな獅子は出てこない
 (読解)

【闇】
 「闇夜に鉄砲
 (読解) 暗闇で目標も見定められない中で鉄砲を打つことから、あてずっぽうでやること。また何の計画も立てずに、いきない実行に移すこと

 「闇夜につぶて
 (読解) どこから「つぶて」が飛んでくるかわからないことから、用心のしようがなくて恐ろしいこと。

 やり玉に上げる
 (読解) 多くの中から攻撃目標を選び出して非難すること。

 「やる気のある人の方が役に立つ
 (読解)
 (類似諺) (志願者一人は徴募兵の二人分、One volunteer is worth two pressed men)

 「柔らかな答えは激怒を立ち去らせる」A soft answer turneth away wrath
 (読解)

ヤ行ユ

【有】
 有終の美
 (読解) 最後まで成しとげて、りっぱな成果を上げること。

【勇】
 「勇将の下に弱卒無し
 (読解) 大将が勇気があり強ければ、それに従う部下に弱い兵はいない。上に立つものがすぐれていれば、部下もすぐれた働きをするということ。

 「勇名を馳せる
 (読解)

【雄】
 「雄弁は銀、沈黙は金Speech is silver, silence is golden
 (読解)

 「言わぬは言うに勝
 (読解)

【憂】
 憂患に生き安楽に死す
 (読解)
 人は悩みや障害があるときには生命を守ろうと努力するが、安楽にふけっている時には油断して死にやすくなる。「孟子」
 (読解)

 「憂慮は人を作り 安楽は悪魔を作る
 (読解)

 「幽明境を異にする
 (読解) 幽とは幽界、明とは現世。死んで冥土と現世に分れること。

 「融通が利かない
 (読解)

 「幽霊の正体見たり枯れ尾花」
 (読解) 幽霊に見えたものが、よく見ると枯れたススキの穂であった。正体がわかってしまえば、それまで恐れていた物事も案外たいしたものではないということ。

【行】
 「行きがけの駄賃(だちん)
 (読解) 事のついでに他の事をする。「いきがけのだちん」とも読む。

 (類似諺)


 「行きはよいよい帰りは恐い」
 (読解)

 「揺さぶりをかける
 (読解)

【油断】
 「油断大敵
 (読解)

 (類似諺) Danger comes soonest when it is despised. Security is the greatest enemy.


 油断も隙もならない
 (読解)

【指】
 指一本も指させない
 (読解)

 「指折り数える
 (読解)

 「指をくわえる
 (読解) もの欲しそうにすること。何もできずにながめること。

 指を指す
 (読解) 悪口を言うこと、非難すること。

 弓折れ矢尽きる
 (読解) 弓も折れ、矢も尽き、戦いで完敗すること。転じて、手立てが尽き、どうしようもなくなったたとえ。

【夢】
 夢か現実(うつつ)か
 (読解)

 夢なら早く醒めてくれ
 (読解)

 「夢のまた夢
 (読解)

 夢は逆夢
 (読解) 悪い夢をみたからといって気にすることはないということ。

 「夢枕に立つ
 (読解)

 まさ夢
 (読解)


ヤ行ヨ

【夜】
 「夜討ち朝駆け
 (読解)

 「夜の目も寝ずに
 (読解)

 夜目遠目笠の内
 (読解) 女性は、夜見たとき、遠くから見たとき、笠をかぶっているところを見たとき、実際よりも美しく見えるということ。

【世】
 世に入れられる
 (読解)

 「世の習い
 (読解)

 「世は情け
 (読解) 世渡りには、お互いに人情や思いやりの心を持って助け合うのが必要であるということ。

 「世も末
 (読解)

 「世を拗ねる
 (読解)

 夜を日に継ぐ
 (読解)

【良】
 「良い酒には看板は要らない」 Good wine needs no bush
 (読解)

 「良い種を蒔けば良い作物を得る」Good seed makes a good crop」
 (読解)

 「良いものは簡単には手に入らない
 (読解)

【四】
 四つに組む
 (読解)

 「四つに渡り合う
 (読解)

 要領を得ない
 (読解)

 「羊頭狗肉」(「羊頭を掲げて狗肉を売る」)
 (読解)
 (類似諺) (酒を売ると称し、酢を売る)To cry up wine, and sell vinegar.

