ことわざ集6(ハ行)

 (最新見直し2010.03.27日)


ハ行ハ

【歯】
 歯目マラ
 (読解) 歯と目が衰えるとマラが衰え、この三つが衰えると精力が衰えると云う昔からの戒め

 歯が立たない
 (読解)
 (類似諺) 固(かた)くてかめないこと。そこから意味がひろがって、自分の力ではどうにもならないことを、たとえていう。

 「歯に衣着せず
 (読解) 遠慮しないで、思うことをずけずけと言うこと。

【破】
 「破竹の勢い
 (読解) 竹は一方の端を二つに割ると、あとは刃を入れるだけで一気に割れる。止めるに止められない猛烈な勢いで事が進むたとえ。

【馬】
 「馬脚を露(あら)わす
 (読解)

 「馬耳東風
 (読解)
 (類似諺) (見る気になれなければ目には入らない、None so blind as those who won't see

【敗】
 「敗軍の将は兵を語らず
 (読解) 戦争で負けた将軍は、兵法について発言する資格はない。失敗した者は、そのことについて意見を述べる資格はない。

 「背水の陣」、「背水の陣をしくな」
 (読解) 絶体絶命の状況の中で、決死の覚悟で事にあたること。
 (類似諺) (背後のボートを焼く、To burn one's boat behind.)、(あなたの後ろの橋を焼くな、Don't burn your bridges behind you

 「吐いた唾は呑めぬ
 (読解) 一度口にした言葉は取り消せない。

 「肺腑(はいふ)を突く
 (読解) 深い感銘を与える。 

 「這(は)えば立て立てば歩めの親心
 (読解) 我が子の成長を待ち望む親の心を表した言葉。「わが身につもる老いを忘れて」と続けることもある。

【馬鹿】
 「馬鹿と挟み(とお世辞)は使いよう
 (読解)切れない鋏でも、使い方によっては結構切れるように、愚かな者でも使い方によっては役に立つ。
 (類似諺) (馬鹿はおだてれば役立つ Praise a fool, and you may make him useful.)、(Praise a fool, and you may make him useful

 「バカにつける薬なし
 (読解)愚かな者を治す方法はない。
 (類似諺) (No medicine can cure folly.)、(バカを利口にする術はない、There is no art that can make a fool wise

 「馬鹿な子ほど可愛い
 (読解)

 「バカに金を持たせると、すぐに使ってしまう」
 (読解)
 (類似諺) (バカと彼のお金はすぐに別れる、A fool and his money are soon parted

 馬鹿の一つ覚え
 (読解) 愚かな者は一つの事だけを覚え、それをどんな場合にも得意になって持ち出す。同じ事を何度も繰り返して言う人を皮肉った言葉。
 (類似諺) (馬鹿の矢は考慮なしに放たれる、A fool's bolt is soon shot

 「バカのあと知恵」
 (読解)
 (類似諺) (バカは事が起こった後では賢い(賢くなるのはたやすい、Fools are wise (it is easy to be wise) after the event

 「バカはおしゃべり好きなものだ」
 (読解)
 (類似諺) (全てのロバは自分の鳴き声を聞くのが好きだ、Every ass likes to hear itself bray 

 「馬鹿は死ななきゃ直らない
 (読解)
 (類似諺)

 「馬鹿も休み休み言いたまえ
 (読解) くだらないことを言うのは、いいかげんにやめろ。
 (類似諺)

 馬脚を露(あらわ)す
 (読解) 芝居で、馬の脚に扮している役者が、姿を見せてしまうこと。転じて、隠していた事柄や正体が明らかになる。ぼろを出すこと。

 掃溜(はきだめ)に鶴
 (読解) 「はきだめ」はごみをすてるところ。そういう汚いごみだめに舞い降りた一羽の鶴が居るとひときわめだつ。つまらない所へひときわ目立つ優れものが現れること。
 (類似諺) (肥溜めに宝石、A jewel in a dunghill

 破鏡(はきょう)の嘆」、「破鏡再び照らさず
 (読解) 夫婦の別れ。昔、中国では夫婦が別れるとき鏡を割って半分づつ所持する習慣があった。「破鏡再び照らさず」とは、別れた夫婦のように、いったんこわれた関係は再びもとに戻ることはないことのたとえ。

【伯】
 「伯仲の間」
 (読解) 長兄と次兄の間柄。優劣の差がなく、似たいよったりのたとえ。互いに似たりよったりで、優劣の差のないこと。互角であること。
 (類似諺)


 「拍車をかける
 (読解)  馬の腹に拍車を当てて、早く走らせることから、物事の進行を一段とはやめることのたとえ。

 「柏舟(はくしゅう)の操」
 (読解) 夫の死後も操を守り、再婚の勧めも断って「柏舟」の詩を詠んだ故事から、未亡人が夫のために操をたてること。

 「薄氷を履むが如し(はくひょうをふむがごとし)
 (読解) 非常に危険な状態のたとえ。 

【化け】
 化けの皮がはがれる
 (読解) 今まで隠してきた正体や本性がばれてしまうこと。
 (類似諺)


