ことわざ集3(サ行)

 更新日/2020(平成31→5.1栄和改元/栄和2)年.3.15日
 「さ行」の ことわざ


サ行サ

 「座右の銘」
 (読解)

 細工は流流仕上げをご覧じろ
 (読解) 

 賽は投げられた
 (読解) 勝負を決めるためのサイコロは投げられてしまったので、元に戻すことはできない。こうなったら、断行あるのみだ、ということ。 事はすでに始まってしまったのだから、結果はどうなろうとも断行あるのみである。

 災害は忘れた頃にやって来る
 (読解) 災害直後は心構えもしっかりしているが、時が立つと忘れることを戒めることば。

 「塞翁が馬
 (読解) 人生の禍福の転変は予測できないことのたとえ。

  Sadness and gladness succeed each other.


 「細工は流流仕上げをご覧じろ」
 (読解) 十分に工夫を凝らしてあるから、途中の工作にあれこれ口をはさまずに、仕上がりを見てからひはんしてくれ。

 「歳月人を待たず」
 (読解) 年月は、人の都合などかまわず過ぎ去るもの。
 (類似諺) 時の経過と潮の流れは人を待たない(Time and tide wait for no man)

【才】
 「才余りありて識足らず」
 (読解) 

 「才子才につまずく(おぼれる)(倒れる)」
 (読解) 自分の知識に自信を持ちすぎてかえって失敗すること。

 「才子多病」
 (読解) 

【最】
 最後に笑う者が最もよく笑う」(He who laughs last, laughs best.)
 (読解) はじめ笑っていた者が、最後に泣くこともある。最後に勝利を収めて笑う者が最高であるということ。

 「最後の一滴でコップがあふれる」(The last drop makes the cup run over)
 (読解)

 「最大の敵は自己である」(Every man is his worst enemy)
 (読解)

 「最良の友は逆境において見つかる」
 (読解)  イギリスの諺

 「最良を思って、最悪に備えよ」(Hope for the best and prepare for the worst)
 (読解)

【財布】
 「財布が軽けりゃ心が重い」
 (読解)

 「財布の紐が長い
 (読解)

 「財布の紐が緩む
 (読解)

 「座右の銘」 
 (読解)

 「魚は殿様にもちは乞食に焼かせろ」
 (読解) 直火で焼くときの基本をいったもの。魚は頻繁に裏返すと身くずれし、見た目も味も落ちるので、殿様のようにあまりかまわずに焼く方がいい。一方、もちは水分が少なく焦げやすいため、乞食のようにせっかちにまだかまだかと何回も裏返した方がいいというたとえ。

【先】
 「先立つ物は金
 (読解)

 「先んずれば人を制す」
 (読解) 他人よりも先に物事を行えば、有利な立場に立てるということ。
 (類似諺) (早い者勝ち。 真っ先に来れば真っ先に給仕される、First come, first served)、(ボートに最初に乗ったものがオールを選べる、The first in the boat has the choice of oars)

 「策士策に溺れる
 (読解) 策略を立てることが巧みな者は、策略に頼りすぎて物事の大局を見失い、かえって失敗する。

 「鷺を烏と言いくろむ」(さぎをからすといいくろむ)
 (読解) 白い鷺を指して、黒い烏であると言い張る。白を黒というように、ものの道理を正反対に言い曲げること。

【酒】
 「酒と女と博打は男の三道楽」
 (読解)

 「酒と女は二ごうまで」
 (読解) 二ごうの「ごう」を二合と二号にかけている。

 「酒に別腸あり(酒は別腸、囲碁は別智)」
 (読解) 酒量は体の大きさには関係がない。

 「酒は百薬の長」
 (読解) 適度の飲酒ならば、どんな薬よりも健康のためによい。酒を賛美していうことば。
 (Wine is old men’s milk.)(Good wine makes good blood)

 「酒は憂いを掃う玉箒(たまほうき)
 (読解) 酒は心配事や悩み事を取り除いてくれるすばらしいほうきのようなものだ。酒を賛美していうことば。

 酒は天の美禄(びろく)
 (読解) 酒は天からの賜り物だということ。酒をたたえた言葉。

 酒は飲むとも飲まれるな
 (読解) 酒は飲んでもかまわないが、飲みすぎて理性を失ってはいけない。酒は適度に飲むべきであるという戒め。

 「酒屋へ三里豆腐屋へ二里」
 (読解) 

 「囁き千里」
 (読解)

 「差しつ差されつ」
 (読解)

 「座して旦を待つ
 (読解) 座ったままで夜の明けるのをまっている。よい方法を思いついて、夜が明けたらすぐに実行しようとしている待機の姿勢で、早く実行したい気持ちをいう

 「さじを投げる」
 (読解) 薬を調合する匙を投げ出す意から、医者が、これ以上治療法がないとして病人を見放すこと。また、成功する見込みがないとして、物事を断念することのたとえ。

 砂上の楼閣
 (読解) 砂の上に建てられた高層の建物。基礎がしっかりしていないために、崩れやすいことのたとえ。また、現実不可能な物事のたとえ。

【雑草】
沙汰の限り

沙汰の外

 「五月の鯉の吹き流し」
 (読解)1.鯉幟(こいのぼり)のこと。2.口を大きく開けていて腸(はらわた)がない鯉幟のように、腹の中がさっぱりとしていて、少しの蟠(わだかま)りもないということ。江戸っ子の気質を表わした言葉。

 「殺人(悪事、秘密)は必ず露見する」(Murder will out)
 (読解)

【雑草】
 「雑草のない庭はない」(There is no garden without weeds)
 (読解) 

 雑草は強し
 (読解)

 「砂糖食いの若死(早死)」
 (読解) 砂糖を「おいしいもの」に例え、おいしいものばかり食べていては身体に毒だという戒めの言葉。

 「鯖を読む(さばをよむ)」
 (読解) 諸説ある。れんだいこは、その昔、サバは一番値の安い魚であったので漁師がこれを売るときに適当勘定で商いしたことから生まれたものと理解している。つまり、一山幾らの目見当によるいい加減な勘定を意味するように思われる。自分の都合のいいように、実際より多く言ったり少なく言ったりして数をごまかす。

【猿】
 猿知恵
 (読解)

 「猿も木から落ちる」Even monkeys fall out of trees
 (読解) 木登りがじょうずな猿でも、時には木から落ちることがある。その道に秀でた者でも、時には失敗することがあるというたとえ。
 (類似諺) すばらしい蹄鉄をつけた馬でも滑らないことはない(No horse is so well shod that it never slips)。

【去る】
 「去る者は追わず
 (読解) 去っていく者は、無理に引き止めない。

 「去る者(は)日々に疎し」
 (読解) 死んだ者は日ごとに忘れられていくこと。また、離れて暮らしていると親密さがうすらいでいくこと。「文選」 死んだ者は、月日がたつにつれて次第に忘れられていく。親しかった者も、遠ざかれば、次第に疎遠になる。
 (類似諺) 視界から消えると、忘れ去る(Out of sight, out of mind)長い間居ないと、まもなく忘れられる(Long absence, soon forgotten)

 「騒ぎ立てる人は大したことはない」
 (読解)
 (類似諺) 吠える犬は滅多にかまない(A barking dog seldom bites)。よく吠える犬は決して狩りが上手ではない(A dog which barks much is never good at hunting)。

 「触らぬ神に祟(たた)りなし」
 (読解) よけいな手出しをせず又は近寄らなければ痛い目にあうことも無い。その物事にかかわりをもたなければ、災いを受けることもない。余計な口出しや手出しをしないほうがよい、というたとえ。
 (類似諺) 寝ている犬は寝させておけ(Let a sleeping dog lie、Let sleeping dogs lie)

【三】

 三界の首枷」()
 (読解) 過去・現在・未来にわたり自由を束縛するもの。また、現世の苦悩のもととなるもの。恩愛の情の類。 「子は三界の首枷」という諺から子供を云う。

 三顧の礼」()
 (読解) 目上の人が、ある人物に礼を尽くして仕事を頼むこと。また、目上の人が、ある人物を特別に信任したり、優遇したりすること。

 三国一」()
 (読解)

 三才の童子、導士たり」()
 (読解)

 三省」()
 (読解)

 三度の火事より一度の後家
 (読解) 三度火事に遭うより、一度だけでも夫に先立たれるほうが精神的打撃が大きくて立ち直りにくいというたとえ。

 三度目の正直」(Third time lucky)
 (読解)

 「三尺下がって師の影踏まず」
 (読解) 弟子が師につき従う時、三尺離れて影も踏まないようにするということ。弟子は師匠を敬い、礼儀を忘れてはならないという戒め。

 「三十させ頃、四十し頃、五十ゴザむしり」
 (読解) 文意は言葉通りである。子供には分からない大人の性学の知恵で、女性の性交反応変化をうまく表現している。

 「三十六計逃げるに如かず」
 (読解) 作戦にもいろいろあるが、形勢が不利になったときは、逃げて身の安全を保つことが最上の策である。面倒な事が起こったときは、手を引いて逃げるのが得策であるということ。
 (類似諺) 逃げるのが上手な者は捕まらない(A good runner is never caught)

 三度目の正直」 
 (読解)

 三人行えば必ず我が師あり」 
 (読解) 三人一緒に物事をすると、他の二人に良い点と悪い点が見出せる。それを見習い反省することで師とできるたとえ。

 三人旅の一人乞食
 (読解) 三人で旅をすれば、一人が仲間はずれになったりして貧乏くじを引くということ。転じて、三人が共同で物事をする場合、一人が損をしがちだというたとえ。
類義語】三人博打の一人乞食。一人旅するとも三人旅するな。

 三人寄れば公界(くがい)
 (読解) 三人の人が集まればそこは公の場所とみるべきであり、そこで言ったり、したりしたことは、もう秘密にはできない、ということ。三人寄れば人中 (ひとなか) 。

 「三人寄れば文殊の知恵」
 (読解) 凡人でも三人集まって相談すれば、よい知恵がでるものだということ。
 (類似諺) 二つの頭脳は一つの頭脳より勝る(Two heads are better than one)
 医者と田舎者はただ医者一人よりもよく知っている(A doctor and a boor knows more than a doctor)

 「三年父の道を改めざるは孝というべし」
 (読解) 父の死後3年の喪の間は、父のやり方を変えないで生活する者は、親孝行である。「論語・学而」

 三拝九拝する
 (読解)

 三拍子(さんびょうし)揃(そろ)う
 (読解) 必要な条件がすべてととのっていること。また、「飲酒・賭博・女郎買い」の三つの悪癖をすべて備えていること。

 「三里四方の野菜を食べろ」
 (読解) 三里四方、つまりは半径12キロメートル以内でとれた野菜を食べていれば長生きができるという意味。野菜は新鮮さが命で時間がたてばたつほど味も栄養価も下がってしまう。はるばる遠くから運ばれてきた高価で美しい野菜よりも身近なとれたての野菜の方が新鮮で価値があるということ。流通網が発達していなかった昔の言い伝えで、今は遠くのものでも航空便で新鮮なうちに手に入る。しかし、身近な地元でとれる野菜は、栄養価が高く価値があるのは今も昔も変わらない! もう一つの意味として、「食土不二」の教えがあるように思われる。