【宵】
 「宵越しの銭は持たぬ
 (読解) 江戸っ子は稼いだ金はその日のうちに使ってしまうと言われる事から、気前が良い事を云う。

 「宵っ張りの朝寝坊
 (読解) 夜更かしをして、朝遅くまで寝ている人。「朝寝坊の宵っ張り」とも言う。
 (類似諺) (夜はいつまでも起きていて、朝は何時になっても起きられない人)身に覚えのあるネット中毒の人居ませんか?(笑)

 「よく遊び、よく学べ」(All work and no play makes Jack a dull boy.)
 (読解)
 (類似諺) (仕事ばかりで遊ばなかったらジャックを冴えない子にしてしまう、All work and no play makes Jack a dull boy)

【用】
 「用済みにされる
 (読解)

【欲】
 「欲と二人連れ
 (読解) 欲につられて行動すること。

 「欲に目がくらむ
 (読解) 欲望のために、正常の判断力を失なって判断を誤まる。

 「欲にはキリがない
 (読解)
 (類似諺) (たくさんあるともっと欲しがる、Much would have morecf、The more one has, the more one want) 、(持てば持つほどもっと欲しがる、The more one has, the more one want) 

 欲の袋に底はなし」、「欲の桶には底がない」
 (読解)

 欲張りの丸損
 (読解)
 (類似諺) (すべてを掴めばすべてを失う、Grasp all, lose all)

【横】
 「横車を押す
 (読解) 道理に合わないことを、強引に押し通そうとすること。

 横槍を入れる
 (読解) 仕事や会話に第三者が横から口出しすること。

 「横取りする
 (読解)
 (類似諺) (甲が種まき、乙が刈り取る、One man sows and another man reaps)

 横を向く
 (読解)

 「義経に向うずね
 (読解)

 呼び声が高い
 (読解)

【嫁】
 「嫁に食わすな秋茄子
 (読解)

 「嫁と姑犬と猿」
 (読解)

 「嫁の朝立ち娘の夕立」
 (読解)

 嫁を貰えば親を貰え
 (読解) 嫁を貰うときは、その親の人柄を見ると良いということ。

 「由らしむ可し知らしむ可からず」
 (読解)

【寄】
 「寄らば大樹の陰
 (読解) 身を寄せるなら、大きな木の下が良い。頼るならば、勢力の大きなものに頼るほうが良いというたとえ。

 「寄る年波には勝てぬ
 (読解)

 「よりが戻る
 (読解)

 「夜、爪を切ると親の死に目に合えぬ
 (読解) 俗信。

【弱】
 「弱気が美人を勝ち得たためしなし」 Faint heart never won fair lady
 (読解)

 弱みに付け込む
 (読解)

 「弱みのある者が人を非難すれば、自分もその弱みをつかれる(やぶ蛇)
 (読解)
 (類似諺) (ガラスの家に住んでいる者は石を投げるべきではない、Those who live in glasshouse should not throw stones)

 「弱り目に祟り目
 (読解) 弱っている時に、さらに困ったことが起こること。不運が重なること。
 (類似諺) Misfortunes never come singly.(一度倒れると、皆が踏みつける)If a man once fall, all will tread on him.(土砂降りにならない雨はない、It never rains but it pours)


ラ行ラ

 「来年のことを言えば、鬼が笑う」Next year is the devil's joke
 (読解) 未来の事は予測しがたいというたとえ。
 (類似諺) Talk about next year, and the devil will laugh.

【楽】
 楽有れば苦あり
 (読解) 世の中は、楽なことばかり続くわけではない。楽な事のあとには苦しい事がある。
 (類似諺) (一方で悪いことがあれば、他方で良いことがある、What one loses on the swings one gains(wins) on the roundabouts)

 「楽は苦の種、苦は楽の種
 (読解) 楽は苦を、苦は楽を生じる。今楽をすると、あとで苦労しなければならず、逆に今苦労しておけば、将来は楽ができる。
 (類似諺) (悩みなしの楽しみはなし、No joy without annoy) 、(安心は不安から不安は安心からくる、Rest comes from unrest and unrest comes from rest)

【落】
 「落花流水の情け」
 (読解) お互いに思い合う心があること。

 「落馬させる馬より、乗せてくれるロバの方がまだましだ」
 (読解) スペインの諺

【埒】
 「埒が明かない
 (読解) 事態がいっこうに進展しない。結論がでない。

 「埒も無い
 (読解)