 橋渡しをする
 (読解)

 「箸にも棒にもかからぬ
 (読解) 箸を使っても棒を使ってもどうにもならない。どう取り扱っていいものか、手の下しようがない。

 恥の上塗り
 (読解)

【始(初)め】
 「始めが肝心
 (読解) 
 (類似諺) (始めは全体の半分、The beginning is half of the whole

 「はじめが良ければ、事は半分成ったも同じ事」
 (読解) 
 (類似諺) (Well begun is half done)

 初めチョロチョロ中パッパ 赤子泣いても蓋(ふた)取るな
 (読解)
 (類似諺)

 「初めは処女の如く、しまいは脱兎のごとく
 (読解) これは敵の攻撃法を説いたことわざ。 初めは処女のように弱々しくして敵を油断させ、後に逃げる兎のようにすばやく行動して一気に攻め立てろということ。

 「始め半分
 (読解) 物事は最初のやり方で大部分が左右されるということ。

 「蓮の台の半座を分かつ」
 (読解) 極楽浄土に往生した者が座る蓮華の座に、死後も共に往生して、座を同じくすること。

【畑】
 「畑違い
 (読解)

 「畑に蛤」
 (読解)

 はた迷惑
 (読解)

 「二十歳後家は立つが、三十後家は立たぬ」
 (読解)

 「働かざる者食うべからず
 (読解)

【裸】
 「裸で物を落とした例なし 」
 (読解) 裸では何も身につけていないので物を落とすということはないということで、無一文の者は何も落とすことはない、しまったり、隠すから落とすのだというような意味です。

 「裸になって寝ると雷が臍をとる」
 (読解)

 「初物を食えば七十五日長生きする」
 (読解)

 「蜂の巣をつついたような騒ぎ
 (読解) 大騒ぎになって収拾がつかないさまをたとえたことば。

【八】
 「八十の手習い」
 (読解)
 (類似諺) One is never too old to learn.

 「八方美人」
 (読解) どこから見ても欠点のない美人の意味から、誰に対しても如才なく振る舞う人のこと。
 (類似諺) (すべての人の友は誰の友でもない、A friend to everybody is a friend to nobody

 「八方塞がり」
 (読解)

 「バッカスはネプチューンより多くの人々を溺死させた」
 (読解)

 「鳩が豆鉄砲を食う」
 (読解) 突然のことに驚いて、きょとんとしている様子。

【花】
 「花は一時」
 (読解)

 花は桜木、人は武士
 (読解) 花ならば桜が優(すぐ)れており、人ならば武士が優れている。

 「花びえ(冷え)」
 (読解) 桜が咲く頃の一時的な冷え込み。

 「花見過ぎたら牡蛎食うな 」
 (読解) 5〜8月の牡蛎は、産卵期にあたり、生殖巣が成熟し毒化しやすいため食中毒を起こしやすいうえに、その生殖巣を成熟させるため栄養分も使い果たし味が落ちる。「麦の穂出たらアサリ食うな」も同じ意味。

 「花より団子
 (読解) 花を眺めて詩や俳句などを作るより、花見団子をパクつく方がいいということで、風流のわからないことのたとえ。また、名誉よりも実益を選ぶ時などにも使う。美しいもの、りっぱなもの、みるだけのもの、そういったものよりも、じっさいに役にたつもののほうがよいというたとえ。
 (類似諺) (鳥の歌よりパン、Bread is better than the songs of birds)、(賞賛の前にプリン、Pudding before praise

 「花をもたせる
 (読解) 相手に手がらをゆずったり、わざと勝たせたりして、相手をたてること。

【鼻】
 鼻が高い
 (読解)

 「鼻毛をよむ
 (読解) 女が自分に惚れ込んでいる男の弱みにつけ込んで、男を自由にあしらうこと。

 「鼻下を伸ばす
 (読解)

 「鼻であしらう
 (読解) 人を軽く見て、あいてがなにかいっているのに、ろくに答えようとせず、いいかげんにあつかうこと。まともにあいてにならないこと。

 鼻にかける
 (読解) 自慢しすぎること。

 「鼻柱が強い
 (読解)

【話し】
 「話しの腰(こし)をおる
 (読解) 「腰」には「いきおい」「力」などの意味がある。「話の腰」は、話をつづけるいきおい。それを「おる」というのは、人の話をとちゅうでさえぎり、つづけられなくしてしまうこと。

 「話半分話半分腹八分
 (読解)

 「羽目を外す 
 (読解)

 「速い者に上手なし」
 (読解)

【早】
 早い話
 (読解)

 「早起きは三文の得

 (読解) 「三文」とは、昔の貨幣で少しのお金のこと。早起きをすると、少しではあるが良いことが有るという意。朝早く起きると、健康にもよく、何らかの得がある。
 (類似諺) (早寝早起きすれば、健康で金持ちで賢くなれる、Early to bed and early to rise makes a man healthy,wealthy, and wise) 、(早起きの鳥は虫を捕らえる、The early bird catches(gets) the worm.)