 「山中の賊を破るは易く、心中の賊を破るは難し」
 (読解)

 「山椒は小粒でもぴりりと辛い」
 (読解) 山椒は、高さ3mぐらいの落葉潅木で、その葉と実は、辛みと香りが強い。「実は小さいけれどもたいそう辛い。」ということから、身体は小さくても元気がよく才能にすぐれていて、ばかにすることはできない、ということを表したたとえ。山椒の実は小さいが非常に辛い。体は小さくても、気象や才能が優れていて、侮れないことのたとえ。

 男女七歳にして席を同じうせず
 (読解)

 「産は女の命定め」
 (読解)

 算を乱す
 (読解)

サ行シ

【士】
 士は己を知る者のために死す
 (読解)

【四】
 四海兄弟

 四海波静か
 (読解) 海に波が立っていない事から、世界が静かに(平和に)治まっている様子。四海の解釈の仕方は2通りあり、1つは三大洋(太平洋、大西洋、インド洋)とそれ以外の海。もう1つは辺り一面(四方)の意味。

 四海を家となす

 四角な座敷を丸く掃く
 (読解) 物事をいい加減にすることのたとえ。また、横着を決め込んで仕事の手を抜くこと。

【死】
 「死後四十九日魂はその家に留まる」
 (読解) 49日間は死者の魂が次の生を得るまでにさまよう期間だから、まだこの世に魂が残っていると考えた。

 死屍に鞭打つ
 (読解)

 「死せる孔明生ける仲達を走らす」
 (読解) 偉大な人物というものは、生前の威光が死後も残っており、人々を恐れさせるということ。

 「死中に活を求める
 (読解) ほとんど助からないような絶望的な状態にあってもなお、生きのびる道を探し求める。また、難局を打開するために、進んで危険を冒すこと。

 「死なば諸共(もろとも)
 (読解)「死ぬときは一緒だ」という道連れ(連帯)の意思の表明であり、最後の開き直りの意で云われることが多い。
 (類似諺) 一蓮托生」 

 「死に物狂い
 (読解)

 「死に別れより生き別れ
 (読解)親子、夫婦などが、運命によって引き裂かれる場合、死に別れよりも、生き別れの方が辛い、ということ。

 「死人に口なし」(Dead man tells no tales)
 . (読解)

 「死んだ子の年を数える
 (読解) 今さらどうしようもない過去のことについて、愚痴をこぼしたり、後悔することのたとえ。

 「死んで花実が咲くものか
 (読解) 生きていてこそ良いこともあるが、死んでは何にもならないと云う諭し。
 (解説) 死んで花実が咲くものかとは、枯れて死んだ木に花が咲いたり実がならないことの意味から、どんな状況にあっても、生きていればこそいつかよいこともめぐってくる、どんなことがあっても生きていなければならない、むだに命を捨てるものじゃないと言い聞かせる言葉。囲碁では、一線、二線、3線を這うのは良くないとしたものだが、這い出したら生きるまで辛抱の手を打たねばならない、途中で止めて殺されるほど馬鹿臭い手はないと云う戒めの言葉になる。「死んで花実は咲かぬ」「死んで花実がなるものか」ともいう。「死んで花見が咲くものか」と書くのは誤り。 「命あっての物種」とも云う。
 Death is the end of all.(死はすべての終わり)
 Debt is better than death.(死より借金)

 「仕上げが肝心
 (読解) 物事は途中よりも、最後の出来映えが大切であるという意味。

 「仕方なしの親切に感謝は無用」
 (読解)
 (類似諺) こじつけの親切は感謝に値しない(A forced kindness deserves no thanks)

思案
 思案投げ首
 (読解) いろいろ考えても名案が浮かばず、困りきって首をかしげていること。

 「思案の(案の)字が百貫する 」
 (読解) 物事は、慎重に考えて行動することが重要であり、その重みは百貫(約375キログラム)にも相当するほどである、というたとえ。どんなことをするときも実行する前によく考えて、慎重を期すのが大事だというたとえ。「百貫」は昔の金銭の単位で一貫は千文。転じて価値あるもののたとえ。

 「慈愛は、我が家から始まる」(Charity begins at home)
 (読解)

【塩】
  • 塩辛を食おうとて水を飲む
  • 塩が浸む
  • 塩を売っても手を嘗める
  • 塩を売れば手が辛くなる
  • 塩を踏む

【鹿】
 「鹿の死するに音(こえ)を択(えら)ばず」
 (読解) 殺されそうになれば、鹿でさえ声を荒げるように、人も苦しまぎれに悪いことをしたり、言ったりするものである。「左伝」

 「鹿待つところの狸」

 鹿を逐う者は山を見ず
 (読解) 一つの事に夢中になっている者は、周りを顧みる余裕がないということ。また、利益を得ることに熱中している者が道理を見失うたとえ。

 屍(しかばね)に鞭打つ
 (読解) 亡くなった人の悪口をいう。死んだ人の悪口を言う。また、残酷なことをする。

 「歯牙(しが)にもかけない
 (読解) まったく問題にしない。無視して相手にしない。

 「自家薬籠中の物」
 (読解) 薬箱にしまってある薬のように、必要な時に取り出して、自分の思うままに使う物。もともとは、いつも肌身はなさず持っている大事なものの意。必要に応じて自分の思うままに使える物、または人。

 「敷居を踏むことは親の顔を踏むことになる」
 (読解)

 「色即是空 空即是色」
 (読解)

【時】
 「時間は最良の説教者である時間は最良の医者である
 (読解)

 「時勢は移る」(Times change)
 (読解)

 「時節を待てよ柿の種、いずれ芽が出る花も咲く」
 (読解)

【地獄】
 「地獄極楽はこの世にあり」
 (読解)

 「地獄で仏」、「地獄で仏に会ったよう」
 (読解) 苦難や苦しみの時に、予想もしない助けにあったうれしさを表すことば。

 「地獄の一丁目
 (読解) 非常に恐ろしい所のたとえ。また、破滅や困難に至る第一歩。

 「地獄の沙汰も金次第」
 (読解) 地獄で受ける裁きも金の力で有利になる。ましてこの世では、何でも金の力で左右されるというたとえ。
 (類似諺) 金は馬をも動かす(Money makes the mare to go)。金はすべての戸を開ける鍵(Money is the key which opens every door)。お金はすべての戸をを開ける(Money is the key that opens all doors)。

 「地獄への道は、善意で敷き詰められている」(The road to hell is paved with good intentions)
 (読解)

 「地獄耳」
 (読解)

 「地獄も住みか」
 (読解) どんな場所でも、慣れれば住み心地がよくなるということ。


 「地震雷火事親父」
 (読解) 恐ろしいとされているものを順番に並べた言葉。

 「地団駄を踏む」
 (読解)

【獅子】
 「獅子身中の虫」
 (読解) 獅子の体内に寄生して、獅子に養われ育ちながらやがて肉を食って、獅子を死に追いやってしまう虫の例えで、恩を仇でかえす者、内部の者でありながらその組織などに害を与える者、裏切り者のことを云う。仏の弟子なのに仏教に害を与える者等を指して使われる。

 「獅子の子落とし」
 (読解) 自分の子に試練を与え、その才能を試すこと。厳しく育てるたとえ。

 「獅子は子を千ジンの谷へ突き落とす」
 (読解)

 「獅子の尾より犬の頭になるほうがまし」(Better the head of a dog than the tail of a lion)
 (読解)

 「事実は小説よりも奇なり」(Fact(truth) is stranger than fiction)
 (読解) 世の中の実際の出来事は、作られた小説よりもかえって不思議で波乱に富んだものであるということ。

【四、四十】
 「四百四病より貧の苦しみ」
 (読解) 人間がかかるどんな病気よりも貧乏のほうがつらいということ。

 四角な座敷を丸く掃く
 (読解)

 「四の五の云う」
 (読解)

 「四十五十は男の盛り」
 (読解)

 「四十振袖」
 (読解)

 「始終同じことばかり話すな」
 (読解)
 (類似諺) 同じ弦ばかり、ずっとならすな(Harp not for ever on the same string)

 「事実は小説より奇なり」(Fact(Truth) is stranger than fiction.)
 (読解)

 「事情によって立場(事態)も変わる」
 (読解)
 (類似諺) 情況が行動(対応)の仕方を変える(Circumstances alter cases)

 「静かに流れる川は深い」
 (読解)

 「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり 」
 (読解) 人の一生には悪いときもあれば、よいときもある。悪いことばかりは続かないということ。人の運命には、浮き沈みがあり、不幸もあれば幸運もある。悪いことがあったところで、絶望するにはあたらない、という意味。

 「至誠神の如し」
 (読解)
 「至誠天に通ず」(What comes from the heart goes to the heart).
 (読解) 真心をもってすれば、必ずよい結果を得られる=至誠石を通す。

 「士族の商法
 (読解) 慣れない商売を始めて失敗することのたとえ。

 「児孫の為に美田を買わず」
 (読解) 西郷隆盛南洲公の言葉。子孫のために財産を残すと、それを頼って身を誤ることが多いので、財産を残さない。

 「親しき仲にも礼儀あり
 (読解) 親しさがますと、ついなれなれしくなって、礼儀をかき、そのために仲たがいをしてしまうこともあるのです。親しい友だちどうしでも、礼儀はたいせつに。親密すぎて節度を越えると不和のもとになるから、親しい間柄でも礼儀を重んじるべきであるということ。
 (類似諺) (垣によって友情を保つ、A hedge between keeps friedship green)、(良い塀は良い隣人を作る、Good fences make good neighbours)

 舌の根も乾かぬ内
 (読解) 言い終わるか終わらないうち。言い終えてすぐに。

 「次代をになう若者を育てるのは、母である」
 (読解)
 (類似諺) 揺りかごを揺する手が、世界を作る(The hand that rocks the cradle rules the world)

【知】
 「知っていれば心強い」
 (読解)
 (知識は力、Knowledge is power)

 「知って知らざれ」
 (読解)

 「嫉妬は千の目を持っている。しかし、一つも正しく見えない。」
 (読解) (ユダヤの格言)

 「尻尾が犬を振り回す」(The tail wags the dog)
 (読解) アメリカで、「尻尾」をユダヤ人、「犬」をアメリカ全体と例えて使う。モニカ・スキャンダルでダウン寸前、フラフラのクリントン大統領が、ユダヤ人のオルブライト国務長官に振り回されたユーゴスラヴィア侵略戦争などは、その典型である。

【失敗】
 「失敗しても次の機会を待て」
 (読解)
 (類似諺) (ひとつの扉が閉まれば、他の扉が開くものだ、When one door shuts another opens)

 失敗は成功のもと(Every failures is a stepping-stone the success)
 (読解) 中国の諺。失敗すれば、その原因を明らかにし、方法や欠点を改めるので、その後の成功へとつながることになる。世の中には、どんなことでも一度でうまくいくことなどめったにありません。何度も失敗をくりかえし、そのたびにひとつずつなにかを学んで、それが、やがて成功の大きな花をさかせるのです。だいじなのは、どうして失敗したかをきちんとつかみとること。
 (類似諺) (失敗は成功を養う、Failure teaches success、He who makes no mistakes makes nothing).

