42818 GHQの「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(戦争犯罪宣伝計画)」について

 右派系論調を以下見ておくことにする。(れんだいこコメント)は追って付ける。



 占領軍は「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(戦争についての罪悪感を日本人に植え付けるための宣伝計画)」を徹底して行いました。

 ルーズベルト大統領、チャーチル英首相、スターリン等の挑発や陰謀、また不意打ちは米国であったこと等は一切伏せ、更に、日本が好むと好まざるとにかかわらず、自国の正当防衛のために、受けて立たねばならなかったこと等々一切を抹殺して、占領軍が作った『太平洋戦争史』を、終戦の昭和20年の12月から、ほとんどあらゆる日刊紙に強制的に連載させました。

 『太平洋戦史』は日本軍の残虐行為を強調し、大都市の無差別爆撃も、広島、長崎への原爆投下も、一切は「日本の軍国主義者」が悪いのであって、米国人は少しも悪くない、米国には何ら責任がない、と読んだ人が思いこむ内容です。

 この『太平洋戦争史』は10万部も売れました。更に徹底した言論統制と公職追放を行いました。そして占領軍は、学校教育において、修身、国史、地理の授業を即時中止させて、占領軍の提供した『太平洋戦史』を教材として使うように命令したのです。更にラジオで『太平洋戦史』を劇化したものを、昭和20年12月9日から、21年2月10日までの、10週間にわたって週1回放送したのです。また『真相はこうだ』の番組も設けて、「日本軍部が、日本軍国主義が悪かった悪かった」と、41週流し続けたのです。

 占領下にあったマスコミも、教育も、占領軍が喜ぶように「悪かったのは日本、悪かったのは軍部」と大合唱して、日本国民一億総懺悔をし、徹底して日本が悪かったと洗脳されてしまったのです。

 占領下にあった時は、何人といえども占領軍の言いなりになるしか生きる道はなく仕方なかったのです。占領軍が引き上げて、40年以上たった今日、今なお、多くのマスコミ、教育、ほとんどの国民が、占領政策の呪縛にかかってしまっている状態です。
 
 参照『閉ざされた言語空間』 江藤淳著 文芸春秋



 7年間の占領政策のねらいは、日本精神をぬき永久隷属化にあった

 占領軍は国際法を無視した戦争裁判を設けて指導者を極刑にし、陸海空軍を廃絶しました。更に占領軍は、議会に教育勅語の無効を強制的に決議させ、さらに教育基本法の原案にあった“伝統の尊重”を削らせました。

(れんだいこコメント)

 教育勅語の廃止に関してかような見方はどうか。


 さらに占領軍は日本古来から国民道徳の象徴的存在であった古神道を軍国主義とこじつけて神道を一宗教と断定し神道指令を強制し、さらに強制憲法にまで組み込んだのです。国民の団結の中心である天皇の権限をことごとく剥奪し、日本精神、肇国の歴史の徹底的な破壊を行ったのです。

(れんだいこコメント)

 古神道と天皇制神道を一緒にしているこの観点は許し難い。


 更に今なお続いている現行憲法は、日本の内部崩壊をもくろんで米国が作ったものであり、ほとんど改正不可能に近い仕組みを組み込んで強制的に押しつけたのです。

(れんだいこコメント)

 現行憲法の押し付け観もいかがなものだろうか。





(私論.私見)