 「早合点は禁物
 (読解)
 (類似諺) (ツバメが一羽来ただけでは、夏にはならない、One swallow does not make a summer

 「早呑み込みの早忘れ」
 (読解)

 「早惚れの早飽き」
 (読解)

 「流行りものは廃(すた)りもの」
 (読解)

【腹】
 「腹が減っては戦は出来ぬ
 (読解) 空腹ではよい働きはできない。何事にも十分な準備が必要であるということ。
 (類似諺) (空腹で働くのは難しい、It is hard to labor with an empty belly)、(The stomach carries the feet.

 「腹が減ると腹が立つ
 (読解)

 腹(はら)が黒い
 (読解)
 (類似諺) 心がねじまがり、悪い考えを持っていること。昔は腹に心があると考えられていた。また「黒い」には、「よごれた」とか「きたない」という意味がある。つまり、「腹が黒い」は「心がきたない」ということである。

 「腹立てるより義理立てよ
 (読解)

 「腹に一物
 (読解)

 腹の皮が張れば目の皮がたるむ
 (読解) 腹も体の一部である。無茶の飲食はつつしまなくてはならない。

 「腹の立つことは明日に言え」
 (読解)

 「腹は立て損喧嘩は仕損」
 (読解)

 「腹八分に医者いらず」、「腹八分に病なし
 (読解) お腹いっぱいになるまで食べず、腹八分目でやめておけば、健康でいられるという養生を薦めることわざ。胃を使いすぎるのは万病の元という戒め。

 「腹も身のうち」
 (読解) 腹も体の一部である。無茶の飲食はつつしまなくてはならない。

【針】
 「針のむしろ
 (読解) 「むしろ」は、わらをあんで作ったしきものだ。たたみやじゅうたんよりも、ゴツゴツしてすわりにくい。まして、これにはりがいっぱいうえてあったらとてもがまんしてすわっていられない。それで、いたたまれないことを「はりのむしろ」というのだ。

 「針ほどのことを棒ほどに言う
 (読解) 小さな物事を大げさに言うこと。四文字熟語で「針小棒大」と書く。


 「張子(はりこ)の虎(とら)
 (読解) 張子で虎の形を作って首が動くようにした玩具。転じて、首を振り動かす癖のある人や、虚勢を張る人を嘲って言う言葉。また、一々合点顔に首を振る人を軽蔑して言う場合にも使う。

【繁】
 「繁栄に調子づくな 逆境にめげるな
 (読解) ギリシャの格言

 「繁栄は友をつくり、逆境は友を試す」 (Prosperity makes friends, adversity tries them)
 (読解) イギリスの諺

 「半畳を入れる」
 (読解) 芝居で、役者の芸が不満で、観客が敷いている畳を舞台に投げ込むこと。人の言辞などを非難して、やじり、事の進行を妨げること。

ハ行ヒ


 日暮れて道遠し
 (読解)  日は既に暮れているのに、目的地まではまだまだ遠い。すでに年老いたのに、やるべき計画はまだたくさんある、とうていその目的が果たせそうもないことのたとえ。

【非】
 「非学者論議に負けじ」
 (読解)

 「非業の死
 (読解) 前世からの業によって定められた寿命の終わらないうちに死ぬこと。尋常でない死にかたをすること。

【火】
 「火に油を注ぐ
 (読解) 燃えさかる火に油をかければ、火の勢いがさらに強まるように、勢い盛んなものを、もっとあおりたててしまうという意。

 火の車
 (読解)

 火のないところに煙は立たぬ
 (読解) 火がもえていなければ、けむりも立たないように、なにもなければうわさは立たない。うわさが立つのは、それなりの原因があるからだの意。
 (類似諺) (There is no smoke without fire)、(煙のある所には火がある、Where there is smoke there is fire

 火を見るよりも明らか
 (読解)

 「贔屓の引き倒し
 (読解) 必要以上にひいきしすぎると、かえってその人の立場を不利にしてしまうこと。

 「光もの必ずしも金ならず」(All is not gold that glitters.)
 (読解)

 「引かれ者の小唄
 (読解) 江戸時代、刑場まで馬に乗せられ引かれていく者が、鼻歌を歌う意味から、負けた者が強がりを見せること。引き回しの系に処せられていく者が、絶望に追いつめられながらも、平気をよそおって小唄を歌う。どうにもならない事態に陥った者が、内心はひどく心細い思いでありながら、負け惜しみをして強がりをいうこと。

 「比較は忌まわしいこと」
 (読解)
 (類似諺) (Comparisons are odious)

 庇を貸して、母屋を取られる
 (読解) 一部を貸しただけなのに、やがて全部をとられてしまうことのたとえ。また、恩を仇で返されるたとえ。「軒を貸して母屋を取られる」とも言う。
 (類似諺) (肩に人を乗せると、頭にまで乗られる、Who lets another sit on shoulder, will soon have him on his head.) 