【七】
 七転八起」、「七転八倒」
 (読解)

 「七重の膝を八重に折る」
 (読解)

 「鎬(しのぎ)を削る
 (読解)

【死】
 「死中に活を求む」
 (読解) 助かる見込みのない状態の中で、生き延びる道を求めること。「後漢書」

 「死出の山」
 (読解) 死後、越えて行くと考えられた山。また「十王経」の地獄にある山。

 「死に花を咲かす」
 (読解) 死に際に、立派な言行があること。

 「死に損ないの娑婆塞ぎ」
 (読解)

 「死人に口なし」 (Dead man tells no tales
 (読解) 死んだ人は無実の罪を着せられても弁明できない。また、死んだ人からは証言を得ることができない。秘密を知るものは殺すが安全的裏解釈も成り立つ。

 「死人に鞭打つ」
 (読解)

 「死ねば皆平等」(The end makes all equal)
 (読解)

 「死は或は泰山より重く或は鴻毛より軽し」
 (読解) 命を捨てるにも、場合によって軽重がある。平素は命を大切にし、死ぬときには潔く死ぬ心掛けが必要ということ。泰山は中国の名山、鴻毛はオオトリの羽毛。(司馬遷)

 「死は万人を平等にする」(Death is the great leveller)
 (読解)

 「死を恐れすぎるな」
 (読解)
 (類似諺) (死ぬことも生きることと同じく、自然の成り行きなり、Dying is as natural as living)

 「死んだ子の年を数える」
 (読解) 死んだ子が生きていたら、今は何歳かを数えること。どうにもならない過去の愚痴を言うこと。

 「死んだ者のことはほめよ」(Speak well of the dead)
 (読解)

 「死んで花実が咲くものか」(You won’t prove anything by dying)
 (読解)

 「しっぽをまく
 (読解) あいてのほうが強いと知って、こうさんすること。犬をはじめとして、動物のなかには、自分より強いあいてを見るとしっぽをまくものがいる。これになぞえられたことばである。

【自分】
 自分でまいた種は自分でからねばならぬ
 (読解) どんなことでも、自分がやったことにはきちんと責任をもつべきです。失敗してしまったら、いさぎよくそれをみとめて責任をとるという、その態度がだいじ。

 「自分で話すより、人の話を聞く方が学ぶことが多い」
 (読解)
 (類似諺) (静かな舌は頭を良くする、A still tongue makes a wise head)

 「自分の頭の蠅を追え
 (読解) 人の世話やおせっかいを焼く前に、まず自分自身のことをきちんとやれということ。

 「自分の足の下の枝は切り落とすな」(Don't cut the bough you are standing on)
 (読解) 現在役に立っているものを、軽率に捨てるな。

 「自分の靴型で人の足を量る」(To measure another man‘s foot by one‘s own last)
 (読解)

 自転車操業
 (読解)

【自慢】
 「自慢高慢馬鹿のうち」
 (読解)

 「自慢は知恵の行き止まり」 
 (読解)

 「しまりが固ければ、失う心配がない」
 (読解)
 (類似諺) (しっかりと締まっていれば、しっかりと見つかる、Fast bind, fast find)

 「島国根性」
 (読解)

 「清水の舞台から飛び降りる 」
 (読解)

 「下、三日にして上を知る」
 (読解)

【釈迦】
 「釈迦に宗旨なし」
 (読解)

 「釈迦に説法」、「釈迦に説法孔子に悟道」
 (読解) (犬に吠えることを教える、Teach a dog to bark!)、(魚に泳ぎ方を教える、Like teaching a fish to swim.

 「しゃくにさわる 」
 (読解)

 「鯱(しゃち)張る」
 (読解)

【借金】
 「借金なければ、危険なし」(Out of debt, out of danger)
 (読解)

 借金で首が回らない
 (読解)

 「蛇(じゃ)の道は蛇(へび)」
 (読解) 同類のすることは、同類の者が一番よく知っているということ。
 (類似諺) (泥棒を捕まえるために泥棒を見張りにつけろ、Set a thief to catch a thief) 、One devil knows another. 、(The wolf knows what the ill beast thinks)

 「邪悪な楽しみが一番楽しい」 (The devil has the best tunes)
 (読解)

 弱肉強食
 (読解) 
 (類似諺) (弱者は行き詰まる、The weakest goes to the wall)

【衆】
 衆寡敵(適)せず
 (読解) 少数で立ち向かったのでは、多人数にはかなわない。

 「衆口、金を溶かす」
 (読解)

 「衆口は禍福の門 」
 (読解) 世間の人々の評判の善し悪しで禍いや幸福が左右されることがある。世評や民間の言説には良く注意しなければならない。

 「朱に交われば赤くなる 」
 (読解) 人間は交際する相手によってどんなにも変わるということ。人間は環境によって変わるものである。
 (類似諺) (松脂に触れば指が汚れる、He that handleth pitch shall foul his fingers)

 習慣は第2の天性(Habit is a second nature)
 (読解) 身についた習慣は、生まれつきの性質のようになる。

 「秋波を送る」
 (読解) 女性が異性の関心をひこうと、色目をつかうこと。

 「重箱の隅をつつく」
 (読解) 細かいことまで問題にして、口うるさく言うことのたとえ。

 「重要なものから順番に」
 (読解)
 (類似諺) (重要なことは一番に、First things first

 「柔よく剛を制す」
 (読解) 柔らかくしなやかなものが、かえって強く固いものを制する。転じて、弱い者が強い者に勝つこと。

【十】
 「十字架を背負わずして、栄冠無し」No cross、no crown
 (読解)

 「十読は一写にしかず」 
 (読解) 何遍も繰り返して読むよりも、一回書き写した方がよく覚えられるということ。
 (類似諺) 何度も読むよりも一度でも写した方がよく覚える

 「十人十色」(So many men, so many minds)
 (読解)
 (類似諺) (どの人にもその人の味覚がある、Every one has his taste)

 「十人なみ」
 (読解) 特にすぐれているわけでもないが劣ってもいないこと。才能(さいのう)、顔つきなどが普通であること。

 「十年一剣を磨く」
 (読解)

 「十年一昔」
 (読解)

 「十把一絡げ」
 (読解)

 「出藍の誉れ」
 (読解) 弟子が師よりもすぐれていることのたとえ。

【書】
 「書は言を尽くさず」
 (読解)

 「書物と友人は、数は少なく、良いものであるべきだ」(Books and friends shoud be few but good)
 (読解)

 「書を以て御する者は馬の情を尽くさず」
 (読解)
 (類似諺) 机上の論だけでは、実際に役に立たない。


 「将を射んとせば、馬を射よ」
 (読解)
 (類似諺) (娘を得んとする者は、まず母親より始めよ、He that would the daughter win, must with the mother first begin)

【正】
 「正月は冥土の旅の一里塚」
 (読解)

 「正直こそ最善の策」(Honesty is the best policy)
 (読解)

 「正直者が馬鹿を見る」
 (読解) 正直な人は、法や規則を守るために、かえって損をしたり、ひどい目にあうことがあるということ。

 「正直の頭に神宿る 」
 (読解) 正直な人には、必ず神の加護がある。

 正直は一生の宝
 (読解) 正直であれば人から信用されて、それが成功や幸福の原因になることが多い。一生、大切に守るべき宝のような美徳だという意味。

 「正体不明の災いよりも正体の分かっている災いの方が良い」
 (読解)
 (類似諺)  Prefer the devil one knows to the one (devil) one doesn't know、Better the devil one knows than the one (devil) one doesn't

 「上手の手から水が漏る」
 (読解)

 「冗談が本当になることがある」
 (読解)
 (類似諺) (冗談で話されてることの中に、本当のことがあることは多い、There's many a true word spoken in jest)

 「丈夫は棺を蓋うて事方(まさ)に定まる」
 (読解)

【小】
 「小を捨てて大につく」
 (読解) 小さなことを捨てて、大事なことに力を入れること。

 「小異を捨てて大同につく」
 (読解) わずかな意見の違いがあっても、重要な点が一致している意見に従うこと。

 「小の虫を殺して大の虫を助ける」
 (読解) 重要なことを守るために、小さなことを犠牲にすることのたとえ。

 「小食は長生きのもと」
 (読解)

 小心にして大胆(To be timid and bold.、Make a plan like a coward and carry it out like a brave man.)
 (読解)

 「小事は大事
 (読解)些細な事が大事を引き起こす例は少なくない。小事だといって、物事をおろそかにしてはいけない、という戒め。

 「小人の心を以て君子を量る」
 (読解)

 「小人閑居して不善をなす」
 (読解) 凡人は暇でするべきことがないと、ろくなことをしない。暇がありすぎると、よくないことをする。つまらない人間は暇でいると、ついよくないことをしがちであるということ。
 (類似諺) (何もしないということが悪事へと誘う、An idle man tempts the evil)、(怠情は悪徳のもと、Idleness is the parent of all vice)、(悪魔は暇人に仕事を見つける、The devil finds work for idle hands、 If the devil find a man idle, he'll set him to work) 

 「小人はつまらないことに興ずる」
 (読解)
 (類似諺) (つまらないことは、つまらない精神を楽しませる、Little things amuse little minds)

 「小利を積んで大利成る」
 (読解)

【少】
 「少年よ大志を抱け
 (読解) 若者たちよ、大きな志と夢を持って世に出なさいという意味。

 「少年老(お)いやすく学(がく)なりがたし」
 (読解) 少年や少女だって、いつかは必ずおじいさん、おばあさんになるのだ。まだまだ先の話だと思っているだろうが、いがいと早いんですよ。ところが、学問や知識(ちしき)の勉強は、なかなかすすまない。だから時間をむだにしないで努力しようといういましめである。月日のたつのは早く、まだ若いと思っているうちにすぐ年をとってしまうが、学問はなかなか成就しない。時間を無駄にせずに、学問に励まなければいけないということ。

【勝】
 「勝負は最後の最後まで分からない
 (読解) 

