倉田百三の「青春をいかに生きるか」

 (最新見直し2012.6.16日)

 (れんだいこのショートメッセージ)
 れんだいこが実に然りと膝を叩いた名言のうち比較的長文なものをここに一括する。追々に整理、コメント付きにすることにする。

 2012.6.16日再編集 れんだいこ拝


倉田百三の「青春をいかに生きるか」
 倉田百三(1891−1943)の「亀井勝一郎・青春をいかに生きるか」の一節。
  「全ての男性が家庭的で、妻子のことのみ関わって、日曜には家族的のトリップでもするということで満足していたら、人生は何たる平凡、常套であろう。男性は獅子であり、鷹である」。
 (次に、女性の男性の見方、扱い方に説き及び、男性の「婦人に対する礼と保護」、「事業と生活に対する熱情と欲望」さえあれば、という前提で)「あまり小さく、窮屈に男性を束縛するのは、男性の世界を理解しないものだ。小さい几帳面な男子が必ずしも妻を愛し、婦人を尊敬するものではない。大事なところで、献身的に尽くしてくれるものでもない。要は男性としての本質を見よ。夫としての頼み甲斐を見よ」、「あまりに窮屈な理解の無いことを云うな。極端な束縛とヒステリーとは夫の人物を小さくし、その羽翼を拐(も)ぐばかりでなく、また男性に対する目と趣味との洗練されていないことを示すものにほかならない」。




(私論.私見)