 膝が笑う
 (読解)

 「尾生の信」
 (読解) 誠心誠意、かたく約束を守ること。ばか正直なほど融通のきかないこと。

 「顰(ひそ)みに習う」
 (読解)  自分なりの定見をもたず、むやみに人まねすること。善し悪しを考えずに、人の真似をすることのたとえ。また、他人に倣って同じように行動することを謙遜していう言葉。「西施の顰みに倣う」ともいう。

【左】
 「左団扇(うちわ)で暮らす
 (読解) 利き手でない左手に持った団扇をあおぎながら、のんびり暮らすこと。転じて、安楽に暮らすことのたとえ。

 左前になる
 (読解) 和服の衽を普通とは逆に左を上に出して着ることから、運が傾くこと。経済状態が悪くなってゆくこと。


【一】
 「一言口を出ずれば、馬車でも負い難し」
 (読解)

 「一筋縄で行かず(ぬ)
 (読解) 普通の方法では処理できないたとえ。一本の縄では縛っておけず、何本も必要ということから、一癖も二癖もあるしぶとい人物、あるいは面倒な物事のたとえ。

 「一つの嘘は多くの嘘を生む」(One lie makes many)
 (読解)

 「一つのことだけに頼るのは危険」
 (読解)
 (類似諺)(穴が一つしかないネズミはすぐに捕まる、The mouse that has but one hole is quickly taken

 「一つ見れば十分」
 (読解)
 (類似諺) (一つを見れば、すべてがわかる、When you've seen one, you've seen them all

 「一旗揚げる(ひとはたあげる)」
 (読解) 新しく事業を始めること。また、一仕事して成功すること。

 「ひと肌脱ぐ
 (読解) 他人のために本気になって力を貸すこと。

 「一人口は食えぬが二人口は食える
 (読解)


 「棺を蓋いて事定まる」
 (読解)

 匹夫(ひっぷ)の勇
 (読解) 道理をわきまえない男が血気にはやってがむしゃらに行動するような、浅はかな勇気。

 「必要は発明の母(Necessity is the mother of invention.)
 (読解) 必要なことから発明がうまれるの意。

【人】
 「人事(ひとごと)言うより我が癖直せ」
 (読解)

 「人と屏風(びょうぶ)は直ぐには立たず
 (読解) 屏風は曲げなければ立たないように、人も正論ばかりでは、世間を渡っていけないということ。

 「人に高下なし 心に上下有り」
 (読解)

 「人に七癖我が身に八癖
 (読解)

 「人には添うて見よ、馬には乗ってみよ
 (読解)

 「人の過ちから学ぶべし」(Learn from the mistakes of others)
 (読解)

 「人のいいのも馬鹿のうち」
 (読解)

 「人の行く裏に道あり花の山
 (読解)

 「人の意見は四十まで
 (読解)

 「人の一寸 我が身の一尺」

 (読解) 他人の欠点はちょっとしたものでも目につきやすいが、自分の欠点は大きくても見えにくいものである、という意味。


 人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し
 (読解)人生は長く、苦しいことが多いので、不断の努力と忍耐をもって進み続けることが大切であるということ。

 「人の噂も七十五日
 (読解) 文字通りの意。75という数字は諺によく使われる。なぜ75日かと云えば、経験則的に75日が一区切りということになる。一説に、農作物の種を蒔いてから収穫するまでの期間が対応しているとも云う。いずれにしても、75日経てば周囲の状況が変わると考えられる。
 (類似諺) (珍しい話も九日すれば飽きる、No wonder lasts more than nine days)、(不思議な事も9日間しか続かない、A wonder lasts but nine days) 「人の噂をあなたに語る者は、あなたの噂もするだろう」(Who chatters to you will chatter of you)

 「人の口には戸が立たぬ
 (読解) 世間の口は煩(うるさ)いもので、とかくの批判を防ぐことはむずかしい。おしゃべりを封ずる手段はない、という意味。
 (類似諺) 「世間の口に戸は立てられぬ」 。「下種の口に戸は立てられぬ」 。(人の欠点を責める前に、自分の欠点を知れ 、Know your own faults before blaming others for theirs

 「人の苦楽は壁一重(ひとえ)
 (読解) 壁を隔てた隣家の様子がわからないのと同じように、他人の苦しみや楽しみは他人事でしかないということ。

 「人の心の中に春よ、永遠に」 (Hope springs eternal (in the human breast)
 (読解)

 「人の心は金では買えない」
 (読解)

 「人の心は九合十合 ( ひとのこころはきゅうごうじゅうごう )
 (読解) 人の考えることは誰の考えも大体同じで大した違いはないという意。

 「人の牛蒡で法事をする」
 (読解) 他人が持ってきたゴボウを材料にして精進料理を作って法事の持て成しをするということから、自分が当然しなければならないことをするのに、他人の物を使って又は便乗して自分の役目を果たすというたとえ。