【乱】
 「乱世の英雄」 
 (読解) 平和なときなら賊とされるが、世の中が乱れているときは英雄となる人物。

ラ行リ

【理】
 「理屈と膏薬(こうやく)はどこへでもつく
 (読解) 膏薬が体のどこにでもつけられるように、どんなことにでももっともらしい理屈をつけられるということ。

 「理屈はあとから貨車で山ほどついてくる
 (読解)

 理由が分かれば許したくなる
 (読解)
 (類似諺) (全てを知れば、全てを許す、To know all is to forgive(pardon) all)

 「李下に冠を正さず
 (読解) 人に疑われるような行為は避けるべきであるということのたとえ。単に「李下の冠」とも言う。類語と併せて「李下に冠、瓜田に履」ともいう。
 (類似諺) (悪に見えることは避けよ、Avoid even the appearance of evil.)

【利】
 「利口馬鹿に馬鹿利口」
 (読解)

【立】
 「立錐(りっすい)の地無し
 (読解) 錐を立てるほどの、わずかな土地もないことから、人や物がぎっしりつまっていて、わずかの隙間もないこと。「立錐の余地無し」ともいう。

 「律義者の子だくさん
 (読解) まじめな人は夫婦仲が良いので子供に恵まれるということ。

【流】

 「流行に逆らう者もまた、流行の奴隷なり」He who goes against the fashion is himself its slave
 (読解)

 「溜飲(りゅういん)が下がる
 (読解) 不平、不満、恨みなどが解消され、胸がすっとすること。

 「柳眉(りゅうび)を逆立てる
 (読解) 美人が眉を吊り上げて怒る様子。「柳眉を蹴立てる」「柳眉を釣り上げる」ともいう。

【両】
 「両極端は一致する」(Extremes meet)
 (読解)

 「両手に花
 (読解) 二つのよいものを同時に手に入れること。また、一人の男性が同時に二人の女性を伴っていることのたとえ。

 「両天秤をかける
 (読解)

 両刀使い
 (読解)

 「両方に良いことは出来ない
 (読解)
 (類似諺) (ケーキを食べなければまだそれはある、you cannot eat(have) your cake and have(eat) it (too))

 「両雄並び立たず」、「両雄相会えば、激闘が起こる
 (読解) 二人の英雄が現れれば、必ず勢力争いが起こり、どちらかが倒れるということ。
 (類似諺) (ギリシャ人がギリシャ人と会ったら、戦いが始まる、When Greek meets Greek, then comes the tug of war)

【良】
 「良薬は口に苦し  Good medicine is bitter to the mouth 、.A good medicine tastes bitter
 (読解) 病気によくきく薬は、苦くて、まずいもの。それと同じように、心からちゅうこくしてくれる人のことばは、身にこたえるがすなおに聞くものの意。
 (類似諺) (不愉快な忠告は良薬である、Unpleasant advice is a good medicine)

 「良水は美女を作り美女を生む
 (読解)

 「凌雲(りょううん)の志
 (読解) 俗世を超越した高い志。立身出世をしようとする志のこと。「陵雲の志」ともいう。

 「遼東(りょうとう)の豕(いのこ)」
 (読解) 見聞が狭いため、ごく当たり前のことを、特異なことと思い込んで得意になること。

 「綸言(りんげん)汗の如し
 (読解) 出た汗が体内に戻らないように、君主の言葉は一度発せられたら、取り消すことができないということ。

ラ行ル

【類】
「類は友(類)を呼ぶ」、「類は友を以って集まる」、「類によって集まる」
 (読解) 気が合う者や、考え方や趣味が似通っている者は、自然と寄り集まるということ。「類は友を集める」「類は友」とも言う。
 (類似諺) (同じ羽の鳥は一緒に飛ぶ、Birds of feather flock together)

 「累卵の危うき(るいらんのあやうき)
 (読解) いくつも積み重ねた卵のように、きわめて不安定で危険な状態のこと。

ラ行レ

【礼】
 「礼に始まり、乱に終わる
 (読解) 礼儀正しく始まった宴会も、終わりの頃になると乱れてしまうものだということ。

 「礼を失する
 (読解)


 例外の無い規則はない(There is no rile without exceptions.)
 (読解) どんな規則にも、それを適用できない例外が必ずあるということ。
 (例外はルールの証明、The exception proves the rule)

