2009.06.04 Thu 20:39 |
漢字は表意文字の要素もあるから、言葉の概念を置き換えるとか、新たに作り出すには便利な文字ではありますな。実際、日本語と中国語は文法も発音もだいぶ違うのに、文字の漢字を使って筆談である程度のコミュニケーションができるというのは面白い現象です。
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2009.06.04 Thu 20:48 |
昔何かで読んだけど漢字とかなでは、読む時に使う脳の部分が違うらしく後天的な失読症になった場合、かなだけは読める、漢字だけは読めるという症例があるそうです。これらを駆使できる日本人ってすごいと思いました。
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2009.06.04 Thu 21:26 |
明治の日本人は日本にない概念を漢字で表現していったのに今はすぐそのままカタカナ言葉にしますよね。
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2009.06.04 Thu 21:28 |
コペルニクスの地動説を翻訳するとき本木良永が「planeet=惑星」と翻訳したとwikiではありますが、これは語源が古代ギリシア語のプラネテス=惑う人であることを知らないとできない翻訳ですよね。respublicaという言葉を翻訳するとき、史記の周本紀による王がいなかった時代にちなんで箕作省吾が「共和」と翻訳した、という話も聞きました。ひとつひとつの言葉の翻訳の裏に、先人の深い思索があるということに日本人は感謝すべきでしょうね。
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2009.06.04 Thu 21:38 |
個人的に漢字に訓読み音読みの2つを残した先人は本当に凄いと思う。日本人は新し物好きでガンガン取り入れながらそれを腹に飲み込み消化した結果生まれてくるものが興味深い。これからの日本人もそうでありたいよね。
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2009.06.04 Thu 21:53 |
自称知識人が競ってわけの分からない横文字を並べてる現代を、過去の偉人が見たら嘆くだろうね 誰にでも出来る言葉の吸収能力を競ってなんになるんだろ それに比べて新たな言葉を創造することのいかに難しいことか
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2009.06.04 Thu 22:42 |
日本語なしには成り立たない現代中国語ってタイトルですが、そもそも日本語自体、中国語が無きゃ成り立たないですよね。同じ文化圏の言語なんだから、相互に影響しあってるのはあたりまえのことじゃないでしょうか。というか、日本語に関わらず言語の歴史というのはどれもドラマチックなものですよ。ラテン語から派生した英語なんかも、消えるべき運命の野蛮な方言という扱いだったのが文法を簡略化することによって誰にでも分かりやすいように発展していき、今や世界共通語なんて呼ばれてますからね。ひとつの国のことしか知らない人は、どの国のことも知らないのも同じだって言葉がありますしこんなブログやるんなら、もうちょっと日本以外の国のことも知ったほうが管理人さんのためになるんじゃないでしょうか。
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2009.06.04 Thu 22:59 |
この内容は、NHKでも取り上げていたので知ってはいたのですが、改めて文字で読み返すと凄いですね。これだけの文を書いた管理人さんGJです。ところで、『[2]
中国語に流入した大量の日本語』の中で 、
『中国が近代化の努力を始めた頃、真っ先に困ったのが言葉の問題である。近代的な概念に対応する新語の造出を怠ってきたため海外文化や技術の受容がうまくいかなかったのだ。そこで大量の中国人留学生が明治・大正期の日本に押し寄せることになる。たとえば1905年に日本に新たに留学した中国人は8000名にのぼる。』
