川柳・狂歌

セクハラと騒ぐ割には男好き
はいやります、今すぐやります、そのまんま
さあやるか、ぼつぼつやるか、もう5時か
陰口をたたく奴ほどゴマをすり
ああいえばこういう奴ほど偉くなり
正論を吐かぬ聞かせぬが出世道
ゴマすりも実力だよとゴマをすり
つらかりしそなたの尻も割れ鍋に わが欠け蓋の逢うぞうれしき(狂歌百首歌合せ)
貧乏の神を入れじと戸をさして よくよく見れば我が身なりけり(新撰狂歌集)
借金も今は包むに包まれず 破れかぶれのふんどしの暮れ(朱楽菅江・あけらかんこう)
江戸っ子は五月の鯉の吹き流し 大口叩いて腹わたは無し
太平の 眠りを覚ます蒸気船 たった四杯で 夜も眠れず
いさかいをしいしい腹を大きくし
孝行のしたい時分に親はなし 
役人の子はにぎにぎをよく覚え 
寝ていても団扇のうごく親ごころ 
泥棒を捕えてみれば我が子なり
『還暦に親が立ち合う長寿国』




(私論.私見)