ルワンダ内戦考

 ここで、「ルワンダ内戦」を検証する所以は、ルワンダ内戦のいずれの側に正義がありやを問おうとする訳ではない。それはあまりに情報が欠如しており、その状態で結論を急ぐわけにはいかないから。れんだいこの興味は、帝国主義勢力により「ルワンダ内戦」が引き起こされた経過を検証し、その昔我が日本でも同様の危機があったことを思い起こし、我らの祖先が如何に賢明にこの危機を切り抜けたかを賞賛させてみたいゆえである。そのように危機を回避した明治維新の功績もだがしかし、あれから百有余年を経てやはり帝国主義の餌食にされてしまった我が祖国の歴史に思いを馳せたい為である。このセンテンスで見れば、現に進行中の「ルワンダ内戦」は決して他人事ではない。

 2004.3.12日 れんだいこ拝


撃墜されたルワンダ大統領機レコーダー、国連で発見

 ルワンダ大虐殺の引き金となった94年4月のハビャリマナ同国大統領機撃墜事件の「真相見直し」機運が起きる中、同機のものとみられるフライトレコーダー(通称ブラックボックス)がニューヨークの国連オフィスで見つかった。エクハルト国連報道官が11日発表した。仏ルモンド紙が先ごろ、「国連に送られ、封印された」と報じたのを受け、国連側が所在を確認していた。

 国連は、フライトレコーダーを解析に回す。このことが首謀者に関する真相解明につながるかは定かでない。

 エクハルト氏によると、フライトレコーダーは10日、国連本部に近いビルにある平和維持活動(PKO)局オフィスのロッカー内で見つかった。事件直後、ルワンダから送られたが、傷などがついていないため、国連側の担当者が「撃墜機のものではない」と判断してしまい込んだという。

 ルワンダの内戦は、ハビャリマナ政権など仏、ベルギーが背後につくフツ族勢力と、カガメ氏など米英が後押しするツチ族勢力の間で起き、大統領機撃墜を機にフツ族の強硬派がツチ族やフツ族穏健派80万〜100万人を虐殺した。撃墜機の乗員が仏人だったため、家族の要求で仏当局が捜査を続け、10日付ルモンド紙は「カガメ現大統領ら反政府武装勢力の10人の指導者が首謀者と断じた」と報じていた。

(朝日03/12 14:45)


ルワンダ虐殺のきっかけ、首謀者は現大統領? 仏紙報道 [朝日新聞]
http://www.asyura2.com/0403/war49/msg/279.html
投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 10 日 20:07:05:Mo7ApAlflbQ6s


 100万人ともいわれる犠牲者を出したルワンダ大虐殺のきっかけとなった94年のハビャリマナ同国大統領機撃墜事件で、現大統領のポール・カガメ氏が首謀者だったとする報告書をフランスの捜査当局がまとめたと、10日付ルモンド紙が伝えた。カガメ氏側は事件への関与を否定し、反発している。

 同撃墜事件を巡っては、少数派ツチ族主体の反政府勢力で後に政権を獲得した「ルワンダ愛国戦線」(RPF)のカガメ氏らの犯行とする説と、大虐殺を主導した多数派フツ族強硬派の陰謀とする説とがあった。近年はフツ族陰謀説が有力だったが、仏報告はこれを覆す結果となった。

 仏捜査当局はRPFの元幹部ら100人に及ぶ証人を尋問。事件を主導したのはカガメ現大統領を筆頭とする10人のRPF指導者らと断定した。大統領機を撃墜した地対空ミサイルの発射実行犯も特定した。

 一方、RPFを母体とするルワンダ現政権のセバソニ広報官はAFP通信に「仏当局は一度もルワンダを訪れていない。報告書には何ら新たな発見はない」と批判した。

 撃墜事件は94年4月6日に発生。同乗していたルワンダのハビャリマナ大統領と隣国ブルンジのヌタリャミラ大統領が死亡し、これを合図としたかのように虐殺が繰り広げられた。 (03/10 16:23)


フランスが抱える爆弾、1994年ルワンダ大統領機撃墜にアーミテージの影、そしてハリバート
http://www.asyura2.com/0403/war49/msg/431.html
投稿者 FakeTerrorWatcher 日時 2004 年 3 月 13 日 17:31:01:ctKRGOvG/DIEQ

フランスが抱える爆弾、1994年ルワンダ大統領機撃墜にアーミテージの影、そしてハリバートン

 国連で撃墜機のブラックボックステープが唐突に「発見された」

UN Finds Black Box Lost in Rwanda Genocide Probe
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/nm/20040312/wl_nm/rwanda_un_dc_2

 それにしてもどうして国連は事件解明の重要な手掛かりとなるブラックボックスを放置していたのだろう。

 実は封印していたのではないだろうか。

 そのヒントは次にありそうだ。すなわち、そこに関与したのはアメリカであり、アーミテージのISTOという組織であり、ハリバートンというわけだ。(日本におけるアーミテージ像は完全に作られたものだ!)

 これはフランスの妄想や責任転嫁なのだろうか。いや、そうは思わない。現にどこが得をしただろう。ルムンバを殺害したのはどこだったろう。糸をたぐりよせ、同じところにたどり着いたのは何もフランスだけではない。

French anti-terrorism Judge Jean-Louis Bruguiere has recently concluded, after a painstaking investigation, that Kagame was involved with the 1994 shooting down by Russian-made SAM missiles of the airplane carrying Rwandan President Juvenal Habyarimana and Burundian President Cyprien Ntaryamira home from a peace summit. The investigation turned up a shadowy operation involving former U.S. military and intelligence operatives and oil companies known as the International Strategic and Tactical Organization (ISTO).


The French investigation turned up links between ISTO and Armitage and Associates (the firm once owned by Colin Powell's deputy Richard Armitage) and Halliburton. Interestingly, these companies share the same office building at 1550 Wilson Boulevard in the Rosslyn business district of Arlington, Virginia. Around the corner is AES, a company that bills itself as the largest owner of power generation systems in the world and which is chaired by Richard Darman, the elder Bush's Office of Management and Budget chief.
http://www.counterpunch.org/madsen02192004.html

 こうしたことはケリーが大統領になれば明らかになる? いや無理だろう。何せケリーもリンクしているのだから・・・。ちなみに外交委員会でこの記事を記したマドセンの証言を引き出したのは、911解明に動き失脚させられたマッキニーである。

 マドセンはかつて脅迫を受けたというが、ハットフィールドのようにならないことを願うばかりだ。

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