 「勝負は時の運」
 (読解) 勝ち負けは、その時の運、不運によるもので、力の強い方が必ず勝つとは限らないということ。

 「将を射んとせば先ず馬を射よ」
 (読解) 大きな目的を達成するためには、その周囲から攻めるのがよいということ。

 「証文の出し遅れ」
 (読解) 手遅れで効力を失うことのたとえ。

 「焦眉の急
 (読解) 危険がさし迫っている状態。切迫している状況。

 「初心忘るべからず」
 (読解) 何事においても、学びはじめたころの、謙虚で真剣な気持ちを忘れてはならないということ。また、最初の志を忘れてはならないという意味にも用いられる。どんなことでも、最初のまじめな気持ちをつねにもちつづけることが、成功へのひけつとの意。「能」の世阿弥の言葉で、「能楽で、習いはじめの頃の風体や経験を忘れてはならない」 ということで、それが転じて、 「何事においても最初の気持ちや謙虚さ真剣さを忘れてはいけない」 という意味で使われることになった。

 「蛇は寸にして人を呑む」
 (読解) 大蛇は、まだ小さな蛇のころからすでに人を呑もうとする勢いを見せる。大器となる人物は幼い時代から、一般の人と違った所をみせる。

 食指が動く
 (読解)

 朱に交われば赤くなる
 (読解) 人は交際する人や環境によって、良くも悪くもなるということ。

【上】
 「上医は国を医す」
 (読解) 

 「上戸は毒を知らず下戸は薬を知らず」
 (読解) 

 「上手の手から水が漏れるす
 (読解) どんな上手な人でも、時には失敗する事があるというたとえ。

 「上知と下愚とは移らず」
 (読解) 

 女子と小人とは養い難し
 (読解) 女性と徳のない人間は、節度をわきまえず、近づけば無遠慮になり、遠ざければ恨みを抱くので扱いにくいものであるということ。

 「春秋に富む」
 (読解) 年齢が若いこと。また、前途が長いこと。

 「春眠暁を覚えず」
 (読解) 春の夜は、短い上に寝心地がいいので、朝がきたことに気づかず、ついつい寝過ごしてしまうということ。

【知】
 「知らぬ顔の半兵衛」
 (読解) 知っていながら、知らぬふりをすること。また、知らんふりをして少しも取り合わないこと。

 「知らぬが仏、知るが煩悩
 (読解) 本当のことを知れば、腹(はら)をたてたり、なやんだりもするが、なにも知らないから、心の広い仏様のような、おだやかな気持ちでいられる。本人だけが知らないで、平気でいるようすを、あざけっていうことわざ。知れば腹も立つが、知らなければ仏のように穏やかな気持ちでいられる。また、本人だけが知らないで平気でいるさまをあざけっていうことば。
 (類似諺) (無知は幸福である、Ignorance is bliss.)

 「知らぬは亭主ばかりなり」(The husband is always the last to know)
 (読解) 妻の浮気を知らないのは亭主だけである。当事者だけが知らないで平気でいるさまをあざけったことば。

 「知りすぎは老けのもと」
 (読解) アファナーシエフ[1826-71](ロシア:民俗学者):ロシア民話集。

 「白羽の矢が立つ
 (読解) 大勢の中から犠牲者として選ばれること。また、大勢の中から特に選び出されること。

【尻】
 「尻馬に乗る」
 (読解) 人の言説をうのみにするなどして、ただ人の後ろについて物事をする。付和雷同。

 「尻が割れる」
 (読解) 表面からかくれていた部分が現れる。かくし事が明るみに出る。秘密や悪事が露見すること。

 尻切れとんぼ
 (読解)尾の部分が切れたトンボのように、物事が途中で中断されていることのたとえ。未完結のたとえ。

 尻に敷かれる
 (読解)

 「尻目(しりめ)にかける」
 (読解) 「尻目」とは、顔は前を向いたまま、目玉だけ動かして後ろを見ること。「尻目にかける」は、人をばかにして、ジロリと横目で見るようす。

【心】
 「心配は身の毒」
 (読解)
 (類似諺) (九生ある猫でも心配のために死ぬ、Care killed the (a) cat)

 「心頭滅却すれば火もまた涼し」
 (読解)

【人】
 「人口に膾炙する」
 (読解) 魚のなますと魚のあぶり肉は、だれの口にもうまいので、人々から喜ばれる。世の人々に、口々にもてはやされる。詩文や名句などが、人々の口にのぼって、もてはやされること。広く知れ渡ること。

 「人後に落つ」
 (読解)

 「人間到るところ青山あり」
 (読解)

 「人事を尽くして天命を待つ 」(We have to do our best and leave the rest to Providence)
 (読解)

 「人命は至重なり」
 (読解) 人の命はかけがえのない大切なものである。「十八史略」

 「人物は背丈では測れない」(Men are not to be measured in inches)
 (読解)

【人生】
 「人生諦めが肝心」
 (読解)

 「人生朝露の如し」
 (読解) 人の一生は、日が昇るとたちまち消えてしまう朝露のようにはかないものであるということ。

 「人生あざなえる縄の如し」
 (読解)

 「人生意気に感ず」
 (読解) 人生に生きがいを感じて努力するものである。欲望や名声のために努力するのではない。物事に感動して行動を起こす場合にいう。人は、相手の心意気を感じて仕事をするものであり、金銭や名誉のためにするのではないということ。

 「人生とは何かを知る以前に半分過ぎてしまっている」(Life is half spent before we know what it is)
 (読解)

 「人生に故障は起こりがちなもの」
 (読解)
 (類似諺) (不慮の災難は起こりえる、Accidents will happen)

【信】
 「信心は徳の余り
 (読解)

 信頼はよし、検査はなおよし
 (読解) ドイツの諺。

 「信用は資本なり」  
 (読解) イギリスの諺。
 「信頼出来ぬ者に、秘密を語るな」
 (読解)
 (類似諺) (オオカミを自分の贖罪司祭にするとは、バカな羊だ、It is a foolish sheep that makes the wolf his confessor)

【辛抱】
 「辛抱する木に金がなる」、「辛抱が肝心」
 (読解)
 (類似諺) (樫の大樹も小さきドングリより育つ、Great oaks from little acorns grow)

 辛抱は金挽臼は石
 (読解)

 「辛抱以外に妙薬無し」(No remedy but patience)
 (読解)

【真】
 「真価はくだらない外観の下に隠れている」
 (読解)
 (類似諺) (殻のない小麦はない、There is no wheat without chaff)
 「真理も極端に至れば誤りとなる」
 (読解)

 「進退きわまる
 (読解)

【仁】
 「仁者は憂えず
 (読解)

 「仁者は敵なし
 (読解)

 「仁者は山を楽しむ
 (読解)

 沈香も焚かず屁もひらず
 (読解) 特によいところまければ、悪いところもなく、平々凡々であることのたとえ。

サ行ス

【水】
 「水火の争い」
 (読解)水と火のように正反対の性格を持っていたり、相容れない立場で仲の悪い者同士の争いをたとえた言葉。

 「水魚の交わり
 (読解)水と魚との切り離せない関係のような、非常に親密な交際のたとえ。

 「水泡に帰す」
 (読解) 努力のかいもなく無駄に終わること。

 垂涎の的
 (読解)

 「酸いも甘いも噛み分ける」
 (読解) 人生経験を十分積んでいて、世間の微妙な事情や人情の機微(きび)に通じ、分別(ふんべつ)がある。世の中の裏も表も知っている。

 「数奇な運命」
 (読解)

 「随処に主となる」
 (読解)

 「据え膳食わぬは男の恥」
 (読解) 女性の方から言い寄られたとき、それに応じないようでは男として恥であるということ。

 「末は野となれ山となれ」
 (読解)

 「頭寒足熱」
 (読解) 頭を冷やし、足を温めるのが身体にいいということ。安眠の条件でもあり、興奮して頭に血が上っていると寝付きが悪いし、冬などは足が冷えて眠れないという経験のある人も多いだろう。また、これは常に頭は冷静を保ち、手足はよく動かせという戒めでもある。勉強をする時もこうすると頭がよく働く。

【好く】
 「好いた同士は泣いても連れる」
 (読解) お互いに愛し合っている男女は、どんな辛い事があっても連れ添うものだということ。

 「好いた惚れた」
 (読解)

 「好きこそものの上手なれ」 (What one likes one will do well.)(We can do well at what we like)
 (読解) いくら努力しようと思っても、嫌々やるのでは、うまくならないし進歩もしない。ところが、好きなことだとおもしろくて一生懸命にやるから、うまくなってくるし、進歩も早い。好きになることが大切という諭し。好きなことには自然とそれに熱中するから、上達が早いということ。
 (類似諺) (進んでやることは何でも簡単である、All things are easy that are done willingly) 

 「好き連れは泣き連れ」
 (読解)

 「好きの道に心労無し」
 (読解)

【過】
 「過ぎたことは諦めろ」
 (読解)
 (類似諺) (死んだ馬にムチを打っても無駄だ、It is useless to flog a dead horse)

 「過ぎたる好奇心は楽園を失う」(Too much curiosity lost Paradise)
 (読解)

 「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」(Too much is as bad as too little)
 (読解) 何事でも度を超えていきすぎたものは、不足していることと同じようによくない。
 (類似諺) (下手な床屋は髪だけじゃなく地肌まで残さない、The bad barber leaves neither hair nor skin)

 「空きっ腹に不味いものなし」
 (読解) お腹がすいていれば、何でも美味しく食べられるということ。
 (類似諺) (空腹は最上のソース、Hunger is the best sauce)

 「優れている者には風当たりが強い」
 (読解)
 (類似諺) (背の高い木は風がたくさんあたる、Tall trees catch much wind)

【雀】
 「雀の涙 」
 (読解) ごく僅(わず)かなものの喩え。非常に少ないこと。

 「雀百まで踊り忘れず」
 (読解) 幼い時に身についた習慣は、年をとってからも直らない。
 (類似諺) (三つ子の魂百まで)

【進】
 「進むを知りて退くを知らず」
 (読解) 前に進むことだけを考えて、時には退くことも必要だという事を知らない。

 「進んで働く者には仕事をさせよ」
 (読解)
 (類似諺) (やる気のある馬に積み荷を乗せろ、All lay loads on a willing horse)

 「酸っぱいブドウ」
 (読解)

【捨てる】
 「捨て子も村の育み」
 (読解)

 「捨てる神あれば拾う神あり」
 (読解) 世の中はさまざまだから、困ったことがあってもくよくよすることはないということ。

【全】
 「全ての道はローマに通ず」 (All roads lead to Rome)
 (読解) 手段は違っても、目的は同じであることのたとえ。また、真理はひとつであることのたとえ。

 「全てのものに、時と場所がある」(There is a time and (a) place (for everything)
 (読解) 物事にはそれにふさわしい時と場所(潮時)というものがある。(しばしば今は適当ではないという意味)

 「すべて良いことには終わりがある」(All good things come to an end)
 (読解)

 「全てを望めば、すべてを失う」(All covet, all lose)
 (読解)