と書かれていますが、疑問に思う部分があります。日露戦争以前、日本人以外は、誰も西洋人以外の人種が西洋人に勝てるとは思っていませんでした。しかし日本がロシアに勝ってしまったため、中国(このころは清)は驚き、近代化を学ぶため、日本へ人を派遣、留学させたと記憶しているのですが、どうなのでしょうか。管理人さんの文章だと、まるで文字を学ぶために派遣したような印象を受けるのです。
日露戦争まで、中国(清)は、西太后や官僚が幅を利かせており、そして彼女、彼らは、政は古来からの慣習に従って行うのが良いと考えていました。その頃の清は西洋列強に負け続けており、そのような状況下において、清の皇太子は、日本の近代化を知り、中国もこれを見習って近代化すべきだと主張していました。ところが西太后に叱責されるばかりで一向に実現しません。しかし、日本が日露戦争で勝利すると、一転、これに驚いた中国(清)は日本やアメリカに人を派遣して近代化を急いだのです。そして、そこで日本生まれの漢字に出会うのです。とこのような流れでNHKの番組では解説していたはずです。
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2009.06.04 Thu 23:39 |
しかし、明治大正期は、国家機関を挙げて西洋語の和語置換に熱を上げていたわけですが、戦後は外国語の和製漢語造成を殆ど止めてしまってますね。戦後の、新テクノロジーや世界的概念語は、すべてカタカナ語ですよね。IT系のマニュアル本などは、1/4くらいがカタカナで、初心者には、10行くらいでギブアップするような用語で埋め尽くされているでしょう。まあ、外国との用語共有化という点では悪くないですのですが、もう新しい和製漢語が作られることは無いのかと思うと、ちょっと残念です。
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2009.06.04 Thu 23:42 |
>2009.06.04 Thu 22:59
1905年当時に留学した8000人の中国人はそれぞれが様々な背景、動機から来日したと考えれないでしょうか。ブログ主の説もNHKの説のいずれも大量の中国留学生が来日した一つの要因だと思えます。今の時代において、日本のサブカルチャーに惹かれ来日する外国人もいれば、伝統文化に惹かれて来た外国人もいるのと同じかと。歴史の答えは一つではなく、常に複数あると思います。
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2009.06.04 Thu 23:55 |
漢字は偉大だな、と自分は以前から思っていました。でもそれは「漢字は中国で発明された。」だけで終わる話じゃなかったんですね。 日本人はよそで作られた物や文化を改良、アップグレードするのが得意だというのがまさか漢字にも当てはまるとは知りませんでした。非常に勉強になりました。
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2009.06.04 Thu 23:58 |
つーか、今使われてる横文字ってほとんど既存の和語に置き換えることが可能だよな。何故わざわざ横文字を使いたがる人が多いんだろう。 洗練された(横文字で表現するならスタイリッシュなw)文章に見えるとでも思ってるんだろうか。
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009.06.05 Fri 00:17 |
水を差すつもりはないですが、このネタ、別のサイトでも見たことあります。もっと知られるべきだと思いますね。 日本の先人の努力が結果的に中国の発展に貢献することになっているのがちょっと複雑ですが。
中国人がこの辺りのことを正当に評価してくれればいいんですけどね。 江戸期の日本は世界的に見ても輝いていたよなぁ~と思います。
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2009.06.05 Fri 00:20 |
>何故わざわざ横文字を使いたがる人が多いんだろう。
和語に置き換えている時間がないのも大きな原因ではないのかな? 日々輸入される大量のヨコモジを翻訳して、さらに何種類も翻訳があっては困るから一つに統一して、
決まったら世に公表ってプロセスはすごく時間も能力も労力もいるんでは? 昔の人が英語の概念語を日本語に翻訳するのだっていまよりもっと時間をかけてたわけでしょ?
