42847−316 | 「三鷹板吉氏のホロコースト研究」考 |
(れんだいこのショートメッセージ) |
ホロコースト肯定派「高橋ー山崎」組対する否定派「西岡ー木村」組の論争に。三鷹氏が割り込む形で、「当初は否定派に与していたが、調べるうちに肯定派に至った」として、その見解を「66Q&Aもくじ」に書き付けている。れんだいこは、「当初は肯定派に与していたが、調べるうちに否定派に至った」ので、三鷹氏と丁度反対に立場に位置していることになる。 以下、この御仁の言説を検証してみる。 2005.3.3日 れんだいこ拝 |
【ホロコースト肯定派取り巻き連中の論法考】 | ||||||||||||
「阿修羅ホロコースト1」に、木田貴常氏が、2005.3.3日付「【参考資料】ニツコーからIHRとツンデルの『66Q&A』への回答 三鷹板吉氏訳」を投稿し、同日、「南青山」氏が、「Re: 歴史学において、ホロコースト否定の可能性はゼロです。まったく蓋然性がありません。(三鷹板吉)」レスを付けている。 「南青山」氏は、「木田貴常さん、どうもです。詳細なリスト、お疲れさまです。とても参考になりました」と褒めあっている。その上で、三鷹板吉氏サイト「IHRとツンデルの『66Q&A』への回答」を勧め、特に読んで欲しいところとして「『66Q&A』批判の効能と使用法」を紹介している。「『66Q&A』の全体のまとめとしてだけでなく、こうした論争にどのようなスタンスで立ち向かえばいいのかが簡潔に記述されています。ここを読んだあとで「IHRとツンデルの『66Q&A』への回答」その他へ進むというのが、小生のおすすめルートですね」と述べている。 そこで、そこまで推奨する「『66Q&A』批判の効能と使用法」を転載し、れんだいこがこれにコメント付けてみる。
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これによると、ホロコースト否定論者の論拠に対しては「一服させられている」ことになる。
れんだいこなぞは、この言説だけで、三鷹氏の言説の底の浅さ、無茶苦茶ぶりを見抜く。その理由は次の通りである。
「歴史学において、ホロコースト否定の可能性はゼロです。まったく蓋然性がありません」とも云い為しているが、何を根拠に断定しているのだろう。 |
(私論.私見)
ニツコー>「IHRとツンデルの『66Q&A』への回答」前文
1.ナチスがジェノサイドを実行した、または故意に600万人のユダヤ人を殺したという、いかなる証拠が存在するのか?
2.600万人のユダヤ人がナチスに殺されなどしなかったという、いかなる証拠があるのか?
3.サイモン・ウィーゼンタールは著作の中で一度「ドイツ本国には絶滅収容所は無かった」と述べているのか?
4.ダッハウがドイツ本国内にあり、サイモン・ウィーゼンタールでさえもダッハウは絶滅収容所ではなかったと言っているとすると、なぜ、何千人ものアメリカの復員軍人たちは、そこが絶滅収容所だったと言っているのか?
5.アウシュビッツはドイツ本国ではなくポーランドにあった。人間を殺害する目的のガス室がアウシュビッツに存在したという、証拠は何かあるのか?
6.アウシュビッツが「死の収容所」でなかったのなら、その本当の目的は何だったのか?
7.誰がどこにいつ最初の強制収容所を設立したのか?
8.ドイツの強制収容所(German consentration
camp)と第2次大戦中に日系、ドイツ系、イタリア系アメリカ人を拘禁したアメリカの強制収容所(American relocation
camp)とはどのように違うのか?
9.なぜドイツ人はユダヤ人を強制収容所に拘禁したのか?
10.世界のユダヤ民族が、1933年という早い時期に、ドイツに対して行った広範囲な方策とは、いかなるものか?
11.世界のユダヤ人は「ドイツへの宣戦布告」を行なったのか?
12.この「宣戦布告」は、「死の収容所」が噂され始める前だったのか、後だったのか?
13.民間人に対する大量爆撃を実行したと考えられている最初の国はどこか?
14.アウシュビッツには人々を殺すためのガス室がいくつあったのか?
15.ドイツ軍が支配することになった地域に、戦争の前、何人のユダヤ人がいたのか?
16.もしヨーロッパのユダヤ人がナチスによって絶滅させられなかったとしたら、彼らに何が起こったのか?
17.どれだけのユダヤ人が、ソ連の奥深くまで逃げ去ったのか?
18.どれだけのユダヤ人が、戦争に先立って移民した、すなわちドイツ軍の手の届かないところにいたのか?
19.アウシュビッツが絶滅収容所ではなかったのなら、なぜ司令官ルドルフ・ヘスは、そのように自白したのか?
20.ニュルンベルク裁判やその他の裁判に先立って、ドイツ人の戦犯容疑者から自白を引き出すために拷問を行なうのは、アメリカ、イギリス、フランス、ソ連の政策だったという証拠はあるのか?
21.「ホロコースト物語」は、現在のユダヤ人にいかなる利益を与えているのか?
22.「ホロコースト物語」は、イスラエル国家にいかなる利益を与えているのか?