 「人の背は見えるが我が背は見えぬ」
 (読解) 人の欠点はよく見えるが、自分の欠点はわからないということ。

 「人の七難より我が十難」
 (読解) 他人の欠点は目につきやすいの意。

 「人の蠅を追うのに自分の頭の蠅は分からず

 (読解) 他人のことはよく見えて気になるが、自分のこととなると同じことでも気が付かないものである。 他人の欠点をあれこれ言って世話を焼くより、自分にも同じ欠点があることに気付いて、直すことが先である、という意味。


 「人の不幸を堪え忍ぶのはたやすいものだ」(It is easy to bear the misfortunes of others)
 (読解)

 人の振り見て我が振り直せ
 (読解) 「ふり」はしぐさ、ようす、おこないなどの意味。自分のことは自分ではよくわからないが、他人の行(おこな)いの善(よ)し悪(あ)しは、だれでもよくわかるもの。それを見て、自分の行いをなおすようにの意。他人の言動を見て、自分の行いを反省し、改めよということ。
 (類似諺) (賢者は他人の欠点を見て、自分の欠点を改める、By other's faults wise men correct their own.)、(One man’s fault is another man’s lesson.、Learn wisdom from the follies of others).

 「人の褌(ふんどし)で相撲を取る
 (読解) 他人の物を使って自分の役に立てることのたとえ。
 (類似諺) (蛇は他人の手で穴から出せ、Draw the snake from its hole by another man's hand.)、(ペーターから奪ってポールに払う、He robs Peter to pay Paul

 「人の物は良く見える」
 (読解)
 (類似諺) (塀の向こうのリンゴが一番うまい、The apples on the other side of the wall are the sweetest

 「人の弱みに付け込む
 (読解)

 「人は一代名は末代
 (読解) 人の肉体は一代限りであるが、業績や名誉は長く後世に残るの意。人の肉体は一代で滅びるが、その名はよいにつけ悪いにつけ末永く後世に残る。

 「人は己の事には目が見えず」Men are blind in their own cause
 (読解)

 「人は言葉よりも行いで判断される」
 (読解)
 (類似諺) (行いは言葉よりも雄弁である、Actions speak louder than words

 「人は信ずる事のためには盲目である」(Men are blind in their own cause)
 (読解)

 「人は善悪の友による」
 (読解)
 (類似諺) (人は交友によって知られる、 A man is known by the company he keeps

 人はパンのみに生きるにあらず(Man does not live by Bread alone)
 (読解)人は物質的な満足だけを目的として生きるものではなく、精神的な満足を得るためにこそ生きるべきであるということ。

 「人は交わる友達によって分かる」(Men are known by the company they keep)
 (読解)

 「人は人、おれはおれ」
 (読解)

 「人は人中、田は田中(ひとはひとなか、たはたなか)
 (読解)人は大勢の中でもまれるのがよい。田んぼは、他の田に囲まれているのがよいということ。

 人は見かけによらぬもの
 (読解) 人間の本当のすがたは、うわべを見ただけではとてもわからないの意。外見ではなく中身勝負。
 (類似諺) (外見で判断してはならない、Never judge by appearance)、(見ることは信じること、Seeing is believing.)、(光るものすべてが金ではない、All is not gold that glitters(All that glitters is not gold

 「人は楽な道につくものだ」
 (読解)
 (類似諺) (人は最も低き所を飛び越すものだ、Men leap over where the hedge is lowest

 「人を裁くな、人に裁かれぬためである」(Judge not, that ye be not judged)
 (読解)

 「人をそしるは鴨(かも)の味
 (読解) 鴨の肉は鶏肉の中でもとりわけ美味だが、人の悪口を言ったり批判をするのは、その鴨の肉を味わうほど気分がよいということ。

 「人を頼るな」
 (読解)
 (類似諺)(自分のカヌーは自分で漕げ、Paddle your own canoe

 「人を呪わば穴二つ
 (読解) 相手を憎んでいると、自分も不幸に陥っていくということを言っています。 他人を呪い殺そうとして墓穴を掘れば、その報いで死ぬ自分用の墓穴も必要になる。人を陥れようとすれば、やがては自分にもそれが返ってくるということ。 

 「人を見たら泥棒と思え  
 (読解) 人を軽々しく信用してはいけない。まず疑ってかかれということ。
 (類似諺) (Never trust a stranger.)

 「人を見て法を説け
 (読解) 釈迦が相手の能力や人柄に応じて、仏の道を説明した事から、人を説得する時は、相手の人柄や能力を見て、その人にあった方法で話をすべきだということ。

 七転び八起き
 (読解)

 「ひどい災難は同じ人に二度降りかかることはない」
 (読解)
 (類似諺) カミナリは2回同じ場所に落ちない、Lightning never strikes in the same place twice)

 「美貌などは一皮剥けば同じこと」
 (読解)
 (類似諺) (全ての猫は暗闇では灰色、All cats are grey in the dark

 「ひもじい時にまずいものなし」
 (読解)

 「冷酒と親の意見はあとできく
 (読解)

【百】
 「百害あって一利なし
 (読解)

 「百尺竿頭一歩を待つ
 (読解) もはや十分にきわめつくしたと思われてもそれに満足せず、さらに一歩進めて工夫を凝らす。安全と思われる上にもなお工夫して向上を目指す。

 「百年河清を待つ
 (読解) どんな長い間待っても望みがかなわないこと。あてもないのにいつまでも待つこと(河=黄河)。

 百年の恋も一時に冷める
 (読解)

 百聞は一見に如かず
 (読解)  物事や事象に関して、多くのことを耳できいて教わるよりも、たった一度でも実際に見るほうがずっとよくわかるとの意。
 (類似諺) (十聞くよりも一つ見よ、One eye-witness is better than ten hearsays.)、(1000の言葉より一回の見聞、One pucture is worth a thousand words)、 (見ることは信じること、Seeing is believing).