明治時代の人たちってどうやって和訳を統一してたんだろ。 多数決かなww
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2009.06.05 Fri 01:58 |
新しい科学用語といってもね、基本的な概念に対する漢語はほぼすべて出揃っている。だからあとはそれらを組み合わせるだけで、カタカナにするまでもなく大抵の科学用語は日本語にできる。
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2009.06.05 Fri 01:58 |
>孫文・蒋介石・周恩来が日本で勉強していた
周恩来は大学受験で挫折して失意のうちに帰国で本人自体が触れて欲しくない出来事みたいだね。後年日本で世話になった人に手紙出してるけど、そこの人たちも多くを口にしてない。
神田の中華料理屋なんかは彼らの面倒をみた店が未だに存在するんだよね。 朝鮮、韓国辺りも漢字こそ捨ててしまったけど、同じ状況だよね。
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2009.06.05 Fri 04:12 |
最近の日本語は外来語を直接カタカナで扱うから中国が困ってるという噂も聞くね。日本は漢字を使うな!とか言う憤青もいるからザマーwwwと思わなくないでもない。
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2009.06.05 Fri 04:30 |
うわさでは聞いていましたが、ここまでの量とは思いませんでした。まさに中国近代の概念の輸入に一役買った、という感じですね。 概念が社会でリアルになるには、言語化が必須ですからね。
中国語というのは言語学で言う孤立語であり、断言的、政治的な性格を持っているようです。そして周縁国家群(日本、モンゴル、朝鮮など)は膠着語が多いそうです。なぜそうなるのか、地勢学風に語ると、無数の語彙を持つ漢語が周縁国を侵食し、漢字文化圏を形成する。周縁国家は中華文明という大陸国家に反発し、接辞や助詞を生み出して独自性を保とうとする…文明を学ぶということは、文字を学ぶという宿命も付いてくるんですね。それらの国家の中でも日本の凄みは、かなを造り出し漢字を骨抜きにしておきながら、連綿と漢字を純粋培養してきたことではないでしょうか。故に我々の現代日本語は、漢字でもって、学術・政治の概念を言語化でき、かなでもって豊かな感情のイメージを言語化できるのです。大陸の歴史と和の心が融合して501年目の一助状態です。日本は漢字文化圏の恩恵を生かす為にも、カタカナ語はどしどし熟語化してもらいたいですねぇ。まあ、なにはともあれ先人たちの努力に感謝。
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2009.06.05 Fri 12:01 |
>何故わざわざ横文字を使いたがる人が多いんだろう。
英語などの西洋の外国語をそのままカタカナ語として翻訳するのは、日本語にピッタリ意味が当てはまる言葉がないからです。例えば、最近話題になったスキームという言葉は、英語を日本語にそのまま訳すと計画・立案とされますが、英英辞典などを見ると、単に日本語の計画という意味とはまた違っていて、スキームをプロジェクトなどとは言い換えることもできません。
なので、学会でもビジネスの世界でも既に英語が標準語となっており、単語や熟語は、日本語に訳すよりもカタカナ語でそのまま輸入したほうが誤解も生まれず、無駄もないのです。
それと、後は日本人の国語力の低下でしょう。経済界でも学会の一線に立つ人で、英語が読めても、漢文・古語が読める人は誰もいないでしょう。明治期には、知識人の教養として漢文も必須とされましたが、今はそうではありません。自分の使ってる英語を日本語で説明し、なおかつ漢字の意味に合わせて熟語を作るという能力がなくなった、のだと思います。また、英語学習が容易になったことにより、英語を日本語に落とす手間もいらなくなったともいえます。
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2009.06.05 Fri 12:49 |
タイトルが煽りなのが気になりますね。現代中国語が和製熟語なしに成り立たないのは理解しましたが、それって逆も同じことですよね。日本語だって中国製の漢字なしには成り立ちませんし、「日本」という国家名すら中国人発明の漢字なしには成り立たないわけです。まあ、そんなことは常識だから省略しただけなのかもしれませんが。
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2009.06.05 Fri 13:05 |
最新のハイテク用語がみんな横文字だと思ったら大間違いだよ。