 「霊感の9割は発汗にあり」 Ninety percent of inspiration is perspiration
 (読解)

 「冷酷な人間から、同情は得られない
 (読解)
 (類似諺) (石を絞っても、血は出ない、You cannot get blood out of a stone)

【歴史】
 「歴史なき国は幸いなり」 Happy is the country that has no history
 (読解)

 「歴史は繰り返す.」(History repeats itself)
 (読解) 過去に起こった事件や出来事は、同じように繰り返し起こるものである。


 「恋愛と戦争では全てが正しい」 All's fair in love and war
 (読解)

 「連理の契り
 (読解) 連理の枝。木の枝と枝が同じ木目で連なるように、男女の仲の睦まじいこと


ラ行ロ

 「魯魚の誤り
 (読解) 文字の誤り。書き写しの間違いをいう。魯と魚の漢字が間違いやすいところから

【労】
 「労多くして効少なし」
 (読解)

 「労する者と、上がりを吸い上げる者がある
 (読解)
 (類似諺) (鳥を追い出す者があり、これを捕る者がある、One beats the bush, and another catches the birds)

【老】
 「老人の新湯は身の毒」
 (読解) 一番風呂は清潔でよさそうだが肌への刺激が強い。このため、肌の弱い老人には不向き。多少不純物が混じった古湯のほうが肌へのあたりがやわらかく老人にはむくという意味。

 「老練の者はだませない
 (読解)
 (類似諺) (もみがらで年をとった鳥は捕らえられない、You cannnot catch old birds with chaff)

 「ロウソクは身を減らして人を照らす
 (読解) ロウソクは溶けて小さくなりながら、人を明るく照らす。自分を犠牲にして、人のために尽くすたとえ。

 「ローマは一日にして成らず(Rome was not built in a day)
 (読解) この「ローマ」は、むかしさかえたローマ帝国(ていこく)のこと。この国もきゅうにできたのではなく、長いあいだかかって、しだいに大きくなったものだという意味。なにごとも努力をつみ重ねて、はじめて大きな成功(せいこう)をおさめるということをたとえたことわざ。

 「六十の手習い
 (読解) 六十歳になって習い事を始めること。年をとってから勉強やけいこ事を始めること。

 「ろくでなしが人の陰口」
 (読解)

 「呂律(ろれつ)が回らぬ
 (読解)

【論】
 論語読みの論語知らず
 (読解) 書物に書いてある内容、理論、理屈を理解するだけで、それを生かして実践できない人のたとえ。「論語読みの論語読まず」ともいう。
 (単なる学者は単なるロバ、A mere scholar,a mere ass)
 (類似諺) (良い作法を知っていても少ししか使わない、You know good manners, but you use but few)

 「論より証拠
 (読解) 物事を明らかにするには、あれこれ論じるよりも証拠を出すほうが大事であるとうこと。
 (類似諺) (良い例は最良の説教だ、A good example is the best sermon) (範例は教説に勝る、Example is better than precept)  

ワ行ワ

 「ワインを損なう器は悪い器」
 (読解) ワインを金品/財産、器を人に見立てたバスク地方の諺です。財政の管理がしっかり出来ない人はダメだという意味。

【和】
 和して同ぜず
 (読解) 君子は人と協調しても、人の意見に同調したり、妥協したりはしない。

 「和を以て貴しとなす
 (読解) この世の中では、人々が仲良くすることが最も大切だということ。

 輪をかける
 (読解) 事実よりもおおげさに言うこと。

【我】
 「我以外皆師なり
 (読解)

 「我思う故に我在り
 (読解) あらゆるものを疑っても、疑い考える自分はここに存在し、それを否定することはできない。

 「我が頭のハエを追え
 (読解) 人のおせっかいをする前に、自分の始末をしなさいという戒め。

 「我が面白の人泣かせ」
 (読解)

 「我が田より隣の臼が良く見える
 (読解)

 我が身を抓って人の痛さを知れ
 (読解) 自分の身体を抓れば痛いが、その痛みを知ることで他人の苦痛が理解できる。思いやりのない態度を取ってはならないという戒め。

 我が身を振り返る
 (読解)

 我が家にまさる所はない」、「我が家が一番」There’s no place like home.、There's nothing like home
 (読解) 自分の家が最高であるということ。