 「全てが満足、万事順調」
 (読解)
 (類似諺) (庭にあるすべてのものは愛らしい、Everything in the garden is lovely)

 「全てを否認するは、全てを告白するに同じ」(He who denies all confesses all)
 (読解)

 「率直な告白は心を安らげる」(Open confession is good for the soul)
 (読解)

 「脛に疵を持つ」
 (読解)

 「拗者の苦笑」
 (読解)

 「すまじきものは宮使え」
 (読解) 他人に仕えることはいろいろと気苦労が多く辛いものだから、できればやらないほうがよいということ。
 (類似諺) (勤めをすれば気苦労が多く、意志に反した事もせねばならぬ)

【住】
 「住まば都」
 (読解) 同じ住むのなら、不便な土地よりも都のほうがよいということ。

 「住めば都」(This place has grown on me)
 (読解) どこに住んでも、住みなれたら都のように住みやすくなると云う教え。どんな所でも、住み慣れればそこが住みよくなってくるものだということ。
 (類似諺) (どの鳥も自分の巣を良く思う、Every bird thinks its own best charming)、(自分の家は城である、A man's house is his castle)、Home is where you make it

【相撲】
 「相撲に勝って勝負に負ける」
 (読解)

【寸】
 「寸伸びて尺となる」
 (読解)

 「寸を許せば尺を望む」
 (読解)
 (類似諺) (少し我が儘を許してやると、ますますつけあがる)、(彼に(悪党)にインチをやると、彼(彼ら)はマイル(ヤード、エル)を得る、Give him(knaves) an inch and he(they) will take a mile (a yard, a ell))

 「寸鉄人を刺す
 (読解) 短い言葉で、人の急所や要点をつくたとえ。

 「済んだ事は取り返せない」What is done cannot be undone)
 (読解)

サ行セ

【背】
 「背に腹は代えられぬ」
 (読解) 大切なことのためには、他のことを顧(かえり)みる余裕などないということ。差し迫った大きな苦痛を避けるためには、小さな苦痛や多少の犠牲は止むを得ない。

 「成果は人を頼まず」
 (読解)
 (類似諺) (もし物事を上手くやりたいんだったら自分でやれIf you want a thing well done do it yourself)

 「精神一到何事か成らざらん」
 (読解) 精神を集中して事に当たれば、どんな難しいことでも成し遂げられないことはない。
 (類似諺) (意志あるところに道あり、Where there is a will, there is a way)、(Nothing is impossible to a willing mind.) 

 急いては事を仕損じる
 (読解) 何事も急ぐとかえって失敗する。
 (類似諺) (急ぐのは無駄、Haste makes waste)

 「清濁併せ呑む」
 (読解) 善人であれ悪人であれ、集まってくる者があれば、分けへだてなく受け入れる。度量が広く大きいこと。

【青】
 「青雲の志」
 (読解) 高位高官になろうとする功名心。立身出世の望み。また、俗世間を逃れようとする願望。手柄を立て、立身出世しようとする志。

 「青天の霹靂」(A bolt from the blue)
 (読解) 青く晴れた空に突然に起こる雷という意味で、思い掛けず起こる突発的事変。突然の大事件。

 「青年よ大志を抱け」
 (読解)

【正】
 正鵠(せいこく)を射る
 (読解) 物事の要点や急所をつくこと。

 「せかせか貧乏ゆっくり長者」
 (読解)

 「積善の家には必ず余慶あり」
 (読解) 善い行いを重ねてきた家には、その報いとして必ず幸福がもたらされるものだ。代々の繁栄のために、人はその一生の間を善行を成すべきだ。

【赤】
 赤貧洗うが如し
 (読解) きわめて貧しく、まるで洗い流したように持ち物が何もないさま。

【世間】
 「世間の口に戸は立てられぬ
 (読解)

 「世間は広いようで狭い
 (読解) 世の中は広いようであるが、案外と狭いものである。思いがけないところで知った人に会った時などにいう。人の生活の場は広範囲で、大勢の人がいて、実に広いように見えるが、思いがけない所で知人にあったり、自分の事を意外な人が知ってたりするという点では、狭いということ。

 「世間から後ろ指を指される」
 (読解)

 「世間を狭くする
 (読解)

【節】
 「節句働き
 (読解)
 (類似諺) The lazy man begins work in the evening

 「節制は最良の薬なり」
 (読解)

 「Z旗を掲げる
 (読解)

 「切羽詰まる」
 (読解)

 「背に腹は替えられない(ぬ)」
 (読解) 大切なことのためには、他を犠牲にすることもやむを得ないということ。
 (類似諺) (窮地では、兄弟も友人もない、At the narrow passage there is no brother and friend) 、(悪魔に追い立てられれば、どうしてもせざるをえない、Needs must when the devil drives)

 「狭き門より入れ
 (読解) 就職や進学などの志願者が多く、競争が激しいこと。

 「泉下(せんか)の客」
 (読解) 黄泉の下の人になる。亡くなること。

【線】
 「線香は千日の功徳あり、抹香は万日の功徳あり」
 (読解) 線香や抹香を焚くと死者に功徳があるが、それぞれ「セン」と「マン」に掛けた諺。

 「線が細い」
 (読解) 

【先】
 「先生といわれるほどの馬鹿で無し」
 (読解)

 「先手必勝
 (読解)
 (類似諺) (第一撃は、戦いの半ば、The first blow is half the battle)

 「先入主となる」
 (読解) 先に頭に入ったことが自分の考えの中心となって、後から考えることを支配するという意味。

 先鞭をつける
 (読解) 人より先に、馬に鞭を当てる。人より先に物事を行う。人に先んじて功をたてる。

【千】
 「千三つの商い
 (読解)

 「千丈の堤も蟻の一穴から
 (読解)

 「千万人と雖も我往かん
 (読解) 自ら省みて正しい場合には、反対する者がたとえ千万人いようとも、恐れることなく自分の信じる道を進んでいこう。

 「千日の行を一度に破る」
 (読解)

 「千里の馬も伯楽(はくらく)に逢わず」
 (読解) 一日に千里も走ることのできる名馬は少なくないが、馬の能力を見分け、発揮させられる人はいつもいるとは限らない。転じて、有能な人物はいつの世にもいるが、その才能を見抜き、能力を発揮させてくれる人は少ないことのたとえ。

 「千里の道も一歩から」 
 (読解) いくら遠くても、最初の一歩をふみ出さなければ、ゴールにはたどりつきません。一歩一歩のつみ重ねが、大きな成功のもとになるの意。遠大な事業も、手近なところから始まるたとえ。
 (類似諺) (一段ずつ梯子を登る、Step after step the ladder is ascended)(A thousand journey began with a foot put down)

 「船頭多くして、船、山に登る(上がる)」
 (読解) 船頭が多くいて違う指示をすると、船が山へ上るようなとんでもないことが起こる。指示をするものが何人もいて方針の統一がとれず物事が進行しないことのたとえ。
 (類似諺) (指示する者が多くいると、全く見当違いの方向に事が進んでしまう)、(料理人多くしてスープ(肉汁)をまずくする、多すぎるコックがスープをだいなしにする Too many cooks spoil the broth)

 「栴檀は双葉より芳し」
 (読解) 良い香りがする栴檀は、双葉の芽が出たときから既にその香りがしている。 つまり、大人物というものは、その幼い頃からすでにその兆候が見られるというこ とわざです。
 (類似諺) (偉人は子供の頃からから偉大さを現している、Great men show greatness in youth

【前】
 「前車の轍(てつ)を踏む」
 (読解) 前の人と同じ過ちを繰り返すこと。

 「前車の覆るは後車の戒め」
 (読解) 前を行く車がひっくり返るのを見て、後の車は警戒して、ひっくり返らないようにする。前の人の失敗が後の人の戒めになる。

 「前門の虎、後門の狼」
 (読解)  表門には虎がいて、やっとその侵入を防いだかと思ったら、今度は、裏門から狼が侵入しようとしていた。ようやく一つの災いを逃れて安堵する間もなく、すぐ次の災いがやってくること。

 「全資産を一つの事業にかけることはするな」
 (読解)
 (類似諺) (全部の卵を一つのかごに入れるな、Don't put all your eggs in one basket)

【善】
 「善人なおもて往生を遂ぐ、况んや悪人おや」
 (読解) 善人が極楽往生できるのだから、仏の力に頼るしかない悪人が救われるのはいうまでもないことである。まさに仏の慈悲の力の偉大さが発揮できる場だからである。「歎異抄」

 「善は急げ」(The sooner the better.)
 (読解) よいと思ったことは、ためらわずにただちに実行すべきであるということ。


サ行ソ

 「痍未だ癒えず
 (読解)

 「滄海の一粟
 (読解) 青く広い海に浮かぶ1粒の「泡」の事をいっています。とてつもなく広いものに比べてとても小さいものを比較する事。

 「創業は安く守成は難し
 (読解) 新たに事業を興すよりも、その事業を維持し発展させるのはさらに難しいということ。

 「糟糠の妻は堂より下さず
 (読解) 糟糠の妻とは貧しい時から連れ添って苦労を共にしてきた妻を指していう。

 「喪家の犬」
 (読解)  とりこみに忙しく、肉などの食料にありつけなくなって、やせた犬。人がやせ衰えて元気がないさま。

 「そうならなかったのは神様のおかげ」(There, but for the grace of God, go )
 (読解)

 「そうは問屋が卸さない」
 (読解)

 「僧服、僧を作らず」(The cowl does not make the monk)
 (読解)

 「桑楡(そうゆ)まさに迫らんとす」
 (読解) 桑楡はくわとにれの木。夕陽の影が木の梢にかかって、落日が近いことから、死期が近いこと。「文選」

 「総領の甚六」
 (読解) 長男や長女は初めての子なので、とかく親が目をかけ過ぎて育てるために、競争心が薄く、のんびり育ってしまう。後から生まれた子どもに比べると、劣りがちである。

 「惻隠の心」
 (読解) あわれみ、いたむこと。同情すること。

 「素質のない者はダメだ」
 (読解)
 (類似諺) (カラスは体を洗っても白くはならない、Crows are never the whiter for washing themselves

 「俎上に載せる(そじょうにのせる)」
 (読解) ある物事や人物を批評・議論・考察の対象として取り上げ、論じること。

 「育ち盛り」
 (読解)
 (類似諺) (育ち盛りのお腹にはオオカミがいる、A growing youth has a wolf in his belly) 

 「そっぽを向く」
 (読解)

 「外見より中身」
 (読解)

 「その時の一針は、9針の節約」 (A stitch in time saves nine)
 (読解)

 「その手は桑名の焼蛤」
 (読解)

 「袖触れ(摺り)合うも他生の縁」
 (読解) 仏教用語で、道で見知らぬ人と袖が触れ合うのも、前世からの深い因縁によるものだ。他生は多少ではない。
 (類似諺) (偶然の出会いも運命、Even a chance acquaintance is part of one's destiny)