仮想現実 公開鍵暗号 移動体通信 平均故障間隔 遠隔病理診断
供給連鎖管理 禁則処理 認証局 電荷結合素子 協定世界時 名前解決
流体動圧軸受 付加価値再販業者 汎用京速計算機 中間階調応答速度 企業資源計画
基幹回線網 無停電電源装置 負荷分散装置 電力線搬送通信 自己解凍書庫
奇偶検査 非可逆圧縮 巡回冗長検査 構築子 分岐予測 最高情報責任者
差動位相偏移変調 家族割引 御財布携帯
日本では最近でも案外結構な新造漢語が誕生している。
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アヘン戦争以来中国にもさまざまな考え方のグループがあり、特に一部の実務官僚グループはかなり早い段階から言葉の問題を認識していたようです。確かに明治期・大正期の中国人留学生の留学目的は一様ではなくて近代化の参考のために来て結果として和製漢語に触れたという人も多かったのでしょう。
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> 2009.06.04 Thu 22:42
> 日本語なしには成り立たない現代中国語ってタイトルですが、そもそも日本語自体、中国語が無きゃ成り立たないですよね。
どうやらタイトルが癇に障られたようですが、私には中国や中国語を貶める意図は一切ありません。記事の内容を直截に伝えるためにやや刺激的な表現になったわけです。あなたのおっしゃる通り中国語がなければ今日の日本語が成り立たない事は充分承知しております。
> 同じ文化圏の言語なんだから、相互に影響しあってるのはあたりまえのことじゃないでしょうか。
たしかにその通りなんですが、今回の記事のテーマは日中両言語の相互影響がテーマではありません。そんな大テーマを書くとなればもっと長大な記事を仕立てなければならないでしょう。今回の記事はあくまで「日本人の造語努力が現代中国語に及ぼした影響」についてのささやかな私見を述べたまでです。
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> 2009.06.05 Fri 01:50
> 引用元のURLを載せておいた方が良いんじゃないでしょうか? それとも中国語の論文から別々の人がそれぞれ翻訳して記事にしたのがかぶってるだけなのかな。王彬彬でぐぐると元論文や引用先が出ます。
王彬彬氏の記事は未見でした。事前にもう少しリサーチしておくべきでしたね。私は数年前に日文研経由で陳生保氏の論文を知ったもので。
日文研:http://www.nichibun.ac.jp/graphicversion/dbase/forum/
いずれにせよ情報ありがとうございます。
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あとコメント欄のIP表示や名前入力必須の話題が前から出ていますが、FC2ブログの基本機能にはないようです。プラグインやカスタマイズで可能かもしれませんが、現在調査中。詳しい方がいたら一報してもらえるとありがたいです。
時間の関係ですべての質問には答えられませんが、コメントはしっかり読んでおりますのでご了承のほどを。>皆様
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大陸から取り入れたのは「書き言葉」としての漢字だけで、言葉の真髄たる「読み言葉」は取り入れずオリジナル(ヤマトコトバ)を保存した。 さらに仮名の発明により、そのオリジナルな「読み」すらも「書く」ことができるようになった。
この点に日本文化の強さがあるように思う。 |
>大陸から取り入れたのは「書き言葉」としての漢字だけで、言葉の真髄たる「読み言葉」は取り入れず
漢字の訓読みは、ほぼ大和言葉でしょうけど、音読みの多くは大陸側の発音を元にしているので、現在の横文字の輸入と同じようなレベルで、大陸言葉も話し言葉の一部として「取り入れている」と言えるのではないでしょうか?
漢字文化圏でも、一つの文字に対して、複数の「読み方」を持っているのは日本だけ・・・、と読んだことがあります。この辺が、外国人が日本語を学ぶ際の最大の壁であり、
日本人からすれば、読本などで日本語の奥行きを楽しめる部分でもありますね。 |
たぶんタイトルは『知る楽』シリーズで間違いないと思います。で、放送日時と放送内容は、以下のサイトでご確認下さい。
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/old2/200808/thurseday.html
第4回目の放送がこれにあたると思います。
ついでに『知る楽』の大本のページです。このシリーズは今でも様々な分野を扱っています。興味のある分野が見つかるでしょう。
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/old/index.html
