ことわざ集6(ハ行) |
(最新見直し2010.03.27日)
ハ行ハ |
【歯】 | |||||||
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【破】 |
「破竹の勢い」 |
(読解) 竹は一方の端を二つに割ると、あとは刃を入れるだけで一気に割れる。止めるに止められない猛烈な勢いで事が進むたとえ。 |
【馬】 | |||||
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【敗】 | |||||
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「吐いた唾は呑めぬ」 |
(読解) 一度口にした言葉は取り消せない。 |
「肺腑(はいふ)を突く」 |
(読解) 深い感銘を与える。 |
「這(は)えば立て立てば歩めの親心」 |
(読解) 我が子の成長を待ち望む親の心を表した言葉。「わが身につもる老いを忘れて」と続けることもある。 |
【馬鹿】 | ||||||||||||||||||||||||||
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「馬脚を露(あらわ)す」 |
(読解) 芝居で、馬の脚に扮している役者が、姿を見せてしまうこと。転じて、隠していた事柄や正体が明らかになる。ぼろを出すこと。 |
「掃溜(はきだめ)に鶴」 |
(読解) 「はきだめ」はごみをすてるところ。そういう汚いごみだめに舞い降りた一羽の鶴が居るとひときわめだつ。つまらない所へひときわ目立つ優れものが現れること。 |
(類似諺) (肥溜めに宝石、A jewel in a dunghill) |
「破鏡(はきょう)の嘆」、「破鏡再び照らさず」 |
(読解) 夫婦の別れ。昔、中国では夫婦が別れるとき鏡を割って半分づつ所持する習慣があった。「破鏡再び照らさず」とは、別れた夫婦のように、いったんこわれた関係は再びもとに戻ることはないことのたとえ。 |
【伯】 | |||
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「拍車をかける」 |
(読解) 馬の腹に拍車を当てて、早く走らせることから、物事の進行を一段とはやめることのたとえ。 |
「柏舟(はくしゅう)の操」 |
(読解) 夫の死後も操を守り、再婚の勧めも断って「柏舟」の詩を詠んだ故事から、未亡人が夫のために操をたてること。 |
「薄氷を履むが如し(はくひょうをふむがごとし)」 |
(読解) 非常に危険な状態のたとえ。 |
【化け】 | |||
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「橋渡しをする」 |
(読解) |
「箸にも棒にもかからぬ 」 |
(読解) 箸を使っても棒を使ってもどうにもならない。どう取り扱っていいものか、手の下しようがない。 |
「恥の上塗り」 |
(読解) |
【始(初)め】 | |||||||||||||
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「蓮の台の半座を分かつ」 |
(読解) 極楽浄土に往生した者が座る蓮華の座に、死後も共に往生して、座を同じくすること。 |
【畑】 | ||||
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「はた迷惑」 | |
(読解) |
「二十歳後家は立つが、三十後家は立たぬ」 |
(読解) |
「働かざる者食うべからず」 |
(読解) |
【裸】 | ||||
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「初物を食えば七十五日長生きする」 |
(読解) |
「蜂の巣をつついたような騒ぎ」 |
(読解) 大騒ぎになって収拾がつかないさまをたとえたことば。 |
【八】 | ||||||||
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「バッカスはネプチューンより多くの人々を溺死させた」 | |
(読解) |
「鳩が豆鉄砲を食う」 |
(読解) 突然のことに驚いて、きょとんとしている様子。 |
【花】 | |||||||||||||
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【鼻】 | ||||||||||||
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【話し】 | ||||
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「羽目を外す」 |
(読解) |
「速い者に上手なし」 |
(読解) |
【早】 | ||||||||||||
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「流行りものは廃(すた)りもの」 |
(読解) |
【腹】 | ||||||||||||||||||||||
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【針】 | ||||
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「張子(はりこ)の虎(とら)」 |
(読解) 張子で虎の形を作って首が動くようにした玩具。転じて、首を振り動かす癖のある人や、虚勢を張る人を嘲って言う言葉。また、一々合点顔に首を振る人を軽蔑して言う場合にも使う。 |
【繁】 | ||||
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「半畳を入れる」 |
(読解) 芝居で、役者の芸が不満で、観客が敷いている畳を舞台に投げ込むこと。人の言辞などを非難して、やじり、事の進行を妨げること。 |
ハ行ヒ |
「日暮れて道遠し」 |
(読解) 日は既に暮れているのに、目的地まではまだまだ遠い。すでに年老いたのに、やるべき計画はまだたくさんある、とうていその目的が果たせそうもないことのたとえ。 |
【非】 | ||||
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【火】 | |||||||||
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「贔屓の引き倒し」 |
