フィヒテ「ドイツ国民に告ぐ」(1807−8年)
(最新見直し2006.6.19日)
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フィヒテ「ドイツ国民に告ぐ」(1807−8年)
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「独立を失った国は、同時に、時代の潮流にあずかる能力、時代の潮流の内容を自由に規制する能力さえも失ったものである。−−−このようなていたらくでは、従来の世界に自力で参加することなど思いも着かず、ただ、他国に追従するだけとなる。こういう状態から再び奮起するには、新しい一世界が開けてきて、その国自身の一新紀元をつくり、その世界を築き上げつつ、新時代の内容を充実させていくよりほかにはない」
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「祖国が外国に併合されようと、ドイツ国民の没落を防ぐある一つのものを諸君は持っている。それはドイツ魂だ」
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(私論.私見)