 「わが家の仏尊し
 (読解) 自分がなじんだほうを、理屈もなしに他のものより尊く思うこと。広く世間やものをみようとしない頑固さから理不尽に人に逆らうもの

 「我が世の春
 (読解)

 「我を非として当う者は我が師なり (われをひとしてむかうものはわがしなり
 (読解) 人間は自分の欠点についてはなかなかわからない。その欠点を、勇気を出して忠告してくれる人がいたら、自分の進歩のために役立つ人であるから、その人は自分の先生であるという意味です。

【若】
 「若い間に流さぬ汗は 老いて涙となって出る」
 (読解)

 「若いうちに青春を楽しめ
 (読解)
 (類似諺) (出来るうちにバラを摘め、Gather roses while you may)

  若い時は二度ない
 (読解) 人生で若い時期は二度あるわけではないのだから、若いうちに何でも思い切ってやってみるのがよい。

  若い時はそれなりの生き方があるもんだ」Youth will have its course
 (読解)

 若いときの苦労は買うてでもせよHeavy work in youth is quiet rest in old age.
 (読解) 若い時の苦労は、将来必ず役立つから、自分から進んで苦労せよということ。

 「若い者に年配者の分別は求められない
 (読解)
 (類似諺) (若い者の肩に、年寄りの頭を載せることは出来ない、You cannot put old heads on young shoulders)

 「若い小枝は曲るが老木は曲らぬ
 (読解)

 「若気の至り、「若気の過ち」、「若気の無分別
 (読解) 若さにまかせて、無分別な行いをしてしまうこと。

【脇】
 「脇が甘い
 (読解)

 「脇道に逸れる
 (読解)

 「脇目も振らず
 (読解)

【災】
 災い転じて福となす
 (読解) 災難にあっても、それをうまく活用して幸せになるようにすること。
 (悪運は幸運を運んでくる、Bad luck often brings good luck).

 「禍(わざわい)は口から
 (読解) 軽々しく話したことによって災難を招くので、ものを言うときは慎重にせよという戒め

 「わざわざ弱点を知らせることはない
 (読解)
 (類似諺) (足が痛いことは敵に言うな、Never tell your enemy that your foot aches)

【私】
 私はあなたの友人でありおべっか使いであることは出来ない」I cannot be your friend and your flatterer, too
 (読解)

  私を一度欺く者には恥あれ、私を二度欺くことあらば、私に恥あれ」if a man deceives me once, shame on him;if he deceives me twice, shame on me
 (読解)

【渡】
 「渡りに船
 (読解) 川を渡ろうとするときに、ちょうど舟があることから、望んでいるものや、必要なものが、都合よくそろうことのたとえ。

 「渡る世間に鬼はなし
 (読解) 世の中には無慈悲な人ばかりではなく、情け深い人もいるということ。
 (類似諺) (どこにでも親切な人はいる、There is kindness to be found everywhere)

【罠】
 「罠に掛ける
 (読解)

 「罠にはまる
 (読解)


【笑】
 「笑いは百薬の長」Laughter is the best medicine.
 (読解)

 「笑うに笑えず、泣くに泣けず」
 (読解)

 「笑う門には福来る
 (読解) いつも明るくにこにこしている家庭には、自然と幸福が訪れるということ。反語として「心配は身の毒」
 (類似諺) (幸運は陽気な門から訪れる)Fortune comes in by a merry gate.(笑って太れ、Laugh and grow fat)

 笑って暮らすも一生、泣いて暮らすも一生
 (読解) 笑って暮らしても、悲しんで暮らしても同じ一生ならば、笑って楽しく暮らした方が良いということ。


 割れ鍋に閉じ蓋
 (読解) 破損した鍋にも、それに似合う蓋があること。どんな人にもふさわしい配偶者があることのたとえ。また、似通った者どうしの組み合わせがよいということのたとえ。

【悪】
 「悪い噂はすぐに伝わる Bad news travels quickly.
 (読解)

 「悪者と組む者は、油断も隙もあってはならない
 (読解)
 (類似諺) (悪魔と一緒に食事をする者は、長いスプーンを持たなくてはいけない、He must have a long spoon that sups with the devil)

 「わわしい女は夫を食う」
 (読解) 口やかましい妻は夫をダメにする という意味





(私論.私見)