 「備えあれば憂いなし」
 (読解) ふだんから準備しておけば、いざというときに、あわてることも、心配することもないということ。日頃から準備をしていれば、万一の事が起こっても心配することはないということ。
 (類似諺)  (万一に備え蓄えよ、Lay by something for a rainy day) 、(雨の日に備えて蓄えよ、Keep something for a rainy day)、(準備は予防だ、Providing is preventing) 、Readiness is everything

 「側に居ないと、想いはつのる」
 (読解)
 (類似諺) (遠ざかるほど、想いはつのる、Absence makes the heart grow fonder)

【損】
 「損して得を取れ」
 (読解) 一時は損をしても、先の大きな利益を得るようにせよということ。
 (類似諺) (損な取引を最上に利用せよ、Make the best of a bad bargain)

 「損せぬ人に儲けなし
 (読解) 損を覚悟しなければ、大儲けもできないということ。

 「損と元値で倉を建て」
 (読解)






(私論.私見)

」からはじまる ことわざ 全329項目

  1. 鹿を指して馬となす
  2. 志学
  3. 歯牙にかく
  4. 歯牙の間に置くに足らず
  5. 自家撞着
  6. 自家薬籠中の物
  7. 色即是空、空即是色
  8. しくじるは稽古のため
  9. 四苦八苦
  10. 仕事は多勢
  11. 仕事を追うて仕事に追われるな
  12. 至言は耳に忤う
  13. 自業自得
  14. 地獄極楽はこの世にあり
  15. 地獄で仏に会ったよう

 2ページ目
  1. 地獄にも鬼ばかりではない
  2. 地獄にも知る人
  3. 地獄の一丁目
  4. 地獄の上の一足飛び
  5. 地獄の釜の蓋もあく
  6. 地獄の沙汰も金次第
  7. 地獄は壁一重
  8. 地獄へも連れ
  9. 獅子吼
  10. 肉食った報い
  11. 獅子身中の虫
  12. 志士仁人は生を求めて以て仁を害するなし
  13. 死して後やむ
  14. 死しての長者より生きての貧人
  15. 死屍に鞭打つ
  1. 獅子の子落とし
  2. 獅子の座
  3. 獅子の分け前
  4. 獅子奮迅
  5. 私淑
  6. 支証の出し後れ
  7. 師匠の出し後れ
  8. 師匠は鐘の如し
  9. 四十八手
  10. 地震雷火事親父
  11. 事実は小説よりも奇なり
  12. 耳順
  13. 爾汝の交わり
  14. 沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり
  15. 沈めば浮かぶ

 3ページ目
  1. 至誠神の如し
  2. 市井の徒
  3. 死生命あり
  4. 咫尺
  5. 死せる孔明生ける仲達を走らす
  6. 児孫のために美田を買わず
  7. 地蔵は言わぬがわれ言うな
  8. 親しき仲にも礼儀あり
  9. 親しき中は遠くなる
  10. 滴り積もりて淵となる
  11. 舌の根は命を絶つ
  12. 舌を二枚に使う
  13. 舌を巻く
  14. 四知
  15. 七転八起
  16. 七転八倒
  1. 七年の病に三年の艾を求む
  2. 七歩の才
  3. 死中に活を求める
  4. 疾行には善迹なし
  5. 知った道に迷う
  6. 失敗は成功の本
  7. 疾風迅雷
  8. 疾風に勁草を知る
  9. 櫛風沐雨
  10. 室に入りて矛を操る
  11. 疾雷耳を掩うに及ばず
  12. 湿を悪んで下きに居る
  13. 十死一生
  14. 日月明らかならんと欲すれば浮雲これを蔽う

 4ページ目
  1. 十把一絡げ
  2. 日月と光を争う
  3. 日月曲がれる穴を照らさず
  4. 実は嘘の奥にあり
  5. 師弟は三世
  6. 自転車操業
  7. 舐犢の愛
  8. 四斗を八斗
  9. 市道の交り
  10. 地頭に法なし
  11. 品玉も種から
  12. 死なば四八月
  13. 死に馬に鍼をさす
  14. 死に金を使う
  15. 死に花を咲かせる
  16. 死に別れより生き別れ
  1. 死人に口なし
  2. 死ぬ子は眉目よし
  3. 死ぬ者貧乏
  4. 鎬を削る
  5. 死はあるいは泰山より重くあるいは鴻毛より軽し
  6. 士は己を知る者のために死す
  7. 芝居は無筆の早学問
  8. 死馬の骨を買う
  9. 駟馬も追う能わず
  10. 四百四病の外
  11. 慈悲を垂れれば糞たるる
  12. 雌伏
  13. 渋柿の長持ち
  14. 自分の盆の窪は見えず

 5ページ目
  1. 耳聞は目見に如かず
  2. 自暴自棄
  3. 慈母に敗子あり
  4. 揣摩
  5. 自慢高慢馬鹿のうち
  6. 自慢は知恵の行き止まり
  7. 死命を制する
  8. 四面楚歌
  9. 下いびりの上へつらい
  10. 霜先の金銀
  11. 駟も舌に及ばず
  12. 霜を履んで堅氷至る
  13. 赭衣路に塞がる
  14. 社会の木鐸
  15. 釈迦に宗旨なし
  1. 釈迦に説法
  2. 釈迦に説法孔子に悟道
  3. 杓子で腹を切る
  4. 杓子は耳掻きの代わりにならず
  5. 尺も短き所あり寸も長き所あり
  6. 借家栄えて母家倒れる
  7. 尺を枉げて尋を直くす
  8. 社稷の臣
  9. 尺蠖の屈するは伸びんがため
  10. 娑婆で見た弥三郎
  11. しゃべる者は半人足
  12. 沙弥から長老にはなれぬ
  13. 舎を道傍に作れば三年にして成らず
  14. 麝あれば香し
  15. 弱肉強食

 6ページ目
  1. 弱冠
  2. 蛇の道は蛇
  3. 蛇は寸にして人を呑む
  4. 醜夷に在りて争わず
  5. 衆寡敵せず
  6. 習慣は自然の如し
  7. 習慣は第二の天性なり
  8. 衆曲は直を容れず
  9. 衆口金を鑠す
  10. 衆口は禍福の門
  11. 秋毫
  12. 宗旨の争い釈迦の恥
  13. 袖手傍観
  14. 終身斉家治国平天下
  15. 終身道を譲るも百歩を枉げず
  1. 秋霜烈日
  2. 舟中も敵国
  3. 姑なければ村姑
  4. 姑の仇を嫁が討つ
  5. 姑の十七見た者がない
  6. 秋波
  7. 驟は日を終えず
  8. 愁眉を開く
  9. 珠玉の瓦礫に在るが如し
  10. 菽水の歓び
  11. 菽麦を弁ぜず
  12. 祝融の災い
  13. 主従は三世
  14. 守銭虜
  15. 手足を措く所なし

 7ページ目
  1. 首鼠両端
  2. 酒池肉林
  3. 出家の念仏嫌い
  4. 朱に交われば赤くなる
  5. 春宵一刻値千金
  6. 春秋に富む
  7. 春秋の筆法
  8. 駿足長阪を思う
  9. 春氷を渉る
  10. 春風の中に坐するが如し
  11. 春眠暁を覚えず
  12. 駿馬痴漢を乗せて走る
  13. 春蘭秋菊ともに廃すべからず
  14. 雌雄を決す
  15. 十人十色
  1. 十人寄れば十国の者
  2. 十年一剣を磨く
  3. 十年一昔
  4. 重箱の隅を杓子で払え
  5. 重箱の隅を楊枝でほじくる
  6. 柔よく剛を制す
  7. 獣を得て人を失う
  8. 数珠ばかりでは和尚は出来ぬ
  9. 順風の帆掛け船
  10. 宵衣カン食
  11. 小異を捨てて大同につく
  12. 傷弓の鳥
  13. 将棋倒し
  14. 笑殺
  15. 尚歯

 8ページ目
  1. 蕭牆の患
  2. 従心
  3. 小心翼々
  4. 正直の頭に神宿る
  5. 正直は一生の宝
  6. 正直者が馬鹿を見る
  7. 小事は大事
  8. 生者必滅
  9. 霄壌の差
  10. 小人閑居して不善を為す
  11. 小人の過ちや必ず文る
  12. 小人の心を以て君子を量る
  13. 小水石を穿つ
  14. 笑中に刀あり
  15. 掌中の珠
  1. 焦頭爛額上客となる
  2. 少年老い易く学成り難し
  3. 少年よ大志を抱け
  4. 小の虫を殺して大の虫を助ける
  5. 商売は草の種
  6. 商売は道によりて賢し
  7. 勝負は時の運
  8. 正法に不思議なし
  9. 消滅滅已
  10. 将門に将あり
  11. 証文の出し遅れ
  12. 醤油で煮締めたよう
  13. 小利大損
  14. 将を射んとせば先ず馬を射よ
  15. 章を尋ね句を摘む

 9ページ目
  1. 升を以て石を量る
  2. 杵臼の交わり
  3. 諸行無常
  4. 食言
  5. 食指動く
  6. 燭を秉って夜遊ぶ
  7. 食を願わば器
  8. 初心忘る可からず
  9. 蜀犬日に吠ゆ
  10. 書を校するは塵を掃うが如し
  11. 上医は国を医す
  12. 城下の盟
  13. 城狐社鼠
  14. 上戸は毒を知らず下戸は薬を知らず
  15. 常山の蛇勢
  1. 上梓
  2. 盛者必衰
  3. 上手の手から水が漏れる
  4. 冗談から泣きが出る
  5. 上知と下愚とは移らず
  6. 情張りは棒の下
  7. 女子と小人とは養い難し
  8. 助長
  9. 白河夜船
  10. 知らざるを知らずとなせ これ知るなり
  11. 知らずは人真似
  12. 知らぬ顔の半兵衛
  13. 知らぬが仏
  14. 知らぬは亭主ばかりなり
  15. 知らぬ仏より馴染みの鬼

 10ページ目
  1. 虱の皮を槍で剥ぐ
  2. 知らんがために我信ず
  3. 芝蘭の室に入るが如し
  4. 尻馬に乗れば落ちる
  5. 尻から抜ける
  6. 尻切れ蜻蛉
  7. 尻に目薬
  8. 尻は他人
  9. 支離滅裂
  10. 尻を結ばぬ糸
  11. 而立
  12. 知る者は言わず言う者は知らず
  13. 汁を吸うても同罪
  14. 士別れて三日即ち当に刮目して相待つべし
  15. 師走坊主
  1. 吝ん坊の柿の種
  2. 士を好めば士至る
  3. 詩を作るより田を作れ
  4. 死を視ること帰するが如し
  5. 深淵に臨むが如し
  6. 心気が湧く
  7. 唇歯輔車
  8. 親炙
  9. 神出鬼没
  10. 針小棒大
  11. 信心過ぎて極楽を通り越す
  12. 信心は徳の余り
  13. 薪水の労
  14. 進退これ谷まる
  15. 身体髪膚これを父母に受く