 「百両の馬にも難がある」
 (読解)

 「氷山の一角
 (読解)

【ひょうたん】
 「瓢箪(ひょうたん)から駒(こま)が出る
 (読解) 瓢箪の中にあるはずのない駒が飛び出したの意から意外なものが意外なところから出てくること。また、思いがけないことが事実となること。とくにじょうだん半分にいっていたことが、ほんとうになったようなときに、よく使われる。
 (類似諺) (予期せぬ事が起こる、 Unexpected things often happen

 「瓢箪で鯰を押さえる
 (読解) すべすべした瓢箪でなまずを押さえるように、ぬらりくらりと要領を得ないこと。また苦労のかいなく目的を果たせないことにもいう。

 「評判倒れ
 (読解)

 「屏風と商人(あきんど)は直ぐには立たぬ
 (読解)

 「拾った者が持ち主(落とした者は、泣きをみる)」(Finders keepers、,losers weepers)
 (読解)
 (類似諺) (拾ったものは、自分もの、Finding's keeping.)

【貧】
 「貧すれば鈍する」、「貧すれど貪せず」
 (読解)

 「貧の友は真の友」A friend in need is a friend indeed
 (読解)

 「貧の宵張り長者の早起き」
 (読解)

 「貧乏人が金を持つと、傲慢になる」
 (読解)
 (類似諺) (乞食を馬に乗せたら悪魔の所まで行く、Set a beggar on horseback and he'll ride to the devil

 「貧乏人の子沢山」
 (読解)

 「貧乏暇なし(Poor men have no leisure).
 (読解)

 「ピンチはチャンスなり
 (読解)

ハ行フ

【不】
 「不言実行
 (読解)
 (類似諺) Actions speak louder than words

 「不幸中の幸い
 (読解)

 「不貞(ふて)腐れ
 (読解)

 「不満は進歩の第一歩」(Discontent is the first step in progress)
 (読解)

【風】
 「風雲急を告げる
 (読解) 今にも大変動が起こりそうな、緊迫した情勢であること。

 風前の灯火(ともしび)
 (読解) 危険が切迫していて、今にも死んだり滅んだりしそうなことのたとえ。

 「風樹の嘆」
 (読解) 風に吹かれている気は静かであることを願っても思うようにならない。子が孝行を尽くそうと思っても親がなくなってそれができない悲しみ。

 「風呂屋の三助
 (読解) ダジャレの類。湯と云うをかけて「云うばかり」の意味。

【夫婦】
 「夫婦喧嘩と北風は夜凪する」
 (読解)

 「夫婦喧嘩は犬も食わぬ
 (読解) 夫婦喧嘩はその時だけですぐ仲直りするから、他人が仲裁などするものではない。

 「 ブーブーしか言わない豚に何が期待できる」(What can you expect from a hog but a grun)
 (読解)

 「笛吹けども踊らず
 (読解) 新約聖書の言葉で、人を踊らせようと笛を吹いてみても誰も踊らない意。いろいろと策を講じて人を誘い込もうとしても誰も応じないことをいう。

 「河豚(ふぐ)は食いたいし命は惜しい
 (読解) おいしいふぐを食べたいが、毒のことを考えると手を出しかねる気持ちを表したもの。いい面と悪い面があってどちらを選ぶか迷っているときに用いる。ちなみに、ふぐにはテトロドトキシンという無色、無味、無臭の猛毒が内蔵にあるとされている。
 (類似諺) (蜜は甘いが蜂は刺す、Honey is sweet, but the bee stings)、

 「覆水盆に返らず
 (読解) うつわからこぼれた水は、二度とそのうつわにはもどらないのです。そのことから、一度やってしまったことは、もとにはもどらない、とりかえしがつかない、という意味につかわれます。
 (類似諺) (こぼれたミルクに泣き叫んでももう役に立たない、It is no use crying over spilt milk.)