(読解) 必要以上にひいきしすぎると、かえってその人の立場を不利にしてしまうこと。 |
「光もの必ずしも金ならず」(All is not gold that glitters.) |
(読解) |
「引かれ者の小唄」 |
(読解) 江戸時代、刑場まで馬に乗せられ引かれていく者が、鼻歌を歌う意味から、負けた者が強がりを見せること。引き回しの系に処せられていく者が、絶望に追いつめられながらも、平気をよそおって小唄を歌う。どうにもならない事態に陥った者が、内心はひどく心細い思いでありながら、負け惜しみをして強がりをいうこと。 |
「比較は忌まわしいこと」 |
(読解) |
(類似諺) (Comparisons are odious) |
「庇を貸して、母屋を取られる」 |
(読解) 一部を貸しただけなのに、やがて全部をとられてしまうことのたとえ。また、恩を仇で返されるたとえ。「軒を貸して母屋を取られる」とも言う。 |
(類似諺) ((肩に人を乗せると、頭にまで乗られる、Who lets another sit on shoulder, will soon have him on his head.) |
「膝が笑う」 |
(読解) |
「尾生の信」 |
(読解) 誠心誠意、かたく約束を守ること。ばか正直なほど融通のきかないこと。 |
「顰(ひそ)みに習う」 |
(読解) 自分なりの定見をもたず、むやみに人まねすること。善し悪しを考えずに、人の真似をすることのたとえ。また、他人に倣って同じように行動することを謙遜していう言葉。「西施の顰みに倣う」ともいう。 |
【左】 | ||||
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【一】 | ||||||||||||||||||
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「棺を蓋いて事定まる」 |
(読解) |
「匹夫(ひっぷ)の勇」 |
(読解) 道理をわきまえない男が血気にはやってがむしゃらに行動するような、浅はかな勇気。 |
「必要は発明の母」(Necessity is the mother of invention.) |
(読解) 必要なことから発明がうまれるの意。 |
【人】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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「七転び八起き」 | |
(読解) |
「ひどい災難は同じ人に二度降りかかることはない」 |
(読解) |
(類似諺) (カミナリは2回同じ場所に落ちない、Lightning never strikes in the same place twice) |
「美貌などは一皮剥けば同じこと」 |
(読解) |
(類似諺) (全ての猫は暗闇では灰色、All cats are grey in the dark) |
「ひもじい時にまずいものなし」 |
(読解) |
「冷酒と親の意見はあとできく」 |
(読解) |
【百】 | |||||||||||||
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「氷山の一角」 |
(読解) |
【ひょうたん】 | |||||
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「評判倒れ」 |
(読解) |
「屏風と商人(あきんど)は直ぐには立たぬ」 |
(読解) |
「拾った者が持ち主(落とした者は、泣きをみる)」(Finders keepers、,losers weepers) |
(読解) |
(類似諺) (拾ったものは、自分もの、Finding's keeping.) |
【貧】 | |||||||||||||
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「ピンチはチャンスなり」 |
(読解) |
ハ行フ |
【不】 | |||||||||
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【風】 | ||||||||
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【夫婦】 | ||||
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「 ブーブーしか言わない豚に何が期待できる」(What can you expect from a hog but a grun) |
(読解) |
「笛吹けども踊らず」 |
(読解) 新約聖書の言葉で、人を踊らせようと笛を吹いてみても誰も踊らない意。いろいろと策を講じて人を誘い込もうとしても誰も応じないことをいう。 |
「河豚(ふぐ)は食いたいし命は惜しい」 |
(読解) おいしいふぐを食べたいが、毒のことを考えると手を出しかねる気持ちを表したもの。いい面と悪い面があってどちらを選ぶか迷っているときに用いる。ちなみに、ふぐにはテトロドトキシンという無色、無味、無臭の猛毒が内蔵にあるとされている。 |
(類似諺) (蜜は甘いが蜂は刺す、Honey is sweet, but the bee stings)、 |
「覆水盆に返らず」 |
(読解) うつわからこぼれた水は、二度とそのうつわにはもどらないのです。そのことから、一度やってしまったことは、もとにはもどらない、とりかえしがつかない、という意味につかわれます。 |
(類似諺) (こぼれたミルクに泣き叫んでももう役に立たない、It is no use crying over spilt milk.) |
【服従】 | ||||
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「袋の鼠」 |
(読解) |
「無沙汰は無事の便り」 |
(読解) 連絡がないということは、無事な証拠だということ。 |
「巫山の夢(ふざんのゆめ)」 |
(読解) 男女の情交がこまやかなこと。 |
【武士】 | |||||||
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「布施だけの経を読む」 |
(読解) |
【二】 | ||||||||||
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「豚に真珠」 |