 11ページ目
  1. 死んだ子の年を数える
  2. 死んでの長者より生きての貧乏
  3. 死んで花実が咲くものか
  4. 心頭を滅却すれば火もまた涼し
  5. 紳に書す
  6. 信は荘厳より起こる
  7. 親は泣き寄り他人は食い寄り
  8. 心腹に落つ
  9. 辛抱が大事
  10. 辛抱する木に金がなる
  11. 辛抱は金挽臼は石
  12. 神明に横道なし
  13. 森羅万象
  14. 真を保つ
  15. 人口に膾炙す
  1. 沈香も焚かず屁もひらず
  2. 人後に落つ
  3. 仁者は憂えず
  4. 仁者は敵なし
  5. 仁者は山を楽しむ
  6. 人事を尽くして天命を待つ
  7. 人生意気に感ず
  8. 人生字を識るは憂患の始め
  9. 人生朝露の如し
  10. 人生は行楽せんのみ
  11. 人生僅か五十年
  12. 人中の騏驥
  13. 人面獣心
  14. 刃を迎えて解く

▲このページの先頭へ

」からはじまる ことわざ 全92項目

 1ページ目
  1. 水火の争い
  2. 粋が川へはまる
  3. 粋が身を食う
  4. 水魚の交わり
  5. 推敲
  6. 水晶は塵を受けず
  7. 酔生夢死
  8. 垂涎
  9. 好いた同士は泣いても連れる
  10. 水中に火を求む
  11. 錐刀を以て泰山を堕つ
  12. 推輓
  13. 酸いも甘いも噛み分ける
  14. 垂簾の政
  15. 数奇
  16. 末始終より今の三十
  1. 据え膳食わぬは男の恥
  2. 末の露 本の雫
  3. 末の初物
  4. 好かぬは得せぬの唐名
  5. 頭寒足熱
  6. 好きこそものの上手なれ
  7. 好き連れは泣き連れ
  8. 好きな事には騙され易い
  9. 好きに赤烏帽子
  10. 好きには身をやつす
  11. 空き腹にまずい物なし
  12. 隙間風は冷たい
  13. 過ぎたるは及ばざるがごとし
  14. 過ぎぬる事は物申さず
  15. 過ぎれば似合う焼ければ光る

 2ページ目
  1. 頭巾と見せて頬冠
  2. 好く道より破る
  3. ずくなしの大だくみ
  4. ずくは小出しにせよ
  5. 木兎引きが木兎に引かれる
  6. 少しきを救わざれば大破に及ぶ
  7. 杜撰
  8. 薄の穂にも怖じる
  9. 進まざる物は地歩を失う
  10. 進む者は退き易し
  11. 進むを知りて退くを知らず
  12. 雀一寸の糞ひらず
  13. 雀の上の鷹猫の下の鼠
  14. 雀の千声鶴の一声
  15. 雀の角
  16. 雀の涙
  1. 雀百まで踊り忘れず
  2. 裾取って肩へつぐ
  3. すっぱの皮
  4. 捨て犬に握り飯
  5. 捨て売りに相場なし
  6. 棄て子は世に出る
  7. 捨て物は拾い物
  8. 捨てる神あれば拾う神あり
  9. 棄てる子も軒の下
  10. 酢でさいて飲む
  11. 砂の底から玉が出る
  12. 砂原は三里行けば二里戻る
  13. 脛に疵持てば笹原走る
  14. 脛に疵を持つ
  15. 拗者の苦笑

 3ページ目
  1. 酢の蒟蒻の
  2. すべての道はローマに通ず
  3. 滑る道とお経は早い方がよい
  4. すまじきものは宮仕え
  5. 住むばかりの名所
  6. 住めば都
  7. 相撲に勝って勝負に負ける
  8. 相撲に負けて妻の面張る
  9. 相撲馬鹿取る利口見る
  10. 擂粉木で重箱洗う
  11. 擂粉木に注運
  12. 擂粉木に羽が生える
  13. 擂粉木の年は後へよる
  14. 擂粉木を食わぬ者なし
  15. 擂鉢へ灸をすえる
  16. 受領は倒るる所に土を掴む
  1. ずるい事は牛でもする
  2. 駿河の富士と一里塚
  3. するは一時名は末代
  4. する様にならないでなる様になる
  5. 坐ったりねまったり
  6. 寸進尺退
  7. 寸前尺魔
  8. 寸鉄人を刺す
  9. 寸にして之を度れば丈に至りて必ず違う
  10. 寸の鉄を切ること無し
  11. 寸伸びて尺となる
  12. 寸馬豆人
  13. 寸を進めずして尺を退く
  14. 寸をまげて尺を信ぶ

▲このページの先頭へ

」からはじまる ことわざ 全144項目

 1ページ目
  1. 性相い近く習い相い遠し
  2. 生ある者は必ず死あり
  3. 青雲の志
  4. 青雲の士
  5. 精衛海を填む
  6. 青眼
  7. 晴耕雨読
  8. 成功の下久しく処る可からず
  9. 正鵠を失わず
  10. 青山ただ青を磨く
  11. 青史
  12. 精神一到何事か成らざらん
  13. 聖人に夢無し
  14. 聖人は褐を被て玉を懐く
  15. 清濁併せ呑む
  1. 清談
  2. 成竹
  3. 掣肘
  4. 井中星を視る
  5. 掣肘を加える
  6. 急いては事をし損じる
  7. 青天の霹靂
  8. 青天白日
  9. 晴天をほめるには日没を待て
  10. 盛年重ねて来たらず
  11. 生は難く死は易し
  12. 生は寄なり死は帰なり
  13. 清白を子孫に遺す
  14. 生は死の始め
  15. 政は正なり

 2ページ目
  1. 清風に故人来る
  2. 生命ある所希望あり
  3. 青蠅白を染む
  4. 成立の難きは天に升るが如し
  5. 生を偸む
  6. 生を視ること死の如し
  7. せかせか貧乏ゆっくり長者
  8. 積悪の家には必ず余殃あり
  9. 席暖まるに暇あらず
  10. 積羽舟を沈む
  11. 関ヶ原の戦い
  12. 赤心を推して人の腹中に置く
  13. 赤縄を結ぶ
  14. 積善の家に余慶あり
  15. 石塔の赤い信女が又孕み
  1. 跖の狗尭に吠ゆ
  2. 咳払いも男の法
  3. 赤貧
  4. 赤貧洗うが如し
  5. 世間知らずの高枕
  6. 世間は張り物
  7. 世間は広いようで狭い
  8. 世間を狭くする
  9. 世上の毀誉は善悪にあらず
  10. 世上物騒我が身息災
  11. 是是非非
  12. 世帯仏法腹念仏
  13. せちせち貧乏のらり果報
  14. 切匙で腹を切る
  15. 折角

 3ページ目
  1. せっかちのしくじり
  2. 折檻
  3. 節季女に盆坊主
  4. 節季の風邪は買ってもひけ
  5. 節句倒しは薬礼になる
  6. 席巻
  7. 舌耕
  8. 切磋琢磨
  9. 切歯扼腕
  10. 折衝
  11. 節制は最良の薬なり
  12. 雪中の松柏
  13. 雪隠で饅頭
  14. 雪隠と持仏
  15. 雪隠虫も所贔屓
  1. Z旗を掲げる
  2. 窃ぶの疑い
  3. 雪上霜を加う
  4. 節は時を嫌わず
  5. 節を折る
  6. 背中に眼はない
  7. 背の子を三年探す
  8. 銭ある時は鬼をも使う
  9. 銭ある者は生き銭なき者は死す
  10. 銭あれば木仏も面をかえす
  11. 銭なき男は帆のなき舟の如し
  12. 銭なしの市立ち
  13. 背に腹は代えられぬ
  14. 銭は銭だけ
  15. 是非は道によって賢し

 4ページ目
  1. 狭き門より入れ
  2. 瀬を踏んで淵を知る
  3. 善悪は地獄極楽
  4. 善悪は水波の如し
  5. 先覚者
  6. 千金の子は市に死せず
  7. 千金の子は堂に垂せず
  8. 千金は死せず百金は刑せられず
  9. 千鈞も船を得れば則ち浮かぶ
  10. 千金を買う市あれど一文字を買う店なし
  11. 千石取れば万石羨む
  12. 千石万石も米五合
  13. 千載一遇
  14. 前車の覆るは後車の戒め
  15. 前車の轍を踏む
  1. 善者は弁ならず弁者は善ならず
  2. 千秋楽
  3. 千丈の堤も蟻の一穴から
  4. 善書は紙筆を選ばず
  5. 前事の忘れざるは後事の師なり
  6. 先生と言われる程の馬鹿でなし
  7. 戦戦兢兢
  8. 前世の約束事
  9. 栴檀は双葉より芳し
  10. 先手は万手
  11. 船頭多くして船山に上る
  12. 船頭のそら急ぎ
  13. 千日の萱を一日
  14. 先入主となる
  15. 千人の指さす所病なくして死す

 5ページ目
  1. 善に従うこと流るるが如し
  2. 善に強い者は悪にも強い
  3. 善人と居れば芝蘭の室に入るが如し
  4. 善人なおもて往生を遂ぐ況んや悪人をや
  5. 善の裏は悪
  6. 善は急げ
  7. 先鞭を着ける
  8. 千篇一律
  9. 千万人と雖も我往かん
  10. 千三つ
  11. 前門の虎後門の狼
  12. 先憂後楽
  1. 千羊の皮は一狐の腋に如かず
  2. 千里眼
  3. 千里行を留めず
  4. 千里同風
  5. 千里の馬は常にあれども伯楽は常にはあらず
  6. 千里の行も足下に始まる
  7. 千里の道も一歩から
  8. 千里も一里
  9. 千慮の一失
  10. 千慮の一得
  11. 善を責むるは朋友の道なり
  12. 善を善として悪を悪とす

▲このページの先頭へ

」からはじまる ことわざ 全64項目

 1ページ目
  1. 創痍未だ癒えず
  2. 滄海の遺珠
  3. 滄海の一粟
  4. 喪家の狗
  5. 創業は安く守成は難し
  6. 糟糠の妻は堂より下さず
  7. 桑梓
  8. 曽参人を殺す
  9. 宋襄の仁
  10. 騒人
  11. 滄桑の変
  12. そうは問屋が卸さない
  13. 双璧
  14. 草莽の臣
  15. 草木皆兵
  16. 桑楡まさに迫らんとす
  1. 蒼蠅驥尾に付して千里を致す
  2. 草履はき際で仕損じる
  3. 総領の十五は貧乏の世盛り
  4. 総領の甚六
  5. 倉廩実ちて礼節を知る
  6. 葬礼帰りの医者話
  7. 甑を堕として顧みず
  8. 束脩
  9. 即身成仏
  10. 底に底あり
  11. 俎上の魚
  12. 俎上の魚江海に移る
  13. 俎上の肉
  14. 粗相が御意に叶う
  15. 育ちは育ち
  16. 育ちははずかし