【服従】
 「服従できない者は、支配出来ない」(He that cannot obey cannot command)
 (読解)

 「服従することによって、支配することを学べ」(Through obedience learn to command)
 (読解)

 袋の鼠
 (読解)

 「無沙汰は無事の便り
 (読解) 連絡がないということは、無事な証拠だということ。

 「巫山の夢(ふざんのゆめ)
 (読解) 男女の情交がこまやかなこと。

【武士】
 「武士の情け
 (読解)

 「武士は相見互い
 (読解) 同じ階層で互いの立場のわかい合える武士同士は、なぐさめ合い協力し合わなければならない。

 「武士は食わねど高楊枝
 (読解)
 (類似諺) (借金して起きているより、空腹のまま寝る、Better go to bed supperless than rise in debt

 「布施だけの経を読む」
 (読解)

【二】
 「2つの黒色から一つの白色は作れない」Two blacks do not make a white
 (読解)

 二つ返事で引き受ける
 (読解)

 「二日酔いに迎え酒」
 (読解)

 「二人いなければ喧嘩にはならない」
 (読解)
 (類似諺) (喧嘩をするには2人がいる、It takes two to make a quarrel

 豚に真珠 
 (読解) 価値のわからない者に貴重なものを与えても、何の役にも立たないことのたとえ。
 (類似諺) (Don’t throw pearls to swine)

 「筆(ふで)が立つ
 (読解) 本当に筆が立っているわけじゃない。文章がうまいことをいう。

【父母】
 父母の恩は山よりも高く海よりも深し
 (読解) 両親から受けた恩は、比べるものがないほど大きいものだということ。


 「踏みならされた道が一番安全」The beaten road is the safest
 (読解)

 冬来たりなば春遠からじ
 (読解) 寒い冬が来れば暖かい春はすぐその先だの意から、辛いこと、厳しいことがあっても、それさえ耐え抜けば楽しいときもすぐやってくるということ。

 蜉蝣の一期(ふゆうのいちご)
 (読解) カゲロウは朝生まれて、夕方には死ぬといわれることから、人生の短くはかないことのたとえ。

 「古川に水絶えず
 (読解) 日照りが続いて小川の水がかれても、古い川はひえ上がらない。そのように、何代も富豪として続いた家は、没落の悲運にあっても、さすがに昔の豪勢さを物語るりっぱな者が残っている。勢いが衰えても容易に滅びないこと

 「刎頸(ふんけい)の交わり
 (読解) 首を斬られても悔いはないくらい親しい交際。

 「分相応に風が吹く」
 (読解)

 「踏んだり蹴ったり
 (読解) 重ね重ねひどい目にあうこと。

 文は人なりThe style is the man
 (読解) 文章は、書き手の考えや性格を表す。文章を見れば、書き手の人となりがわかる。

ハ行へ

【屁】
 「屁の河童
 (読解)

 「屁とも思わぬ
 (読解)

 「屁のツッパリにもならぬ
 (読解)

 「屁理屈
 (読解)

 「へいへいばかりしてると、甘く見られる」
 (読解)
 (類似諺) (蜂蜜ばかりで自分を作ると、ハエがあなたをむさぼり食う、Make yourself all honey and the flies will devour you.

 「平地に波乱を起こす」
 (読解) 何事もなく治まっているところへ、わざと争いを引き起こすたとえ

【へそ】
 「ヘソから下に人格なし
 (読解)

 「へそが茶をわかす
 (読解) おかしくてたまらないこと。ほんとうにおもしろいのではなくて、ばかばかしいという気持ちがふくまれている。

 「へそを曲げる
 (読解)

【下手】
 へたな鉄砲数打(う)ちゃ当たる
 (読解) 鉄砲がへたな人でも、数多く打っていると、まぐれで当たることもあるということ。
 (類似諺) (多く打てば、いつか当たる、He who shoots often, hits at last)、(目の悪い鳩も時々一粒の小麦を見つける、A blind pigeon may sometimes find a grain of wheat)、(多く打てば、いつか当たる、He who shoots often, hits at last

 「ヘタな職人は、腕不足を道具のせいにする」A bad workman always blames his tools
 (読解)

 下手の考え休むに似たり
 (読解) 名案も浮かばないのに、いくら時間を費やしても、時間を浪費するだけで何の効果もない。

 「下手の伊達道具」
 (読解)

 「下手の長追い」
 (読解)

 「下手の長談義
 (読解) 話が下手な人に限って、長々と話をすること。
 (類似諺) (長い説教は注目されない、Long sermon, little attention

 下手の横好き
 (読解)

 蛇の生殺し
 (読解)

 減らず口をたたく
 (読解)

 「変化を除いて他は変化せぬものなし」There is nothing permanent except change
 (読解)

 弁慶の泣き所
 (読解) 弁慶ほどの豪傑でも蹴られると痛がって泣く急所のことで、向こう脛。転じて、ただ一つの弱点。
 (類似諺) (人には弱点がある、Every man has his week side

 「返事のないのも、また返事」(No answer is also an answer)
 (読解)

 ペンは剣より強しThe pen is mightier than the sword
 (読解) 思想や言論が人に与える影響は、武力よりも強い力を持っている。この元のラテン語の格言は、「ペンは剣よりむごし」だった、とのことである。

 「便所をよく掃除する女は安産する」
 (読解)