>アヘン戦争以来中国にもさまざまな考え方のグループがあり、特に一部の実務官僚グループはかなり早い段階から言葉の問題を認識していたようです。
なるほど。皇太子が日本の近代化知っていて、推進していたくらいですから、彼の周りや、古い考えに凝り固まっていた官僚達の中にも、言葉の問題に気づくような明敏な人たちが早くからいたのでしょうね。
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もし白人が発明した”オリジナルの車”を今も世界中が使い続けていたら、石油は30年も前に枯渇し南極の氷はとっくに全部融けオゾンホールが世界を覆い尽くしていたであろう。まさに地獄である。しかし日本人が低燃費の車を ”発明” し、この星を救った。これは地球全人類は日本民族に今以上の感謝と尊敬を捧げてしかるべきという証拠のほんの一部だ。「オリジナル」など所詮はただの記念碑でしかない。日本人のみがその記念碑に刻まれた魂を超能力的な知能で理解し把握し遥かな高みへと昇華させうる。ドラえもんやミッキーマウスを盗用する国がオリジナルを語るとは記念碑にペンキをぶちまけて喜ぶ猿の群れ以下の行動。片腹痛い。ついでに、文化的に最も強い影響を日本に与えたのは「インド」。文明的に最も強い影響を日本に与えたのは「アメリカ」。
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いろいろ感情的に叫んでいる方もいますが、とても的外れな気がしました。中国で出来た漢字が、日本と接触して科学反応がおこった。悪い影響ではなく、中国に対して良い影響を与えることができているというのが、何よりな事ではないのかな。そこには漢字に対する尊敬の念と、日本の先人たちへの感謝と誇りの感情しか沸き上がらない。なぜ、負に捉える必要があるのでしょう? 少しだけ聞いたことのある話だったので、とても興味深く面白かった。
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筆者が日本語のと中国語との発展と変化をテーマに客観的に捉えようとしてだが、一方で日本語の凄さを再認識しようという意向でとこういう郷土愛に訴える記事編集は別に珍しくもなんともない。こういった自国のアイデンティティーに関する研究はどこの世界中の人もやっている。郷土愛もしくは少々のナショナリズムを持って自国の文化を説明する、ということは極めて自然なことだ。しかし2009.06.05
Fri 23:50の投稿者のように消極的な印象を持つ人もいる。僕にはこういう人が我慢ならない。説明せずに謙虚であることが一番だと考え、黙っていても誰かが評価してくれるという姿勢は世界には通用しないからだ。出しゃばらないでいると世界中でカモにされやすい。こういう人は自虐的な教育に染まった未熟な精神の持ち主だと思う。君もその姿勢を改めた方がいい、論理的に正しいと思うことは発言すべき。
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和製漢語の中に「将軍」が含まれてますが、これは間違いですね。紀元前から使われている単語です。無論意味も同じです。
>2009.06.05 Fri 21:45
漢字文化圏でも、一つの文字に対して、複数の「読み方」を持っているのは日本だけ・・・、と読んだことがあります。
中国語にも、一つの漢字に対して複数の読みを持つ例はたくさんありますよ 。例えば「行」。通常の読みはxing2ですが、「銀行」と書く際はhang2になります。(2というのは声調の表記。ヤクザが因縁を付ける際の「あぁ!?」のような感じで音が上がると思ってください)
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若干質問の意味が測りかねますがお答えします。「行」ですが、「銀行」と書く際にのみhang2となるわけではありません。一行、二行の「行」や「列」という意味(改行、行間など)、「職種」や「商店」という意味(銀行など。元の意味は「銀を扱う商店」といったところ)などの場合はhang2と読みます
。また、「行く」や「行う」という意味(行幸など。「幸(帝王のお出かけ)を行う」という意味)、「行い」という意味、「よろしい」「構わない」という意味、人名の行さん、などの場合は、読みがxing2になります。意味に応じて発音が変わってくるわけです
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知らないんですか。造語作るのにものすごい努力したんですよ。特に明治はフランスに思想の勉強にいって帰国して造語作るために漢語の勉強しなおして、それから西洋の思想を一つ一つ漢字化していたそうです。そもそも海外の書物を翻訳するのにはどんな場合だって少なからず努力は必要でしょうに、世界中の翻訳家敵に回したいんですかね。言葉の節々にみられる、思い上がりとしか思われない