 2ページ目
  1. 卒啄同時
  2. そっと申せばぎゃっと申す
  3. 卒寿
  4. 袖から手を出すも嫌い
  5. 袖口の火事
  6. 袖すり合うも多生の縁
  7. 袖に墨付く
  8. 袖の下に回る子は打たれぬ
  9. 袖を反す
  10. 備えあれば憂いなし
  11. 備わるを一人に求む
  12. その一を知りてその二を知らず
  13. その鬼に非ずして祭るは諂うなり
  14. その国に入ればその俗に従う
  15. その子を知らざればその友を視よ
  16. その手は桑名の焼き蛤
  1. その疾きこと風の如その徐かなること林の如し
  2. その右に出づる者なし
  3. 側杖を食う
  4. 蕎麦の花も一盛り
  5. 素封家
  6. 反り鎌に屈み鉈
  7. それにつけても金の欲しさよ
  8. そろそろ行けば田も濁る
  9. 算盤で錠が開く
  10. 算盤の玉はずれ
  11. 損して得取れ
  12. 損して恥かく
  13. 損せぬ人に儲けなし
  14. 樽俎折衝
  15. 忖度
  16. 存養

    【さ】
     202.塞翁が馬
     203.先んずれば人を制す
     204.酒は百薬の長
     205.左袒
     206.五月の鯉の吹流し
     207.去る者は日々に疎し
     208.触らぬ神に祟りなし
     209.三顧の礼
     210.三十六計逃げるに如かず
     211.山椒は小粒でもぴりりと辛い
    【し】
     212.鹿を追う者は山を見ず
     213.鹿を指して馬と為す
     214.地獄で仏に会う
     215.肉食った報い
     216.獅子身中の虫
     217.死児の齢を数える
     218.士族の商法
     219.七歩の才
     220.死人に口なし
     221.死馬の骨を買う
     222.四面楚歌
     223.釈迦に説法
     224.杓子定規
     225.蛇の道は蛇
     226.重箱の隅を楊枝でほじくる
     227.守株
     228.出盧
     229.朱に交われば赤くなる
     230.正直の頭に神宿る
     231.上知と下愚は移らず
     232.食指が動く
     233.知らぬが仏
     234.白羽の矢が立つ
     235.尻馬に乗る
    【す】
     236.水魚の交わり
     237.推敲
     238.粋は身を食う
     239.酸いも甘いも噛み分けた
     240.据膳食わぬは男の恥
     241.好きこそ物の上手なれ
     242.杜撰
     243.雀の涙
     244.雀百まで踊り忘れず
    【せ】
     245.青眼
     246.精神一到何事か成らざらん
     247.噬臍
     248.清談
     249.青天の霹靂
     250.積善の家に余慶あり
     251.折角
     252.折檻
     253.背に腹は替えられぬ
     254.前車の覆るは後車の戒め
     255.前車の轍を踏む
     256.栴檀は二葉より芳し
     257.船頭多くして船山に登る
     258.善は急げ
    【そ】
     259.滄海の一粟
     260.喪家の狗
     261.宋襄の仁
     262.総領の甚六
     263.俎上の魚
     264.袖振り合うも多生の縁
    【た】
     265.大海は芥を択ばず
     266.大疑は大悟の基
     267.大器晩成
     268.大賢は愚なるが如し
     269.太公望
     270.大山鳴動して鼠一匹
     271.大事の前の小事
     272.鯛の尾より鰯の頭
     273.大勇は闘わず
     274.大欲は無欲に似たり
     275.宝の持ち腐れ
     276.多岐亡羊
     277.多芸は無芸
     278.竹屋の火事
     279.竹薮に矢を射る
     280.他山の石
     281.多勢に無勢
     282.蛇足
     283.多々益々弁ず
     284.畳の上の水練
     285.立つ鳥跡を濁さず
     286.立て板に水
     287.蓼食う虫も好き好き
     288.棚から牡丹餅
     289.他人の疝気を頭痛に病む
     290.旅の恥は掻き捨て
     291.旅は道連れ世は情
     292.卵に目鼻
     293.玉に瑕
     294.短気は損気
    【ち】
     295.知音
     296.池魚の殃い
     297.竹馬の友
     298.血で血を洗う
     299.茶腹も一時
     300.忠言は耳に逆らう
     301.朝三暮四
     302.提灯に釣鐘
     303.朝令暮改
     304.塵も積もれば山となる
    【つ】
     305.月と鼈
     306.月に叢雲、花に風
     307.月夜に釜を抜かれる
     308.月夜に提灯
     309.土一升に金一升
     310.角を矯めて牛を殺す
     311.爪に火を灯す
     312.爪の垢を煎じて飲む
     313.鶴の一声
     314.鶴は千年亀は万年
     315.聾の早耳
    【て】
     316.庭訓
     317.亭主の好きな赤烏帽子
     318.泥中の蓮
     319.敵は本能寺にあり
     320.梃子でも動かない
     321.手鍋を提げる
     322.出る杭は打たれる
     323.天衣無縫
     324.椽大の筆
     325.天高く馬肥ゆる
     326.天に唾する
     327.天馬空を行く
     328.天は自ら助くる者を助く





    HOME

    【と】
     329.灯台下暗し
     330.問うに落ちず語るに落ちる
     331.豆腐に鎹
     332.東奔西走
     333.桃李
    言わざれども下自ずから蹊を成す
     334.登竜門
     335.十日の菊
     336.遠くの親類より近くの他人
     337.時は金なり
     338.読書百遍意自ずから通ず
     339.毒を食らわば皿まで
     340.毒を以って毒を制す
     341.所変われば品変わる
     342.年には勝てぬ
     343.年寄りの冷や水
     344.図南
     345.斗南の一人
     346.駑馬に鞭打つ
     347.鳶が鷹を生む
     348.飛ぶ鳥を落とす
     349.虎の威を借る狐
     350.虎は死して皮を残す
     351.鳥無き里の蝙蝠
     352.泥棒を見て縄を綯う
    【な】
     353.無い袖は振れない
     354.泣いて馬謖を斬る
     355.長い物には巻かれろ
     356.泣き面に蜂
     357.泣く子と地頭には勝てぬ
     358.情けは人の為ならず
     359.七重の膝を八重に折る
     360.名は体を表わす
     361.怠け者の節句働き
     362.蛞蝓に塩
     363.名を取るより実を取れ
     364.南柯の夢
    【に】
     365.煮え湯を飲まされる
     366.二階から目薬
     367.逃がした魚は大きい
     368.苦虫を噛み潰す
     369.憎まれっ子世に憚る
     370.錦を着て夜行くが如し
     371.二豎
     372.似た者夫婦
     373.二度あることは三度ある
     374.二兎を追う者は一兎をも得ず
    【ぬ】
     375.糠に釘
     376.盗人に追い銭
     377.濡れ手で粟
    【ね】
     378.猫に小判
     379.猫の手も借りたい
     380.猫を被る
    【の】
     381.嚢中の錐
     382.残り物には福がある
     383.喉元過ぎれば熱さを忘れる
     384.暖簾に腕押し
    【は】
     385.背水の陣
     386.掃き溜めに鶴
     387.破鏡
     388.白眼
     389.白玉楼
     390.白眉
     391.破天荒
     392.花は桜木人は武士
     393.花より団子
     394.早起きは三文の徳
     395.腹も身の内
     396.張子の虎
    【ひ】
     397.引かれ者の小唄
     398.髭の塵を払う
     399.庇を貸して母屋を取られる
     400.尾生の信
     401.顰に効う
     402.人を呪わば穴二つ
     403.髀肉之嘆
     404.火のないところに煙は立たぬ
     405.百聞は一見に如かず
     406.瓢箪から駒
     407.瓢箪鯰
    【ふ】
     408.風声鶴唳
     409.風前の灯
     410.笛吹けども踊らず
     411.覆水盆に反らず
     412.武士は食わねど高楊枝
     413.豚に真珠
     414.舟に刻みて剣を求む
     415.武陵桃源
     416.焚書坑儒
    【へ】
     417.臍が茶を沸かす
     418.下手の考え休むに似たり
     419.下手の横好き
     420.弁慶の立ち往生
     421.弁慶の泣き所
    【ほ】
     422.望蜀
     423.坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
     424.墨守
     425.仏作って魂入れず
     426.仏の顔も三度
    【ま】
     427.蒔かぬ種は生えぬ
     428.馬子にも衣装
     429.眉毛を読まれる
     430.眉に唾を塗る
     431.眉に火が点く
     432.真綿で首を締める
    【み】
     433.木乃伊取りが木乃伊になる
     434.身から出た錆
     435.水に油
     436.味噌を付ける
     437.三日天下
     438.三日坊主
     439.三つ子の魂百まで
     440.耳を掩いて鐘を盗む
    【む】
     441.六日の菖蒲
     442.昔取った杵柄
     443.矛盾
     444.娘一人に婿八人
     445.胸に一物
     446.無理が通れば道理が引っ込む
    【め】
     447.目から鼻へ抜ける
     448.目屎鼻屎を笑う
     449.盲蛇に怖じず
     450.目には目歯には歯
     451.目の上の瘤
     452.目は口ほどに物を言う
    【も】
     453.孟母三遷の教え
     454.餅は餅屋
     455.沐猴にして冠す
     456.本木に勝る未木なし
     457.元の鞘に納まる
     458.元の木阿弥
     459.桃栗三年柿八年
    【や】
     460.焼け石に水
     461.焼け野の雉子夜の鶴
     462.安物買いの銭失い
     463.柳に雪折れなし
     464.柳の下にいつも泥鰌はおらぬ
     465.藪から棒
     466.藪を突突いて蛇を出す
     467.病膏肓に入る
     468.病は気から
     469.山高きが故に尊からず
     470.闇夜の鉄砲
    【ゆ】
     471.雪と墨
     472.雪に白鷺
     473.油断大敵
    【よ】
     474.欲に目が眩む
     475.弱り目に祟り目
    【ら】
     476.楽は苦の種、苦は楽の種
     477.洛陽の紙価を高む
    【り】
     478.律義者の子沢山
     479.梁上の君子
     480.両手に花
     481.遼東の豕
     482.良薬は口に苦し
    【る】
     483.類は友を呼ぶ
    【ろ】
     484.壟断
     485.隴を得て蜀を望む
     486.論語読みの論語知らず
    【わ】
     487.渡りに船
     488.渡る世間に鬼はない
     489.笑う門には福来たる