(読解) 価値のわからない者に貴重なものを与えても、何の役にも立たないことのたとえ。 |
(類似諺) (Don’t throw pearls to swine) |
「筆(ふで)が立つ」 |
(読解) 本当に筆が立っているわけじゃない。文章がうまいことをいう。 |
【父母】 | ||
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「踏みならされた道が一番安全」(The beaten road is the safest) |
(読解) |
「冬来たりなば春遠からじ」 |
(読解) 寒い冬が来れば暖かい春はすぐその先だの意から、辛いこと、厳しいことがあっても、それさえ耐え抜けば楽しいときもすぐやってくるということ。 |
「蜉蝣の一期(ふゆうのいちご)」 |
(読解) カゲロウは朝生まれて、夕方には死ぬといわれることから、人生の短くはかないことのたとえ。 |
「古川に水絶えず…」 |
(読解) 日照りが続いて小川の水がかれても、古い川はひえ上がらない。そのように、何代も富豪として続いた家は、没落の悲運にあっても、さすがに昔の豪勢さを物語るりっぱな者が残っている。勢いが衰えても容易に滅びないこと |
「刎頸(ふんけい)の交わり」 |
(読解) 首を斬られても悔いはないくらい親しい交際。 |
「分相応に風が吹く」 |
(読解) |
「踏んだり蹴ったり」 |
(読解) 重ね重ねひどい目にあうこと。 |
「文は人なり」(The style is the man) |
(読解) 文章は、書き手の考えや性格を表す。文章を見れば、書き手の人となりがわかる。 |
ハ行へ |
【屁】 | ||||||||
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「へいへいばかりしてると、甘く見られる」 |
(読解) |
(類似諺) (蜂蜜ばかりで自分を作ると、ハエがあなたをむさぼり食う、Make yourself all honey and the flies will devour you.) |
「平地に波乱を起こす」 |
(読解) 何事もなく治まっているところへ、わざと争いを引き起こすたとえ |
【へそ】 | ||||||
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【下手】 | |||||||||||||||||
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「蛇の生殺し」 |
(読解) |
「減らず口をたたく」 |
(読解) |
「変化を除いて他は変化せぬものなし」(There is nothing permanent except change) |
(読解) |
「弁慶の泣き所」 |
(読解) 弁慶ほどの豪傑でも蹴られると痛がって泣く急所のことで、向こう脛。転じて、ただ一つの弱点。 |
(類似諺) (人には弱点がある、Every man has his week side) |
「返事のないのも、また返事」(No answer is also an answer) |
(読解) |
「ペンは剣より強し」(The pen is mightier than the sword) |
(読解) 思想や言論が人に与える影響は、武力よりも強い力を持っている。この元のラテン語の格言は、「ペンは剣よりむごし」だった、とのことである。 |
「便所をよく掃除する女は安産する」 |
(読解) |
「辺幅を飾る」 |
(読解) 布のへりのような、いりもしないところを飾り立てる、外見を飾ってみえをはること |
ハ行ホ |
「防御の最良の方法は攻撃だ」(The best way to defend is to attack、Attack is the best defense) |
(読解) |
【坊主】 | |||||||
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【棒】 | ||||
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「暴虎馮河の勇」 |
(読解) 猛々しいとらを素手で討ち果たし、大きな河を徒歩で渡る勇気。向こう見ず。自分の力も考えぬ無鉄砲さ。 |
「方法は様々」 |
(読解) |
(類似諺) (クリームで窒息させるだけが猫の殺し方とは限らない、There are more ways of killing a cat than by choking it with cream、There's more ways than one to kill(skin) a cat) |
「吠え立てる犬はかみつかない」(Great barkers are no biters)、(Barking dogs seldom bite) |
(読解) むやみに強がったり、威張ったりする者ほど、実力はないものだというたとえ。 |
「墓穴を掘る」 |
(読解) 破滅に導く原因を自ら作ることのたとえ。 |
【欲しい】 | |||||
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「臍を噛む」 |
(読解) 自分のへそを噛もうといくら努力しても出来ないことから、後悔する。今さら返らぬことを悔やむことのたとえ |
【仏】 | ||||||||
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【骨】 | |||||
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「ほっぺたが落ちる」 |
(読解) |
【褒め】 | ||||
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「蒲柳の質」 |
(読解) やなぎのようにほっそりとし、弱々しい体質の人をいう |
(読解) |
「洞(ほら)が峠をきめこむ」 |
(読解) 有利な方につこうと形勢をうかがうこと。日和見の態度。 |
【惚れる】 | |||||||
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【襤褸】 | ||||
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【本】 | |||||||
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(私論.私見)