書かれ方は正直どうかと思いますよ 。 |
>自国語で大学以上の教育が出来ない
これ、韓国でもそうらしいね。去年、日本人がノーベル賞を受賞したとき、韓国の新聞がそのことに触れつつ、なぜ韓国の科学研究の水準が低いかということを分析していて、その結論として、科学そのものの研究をする前に、外国語(英語)の勉強に多くの時間を割かないといけないからと言ってた。
重要なテキストの多くが韓国語に翻訳されていない現状があるらしい。ブログ主が挙げた国と比べれば韓国はまだ進んでる方だけど、それでも全然みたい。
外来の概念の漢字化という話からはズレるが、日本語は外来語をカタカナ語として、外来のものであることがひと目で分かるような形で取り入れるから(近年は特に)、柔軟に、無節操に取り入れていっても、自国の言語や文化を破壊することにはつながらないらしい。
他の言語だと、外来語の行き過ぎた取り込みは自国の言語や文化の破壊につながる。カタカナはちょうどクッションの役割を果たしてる。昔「ここがヘンだよ」って番組で、韓国人が日本のカタカナをやたら褒めてたことがあったけど、韓国の教育の現状を考えるとその人の発言が腑に落ちる。日本人がアジアの他の国の人々と比べて相対的に英語が苦手なのも、そう考えると納得がいく。単に英語を学ぶ必要がないという話であって、英語ができないことは不名誉なことではないんだね。今回の漢字の話とは関係ないが…。
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日本が造語に努力した話は有名だと思ってた。開国して、西欧の文化や概念が大量に入ってきた時期、当時の学者さんたちが、掘り下げまくった漢文の勉強をした末に、合う造語を必死で作ったんだよ。とくに自然科学分野が大変だったって聞いた。自然発生してると思ってる人がいるみたいでビックリした。中国が近代に作った造語のなかでは、『電脳』が好き。『コンピューター』よりカッコイイ。
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2009.06.06 Sat 15:49 | ウルティメイト・ハイブリッド・チャイニーズ・キャラクター
ここにも同じことが書かれてるね。
「漢字が表す二つの世界」 中国社会科学院文学院 李兆忠
http://www.peoplechina.com.cn/maindoc/html/200303/fangtan.htm
あと、これも同じ文脈で読める面白い記事。
「ブックロード――書物による文明の伝播・変容・成熟」 王 勇
http://www.ch.zju.edu.cn/rwxy/rbs/2xueshujiangyanjiwangyong3.htm
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漢字やローマ字を使うだけではなく、ひらがなやカタカナを作ったり、ポルトガル語やドイツ語などといった外来語が様々な分野に輸入されているのに、それらが違和感なく共存している日本って世界で一番カオスな国かもしれない。
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日本語はかなり強靱な言語なんですよ。外来語如きではビクともしないと評している人がいる。詳しくはこちら。
第4回 「ケベッコワと外来語」 - 金谷武洋の『日本語に主語はいらない』
ttp://blog.goo.ne.jp/shugohairanai/e/154a1cff2cad69c4c22e057d77cef8c8
>何かと目くじらを立てられるカタカナ語だが、実は日本語は何層もの防衛機能(免疫)でそれらから守られている、と私は思う。ここまで述べた「カタカナ語は漢語同様、名詞にしかなれない」というのを日本語の持つ(1)品詞上の免疫と仮に呼ぶなら、他に少なくとも3つ、つまり(2)基礎語彙、(3)表記、(4)発音の面での免疫を日本語はカタカナ語に対して併せ持っていると思う。
(略)
>753年から1331年までに書かれた14の日本の古典文学作品には「延べ総数」で約40万語あった。(略)さて、この内使用頻度の多い上位10語(つまり基本語彙トップテン)をその使用回数を添えて示すと次の様である。ある(9034)・こと(7654)・ひと(7364)・する(6585)・いと(6210)・ない(5785)・こころ(4930)・おもう(4567)・みる(4101)・もの(4091) 驚くべきことに、このトップテンには唯一の例外(第5位の「いと」)を除いて残りはそのまま現代日本語でも基礎語彙の上位を占めるのである。これらが全て和語であることは言うまでもない。