 「辺幅を飾る
 (読解) 布のへりのような、いりもしないところを飾り立てる、外見を飾ってみえをはること

ハ行ホ

 「防御の最良の方法は攻撃だ」(The best way to defend is to attack、Attack is the best defense
 (読解)

【坊主】
 「坊主とこんにゃく田舎がよい」
 (読解)

 「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
 (読解) その人を憎むあまり、その人に関る全てのものが憎くなるということのたとえ。
 (類似諺) (木が可愛けりゃ枝まで可愛い、He that loves the tree loves the branches)、(私を慕うなら犬まで慕え、Love me, love my dog)、(私を愛する人は私の犬も愛する、Who loves me,loves my dog

 「坊主丸儲け
 (読解) 僧侶は元手がいらないので、収入がそのまま全部儲けになるということ。

【棒】
 棒に振る
 (読解) それまで積み重ねてきた努力や苦労を無にする。

 棒ほど願って針ほど叶う
 (読解)


 「暴虎馮河の勇
 (読解) 猛々しいとらを素手で討ち果たし、大きな河を徒歩で渡る勇気。向こう見ず。自分の力も考えぬ無鉄砲さ。

 「方法は様々」
 (読解)
 (類似諺) (クリームで窒息させるだけが猫の殺し方とは限らない、There are more ways of killing a cat than by choking it with cream、There's more ways than one to kill(skin) a cat

 「吠え立てる犬はかみつかない(Great barkers are no biters)、(Barking dogs seldom bite
 (読解) むやみに強がったり、威張ったりする者ほど、実力はないものだというたとえ。

 「墓穴を掘る」
 (読解) 破滅に導く原因を自ら作ることのたとえ。

【欲しい】
 「欲しがりません、勝つまでは
 (読解)

 「欲しいものはなく、欲しくないものは余ってるものだ」
 (読解)
 (類似諺) (砂漠では水はたまものだが、溺れている人にとっては災いする、Water is a boon in the desert, but the drowing man curses it

 「臍を噛む
 (読解) 自分のへそを噛もうといくら努力しても出来ないことから、後悔する。今さら返らぬことを悔やむことのたとえ

【仏】
 仏作って魂入れず
 (読解) 骨を折って完成させても肝心なところがぬけていること。
 (類似諺) (畑耕し、種まき忘れる、Ploughing the field and forgetting the seed. )

 「仏の顔も三度まで
 (読解) しつこくされたとき、はじめはがまんしているが、いつまでもやられると、がまんできなくなる。仏様はやさしい顔をしているが、三度も顔をさかさになでられたらおこる。同じように、いくらおとなしい人でも、がまんには限界(げんかい)があるということ。
 Even the patience of a saint has limit.

 仏も昔は凡夫なり 」
 (読解) 仏はもとから仏だったのではなく、修行を積んで仏になったのであり、誰でも努力をして修行を積めば仏になれる。というような意味。ここで言う仏とは死んだ人のことではなく、悟った人のことを言う。また、ここで言う悟りとは仏教的な悟りだけを意味せず、現実の生活における個人的な信条、あるいは仕事における効果的な手法など現実的なものをも含む。

【骨】
 「骨折り損のくたびれ儲け
 (読解) 苦労しても、何の成果もあがらず、くたびれるだけで終わってしまうこと。
 (類似諺) (無駄なことを勉強することは骨の折れる怠惰である、The study of vain things is laborious idleness

 「骨身(ほねみ)をけずる
 (読解) 「骨身」は骨と肉のこと。骨身をけずるとやせてしまう。つまり、からだがやせてしまうほど努力したり、苦労したりすること。

 「ほっぺたが落ちる」
 (読解)

【褒め】
 「褒め手千人、悪口万人」
 (読解) 世の中には、誉めてくれる人よりも、人を貶す人のほうが多いということ。

 「誉める人には油断すな
 (読解) お世辞を言う人は、何か下心があるので油断してはいけないということ。

 「蒲柳の質」
 (読解) やなぎのようにほっそりとし、弱々しい体質の人をいう
 (読解)

 「洞(ほら)が峠をきめこむ」
 (読解) 有利な方につこうと形勢をうかがうこと。日和見の態度。

【惚れる】
 「惚れた病に薬無し」
 (読解)

 惚れて通えば千里も一里
 (読解) 惚れた相手の所へ通うときは、遠い道も近く感じられて苦にはならない。

 「惚れてしまえば痘痕(あばた)も笑窪」、「ほれた目にはあばたもえくぼ
 (読解)
 (類似諺) (無駄なことを勉強することは骨の折れる怠惰である、 (全ての恋人は愛しい人の中に1000もの美点を見る、Every lover sees a thousand graces in the beloved object


【襤褸】
 「襤褸(ぼろ)は着てても心は錦
 (読解)

 「襤褸を出す
 (読解)

【本】
 「本末転倒
 (読解)
 (類似諺) (馬の前に荷車を置くな、Don't put the cart before the horse

 ほんものは続く 続けるとほんものになる」
 (読解)

 本当のことを話せば神様の怒りを買うこともない」
 (読解)ロシアの諺。




(私論.私見)