23.「ホロコースト物語」は、キリスト教の牧師の多くにいかなる利益を与えているのか?
24.それは、共産主義者にいかなる利益を与えているのか?
25.それは、イギリスにいかなる利益を与えているのか?
26.ヒトラーがユダヤ人の大量虐殺を命令したという証拠は何かあるのか?
27.いかなる種類のガスが、ナチスによって強制収容所で使用されたのか?
28.この大量生産されたガスの、かつての、そして現在の使用目的は?
29.なぜナチスは、大量絶滅にもっと適当なガスの替わりに、シアン化水素を使用したのか?
30.チクロンBによって燻蒸された区画を完全に換気するには、どのくらいの時間がかかったのか?
31.アウシュビッツの司令官ヘスは、自分の部下が、ユダヤ人たちが死んでから10分後にガス室に入り、死体を運び出したと言った。このことをどのように説明するのか?
32.ヘスは告白の中で、自分の部下は、ガス殺の10分後に死んだユダヤ人をガス室から引き出す際にタバコを吸おうとしていた、と言った。チクロンBには爆発性があるのではないか?
33.ナチスがユダヤ人を絶滅したと強弁されているところの、正確な手順とはいかなるものか?
34.いかにして、このような大規模な計画が、絶滅を予定された当のユダヤ人に対して、秘密を保つことが可能だったのか?
35.もし処刑される予定だったユダヤ人たちが、自分たちに降りかかろうとしている運命を知っていたなら、なぜ彼らは戦うことも抗議することもなく、死に赴いたのか?
36.だいたい何人くらいのユダヤ人が強制収容所で死んだのか?
37.彼らはどのようにして死んだのか?
38.発疹チフスとは何か?
39.この恐ろしい時代の間に、600万人のユダヤ人が死んだというのと、30万人のユダヤ人が死んだというのとは、どう違うのか?
40.「死の収容所」を生き延びたユダヤ人の多くは、死体が穴の中に積み重ねられ、焼かれるのを見たと言っている。そんなことをするのに、どれだけのガソリンが必要だったのだろう?
41.死体を穴の中で焼却できるのか?
42.「ホロコースト」物語の著者たちは、ナチスが死体群を約10分間で火葬できたと主張している。プロの火葬技術者によれば、一個の死体を焼却するのにどれだけの時間がかかるのだろう?
43.なぜ強制収容所は火葬炉を備えていたのか?
44.ドイツ支配地域のすべての収容所のすべての火葬施設を100%稼働させたとしたら、このような火葬施設が運転されていた期間全体で、最大何体の死体を焼却することが可能か?
45.火葬炉はぶっ通しで100%稼働可能なのか?
46.一体の死体を火葬したら、どのくらいの分量の灰が残るのか?
47.もしも、600万人もの人間がナチスによって焼却されたなら、灰はどうなったのか?
48.連合軍による戦争中のアウシュビッツの写真(ガス室と火葬施設がフル稼働していたとされている期間の)に、ガス室は写し出されているのか?
49.1935年のドイツの「ニュルンベルク法」の主要な規定は何か?
50.ニュルンベルク法の先例となったアメリカの法律はあったのか?
51.国際赤十字が「ホロコースト」の疑問に関して報告しなければならなかったのは、いかなることか?
52.強弁されるところの600万人のユダヤ人が絶滅させられていた期間、バチカンの役割はいかなるものだったか?
53.ヒトラーがユダヤ人絶滅の進行を知っていたという、いかなる証拠が存在するのか?
54.ナチスとシオニストは協力しあっていたのか?
55.アンネ・フランクが終戦のほんの数週間前に死んだ、その原因は何か?
56.「アンネ・フランクの日記」は本物か?
57.ドイツの強制収容所で撮影された、痩せ細った死体の山を写した膨大な写真や映画フィルムに関してはどうだ? これらは偽造なのか?
58.誰が「ジェノサイド」という用語を考案したのか?
59.「ホロコースト」や「戦争の嵐」のような映画は、ドキュメンタリーなのか?
60.「ホロコースト」について作り出された標準的な主張のいくつかの側面を論破する本は、だいたい何冊ぐらい出版されてきたのか?
61.ある歴史研究所が、ユダヤ人がアウシュビッツでガス殺されたことを証明できた人間なら誰にでも、5万ドルの賞金を出そうとした時、何が起こったのか?
62.「ホロコースト」に疑問を呈するものは反セム主義者もしくはネオナチであるという主張についてはどうか?
63.歴史学者たちが「ホロコースト」の資料に疑問を呈した時、彼らにいかなることが起きたか?
64.歴史見直し研究所(IHR)は、言論の自由と学問の自由を擁護するために努力したことに対して、なんらかの報復を受けたのか?
65.なぜそちら(IHR)の視点はほとんど世間に伝えられていないのだろうか?
66.第2次大戦の歴史的見直し(リビジョニズム)の他の部分に関する事実と同様に、「ホロコースト」物語の「別の側」に関する情報を、どこで入手できるのか?
後書き
「66Q&A」批判の効能と使用法 三鷹板吉