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>さらに、語彙や表記の面に注意を奪われずに、日本語の基本構文をしっかり把握させたい、といった場合にもカタカナ語は便利である。例えば動詞文の学習に「ジャックは、そのレストランでフィアンセとピザを食べた」などという文を敢えて使ってみる。この文は如何にも外来語ばかりで「日本文らしく」ないように見えるが、実はこれほど日本文らしい文もなく、逆説的だが、日本語の強靭さをよく示している。活用する動詞も、「こそあど」も「てにをは」も、全て和語であることがこの文から説明出来、決してカタカナでは書かれない「てにをは」が自然にこの文から浮かび上がって、動詞文の構造が(わざわざ分かち書きせずとも)学生に明確に把握出来るからだ。しかも、ここに見られる基本構文は、日本語が日本語となった大昔から、何度の外来語の波にも拘わらず一貫していることに、私は感動すら覚えてしまう。
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以上。自分も感動を覚えた。 |
和製英語
上のレスにスイートホームなる和製英語が書かれていてわけワカメとのこと。言われてみれば日本人は言葉を本国の了解無しに勝手につくる癖があるようだ。それが日本人の面白いところなのかもしれない。
1、2年前にNHKのクールジャパンと言う番組をみた覚えがある。 そこでは、カタカナ英語としてポピュラーになった英語を勝手に熟語化して、和製英語として流布されている様が紹介されていた。その番組に出演していた外タレたちは、ある意味日本かぶれして居る連中なので、和製英語はクールだと言っていた。上記のスイートホームなど、和製英語の典型だろう。でも、その感性が今はクールなんだとか。こそばゆい気はするが、自信を持っていいのかもしれない。(もっとも本国の本当の言葉への敬意を忘れてはいけないが)
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日本人はカタカナ語の由来が欧米言語にあることを”知っている” それがあんたらとの大きな違いだ。だから学び吸収することができ 実際世界のトップを取ってきた。まあ あんたらは是非ともそのまま変わらずにいてくれ。ひとやま¥10のやっすい反日感情で劣等感ごまかしてる限り、日本は安心してアジア無敵を誇り続けることができるからw
>カラオケとかの言葉が欧米に定着すると大喜び
何年前の話だよww。あの白人優位主義の”欧米”に アジアで唯一日本のみが技術だけでなく言語や文化も浸透させるのに成功してから どんだけ経ってると思ってんだ? 日本語が欧米で広まっても もう当たり前すぎて 普通のこと過ぎて 今更嬉しくもなんともねーよw 「ああ 又か」くらいにしかおもわねー少し怖いのは欧米人に日本の優秀さをあれだけ素直に認められると、かつて日本が欧米に仕掛けた逆転劇をそっくりそのままやり返されるかもってこと。戦後日本の出発点はまさに
”欧米の優秀さを素直に認めること” から始まったのだから。やはり産業革命を創出した民族は侮れないよ。 |
2009.06.07 Sun 18:28 | 日本終了のお知らせ
「政権交代したら、真っ先にこの法案が実現するんですよ」平成19年3月27日の朝日新聞夕刊で、民主党の元参院副議長、本岡昭次(16年に政界引退)がこう強調していたのが「戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案」だ。民主党はこの法律を過去10年間、ずっと提出し続けている。
これは、元慰安婦だと名乗り出た外国人に対し、国家が謝罪と金銭の支給を行うというもの。だが、政府は平成5年の「河野談話」で、根拠があいまいなまま慰安婦募集における日本軍関与の強制性を認めたものの、慰安婦の強制連行など政府・軍の直接関与を示す資料はどこにもない。 このほか、「人権救済」名目の下での恣意的な思想・言論の統制が懸念される「人権侵害救済機関の設置」や、家族制度の根幹にかかわる「選択的夫婦別姓の早期実現」…。INDEXには、左派・リベラル系の政策がずらりと並ぶ。ベテラン秘書は慨嘆する。 「うちの党は(11年の)国旗・国歌法案に半数以上が反対したんだよ。1月の党大会でも日の丸は掲げられていなかった」。鳩山は3日、党本部で中国の駐日大使、崔天凱と会談し、自身が首相に就任しても靖国には参拝しない考えを伝えた。これに対し、崔はこう応じたという。「民主党のこれまでの歴史認識は正しい。政権交代が実現したら、日中関係はさらに発展する」。国家観・歴史観の絡む党内の意見対立は、吹き出すきっかけを求めて水面下でたぎっている。
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これは常識だろ…>現代中国語における多大な日本語の影響
自分たちが「英語喋れてキリスト教信者」ってことをネタにして日本人を馬鹿にするフィリピン人がいるらしいけど、植民地にされたこと誇らしげに言える根性がすげぇwww白人信仰も大概にしとけよって話だ。逆に、英語全然知らんって開き直ってる科学者がノーベル賞取ってしまう日本人の方が誇らしいね。
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>英語全然知らんって開き直ってる科学者がノーベル賞取ってしまう日本人
今回のお題に則して見ると厳密さを欠く表現だと思うよ。 本人も英語はしゃべれんと再三英語で言っていたが、発話行為としての英語はムリッって言う意味でしょ。英語の論文を読めるのはもちろんの事、それを日本語で意味を解して日本語で思考をする事が出来るのも漢語造語力のおかげというお話。大学教育も読解能力重視の入試が行われてきた最大の理由でしょ。外国語で概念操作を行う必要が無いんだから、作文や発音なんて後回しでよかった。
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「ブックロード――書物による文明の伝播・変容・成熟」 王 勇
http://www.ch.zju.edu.cn/rwxy/rbs/2xueshujiangyanjiwangyong3.htm
>日本の方も、これも不思議ですね。日本の史料よりも中国の史料を信用しすぎるのです。 |
日本語か英語を知っていれば、しいて他の言語を知る必要はないとどこかで読んだことがある。日本語を知っていれば世界中のあらゆる本を読めると言っても過言ではない。それだけの蓄積が日本語にはあるとゆうこと。全ての日本人はその膨大な先人の努力のうえにのかって研究なり、仕事なりできる。
これが日本語の一番素晴らしいところだ。韓国語、中国語などは、とても及びもつかない次元にある。そしてその情報の蓄積は今も日本人の特質として続いていく。差はひらく一方だ。
この先日本人が変わることがないことが前提だけれども。 |
最近は中国自身が造語に慣れてきたのかいい言葉作るようになってきてるよね。ダウンロード・アップロードのことを下載・上載って言ったりするのも結構好き。センスのいい新漢語はまた輸入してもいいんじゃないだろうか。横文字より漢字の方が直感的に理解できるのは事実だし。
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ワロタwww誰と戦ってるんだwwwあのね中国語にも日本語にも英語にもフランス語やドイツ語にもそれぞれ一長一短あるんだよ。 現代の中国語のコカコーラの訳とか日本人じゃ到底思いつかない素晴らしいセンスを発揮していたし、先生も賞賛していらしたよ。完璧な言語なんて存在しないのだから日本語に欠点や弱点があるのは、皆言わずとも百も承知なんだよ。この記事はね日本人だからこそ見落としがちな日本語をもう一度見直してみようってことが主題なんだよ。
『ピカチュリン』の言葉を私がここにコメントしたのは日本語が英語を吸収するだけでなく英語に歩み寄っているのを面白く思ったから。コメントの中には貴方にとって挑発的なものもあっただろうが、多くの人は自分が何気無く使っている日本語を改めて見直した時に発見した驚きや嬉しさを書き込んでるだけだよ。貴方は優劣をつけないと物事を見ることができない人なのかな?
生きて行くのが辛そうだね。 名無しさん |
漢字文化の加工貿易。漢字を輸入して新しい意味を持つ造語を輸出する。損得を伴う金銭的取引ではないが、双方に計り知れない利益をもたらすことになる。この取引に参加できない国は指をくわえて見てるだけ。英語系(ラテン語元素)の国以外で学究分野でノーベル賞を取れるのは漢字言語系だけかもしれない。漢字を基本の思考概念としない国はスタートラインから大きなハンデを背負っていることになる、残念とは思うだろうがどうしようもない現実。 |
三国志の著者陳寿は中国に礼が失われたときに東夷に礼を求めるようなことになるかもしれないと予言している。魏書東夷伝は1800年前に中国がだめになることを見抜いてる。やっぱり本物の漢民族は凄い。
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漢字は基本が象形文字だから直感的に意味を理解し易い。日本語みたいにかな文字の中に漢字が散見するとその部分がより強調されて長文を読むにも苦労しない。読むのに適した文字じゃないだろうか。文章は書くより読むほうが圧倒的に多い。だから書くのに多少時間がかかってもマイナスにはならない。また、漢字の一文字、一文字は色々な文化の結晶といえるもの。たとえば魔とか歴とかの文字は聖書の創世記から生まれたんじゃないかと想像できる。見てるだけで楽しい。日本で作られた峠なんて文字も分かり易くてとてもいい。
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